JPH07233982A - 室内空気清浄維持システム - Google Patents

室内空気清浄維持システム

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JPH07233982A
JPH07233982A JP6047896A JP4789694A JPH07233982A JP H07233982 A JPH07233982 A JP H07233982A JP 6047896 A JP6047896 A JP 6047896A JP 4789694 A JP4789694 A JP 4789694A JP H07233982 A JPH07233982 A JP H07233982A
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JP
Japan
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air
control device
ceiling
contaminated
sucked
Prior art date
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Pending
Application number
JP6047896A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Ito
裕安 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
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Publication of JPH07233982A publication Critical patent/JPH07233982A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単なシステム構成の下で、汚染空気が室内
全体に拡散するのを防止する。 【構成】 室内の空気を吸い込む吸込口1と、下方に向
って空気を吹き出す吹出口2と、各吹出口2から吹き出
される気流(エアカーテン3)によって空間的に区切ら
れた部分空間C内の汚染空気発生場所(テーブル4)に
設けられ、汚染空気を吸い込むと共に吸い込んだ汚染空
気を天井の吸込口1に向かって吹き出す気流コントロー
ル装置5とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、室内の空気を清浄に維持するた
めの室内空気清浄維持システムに関する。
【産業上の利用分野】
【0002】
【従来の技術】従来では、室内の換気は、室内に新鮮な
空気を取り入れ、室内全体を循環させて、室内空気と混
合させながら室内の汚染空気(例えば、煙草の煙など)
を希釈することにより行なわれていた。しかし、このよ
うな換気方法では、汚染空気発生場所(例えば、煙草を
喫煙している場所)の近傍において汚染空気(煙草の煙
など)が十分に希釈されずに高い汚染濃度となると共
に、この汚染空気が室内全体に拡散してしまう。この結
果、例えば、非喫煙者に悪い影響を与えてしまってい
た。このような問題を解決するために、室内にパーティ
ションを設置し、このパーティションで囲まれた空間内
で喫煙を行なうことにより、汚染空気が室内全体に拡散
するのを防止する技術が提案されている(例えば、特開
平5−223304号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の換気方法では、
汚染空気が室内全体に拡散するのを効果的に防止できな
い。また、パーティションを設置することにより、汚染
空気の拡散をある程度防止することは可能だか、パーテ
ィションを室内に配置しなければならないので、室内の
スペースの有効活用が困難になると共に、設備費も高価
なものになってしまう。
【0004】そこで、本発明は、前記従来技術の問題点
に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、簡
単なシステム構成の下で、汚染空気が室内全体に拡散す
るのを防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の室内空気清浄維持システムは、室内の空気
を吸い込むために天井に設けられた複数の吸込口と、下
方に向って空気を吹き出すために天井に設けられた複数
の吹出口と、各吹出口から吹き出される気流によって空
間的に区切られた部分空間内の汚染空気発生場所に設け
られ、汚染空気を吸い込むと共に吸い込んだ汚染空気を
天井の吸込口に向かって吹き出す気流コントロール装置
とを有する。さらに、前記気流コントロール装置は、水
平方向から空気を吸い込む吸気口と、吸い込んだ空気を
上方向に吹き出す吹出口と、空気の吸い込みと吹き出し
を実行するファンとを有する。さらに、前記汚染空気発
生場所は、喫煙が行なわれるテーブルであり、前記気流
コントロール装置は、その吹出口と前記天井の吸込口と
が対向するように上記テーブル上に配置されている。
【0006】
【作用】本発明では、天井に、室内の空気を吸い込むた
めの吸込口と、空気を下方に向かって吹き出すための吹
出口とが複数個設けられている。そして、吹出口から吹
き出される気流によって一種のエアカーテンが形成され
る。これにより、室内空間は、エアカーテンによって囲
まれた複数の部分空間に空間的に区切られる。そして、
この部分空間内の汚染空気発生場所には、汚染空気を吸
い込むと共に吸い込んだ汚染空気を天井の吸込口に向か
って吹き出す気流コントロール装置が設けられている。
このようなシステム構成の下、汚染空気発生場所から発
生した汚染空気は、エアカーテンによって水平方向の拡
散が防止されて部分空間内に閉じ込まれる。さらに、こ
の汚染空気は、気流コントロール装置に吸い込まれれ
て、上方に向かって吹き出される。上方に吹き出された
汚染空気は、天井に設けられた吸込口から吸い込まれて
排気される。上記気流コントロール装置は、吸気口と吹
出口とファンとを有する。ファンを作動させると、吸気
口から水平方向に空気が吸い込まれ、吸い込まれた空気
は吹出口から上方に向かって吹き出される。また、この
気流コントロール装置は、例えば、喫煙が行なわれるテ
ーブル上に配置される。この際、気流コントロール装置
を、その吹出口が天井の吸込口と対向するように配置す
るのが好ましい。このように気流コントロール装置を配
置すれば、例えば、喫煙者がテーブルで煙草を吸ってい
る場合、煙草の煙は気流コントロール装置の吸気口から
吸い込まれる。吸い込まれた煙は、気流コントロール装
置の吹出口から上方に向かって吹き出される。このよう
にして吹き出された煙は、ほとんどが天井の吸込口に向
かって行き、吸込口に吸い込まれて効率よく排気され
る。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図により説明する。本発明
の室内空気清浄維持システムの概要を図1に示す。天井
Aには、スリット状の吸込口1とスリット状の吹出口2
が複数個設けられている。吸込口1は、室内Bの空気を
吸い込むためものであり、吹出口2は、空調空気を下方
に向かって吹き出すためのものである。この吹出口2か
ら吹き出された空気は気流となって垂直下方に向かう。
この気流によって一種のエアカーテン3が形成される。
この結果、室内Bは、エアカーテン3によって囲まれた
複数の部分空間Cに空間的に区切られる。このエアカー
テン3によって囲まれた部分空間C内の汚染空気(煙草
の煙など)は、エアカーテン3に遮られて水平方向には
拡散できないようになっている。
【0008】吹出口2から吹き出された空気は、室内B
の暖冷房負荷を処理しながら天井Aの吸込口1に吸い込
まれる。また、各部分空間C内には、床Dの上にテーブ
ル4が設けられている。そして、このテーブル4に気流
コントロール装置5がそれぞれ配置されている。この気
流コントロール装置5は、空気を吸い込むと共に吸い込
んだ空気を上方に向かって吹き出すものである。
【0009】ここで、この気流コントロール装置5の詳
細な構成を図2に示す。気流コントロール装置5は、例
えば、ボックス型であり、その下方部に長手方向に沿っ
て吸気口51が設けられている。また、気流コントロー
ル装置5の上部には、長手方向に沿って吹出口52が設
けられている。
【0010】また、気流コントロール装置5の内部に
は、吸気及び送気を兼ねたファン53が設けられてい
る。このファン53を作動させることにより、吸気口5
1から水平方向(矢印E方向)に空気が吸い込まれ、吸
い込まれた空気は吹出口52から上方(矢印F方向)に
向かって吹き出される。また、気流コントロール装置5
は、その吹出口52が天井の吸込口1と対向するように
配置するのが好ましい。
【0011】この気流コントロール装置5の動作を、汚
染空気として煙草の煙を例に取って、図3により説明す
る。例えば、テーブル4の周囲に設けられた椅子6に喫
煙者7が座って煙草を吸っている。この煙草の煙Gは、
気流コントロール装置5の吸気口51に向かって水平方
向に吸い込まれる。吸気口51から吸い込まれた煙G
は、気流コントロール装置5の吹出口52から上方に向
かって吹き出される。このようにして、汚染空気を吸引
するとともに、この吸引した汚染空気を上昇気流にして
上方に送り出す。
【0012】最後に、本発明の室内空気清浄維持の動作
を説明する。部分空間C内の汚染空気(煙草の煙など)
は、エアカーテン3によって水平方向の拡散が防止され
て部分空間C内に閉じ込まれる。吹出口2から吹き出さ
れた空気は気流となって垂直下方に向い、部分空間C内
の暖冷房負荷を処理しながら天井Aの吸込口1に吸い込
まれる。また、汚染空気発生場所であるテーブル4から
発生した汚染空気は、上述のようにして気流コントロー
ル装置5に吸い込まれ、上方に向かって吹き出される。
このようにして吹き出された汚染空気は、そのほとんど
が天井Aの吸込口1に向かって行く。
【0013】というのは、上述のように、気流コントロ
ール装置5の吹出口52は天井Aの吸込口1と対向して
いるからである。そして、吸込口1に向かった汚染空気
は吸込口1に吸い込まれて効率よく排気される。上述の
煙草の煙を例に取ると、煙は水平方向に拡散せずに、上
昇気流に乗って天井Aの吸込口1から排気されることに
なる。この結果、室内Bの非喫煙者に悪い影響を与える
ようなことはない。
【0014】上記実施例では、汚染空気として、煙草の
煙を例にとって説明したが、本発明は、これに限定され
るものではない。例えば、汚染空気としては、煙草の煙
以外にも、OA機器の発熱空気などが考えられる。この
場合には、発熱空気発生場所の近傍に気流コントロール
装置5を適宜設置すればよい。これにより、上記煙草の
煙と同様に汚染空気の室内Bへの拡散が防止される。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、パーティションのよう
な大掛かりな設備を設けなくても、汚染空気が室内全体
に拡散するのを効果的に防止できる。この結果、例え
ば、非喫煙者に煙草の悪影響を与えることを防止できる
と共に、喫煙者も気がねなく喫煙することができる。ま
た、机の配置等を変更しても、その配置に沿った気流場
が構成されるので、、天井の吹出口及び吸込口の位置を
その都度調整する必要はない。そして、レイアウトの変
更に応じて、気流コントロール装置を汚染空気発生場所
に適宜設置すればよい。この結果、室内のレイアウトを
変更にも柔軟に対処できるシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の室内空気清浄維持システムの概要を示
す図である。
【図2】気流コントロール装置の詳細な構成を示す図で
ある。
【図3】気流コントロール装置の動作を示す図である。
【符号の説明】
1 吸込口 2 吹出口 3 エアカーテン 5 気流コントロール装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の空気を吸い込むために天井に設け
    られた複数の吸込口と、下方に向って空気を吹き出すた
    めに天井に設けられた複数の吹出口と、各吹出口から吹
    き出される気流によって空間的に区切られた部分空間内
    の汚染空気発生場所に設けられ、汚染空気を吸い込むと
    共に吸い込んだ汚染空気を天井の吸込口に向かって吹き
    出す気流コントロール装置とを有することを特徴とする
    室内空気清浄維持システム。
  2. 【請求項2】 前記気流コントロール装置は、水平方向
    から空気を吸い込む吸気口と、吸い込んだ空気を上方向
    に吹き出す吹出口と、空気の吸い込みと吹き出しを実行
    するファンとを有することを特徴とする請求項1に記載
    の室内空気清浄維持システム。
  3. 【請求項3】 前記汚染空気発生場所は、喫煙が行なわ
    れるテーブルであり、前記気流コントロール装置は、そ
    の吹出口と前記天井の吸込口とが対向するように上記テ
    ーブル上に配置されていることを特徴とする請求項1に
    記載の室内空気清浄維持システム。
JP6047896A 1994-02-22 1994-02-22 室内空気清浄維持システム Pending JPH07233982A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112154291A (zh) * 2018-05-30 2020-12-29 三菱电机株式会社 换气系统、空气调节系统以及空气调节系统的设置方法
JP2022028621A (ja) * 2020-08-03 2022-02-16 康子 島田 ダクトレス吹上型エアーカーテン装置
JP2022078904A (ja) * 2020-11-13 2022-05-25 株式会社日本マシンサービス 雰囲気浄化方法及び雰囲気浄化装置
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JP2023105500A (ja) * 2022-01-19 2023-07-31 株式会社フジプロ エアバリア装置、エアバリア装置セット、および空気清浄方法

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