JPH0763380A - 室内空気清浄維持システム - Google Patents

室内空気清浄維持システム

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Publication number
JPH0763380A
JPH0763380A JP5235584A JP23558493A JPH0763380A JP H0763380 A JPH0763380 A JP H0763380A JP 5235584 A JP5235584 A JP 5235584A JP 23558493 A JP23558493 A JP 23558493A JP H0763380 A JPH0763380 A JP H0763380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
ceiling
room
floor
indoor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5235584A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Ito
裕安 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP5235584A priority Critical patent/JPH0763380A/ja
Publication of JPH0763380A publication Critical patent/JPH0763380A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内空気を清浄に維持するために、汚染空気
を室内に拡散させずに、排出口に向けて速やかに排出で
きるシステムを提供する。 【構成】 上方に向けて吹き出し可能な床吹き出しチャ
ンバー10を床下に設け、空気吹き出し口上面に通風性
を有する多孔カーペット20を敷く。前記空気吹き出し
口に対応する天井30面に室内空気排気用の空気吸い込
み口40を設けて、室内空気を床下から天井方向への流
れとして確保し、水平方向の汚染空気の拡散を妨げる。
併せて気流コントロール装置50で周囲の汚染空気(例
えば、タバコの煙A等)を吸い込み、天井面に向けて上
昇気流Bとして吹き出し、空気吸い込み口40から排出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、室内空気を清浄に維持するシス
テムに関し、特に、汚染空気を効果的に排気するもので
ある。
【産業上の利用分野】
【0002】
【従来の技術】従来、室内の空気清浄度を確保するため
には、室内に新鮮な空気を取り入れ、室内全体を循環さ
せて、室内空気と混合させながら、室内の汚染物質(例
えば、喫煙により生ずるタバコの煙中の粉塵等)を希釈
し、汚染空気を外部に排気する換気の方法が行なわれて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法で
は、室内に取り入れた空気を循環させて、室内の空気と
混合させるため、室内の汚物質が拡散されて、低濃度で
はあるが室内全体に行きわたるという問題があった。ま
た、特にスポット的に汚染物質が発生し続けるような場
合は、例えば、喫煙する場合等は、喫煙者の近傍では常
に汚染物質が発生するためそれ程希釈されず、喫煙者近
傍に汚染された空気が流れ、非喫煙者の健康に悪い影響
を与えるという喫煙環境の問題が近年注目されている。
そこで本発明は、室内空気を清浄に維持するために、汚
染物質により汚染された空気を拡散させずに、排気口に
向けて速やかに排気するシステムを提供することを目的
とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、室内の床下に、空気を上方に向けて吹き出し可能な
床吹き出しチャンバーを設け、空気吹き出し口を有する
床面上に、多数の通気孔を有する多孔カーペットを敷
き、前記空気吹き出し口に対応する天井に空気吸い込み
口を設けて、室内空気を床下から天井方向への流れとし
て確保するとともに、併せて気流コントロール装置で周
囲の汚染空気を吸い込み、天井の空気吸い込み口に向け
て上昇気流として吹き出し、天井の空気吸い込み口から
排気する。さらに、気流コントロール装置は、装置下方
に空気取り入れ口を設けるとともに、装置上方に空気吹
き出し口を設け、さらに装置内に空気取り入れ及び吹き
出し用のファンを設けた。
【0005】
【作用】本発明によれば、室内の空気は、床吹き出しチ
ャンバーから、多孔カーペットを通過して、天井に設け
た空気吸い込み口へ流れるようにするため、常に室内全
体にわたって下方から上方への空気の流れをつくること
ができる。そのため、下方から上方への空気の流れが、
一種のエアーカーテンのように室内の水平方向の空気の
移動を妨げるとともに、水平方向に移動しようとする空
気を巻き込んで上方への気流として排気することができ
る。さらに、気流コントロール装置を併用することによ
り、室内の局所で発生する汚染空気(例えば、喫煙時の
タバコの煙等)を、速やかに装置内に吸引するとともに
上昇気流として吹き出すので、この汚染空気は周囲に向
けて水平方向へ拡散せずに、速やかに天井の空気吸い込
み口から排気される。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図(図中の矢印は、空気の
流れを示す)により説明する。室内の床下空間は、外部
等の空気調整設備等の送風管と連通され、空調済空気或
は新鮮な外気が送風されるようになっている。床下に送
られた空気が、上方に向って吹き出すことができるよう
に、床面の処々に吹き出し用の口を多数設けて、床吹き
出しチャンバー10を形成する。さらに、床吹き出しチ
ャンバー10の上面には、裏面から表面に向けて、空気
流通用の通気孔を多数有した多孔カーペット20を敷
く。
【0007】一方、上記床吹き出しチャンバー10とほ
ぼ対面する天井30面の適所に、室内空気を排気できる
ように空気吸い込み口40を設ける。このようにして、
床吹き出しチャンバー10から空気を上方に向けて送り
出すとともに、送り出された空気を空気吸い込み口40
から吸い込むことにより、室内全体に、床下から天井側
への気流を形成する。
【0008】さらに、室内空気、特に汚染空気を吸引す
るとともに、この吸引した空気を上昇気流Bにして上方
に送り出す気流コントロール装置50を、後記するよう
に汚染空気の発生部位の適所に配置する。気流コントロ
ール装置50は、本実施例では、直方体のボックス下方
の長手方向に沿って吸気口51を、ボックスの上面の長
手方向に沿って吹き出し口52を設け、ボックス内部に
吸気及び送気を兼ねたファン53を設けたものである。
スイッチのON、OFFで電気的にファン53を作動さ
せ、室内空気を吸気するとともに、上面の吹き出し口5
2から空気を送り出すものである。
【0009】汚染空気としては種々のものが考えられる
が、本実施例では、一例として喫煙時のタバコの煙Aを
汚染空気として想定して説明する。喫煙者の位置するテ
ーブル60の上に上記構成の気流コントロール装置50
をおき、作動させて、タバコの煙Aを装置内部に取込
み、装置上面から上昇気流Bとして空気とともにタバコ
の煙Aを吹き出す。つまり、このタバコの煙Aは、水平
方向に拡散せずに、上昇気流Bにのって空気吸い込み口
40から排気される。
【0010】尚、室内における汚染空気としては、タバ
コの煙以外にも、例えばOA機器の発熱空気、室内の片
隅に設けられた給湯場所等で発生する調理臭やダスト臭
等の不快臭を伴う空気の流れ込み等も考えられる。しか
し、発熱空気発生近傍、又は不快臭を伴う空気の発生或
は流れ込み場所等に気流コントロール装置を適宜置くこ
とにより、上記喫煙時と同様に汚染空気の室内への拡散
を防ぎ、室内空気を清浄に維持することができる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、室内空気は、常に床下
から、天井面に向かう上昇気流として形成されるため、
汚染空気が室内に水平方向に比較的拡散することなく、
天井面の吸い込み口から早めに排気される。そのため、
室内の換気を従来より効率良く行なうことができる。ま
た、室内に空気汚染原因があっても、汚染空気が拡散さ
れずに排気されるため、例えば、近年問題となっている
喫煙者と非喫煙者の同室する環境での喫煙場所の設定に
おいて、タバコの煙を拡散せずに効果的に排気できる喫
煙環境をスポット的に形成することができ、喫煙場所を
非喫煙場所から極端に隔離する必要がなくなる。さら
に、本発明では垂直方向に室内空気の流れを形成するた
めに、室内空気の流れに対する家具配置等の影響を少な
くすることができ、その結果室内レイアウトを変更して
も、吹き出し、吸い込み口の位置をその都度調整する必
要がなく、その配置に沿った垂直方向の気流場が形成さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】システムの概要を示した断面説明図(a)。気
流コントロール装置の説明図(b)。
【符号の説明】
10 床吹き出しチャンバー 20 多孔カーペット 30 天井 40 空気吸い込み口 50 気流コントロール装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の床下に、空気を上方に向けて吹き
    出し可能な床吹き出しチャンバーを設け、空気吹き出し
    口を有する床面上に、多数の通気孔を有する多孔カーペ
    ットを敷き、前記空気吹き出し口に対応する天井に空気
    吸い込み口を設けて、室内空気を床下から天井方向への
    流れとして確保するとともに、併せて気流コントロール
    装置で周囲の汚染空気を吸い込み、天井の空気吸い込み
    口に向けて上昇気流として吹き出し、天井の空気吸い込
    み口から排気することを特徴とする室内空気清浄維持シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 気流コントロール装置は、装置下方に空
    気取り入れ口を設けるとともに、装置上方に空気吹き出
    し口を設け、さらに装置内に空気取り入れ及び吹き出し
    用のファンを設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    室内空気清浄維持システム。
JP5235584A 1993-08-27 1993-08-27 室内空気清浄維持システム Pending JPH0763380A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5235584A JPH0763380A (ja) 1993-08-27 1993-08-27 室内空気清浄維持システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5235584A JPH0763380A (ja) 1993-08-27 1993-08-27 室内空気清浄維持システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0763380A true JPH0763380A (ja) 1995-03-07

Family

ID=16988167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5235584A Pending JPH0763380A (ja) 1993-08-27 1993-08-27 室内空気清浄維持システム

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JP (1) JPH0763380A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013021466A1 (ja) * 2011-08-09 2013-02-14 日本たばこ産業株式会社 喫煙室の換気方法
RU2771228C1 (ru) * 2021-03-11 2022-04-28 Александр Викторович Гаврилястый Способ противодействия прониканию запаха табака из одной квартиры мкд в другую квартиру мкд через строительные конструкции, разделяющие эти квартиры

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