JPH0723801B2 - 自動風呂装置の湯張り制御方法 - Google Patents

自動風呂装置の湯張り制御方法

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JPH0723801B2
JPH0723801B2 JP1087570A JP8757089A JPH0723801B2 JP H0723801 B2 JPH0723801 B2 JP H0723801B2 JP 1087570 A JP1087570 A JP 1087570A JP 8757089 A JP8757089 A JP 8757089A JP H0723801 B2 JPH0723801 B2 JP H0723801B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動風呂装置の湯張り制御方法に関する。
〔背景技術〕
従来の自動風呂装置にあっては、第5図のフローチャー
トに示すように、少量(10)の湯の落とし込みと循環
判定を何度も繰り返して基準水位(バスアダプターレベ
ル)の位置を検出して記憶し(S51〜S57)、基準水位の
検出後、少しずつ湯を浴槽に落とし込んでは設定水位よ
りも上まで水位が上昇したか否か検出し、その水位が基
準水位から一定距離に設定された設定水位を越えるまで
等量の湯の落とし込みを繰り返している(S58〜S59)。
そして、水位が設定水位を越えた場合には給湯を停止
し、浴槽の湯を追い焚きして(S60)設定温度に達した
ら停止する(S61)。
〔発明が解決しようとする課題〕 従来の自動風呂装置にあっては、上記のごとく、基準水
位を記憶した後、等量の湯を少しづつ何度も浴槽に落と
し込み、水位を設定水位と比較しているので、設定水位
まで湯を溜めるためのシーケンスが複雑になっている。
得に、設定水位まで給湯するためには、少量の湯の落と
し込みを何度も繰り返さねばならず、給湯時間が長くか
かっていた。
また、特開昭63−259347号公報には、バスアダプターレ
ベルを基準として希望水位まで湯張りを行なうものが開
示されているが、第1回目試運転を行なって水位設定ボ
タンにより人手で希望水位を設定する必要があった。
しかして、本発明は叙上の従来例に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところはより少ない給湯回数で
設定水位まで湯を落とし込むことができるようにすると
共に水位の精度も向上させることができる湯張り制御方
法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
このため、本発明の自動風呂装置の湯張り制御方法は、
バスアダプターの位置する基準水位を検出した後、定量
の湯を浴槽に落とし込んで水位の上昇量を検出し、前記
水量と水位上昇量とからその水位における浴槽断面積を
求め、当該水位における目標水位との水位差と浴槽断面
積の積に相当する水量の湯をさらに浴槽に落とし込み、
前記二度目の落とし込みによる水位の上昇量を検出し、
前記二度目の落とし込み水量とその水位上昇量とから当
該水位における浴槽断面積を求め、二度目の落とし込み
後の水位における目標水位との水位差と断面積の積に相
当する水量の湯をさらに浴槽に落とし込むことを特徴と
している。
〔作用〕
本発明にあっては、基準水位(バスアダプターレベル)
を検出した後、定量の湯を浴槽に落とし込んで水位の上
昇量を検出し、前記水量と水位上昇量とからその水位に
おける浴槽断面積を求め、当該水位における目標水位と
の水位差と浴槽断面積の積に相当する水量の湯をさらに
落とし込んでいるので、バスアダプターレベル近傍の基
準水位を検出した後は、浴槽断面積と目標水位までの水
位差の積を求めることにより、基準水位を基準として一
定高さに定められた目標水位まで一気に湯を落とし込ん
で湯張りすることができ、湯の落とし込み回数が少なく
てシーケンスを簡単にできる。しかも、定量の湯を浴槽
に落とし込むことによって浴槽断面積を求めているか
ら、試運転をすることなく第1回目から目標水位まで自
動的に湯を張ることができる。また、いったん浴槽断面
積を求めた後は、これを記憶させておくことにより、第
2回目以降の湯張り動作をより簡単にすることができ
る。
また、二度目の落とし込み水量とその水位上昇量とから
当該水位における浴槽断面積を求め、二度目の落とし込
み後の水位における目標水位との水位差と浴槽断面積の
積に相当する水量の湯をさらに落とし込んでいるから、
浴槽の広がりのため、二度目の落とし込みによって湯が
目標水量まで達しなかった場合でも、そのときの目標水
量との誤差分に相当する水量を求めて湯を落としこむこ
とができ、目標水位との誤差を小さくすることができ
る。しかも、三度目の落とし込みの際には、二度目の落
とし込みによって求めた予想断面積を用いているから、
三度目の落とし込みに用いた浴槽断面積は二度目の落と
し込みに用いた浴槽断面積よりも目標水位に近い位置の
浴槽断面積となっており、水位を速やかに目標水位に近
づけることができ、少ない落とし込み回数で目標水位に
湯張りすることができ、水位精度を向上させることがで
きる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を添付図に基づいて詳述する。
第1図は本発明の実施例を示す全体構成図であり、1は
自動風呂装置、2はほぼ一定の断面積を有する浴槽、3
は追焚き回路、4は給湯回路である。追焚き回路3は、
ポンプ10から風呂用熱交換器7を介して浴槽2のバスア
ダプター5に接続する往路6aと、バスアダプター5から
前記ポンプ10に至る復路6bとからなり、往路6aの途中に
圧力センサー9と水流スイッチ8が設けられ、復路6bの
途中にサーミスタ21が設けられている。給湯回路4は、
流量センサー22、サーミスタ17、給湯用熱交換器11、流
量調整弁18、サーミスタ19、流量調節弁14、流量センサ
ー15、バキュームブレーカ20、閉止弁12、逆止弁13を介
して追焚き回路3に接続されている。16は給湯回路4の
途中から分岐して適宜の給湯箇所に至る分岐給湯路であ
る。また、自動風呂装置1の制御部(図示せず)はマイ
クロコンピュータを備えており、各種演算・判断・制御
・記憶等を行っている。
前記流量センサー15は、追焚き回路3を通って給湯回路
4から浴槽2内へ給湯される湯の流量を検出するもので
あり、その流量検知信号は制御部(図示せず)へ送られ
ており、制御部ではこの流量値を積算して水量(積算流
量)を得ている。また、圧力センサー9は、浴槽2内の
水位を水圧として間接的に検出している。この圧力セン
サー9の出力Pと水量lとの関係を第2図に示してあ
る、圧力センサー9の出力Pは、往路6aに湯が満たされ
るまでは増加するが(往路6aに湯が満たされるまでの給
湯量;l1)、往路6aに湯を満たして以後バスアダプター
レベルLBに水位が達するまで(湯がバスアダプターレベ
ルLBに達した時の水量;l2)は一定値P1を示し、バスア
ダプターレベルLBでの出力P1から設定水位での出力P2
では比較的に増加する。なお、l3は設定水位に達した時
の水量である。
次に、上記構成の自動風呂装置による湯張り動作を第3
図のフローチャート及び第4図の説明図に従って説明す
る。
まず、自動スイッチをオンにすると(S31)、閉止弁12
が開成し、給湯回路4から定量q0(例えば、10)の湯
を繰り返し浴槽2内に落とし込む(S32)。そして、q0
の湯を落とし込む毎に、閉止弁12を閉じ、ポンプ10を運
転して水流スイッチ8によって残水の有無を判断するた
めの循環判定を行い、循環判定後ポンプ10を停止する
(S32〜S34)。循環判定は、浴槽2内にバスアダプター
レベルLB以上の湯があれば「水有り」となり、バスアダ
プターレベルLB以下であれば、「水無し」と判定され
る。この循環判定が「水無し」であれば、再びq0の湯が
落とし込まれ(S32)、循環判定(S33)が「水有り」で
あれば、再び同じように循環判定される(S34)。こう
して循環判定で2度「水有り」と判断される(すなわ
ち、水位がバスアダプターレベルLBを越えたことを水流
スイッチ8により2度検知される)と、ポンプ10を停止
してq0の給湯を終了する(S35)。さらに、q0のそれま
での落とし込み回数を判定し(S36)、その落とし込み
回数がn回(nq0がバスアダプター5より下の水位に等
しくなるように決めてあり、例えば13回)より少なけれ
ば、浴槽2に残水有りと判断する。一方、n回以上であ
れば、その時の(バスアダプター5の位置にある)水位
を記憶し(S37)、基準水位LBとする。目標水位LS0は、
この基準水位(バスアダプターレベル)LBを基準にして
HS0の高さに想定されており、例えばHS0=350mmとして
ある。
こうして基準水位LBを検出した後、閉止弁12を開いて定
量q1(例えば、40)の湯を浴槽2に落とし込む(S3
8)。ついで、閉止弁12を閉じ、ポンプ10を運転させて
浴水を追焚き回路3に循環させ、循環回路3内のエアを
追い出す。同時にq1の水量による水位上昇量h1を圧力セ
ンサー9によって検出する(S39)。それにより、この
水位における浴槽断面積(平均) S1=q1/h1 を求める(S40)。この水位と目標水位LS0との水位差
は、h2=(HS0−h1)であるから、浴槽断面積が一定で
あるとすれば、 q2=(HS0−h1)q1/h1 の水量の湯を落とし込めば水位が目標水位LS0に達する
(S41)。そこで、閉止弁12を開いてq2の湯を浴槽2に
落とし込む(S42)。しかし、浴槽2は実際は上方で広
くなっているから、水位は目標水位LS0に到達しない。
そこで、浴槽2を追焚き回路3に循環させてエアを追い
出すと共にq2の落とし込みによる実際の水位上昇h20
圧力センサー9により検出する(S43)。そして、q2
落とし込みにより上昇した水位における浴槽断面積(平
均) S2=q2/h20 を求める(S44)。いまの水位から目標水位LS0までの高
さは、h3=(h2−h20)であるから、同じように浴槽断
面積が一定であるとすれば、 q3=h3q2/h20 の水量の湯を落とし込む(S45,S46)と水位が目標水位L
S0に達する。この時も実際には、水位はh30(<h3)し
か上昇せず(S47)、目標水位LS0との間にはh4の水位差
が生じる。しかし、この水位差h4は誤差としては小さい
ものであるので(例えば、1回目と2回目の誤差をそれ
ぞれ0.2とすれば、全体としては0.2×0.2=0.04とな
り、誤差は4%に納まる。)、ここで湯の落とし込みを
終了し、この時の水位を設定水位LSとする。また、所望
の設定水位LSまでの距離HSに対して目標水位LS0までの
距離HS0を少し大きく設定すれば、q3を落とし込んだ時
の水位と所望の設定水位LSとの差を0にすることも可能
である。
この後、基準水位LBから設定水位まで給湯するための水
量Qtot(=q1+q2+q3)が記憶され、2回目からの湯張
り、補水等には上記動作を繰り返すことなく、基準水位
からQtotの湯を一気に落とし込まれる。
もっとも、上記動作を給湯の度に繰り返すことを妨げる
ものではない。また、上記実施例では、q3の湯を落とし
込んだ所で設定動作を終了したが、さらに上記ステップ
を繰り返してより設定水位を目標水位に近づけることは
差し支えない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、要するに、所定の湯を落とし込んで浴
槽断面積を求め、目標水位までの水量の湯を一気に落と
し込んでいるので、湯の落とし込み回数が少なくてシー
ケンスを簡単にすることができる。しかも、目標水位ま
での水量の湯を落とし込んでも、浴槽の上方での広がり
のため、水位が目標水位に達しなかった場合には、目標
水位までの湯を落とし込んだ後のより目標水位に近い水
位のより大きな浴槽断面積を用いて次の落とし込み水量
を決めているので、速やかに目標水位に近づくことがで
き、水位精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第2図は
圧力センサーの出力と水量の関係を示すグラフ、第3図
は同上の給湯時のフローチャート、第4図は同上の説明
図、第5図は従来例のフローチャートである。 2……浴槽 3……追焚き回路 4……給湯回路 9……圧力センサー 15……流量センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 豊 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 梁田 晃宏 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 羽藤 佐一郎 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 小原 浩樹 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 青木 功 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バスアダプターの位置する基準水位を検出
    した後、 定量の湯を浴槽に落とし込んで水位の上昇量を検出し、 前記水量と水位上昇量とからその水位における浴槽断面
    積を求め、当該水位における目標水位との水位差と浴槽
    断面積の積に相当する水量の湯をさらに浴槽に落とし込
    み、 前記二度目の落とし込みによる水位の上昇量を検出し、
    前記二度目の落とし込み水量とその水位上昇量とから当
    該水位における浴槽断面積を求め、二度目の落とし込み
    後の水位における目標水位との水位差と断面積の積に相
    当する水量の湯をさらに浴槽に落とし込む ことを特徴とする自動風呂装置の湯張り制御方法。
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JP5925732B2 (ja) * 2013-07-10 2016-05-25 リンナイ株式会社 風呂給湯装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6370043A (ja) * 1986-09-10 1988-03-30 Haaman:Kk 風呂装置
JPS63259347A (ja) * 1987-04-15 1988-10-26 Gasutaa:Kk 給湯器付自動風呂釜の湯張り制御方法

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