JP5381279B2 - 撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、動画を撮影する撮影装置に関する。
動画を撮影する撮影装置が知られている。この種の撮影装置は、所定の撮影フレーム間隔が経過する毎に画像(静止画)を撮影することにより動画を撮影する。一般に、この種の撮影装置は、撮影フレーム間隔として、30fps(Frame Per Second)に対応する間隔(即ち、1/30秒)を用いる。更に、撮影装置は、画像を表示するとともに、当該表示する画像を更新することにより動画を出力するディスプレイを備える。
撮影装置は、撮影フレーム間隔が経過する毎に、撮影された動画を符号化する符号化処理と、撮影された画像をディスプレイに表示させる動画出力処理と、を実行する。撮影装置は、撮影フレーム間隔内に、符号化処理、及び、動画出力処理の実行を完了できるように構成されている。
この撮影装置によれば、撮影中の動画がディスプレイに出力される。従って、撮影装置のユーザは、撮影している動画を確認しながら動画の撮影を行うことができる。
ところで、この種の撮影装置の一つとして、特許文献1に記載の撮影装置は、撮影フレーム間隔として、120fpsに対応する間隔(即ち、1/120秒)を用いる。これによれば、例えば、撮影された動画を30fpsにて再生(出力)することにより、撮影された動画よりも遅い速度にて動画を再生(スロー再生)することができる。
特開2005−176212号公報
しかしながら、撮影フレーム間隔が比較的短い場合(例えば、120fpsにて動画を撮影する場合)、符号化処理、及び、動画出力処理を実行するために要する時間が、撮影フレーム間隔よりも長くなってしまう虞がある。このような場合、符号化処理、及び、動画出力処理を正常に実行することができない虞がある。
このため、本発明の目的は、上述した課題である「符号化処理、及び、動画出力処理を正常に実行することができない場合が生じること」を解決することが可能な撮影装置を提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態である撮影装置は、
所定の撮影フレーム間隔が経過する毎に画像を撮影することにより動画を撮影する撮影手段と、
画像を表示するとともに、当該表示する画像を更新することにより動画を出力する動画出力手段と、
上記撮影フレーム間隔よりも長いプレビューフレーム間隔が経過する毎に、直前のプレビューフレーム間隔内に上記撮影手段により撮影された動画を符号化する符号化処理と、当該直前のプレビューフレーム間隔内に上記撮影手段により撮影された動画を代表する画像を上記動画出力手段に表示させる動画出力処理と、を実行する画像処理手段と、
を備える。
また、本発明の他の形態である撮影方法は、
所定の撮影フレーム間隔が経過する毎に画像を撮影することにより動画を撮影する撮影手段と、
画像を表示するとともに、当該表示する画像を更新することにより動画を出力する動画出力手段と、
を備える撮影装置に適用される方法である。
更に、この撮影方法は、
上記撮影フレーム間隔よりも長いプレビューフレーム間隔が経過する毎に、直前のプレビューフレーム間隔内に上記撮影手段により撮影された動画を符号化する符号化処理と、当該直前のプレビューフレーム間隔内に上記撮影手段により撮影された動画を代表する画像を上記動画出力手段に表示させる動画出力処理と、を実行する画像処理工程を含む。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
所定の撮影フレーム間隔が経過する毎に画像を撮影することにより動画を撮影する撮影手段と、
画像を表示するとともに、当該表示する画像を更新することにより動画を出力する動画出力手段と、
を備える撮影装置に、
上記撮影フレーム間隔よりも長いプレビューフレーム間隔が経過する毎に、直前のプレビューフレーム間隔内に上記撮影手段により撮影された動画を符号化する符号化処理と、当該直前のプレビューフレーム間隔内に上記撮影手段により撮影された動画を代表する画像を上記動画出力手段に表示させる動画出力処理と、を実行する画像処理手段を実現させるためのプログラムである。
本発明は、以上のように構成されることにより、撮影フレーム間隔が比較的短い場合であっても、符号化処理、及び、動画出力処理を正常に実行することができる。
本発明の実施形態に係る撮影装置の構成を示したブロック図である。 本発明の実施形態に係る撮影装置の作動の概略を示したタイムチャートである。 本発明の実施形態に係る撮影装置の作動と、比較対象装置の作動と、を対比して示したタイムチャートである。 本発明の実施形態の変形例に係る撮影装置の構成を示したブロック図である。
本発明の一形態である撮影装置は、
所定の撮影フレーム間隔が経過する毎に画像を撮影することにより動画を撮影する撮影手段と、
画像を表示するとともに、当該表示する画像を更新することにより動画を出力する動画出力手段と、
上記撮影フレーム間隔よりも長いプレビューフレーム間隔が経過する毎に、直前のプレビューフレーム間隔内に上記撮影手段により撮影された動画を符号化する符号化処理と、当該直前のプレビューフレーム間隔内に上記撮影手段により撮影された動画を代表する画像を上記動画出力手段に表示させる動画出力処理と、を実行する画像処理手段と、
を備える。
これによれば、直前のプレビューフレーム間隔に含まれる複数の撮影フレーム間隔のそれぞれにて撮影された動画を符号化する符号化処理を連続して行うことができる。従って、1つの撮影フレーム間隔にて撮影された動画に対する符号化処理に要する時間を、1つの撮影フレーム間隔から減じた値に、プレビューフレーム間隔に含まれる撮影フレーム間隔の数(即ち、プレビューフレーム間隔内に撮影された画像の数)を乗じた時間を、動画出力処理を行うための時間として用いることができる。
即ち、動画出力処理を行うための時間を、撮影フレーム間隔が経過する毎に符号化処理を行う場合よりも長くすることができる。この結果、撮影フレーム間隔が比較的短い場合であっても、符号化処理、及び、動画出力処理を正常に行うことができる。
また、上記撮影装置によれば、撮影された画像のすべてを記憶装置に記憶させ、撮影が完了した後にすべての符号化処理を実行する場合と比較して、記憶装置の記憶容量を少なくすることもできる。
この場合、上記プレビューフレーム間隔は、上記撮影フレーム間隔を整数倍した間隔であることが好適である。
この場合、上記画像処理手段は、上記プレビューフレーム間隔を少なくとも2倍した間隔内に撮影される画像を記憶可能に構成されることが好適である。
これによれば、符号化処理、及び、動画出力処理を実行している間に撮影された画像を確実に記憶手段に記憶させることができる。この結果、符号化処理、及び、動画出力処理をより一層確実に行うことができる。
この場合、上記画像処理手段は、
上記プレビューフレーム間隔内に撮影される画像を記憶可能な第1の記憶手段と、
上記プレビューフレーム間隔内に撮影される画像を記憶可能な第2の記憶手段と、
を含むとともに、
連続する2つのプレビューフレーム間隔のうちの一方にて撮影された画像を上記第1の記憶手段に記憶させ、且つ、他方にて撮影された画像を上記第2の記憶手段に記憶させるように構成されることが好適である。
この場合、上記画像処理手段は、上記符号化された動画と、当該動画が出力される際に上記画像が更新される間隔である再生フレーム間隔を表す再生フレーム間隔情報と、を含む動画ファイルを出力するように構成されることが好適である。
これによれば、出力された動画ファイルに基づいて動画を出力する場合、撮影された動画と異なる速度にて動画を出力(例えば、スロー再生、又は、早送り再生)させることができる。
この場合、上記画像処理手段は、上記再生フレーム間隔情報を、上記再生フレーム間隔が上記撮影フレーム間隔よりも長くなるように設定することが好適である。
これによれば、出力された動画ファイルに基づいて動画を出力する場合、撮影された動画よりも遅い速度にて動画を出力(スロー再生)させることができる。
この場合、上記画像処理手段は、上記符号化処理の実行が完了した後に、続いて上記動画出力処理の実行を開始するように構成されることが好適である。
また、本発明の他の形態である撮影方法は、
所定の撮影フレーム間隔が経過する毎に画像を撮影することにより動画を撮影する撮影手段と、
画像を表示するとともに、当該表示する画像を更新することにより動画を出力する動画出力手段と、
を備える撮影装置に適用される方法である。
更に、この撮影方法は、
上記撮影フレーム間隔よりも長いプレビューフレーム間隔が経過する毎に、直前のプレビューフレーム間隔内に上記撮影手段により撮影された動画を符号化する符号化処理と、当該直前のプレビューフレーム間隔内に上記撮影手段により撮影された動画を代表する画像を上記動画出力手段に表示させる動画出力処理と、を実行する画像処理工程を含む。
この場合、上記画像処理工程は、上記符号化された動画と、当該動画が出力される際に上記画像が更新される間隔である再生フレーム間隔を表す再生フレーム間隔情報と、を含む動画ファイルを出力するように構成されることが好適である。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
所定の撮影フレーム間隔が経過する毎に画像を撮影することにより動画を撮影する撮影手段と、
画像を表示するとともに、当該表示する画像を更新することにより動画を出力する動画出力手段と、
を備える撮影装置に、
上記撮影フレーム間隔よりも長いプレビューフレーム間隔が経過する毎に、直前のプレビューフレーム間隔内に上記撮影手段により撮影された動画を符号化する符号化処理と、当該直前のプレビューフレーム間隔内に上記撮影手段により撮影された動画を代表する画像を上記動画出力手段に表示させる動画出力処理と、を実行する画像処理手段を実現させるためのプログラムである。
この場合、上記画像処理手段は、上記符号化された動画と、当該動画が出力される際に上記画像が更新される間隔である再生フレーム間隔を表す再生フレーム間隔情報と、を含む動画ファイルを出力するように構成されることが好適である。
上述した構成を有する、撮影方法、又は、プログラム、の発明であっても、上記撮影装置と同様の作用を有するために、上述した本発明の目的を達成することができる。
以下、本発明に係る、撮影装置、撮影方法、及び、プログラム、の実施形態について図1〜図4を参照しながら説明する。
<実施形態>
図1に示したように、実施形態に係る撮影装置1は、撮影部(撮影手段)11と、画像処理部(画像処理手段)12と、動画出力部(動画出力手段)13と、を備える。本例では、撮影装置1は、携帯電話機である。なお、撮影装置1は、ビデオカメラ、カメラ、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Data Assistance、Personal Digital Assistant)、パーソナル・コンピュータ、又は、ゲーム機等であってもよい。
撮影部11は、レンズ及び固体撮像素子を含む。撮影部11は、撮影装置1が備える図示しない制御部からの撮影指示に応じて、レンズ及び固体撮像素子を用いて、予め設定された撮影フレーム間隔が経過する毎に画像を撮影し、撮影した画像を画像処理部12へ出力する。本例では、撮影フレーム間隔は、1/120秒に設定されている。このように、撮影部11は、撮影フレーム間隔が経過する毎に画像を撮影することにより動画を撮影する。
動画出力部13は、ディスプレイを含む。動画出力部13は、画像をディスプレイに表示させる。動画出力部13は、ディスプレイに表示させる画像を更新することにより動画を出力(再生)する。
画像処理部12は、第1の記憶部(第1の記憶手段)12aと、第2の記憶部(第2の記憶手段)12bと、を含む。第1の記憶部12aは、予め設定されたプレビューフレーム間隔内に撮影部11により撮影される画像を記憶可能な記憶装置(本例では、メモリ)である。プレビューフレーム間隔は、撮影フレーム間隔を整数倍した間隔である。本例では、プレビューフレーム間隔は、撮影フレーム間隔を4倍した間隔(即ち、1/30秒)に設定されている。即ち、本例では、第1の記憶部12aは、4つの画像を記憶可能な記憶装置である。
第2の記憶部12bは、第1の記憶部12aと同様に、プレビューフレーム間隔内に撮影される画像を記憶可能な記憶装置(本例では、メモリ)である。
このように、画像処理部12は、プレビューフレーム間隔を2倍した間隔内に撮影される画像(本例では、8つの画像)を記憶可能に構成されている。
画像処理部12は、撮影部11により出力された画像を受け付ける。即ち、画像処理部12は、撮影フレーム間隔が経過する毎に画像を受け付ける。
画像処理部12は、受け付けた画像を、第1の記憶部12a又は第2の記憶部12bに記憶させる。
具体的に述べると、画像処理部12は、図2に示したように、画像を受け付ける毎に、画像を記憶させる記憶領域を変更する。本例では、画像処理部12は、撮影部11による動画の撮影が開始してから最初に受け付けた画像#1を第1の記憶部12aの記憶領域#1に記憶させ、その次に受け付けた画像#2を第1の記憶部12aの記憶領域#2に記憶させ、その次に受け付けた画像#3を第1の記憶部12aの記憶領域#3に記憶させ、その次に受け付けた画像#4を第1の記憶部12aの記憶領域#4に記憶させる。
更に、画像処理部12は、画像#4を第1の記憶部12aの記憶領域#4に記憶させた後に受け付けた画像#5を第2の記憶部12bの記憶領域#1に記憶させ、その次に受け付けた画像#6を第2の記憶部12bの記憶領域#2に記憶させ、その次に受け付けた画像#7を第2の記憶部12bの記憶領域#3に記憶させ、その次に受け付けた画像#8を第2の記憶部12bの記憶領域#4に記憶させる。
そして、画像処理部12は、画像#8を第2の記憶部12bの記憶領域#4に記憶させた後に受け付けた画像#9を、再び、第1の記憶部12aの記憶領域#1に記憶させ、以降、上述した場合と同様に、記憶領域を変更しながら、受け付けた画像を記憶する。
即ち、画像処理部12は、連続する2つのプレビューフレーム間隔(期間)のうちの一方にて撮影された画像を第1の記憶部12aに記憶させ、且つ、他方にて撮影された画像を第2の記憶部12bに記憶させている、と言うことができる。
更に、画像処理部12は、撮影部11による動画の撮影が開始してから、プレビューフレーム間隔が経過する毎に、直前のプレビューフレーム間隔内に撮影部11により撮影された動画を符号化する符号化処理を実行する。具体的には、画像処理部12は、直前のプレビューフレーム間隔内に撮影部11により出力された画像のそれぞれに対する符号化処理を連続して実行する。
更に、画像処理部12は、符号化処理の実行が完了した後に、続いて動画出力処理を実行する。動画出力処理は、直前のプレビューフレーム間隔内に撮影部11により撮影された動画を代表する画像(代表画像)を動画出力部13に表示させる(即ち、この画像により動画出力部13に表示されている画像を更新する)処理である。本例では、画像処理部12は、直前のプレビューフレーム間隔内の最後の撮影フレーム間隔にて撮影された画像を代表画像として用いる。
更に、画像処理部12は、撮影部11による動画の撮影が終了すると、符号化処理によって符号化された動画と、当該動画が出力される際に画像が更新される間隔である再生フレーム間隔を表す再生フレーム間隔情報と、を含む動画ファイルを出力する。画像処理部12は、上記再生フレーム間隔情報を、再生フレーム間隔が撮影フレーム間隔よりも長くなるように設定する。
本例では、画像処理部12は、上記符号化された動画と、再生フレーム間隔としての1/30秒を表す再生フレーム間隔情報(例えば、30fpsを表す情報)と、を含む動画ファイルを出力する。
次に、上述した撮影装置1の作動について図2に示したタイムチャートを参照しながら説明する。
先ず、撮影部11による動画の撮影が開始する。そして、撮影フレーム間隔が経過すると、撮影部11は、画像を撮影し、撮影した画像#1を画像処理部12へ出力する。画像処理部12は、画像#1を受け付け、受け付けた画像#1を第1の記憶部12aの記憶領域#1に記憶させる。
その後、更に、撮影フレーム間隔が経過すると、画像処理部12は、撮影部11により撮影された画像#2を第1の記憶部12aの記憶領域#2に記憶させる。その後、更に、撮影フレーム間隔が経過すると、上述した場合と同様に、画像処理部12は、画像#3を第1の記憶部12aの記憶領域#3に記憶させる。更に、撮影フレーム間隔が経過すると、画像処理部12は、画像#4を第1の記憶部12aの記憶領域#4に記憶させる。
その後、更に、撮影フレーム間隔が経過すると、画像処理部12は、撮影部11により撮影された画像#5を第2の記憶部12bの記憶領域#1に記憶させる。その後、更に、撮影フレーム間隔が経過すると、画像処理部12は、画像#6を第2の記憶部12bの記憶領域#2に記憶させる。更に、撮影フレーム間隔が経過すると、画像処理部12は、画像#7を第2の記憶部12bの記憶領域#3に記憶させる。更に、撮影フレーム間隔が経過すると、画像処理部12は、画像#8を第2の記憶部12bの記憶領域#4に記憶させる。
以降、同様に、撮影フレーム間隔が経過する毎に、画像処理部12は、撮影された画像を、第1の記憶部12aの記憶領域#1、第1の記憶部12aの記憶領域#2、第1の記憶部12aの記憶領域#3、第1の記憶部12aの記憶領域#4、第2の記憶部12bの記憶領域#1、第2の記憶部12bの記憶領域#2、第2の記憶部12bの記憶領域#3、及び、第2の記憶部12bの記憶領域#4のいずれかにこの順に記憶させる処理を実行する。
一方、画像処理部12は、画像を記憶する処理と並行して(独立に)符号化処理及び動画出力処理を実行する。即ち、画像処理部12は、撮影部11による動画の撮影が開始してからプレビューフレーム間隔が経過すると、第1の記憶部12aの記憶領域#1に記憶されている画像#1に対する符号化処理#1を実行する(画像処理工程の一部)。そして、画像処理部12は、符号化処理#1の実行が完了すると、続いて第1の記憶部12aの記憶領域#2に記憶されている画像#2に対する符号化処理#2を実行する(画像処理工程の一部)。
更に、画像処理部12は、符号化処理#2の実行が完了すると、続いて第1の記憶部12aの記憶領域#3に記憶されている画像#3に対する符号化処理#3を実行し(画像処理工程の一部)、符号化処理#3の実行が完了すると、続いて第1の記憶部12aの記憶領域#4に記憶されている画像#4に対する符号化処理#4を実行する(画像処理工程の一部)。
そして、画像処理部12は、符号化処理#4の実行が完了すると、続いて動画出力処理を実行する。具体的には、画像処理部12は、第1の記憶部12aの記憶領域#4に記憶されている画像#4を動画出力部13に表示させる処理を動画出力処理として実行する(画像処理工程の一部)。
そして、画像処理部12は、撮影部11による動画の撮影が開始してから、2つのプレビューフレーム間隔が経過すると、第2の記憶部12bの記憶領域#1に記憶されている画像#5に対する符号化処理#5を実行する。以降、同様に、画像処理部12は、符号化処理#6〜符号化処理#8を実行するとともに、動画出力処理を実行する。
その後も、上述した場合と同様に、プレビューフレーム間隔が経過する毎に、画像処理部12は、4つの符号化処理と動画出力処理とを実行する。
次に、本発明の効果について、撮影フレーム間隔が経過する毎に符号化処理を行うように構成された比較対象となる撮影装置(比較対象装置)の作動と対比しながら説明する。
この比較対象装置は、撮影装置1と相違して、撮影フレーム間隔が経過する毎に、直前の撮影フレーム間隔内に撮影された画像を符号化する符号化処理を実行するように構成されている。更に、比較対象装置は、プレビューフレーム間隔が経過する毎に、直前の撮影フレーム間隔内に撮影された画像を動画出力部に表示させる動画出力処理を実行するように構成されている。
従って、上述したように撮影フレーム間隔が比較的短い場合、この比較対象装置は、図3に示したように、動画の撮影が開始してからプレビューフレーム間隔が経過した時点にて、符号化処理#4と動画出力処理とを撮影フレーム間隔内に実行することができない。この結果、比較対象装置は、動画出力処理及び符号化処理#5を正常に実行することができない虞がある。
これに対し、本発明に係る撮影装置1によれば、プレビューフレーム間隔内に撮影された画像のそれぞれに対する符号化処理を連続して行うことができる。従って、1つの撮影フレーム間隔にて撮影された動画に対する符号化処理に要する時間を、1つの撮影フレーム間隔から減じた値に、プレビューフレーム間隔に含まれる撮影フレーム間隔の数(即ち、プレビューフレーム間隔内に撮影された画像の数)を乗じた時間を、動画出力処理を行うための時間として用いることができる。
即ち、動画出力処理を行うための時間を、比較対象装置よりも長くすることができる。この結果、撮影フレーム間隔が比較的短い場合であっても、符号化処理、及び、動画出力処理を正常に行うことができる。
また、撮影装置1によれば、撮影された画像のすべてを記憶装置に記憶させ、撮影が完了した後にすべての符号化処理を実行する場合と比較して、記憶装置の記憶容量を少なくすることもできる。
加えて、撮影装置1は、プレビューフレーム間隔を少なくとも2倍した間隔内に撮影される画像を記憶可能に構成されている。これによれば、符号化処理、及び、動画出力処理を実行している間に撮影された画像を確実に記憶手段(第1の記憶部12a及び第2の記憶部12b)に記憶させることができる。この結果、符号化処理、及び、動画出力処理をより一層確実に行うことができる。
また、撮影装置1は、符号化された動画と、再生フレーム間隔情報と、を含む動画ファイルを出力するように構成されている。これによれば、出力された動画ファイルに基づいて動画を出力する場合、撮影された動画と異なる速度にて動画を出力(例えば、スロー再生、又は、早送り再生)させることができる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、上記実施形態において撮影装置1の各機能は、回路等のハードウェアにより実現されていた。ところで、撮影装置1は、処理装置と、プログラム(ソフトウェア)を記憶する記憶装置と、を備えるとともに、処理装置がそのプログラムを実行することにより、各機能を実現するように構成されていてもよい。
また、図4に示したように、上記実施形態の変形例に係る撮影装置100は、撮影部(撮影手段)111と、画像処理部(画像処理手段)112と、動画出力部(動画出力手段)113と、を備える。
撮影部111は、所定の撮影フレーム間隔が経過する毎に画像を撮影することにより動画を撮影する。
動画出力部113は、画像を表示するとともに、当該表示する画像を更新することにより動画を出力する。
画像処理部112は、上記撮影フレーム間隔よりも長いプレビューフレーム間隔が経過する毎に、直前のプレビューフレーム間隔内に撮影部111により撮影された動画を符号化する符号化処理と、当該直前のプレビューフレーム間隔内に撮影部111により撮影された動画を代表する画像を動画出力部113に表示させる動画出力処理と、を実行する。
この変形例によっても、上記実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
また、上記実施形態の他の変形例として、上述した実施形態及び変形例の任意の組み合わせが採用されてもよい。
本発明は、動画を撮影する機能を有する携帯電話機等に適用可能である。
1 撮影装置
11 撮影部
12 画像処理部
12a 第1の記憶部
12b 第2の記憶部
13 動画出力部
100 撮影装置
111 撮影部
112 画像処理部
113 動画出力部

Claims (3)

  1. 所定の撮影フレーム間隔が経過する毎に画像を撮影することにより動画を撮影する撮影手段と、
    画像を表示するとともに、当該表示する画像を更新することにより動画を出力する動画出力手段と、
    前記撮影フレーム間隔よりも長いプレビューフレーム間隔が経過する毎に、直前のプレビューフレーム間隔内に前記撮影手段により撮影された動画を構成する複数の画像を連続して符号化する符号化処理と、当該直前のプレビューフレーム間隔内に前記撮影手段により撮影された動画を代表する画像を前記動画出力手段に表示させる動画出力処理とを、前記プレビューフレーム間隔よりも短い時間で、連続して実行する画像処理手段と備え、
    前記プレビューフレーム間隔は、前記撮影フレーム間隔を整数倍した間隔であり、
    前記画像処理手段は、
    前記プレビューフレーム間隔を少なくとも2倍した間隔内に撮影される画像を記憶可能に構成され、且つ、
    前記プレビューフレーム間隔内に撮影される画像を記憶可能な第1の記憶手段と、
    前記プレビューフレーム間隔内に撮影される画像を記憶可能な第2の記憶手段と、
    連続する2つのプレビューフレーム間隔のうちの一方にて撮影された画像を前記第1の記憶手段に記憶させ、且つ、他方にて撮影された画像を前記第2の記憶手段に記憶させる第1の構成と、
    前記符号化された動画と、当該動画が出力される際に前記画像が更新される間隔である再生フレーム間隔を表す再生フレーム間隔情報と、を含む動画ファイルを出力する第2の構成と、
    前記再生フレーム間隔情報を、前記再生フレーム間隔が前記撮影フレーム間隔よりも長くなるように設定する第3の構成とを備える撮影装置。
  2. 所定の撮影フレーム間隔が経過する毎に画像を撮影することにより動画を撮影する撮影手段と、
    画像を表示するとともに、当該表示する画像を更新することにより動画を出力する動画出力手段と、
    を備える撮影装置に適用される撮影方法であって、
    前記撮影フレーム間隔よりも長いプレビューフレーム間隔が経過する毎に、直前のプレビューフレーム間隔内に前記撮影手段により撮影された動画を構成する複数の画像を連続して符号化する符号化処理と、当該直前のプレビューフレーム間隔内に前記撮影手段により撮影された動画を代表する画像を前記動画出力手段に表示させる動画出力処理とを、前記プレビューフレーム間隔よりも短い時間で、連続して実行する画像処理工程を含み、
    前記プレビューフレーム間隔は、前記撮影フレーム間隔を整数倍した間隔であり、
    前記撮影装置は、
    前記プレビューフレーム間隔を少なくとも2倍した間隔内に撮影される画像を記憶可能に構成され、且つ、
    前記プレビューフレーム間隔内に撮影される画像を記憶可能な第1の記憶手段と、
    前記プレビューフレーム間隔内に撮影される画像を記憶可能な第2の記憶手段とを備え、
    前記画像処理工程は、
    連続する2つのプレビューフレーム間隔のうちの一方にて撮影された画像を前記第1の記憶手段に記憶させ、且つ、他方にて撮影された画像を前記第2の記憶手段に記憶させる第1の工程と、
    前記符号化された動画と、当該動画が出力される際に前記画像が更新される間隔である再生フレーム間隔を表す再生フレーム間隔情報と、を含む動画ファイルを出力する第2の工程と、
    前記再生フレーム間隔情報を、前記再生フレーム間隔が前記撮影フレーム間隔よりも長くなるように設定する第3の工程とを含む撮影方法。
  3. 所定の撮影フレーム間隔が経過する毎に画像を撮影することにより動画を撮影する撮影手段と、
    画像を表示するとともに、当該表示する画像を更新することにより動画を出力する動画出力手段と、
    前記撮影フレーム間隔よりも長いプレビューフレーム間隔内に撮影される画像を記憶可能な第1の記憶手段と、
    前記プレビューフレーム間隔内に撮影される画像を記憶可能な第2の記憶手段と、
    を備え、且つ、
    前記プレビューフレーム間隔を少なくとも2倍した間隔内に撮影される画像を記憶可能に構成される撮影装置に、
    前記プレビューフレーム間隔が経過する毎に、直前のプレビューフレーム間隔内に前記撮影手段により撮影された動画を構成する複数の画像を連続して符号化する符号化処理と、当該直前のプレビューフレーム間隔内に前記撮影手段により撮影された動画を代表する画像を前記動画出力手段に表示させる動画出力処理とを、前記プレビューフレーム間隔よりも短い時間で、連続して実行する画像処理手段を実現させるためのプログラムであって、
    前記プレビューフレーム間隔は、前記撮影フレーム間隔を整数倍した間隔であり、
    前記画像処理手段は、
    連続する2つのプレビューフレーム間隔のうちの一方にて撮影された画像を前記第1の記憶手段に記憶させ、且つ、他方にて撮影された画像を前記第2の記憶手段に記憶させる第1の構成と、
    前記符号化された動画と、当該動画が出力される際に前記画像が更新される間隔である再生フレーム間隔を表す再生フレーム間隔情報と、を含む動画ファイルを出力する第2の構成と、
    前記再生フレーム間隔情報を、前記再生フレーム間隔が前記撮影フレーム間隔よりも長くなるように設定する第3の構成とを備えるプログラム。
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