JPS5937462Y2 - 包装用フイルム収納容器 - Google Patents
包装用フイルム収納容器Info
- Publication number
- JPS5937462Y2 JPS5937462Y2 JP14543681U JP14543681U JPS5937462Y2 JP S5937462 Y2 JPS5937462 Y2 JP S5937462Y2 JP 14543681 U JP14543681 U JP 14543681U JP 14543681 U JP14543681 U JP 14543681U JP S5937462 Y2 JPS5937462 Y2 JP S5937462Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packaging film
- container
- storage container
- plate
- film storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cartons (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は一般家庭をはじめとして食品等の包装に使用する
包装用フィルム収納容器の改良に関する。
包装用フィルム収納容器の改良に関する。
ロール状に巻かれた極薄の包装フィルムを厚紙等で作ら
れた収納容器内に収納し、容器内から所要長さを繰り出
して容器の底面隅角部、或いは繰り出し口縁等に付設し
た鋸歯状切断刃に当てかい切断使用する包装フィルム用
収納容器が汎用されている。
れた収納容器内に収納し、容器内から所要長さを繰り出
して容器の底面隅角部、或いは繰り出し口縁等に付設し
た鋸歯状切断刃に当てかい切断使用する包装フィルム用
収納容器が汎用されている。
ところで、この種容器で包装フィルムは切断後にその一
部が容器外に露出し、次回使用ではこの露出部分を摘ん
で繰り出すようにしているが、包装フィルム自体多少の
貼着性を有し、台所等の湿気の多い所での使用や、水漏
れした手等で取扱われるような場合は容器外に露出して
摘みにされる部分が容器面にべったりとくつついてしま
って、摘みとするにもこの剥離がなかなか面倒で手間ど
り、調理途中等では他の作業に支障を来すことも往々に
しである。
部が容器外に露出し、次回使用ではこの露出部分を摘ん
で繰り出すようにしているが、包装フィルム自体多少の
貼着性を有し、台所等の湿気の多い所での使用や、水漏
れした手等で取扱われるような場合は容器外に露出して
摘みにされる部分が容器面にべったりとくつついてしま
って、摘みとするにもこの剥離がなかなか面倒で手間ど
り、調理途中等では他の作業に支障を来すことも往々に
しである。
本案は上記の点に鑑みなされたものであって、包装用フ
ィルムの切断端部が自動的に容器面より浮上させられ、
次回使用での繰り出しを容易に行うことができる便利な
包装用フィルム収納容器を提供しようとするものである
。
ィルムの切断端部が自動的に容器面より浮上させられ、
次回使用での繰り出しを容易に行うことができる便利な
包装用フィルム収納容器を提供しようとするものである
。
以下、本案の実施例を図面についで説明する。
１は厚紙等で作られた容器で、これは前面板２、底面板
３、背面板４、左右側板５並びに上面板６を以て細長箱
形に構成したもので、上面板６は背面板４に連設して展
開可能にできており、この上面板６にはまた前面板２に
重なり貼合される垂下板７が連設しである。
３、背面板４、左右側板５並びに上面板６を以て細長箱
形に構成したもので、上面板６は背面板４に連設して展
開可能にできており、この上面板６にはまた前面板２に
重なり貼合される垂下板７が連設しである。
そして使用時にこの垂下板７は前面板面から剥離するか
、またはミシン目等の切目により切離される。
、またはミシン目等の切目により切離される。
８は前面板２と底面板３との隅角部に於いて若干刃先を
突出させて付設した鋸歯状切断刃である。
突出させて付設した鋸歯状切断刃である。
本案に於いては、垂下板７の板面に対し切目を入れて略
包装用フィルム幅員に相当する長さに細長折起片１０を
形戊し、使用に当ってこの折起片１０を外向きに折起こ
しガイド孔９を開設し、このガイド孔９に包装フィルム
Ａを挿通ガイドするようにしたものである。
包装用フィルム幅員に相当する長さに細長折起片１０を
形戊し、使用に当ってこの折起片１０を外向きに折起こ
しガイド孔９を開設し、このガイド孔９に包装フィルム
Ａを挿通ガイドするようにしたものである。
尚このガイド孔９は折起片１０部分を打抜いて開孔させ
るところの打抜き孔であってもよい。
るところの打抜き孔であってもよい。
１１は垂下板７の適所に突設した押上舌片で、使用時に
於いてその先端が切断刃８に掛からない適宜長さのもの
である。
於いてその先端が切断刃８に掛からない適宜長さのもの
である。
上記構成に於いて、本案は容器１内に収容の包装用フィ
ルムＡの端を垂下板７に開設したガイド孔９に予め挿通
して使用に供する。
ルムＡの端を垂下板７に開設したガイド孔９に予め挿通
して使用に供する。
本案によれば、容器内から包装フィルムＡを所要長さを
繰り出し、切断刃８に当てがって切断する際は上面板６
は片方の手で押え付けられ、また垂下板７は包装フィル
ムＡの緊張で前面板側へ押え付けられた状態となるが、
切断後に容器１から手を放すと、上面板６及び垂下板７
はフリーな状態で若干展開傾向を示し、この展開力によ
り垂下板７のガイド孔９に挿通される包装フィルムＡの
切断端部を容器側から引き離し、次回使用時に摘むのに
指を挿入するスペースをつくるのである。
繰り出し、切断刃８に当てがって切断する際は上面板６
は片方の手で押え付けられ、また垂下板７は包装フィル
ムＡの緊張で前面板側へ押え付けられた状態となるが、
切断後に容器１から手を放すと、上面板６及び垂下板７
はフリーな状態で若干展開傾向を示し、この展開力によ
り垂下板７のガイド孔９に挿通される包装フィルムＡの
切断端部を容器側から引き離し、次回使用時に摘むのに
指を挿入するスペースをつくるのである。
また、図示のように押上舌片１１を垂下板７に突設しで
あると、包装フィルムＡはその切断直前に於いて強い緊
張状態があっても、この押上舌片１１が包装フィルムＡ
と前面板２との中間に介在して前面板２へ包装フィルム
Ａが直接接触するのが阻止され、また切断直後では切断
刃８部分と包装フィルムＡの切口部分がくっ付いた状態
になっていても垂下板７がフリーな状態になると押上舌
片１１部分の展開力は他の部分に比べ大きくなるところ
から、当該部分からの剥離が始まって全体に波及し、包
装フィルムＡの切断端部は確実に引き離されるものであ
る。
あると、包装フィルムＡはその切断直前に於いて強い緊
張状態があっても、この押上舌片１１が包装フィルムＡ
と前面板２との中間に介在して前面板２へ包装フィルム
Ａが直接接触するのが阻止され、また切断直後では切断
刃８部分と包装フィルムＡの切口部分がくっ付いた状態
になっていても垂下板７がフリーな状態になると押上舌
片１１部分の展開力は他の部分に比べ大きくなるところ
から、当該部分からの剥離が始まって全体に波及し、包
装フィルムＡの切断端部は確実に引き離されるものであ
る。
以上のように本案の包装用フィルム収納容器では包装用
フィルムの繰出し時に摘みとされる包装用フィルム切断
端部が容器側から常に確実に引き離されたものとなって
包装フィルムの繰り出しを容易にするものであり、また
、構造上からも市販の容器構造に僅かに改良を加えるだ
けでよく、汎用性に富む優れたものである。
フィルムの繰出し時に摘みとされる包装用フィルム切断
端部が容器側から常に確実に引き離されたものとなって
包装フィルムの繰り出しを容易にするものであり、また
、構造上からも市販の容器構造に僅かに改良を加えるだ
けでよく、汎用性に富む優れたものである。
第１図は本案の斜視図、第２図は縦断面図である。
１・・・・・・容器、２・・・・・・前面板、３・・・
・・・底面板、４・・・・・・背面板、５・・・・・・
左右側板、６・・・・・・上面板、７・・・・・・垂下
板、８・・・・・・切断刃、９・・・・・・ガイド孔、
１０・・・・・・折起片、１１・・・・・・押上舌片、
Ａ・・・・・・包装用フィルム。
・・・底面板、４・・・・・・背面板、５・・・・・・
左右側板、６・・・・・・上面板、７・・・・・・垂下
板、８・・・・・・切断刃、９・・・・・・ガイド孔、
１０・・・・・・折起片、１１・・・・・・押上舌片、
Ａ・・・・・・包装用フィルム。
Claims (2)
- （１）容器内に収納したロール状包装用フィルムを所要
長さを繰り出し、これを容器外面に付設した鋸歯状切断
刃を以て切断するようにした包装用フィルム収納容器に
おいて、展開可能な上面板に連設した垂下板に包装用フ
ィルムを挿通ガイドするガイド孔を開設したことを特徴
とする包装用フィルム収納容器。 - （２）垂下板に開設のガイド孔は板面に切目を入れて形
戊した細長折起片の折起しにより開孔させることを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第１項記載の包装用フィ
ルム収納容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14543681U JPS5937462Y2 (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 包装用フイルム収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14543681U JPS5937462Y2 (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 包装用フイルム収納容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5849727U JPS5849727U (ja) | 1983-04-04 |
| JPS5937462Y2 true JPS5937462Y2 (ja) | 1984-10-17 |
Family
ID=29938367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14543681U Expired JPS5937462Y2 (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 包装用フイルム収納容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5937462Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-09-30 JP JP14543681U patent/JPS5937462Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5849727U (ja) | 1983-04-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4753481B2 (ja) | 包装用容器 | |
| US4582234A (en) | Dispensing carton | |
| US1991812A (en) | Dispensing box | |
| US2463375A (en) | Dispensing carton for paper rolls | |
| US2713939A (en) | Carton for waxed paper | |
| CN218878156U (zh) | 一种方便撕开的展示包装盒 | |
| JPS5937462Y2 (ja) | 包装用フイルム収納容器 | |
| US2390407A (en) | Dispensing container for roll paper | |
| US4589545A (en) | Cigarette package | |
| JPH04239444A (ja) | 末端タブを有するティアーストリップを有するディスペンサー容器 | |
| JP3034691B2 (ja) | カッター及び該カッターを用いた包装用シート収納カートン | |
| US2474783A (en) | Carton | |
| JPH0734823Y2 (ja) | ラップフィルムの収納ケース | |
| KR200186487Y1 (ko) | 휴대용 랩 커터 | |
| JP2001031104A (ja) | ラップカートン | |
| US20240067424A1 (en) | Perforated peel and stick wrapping paper | |
| US3018939A (en) | Carton | |
| JP3044588U (ja) | ラップ用フィルムコイルボックス | |
| JPH0723391Y2 (ja) | ラップフィルム用カートン | |
| JPS6121370Y2 (ja) | ||
| JP4249472B2 (ja) | ロール状包装材料収納カートン | |
| JPS6020584Y2 (ja) | 上包み付き容器の同時開封構造 | |
| WO1993015012A1 (en) | Cutting tool | |
| JP2001341733A (ja) | カッター付きロール収納ケース | |
| JPS5855002Y2 (ja) | 結束具 |