JP3651562B2 - 自動風呂装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴槽への湯張りを自動的に行うことができる自動風呂装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来の自動風呂装置を示すシステム構成図であり、図において、Aは自動風呂装置本体、1は適温に混合された湯を給湯する注湯回路で、湯と水を混合する混合弁2、混合後の温水の供給を開閉する開閉弁3を備えている。5は注湯回路に接続された追い焚き循環回路で、追い焚き循環回路5は往き配管5aと戻り配管5bとから構成され、往き配管5aにはヒータ8が、戻り配管5bには循環ポンプ4、水位センサ7、二方弁13、フロースイッチ6がそれぞれ設けられている。また、浴槽11には風呂アダプター10が取り付けられており、追い焚き循環回路5と浴槽アダプタ10は風呂往き配管9aと風呂戻り配管9bで接続されている。
また、追い焚き循環回路5の往き配管5aと戻り配管5bと開閉弁3との交点部には温度センサ12が設けられており、開閉弁3方向より供給される温水や循環ポンプ4により循環する浴槽水の温度を検知する。
【0003】
次に上記構成よりなる従来装置の動作について説明する。
まず、別途の水源および給湯装置(図示せず)より注湯回路1に供給される湯と水を混合弁2により所望温度の温水になるように混合し、開閉弁3を開いて追い焚き循環回路5へ給湯する。このとき、二方弁13は開状態である。給湯された温水は温度センサ12により給湯温度を検出され、往き配管5aと戻り配管5bをそれぞれ経由し、風呂往き配管9aと風呂戻り配管9bを介して風呂アダプタ10より浴槽11へ供給され、給湯が開始される。
湯張りの途中、前記風呂アダプタ10よりも浴槽11内の水位が上昇したことを水位センサ7が検知した場合、必要に応じて随時往き配管5a、戻り配管5b、風呂往き配管9a、風呂戻り配管9b内に残留する空気を抜くために、循環ポンプ4を運転する動作を一定時間行う。
また、湯張り途中で、随時二方弁13を閉じて戻り配管5b側からの注湯を停止すると共に、水位センサ7へ生じる浴槽11からの水頭圧を検出し、この値から浴槽11の水位を検出する。
あらかじめ設定した水位まで浴槽11の水位が上昇したことを検知すると湯張り動作を完了する。
【0004】
なお、上記従来技術の外にも、特公平3−66581号公報や特公平7−324812号公報などで、同様に配管内に残留する空気を抜く方法を開示しているが、いずれも配管内に残留する空気を抜かないと正しい水位が検出できないという点では一致し、また水源水圧を利用するものであるが、後述のように水源水圧が低い場合に果たして利用可能であるかは疑問である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の自動風呂装置は、以上のような構成および動作であったため、以下のような不具合があった。
すなわち、従来の自動風呂装置は、追い焚き循環回路5の戻り配管5b側に各湯張り関連の部品が配置してあり、また、往き配管5a側に配置してあるヒータ8が比較的低圧損の部品であるため、往き配管5a側よりも戻り配管5b側の方が配管抵抗が著しく大きくなり、浴槽11への給湯時に往き配管5a側に多くの湯が流れ、戻り配管5b側には殆ど湯が流れないという現象が発生していた。
この現象は、特に水源や湯の供給源が電気温水器等の減圧弁を搭載した機器である場合や、風呂配管の途中に鳥居配管等があって配管の高低差が大きい場合にその高低差が水位損失となるために発生しやすい傾向がある。
そのため、戻り配管5bに配置している循環ポンプ4に給湯できず、循環ポンプ4が空運転してしまい、戻り配管5b内の空気がなかなか抜けないため、配管内に空気が残ってしまい、配管内の空気の影響を受けて浴槽11内の水頭圧を正確に検出できず、湯張りが正常にできないという問題点があった。
また、戻り配管5bに残留した空気を抜くための循環ポンプ4は、機器の通常運転状態にて必要となる循環ポンプ能力よりも過大にしないと空運転での空気を抜くことができないため、機器コストの上昇や、運転時の騒音の増大などの問題点もあった。
また、浴槽11の水位を検出すべき水位センサ7が循環ポンプと同じ戻り配管5b側に配置されているので、水位を検出しようとする際、二方弁13を閉じて水位センサ7側の流れを止める必要が生じ、この結果、循環ポンプ4への呼び水が断続的となるため、空気が混入しやすい。さらに、水位を連続的に検出しようとすると、循環ポンプ4側への給湯を行うことができず、循環ポンプ4へは全く呼び水できないことになり、循環ポンプ4の動作に支障をきたすなどの不具合がある。また、随時循環ポンプ4を動作させ、配管内の空気を抜く動作を行ってはいるが、本当に配管内の残留空気が抜けて、正しい水頭圧を検出できる状態になったということを検知あるいは確認ができなかった。このため、適切な運転を行っているかどうかを把握することができず、結局、湯張り不具合が発生するという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、適温に混合された湯を給湯する注湯回路と、この注湯回路に接続され、往き配管と戻り配管とからなる追い焚き循環回路と、本装置の運転を制御する制御部を備え、少なくとも前記追い焚き循環回路の往き配管に温水の循環を検出するためのフロースイッチと浴槽の水位を検出する水位センサを設けるとともに、前記追い焚き循環回路の戻り配管に浴槽の温水を循環させる循環ポンプを設け、かつ 浴槽への湯張り時に行う配管内の空気抜きのための前記循環ポンプの動作時間を、該循環ポンプの動作により生じる配管内流速と前記浴槽と該装置間の配管長に基づいてもしくは前記浴槽と該装置間の配管容積と前記循環ポンプにより生じる前記配管内の流量に基づいて予め設定した自動風呂装置において、前記制御部は、循環ポンプを予め設定した運転時間で動作させた後の浴槽水位値と、その後、再度前記循環ポンプを所定時間動作させた後の浴槽水位値とを比較し、その差異が予め設定した範囲内かどうかにより配管内の空気が抜けたかどうかを判断し、配管内の空気が抜けたと判断したときは配管内残留空気抜きの動作を終了するものである。
【0007】
また、前記制御部は、循環ポンプを予め設定した運転時間で動作させた後の浴槽水位値と、その後、再度前記循環ポンプを所定時間動作させた後の浴槽水位値との差異が予め設定した範囲外の差異である場合、前記循環ポンプを最初の予め設定した運転時間の動作から再度実行させ、前記差異が予め設定した範囲内になるまで、前記動作を繰り返し実行させるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1を示す自動風呂装置のシステム構成図であり、図2はその制御ブロック図、図3は制御フローチャートである。
図1において、 Aは自動風呂装置本体、1は適温に混合された湯を給湯する注湯回路で、湯と水を混合する混合弁2、混合後の温水の供給を開閉する開閉弁3を備えている。5は注湯回路に接続された追い焚き循環回路で、追い焚き循環回路5は往き配管5aと戻り配管5bとから構成され、往き配管5aには配管内の温水の流れを検知するフロースイッチ6、配管内にかかる水位を検知する水位センサ7、配管内を循環する浴水を加熱するヒータ8、往き配管5aと戻り配管5bと開閉弁3との交点となる部位には前記開閉弁3方向より流入する温水を遮断できる二方弁13がそれぞれ設けられている。一方、戻り配管5bには浴水を循環するための循環ポンプ4のみが設けられている。
図2において、15は自動風呂装置本体Aに内蔵され、該装置を制御する制御部であり、内部には判断部15a、記憶部15bを備え、該装置の各制御対象(フロースイッチ6、水位センサ7、循環ポンプ4、二方弁13、ヒータ8、開閉弁3、混合弁2)の動作を制御する。また、16は前記制御部15に対する制御指示入力を行う入力部であり、湯張り動作や保温動作などの所望動作が入力される。
【0010】
次に上記構成による動作について説明する。
湯張りを開始すると、混合弁2で水と湯を混合し、開閉弁3を開き、温度センサ12で給湯温度を検出し、追い焚き循環回路5の往き配管5aと戻り配管5b、風呂往き配管9a、風呂戻り配管9b、風呂アダプタ10を介し、浴槽11内へ給湯する。
ここで、往き配管5a側に浴槽11へ給湯した浴水の水位を検知するための水位センサ7が配置されているので、二方弁13を閉としたまま浴槽11への湯張りを行う動作において、常に水位センサ7により浴槽11の水位を検知し続けることができるので、従来のように随時二方弁13を開閉して閉状態にて水位センサ7により浴槽11内の水位を検知する必要が無くなる。
なお、本実施の形態1では、二方弁13が開であっても、閉であっても湯張りを行うことができる。
【0011】
次に、水位センサ7が風呂アダプタ10まで浴槽11の水位が上昇したことを検知すると、循環ポンプ4を動作させ、追い焚き循環回路5の配管内部に残留する空気を抜くための動作に入る。この空気抜きの動作について、図3のフローチャートにより説明する。
図3のステップS1〜S5は、追い焚き循環回路5の配管内に残留する空気を抜くための一連の動作を示すフローチャートである。
【0012】
風呂アダプタ10まで浴水が上昇したことを検知すると、図3のステップS1に至り、循環ポンプ4の動作を開始する。続いて、ステップS2でフロースイッチ6の動作判定を行う。ここで、図2に示すように、フロースイッチ6は制御部15と接続されているので、その動作状態は常時制御部15に入力され、判断部15aで動作状態が判断される。
ステップS2でフロースイッチ6が動作していれば、ステップS3に進み、動作していなければ、フロースイッチ6の動作を検知するまでループ状態となる。
【0013】
ここで、フロースイッチ6の動作ポイントの設定は、配管内部を流れる流速が、配管内部に残留する空気層を押し出すことのできる、ある流速V以上となったとき動作するように設定されているが、例えば前記フロースイッチ6が流速Vではなく、流量Qをもって動作するタイプのものであれば、想定される配管の最大断面積をAとすると、Q=A×Vにて計算されるQの値以上で動作するタイプのフロースイッチ6を選定すれば良いことになる。
【0014】
ステップS2で、フロースイッチ6の動作を検知したらステップS3へ進み、フロースイッチ6の連続動作時間のカウントを開始し、同時に制御部15内の記憶部15bにフロースイッチ6の連続動作時間をカウントし記憶、これをtとする。
続いて、ステップS4で、記憶部15bに記憶している動作時間tをあらかじめ設定された時間Tと比較し、判断部15aがt≧Tと判断するとステップS5に至り、t<Tと判断した場合はステップS4でループ状態となる。
【0015】
ここで、あらかじめ設定される時間Tとは、循環ポンプ4を運転して風呂往き配管9aと風呂戻り配管9b及び自動風呂装置本体Aの追い焚き循環回路5とで設定される配管の最大長さの合計値(配管の総延長)をLとしたとき、この最大長Lを先のフロースイッチ6が動作する配管内の流速Vで除した値、すなわち、T≧L/Vにて設定される数値であり、適宜L/Vに対してマージンをとりながら設定するものである。つまり、制御部15の記憶部15bには本装置を設置した環境条件に合わせて理論的に配管内の空気抜きに必要な循環ポンプ4の動作時間を事前に算出して記憶させておくものである。
【0016】
そしてステップS5に進むと、循環ポンプ動作を終了し、配管内に残留する空気を抜くための動作を終了する。
【0017】
以下、湯張り完了までの動作は、従来例と同様であり、説明を省略する。
このように、実施の形態1の構成によれば、浴槽11の温水の水位を検出する水位センサ7と浴槽11の温水を循環させる循環ポンプ4をそれぞれ追い焚き循環回路5の往き配管5aと戻り配管5bに分割して設けているので、配管経路を開閉する二方弁13を水位センサ7の給湯側上流に設けることにより水位を検出しながら循環ポンプ4への呼び水を行いつつ、風呂湯張りが可能となる。
また、往き配管5aに配置してある各部品の圧損が戻り配管5bに配置した循環ポンプ4よりも大きいため、往き配管5aよりも戻り配管5bの方が配管抵抗が小さくなり、浴槽11への給湯時に戻り配管5bにたくさんの湯が流れ、往き配管5aにはほとんど湯が流れない。
なお、二方弁13を閉じれば、この効果はより顕著であり、戻り配管5bにすべて給湯されることになり、循環ポンプ4への呼び水は十分に行え、特に水源や湯側の供給源が電気温水器等の減圧弁を搭載した機器である場合や、風呂配管の途中に鳥居配管がある場合など配管の高低差が大きな場合でも、配管内に空気が残ってしまい配管内の空気の影響を受けて浴槽11内の水頭圧を正確に検出できず、湯張りが正常にできないという従来例の問題点も解消できる。
さらに、空気の残留する戻り配管5bの空気を抜くための過大な循環ポンプは不要であり、機器コストの上昇や、運転時の騒音の増大などの問題点もない。
【0018】
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
図1のシステム構成図と図2の制御ブロック図はこの実施の形態2の場合でも同様に使用でき、図4の制御フローチャートと図1、図2を用いて説明する。
【0019】
図4の制御フローチャートにおいて、ステップS4までは、前述した実施の形態1と全く同様であるので説明を省略し、その後の循環ポンプ4運転にかかわる制御動作について説明する。
【0020】
ステップS5では、循環ポンプ4の動作を停止し、二方弁13を閉じて浴槽11内の水位を水位センサ7により水頭圧として測定し、その値をP0として制御部15の記憶部15bに記憶する。
続いてステップS6では循環ポンプ4を再び動作させる。この時の循環ポンプ4の動作時間は前述の設定時間Tと同じであっても、それ以外の時間であっても良く、あらかじめ設定した時間だけ循環ポンプ4を運転し、ステップS7に進む。
ステップS7では、循環ポンプ4の動作を再び停止し、二方弁13を閉じて浴槽11内の水位を水位センサ7により水頭圧として測定し、その値をP1として制御部15の記憶部15bに記憶し、ステップS8に進む。
ステップS8では、先に記憶部15bに記憶しておいた浴槽11内の水頭圧P0とステップS7で測定した水頭圧P1とを比較し、その差異があらかじめ設定するある値以内であれば、循環ポンプ動作前後において水位の変化がないと判断し、ステップS9に進み、ある値以上の変動があった場合はステップS1に戻って再度ステップS1以降のフローを実行する。
ステップS9では、水頭圧P0とP1の差異がある値以内であったので、配管内の空気抜きは完了したと判断し、配管内残留空気抜きの動作を終了する。
【0021】
この実施の形態2によれば、万一、理論上の空気抜き必要動作にて空気が抜けなかった場合や抜けていないことが判断された場合にも、そのリカバリーを行うことにより、更なる湯張り動作の信頼性を確保することが可能となる。
【0022】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、少なくとも前記追い焚き循環回路の往き配管に温水の循環を検出するための検出手段と浴槽の水位を検出する水位センサを設けるとともに戻り配管に浴槽の温水を循環させる循環ポンプを設け、かつ、浴槽への湯張り時に行う配管内の空気抜きのための前記循環ポンプの運転時間を、該循環ポンプの動作により生じる配管内流速と前記浴槽と該装置間の配管長に基づいてもしくは前記浴槽と該装置間の配管容積と前記循環ポンプにより生じる前記配管内の流量に基づいて予め設定した自動風呂装置において、前記制御部は、循環ポンプを予め設定した運転時間で動作させた後の浴槽水位値と、その後、再度前記循環ポンプを所定時間動作させた後の浴槽水位値とを比較し、その差異が予め設定した範囲内かどうかにより配管内の空気が抜けたかどうかを判断し、配管内の空気が抜けたと判断したときは配管内残留空気抜きの動作を終了するものであるから、理論的に配管内の空気抜きに必要な運転時間だけ運転した後、実機の空気抜きが行われていることの確認動作が可能となり、湯張り動作の不具合を低減することができる。
【0023】
また、前記制御部は、循環ポンプを予め設定した運転時間で動作させた後の浴槽水位値と、その後、再度前記循環ポンプを所定時間動作させた後の浴槽水位値との差異が予め設定した範囲外の差異である場合、前記循環ポンプを最初の予め設定した運転時間の動作から再度実行させ、前記差異が予め設定した範囲内になるまで、前記動作を繰り返し実行させるから、万一、理論上の空気抜き必要動作にて空気が抜けなかった場合や抜けていないことが判断された場合にも、そのリカバリーを行うことにより、更なる湯張り動作の信頼性を確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示す自動風呂装置のシステム構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態1を示す制御ブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態1を示す制御フローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態2を示す制御フローチャートである。
【図5】 従来の自動風呂装置を示すシステム構成図である。
【符号の説明】
A 自動風呂装置本体、1 注湯回路、2 混合弁、3 開閉弁、4 ポンプ、5 追い焚き循環回路、5a 往き配管、5b 戻り配管、6 フロースイッチ、7 水位センサ、11 浴槽、15 制御部。
Claims (2)
- 適温に混合された湯を給湯する注湯回路と、この注湯回路に接続され往き配管と戻り配管からなる追い焚き循環回路と、本装置の運転を制御する制御部を備え、少なくとも前記追い焚き循環回路の往き配管に温水の循環を検出するためのフロースイッチと浴槽の水位を検出する水位センサを設けるとともに、前記追い焚き循環回路の戻り配管に浴槽の温水を循環させる循環ポンプを設け、かつ、浴槽への湯張り時に行う配管内の空気抜きのための前記循環ポンプの運転時間を、該循環ポンプの動作により生じる配管内流速と前記浴槽と該装置間の配管長に基づいてもしくは前記浴槽と該装置間の配管容積と前記循環ポンプにより生じる前記配管内の流量に基づいて予め設定した自動風呂装置において、
前記制御部は、循環ポンプを予め設定した運転時間で動作させた後の浴槽水位値と、その後、再度前記循環ポンプを所定時間動作させた後の浴槽水位値とを比較し、その差異が予め設定した範囲内かどうかにより配管内の空気が抜けたかどうかを判断し、配管内の空気が抜けたと判断したときは配管内残留空気抜きの動作を終了することを特徴とする自動風呂装置。 - 前記制御部は、循環ポンプを予め設定した運転時間で動作させた後の浴槽水位値と、その後、再度前記循環ポンプを所定時間動作させた後の浴槽水位値との差異が予め設定した範囲外の差異である場合、前記循環ポンプを最初の予め設定した運転時間の動作から再度実行させ、前記差異が予め設定した範囲内になるまで、前記動作を繰り返し実行させることを特徴とする請求項1記載の自動風呂装置。
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Family Applications (1)
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JP02951999A Expired - Lifetime JP3651562B2 (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | 自動風呂装置 |
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