JPH0622522U - 給・排気筒 - Google Patents

給・排気筒

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JPH0622522U
JPH0622522U JP3963192U JP3963192U JPH0622522U JP H0622522 U JPH0622522 U JP H0622522U JP 3963192 U JP3963192 U JP 3963192U JP 3963192 U JP3963192 U JP 3963192U JP H0622522 U JPH0622522 U JP H0622522U
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JP
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cylinder
supply
exhaust
unit
flange
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敏広 茅原
真二 渡部
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Miura Co Ltd
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Miura Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続のための長さ調節が可能で現場施工面で
の寸法自由度に優れ、配筒工事の迅速化、省力化を果た
させる。 【構成】 筒1の両端部に固定フランジ2が固定される
第1給・排気筒ユニット3と、筒9の小径筒部5外周に
可動フランジ6が摺動自在に嵌装され、一端部に固定フ
ランジ7が固定される第2給・排気筒ユニット8とを備
える。小径筒部5の端部を筒1内に嵌挿入し、固定フラ
ンジ2と可動フランジ6とを鍔部14で合着し、かつ、
両コーナー部10,11間に環状シール材12を介在さ
せ結合して、第1給・排気筒ユニット3と第2給・排気
筒ユニット8とが伸縮可能に連結される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、給気筒、排気筒を敷設するに際し、接続を容易にし得る給・排気筒 の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
排気筒の典型的な先行技術が図2に示される。図示の排気筒は、所定の長さの 筒21の両端部に、該筒21の外面に嵌合するための筒部および合着部となる鍔 部を有するフランジ22を溶接等によって固定してなる構造であり、排気筒間に 介在させて、排気筒側の端部に同要領で設けられるフランジと前記フランジ22 とを気密的に合着して、排気筒を接続することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
図2に示される如き従来の接続手段は、例えば両側から敷設されてくる排気筒 を連結する場合、接続用の排気筒は、必要とされる所定の長さに正しく合致させ ておかなければならなくて、融通性の点で問題がある。また、排気筒を現場施工 する場合、図示の排気筒ユニットを複数個連結するのが一般的な工法であるが、 必要とする排気筒施工長さは現場によってそれぞれ異なっており、そのために排 気筒の切断および溶接の作業が不可欠となり、作業が複雑かつ困難であるととも に、工事費が嵩むなどの経済面での不利が免れ得ない。
【0004】 本考案は、このような問題点の解消を図るために成されたものであり、本考案 の目的は、現場での給・排気筒の施工に際して、接続のための長さの調整が可能 で寸法自由度に優れていることにより、配筒工事の迅速化ならびに省力化を果た し得る給・排気筒を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の目的を達成するため以下に述べる構成としたものである。即 ち、本考案は、筒1およびその両端部に固定される固定フランジ2,2からなる 第1給・排気筒ユニット3と、第1給・排気筒ユニット3の筒1内に摺動自在に 嵌挿入し得る小径筒部5が設けられる筒9、小径筒部5の外周に摺動自在に嵌装 される可動フランジ6および前記筒9の一端部に固定される固定フランジ7から なる第2給・排気筒ユニット8とを含み、前記小径筒部5の端部を第1給・排気 筒ユニット3の前記筒1内に嵌挿入し、第1給・排気筒ユニット3の固定フラン ジ2と第2給・排気筒ユニット8の可動フランジ6とを、鍔部14で合着し、か つ、両フランジ2,6のコーナー部10,11間に環状シール材12を介在させ て結合することによって、第1給・排気筒ユニット3と第2給・排気筒ユニット 8とが伸縮可能に連結されることを特徴とする給・排気筒である。
【0006】 本考案はまた、上記の構成に対して、第1給・排気筒ユニット3の固定フラン ジ2および第2給・排気筒ユニット8の可動フランジ6の筒部13と鍔部14と の境界部に、環状シール材12を押圧するための傾斜部に形成されるコーナー部 10および11を有する構成が特定されてなる給・排気筒である。
【0007】 また本考案は、前記の構成に対して、第2給・排気筒ユニット8における筒9 の固定フランジ7固定側端部が、第1給・排気筒ユニット3の筒1と同径の筒に 形成される一方、各固定フランジ2,7および可動フランジ6が、同形,同寸法 の共通の部材からなる構成が特定されてなる給・排気筒である。
【0008】
【作用】
本考案によれば、第2給・排気筒ユニット8の小径筒部5を第1給・排気筒ユ ニット3の筒1内に挿入して摺動することにより、給・排気筒の全長を容易に調 節でき、可動フランジ6を摺動して第1給・排気筒ユニット3の固定フランジ2 との間で固定すれば、第2給・排気筒ユニット8を確実に固定できる。さらに、 固定フランジ2と可動フランジ6のコーナー部10,11間に、環状シール材1 2を介在しているため、給・排気洩れや、雨水浸入が無い。
【0009】 また本考案によれば、前記コーナー部10,11を傾斜部に形成してなること により、両フランジ2,6を締め付ける操作だけで環状シール材12に対する押 圧作用は十分であって、シール性が高い。さらに、本考案によれば、固定フラン ジ2,7および可動フランジ6を同形,同寸法の共通の部材により形成すること によって、部品点数が少なく経済性にも優れる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。図1は、本考案の1実 施例に係る排気筒の構造を示す一部省略断面図である。図示の排気筒は、第1排 気筒ユニット3と第2排気筒ユニット8とを備える。第1排気筒ユニット3は、 全長に亘り同一径を成す筒1の両端部に、固定フランジ2が嵌合され溶接などに よって固定されて構成される。固定フランジ2は、筒1の外面に気密嵌合する筒 部13と、該筒部13に対し直角方向に拡がらせた鍔部14と、両部13、14 の境界部に傾斜部に形成されてなるコーナー部10とを一体に有していて、鋼板 からプレス成形、スピニング加工等によって所定寸法のものが製作される。
【0011】 第2排気筒ユニット8は、筒9の一端部に固定フランジ7が嵌合され溶接など によって固定されるとともに、筒9外周に可動フランジ6が摺動自在に嵌装され て構成される。筒9は、固定フランジ7が固定される一端部が前記筒1と同一径 の大径筒部4で、その他の部分が筒1内に摺動自在に嵌挿入し得る小径筒部5で あって、例えば筒壁の肉厚分だけの径差を有する異径筒に形成される。可動フラ ンジ6および固定フランジ7は、固定フランジ2と同形,同寸法のフランジが用 いられ、可動フランジ6は、前記小径筒部5に対し摺動自在に嵌装される。
【0012】 上記構成になる第1排気筒ユニット3および第2排気筒ユニット8は図1に示 すように連結される。即ち、前記小径筒部5の端部を第1排気筒ユニット3の前 記筒1内に嵌挿入し、第1排気筒ユニット3の固定フランジ2と第2排気筒ユニ ット8の可動フランジ6とを、鍔部14で合着し、かつ、両フランジ2,6のコ ーナー部10,11間に環状シール材12を介在させて結合することによって、 第1排気筒ユニット3と第2排気筒ユニット8とが伸縮可能に連結される。環状 シール材12は例えばシリコンゴム材などの高耐熱・耐薬品性材料からなり、連 結に先立って小径筒部5に嵌装しておく。一方、両フランジ2,6は、ボルト, ナットによる通常の固定手段で合着するが、その際、石綿などからなる環状シー ル材15を介在させて合着するのが好ましい。なお、排気筒の一連の接続が終わ った時点で可動フランジ6と小径筒部5とを溶接により固定することが望ましい が、環状シール材12の押圧力で両部材の位置決めは可能である。また、大径筒 部4は、必ずしも設ける必要はないが、他のフランジと共用し得る点で好ましい ことである。
【0013】
【考案の効果】
以上の如く本考案によれば、給・排気筒の軸方向長さを、小径筒部5の長さ分 に応じて調節することができ、現場での接続工事の作業性が飛躍的に向上する。 また、環状シール材12を両フランジ2,6のコーナー部10,11間に介在 することにより、シール性が高く、かつ、第2給・排気筒ユニット8の固定が確 実に行われる。さらに、コーナー部10,11に傾斜部を形成することによって 、シール材に対する締め付け力が強くてシール性を向上し得る。また、各フラン ジ2,6,7を同形、同寸法の共通部材に形成することにより、組立性、装置コ ストの面で有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例に係る排気筒の構造を示す一
部省略断面図である。
【図2】従来の排気筒の構造を示す一部省略断面図であ
る。
【符号の説明】
1,9…筒、 2,7…固定フランジ、 3…第1給・排気筒ユニット、 4…大径筒部、 5…小径筒部、 6…可動フランジ、 8…第2給・排気筒ユニット、 10,11…コーナー部、 12,15…環状シール材、 13…筒部、 14…鍔部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒1およびその両端部に固定される固定
    フランジ2,2からなる第1給・排気筒ユニット3と、
    第1給・排気筒ユニット3の筒1内に摺動自在に嵌挿入
    し得る小径筒部5が設けられる筒9、小径筒部5の外周
    に摺動自在に嵌装される可動フランジ6および前記筒9
    の一端部に固定される固定フランジ7からなる第2給・
    排気筒ユニット8とを含み、前記小径筒部5の端部を第
    1給・排気筒ユニット3の前記筒1内に嵌挿入し、第1
    給・排気筒ユニット3の固定フランジ2と第2給・排気
    筒ユニット8の可動フランジ6とを、鍔部14で合着
    し、かつ、両フランジ2,6のコーナー部10,11間
    に環状シール材12を介在させて結合することによっ
    て、第1給・排気筒ユニット3と第2給・排気筒ユニッ
    ト8とが伸縮可能に連結されることを特徴とする給・排
    気筒。
  2. 【請求項2】 第1給・排気筒ユニット3の固定フラン
    ジ2および第2給・排気筒ユニット8の可動フランジ6
    の筒部13と鍔部14との境界部に、環状シール材12
    を押圧するための傾斜部に形成されるコーナー部10お
    よび11を有する請求項1記載の給・排気筒。
  3. 【請求項3】 第2給・排気筒ユニット8における筒9
    の固定フランジ7固定側端部が、第1給・排気筒ユニッ
    ト3の筒1と同径の筒に形成される一方、各固定フラン
    ジ2,7および可動フランジ6が、同形,同寸法の共通
    の部材からなる請求項1または請求項2に記載の給・排
    気筒。
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JPH0723532Y2 JPH0723532Y2 (ja) 1995-05-31

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JP2015099671A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 三菱電機株式会社 真空バルブ
JP2023050301A (ja) * 2021-09-30 2023-04-11 本田技研工業株式会社 内燃機関の排気装置

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