JPH0723532Y2 - 給・排気筒 - Google Patents

給・排気筒

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JPH0723532Y2
JPH0723532Y2 JP3963192U JP3963192U JPH0723532Y2 JP H0723532 Y2 JPH0723532 Y2 JP H0723532Y2 JP 3963192 U JP3963192 U JP 3963192U JP 3963192 U JP3963192 U JP 3963192U JP H0723532 Y2 JPH0723532 Y2 JP H0723532Y2
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JP
Japan
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cylinder
exhaust
supply
unit
flange
Prior art date
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Application number
JP3963192U
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English (en)
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JPH0622522U (ja
Inventor
敏広 茅原
真二 渡部
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Miura Co Ltd
Original Assignee
Miura Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0622522U publication Critical patent/JPH0622522U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、給気筒、排気筒を敷設
するに際し、接続を容易にし得る給・排気筒の構成に関
する。
【0002】
【従来の技術】排気筒の典型的な先行技術が図2に示さ
れる。図示の排気筒は、所定の長さの筒21の両端部
に、該筒21の外面に嵌合するための筒部および合着部
となる鍔部を有するフランジ22を溶接等によって固定
してなる構造であり、排気筒間に介在させて、排気筒側
の端部に同要領で設けられるフランジと前記フランジ2
2とを気密的に合着して、排気筒を接続することができ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】図2に示される如き従
来の接続手段は、例えば両側から敷設されてくる排気筒
を連結する場合、接続用の排気筒は、必要とされる所定
の長さに正しく合致させておかなければならなくて、融
通性の点で問題がある。また、排気筒を現場施工する場
合、図示の排気筒ユニットを複数個連結するのが一般的
な工法であるが、必要とする排気筒施工長さは現場によ
ってそれぞれ異なっており、そのために排気筒の切断お
よび溶接の作業が不可欠となり、作業が複雑かつ困難で
あるとともに、工事費が嵩むなどの経済面での不利が免
れ得ない。
【0004】本考案は、このような問題点の解消を図る
ために成されたものであり、本考案の目的は、現場での
給・排気筒の施工に際して、接続のための長さの調整が
可能で寸法自由度に優れていることにより、配筒工事の
迅速化ならびに省力化を果たし得る給・排気筒を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の目的を
達成するため以下に述べる構成としたものである。即
ち、本考案は、筒1およびその両端部に固定される固定
フランジ2,2からなる第1給・排気筒ユニット3と、
第1給・排気筒ユニット3の筒1内に摺動自在に嵌挿入
し得る小径筒部5が設けられる筒9、小径筒部5の外周
に摺動自在に嵌装される可動フランジ6および前記筒9
の一端部に固定される固定フランジ7からなる第2給・
排気筒ユニット8とを含み、前記小径筒部5の端部を第
1給・排気筒ユニット3の前記筒1内に嵌挿入し、第1
給・排気筒ユニット3の固定フランジ2と第2給・排気
筒ユニット8の可動フランジ6とを、鍔部14で合着
し、かつ、両フランジ2,6のコーナー部10,11間
に環状シール材12を介在させて結合することによっ
て、第1給・排気筒ユニット3と第2給・排気筒ユニッ
ト8とが伸縮可能に連結されることを特徴とする給・排
気筒である。
【0006】本考案はまた、上記の構成に対して、第1
給・排気筒ユニット3の固定フランジ2および第2給・
排気筒ユニット8の可動フランジ6の筒部13と鍔部1
4との境界部に、環状シール材12を押圧するための傾
斜部に形成されるコーナー部10および11を有する構
成が特定されてなる給・排気筒である。
【0007】また本考案は、前記の構成に対して、第2
給・排気筒ユニット8における筒9の固定フランジ7固
定側端部が、第1給・排気筒ユニット3の筒1と同径の
筒に形成される一方、各固定フランジ2,7および可動
フランジ6が、同形,同寸法の共通の部材からなる構成
が特定されてなる給・排気筒である。
【0008】
【作用】本考案によれば、第2給・排気筒ユニット8の
小径筒部5を第1給・排気筒ユニット3の筒1内に挿入
して摺動することにより、給・排気筒の全長を容易に調
節でき、可動フランジ6を摺動して第1給・排気筒ユニ
ット3の固定フランジ2との間で固定すれば、第2給・
排気筒ユニット8を確実に固定できる。さらに、固定フ
ランジ2と可動フランジ6のコーナー部10,11間
に、環状シール材12を介在しているため、給・排気洩
れや、雨水浸入が無い。
【0009】また本考案によれば、前記コーナー部1
0,11を傾斜部に形成してなることにより、両フラン
ジ2,6を締め付ける操作だけで環状シール材12に対
する押圧作用は十分であって、シール性が高い。さら
に、本考案によれば、固定フランジ2,7および可動フ
ランジ6を同形,同寸法の共通の部材により形成するこ
とによって、部品点数が少なく経済性にも優れる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1は、本考案の1実施例に係る排気筒の構
造を示す一部省略断面図である。図示の排気筒は、第1
排気筒ユニット3と第2排気筒ユニット8とを備える。
第1排気筒ユニット3は、全長に亘り同一径を成す筒1
の両端部に、固定フランジ2が嵌合され溶接などによっ
て固定されて構成される。固定フランジ2は、筒1の外
面に気密嵌合する筒部13と、該筒部13に対し直角方
向に拡がらせた鍔部14と、両部13、14の境界部に
傾斜部に形成されてなるコーナー部10とを一体に有し
ていて、鋼板からプレス成形、スピニング加工等によっ
て所定寸法のものが製作される。
【0011】第2排気筒ユニット8は、筒9の一端部に
固定フランジ7が嵌合され溶接などによって固定される
とともに、筒9外周に可動フランジ6が摺動自在に嵌装
されて構成される。筒9は、固定フランジ7が固定され
る一端部が前記筒1と同一径の大径筒部4で、その他の
部分が筒1内に摺動自在に嵌挿入し得る小径筒部5であ
って、例えば筒壁の肉厚分だけの径差を有する異径筒に
形成される。可動フランジ6および固定フランジ7は、
固定フランジ2と同形,同寸法のフランジが用いられ、
可動フランジ6は、前記小径筒部5に対し摺動自在に嵌
装される。
【0012】上記構成になる第1排気筒ユニット3およ
び第2排気筒ユニット8は図1に示すように連結され
る。即ち、前記小径筒部5の端部を第1排気筒ユニット
3の前記筒1内に嵌挿入し、第1排気筒ユニット3の固
定フランジ2と第2排気筒ユニット8の可動フランジ6
とを、鍔部14で合着し、かつ、両フランジ2,6のコ
ーナー部10,11間に環状シール材12を介在させて
結合することによって、第1排気筒ユニット3と第2排
気筒ユニット8とが伸縮可能に連結される。環状シール
材12は例えばシリコンゴム材などの高耐熱・耐薬品性
材料からなり、連結に先立って小径筒部5に嵌装してお
く。一方、両フランジ2,6は、ボルト,ナットによる
通常の固定手段で合着するが、その際、石綿などからな
る環状シール材15を介在させて合着するのが好まし
い。なお、排気筒の一連の接続が終わった時点で可動フ
ランジ6と小径筒部5とを溶接により固定することが望
ましいが、環状シール材12の押圧力で両部材の位置決
めは可能である。また、大径筒部4は、必ずしも設ける
必要はないが、他のフランジと共用し得る点で好ましい
ことである。
【0013】
【考案の効果】以上の如く本考案によれば、給・排気筒
の軸方向長さを、小径筒部5の長さ分に応じて調節する
ことができ、現場での接続工事の作業性が飛躍的に向上
する。また、環状シール材12を両フランジ2,6のコ
ーナー部10,11間に介在することにより、シール性
が高く、かつ、第2給・排気筒ユニット8の固定が確実
に行われる。さらに、コーナー部10,11に傾斜部を
形成することによって、シール材に対する締め付け力が
強くてシール性を向上し得る。また、各フランジ2,
6,7を同形、同寸法の共通部材に形成することによ
り、組立性、装置コストの面で有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例に係る排気筒の構造を示す一
部省略断面図である。
【図2】従来の排気筒の構造を示す一部省略断面図であ
る。
【符号の説明】
1,9…筒、 2,7…固定フランジ、 3…第1給・排気筒ユニット、 4…大径筒部、 5…小径筒部、 6…可動フランジ、 8…第2給・排気筒ユニット、 10,11…コーナー部、 12,15…環状シール材、 13…筒部、 14…鍔部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒1およびその両端部に固定される固定
    フランジ2,2からなる第1給・排気筒ユニット3と、
    第1給・排気筒ユニット3の筒1内に摺動自在に嵌挿入
    し得る小径筒部5が設けられる筒9、小径筒部5の外周
    に摺動自在に嵌装される可動フランジ6および前記筒9
    の一端部に固定される固定フランジ7からなる第2給・
    排気筒ユニット8とを含み、前記小径筒部5の端部を第
    1給・排気筒ユニット3の前記筒1内に嵌挿入し、第1
    給・排気筒ユニット3の固定フランジ2と第2給・排気
    筒ユニット8の可動フランジ6とを、鍔部14で合着
    し、かつ、両フランジ2,6のコーナー部10,11間
    に環状シール材12を介在させて結合することによっ
    て、第1給・排気筒ユニット3と第2給・排気筒ユニッ
    ト8とが伸縮可能に連結されることを特徴とする給・排
    気筒。
  2. 【請求項2】 第1給・排気筒ユニット3の固定フラン
    ジ2および第2給・排気筒ユニット8の可動フランジ6
    の筒部13と鍔部14との境界部に、環状シール材12
    を押圧するための傾斜部に形成されるコーナー部10お
    よび11を有する請求項1記載の給・排気筒。
  3. 【請求項3】 第2給・排気筒ユニット8における筒9
    の固定フランジ7固定側端部が、第1給・排気筒ユニッ
    ト3の筒1と同径の筒に形成される一方、各固定フラン
    ジ2,7および可動フランジ6が、同形,同寸法の共通
    の部材からなる請求項1または請求項2に記載の給・排
    気筒。
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