JPH0723391Y2 - ラップフィルム用カートン - Google Patents

ラップフィルム用カートン

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Publication number
JPH0723391Y2
JPH0723391Y2 JP7542089U JP7542089U JPH0723391Y2 JP H0723391 Y2 JPH0723391 Y2 JP H0723391Y2 JP 7542089 U JP7542089 U JP 7542089U JP 7542089 U JP7542089 U JP 7542089U JP H0723391 Y2 JPH0723391 Y2 JP H0723391Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wrap film
cutting blade
carton
cut
cutting
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7542089U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0315330U (ja
Inventor
久美子 阿部
誠 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
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Filing date
Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ラップフィルムを綺麗に切断出来るようにし
たラップフィルム用カートンに関するものである。
[従来の技術] 食品等を包装するためのラップフィルムは、通常ロール
状に巻かれて紙製のケースに収納されており、使用時に
はそのケースの上開口部からフィルムを所望の長さ引き
出すと共に、上蓋を被せてその上蓋に連設された前板で
引き出したフィルムを押えると共に、この前板の下端縁
に沿って取り付けられた鋸歯状切断刃でフィルムを幅方
向に切断するようになっている。
[考案が解決しようとする課題] 前記のように鋸歯状切断刃でラップフィルムを切断する
場合には、通常第5図に示すようにケースaから引き出
したラップフィルムbの端部の中央部分を手で掴み、そ
のラップフィルムをピンと張った状態で一気に切断する
が、ラップフィルムの幅方向の下半部は綺麗に切断され
ずに引き裂かれたような状態になることが多い。これ
は、ラップフィルムbの切断部分に加わる力が一定では
なく、中央部P2が強く上下部P1、P3は弱いため、ラップ
フィルムの下半部ではフィルムに加わる力が弱まり、切
断刃に沿って確実に切断されず、引っ張られて裂けるか
らである。
本考案は、このような従来の不具合を解消するためにな
され、鋸歯状切断刃によりラップフィルムを幅方向に切
断する場合に、最後迄綺麗に切断出来るようにしたラッ
プフィルム用カートンを提供することを技術的課題とし
たものである。
[課題を解決するための手段] この技術的課題を解決するための手段として、本考案
は、ロール状に巻かれたラップフィルムを収納したケー
ス本体と、このケース本体に連設された上蓋と、この上
蓋に連設され切り取り下縁に沿って鋸歯状切断刃が取り
付けられた前板とを備えたカートンにおいて、前記鋸歯
状切断刃は、中央を頂点としてその両側が下向き傾斜す
る逆V字型に形成されたことを要旨とし、また鋸歯状切
断刃の中央部に、下方に張り出す突出部が形成されたこ
とを特徴とするものである。
[作用] 鋸歯状切断刃が逆V字型となっているので、ラップフィ
ルムの切断は一瞬中間部で止まり、下半部に進むと切断
刃が下向き傾斜となっているので引っ張りによる裂けを
防止出来る反面、やや切り難くなっているがラップフィ
ルムにより強い力を掛けることとなって切断刃に沿って
綺麗に切断出来ることになる。また、切断時に鋸歯状切
断刃の中央部に形成された突出部を指で押さえれば、後
半部にラップフイルムが流れて引き裂かれるのを防止す
ることが出来る。
[実施例] 以下、図示の実施例により本考案を更に詳しく説明す
る。
第1図において、1はケース本体であり、その内部にロ
ール状に巻かれたラップフィルム2が収納されている。
前記ケース本体1は、上蓋1aが連設されると共に、この
上蓋に前板1bが連設されて下縁部はケース本体に数か所
接着されており、かつ中間部付近には切取線1cが横方向
に設けられ、この切取線のやや下方に刃先が位置するよ
うにして金属薄板製の切断刃3が裏面側に貼着されてい
る。前記切取線1cは、上蓋1aの長辺と平行な直線ではな
く、中央を頂点としその両側が下向きに傾斜したほぼ逆
V字型に形成され、これに対応して前記切断刃3の下縁
も中央を頂点としその両側が下向きに傾斜した斜線部3a
と3bを有する逆V字型に形成されている。
本考案に係るラップフィルム用カートンは上記のように
構成され、これを使用するには先ず前記切取線1cに沿っ
て前板1bの下部を切り取ると共に、前記下縁の接着部を
剥がすと開封することが出来、第2図に示すように前記
切断刃3の刃先は前板1bの切り取り下縁よりやや突出し
た状態になる。次に、ケース本体1から前記ラップフィ
ルム2を必要長さ分だけ引き出し、上蓋1aを閉じると共
に前板1bでラップフィルム2を押え、前記切断刃3で一
気に切断する。この場合は、ラップフィルム2の切り初
めの位置Aから中間点B迄の傾斜部3aは、前記のように
ラップフィルムに加わる力はそれほど強くないが切断刃
3が中央部に向かって上向きであるため極めて簡単にか
つ綺麗に切断され、中間点B付近では切断は一瞬止まる
が前記のようにラップフィルム2に強い力が加わって突
き刺しによる切断が確実になされ、その中間点Bから切
り終わりの位置Cに至る傾斜部3bは、ラップフィルムに
加わる力が弱くしかも切断刃3が下向きとなっているた
め、ラップフィルムの引き裂きは防止出来るがやや切り
難くなる。従って、使用者は下半部の切断時により強い
力をラップフィルム2に掛けるようになり、かつラップ
フィルム自体も傾斜部3bに強く接するので、下端縁まで
綺麗に切断されることになる。
第4図は、本考案の他の実施例を示すもので、ケース本
体11の前板11bの下縁を逆V字型に形成すると共に、中
央部に下向きに張り出したほぼ半円形の突出部11dを形
成し、これに対応させて切断刃13も中央部に下向きに張
り出したほぼ半円形の突出部13cを設けた構成にしてあ
る。この場合、引き出したラップフィルムを押さえる時
に、前記前板11bの突出部11dに親指を当てれば押さえ易
く、かつラップフィルムの下半部の切断に移る時点でそ
の初めの部分がしっかり押さえ付けられているので切断
のきっかけが与えられ、それに続く切断作業が円滑かつ
確実に行われることになる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、ラップフィルム
用カートンにおいて、鋸歯状切断刃は、中央を頂点とし
その両側が下向きに傾斜するほぼ逆V字型に形成したの
で、ラップフィルムの上半部と下半部での切断時の力の
加わり方が異なり、特にラップフィルムの下半部の切断
時に引き裂きを防止すると共に、切断刃に沿って下縁部
まで綺麗に切断することが出来ると云った優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すカートンの開封前の斜視
図、第2図は開封後上蓋を開いた状態での斜視図、第3
図は正面図、第4図は本考案の他の実施例を示す正面
図、第5図はラップフィルムの端部を掴んで切断する際
の力の掛かり具合を示す説明図である。 1、11…ケース本体、1a…上蓋 1b、11b…前板、1c…切取線 11d…突出部、2…ラップフィルム 3、13…切断刃、3a、3b…傾斜部 13d…突出部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール状に巻かれたラップフィルムを収納
    したケース本体と、このケース本体に連設された上蓋
    と、この上蓋に連設され切り取り下縁に沿って鋸歯状切
    断刃が取り付けられた前板とを備えたカートンにおい
    て、前記鋸歯状切断刃は、中央を頂点としてその両側が
    下向き傾斜する逆V字型に形成されたことを特徴とする
    ラップフィルム用カートン。
  2. 【請求項2】前記鋸歯状切断刃の中央部に、下方に張り
    出す突出部が形成されたことを特徴とする第(1)請求
    項記載のラップフィルム用カートン。
JP7542089U 1989-06-27 1989-06-27 ラップフィルム用カートン Expired - Lifetime JPH0723391Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7542089U JPH0723391Y2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27 ラップフィルム用カートン

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JP7542089U JPH0723391Y2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27 ラップフィルム用カートン

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Publication Number Publication Date
JPH0315330U JPH0315330U (ja) 1991-02-15
JPH0723391Y2 true JPH0723391Y2 (ja) 1995-05-31

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ID=31615980

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JP7542089U Expired - Lifetime JPH0723391Y2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27 ラップフィルム用カートン

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5766508B2 (ja) * 2011-05-19 2015-08-19 リケンテクノス株式会社 ラップフィルム収納箱
JP6194095B1 (ja) * 2016-12-26 2017-09-06 彰 白石 ラップフィルム収納容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0315330U (ja) 1991-02-15

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