JPH10200859A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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JPH10200859A
JPH10200859A JP154097A JP154097A JPH10200859A JP H10200859 A JPH10200859 A JP H10200859A JP 154097 A JP154097 A JP 154097A JP 154097 A JP154097 A JP 154097A JP H10200859 A JPH10200859 A JP H10200859A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続撮影中の任意のフレームを高精細記録で
きるようにする。 【解決手段】 連続撮影用トリガー38により連続撮影
が指示されると、カメラ信号処理回路16の出力画像
は、動画用フレーム・メモリ20に一時記憶され、動画
像圧縮伸長回路18によりモーションJPEG方式で圧
縮されて、記録媒体28に記録される。連続撮影中に静
止画用レリーズ40が操作されると、システム制御回路
26は、動画像圧縮伸長回路18による動画像圧縮と記
録媒体28への記録を続行しながら、該当するフレーム
の画像情報をフレーム・メモリ24に格納すると共に、
静止画撮影フラグを記録媒体28に書き込む。連続撮影
終了と共に、システム制御回路26は、静止画用フレー
ム・メモリ24から画像情報を読み出し、静止画像圧縮
伸長回路22により静止画圧縮して、記録媒体28の、
動画記録領域とは別の領域に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置及び
方法に関し、より具体的には、動画像とその動画像中の
所望の静止画像を記録媒体に記録する画像処理装置及び
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】銀塩フィルムの代わりに半導体メモリ、
磁気ディスク及び光磁気ディスク等を記録媒体として撮
影画像をディジタル記録する電子スチル・カメラが、研
究及び商品化されている。記録媒体がランダムアクセス
可能であれば、記録順とは異なる順序で再生でき、任意
の記録画像を即座に再生できる。ディジタル記録ではま
た、ダビングによっても画質が劣化しない、時間軸上の
スケーラビリティを活用しやすいなどの利点がある。し
かし、ディジタル記録は、アナログ記録に比べて、記録
データ量が膨大になるという欠点がある。
【0003】記録データ量を削減する手段として、情報
圧縮技術が有益であり、静止画のJPEG方式の他に
も、動画のMPEG方式など、種々の方式が提案されて
いる。JPEG方式では、8×8画素単位で空間座標系
での値を周波数座標上の値に直交変換(DCT変換)
し、その変換係数を量子化し、ハフマン符号化方式等で
可変長符号とする。これにより、データ量はほぼ1/1
0以上に圧縮される。可逆符号化ではないので、入力信
号を忠実に再現することはできないが、通常の画質レベ
ルでは問題とはならない。圧縮情報を復元するには、圧
縮のときと逆の過程をたどることになる。
【0004】静止画の単独撮影では、画質が優先され、
画像を取り込んだ後の後処理(圧縮処理と記録媒体への
記録処理)に多少時間がかかったとしても許容できた。
しかし、高速の連写の場合には、連写の時間間隔が後処
理に要する時間で制限されるので、圧縮処理及び記録処
理に要する時間を短縮するか、いずれかの部分を並列動
作させて画像取り込みの待ち時間を短縮するかしなけれ
ばならない。
【0005】また、短時間の動画を記録しようとする
と、画面の動きを滑らかにするには、30フレーム/秒
(又は60フィールド/秒)程度のフレームレートを確
保しなければならない。このためにも、後処理に要する
時間を短縮する必要があり、勿論、記録媒体の記録容量
を増大し、画像圧縮率を高める必要がある。とくに圧縮
と記録をリアルタイムに行なおうとすると、構成が複雑
化し、記録媒体も高速書き込み可能な媒体を使用しなけ
ればならない。これに対し、画像情報を高速書き込み可
能な第1の半導体メモリを介して低速書き込みの大容量
の第2の半導体メモリに転送する構成の電子スチルカメ
ラが提案されている(例えば、平成1年特許出願公開第
10784号公報及び平成5年特許出願公開第4900
0号公報)。
【0006】動画像の周知の圧縮技術であるMPEG方
式では、各画面の圧縮に時間軸方向の圧縮を加味して圧
縮率を高めている。例えば、基準となる画面(開始フレ
ーム(又はフィールド。以下、同じ。)の前後のフレー
ムは、動きがあったとしても、基準画面との相関が高い
(類似した画素情報が得られる)はずなので、同一の画
素番地で基準画像値からの差分を求めて、これを符号化
すれば圧縮効果は高くなる。さらに、ある画素ブロック
単位で比較フレームの比較対象とブロックマッチングを
行なうことで、動き量に応じた量だけ横画素方向及び縦
ライン方向にシフトさせて差分をとることにおり、更
に、圧縮効果が高くなる。
【0007】このような動画圧縮処理を行なえば、より
高い圧縮率を達成できるが、装置の構成が複雑化し、高
価なものになってしまう。
【0008】ランダムアクセス性については、先にも述
べたが、動画の再生時に任意のフレームを指定して再生
できるはずである。動画像圧縮記録時にフレーム間圧縮
を行なっていると、再生表示しようとするフレームがフ
レーム間圧縮によらないイントラ画像である場合には、
そのフレームの情報のみで再生表示できるが、フレーム
間圧縮画像である場合には、そのフレーム単体では伸長
不可能であり、基準となる前又はのフレームの画像情報
が必要となる。さらには、任意のフレームを動画像より
高精細な画質で出力(再生表示又はプリントアウト)す
ることはできない。
【0009】静止画像に比較して動画像の画質要求が一
般的に低い点に注目すれば、フレーム間圧縮は、人間の
視覚上のメカニズムを巧妙に利用した高能率な圧縮符号
化方式であり、実用上、非常に有効である。但し、上述
のように、任意の1フレームを再生出力すると、鑑賞又
はプリントアウトに充分耐えうる良質の画質は望めな
い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】例えば、動画記録中で
も、所望のフレームについて動画処理とは別に静止画処
理を実行することも考えられる。具体的には、動画撮影
開始終了のトリガー釦とは別に、静止画撮影用レリーズ
スイッチを設け、連続撮影中にも、静止画撮影用レリー
ズスイッチを押し込み操作することで、その間の取り込
み画像を静止画処理させる。
【0011】その動作を、図3、図4及び図5を参照し
て具体的に説明する。図3〜図5は、一連の画像の時間
軸上の流れの模式図を示す。図3は、撮影画像の時間軸
上の流れを示す模式図である。NTSC方式では、72
0×480画素程度の画像をインターレースして60フ
ィールド/秒で取り込む。サンプリング周波数は、輝度
信号が13.5MHz、色差信号R−Y、B−Yがそれ
ぞれ6.75MHzであり、色差信号のサンプリング周
波数を1/2に間引いて4:1:1コンポーネント信号
にした後、情報圧縮する。TVに表示する以外にもパー
ソナルコンピュータにとりこんで種々の用途に用いる場
合もあり、その時は、上記の画素数及びフレームレート
までは必要としない場合がある。例えば、320×24
0画素、30フレーム/秒でも十分な場合もある。しか
し、この程度の動画像でも、無圧縮では8ビット取り込
みで、18Mbpsの転送レートを必要とする。
【0012】4:1:1コンポーネント信号を各フレー
ムにつき1/10程度にJPEG方式で圧縮した場合
で、1フレームあたりの映像情報は約12Kバイトの容
量となる。これでも、1秒間では0.4Mバイト、1分
間で21Mバイト強のデータ量になり、記録できる画像
数(又は時間)を多く(又は長く)できない。もっと
も、この状態では各フレームがフレーム内圧縮画像(イ
ントラ画像)であるから、単独フレームのみで伸長表示
が可能である。即ち、ランダム再生が容易である。記録
媒体としては、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディス
ク、ハードディスク等、数多くあるが、現時点で高速書
き込み可能、小型、大容量及び安価というすべての条件
を満足するものはない。
【0013】MPEG方式ように、高圧縮した状態で記
録媒体に書き込むようにすれば、記録媒体に対する転送
レートも低下するし、記録時間も飛躍的に増大する。図
4はMPEG圧縮の場合の画像情報の時系列を示す。図
3に示す一連の画像情報を動画処理用フレーム・メモリ
に一時格納し、動画像圧縮伸長回路がリアルタイムに時
間軸方向のフレーム間相関をとって、圧縮する。
【0014】図4では、動画撮影中のある10フレーム
だけを取り出して示している。フレーム上にあてられた
番号は、圧縮の処理順を示すフレーム番号である。
【0015】第1フレームはイントラ画像と呼ばれ、す
べてのブロック情報はフレーム内で情報圧縮される。図
3のフレーム(a)と同一であると考えれば良い。図3
のフレーム(b),(c)は、フレーム・メモリに一時
格納され、まずフレーム(d)が圧縮される。フレーム
(d)は、第1フレームを参照フレーム又は基準フレー
ムとして差分符号化される。この時、ブロック単位ごと
に動き成分が少なければ単なる差分値でも良いが、必要
なら動きベクトルから動き補償を行なって圧縮符号化し
ても良い。
【0016】第3及び第4フレームは、図3のフレーム
(b),(c)を、第1及び第2フレームの双方向から
の予測の下でフレーム相関圧縮される。図中、矢印は、
フレーム間圧縮の参照関係を示す。
【0017】図3の場合はいわば静止画の連続である
が、モーションJPEG方式で圧縮して記録する場合、
記録容量を考慮すると、解像度を320×240画素程
度にしなければならず、静止画として表示又はプリント
アウトするには、画質的に充分とは言いがたい。今、フ
レーム(e)がユーザの意図した静止画フレームだとす
ると、これに相当する図4の第6フレームはイントラ画
像ではないので、これを再生しようとしても、このフレ
ームのみでは伸長できない。
【0018】そこで、動画記録中に静止画記録要求のあ
ったフレーム(例えば、フレーム(e))については、
図5に示すように、より高い解像度、例えば640×4
80画素で静止画として、即ち単独フレームで情報圧縮
する方法が考えられる。
【0019】しかし、動画の画素サイズの4倍の情報量
となるので、圧縮処理に多くの時間を要する。動画の圧
縮処理能力が最大限で秒間30フレーム処理とすれば、
静止画の割り込みによって、単純には4倍の情報量を1
/30秒の間で処理すべきところを、4/30秒、即ち
動画4フレーム分の時間を費すこととなる。従って、割
り込み同時処理では、図5に点線で示すように、高精細
静止画に続く動画が3フレーム分欠落してしまう。
【0020】即ち、動画処理中に高精細静止画処理を割
り込ませるだけでは、高精細静止画処理が高精細故に圧
縮処理に時間がかかるので、動画のフレームレートが落
ちる等の所謂コマ落ちが発生してしまう。当然ながら、
高精細な静止画を動画のフレームレート内で高速処理で
きればよいが、撮像装置の構成が複雑になると同時に、
動画撮影中の動画圧縮処理で圧縮処理能力を最大限には
活用していないことになり、無駄が多い。
【0021】本発明は、このような問題点を解決する画
像処理装置及び方法を提示することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明では、入力された
動画像を第1の圧縮手段(又は条件)で圧縮処理した
後、記録媒体に記録すると共に、当該動画像中の所望の
少なくとも1フレーム以上の静止画像を内部フレーム・
メモリに一時格納し、動画像記録中又は動画像記録終了
後に第2の圧縮手段(又は条件)で圧縮処理した後、当
該記録媒体に記録する。
【0023】これにより、動画記録をコマ落ちさせず
に、所望のフレームを静止画として記録できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。10はCCD撮像素子、12は撮像素子
10のアナログ出力をディジタル信号に変換するA/D
変換器、14は、A/D変換器12の出力データを輝度
データと色差データに分離してコンポーネント信号を生
成するディジタル信号処理回路である。A/D変換器1
2及びディジタル信号処理回路14からなる部分をカメ
ラ信号処理回路16と呼ぶことにする。
【0026】18は、フレーム・メモリ20を利用して
画像信号を動画像圧縮伸長処理する動画像圧縮伸長回
路、22は、フレーム・メモリ24を利用して画像情報
を静止画像圧縮伸長処理する静止画像圧縮伸長回路であ
る。
【0027】26は全体を制御するシステム制御回路、
28は撮影画像情報を記録する最終的な記録媒体、30
は記録媒体28をシステム制御回路26に接続するイン
ターフェースである。32は電子ビューファインダ(又
は光学式ファインダ)、32は映像/音声の外部出力端
子である。
【0028】36は、連続撮影用トリガー38及び静止
画撮影要求用レリーズ40を具備する操作キー、42は
撮影コマ数及び記録メモリの残量等を表示する表示器、
44は電源回路である。
【0029】図1に示す実施例の基本動作を説明する。
連続撮影用トリガー38により連続撮影が指示される
と、カメラ信号処理回路16の出力画像は、動画用フレ
ーム・メモリ20に一時記憶され、動画像圧縮伸長回路
18によりモーションJPEG方式で圧縮されて、記録
媒体28に記録される。
【0030】連続撮影中に静止画用レリーズ40が操作
されると(即ち、静止が撮影要求が入力されると)、シ
ステム制御回路26は、動画像圧縮伸長回路18による
動画像圧縮と記録媒体28への記録を続行しながら、該
当するフレームの画像情報をフレーム・メモリ24に格
納すると共に、静止画撮影フラグを記録媒体28に書き
込む。そして、連続撮影終了と共に、システム制御回路
26は、静止画用フレーム・メモリ24から画像情報を
読み出し、静止画像圧縮伸長回路22により静止画圧縮
して、記録媒体28の、動画記録領域とは別の領域に記
録する。動画に比べれば、リアルタイム性は必要とされ
ないので、静止画像圧縮伸長回路22の静止画圧縮に多
少時間がかかってもよい。
【0031】本実施例では、記録媒体28は例えば、カ
ードタイプのフラッシュメモリであるが、これに限ら
ず、ハードディスク、光ディスク、、光磁気ディスク、
及び磁気ディスクメモリ等であってもよい。
【0032】再生時には、記録媒体28から動画像情報
を読み出し、順次、動画像圧縮伸長回路18により伸長
する。途中、静止画フレーム撮影フラグを検知した時
は、記録媒体28の別領域に記録されている高精細静止
画データを読み出し、静止画像圧縮伸長回路22により
伸長する。
【0033】図3、図4及び図5を参照して、本実施例
の特徴的な動作を具体的に説明する。図3はいわば、カ
メラ信号処理回路16から出力される画像の時間軸上の
流れを示す模式図と見ることが出来る。動画像圧縮伸長
回路18は、図3に示す一連の画像情報を動画処理用フ
レーム・メモリ20に一時格納し、リアルタイムに時間
軸方向のフレーム間相関をとって、圧縮する。
【0034】本実施例では、動画記録中に静止画記録要
求のあったフレーム(例えば、フレーム(e))につい
ては、4倍の情報量の高精細静止画を、一旦、フレーム
・メモリ24にそのままで格納し又は、短時間で済む前
処理程度で格納し、動画のリアルタイム圧縮を優先処理
させる。動画撮影を終了した後、フレーム・メモリ24
から静止画データを読み出し、静止画像圧縮伸長回路2
2により圧縮して記録媒体28の静止画記録領域に書き
込む。フレーム・メモリ24は、静止画を複数枚分、格
納できることが望ましい。
【0035】さらに望ましくは、動画記録中に、フレー
ム・メモリ24から静止画データをゆっくり読みだし、
動画のリアルタイム圧縮処理を阻害しない時間範囲内で
同一の記録媒体28又は別の記録媒体に記録するように
すれば、フレーム・メモリ24に新たな静止画フレーム
を取り込む余裕ができる。これにより、フレーム・メモ
リ24を節約できる。
【0036】図2は、本発明の変更実施例の概略構成ブ
ロック図を示す。図1と同じ構成要素には同じ符号を付
してある。動画像圧縮伸長回路18に代わる動画像圧縮
伸長回路50は、DCT回路50a、量子化回路50
b、可変長符号化回路50c、逆DCT回路50d、逆
量子化回路50e、可変長復号化回路50f及び動き補
償回路50gからなる。また、静止画像圧縮伸長回路2
2に代わる静止画像圧縮伸長回路52は、DCT回路5
2a、量子化回路52b、可変長符号化回路52c、逆
DCT回路52d、逆量子化回路52e及び可変長復号
化回路52fからなり、2つのフレーム・メモリ54
a,54bを利用する。本実施例には、2つの記録媒体
56,58があり、記録媒体56は磁気テープからな
り、記録媒体58は、高速に書き込みできる半導体メモ
リ、例えば、フラッシュ・メモリからなる。60は、動
画像圧縮伸長回路50、静止画像圧縮伸長回路52並び
に記録媒体56,58への書込み及び読み出しを総合的
に制御する大規模ゲートアレイCPU、62はCPU5
0と記録媒体56,58を接続するインターフェースで
ある。
【0037】動画像圧縮伸長回路50は、カメラ信号処
理回路16からの640×480画素の画像データを、
動画像用フレーム・メモリ20を利用して、画素変換、
間引き及びDCT処理等を行ない、さらに動き補償回路
52gによる動きベクトルを用いてフレーム間相関圧縮
する。圧縮画像データは、磁気テープからなる記録媒体
56に記録される。
【0038】動画撮影中の静止画記録は、以下のように
行なわれる。静止画レリーズ16により指定されたフレ
ームの画像データは、静止画用フレーム・メモリ54a
に640×480画素の解像度のまま取り込まれる。動
画撮影中に更に別の静止画フレームを取り込む場合に
は、その静止画は、第2のフレーム・メモリ54bに格
納される。静止画圧縮伸長回路52は静止画用フレーム
・メモリ54a,54bに格納される静止画を圧縮す
る。圧縮された画像データは、記録媒体58に記録され
る。
【0039】本実施例では、静止画圧縮伸長回路52を
CPU60とは別に設けることで、CPU60の負荷を
減らすことができ、静止画像の圧縮処理を高速に実行で
きる。勿論、CPU60の処理能力にもよるが、動画像
圧縮伸長回路50及び静止画像圧縮伸長回路52の機能
をソフトウエアによっても実現できることはいうまでも
ない。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、動画像の質と量に適した形式で、
圧縮記録を簡易化し、かつ、動画撮影中の任意のフレー
ムを、動画をコマ落ちさせずに高精細に記録できる。
【0041】さらに再生表示の時には、動画データ中の
静止画フレームフラグと静止画データとをリンクするこ
とで、静止画像からの動画シーンの頭出し、または逆
に、動画シーン中からの高精細静止画プリント等が容易
に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図2】 本発明の第2実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図3】 カメラ信号処理回路16から出力される画像
情報を時系列で示す模式図である。
【図4】 動画像圧縮される画像情報を時系列で示す模
式図である。
【図5】 連続撮影中で静止画要求があった場合の、従
来例の圧縮結果を時系列で示す模式図である。
【符号の説明】
10:CCD撮像素子 12:A/D変換器 14:ディジタル信号処理回路 16:カメラ信号処理回路 18:動画像圧縮伸長回路 20:動画像圧縮用フレーム・メモリ 22:静止画像圧縮伸長回路 24:静止画圧縮用フレーム・メモリ 26:システム制御回路 28:記録媒体 30:インターフェース 32:電子ビューファインダ(又は光学式ファインダ) 34:映像/音声の外部出力端子 36:操作キー 38:連続撮影用トリガー 40:静止画撮影要求用レリーズ 42:表示器 44:電源回路 50:動画像圧縮伸長回路 50a:DCT回路 50b:量子化回路 50c:可変長符号化回路 50d:逆DCT回路 50e:逆量子化回路 50f:可変長復号化回路 50g:動き補償回路 52:静止画像圧縮伸長回路 52a:DCT回路 52b:量子化回路 52c:可変長符号化回路 52d:逆DCT回路 52e:逆量子化回路 52f:可変長復号化回路 54a,54b:フレーム・メモリ 56,58:記録媒体 60:大規模ゲートアレイCPU 62:インターフェース

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された動画像を第1の圧縮手段で圧
    縮処理した後、記録媒体に記録すると共に、当該動画像
    中の所望の少なくとも1フレーム以上の静止画像を内部
    フレーム・メモリに一時格納し、動画像記録終了後に第
    2の圧縮手段で圧縮処理した後、当該記録媒体に記録す
    ることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 当該静止画像は、当該動画像に比較して
    高精細画像である請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 当該記録媒体が、動画像を記録する第1
    記録媒体と、静止画像を記録する第2記録媒体からなる
    請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 入力された動画像を第1の圧縮手段で圧
    縮処理した後、記録媒体に記録すると共に、当該動画像
    中の所望の少なくとも1フレーム以上の静止画を内部フ
    レーム・メモリに一時格納し、動画像記録中に第2の圧
    縮手段で並列に圧縮処理した後、当該記録媒体に記録す
    ることを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 当該静止画像は、当該動画像に比較して
    高精細画像である請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 当該記録媒体が、動画像を記録する第1
    記録媒体と、静止画像を記録する第2記録媒体からなる
    請求項4に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 入力された動画像を第1の圧縮条件で圧
    縮処理した後、記録媒体に記録する第1の圧縮記録ステ
    ップと、 所定の指令に従い、当該動画像中の所望の少なくとも1
    フレーム以上の静止画像を内部フレーム・メモリに一時
    格納する一時格納ステップと、 当該内部フレーム・メモリに一時格納された静止画像
    を、動画像記録終了後に第2の圧縮条件で圧縮処理した
    後、当該記録媒体に記録する第2の圧縮記録ステップと
    からなることを特徴とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】 当該静止画像は、当該動画像に比較して
    高精細画像である請求項7に記載の画像処理方法。
  9. 【請求項9】 当該記録媒体が、動画像を記録する第1
    記録媒体と、静止画像を記録する第2記録媒体からなる
    請求項7に記載の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 入力された動画像を第1の圧縮条件で
    圧縮処理した後、記録媒体に記録する第1の圧縮記録ス
    テップと、 当該動画像中の所望の少なくとも1フレーム以上の静止
    画を内部フレーム・メモリに一時格納し、動画像記録中
    に第2の圧縮条件で並列に圧縮処理した後、当該記録媒
    体に記録する第2の圧縮記録ステップとからなることを
    特徴とする画像処理方法。
  11. 【請求項11】 当該静止画像は、当該動画像に比較し
    て高精細画像である請求項10に記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 当該記録媒体が、動画像を記録する第
    1記録媒体と、静止画像を記録する第2記録媒体からな
    る請求項10に記載の画像処理方法。
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