JPH07236118A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JPH07236118A
JPH07236118A JP2535194A JP2535194A JPH07236118A JP H07236118 A JPH07236118 A JP H07236118A JP 2535194 A JP2535194 A JP 2535194A JP 2535194 A JP2535194 A JP 2535194A JP H07236118 A JPH07236118 A JP H07236118A
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清春 西山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な再生がなされ、使用目的に応じて画像
データの選択が可能でメモリの効率よい使用を可能にす
る。 【構成】 連続画記録モード時、現在の画像データの量
子化処理部2で量子化されたデータを第1バッファメモ
リ12に格納し、次の画像データを同様に処理して第2バ
ッファメモリ13に格納して、差分器16でデータ変化の差
分を算出する。その結果を加算器17によって加算し、比
較器20で基準値と比較して、加算器17の出力の方が小さ
い場合、CPU21は、画像変化が少ないと判断して、1
フレーム分の画像データのみをメモリコントローラ4を
介して記録媒体6に記録させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル画像信号処理
部を有するVTR,電子スチルカメラ等に適用され、画
像信号を圧縮して記録媒体に記録する手段と、記録され
ている画像データから画像再生する手段とを備えた情報
記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より連続して入力される画像信号中
から所望の画面を選択して、当該画面の画像データを静
止画像データとして記録媒体に記録し、また静止画像の
再生が可能な情報記録再生装置がある。この情報記録再
生装置において、静止画像の記録方法およびその再生方
法には種々のものが提案され、実施されている。
【0003】特開平2−51983号公報の静止画像記録装
置では、静止画像として記録したい画面が、一般的に、
いわゆるカットシーンのように前場面とは異なる画面で
あることに注目し、連続して入力される画像信号におい
て、複数画面にわたって画面が大きく変化したことを検
出し、この検出出力によって画像信号の1画面(フレー
ム)分の画像データを静止画像データとして記録媒体に
記録するようにして、人による操作を不要としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記静止画像記録装置
では、変化の大きな画像と変化の小さな画像がランダム
に入力された場合、記録時と再生時のタイムスケールの
違いにより、そのまま再生すると違和感のある再生画面
となり、また音声も同時に記録されている場合には、再
生時に再生画面と音声との一致がとれないという問題が
ある。
【0005】さらに画面が大きく変化したことを検出す
る検出手段の検出基準レベルが可変でなく、しかも画面
の変化を検出するための画像データの領域を設定する手
段がないため、使用目的に応じた画像データの記録がな
されないという問題がある。
【0006】本発明の目的は、良好な再生がなされ、使
用目的に応じて画像データの選択が可能で、しかもメモ
リを効率よく使用できる情報記録再生装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の情報記録再生装置は、画像信号を圧縮して
記録媒体に記録する手段と、記録媒体に記録されている
画像データを伸張して出力する手段と、記録時には画像
信号の圧縮法としてDCTアルゴリズムを使用し、かつ
画像記録のモードとして、1回の記録命令によって1フ
レームのみの画像データを記録する静止画記録モード、
あるいは1回の記録命令によって連続して数フレーム分
の画像データを記録する連続画記録モードのいずれかの
モードに切り換える記録制御手段と、前記連続画記録モ
ード時に、直前のフレームと現在のフレームとの2つの
量子化されたDCT係数のデータを比較する領域を設定
する比較領域設定手段と、この比較領域設定手段で設定
された領域で前記データを比較する比較手段と、この比
較手段の出力があらかじめ定められた設定レベル以下の
場合には直前のフレームの記録開始アドレスに次のフレ
ームの記録開始アドレスを設定するメモリ制御手段とを
備えたことを特徴とする。
【0008】また前記比較領域設定手段が、比較する領
域のアドレスを8×8のブロック単位で指定し、比較す
る領域の開始アドレスとして開始ブロックの先頭アドレ
スを水平アドレスと垂直アドレスで指定し、終了アドレ
スとして開始ブロックの水平アドレスと垂直アドレスに
各々所定の値を加算したものを終了アドレスの先頭アド
レスとして指定することを特徴とする。
【0009】また前記比較手段が、2つの画像の対応す
る領域でブロックごとにデータの差分をとり、その差分
の値を指定された領域にあるブロック数分加算し、その
加算値をあらかじめ定められた設定レベルと比較するこ
とを特徴とする。
【0010】また連続画記録モード時に、前記比較手段
による比較の結果が前記設定レベル以上の場合に連続画
記録モードにし、また設定レベル以下の場合に直前のフ
レームの記録開始アドレスに次のフレームの記録開始ア
ドレスを設定して次のフレームの画像データを記録する
記録モードに切り換えて記録するメモリ制御手段を備え
たことを特徴とする。
【0011】また前記比較手段の比較の基準となる設定
レベルを設定可変としたことを特徴とする。
【0012】また前記比較手段の出力のレベルに係る情
報と、そのレベルの状態が連続して続いたフレーム数に
係る情報とを属性情報として記録するメモリ制御手段を
備えたことを特徴とする。
【0013】また画像再生時に、前記静止画記録モード
で記録された画像データの1フレームの画像データのみ
を連続して再生する静止画再生モード、あるいは前記連
続画記録モードで記録された画像データの数フレーム分
を連続して再生する連続画再生モードのいずれかのモー
ドに切り換える再生制御手段を備えたことを特徴とす
る。
【0014】また前記2つの属性情報をデコードするデ
コード手段と、デコードの結果、比較手段の出力情報が
前記設定レベル以下である場合には現在再生している画
像データをフレーム数分繰り返して再生し、また比較手
段の出力情報が設定レベル以上である場合には連続画再
生を行う再生制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
【作用】前記構成の情報記録再生装置によれば、静止画
記録モードでは、1フレームのみの画像データを記録媒
体に記録し、また連続画記録モードでは、現在記録しよ
うとするフレーム内の指定された領域のデータが、直前
のフレームのそれと対応する領域のデータと異なるデー
タであると判断されるときのみ、新しいフレームのデー
タを記録するようにし、略同一とみなされる画像データ
は記録しない。
【0016】前記比較する領域は、そのアドレスを8×
8のブロック単位で指定し、そのブロックの水平アドレ
スと垂直アドレスに基づいて指定され、2つの画像の対
応する領域でブロックごとにDCT係数データの差分を
とり、その差分値とあらかじめ定められた設定レベルと
比較され、連続画記録モード時に前記設定レベル以下か
以上かを判断する。
【0017】そして設定レベル以上の場合に、画像変化
が大きい状態であるとして連続して各フレームの画像デ
ータを記録し、設定レベル以下の場合に、略同一の画像
が連続している状態であるとして1フレームのみの画像
データを記録する。
【0018】前記設定レベルを変えることで、1フレー
ムの画像データを記録するか、あるいは連続画記録モー
ドにするかの切り換えが、使用目的に合わせて任意に設
定される。
【0019】また再生時に、前記設定レベルに係る情報
と、設定レベル以下の状態が連続して続いたフレーム数
に係る情報とを属性情報として記録される画像データと
ともに記録しておくことで、前記属性情報を利用するこ
とにより、変化の大きな画像データと変化の小さな画像
データがランダムに入力された場合にも記録時と同じタ
イムスケールで再生が可能になる。
【0020】さらに再生時に、静止画記録モードで記録
されていたり、あるいは連続画記録モード時において1
フレームの画像データのみが記録されている場合には、
当該フレームの画像データを所定フレーム数連続して再
生する。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0022】図1は本発明の一実施例における要部の構
成を示すブロック図であり、1は入力された画像信号に
対してDCT(Descrete Cosine Transform)を実行す
るDCT処理部、2は量子化処理部、3は符号化処理
部、4は後述するスタート・アドレス・プリセット回路
5を備えたメモリ制御手段であるメモリコントローラ、
6はメモリコントローラ4によって画像データの記録/
再生がなされるビデオテープ,磁気ディスク,メモリカ
ード等の記録媒体である。
【0023】7はメモリコントローラ4を介して記録媒
体6の画像データを受けて復号化する復号化処理部、8
は逆量子化処理部、9は逆DCTを実行して再生画像信
号を出力するIDCT処理部である。
【0024】10は前記量子化処理部2に接続されたバッ
ファ、12,13はバッファ10とフレームパルス出力部14に
接続された第1バッファメモリと第2バッファメモリ、
15は第2バッファメモリ13とフレームパルス出力部14と
の間に接続されたインバータ、16は第1バッファメモリ
12と第2バッファメモリ13との出力を受ける差分器、17
は加算器、18は比較レベル設定部、19は比較レベル設定
部18の設定信号をデジタル化するアナログ/デジタル
(A/D)変換器、20は前記加算器17とA/D変換器19か
らのデータを受けるデジタルコンパレータ等の比較手段
である比較器であって、比較器20の出力データは前記メ
モリコントローラ4に入力される。
【0025】21は各種設定キー入力を受けたり、信号の
授受を行って前記各部をコントロールするCPU(中央
演算処理部)、22はドットクロック,HD(水平同期信
号),VD(垂直同期信号)等の信号を受けて各部にタイ
ミング信号を与えるタイミング信号発生部である。
【0026】前記構成の本実施例において、画像記録の
モードとして、1回のキー入力等の記録命令によって1
フレームのみの画像データを記録する静止画記録モード
と、1回の記録命令によって連続して数フレーム分の画
像信号を記録する連続画記録モードとの設定が可能であ
る。これらのモードの切り換えは記録制御手段の機能を
有するCPU21でコントロールされる。
【0027】前記静止画記録モードにおいて、1フレー
ム分の入力画像信号は、DCT処理部1によって8×8
画素のブロックごとにDCT処理されて、1ブロックに
つき64個のDCT係数に変換される。このDCT係数
は、量子化処理部2で量子化された後、符号化処理部3
で符号化データとなり、メモリコントローラ4によって
記録媒体6に記録される。
【0028】再生時にメモリコントローラ4によって記
録媒体6から読み出された画像データは、復号化処理部
7で復号化され、逆量子化処理部8で逆量子化された
後、IDCT処理部9で逆DCT処理されて再生画像信
号として出力される。
【0029】次に連続画記録モードについて説明する。
【0030】同モード設定時、既述したように量子化処
理部2で量子化された量子化データは、バッファ10がオ
ンのとき、バッファ10を通過して第1バッファメモリ12
に格納され、次のフレームの記録時における量子化デー
タは第2バッファメモリ13に格納される。各バッファメ
モリ12,13のオン/オフはフレームパルスに同期した信
号によって制御される。
【0031】前記各バッファメモリ12,13に格納された
データは前記画素ブロック内のデータごとに、差分器16
により差分値が算出され、その結果が加算器17によって
加算される。そして1フレーム内の加算結果と、あらか
じめ比較レベル設定部18において設定されている基準と
なる設定レベルとを比較器20で比較し、比較結果が
“H”であれば加算器17の出力の方が大きく、この出力
を受けてメモリコントローラ4は記録媒体6に対する記
録動作を続行する。すなわちメモリコントローラ4は、
直前のフレームと現在のフレームとのデータの差分が大
であって、画像変化が大きいと判断し、通常の連続画の
記録を続行する。
【0032】一方、前記比較結果が“L”であれば、加
算器17の出力の方が小であって、画像変化が小さく、略
同じ画像が続いていると判断して、メモリ制御手段であ
るメモリコントローラ4は、現在のフレームの記録の終
了とともに、次に記録するメモリのアドレスを、記録を
今終了したばかりの前記現在のフレームの記録開始位置
にセットし、さらに画像データの属性情報として、
“L”が連続して発生したフレーム数を記録媒体6の属
性情報記録部に書き加える。
【0033】すなわち、メモリコントローラ4は、現在
のフレームと直前に記録したフレームとの画像データの
差分が小であると判断し、現在のフレームデータに次の
フレームの画像データを上書きする。
【0034】このようにすることで、連続画記録モード
時には比較器20の出力に基づいて、連続画記録モードを
実行するか、あるいはメモリアドレスを現在のフレーム
の位置に再セットして記録を実行するかを自動的に切り
換えることができる。
【0035】次に前記比較をするブロック領域の指定に
ついて説明する。
【0036】前記タイミング信号発生部22は、水平アド
レス発生部と垂直アドレス発生部とを中心とした量子化
されたDCT係数を比較するデータのアドレスを指定す
る比較領域設定手段としての機能も有している。周知の
ように水平領域は、そのスタートアドレスをHDのスタ
ート位置からのドットクロックのカウント数として、ま
たその終了アドレスをカウント終了位置までの同カウン
ト数として、それぞれ各レジスタに設定することで指定
でき、一方、垂直領域は、スタートアドレスとしてVD
のスタート位置からのHDカウント数として、またその
終了アドレスをカウント終了位置までの同カウント数と
して、それぞれ各レジスタに設定することで指定でき
る。このアドレスをブロック単位で指定することで、比
較するブロック領域を指定することができる。
【0037】なお、前記差分器16,加算器17,比較器20
の動作のタイミングは、タイミング信号発生部22とCP
U21からの制御信号によってコントロールされる。
【0038】次に連続画再生時の動作について説明す
る。
【0039】再生時、記録時に属性情報記録部に記録さ
れた属性情報を、CPU21内のデコーダ機能、あるいは
コンパレータとレジスタからなるデータ一致検出回路等
のデコード回路によってデコードし、デコード結果によ
り比較器20の出力レベルがLレベルであり、かつLレベ
ルが連続して検出されたフレーム数がn(整数)である場
合には、再生制御手段の機能を有するCPU21は、現在
再生しているフレームのデータをnフレーム分繰り返し
て、連続再生するように各部をコントロールする。一
方、Hレベルである場合には、通常の連続画再生を実行
する。
【0040】図2は前記メモリコントローラ4における
スタート・アドレス・プリセット回路5の構成を示すブ
ロック図であり、30はアドレス生成回路、31はアドレス
・ラッチ回路、32はプリセット・レジスタ、33はアンド
回路である。
【0041】図3は記録時にスタートアドレスがプリセ
ットされる場合のタイミングチャートであり、図2,図
3において、AはVD(垂直同期信号)、Bはフレームパ
ルス、Cは比較タイミング信号、Dは前記比較器20の比
較出力、Eはラッチド比較出力、Fはスタート・アドレ
ス信号、Gはラッチドスタート・アドレス信号、Hはプ
リセット・アドレス信号、Iはプリセット・アドレス・
ロードパルス、Jは出力アドレス信号である。またa,
b,c,………は、フレーム先頭アドレスであって、通
常、a→b→c→………→j→k→………と変化するも
のとする。
【0042】前記アドレス・ラッチ回路31は、入力LE
の立ち上がりで入力されているアドレスデータをラッチ
すると同時に、次のLEの立ち上がりまでその出力を保
持する。またプリセット・レジスタ32は、入力Load(=
フレームパルス)が“L”の期間に入力データを格納す
るとともに、次にLoadが“L”となると格納されてい
るデータを出力する。
【0043】すなわち前記比較器20の比較出力Dが
“L”となったとき、次のフレームパルスBが“L”と
なるタイミングでプリセット・レジスタ32に格納されて
いる直前のフレームのスタート・アドレス信号Fがアド
レス生成回路30にプリセットされ、このアドレスから通
常のフレーム記録が実行される。
【0044】また再生時の動作タイミングも記録時と同
様であって、既述したようにしてデコードされた属性情
報における比較器20の比較出力Dのレベルが“H”の場
合は通常の連続再生を実行するが、“L”の場合は、再
生スタートアドレスが直前に再生されたアドレスにプリ
セットされるので、比較器20の比較出力Dのレベルが
“H”となるまで、同じフレームのデータを属性情報に
基づきn回再生する。このとき再生される時間は記録時
に記録された時間と同じになる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報記録
再生装置は、請求項1記載の発明によれば、連続画記録
モードであっても、略同一の画像データを記録しないこ
とにより、メモリ効率がよくなり、メモリ容量を削減で
き、データ転送効率を向上できる。
【0046】請求項2記載の発明によれば、前記略同一
の画像データか否かの判断が、直前のフレームと現在の
フレームとにおいて指定した領域のデータを比較して行
うことができるので、その領域を使用目的に応じて適宜
指定,設定でき、効率的なメモリの使用が可能になる。
【0047】請求項3記載の発明によれば、前記略同一
の画像データか否かの判断が、指定された領域のデータ
差分に基づき設定レベルと比較することで、自動的に行
われる。
【0048】請求項4記載の発明によれば、前記設定レ
ベルが基準以上か基準以下であるかによって、連続画記
録モードあるいは1画面のみを記録する記録モードに自
動的に切り換えられる。
【0049】請求項5記載の発明によれば、前記設定レ
ベルの設定を使用目的に応じて適宜変えることができ、
効率的なメモリの使用が可能になる。
【0050】請求項6記載の発明によれば、前記設定レ
ベルに係る情報と、その時間情報とを記録しておくこと
で、設定レベル以上と設定レベル以下の画像データがラ
ンダムに記録されている場合でも、前記情報を利用する
ことで、再生時に記録時と同じタイムスケールで、違和
感のない良好な再生が可能になる。
【0051】請求項7記載の発明によれば、再生時に、
静止画記録モードあるいは連続画記録モードで記録され
た画像データが、それらのモードに適合した状態で再生
されるように自動的に再生モードが切り換えられる。
【0052】請求項8記載の発明によれば、連続画記録
モードで記録された画像データの再生時、前記属性情報
によって1画像データしか記録していないと判断された
ときは、記録されている時間情報のフレーム数分繰り返
して再生することで、連続画再生と同じタイムスケール
で再生されるので違和感のない再生が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録再生装置の一実施例における
要部の構成を示すブロック図である。
【図2】スタート・アドレス・プリセット回路の構成を
示すブロック図である。
【図3】記録時にスタートアドレスがプリセットされる
場合のタイミングチャートである。
【符号の説明】 1…DCT処理部、 2…量子化処理部、 3…符号化
処理部、 4…メモリコントローラ(メモリ制御手段)、
5…スタート・アドレス・プリセット回路、6…記録
媒体、 7…復号化処理部、 8…逆量子化処理部、
9…IDCT処理部、 10…バッファ、 12,13…バッ
ファメモリ、 14…フレームパルス出力部、 15…イン
バータ、 16…差分器、 17…加算器、 18…比較レベ
ル設定部、 19…A/D変換器、 20…比較器(比較手
段)、 21…CPU(記録制御手段,再生制御手段,デコ
ード手段)、 22…タイミング信号発生部(比較領域設定
手段)、 30…アドレス生成回路、 31…アドレス・ラ
ッチ回路、 32…プリセット・レジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/30 H04N 7/133 Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号を圧縮して記録媒体に記録する
    手段と、記録媒体に記録されている画像データを伸張し
    て出力する手段と、記録時には画像信号の圧縮法として
    DCTアルゴリズムを使用し、かつ画像記録のモードと
    して、1回の記録命令によって1フレームのみの画像デ
    ータを記録する静止画記録モード、あるいは1回の記録
    命令によって連続して数フレーム分の画像データを記録
    する連続画記録モードのいずれかのモードに切り換える
    記録制御手段と、前記連続画記録モード時に、直前のフ
    レームと現在のフレームとの2つの量子化されたDCT
    係数のデータを比較する領域を設定する比較領域設定手
    段と、この比較領域設定手段で設定された領域で前記デ
    ータを比較する比較手段と、この比較手段の出力があら
    かじめ定められた設定レベル以下の場合には直前のフレ
    ームの記録開始アドレスに次のフレームの記録開始アド
    レスを設定するメモリ制御手段とを備えたことを特徴と
    する情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記比較領域設定手段が、比較する領域
    のアドレスを8×8のブロック単位で指定し、比較する
    領域の開始アドレスとして開始ブロックの先頭アドレス
    を水平アドレスと垂直アドレスで指定し、終了アドレス
    として開始ブロックの水平アドレスと垂直アドレスに各
    々所定の値を加算したものを終了アドレスの先頭アドレ
    スとして指定することを特徴とする請求項1記載の情報
    記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記比較手段が、2つの画像の対応する
    領域でブロックごとにデータの差分をとり、その差分の
    値を指定された領域にあるブロック数分加算し、その加
    算値をあらかじめ定められた設定レベルと比較すること
    を特徴とする請求項1記載の情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 連続画記録モード時に、前記比較手段に
    よる比較の結果が前記設定レベル以上の場合に連続画記
    録モードにし、また設定レベル以下の場合に直前のフレ
    ームの記録開始アドレスに次のフレームの記録開始アド
    レスを設定して次のフレームの画像データを記録する記
    録モードに切り換えて記録するメモリ制御手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1または3記載の情報記録再生
    装置。
  5. 【請求項5】 前記比較手段の比較の基準となる設定レ
    ベルを設定可変としたことを特徴とする請求項1,3ま
    たは4記載の情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記比較手段の出力のレベルに係る情報
    と、そのレベルの状態が連続して続いたフレーム数に係
    る情報とを属性情報として記録するメモリ制御手段を備
    えたことを特徴とする請求項1,3,4または5記載の
    情報記録再生装置。
  7. 【請求項7】 画像再生時に、前記静止画記録モードで
    記録された画像データの1フレームの画像データのみを
    連続して再生する静止画再生モード、あるいは前記連続
    画記録モードで記録された画像データの数フレーム分を
    連続して再生する連続画再生モードのいずれかのモード
    に切り換える再生制御手段を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の情報記録再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の2つの属性情報をデコー
    ドするデコード手段と、デコードの結果、比較手段の出
    力情報が前記設定レベル以下である場合には現在再生し
    ている画像データをフレーム数分繰り返して再生し、ま
    た比較手段の出力情報が設定レベル以上である場合には
    連続画再生を行う再生制御手段とを備えたことを特徴と
    する請求項1,6または7記載の情報記録再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09147090A (ja) * 1995-11-28 1997-06-06 Toppan Printing Co Ltd 画像処理装置
JP2014110446A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Casio Comput Co Ltd 動画記録装置、動画記録方法及びプログラム

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JPH09147090A (ja) * 1995-11-28 1997-06-06 Toppan Printing Co Ltd 画像処理装置
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