JPH0237351B2 - - Google Patents

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JPH0237351B2
JPH0237351B2 JP56179646A JP17964681A JPH0237351B2 JP H0237351 B2 JPH0237351 B2 JP H0237351B2 JP 56179646 A JP56179646 A JP 56179646A JP 17964681 A JP17964681 A JP 17964681A JP H0237351 B2 JPH0237351 B2 JP H0237351B2
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JP
Japan
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dimethyl
reaction
methanamine
hydrogen
indole
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JP56179646A
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JPS5883671A (ja
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Tadashi Makino
Tadatoshi Pponda
Yoichi Hosono
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Indole Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、トリプタミン誘導体の新規製造法に
関する。さらに、詳しくは、ロジウム触媒の存在
下に、一般式() (式中、R1〜R6は水素、炭素原子数1〜20のア
ルキル基またはアルコキシ基のいずれかであり、
R7〜R8は水素であり、R9〜R10は低級アルキル基
である。)で表わされる化合物を、一酸化炭素お
よび水素と反応させる、一般式() (式中、R1〜R10は、一般式()の場合と同じ
意味を示す)で表わされるトリプタミン誘導体の
新規製造法に関するものである。
一般式()で表わされるトリプタミン誘導体
は、それ自身生理活性を有する重要なアミンの1
つとして知られている。これらトリプタミン誘導
体の合成法としては、(1)適当な位置に窒素原子を
有するフエニルヒドラゾンを環化する方法、(A.
J.Ewins、J.Chem.Soc.、99、270(1911)、E.
Spath and E.Lederer.Chem.Ber.、63、120
(1930))、(2)トリプトホールをハロゲン化して、
さらにそのハロゲンをアミノ基で置換する方法
(T.Hoshino and K.Shimodaira、Justus
Lieligs Ann、Chem.、520、19(1935)、M.Julia、
J.Igolen and H.Igslen Bull.Soc.Chim.Fr.、1060
(1962))、が知られている。
しかし、(1)の方法ではアミノ基またはそれにか
わりうる基を持つカルボニル化合物を得るために
は繁雑な操作を必要とし、工業的に有利な方法と
は言えない。
また(2)の方法では、原料として高価なトリプト
ホール誘導体を使用するという欠点を有してい
る。さらに、その他の方法として、インドール類
と塩化オキサリルの反応物に、アミンを加えて生
成するα−ケトアミドを還元する方法(Speeter
and W.C.Anthory、J.Am、Chem.Soc.、76
6208(1954))もあるが、これも反応工程数が多
く、さらに、還元には高価な金属ヒドリドを必要
とするので、工業的に有利な方法とは言えない。
本発明者らは、これらの欠点のないトリプタミ
ン誘導体の製造法について鋭意検討を重ねた結
果、安価で容易に得られる3−アミノメチルイン
ドール類を触媒の存在下で一酸化炭素および水素
と反応させると一工程でトリプタミン類に、容易
かつ高収率で変換しうることを見出し、本発明を
完成するに至つた。
本発明の方法に使用される原料化合物は、前記
一般式()で表わされる化合物で、具体的な化
合物として、1H−インドール−3−メタナミン、
N,N−ジメチル−1H−インドール−3−メタ
ナミン、N,N−ジエチル−1H−インドール−
3−メタナミン、N,N−ジメチル−1H−5−
メチルインドール−3−メタナミン、N,N−ジ
メチル−1H−4−クロルインドール−3−メタ
ナミン、N−スカチルピペリジン、N,N−ジブ
チル−1H−インドール−3−メタナミン、1H−
5−メトキシインドール−3−メタナミン、N,
N−ジメチル−1H−5−メトキシインドール−
3−メタナミン等が多用される。
本発明の方法に用いられる水素および一酸化炭
素は、その使用量および両者の使用比率はとくに
制限はない。一般には、水素と一酸化炭素の使用
比率をH2:COで1:10〜10:1の範囲として反
応に必要な量を用いればよい。
さらに、これらのガスは、例えば窒素、二酸化
炭素、メタン等の不活性ガスにより希釈して使用
してもよい。
本発明の方法で用いる触媒は、族元素の金属
またはその化合物を少なくとも1種含有する触媒
である。金属種として、鉄、ルテニウム、コバル
ト、ニツケル、ロジウム、パラジウム、白金等が
あげられる。
これらの金属は、金属粉あるいは有機酸塩、無
機酸塩または錯体等の化合物を単体として、ある
いはこれらを活性炭、アルミナ、シリカ、チタン
等の担体に担持して触媒として使用する。触媒と
して好ましくはロジウム触媒が挙げられ、特に好
ましくはロジウムカルボニル、またはロジウムカ
ルボニルを反応系内にて容易に生成するロジウム
塩等が挙げられる。また、本発明の反応において
は、ヒドロホルミル化反応で用いられるような助
触媒、例えばリン、窒素、イオウ、酸素、ハロゲ
ン等を含む種々の配位子が存在すれば反応はより
ゆるやかな条件で進行する。
本発明の方法において触媒の使用量は、触媒の
金属または金属化合物が原料に対して0.0001〜
0.1モルの範囲であれば充分である。
反応は無溶媒でも進行するが、溶媒として反応
に不活性な有機溶剤を用いてもよい。このような
有機溶媒として、ベンゼン、トルエン、ジクロル
ベンゼン、ジフエニルエーテル、キシレン等芳香
族炭化水素、n−ヘキサン、シクロヘキサン、ペ
ンタン、オクタン等の脂肪族炭化水素、ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジ
エチレングリコールジメチルエーテル、トリエチ
レングリコールジメチルエーテル等のエーテル
類、その他ヘキサメチレンホスホロアミド、ジメ
チルスルホキシド、ジメチルホルムアミド等用い
ることができる。特に好ましくはジオキサン、テ
トラヒドロフラン、エチレングリコールジメチル
エーテル等である。
反応温度は、常温ないし300℃の範囲であり、
反応の速度および選択性の点から30〜200℃の範
囲が好ましい。また反応の圧力は3〜500気圧、
好ましくは10〜200気圧の範囲である。
反応により得られる目的物は、溶媒を除きヘキ
サン等により晶析することにより容易に単離精製
することができる。また、目的物が液体の場合は
蒸留やシリカゲル充填層により単離精製すること
ができる。
以下、本発明を実施例により説明する。
実施例 1 内容積100mlのステンレス製電磁撹拌式オート
クレーブにN,N−ジメチル−1H−インドール
−3−メタナミン4g(23mmol)、Rh6(CO)16
を0.04g(0.038mmol)、1,4−ジオキサン50
mlを入れ、水素と一酸化炭素とをモル比で1:1
の混合ガスとして200Kg/cm2になるまで圧入する。
これを140℃で1時間加熱撹拌後、オートクレー
ブ内の放熱、放圧を行つた。反応液の1部をと
り、シリカゲルカラムクロマトグラフイーで生成
物を単離した。単離した生成物は融点46〜47℃、
赤外線吸収スペクトル、核磁気共鳴スペクトルお
よび質量スペクトルを測定してN,N−ジメチル
−トリプタミンであることを確認した。
さらに、この反応液を内部標準法にガスクロマ
トグラフイーにより定量したところ、N,N−ジ
メチル−トリプタミンが原料のN,N−ジメチル
−1H−インドール−3−メタナミンに対して、
収率63%で得られた。
実施例 2 実施例1と同じオートクレーブにN,N−ジメ
チル−1H−5−メトキシインドール−3−メタ
ナミン4.0g(20mmol)、Rh6(CO)16を0.04g
(0.038mmol)、1,2−ジメトキシエタン50ml
を入れ、モル比1:1の水素と一酸化炭素の混合
ガスを200Kg/cm2まで圧入した。これを150℃、1
時間加熱撹拌後、放熱放圧を行なつた。反応液を
実施例1と同様に処理し、目的物を単離し、同
定、定量を行なつたところ、目的物はN,N−ジ
メチル−5−メトキシトリプタミンであり、これ
が原料に対して収率58%で得られた。
実施例 3 原料としてN,N−ジメチル−1H−インドー
ル−3−ナタナミンのかわりに4g(20mmol)
のN,N−ジエチル−1H−インドール−3−メ
タナミンを、溶剤としてジオキサンのかわりにト
リエチレングリコールジメチルエーテルを使用す
るほかは、実施例1と同様の方法で反応および単
離、同定、定量を行つた。
その結果、N,N−ジエチルトリプタミンが原
料に対し、収率56%で得られた。
実施例 4 原料としてN,N−ジメチル−1H−インドー
ル−3−メタナミンのかわりに、4g(15m
mol)のN,N−ジ−n−ブチル−1H−インド
ール−3−メタナミンを使用し、触媒として0.04
g(0.15mmol)の3−塩化ロジウムを使用する
ほか実施例1と同様の方法で反応および分離同
定、定量を行つた。その結果、N,N−ジ−n−
ブチルトリプタミンが原料に対して収率49%で得
られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式(1) (式中、R1〜R6は水素、炭素原子数1〜20のア
    ルキル基またはアルコキシ基のいずれかであり、
    R7〜R8は水素であり、R9〜R10は低級アルキル基
    である。)で表わされる化合物と一酸化炭素およ
    び水素とを、ロジウム触媒の存在下に反応させる
    ことを特徴とする一般式() (式中、R1〜R10は一般式()の場合と同じ意
    味を示す)で表わされるトリプタミン誘導体の製
    造法。
JP56179646A 1981-11-11 1981-11-11 トリプタミン誘導体の製造法 Granted JPS5883671A (ja)

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JP56179646A JPS5883671A (ja) 1981-11-11 1981-11-11 トリプタミン誘導体の製造法

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JP56179646A JPS5883671A (ja) 1981-11-11 1981-11-11 トリプタミン誘導体の製造法

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JPS5883671A JPS5883671A (ja) 1983-05-19
JPH0237351B2 true JPH0237351B2 (ja) 1990-08-23

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