JPH07236419A - 健康増進用茶組成物 - Google Patents
健康増進用茶組成物Info
- Publication number
- JPH07236419A JPH07236419A JP6053206A JP5320694A JPH07236419A JP H07236419 A JPH07236419 A JP H07236419A JP 6053206 A JP6053206 A JP 6053206A JP 5320694 A JP5320694 A JP 5320694A JP H07236419 A JPH07236419 A JP H07236419A
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- JP
- Japan
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- tea
- chitosan
- powder
- chitooligosaccharide
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- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、茶とキトサン及び又はキトオリゴ
糖の粉末及び又は顆粒を混合して摂取することにより、
それぞれの物質が保有する有効成分を総合的に効率よく
吸収して、多種の成分の多様的な作用効果を増幅して身
体に及ぼし、健康増進に顕著な効果を示す茶組成物を提
供する。 【構成】 茶の粉末及び又は顆粒にキトサン及び又はキ
トオリゴ糖の粉末及び又は顆粒を配合した茶組成物。
糖の粉末及び又は顆粒を混合して摂取することにより、
それぞれの物質が保有する有効成分を総合的に効率よく
吸収して、多種の成分の多様的な作用効果を増幅して身
体に及ぼし、健康増進に顕著な効果を示す茶組成物を提
供する。 【構成】 茶の粉末及び又は顆粒にキトサン及び又はキ
トオリゴ糖の粉末及び又は顆粒を配合した茶組成物。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、健康増進用茶組成物。
詳しくは茶とキトサン及び又はキトオリゴ糖とを粉末及
び又は顆粒の状態で配合して顕著な健康増進効果を上げ
る茶組成物に関する。
詳しくは茶とキトサン及び又はキトオリゴ糖とを粉末及
び又は顆粒の状態で配合して顕著な健康増進効果を上げ
る茶組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】我が国で古来より飲用されている茶は、
カフェイン、カテキン（タンニン）、ビタミンＣ、ビタ
ミンＢ群、γ−アミノ酪酸、その他の成分を豊富に含ん
でいて、これを飲むことにより大脳を刺激して知的作業
の能率を高める、発癌を抑制する、血中コレステロール
や血糖値を低下させる、血圧の上昇を抑制する、脂質の
抗酸化作用を果たす、その他、人体に有用な効果を数多
く有することは周知のことである。しかしながら、一般
にはこれらの有用な作用はさほど強力なものではないた
め、その薬効を期待して飲むと言うよりは嗜好品とし
て、普通には煎じて飲み、一部では緑茶を粉末にした抹
茶をお湯にかき混ぜて飲んでいる。
カフェイン、カテキン（タンニン）、ビタミンＣ、ビタ
ミンＢ群、γ−アミノ酪酸、その他の成分を豊富に含ん
でいて、これを飲むことにより大脳を刺激して知的作業
の能率を高める、発癌を抑制する、血中コレステロール
や血糖値を低下させる、血圧の上昇を抑制する、脂質の
抗酸化作用を果たす、その他、人体に有用な効果を数多
く有することは周知のことである。しかしながら、一般
にはこれらの有用な作用はさほど強力なものではないた
め、その薬効を期待して飲むと言うよりは嗜好品とし
て、普通には煎じて飲み、一部では緑茶を粉末にした抹
茶をお湯にかき混ぜて飲んでいる。
【０００３】一方、キトサンは、コレステロールを低下
する作用や、人体の免疫力を高める効果があり、病気に
対する自然治癒力を旺盛にして病気の回復を早め、老化
を抑制し、身体のリズムを調整して神経やホルモンのバ
ランスを調整する作用がある。また一部では、抗癌作用
及び癌の転移を抑制したり、肝臓機能を強化し、腸内の
ビフィズス菌などの有用菌を増殖する効果が認められて
いる。
する作用や、人体の免疫力を高める効果があり、病気に
対する自然治癒力を旺盛にして病気の回復を早め、老化
を抑制し、身体のリズムを調整して神経やホルモンのバ
ランスを調整する作用がある。また一部では、抗癌作用
及び癌の転移を抑制したり、肝臓機能を強化し、腸内の
ビフィズス菌などの有用菌を増殖する効果が認められて
いる。
【０００４】又、キトオリゴ糖は、免疫賦活作用がある
と同時に胃内で消化吸収されることなく腸に達して、腸
内でビフィズス菌等の有用菌の栄養となりそれを増殖す
る。そのことによりウェリッシュ菌等の悪玉菌の増殖を
抑制する効果があることが知られている。
と同時に胃内で消化吸収されることなく腸に達して、腸
内でビフィズス菌等の有用菌の栄養となりそれを増殖す
る。そのことによりウェリッシュ菌等の悪玉菌の増殖を
抑制する効果があることが知られている。
【０００５】しかし、前記した各物質の有効成分を総合
的に効率よく摂取し、各成分の作用効果を増幅して健康
増進の効果を高める茶組成物はまだ市場提供されていな
い。
的に効率よく摂取し、各成分の作用効果を増幅して健康
増進の効果を高める茶組成物はまだ市場提供されていな
い。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者等は、
茶、キトサン及び又はキトオリゴ糖の成分を健康増進に
より有効に利用することに付いて研究を重ねた結果、前
記各物質はこれらを個別に摂取するよりも、総合的に摂
取する方が個々の成分の作用効果を増幅して健康増進に
優れた効果を示すことを知見して本発明を完成するに至
ったものである。すなわち、前記各物質の粉末及び又は
顆粒を混合して摂取することにより、それぞれの物質が
保有する有効成分を総合的に効率よく吸収して、多種の
成分の多様的な作用効果を増幅して身体に及ぼし、健康
増進に顕著な効果を示す茶組成物を提供することが課題
である。
茶、キトサン及び又はキトオリゴ糖の成分を健康増進に
より有効に利用することに付いて研究を重ねた結果、前
記各物質はこれらを個別に摂取するよりも、総合的に摂
取する方が個々の成分の作用効果を増幅して健康増進に
優れた効果を示すことを知見して本発明を完成するに至
ったものである。すなわち、前記各物質の粉末及び又は
顆粒を混合して摂取することにより、それぞれの物質が
保有する有効成分を総合的に効率よく吸収して、多種の
成分の多様的な作用効果を増幅して身体に及ぼし、健康
増進に顕著な効果を示す茶組成物を提供することが課題
である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に係る健康増進用
茶組成物は、茶の粉末及び又は顆粒にキトサン及び又は
キトオリゴ糖の粉末及び又は顆粒を配合する構成により
課題の解決を行うものである。
茶組成物は、茶の粉末及び又は顆粒にキトサン及び又は
キトオリゴ糖の粉末及び又は顆粒を配合する構成により
課題の解決を行うものである。
【０００８】本発明に係る茶組成物を更に詳細に説明す
ると、主原料となる茶は、不発酵茶（緑茶）、例えば蒸
し茶、釜炒り茶、又は半発酵茶、例えば包種茶、ウーロ
ン茶、あるいは発酵茶、たとえば紅茶、紅だん茶のいず
れか１種若しくは複数種を粉末にしたもの及び又前記粉
末を造粒した顆粒を用いるもので、このように茶を粉末
か顆粒にして用いると、含有する成分の総てを摂取する
ことができて、植物繊維分の取り込みも可能になる。
ると、主原料となる茶は、不発酵茶（緑茶）、例えば蒸
し茶、釜炒り茶、又は半発酵茶、例えば包種茶、ウーロ
ン茶、あるいは発酵茶、たとえば紅茶、紅だん茶のいず
れか１種若しくは複数種を粉末にしたもの及び又前記粉
末を造粒した顆粒を用いるもので、このように茶を粉末
か顆粒にして用いると、含有する成分の総てを摂取する
ことができて、植物繊維分の取り込みも可能になる。
【０００９】キトサンは、その前駆物質であるキチン質
が海老、かに、おきあみ、その他の硬殻類動物の殻や昆
虫類の表皮、いか等の軟体動物の骨格や殻、きのこ類に
多く含まれるもので、その構成単位は｛（１，４−２−
アセトアミド−２−デオキシ−Ｄグルカン）｝の多糖類
である。そして、このキチン質は一般的にはかに殻を粉
砕し、苛性ソーダで処理して蛋白質を除去した後、更
に、塩酸、硝酸、又は硫酸等の強酸で処理して炭酸カル
シウム等を除去して得られる。このキチン質を苛性ソー
ダで加熱処理し、脱アセチル化反応を行うとキトサンが
得られるもので、このキトサンは前記した茶と同様に粉
末及び又は顆粒として用いる。
が海老、かに、おきあみ、その他の硬殻類動物の殻や昆
虫類の表皮、いか等の軟体動物の骨格や殻、きのこ類に
多く含まれるもので、その構成単位は｛（１，４−２−
アセトアミド−２−デオキシ−Ｄグルカン）｝の多糖類
である。そして、このキチン質は一般的にはかに殻を粉
砕し、苛性ソーダで処理して蛋白質を除去した後、更
に、塩酸、硝酸、又は硫酸等の強酸で処理して炭酸カル
シウム等を除去して得られる。このキチン質を苛性ソー
ダで加熱処理し、脱アセチル化反応を行うとキトサンが
得られるもので、このキトサンは前記した茶と同様に粉
末及び又は顆粒として用いる。
【００１０】キトオリゴ糖は、一般的には前記キチン質
を塩酸等の酸性浴中で加熱処理するか、キチナーゼ等の
分解酵素を用いて処理することによって、キチン質の分
子鎖を部分的に加水分解して低分子化し、２ないし１０
糖程度にしたものを苛性ソーダ等で中和、濾過して、例
えば透析膜、イオン交換樹脂等で脱色、脱塩した後に濃
縮乾燥して得られる白色又は淡黄色の微粉末であって、
このキトオリゴ糖も粉末及び又は顆粒として用いる。
を塩酸等の酸性浴中で加熱処理するか、キチナーゼ等の
分解酵素を用いて処理することによって、キチン質の分
子鎖を部分的に加水分解して低分子化し、２ないし１０
糖程度にしたものを苛性ソーダ等で中和、濾過して、例
えば透析膜、イオン交換樹脂等で脱色、脱塩した後に濃
縮乾燥して得られる白色又は淡黄色の微粉末であって、
このキトオリゴ糖も粉末及び又は顆粒として用いる。
【００１１】前記した茶及びキトサンの粒度は、例えば
湯に分散させて飲む場合は８０メッシュパス以下の微粉
末が望ましく、８０メッシュパス以上の粗い粉末では湯
に分散させたときすぐに沈降して容器の底に粕が残るの
で好ましくない。しかし、例えば、ふりかけとして食べ
る場合は４０メッシュ程度の少し粗い粉末でも構わな
い。又、前記のように湯に分散させて飲む場合も、ふり
かけとして食べる場合も、微粉末を公知の通り造粒し顆
粒としたものを単独か、粉末と混合して用いてもよい。
湯に分散させて飲む場合は８０メッシュパス以下の微粉
末が望ましく、８０メッシュパス以上の粗い粉末では湯
に分散させたときすぐに沈降して容器の底に粕が残るの
で好ましくない。しかし、例えば、ふりかけとして食べ
る場合は４０メッシュ程度の少し粗い粉末でも構わな
い。又、前記のように湯に分散させて飲む場合も、ふり
かけとして食べる場合も、微粉末を公知の通り造粒し顆
粒としたものを単独か、粉末と混合して用いてもよい。
【００１２】次に、茶とキトサンの配合比率は、１００
／１〜１００／１００重量部の範囲で、好ましくは１０
０／５〜１００／２０重量部であり、茶とキトオリゴ糖
の配合比率は１００／０．０１〜１００／２０重量部の
範囲で、好ましくは１００／０．１〜１００／１０重量
部である。
／１〜１００／１００重量部の範囲で、好ましくは１０
０／５〜１００／２０重量部であり、茶とキトオリゴ糖
の配合比率は１００／０．０１〜１００／２０重量部の
範囲で、好ましくは１００／０．１〜１００／１０重量
部である。
【００１３】そして茶の粉末とキトサン及び又はキトオ
リゴ糖の粉末との配合は、各原料をそれぞれ別個に粉砕
機、例えばボールミル、碾臼、ホモジナイザー等の装置
により粉末にしたものを混合するか、各原料を混合した
ものを前記のような粉砕機により粉末にして粉砕と配合
を同時に行うか、あるいは茶及びキトサン及び又はキト
オリゴ糖の一部又は全部を公知の造粒手段により顆粒と
して、顆粒だけの混合か顆粒と粉末との混合などを行う
かするもので、原料の粉末化や顆粒化や配合等の手段は
特に限定するものではない。「００１４】
リゴ糖の粉末との配合は、各原料をそれぞれ別個に粉砕
機、例えばボールミル、碾臼、ホモジナイザー等の装置
により粉末にしたものを混合するか、各原料を混合した
ものを前記のような粉砕機により粉末にして粉砕と配合
を同時に行うか、あるいは茶及びキトサン及び又はキト
オリゴ糖の一部又は全部を公知の造粒手段により顆粒と
して、顆粒だけの混合か顆粒と粉末との混合などを行う
かするもので、原料の粉末化や顆粒化や配合等の手段は
特に限定するものではない。「００１４】
【作用】本発明に係る健康増進用茶組成物は、茶の成分
のタンニンをキトサン及び又はキトオリゴ糖が吸着する
ため、茶の渋味、苦みを抑制してアミノ酸等の所謂旨味
が強調されて美味しくなる。又、キトサン及びキトオリ
ゴ糖の作用により腸内のビフィズス菌などの有用菌を増
殖する効果がある。そのことによってウェリッシュ菌等
の悪玉菌の繁殖を抑制する。ビフィズス菌等の善玉菌の
優勢な腸内において茶成分のカフェイン、タンニン、ビ
タミンＣ、ビタミンＢ群、アミノ酸、その他、腸内の食
物の腐敗や異常発酵を抑制する。従って、茶成分の元来
持っている人体に対する有効作用が通常に比較して増幅
される。更に、キトサン及びキトオリゴ糖の持つ血中コ
レステロールの低下作用、免疫を高める作用、その他、
有用な作用効果も、ビフィズス菌優勢の腸内で茶成分の
ビタミンＣ、ビタミンＢ群、その他と相乗作用して、体
内の老廃物の排出を促進し、大脳中枢神経を刺激して頭
をすっきりさせることにより思考力を高め、血中のコレ
ステロールを減少させて、免疫力を高め病気の予防・回
復などに寄与するものである。
のタンニンをキトサン及び又はキトオリゴ糖が吸着する
ため、茶の渋味、苦みを抑制してアミノ酸等の所謂旨味
が強調されて美味しくなる。又、キトサン及びキトオリ
ゴ糖の作用により腸内のビフィズス菌などの有用菌を増
殖する効果がある。そのことによってウェリッシュ菌等
の悪玉菌の繁殖を抑制する。ビフィズス菌等の善玉菌の
優勢な腸内において茶成分のカフェイン、タンニン、ビ
タミンＣ、ビタミンＢ群、アミノ酸、その他、腸内の食
物の腐敗や異常発酵を抑制する。従って、茶成分の元来
持っている人体に対する有効作用が通常に比較して増幅
される。更に、キトサン及びキトオリゴ糖の持つ血中コ
レステロールの低下作用、免疫を高める作用、その他、
有用な作用効果も、ビフィズス菌優勢の腸内で茶成分の
ビタミンＣ、ビタミンＢ群、その他と相乗作用して、体
内の老廃物の排出を促進し、大脳中枢神経を刺激して頭
をすっきりさせることにより思考力を高め、血中のコレ
ステロールを減少させて、免疫力を高め病気の予防・回
復などに寄与するものである。
【００１５】
【実施例】以下に本発明に係る健康増進用茶組成物の実
施例を説明する。
施例を説明する。
【００１６】実施例１ 緑茶（岩松製茶共同組合製）１ｋｇ、キトサン（共和テ
クノス株式会社製フローナックＮ−８０Ｍ）７０ｇ、キ
トオリゴ糖（焼津水産科学株式会社製）２ｇを混合して
碾臼に掛け、三者を粉砕した後、８０メッシュの篩に掛
けて８０メッシュ以上の粗大粒を除き、８０メッシュパ
ス以下の茶組成物を得た。
クノス株式会社製フローナックＮ−８０Ｍ）７０ｇ、キ
トオリゴ糖（焼津水産科学株式会社製）２ｇを混合して
碾臼に掛け、三者を粉砕した後、８０メッシュの篩に掛
けて８０メッシュ以上の粗大粒を除き、８０メッシュパ
ス以下の茶組成物を得た。
【００１７】比較例１ 緑茶（岩松製茶共同組合製）１ｋｇを実施例１と同様に
碾臼にかけて８０メッシュパス以下の微粉末を得た。
碾臼にかけて８０メッシュパス以下の微粉末を得た。
【００１８】試験例 やや便秘がちな５７才の男性に比較例１の緑茶微粉末
１．２ｇを約８０°Ｃの湯に分散させたものを１日３〜
５杯、１０日間飲用させてみた結果、特に便秘の改善効
果は認められなかった。しかし、実施例１の茶組成物の
微粉末１．２ｇを約８０°Ｃの湯に分散させたものを１
日３〜５杯、１０日間飲用させてみた結果、３日目から
顕著な便秘の改善効果が認められて本発明の茶組成物の
効能が実証された。
１．２ｇを約８０°Ｃの湯に分散させたものを１日３〜
５杯、１０日間飲用させてみた結果、特に便秘の改善効
果は認められなかった。しかし、実施例１の茶組成物の
微粉末１．２ｇを約８０°Ｃの湯に分散させたものを１
日３〜５杯、１０日間飲用させてみた結果、３日目から
顕著な便秘の改善効果が認められて本発明の茶組成物の
効能が実証された。
【００１９】実施例２ 抹茶（株式会社あいや製抹茶原料：千代の香）１ｋｇ、
キトサン（共和テクノス株式会社製フローナックＮ−８
０Ｍ）２００ｇを混合した後、碾臼に掛け微粉末を得
た。これをそれぞれ成人男性１０名、成人女性１０名に
一回の摂取量約１ｇを３〜５回、３０日間食べさせた結
果、共通した現象は疲れ難くなって、３〜５日目頃から
程よい硬さのスムーズな便通が得られ、便特有の悪臭が
あまりしなくなったと言うことであった。又、女性２名
については血圧が下がったなどの現象が認められた。こ
の茶組成物は、湯に分散させたものを前記に準じた条件
で飲用しても同様の結果が得られた。
キトサン（共和テクノス株式会社製フローナックＮ−８
０Ｍ）２００ｇを混合した後、碾臼に掛け微粉末を得
た。これをそれぞれ成人男性１０名、成人女性１０名に
一回の摂取量約１ｇを３〜５回、３０日間食べさせた結
果、共通した現象は疲れ難くなって、３〜５日目頃から
程よい硬さのスムーズな便通が得られ、便特有の悪臭が
あまりしなくなったと言うことであった。又、女性２名
については血圧が下がったなどの現象が認められた。こ
の茶組成物は、湯に分散させたものを前記に準じた条件
で飲用しても同様の結果が得られた。
【００２０】実施例３ 抹茶（株式会社あいや製抹茶原料：千代の香）１ｋｇ、
キトオリゴ糖（焼津水産科学株式会社製）５ｇを混合し
た後、碾臼に掛け粉末を得た。これをそれぞれ成人男性
１０名、成人女性１０名に一回の摂取量約１ｇを３〜５
回、３０日間食べさせた結果、共通した現象は疲れ難く
なって、３〜５日目頃から便通かスムーズになって悪臭
があまりしなくなったと言う実施例２と共通の現象が認
められた。又、男性について無理をしても披露の回復が
早くなった（２名）、精力が強くなった（４名）などの
現象も認められた。この茶組成物も、湯に分散させたも
のを前記に準じた条件で飲用しても同様の結果が得られ
た。
キトオリゴ糖（焼津水産科学株式会社製）５ｇを混合し
た後、碾臼に掛け粉末を得た。これをそれぞれ成人男性
１０名、成人女性１０名に一回の摂取量約１ｇを３〜５
回、３０日間食べさせた結果、共通した現象は疲れ難く
なって、３〜５日目頃から便通かスムーズになって悪臭
があまりしなくなったと言う実施例２と共通の現象が認
められた。又、男性について無理をしても披露の回復が
早くなった（２名）、精力が強くなった（４名）などの
現象も認められた。この茶組成物も、湯に分散させたも
のを前記に準じた条件で飲用しても同様の結果が得られ
た。
【００２１】
【発明の効果】前述した通り、本発明に係る健康増進用
茶組成物は、茶とキトサン及び又はキトオリゴ糖とを粉
末及び又は顆粒の状態で配合し、これら物質の保有する
健康に有用な多種成分を総合的に効率よく摂取できるよ
うにしたから、この組成物の飲用によって前記従来の技
術の欄において述べた各物質固有の保健、疾病抑制等の
作用効果を増幅して身体に及ぼし、健康の増進と病気の
予防等に顕著な効果を上げ得るものである。
茶組成物は、茶とキトサン及び又はキトオリゴ糖とを粉
末及び又は顆粒の状態で配合し、これら物質の保有する
健康に有用な多種成分を総合的に効率よく摂取できるよ
うにしたから、この組成物の飲用によって前記従来の技
術の欄において述べた各物質固有の保健、疾病抑制等の
作用効果を増幅して身体に及ぼし、健康の増進と病気の
予防等に顕著な効果を上げ得るものである。
Claims (1)
- 【請求項１】 茶の粉末及び又は顆粒にキトサン及び又
はキトオリゴ糖の粉末及び又は顆粒を配合したことを特
徴とする健康増進用茶組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6053206A JPH07236419A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 健康増進用茶組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6053206A JPH07236419A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 健康増進用茶組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07236419A true JPH07236419A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12936398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6053206A Pending JPH07236419A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 健康増進用茶組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07236419A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000030612A (ko) * | 2000-03-08 | 2000-06-05 | 박병근 | 균일하게 녹차 표면에 수용성키토산을 흡착시키는 키토산녹차제조 기술 |
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| JP2006136246A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Nogyo Kagaku Kenkyusho:Kk | 便通改善飲食品 |
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| US8642088B2 (en) | 2009-09-04 | 2014-02-04 | Wisconsin Alumni Research Foundation | Tannin-chitosan composites |
| WO2020100405A1 (ja) * | 2018-11-14 | 2020-05-22 | サントリーホールディングス株式会社 | キトサンを含有する飲料 |
| WO2020179025A1 (ja) * | 2019-03-06 | 2020-09-10 | 株式会社伊藤園 | 植物含有組成物の製造方法 |
| CN117481345A (zh) * | 2024-01-03 | 2024-02-02 | 四川如源科技有限公司 | 一种具有肠胃调节功能的壳寡糖组合物及功能糖 |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP6053206A patent/JPH07236419A/ja active Pending
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