JP2014110446A - 動画記録装置、動画記録方法及びプログラム - Google Patents

動画記録装置、動画記録方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】記録媒体への記録速度に遅れが生じるような状況であっても、必要なデータの欠落を低減しつつ、より効果的に動画データの記録を行えるようにすること。
【解決手段】動画記録装置1において、第1圧縮部51は、動画撮影により逐次取得される各フレームの画像データを一時的に画像一時記憶部61に格納する際に実行される第1の圧縮処理を実行する。第2圧縮部52は、画像一時記憶部61に一時的に格納された各フレームの画像データをリムーバブルメディア31に記録する際に実行される第2の圧縮処理を実行する。また、第1の圧縮処理と、第2の圧縮処理とは圧縮処理の内容が異なる。
【選択図】図2

Description

本発明は、動画記録装置、動画記録方法及びプログラムに関する。
従来、動画データ等を記録する際に、同じ画像データが連続する場合に、連続する画像データの個数を記録することで画像データを圧縮する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、動画像データを圧縮しながら記録媒体にストリーム記録する際に、作業用メモリ上に書込み中のデータがある場合には、ダミーカウンタを1つ加算しておき、書込みが終了した時点でダミーカウンタ分のダミーフレームを記録する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−203457号公報 特開2005−203922号公報
しかしながら、特許文献1の技術は単なる動画圧縮処理の代替にすぎない。また、特許文献2の技術では、動画像データを圧縮しながら記録媒体にストリーム記録する際に、記録速度に遅れが生じた場合にだけ(作業用メモリ上に書込み中のデータがある場合にだけ)データ削減を行っており、作業用メモリを効果的に使用していないので、必要なデータまでもが欠落してしまう場合が多かった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、記録媒体への記録速度に遅れが生じるような状況であっても、必要なデータの欠落を低減しつつ、より効果的に動画データの記録を行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の動画記録装置は、
動画撮影により逐次取得される各フレームの画像データに対して圧縮処理を施しながら動画データとして記録用メモリに記録する動画記録装置であって、
動画撮影により逐次取得される前記各フレームの画像データを一時的に作業用メモリに格納する際に実行される第1の圧縮処理を実行する第1の圧縮手段と、
前記作業用メモリに一時的に格納された前記各フレームの画像データを前記記録用メモリに記録する際に実行される第2の圧縮処理を実行する第2の圧縮手段と、を備え、
前記第1の圧縮処理と、前記第2の圧縮処理とは圧縮処理の内容が異なることを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体への記録速度に遅れが生じるような状況であっても、必要なデータの欠落を低減しつつ、より効果的に動画データの記録を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る動画記録装置1のハードウェアの構成を示すブロック図である。 図1の動画記録装置1の機能的構成のうち、動画記録処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 画像一時記憶部に記憶された画像及び画像枚数インデックス記憶部に記憶された画像枚数インデックスを示す図である。 図2の機能構成を有する図1の動画記録装置1が実行する動画記録処理の流れを示すフローチャートである。 図4の動画記録処理のステップS3の第1圧縮処理を示すフローチャートである。 図4の動画記録処理のステップS4の第2圧縮処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
[構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る動画記録装置1のハードウェアの構成を示すブロック図である。
動画記録装置1は、例えばデジタルカメラとして構成される。
動画記録装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、画像処理部14と、バス15と、入出力インターフェース16と、撮像部17と、入力部18と、出力部19と、記憶部20と、通信部21と、ドライブ22と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部20からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
画像処理部14は、DSP(Digital Signal Processor)や、VRAM(Video Random Access Memory)等から構成されており、CPU11と協働して、画像のデータに対して各種画像処理を施す。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス15を介して相互に接続されている。このバス15にはまた、入出力インターフェース16も接続されている。入出力インターフェース16には、撮像部17、入力部18、出力部19、記憶部20、通信部21及びドライブ22が接続されている。
撮像部17は、図示はしないが、光学レンズ部と、イメージセンサと、を備えている。
光学レンズ部は、被写体を撮影するために、光を集光するレンズ、例えばフォーカスレンズやズームレンズ等で構成される。フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
イメージセンサは、光電変換素子や、AFE(Analog Front End)等から構成される。光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部17の出力信号として出力される。
このような撮像部17の出力信号を、以下、「撮像画像のデータ」と呼ぶ。撮像画像のデータは、CPU11、RAM13、及び画像処理部14等に適宜供給される。
ここで、本実施形態では、例えば1/30秒毎に1枚の撮像画像のデータが撮像部17から順次出力されて、動画像のデータが構成される。即ち、以下においては、撮像画像とは、断りのない限り、動画像を構成する単位画像(フレーム画像やフィールド画像)であるものとする。
入力部18は、各種釦等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部19は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部20は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部21は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
ドライブ22には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ22によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部20にインストールされる。また、リムーバブルメディア31は、記憶部20に記憶されている画像のデータ等の各種データも、記憶部20と同様に記憶することができる。
図2は、このような動画記録装置1の機能的構成のうち、動画記録処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
動画記録処理とは、動画像を撮像する際のフレームレートが所定以上の場合に、記憶部20内の作業用メモリ(後述する画像一時記憶部61)に記憶する画像のデータを圧縮する第1圧縮処理と、第1圧縮処理により圧縮されて記憶された画像のデータを伸長して、外部メモリであるリムーバブルメディア31に記憶する処理である。
本実施形態では、第1圧縮処理では、撮像された画像のデータと、記憶部20内の作業用メモリ(後述する画像一時記憶部61)に直近に記憶されている画像のデータと、の差分が所定の閾値以上であれば、当該撮像された画像のデータを当該作業用メモリに新たに追加して記憶し、当該差分が所定の閾値未満であれば、当該撮像された画像のデータを破棄して、当該直近に記憶されている画像のデータに対応する画像枚数インデックスを1増加させる処理が実行される。
また、第2圧縮処理では、記憶部20内の作業用メモリに記憶されている画像のデータと、当該画像のデータに対応する画像枚数インデックスの値に基づいて、当該画像のデータが、当該画像枚数インデックスの値の回数分、外部メモリであるリムーバブルメディア31に記録される。
動画記録処理が実行される場合には、図2に示すように、CPU11において、主制御部41と、撮像制御部42と、画像取得部43と、が機能する。また、画像処理部14において、第1圧縮部51と、第2圧縮部52と、消去部53とが機能する。
第1圧縮部は、差分算出部511と、一時記憶制御部512と、インデックス記憶制御部513とを備える。第2圧縮部52は、伸長部521と、圧縮符号部522と、を備える。
動画記録処理が実行される場合、記憶部20の一領域として設けられた、画像一時記憶部61と、インデックス記憶部62とが用いられる。
画像一時記憶部61においては、撮像部17から出力され、画像取得部43により取得された動画像(複数の撮像画像)のデータが一時的に記憶されている。
インデックス記憶部62においては、画像一時記憶部61に記憶されている撮像画像のデータに対応する画像枚数インデックス(後述)の値が記憶される。
撮像制御部42は、入力部18を介して入力される各種撮像条件を設定し、撮像部17における撮像の動作を制御する。
本実施形態においては、撮像制御部42は、撮像部17に、一連の画像を連続的に撮像させ、動画像のデータとして出力させる。
画像取得部43は、撮像部17から出力された動画像のデータを取得する。その後、画像取得部43は、取得した1フレーム目の画像のデータを画像一時記憶部61に記憶させるとともに、画像枚数インデックスの値を1として当該1フレーム目の画像のデータに関連付けてインデックス記憶部62に記憶させる。また、画像取得部43は、取得した2フレーム目以降の画像のデータを画像処理部14が備える第1圧縮部51が有する差分算出部511に出力する。
差分算出部511は、画像取得部43から出力された2フレーム目以降の画像のデータと、画像一時記憶部61に直近に記憶された1フレーム目の画像のデータとの差分を順次算出する。さらに、差分算出部511は、順次算出された差分が所定の閾値以上であるか否かを判断する。
一時記憶制御部512は、差分算出部511により、当該差分が所定の閾値以上であると判断された場合、その判断の対象となったフレームの画像のデータを画像一時記憶部61に記憶し、さらに、画像枚数インデックスの値を1として当該フレームの画像のデータに対応付けて記憶する。例えば、100フレーム目までは1フレーム目の画像のデータとの差分が所定の閾値以上であると判断されず、101フレーム目の画像のデータと1フレーム目の画像のデータとの差分が所定の閾値以上であった場合、101フレーム目の画像のデータを画像一時記憶部61に記憶し、さらに、画像枚数インデックスの値を1として101フレーム目の画像のデータに対応付けて記憶する。
インデックス記憶制御部513は、差分算出部511により、順次算出された当該差分が所定の閾値以上であると判断されるまでの間、画像一時記憶部61に直近に記憶された1フレーム目の画像のデータに対応付けられてインデックス記憶部62に記憶されている画像枚数インデックス(以下、「1フレーム目対応画像インデックス」と適宜呼ぶ)の値を1増加させる処理を繰り返し実行する。
したがって、例えば、差分算出部511により、100フレーム目までは差分が所定の閾値以上であると判断されず、101フレーム目の画像のデータと1フレーム目の画像のデータとの差分が所定の閾値以上であると判断された場合、インデックス記憶制御部513により1フレーム目対応画像インデックスの値は100となる。さらに、この場合、一時記憶制御部512により101フレーム目の画像のデータが画像一時記憶部61に記憶され、かつ、画像枚数インデックスの値が1として101フレーム目の画像のデータに対応付けられてインデックス記憶部62に記憶される。
次に、差分算出部511は、直近に画像一時記憶部61に記憶されたフレーム(上述の例の場合、101フレーム目)の画像のデータと、以降のフレーム(上述の例の場合、102フレーム目以降のフレーム)の画像のデータとの差分を順次算出し、順次算出された差分が所定の閾値以上であるか否かを判断する。
以下、上述した、一時記憶制御部512による処理及びインデックス記憶制御部513による処理が同様に実行される。
以上の第1圧縮部51による処理を、図3を参照して説明する。
図3は、画像一時記憶部61に記憶された画像及びインデックス記憶部62に記憶された画像枚数インデックスを示す図である。
まず1フレーム目の画像が、画像取得部43から画像一時記憶部61に1番目に記憶される。以降、差分算出部511により、100フレーム目までは差分が所定の閾値以上であると判断されず、101フレーム目の画像のデータと1フレーム目の画像のデータとの差分が所定の閾値以上であると判断された場合について説明する。この場合、図3に示すように、1フレーム目の画像81のデータに対応する画像枚数インデックスの値が100となり、101フレーム目の画像82のデータが画像一時記憶部61に2番目に記憶され、101フレーム目の画像82のデータに対応する画像枚数インデックスの値が1としてインデックス記憶部62に記憶される。
さらに、差分算出部511により算出された102フレーム目の画像83のデータと101フレーム目の画像82のデータとの差分値が、所定の閾値以上であると判断され、一時記憶制御部512により102フレーム目の画像83のデータが画像一時記憶部61に3番目に記憶される。さらに、一時記憶制御部512により、102フレーム目の画像83のデータに対応する画像枚数インデックスの値が1としてインデックス記憶部62に記憶される。
さらに、差分算出部511により算出された103フレーム目の画像84のデータと102フレーム目の画像83のデータとの差分値が、所定の閾値以上であると判断され、一時記憶制御部512により103フレーム目の画像84のデータが画像一時記憶部61に4番目に記憶される。さらに、一時記憶制御部512により、103フレーム目の画像84のデータに対応する画像枚数インデックスの値が1としてインデックス記憶部62に記憶される。
さらに、差分算出部511により算出された104フレーム目の画像85のデータと103フレーム目の画像84のデータとの差分値が、所定の閾値以上であると判断され、一時記憶制御部512により104フレーム目の画像85のデータが画像一時記憶部61に5番目に記憶される。さらに、一時記憶制御部512により、104フレーム目の画像85のデータに対応する画像枚数インデックスの値が1としてインデックス記憶部62に記憶される。その後、105フレーム目から203フレーム目の画像のデータと104フレーム目の画像84のデータとの差分値が、所定の閾値以上であると判断されず、インデックス記憶制御部513により、104フレーム目の画像85のデータに対応する画像枚数インデックスの値が100となる。なお、図3の例では、合計で203フレーム目までの画像のデータが記録されたことが示されている。
図2に戻って、主制御部41は、画像一時記憶部61にN(Nは2以上の整数)番目に画像のデータが格納されたことを契機として、N−1番目に画像一時記憶部61に格納された画像のデータの伸長処理を、第2圧縮部52が備える伸長部521に実行させる。
例えば、図3の例を参照すると、主制御部41は、画像一時記憶部61に2番目に画像82のデータが格納されたことを契機として、1番目に画像一時記憶部61に格納された画像81のデータの伸長処理を、伸長部521に実行させる。
図2に戻って、伸長部521は、画像一時記憶部61に2番目に画像82のデータが格納されたことを契機として、1番目に画像一時記憶部61に記憶された画像81のデータの伸長処理を実行する。具体的には、伸長部521は、画像81のデータを読み込み、画像81のデータに対応する画像枚数インデックスの値で表される回数分、画像81のデータを圧縮符号部522に順次転送する。
圧縮符号部522は、N−1番目に画像一時記憶部61に記憶された画像のデータが順次転送される度に、当該画像のデータを、ドライブを介してリムーバブルメディア31に記録する。例えば、圧縮符号部522は、画像81のデータが順次転送される度に、ドライブ22を介してリムーバブルメディア31に記録する。
消去部53は、N−1番目に画像一時記憶部61に記憶された画像のデータが全てリムーバブルメディア31に記録されたことを契機として、N−1番目に画像一時記憶部61に格納された画像のデータを画像一時記憶部61から消去する。
主制御部41は、上述した伸長部521、圧縮符号部522及び消去部53の処理を、画像一時記憶部61の格納された画像のデータが全てリムーバブルメディア31に記録されるまで繰り返す。
[動画記録処理]
続いて、動画記録装置1が実行する動画記録処理について説明する。
図4は、図2の機能構成を有する図1の動画記録装置1が実行する動画記録処理(メインフロー)の流れの一例を示すフローチャートである。
図4において、動画記録処理が開始されると、主制御部41は、ステップS1において、動画記録装置1の動画像撮像時のフレームレートが所定値以上であるか否かを判断する。フレームレートが所定値以上である場合には、ステップS1においてYESと判断され、主制御部41は、ステップS2へ処理を移行させる。
ステップS2において、画像取得部43は、撮像部17から出力された動画像のデータを取得する。
ステップS3において、第1圧縮部51等は、図5を参照して後述する第1圧縮処理を実行する。ここで、第1圧縮処理とは、連続して撮像された画像のデータの差分が所定の閾値未満である場合、当該連続して撮像された画像のデータのうち、最先に撮像されたデータのみが画像一時記憶部61に記録される処理である。
ステップS4において、第2圧縮部52等は、図6を参照して後述する第2圧縮処理を実行する。ここで、第2圧縮処理とは、第1圧縮処理が施された画像のデータを伸長して、リムーバブルメディア31に記録する処理である。
また、ステップS4の第2圧縮処理は、ステップS3の第1圧縮処理と平行して実行される。即ち、当該第2圧縮処理は、当該第1圧縮処理において、画像一時記憶部61に2番目に画像のデータが格納されたことを契機として、実行開始される。
一方、ステップS1において、動画記録装置1の動画像撮像時のフレームレートが所定値以上でない場合には、ステップS1においてNOと判断され、主制御部41は、ステップS5に処理を移行させる。
ステップS5において、主制御部41等は、通常の動画記録処理を実行する。ここで、通常の動画記録処理とは、撮像部17から出力され、画像取得部43により取得された動画像(複数の撮像画像)のデータに対して、第1圧縮部による処理が行われずにリムーバブルメディア31に書き込まれる処理のことである。
ステップS4又はステップS5の処理が終了すると、動画記録処理は終了する。
[第1圧縮処理]
次に、動画記録装置1が実行する第1圧縮処理について説明する。
図5は、図2の機能構成を有する図1の動画記録装置1が実行する第1圧縮処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図5において、第1圧縮処理が開始されると、ステップS11において、画像取得部43は、取得した1フレーム目の画像のデータを画像一時記憶部61に1番目に記憶させる。
ステップS12において、画像取得部43は、画像枚数インデックスの値を1として当該1フレーム目の画像のデータに関連付けてインデックス記憶部62に記憶させる。
ステップS13において、画像取得部43は、変数Nに1を代入する。
ステップS14において、画像取得部43は、変数Nを1増加させる。
ステップS15において、画像取得部43は、Nフレーム目の画像のデータを画像処理部14が備える第1圧縮部51が有する差分算出部511に出力する。
ステップS16において、差分算出部511は、ステップS15において出力されたNフレーム目の画像のデータと、画像一時記憶部61に直近に記憶されたフレームの画像のデータとの差分を算出する。さらに、差分算出部511は、当該算出された差分が所定の閾値以上であるか否かを判断する。
当該算出された差分が所定の閾値以上であると判断された場合、ステップS16においてYESと判断され、差分算出部511は、処理をステップS17に移行させる。
ステップS17において、一時記憶制御部512は、Nフレーム目の画像のデータを画像一時記憶部61にM番目に記憶する。ここで、Mは、ステップS16でYESと判断された回数に1を加算した値である。
ステップS18において、一時記憶制御部512は、画像枚数インデックスの値を1として、ステップS17において画像一時記憶部61に記憶されたNフレーム目の画像のデータに対応付けて記憶する。
一方、ステップS16において算出された差分が所定の閾値以上でないと判断された場合、ステップS16においてNOと判断され、差分算出部511は、処理をステップS19に移行させる。
ステップS19において、インデックス記憶制御部513は、直近に画像一時記憶部61に記憶されたフレームの画像のデータに対応付けられた画像枚数インデックスを1増加させる。
ステップS20において、主制御部41は、Nフレーム目の画像のデータが最後に撮像された画像データか否かを判断する。この判断がNOの場合、主制御部41は、ステップS14に処理を移行させる。一方、この判断がYESの場合、主制御部41は、第1圧縮処理を終了させる。
[第2圧縮処理]
次に、動画記録装置1が実行する第2圧縮処理について説明する。
図6は、図2の機能構成を有する図1の動画記録装置1が実行する第2圧縮処理の流れの一例を示すフローチャートである。第2圧縮処理は、図5で説明した第1圧縮処理において、画像一時記憶部61に2番目に画像のデータが格納されたことを契機として、実行開始される。
図6において、第2圧縮処理が開始されると、ステップS31において、伸長部521は、画像一時記憶部61に1番目に記憶された画像のデータを画像一時記憶部61から読み込む。
ステップS32において、伸長部521は、ステップS31又は後述するステップS39で画像一時記憶部61から読み込まれた画像のデータに対応する画像枚数インデックスの値が1である否かを判断する。当該画像枚数インデックスの値が1でない場合、ステップS32においてNOと判断され、当該画像枚数インデックスの値が1になるまで、以下のステップS33乃至S35が繰り返し実行される。
ステップS33において、伸長部521は、ステップS31又は後述するステップS39で画像一時記憶部61から読み込まれた画像のデータを圧縮符号部522に出力する。
ステップS34において、圧縮符号部522は、ステップS33において出力された画像のデータをリムーバブルメディア31にドライブ22を介して記録する。
ステップS35において、圧縮符号部522は、ステップS34において記録された画像のデータに対応する画像枚数インデックスの値を1減少させる。その後、圧縮符号部522は、処理をステップS32に移行させる。
ステップS32において、当該画像枚数インデックスの値が1である場合、ステップS32においてYESと判断され、処理がステップS36に移行される。
ステップS36において、伸長部521は、ステップS31又は後述するステップS39で画像一時記憶部61から読み込まれた画像のデータを圧縮符号部522に出力する。
ステップS37において、圧縮符号部522は、ステップS36において出力された画像のデータをリムーバブルメディア31にドライブ22を介して記録する。
ステップS38において、画像一時記憶部61に記憶された画像のデータが存在するか否かを判断する。当該画像のデータが存在する場合、ステップS38においてYESと判断され、処理がステップS39に移行される。
ステップS39において、消去部53は、ステップS37においてリムーバブルメディア31に記録された画像のデータを画像一時記憶部61から消去する。このようにすることで、記憶される画像のデータが画像一時記憶部61の容量を超えてしまうことを防止できる。
ステップS40において、伸長部521は、ステップS37においてリムーバブルメディア31に記録された画像のデータの次に画像一時記憶部61に記憶された画像のデータを画像一時記憶部61から読み込む。その後、伸長部521は、処理をステップS32に移行させる。
一方、ステップS38において、画像一時記憶部61に記憶された画像のデータが存在しない場合、ステップS38においてNOと判断され、第2圧縮処理は終了する。
以上、本発明の実施形態について説明した。
以上のような動画記録処理を実行する動画記録装置1は、第1圧縮部51と、第2圧縮部52と、を備える。
第1圧縮部51は、動画撮影により逐次取得される各フレームの画像データを一時的に画像一時記憶部61に格納する際に実行される第1の圧縮処理を実行する。
第2圧縮部52は、画像一時記憶部61に一時的に格納された各フレームの画像データをリムーバブルメディア31に記録する際に実行される第2の圧縮処理を実行する。
また、第1の圧縮処理と、第2の圧縮処理とは圧縮処理の内容が異なる。
したがって、例えば、単位時間に記録する動画データの量が多く(フレームレートが高速であったり、高画質である場合など)記録媒体への記録速度に遅れが生じるような状況であっても、必要なデータの欠落を低減しつつ、より効果的に動画データの記録を行うことができる。例えば、少なくとも瞬間的に第1の圧縮処理の処理速度を第2の圧縮処理の処理速度より速くできる場合や、少なくとも瞬間的に第1の圧縮処理の圧縮率を第2の圧縮処理の圧縮率より高くできる場合には、作業用メモリを効果的に使用することで、必要なデータの欠落を低減しつつ、記録媒体への記録速度に遅れが生じることを防止できる。
動画記録装置1において、第1の圧縮処理と、第2の圧縮処理とは処理速度または圧縮率が異なる。
したがって、例えば、少なくとも瞬間的に第1の圧縮処理の処理速度を第2の圧縮処理の処理速度より速くできる場合や、少なくとも瞬間的に第1の圧縮処理の圧縮率を第2の圧縮処理の圧縮率より高くできる場合には、作業用メモリを効果的に使用することで、必要なデータの欠落を低減しつつ、記録媒体への記録速度に遅れが生じることを防止できる。
動画記録装置1において、第1の圧縮処理は、少なくとも瞬間的には、第2の圧縮処理よりも処理速度を速く、または圧縮率を高くできる。
したがって、作業用メモリを効果的に使用することで、必要なデータの欠落を低減しつつ、記録媒体への記録速度に遅れが生じることを防止できる。
また、動画記録装置1は、消去部53を備える。
画像一時記憶部61は複数フレームの画像データを記憶可能であり、
第1圧縮部51は、逐次取得される各フレームの画像データを、第2圧縮処理が施されてリムーバブルメディア31に記録されるまでのあいだ一時的に画像一時記憶部61に記憶させる一時記憶制御部512を備えている。
消去部53は、画像一時記憶部61に記憶された各フレームの画像データを、第2圧縮処理が施されてリムーバブルメディア31に記録された後に消去する。
したがって、記憶される画像データの容量が画像一時記憶部61の容量を超えることを防止できる。
また、動画記録装置1は、伸長部521を備える。
伸長部521は、第1圧縮処理が施されて画像一時記憶部61に格納された画像データに対して伸長処理を実行する。
本実施形態の圧縮処理は、第1圧縮処理が施されて画像一時記憶部61に格納された画像データに対して伸長部521による伸長処理を施しながら第2圧縮処理を施してリムーバブルメディア31に記録していく処理である。
したがって、第1圧縮処理と第2圧縮処理とが平行して実行されるので、記憶される画像データの容量が画像一時記憶部61の容量を超えることを防止できるとともに、第2圧縮処理の効率を向上させることができる。
第1圧縮処理は、新たに取得されたフレームの画像データと、既に画像一時記憶部61に格納されている他のフレームの画像データとの差分が所定の閾値以内である場合には、当該新たに取得されたフレームについて、当該フレームの画像データを画像一時記憶部61に記憶せずに、当該他のフレームの画像データで代替可能であることを示す画像枚数インデックスだけをインデックス記憶部62に記憶する処理である。
したがって、類似する画像のデータを画像一時記憶部61に記憶しなくて済むので、記憶される画像データの容量が画像一時記憶部61の容量を超えることを防止できる。
本実施形態の伸長処理は、画像枚数インデックスが記憶されている場合に、第2圧縮処理を施すフレームの画像データを画像枚数インデックスが示す他のフレームの画像データとみなす処理である。
したがって、他のフレームの画像データに対して、画像枚数インデックスの値の数の分だけ第2圧縮処理を施すことができる。
第1圧縮処理は、新たに取得されたフレームの画像データと、直前に取得されたフレームの画像データとの差分が所定の閾値以内である場合に、当該新たに取得されたフレームの画像データが当該直前に取得されたフレームの画像データで代替可能であることを示す画像枚数インデックスを記憶する処理である。
したがって、類似する画像のデータを画像一時記憶部61に記憶しなくて済むので、記憶される画像データの容量が画像一時記憶部61の容量を超えることを防止できる。
第1の圧縮処理は、連続して取得された複数のフレームの画像データの各々と、直前に取得されたフレームの画像データとの差分が所定の閾値以内である場合に、連続して取得された複数のフレームの数を、直前のフレームの画像データで代替可能なフレームの連続する枚数を示す画像枚数インデックスとして記憶する処理である。
したがって、連続して類似する画像のデータを画像一時記憶部61に記憶しなくて済むので、記憶される画像データの容量が画像一時記憶部61の容量を超えることを防止できる。
また、動画記録装置1は、主制御部41を備える。
主制御部41は、画像一時記憶部61に記憶される画像データの容量が、画像一時記憶部61として利用可能なメモリ容量を超える所定状況である場合に、第1圧縮処理を有効とし、当該所定状況でない場合には第1圧縮処理を無効にする。
したがって、当該所定状況の場合にのみ、第1圧縮処理を実行できるので、元々の動画像データの情報の一部が失われる(非可逆圧縮の度合が強くなる)ことを防止できる。
主制御部41は、動画撮影のフレームレートが所定以上である場合に当該所定状況であると判断する。
したがって、動画撮影のフレームレートが所定以上である場合にのみ、第1圧縮処理を実行できるので、元々の動画像データの情報の一部が失われる(非可逆圧縮の度合が強くなる)ことを防止できる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の実施形態では、本発明が適用される動画記録装置1は、デジタルカメラを例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、画像処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図2の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が画像処理装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成しても良いし、ソフトウェア単体で構成しても良いし、それらの組み合わせで構成しても良い。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであっても良い。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであっても良い。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図1のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図1のROM12や、図1の記憶部20に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
動画撮影により逐次取得される各フレームの画像データに対して圧縮処理を施しながら動画データとして記録用メモリに記録する動画記録装置であって、
動画撮影により逐次取得される前記各フレームの画像データを一時的に作業用メモリに格納する際に実行される第1の圧縮処理を実行する第1の圧縮手段と、
前記作業用メモリに一時的に格納された前記各フレームの画像データを前記記録用メモリに記録する際に実行される第2の圧縮処理を実行する第2の圧縮手段と、を備え、
前記第1の圧縮処理と、前記第2の圧縮処理とは圧縮処理の内容が異なることを特徴とする動画記録装置。
[付記2]
前記第1の圧縮処理と、前記第2の圧縮処理とは処理速度または圧縮率が異なることを特徴とする付記1に記載の動画記録装置。
[付記3]
前記第1の圧縮処理は、少なくとも瞬間的には、前記第2の圧縮処理よりも処理速度を速く、または圧縮率を高くできることを特徴とする付記2に記載の動画記録装置。
[付記4]
前記作業用メモリは複数フレームの画像データを記憶可能であり、
前記第1の圧縮手段は、前記逐次取得される前記各フレームの画像データを、前記第2の圧縮処理が施されて記録用メモリに記録されるまでのあいだ一時的に前記作業用メモリに記憶させる一時記憶制御手段を備え、
前記作業用メモリに記憶された前記各フレームの画像データを、前記第2の圧縮処理が施されて前記記録用メモリに記録された後に消去する消去手段、を更に備える、
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれかに記載の動画記録装置。
[付記5]
前記第1の圧縮処理が施されて前記作業用メモリに格納された画像データに対して伸長処理を実行する伸長手段、を更に備え、
前記圧縮処理は、前記第1の圧縮処理が施されて前記作業用メモリに格納された画像データに対して前記伸長手段による前記伸長処理を施しながら前記第2の圧縮処理を施して前記記録用メモリに記録していく処理である、ことを特徴とする付記4に記載の動画記録装置。
[付記6]
前記第1の圧縮処理は、
新たに取得されたフレームの画像データと、既に前記作業用メモリに格納されている他のフレームの画像データとの差分が所定の閾値以内である場合には、当該新たに取得されたフレームについて、当該フレームの画像データを前記作業用メモリに記憶せずに、前記他のフレームの画像データで代替可能であることを示す代替情報だけを前記作業用メモリに記憶する処理である、ことを特徴とする付記5に記載の動画記録装置。
[付記7]
前記伸長処理は、前記代替情報が記憶されている場合に、前記第2の圧縮処理を施すフレームの画像データを前記代替情報が示す前記他のフレームの画像データとみなす処理である、ことを特徴とする付記6に記載の動画記録装置。
[付記8]
前記第1の圧縮処理は、
前記新たに取得されたフレームの画像データと、直前に取得されたフレームの画像データとの差分が所定の閾値以内である場合に、前記新たに取得されたフレームの画像データが前記直前に取得されたフレームの画像データで代替可能であることを示す代替情報を記憶する処理である、ことを特徴とする付記6又は7に記載の動画記録装置。
[付記9]
前記第1の圧縮処理は、
連続して取得された複数のフレームの画像データの各々と、直前に取得されたフレームの画像データとの差分が所定の閾値以内である場合に、連続して取得された複数のフレームの数を、直前のフレームの画像データで代替可能なフレームの連続する枚数を示す代替情報として記憶する処理である、ことを特徴とする付記8に記載の動画記録装置。
[付記10]
前記作業用メモリに記憶される画像データの容量が、前記作業用メモリとして利用可能なメモリ容量を超える所定状況である場合に、前記第1の圧縮処理を有効とし、前記所定状況でない場合には前記第1の圧縮処理を無効にする、第1の圧縮処理有効化手段、を更に備える、ことを特徴とする付記1から9のいずれかに記載の動画記録装置。
[付記11]
前記第1の圧縮処理有効化手段は、動画撮影のフレームレートが所定以上である場合に前記所定状況であると判断する、ことを特徴とする付記10に記載の動画記録装置。
[付記12]
動画撮影により逐次取得される各フレームの画像データに対して圧縮処理を施しながら動画データとして記録用メモリに記録する動画記録装置が実行する動画記録方法であって、
動画撮影により逐次取得される前記各フレームの画像データを一時的に作業用メモリに格納する際に実行される第1の圧縮処理を実行する第1の圧縮ステップと、
前記作業用メモリに一時的に格納された前記各フレームの画像データを前記記録用メモリに記録する際に実行される第2の圧縮処理を実行する第2の圧縮ステップと、を含み、
前記第1の圧縮処理と、前記第2の圧縮処理とは圧縮処理の内容が異なる、
動画記録方法。
[付記13]
動画撮影により逐次取得される各フレームの画像データに対して圧縮処理を施しながら動画データとして記録用メモリに記録する動画記録装置として用いられるコンピュータに、
動画撮影により逐次取得される前記各フレームの画像データを一時的に作業用メモリに格納する際に実行される第1の圧縮処理を実行する第1の圧縮ステップと、
前記作業用メモリに一時的に格納された前記各フレームの画像データを前記記録用メモリに記録する際に実行される第2の圧縮処理を実行する第2の圧縮ステップと、を実行させ、
前記第1の圧縮処理と、前記第2の圧縮処理とは圧縮処理の内容が異なる、
プログラム。
1・・・動画記録装置,11・・・CPU,12・・・ROM,13・・・RAM,14・・・画像処理部,15・・・バス,16・・・入出力インターフェース,17・・・撮像部,18・・・入力部,19・・・出力部,20・・・記憶部,21・・・通信部,22・・・ドライブ,31・・・リムーバブルメディア,41・・・主制御部,42・・・撮像制御部,43・・・画像取得部,51・・・第1圧縮部,511・・・差分算出部,512・・・一時記憶制御部,513・・・インデックス記憶制御部,52・・・第2圧縮部,521・・・伸長部,522・・・圧縮符号部,53・・・消去部,61・・・画像一時記憶部,62・・・インデックス記憶部,81〜85・・・画像

Claims (13)

  1. 動画撮影により逐次取得される各フレームの画像データに対して圧縮処理を施しながら動画データとして記録用メモリに記録する動画記録装置であって、
    動画撮影により逐次取得される前記各フレームの画像データを一時的に作業用メモリに格納する際に実行される第1の圧縮処理を実行する第1の圧縮手段と、
    前記作業用メモリに一時的に格納された前記各フレームの画像データを前記記録用メモリに記録する際に実行される第2の圧縮処理を実行する第2の圧縮手段と、を備え、
    前記第1の圧縮処理と、前記第2の圧縮処理とは圧縮処理の内容が異なることを特徴とする動画記録装置。
  2. 前記第1の圧縮処理と、前記第2の圧縮処理とは処理速度または圧縮率が異なることを特徴とする請求項1に記載の動画記録装置。
  3. 前記第1の圧縮処理は、少なくとも瞬間的には、前記第2の圧縮処理よりも処理速度を速く、または圧縮率を高くできることを特徴とする請求項2に記載の動画記録装置。
  4. 前記作業用メモリは複数フレームの画像データを記憶可能であり、
    前記第1の圧縮手段は、前記逐次取得される前記各フレームの画像データを、前記第2の圧縮処理が施されて記録用メモリに記録されるまでのあいだ一時的に前記作業用メモリに記憶させる一時記憶制御手段を備え、
    前記作業用メモリに記憶された前記各フレームの画像データを、前記第2の圧縮処理が施されて前記記録用メモリに記録された後に消去する消去手段、を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の動画記録装置。
  5. 前記第1の圧縮処理が施されて前記作業用メモリに格納された画像データに対して伸長処理を実行する伸長手段、を更に備え、
    前記圧縮処理は、前記第1の圧縮処理が施されて前記作業用メモリに格納された画像データに対して前記伸長手段による前記伸長処理を施しながら前記第2の圧縮処理を施して前記記録用メモリに記録していく処理である、ことを特徴とする請求項4に記載の動画記録装置。
  6. 前記第1の圧縮処理は、
    新たに取得されたフレームの画像データと、既に前記作業用メモリに格納されている他のフレームの画像データとの差分が所定の閾値以内である場合には、当該新たに取得されたフレームについて、当該フレームの画像データを前記作業用メモリに記憶せずに、前記他のフレームの画像データで代替可能であることを示す代替情報だけを前記作業用メモリに記憶する処理である、ことを特徴とする請求項5に記載の動画記録装置。
  7. 前記伸長処理は、前記代替情報が記憶されている場合に、前記第2の圧縮処理を施すフレームの画像データを前記代替情報が示す前記他のフレームの画像データとみなす処理である、ことを特徴とする請求項6に記載の動画記録装置。
  8. 前記第1の圧縮処理は、
    前記新たに取得されたフレームの画像データと、直前に取得されたフレームの画像データとの差分が所定の閾値以内である場合に、前記新たに取得されたフレームの画像データが前記直前に取得されたフレームの画像データで代替可能であることを示す代替情報を記憶する処理である、ことを特徴とする請求項6又は7に記載の動画記録装置。
  9. 前記第1の圧縮処理は、
    連続して取得された複数のフレームの画像データの各々と、直前に取得されたフレームの画像データとの差分が所定の閾値以内である場合に、連続して取得された複数のフレームの数を、直前のフレームの画像データで代替可能なフレームの連続する枚数を示す代替情報として記憶する処理である、ことを特徴とする請求項8に記載の動画記録装置。
  10. 前記作業用メモリに記憶される画像データの容量が、前記作業用メモリとして利用可能なメモリ容量を超える所定状況である場合に、前記第1の圧縮処理を有効とし、前記所定状況でない場合には前記第1の圧縮処理を無効にする、第1の圧縮処理有効化手段、を更に備える、ことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の動画記録装置。
  11. 前記第1の圧縮処理有効化手段は、動画撮影のフレームレートが所定以上である場合に前記所定状況であると判断する、ことを特徴とする請求項10に記載の動画記録装置。
  12. 動画撮影により逐次取得される各フレームの画像データに対して圧縮処理を施しながら動画データとして記録用メモリに記録する動画記録装置が実行する動画記録方法であって、
    動画撮影により逐次取得される前記各フレームの画像データを一時的に作業用メモリに格納する際に実行される第1の圧縮処理を実行する第1の圧縮ステップと、
    前記作業用メモリに一時的に格納された前記各フレームの画像データを前記記録用メモリに記録する際に実行される第2の圧縮処理を実行する第2の圧縮ステップと、を含み、
    前記第1の圧縮処理と、前記第2の圧縮処理とは圧縮処理の内容が異なる、
    動画記録方法。
  13. 動画撮影により逐次取得される各フレームの画像データに対して圧縮処理を施しながら動画データとして記録用メモリに記録する動画記録装置として用いられるコンピュータに、
    動画撮影により逐次取得される前記各フレームの画像データを一時的に作業用メモリに格納する際に実行される第1の圧縮処理を実行する第1の圧縮ステップと、
    前記作業用メモリに一時的に格納された前記各フレームの画像データを前記記録用メモリに記録する際に実行される第2の圧縮処理を実行する第2の圧縮ステップと、を実行させ、
    前記第1の圧縮処理と、前記第2の圧縮処理とは圧縮処理の内容が異なる、
    プログラム。
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