JP4753481B2 - 包装用容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロール状に巻かれた被包装体、例えばラップフィルムに代表される樹脂製フィルムや紙、アルミホイル等を包装するための包装用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から種々の型式のラップフィルムを包装するための容器が知られているが、その多くは厚紙製であり、ロール状に巻かれたラップフィルムを収納する容器本体と、この容器本体に一体的に設けられた蓋体とから構成されている。また、一般に、容器から引き出されたラップフィルムを切断するためのカッターが蓋体の前面壁の裏面に取り付けられている。
【0003】
この種の容器を用いる場合、蓋体を持ち上げてラップフィルムの先端部を露出させる。そして、フィルム先端部を指で摘んで引き出した後、蓋体を閉じ、カッターにより、引き出したラップフィルムを切断するのである。
【0004】
ラップフィルムの切断後、容器に残ったラップフィルムの先端部は蓋体の前面壁と容器本体の前面壁との間に配置されるが、容器本体の前面壁表面は平滑な面となっているため、フィルム先端部全体が容器本体の前面壁に密着した状態となることがある。
【0005】
このようにフィルム先端部が容器本体の前面壁に密着したときには、フィルム先端部を指で摘むことが困難となる。特に、老人や目の不自由な者にとっては、フィルム先端部の位置を見出すことさえも困難である。従って、ラップフィルムの引出しに手間がかかるという問題がある。
【0006】
かかる問題点に対しては、従来においては、実開平6−51128号公報や特開平11−59690号公報等に記載されているように、容器本体の前面壁に切り線を入れ、外側に突出する突出片を形成したものが提案されている。図8に示す容器1がその一例であり、容器本体2の前面壁3の突出片4の存在によりラップフィルム5の先端部全体が前面壁3に密着することを防止することが可能となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の容器においては、開封した後、突出片4を使用者が指等で押して外側に突出させる必要があり、面倒であった。
【0008】
また、突出片4は、容器1の材料である厚紙(一般的にはコートボール紙)の性質から平坦な状態に戻ろうとするため、図8に示すようにゴム6を用いて突出状態を維持する必要がある(実開平6−51128号公報参照)。ゴム6を容器1の製造工程で取り付けることは手間がかかり、製造コストを高めることとなり、また、使用者にゴムを取り付けることを要請することは好ましくない。
【0009】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その主目的は、使用者の手を煩わせなくとも突出片が自動的に外側に突出するようにした包装用容器を提供することにある。
【0010】
また、本発明の他の目的は、突出片の突出状態を維持できるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ロール状に巻かれたラップフィルム等の被包装体を収納する容器本体と、該容器本体の後面壁の頂縁から回動可能に連設されている蓋体とを備える包装用容器において、容器本体の前面壁が、容器本体の底面壁に一方の長縁が連設された矩形の第1壁体と、第1壁体の他方の長縁に連設された第2壁体であって、折り曲げられて第1壁体の裏面に接着された第2壁体とからなり、第1壁体に、外側に突出される突出片となる突出片部分を画成する切り線が形成されており、且つ、前記切り線の両端がそれぞれ第1壁体と第2壁体との間の折り線まで延びていることを特徴としている。切り線の形状としては、例えば略U字状のものがある。
【0012】
かかる構成においては、第1壁体と第2壁体とが互いに平坦な状態に復帰しようとするため、両壁体の折り線まで延びている切り線により画成された突出片部分は、自然に外側に突出してその状態を維持し、ラップフィルム等の被包装体の先端部を浮き上がらせる突出片として機能する。
【0013】
突出片部分は、容器本体の前面壁の長手方向中央部に画成されていることが好適である。突出片が設けられている場合、そこで被包装体を把持することとなるので、突出片が中央部にあれば、被包装体を把持する位置も被包装体の幅方向の中央部となり、片側での皺発生を抑制することが可能となるからである。
【0014】
また、本発明は、蓋体の前面壁の先端縁部に被包装体切断用のカッターが設けられている場合に特に有効となるものである。かかる容器の場合、突出片が容器本体の前面壁により押し付けられ、前記機能により、元の位置に戻ろうとする動作を防止することができるからである。
【0015】
更に、蓋体の前面壁の先端縁に連設され且つ容器本体の前面壁に接着される切除可能な開封片を備えている場合、閉蓋状態において開封片が覆う第1壁体の部位であって、突出片部分に隣接する部位に、開封片に接着され該開封片と共に除去されるようミシン目により画成された切除部分を設け、その切除部分が突出片部分にミシン目を介して連設されるよう構成することが有効である。開封片を切除する際、切除部分も第1壁体から切り離されるが、その時、突出片部分を外側に引き出す力が作用し、突出壁部分が確実に突出されることになる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書において「上」と「下」なる語は図面に示す位置状態での上、下を言うものとする。
【0017】
図1及び図2は、本発明に従ったラップフィルム包装用の容器の第1実施形態を示す斜視図であり、図1は開蓋状態、図2は閉蓋状態を示す図である。図示の容器10は、1枚の厚紙、好ましくはコートボール紙から作られている。容器10用の好ましいコートボール紙としては、例えば、表側から順に、印刷特性を向上させるための透明樹脂から成るコート層、透明漂白クラフトパルプから成る白色系の第1の表層、漂白クラフトパルプと脱インキパルプ(古紙の再生パルプ)とから成る白色系の第2の表層、及び古紙の再生パルプから成る古紙層を積層したものが知られている。このようなコートボール紙の場合、折り曲げても、平坦な状態に戻ろうとする特性がある。
【0018】
図1に示すように、容器10は、円筒状の紙管12にロール状に巻き付けられたラップフィルム14を収納するための容器本体16と、この容器本体16に一体的に連設された蓋体18とから構成されている。閉蓋状態の容器10の全体形状は図2に示す如く略直方体形状をなす。
【0019】
容器本体16の上部は、ラップフィルム14を引き出すための開口部として開放されている。また、蓋体18は、容器本体16の後面壁20の頂縁から連続して延び、容器本体16に対して回動可能であり、容器本体16の開口部を覆うことができるよう構成されている。蓋体18の前面壁(以下「蓋体前面壁」という)22の裏面には、引き出されたラップフィルム14を切断するための鋸刃状のカッター24が取り付けられている。図示実施形態においては、蓋体前面壁22の先端縁はV字状をなし、その形状に合わせてカッター24もV字状のものが用いられている。このようなV字状カッター24を採用した容器10の場合、図2に示すように、右手でフィルム先端部を把持し、左手の親指を蓋体前面壁22の中央部にあてがった状態で容器10を左手で握り、容器10を前側、すなわち矢印Aの方向にひねるのが、最も効率的なラップフィルム14の切断方法となる。
【0020】
なお、図1及び図2には示していないが、使用開始前にあっては、蓋体前面壁22の先端縁には開封片がミシン目を介して連設されており、容器本体16の前面壁(以下「本体前面壁」という)26の表面に接着されている。この開封片により容器10の封緘がなされ、カッター24の刃が露出するのを防いでいる。使用時、開封片は除去される。
【0021】
ここで、本体前面壁26を展開した図3も参照して本体前面壁26について更に詳細に説明する。本体前面壁26は、容器本体16の底面壁28に一方の長縁が連接された矩形の第1壁体26aと、この第1壁体26aと折り線27で連接された台形の第2壁体26bとからなり、第1壁体26aを底面壁28に対して直角に折り曲げると共に、第2壁体26bを折り線27に沿って180度折り曲げて第1壁体の裏面に接着剤で接着させることで構成されている。なお、符号26cの部分は容器本体16の側面壁30に接着される部分である。
【0022】
本体前面壁26を構成する第1壁体26aの長手方向中央部であって、閉蓋状態の蓋体前面壁22により覆われる部位には、略U字状の切り線32が入れられている。より詳細には、切り線32は、実質的に上下方向(第1壁体26aの短手方向)に延び且つ互いに所定の間隔をおいて配置された第1及び第2の切り線32a,32bと、これらの切り線32a,32bの下端(折り線27から離れた側の端部)同士を繋ぐよう横方向に延びる第3の切り線32cとから構成されている。略U字状の切り線32の両端、すなわち第1及び第2の切り線32a,32bの上端は、折り線27に達する位置まで、好ましくは折り線27を越えて第2壁体26bにまで入り込む位置まで延びている。また、図示実施形態では、第3の切り線32cの中央部は折り線27側に湾曲されている。この切り線32で囲まれた部分(突出片部分)34’は、本体前面壁26の他の領域から外側に突出する突出片34となるものである。このため、突出片部分34’は第2壁体26bとは接着されず、折り線27を中心として回動可能とされている。
【0023】
なお、本体前面壁26の表面には、ラップフィルム14の巻戻りを防止するための粘着層が設けられることが好適である。粘着層は、ラップフィルム14の切断直後にフィルム先端部を剥離可能に保持することができるよう、閉蓋状態では蓋体前面壁22により覆われる部位に形成される。図示実施形態の容器10では、蓋体前面壁22の中央部を押さえながらラップフィルム14を切断するため、粘着層は、本体前面壁26の中央部、従って突出片34の表面に設けることが好ましい。
【0024】
上述したような構成において、封緘された容器10を使用者が使用する場合、まず開封片(図1及び図2には示さず)を蓋体前面壁22から除去して、蓋体18を開くと、第1壁体26aの切り線32に囲まれた突出片部分34’が自動的に外側に突出する。この動作が得られる理由は次の通りである。
【0025】
第2壁体26bを折り線27に沿って第1壁体26aの裏面側に折り曲げた場合、突出片部分34’と第1壁体26aの他の領域とは切り線32により分離されているため、突出片部分34’は第2壁体26bと同一平面となる。実際には、突出片部分34’も第1壁体26aの他の領域と共に折り曲げられるが、容器10を構成するコートボール紙は復元性があるため、突出片部分34’は第2壁体26bと平行となろうとする。このため、突出片部分34’は、図4の矢印B方向への力が作用し、蓋体前面壁22による拘束がなくなった時点で突出し、突出片34として機能するようになる。
【0026】
これによって、ラップフィルム14の先端部の一部が突出片34によって本体前面壁26の他の領域から浮き上がった状態となり、使用者は容易にラップフィルム14を把持することが可能となる。なお、第3の切り線32aが湾曲され、突出片34の下縁に上向きの凹部36が形成されているが、この凹部36の存在により、指を突出片34の下側に挿入しやすくなり、これによってラップフィルム14の把持がより一層容易化される。
【0027】
また、突出片34が本体前面壁26の長手方向中央部に配置されていることから、ラップフィルム14の幅方向の中央部を摘むことになるので、ラップフィルム14の片側に皺がよるという弊害が生じにくくなるという効果も得られる。
【0028】
ラップフィルム14の先端部を把持したならば、所望の長さを引き出し、図2に示すように、蓋体18をしっかりと閉じ、容器10を持っている手の親指で蓋体前面壁22の中央部を押さえ、容器10を前方にひねってカッター24によりラップフィルム14を切断する。この時、蓋体前面壁22を介して突出片34が容器内側に押し戻されるが、開蓋状態とすれば再び外側に突出し、ラップフィルム14の先端部を浮き上がらせることができる。
【0029】
図5〜図7は、本発明の第2実施形態を示している。この第2実施形態に係る包装用容器100は、開封片50の除去に伴って突出片部分34’を強制的に外側に突出させるようになっている点で、第1実施形態とは異なっている。その他の点では、第1実施形態と実質的に同一であるので、同一又は相当部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0030】
第2実施形態に係る容器100には、第1壁体26aに開封片50と共に切除される切除部分52が設けられる。この切除部分52は、突出片部分34’の下側の隣接部位であって、封緘状態における開封片50が覆う部位に設けられており、ミシン目54により画成されている。また、切除部分52は突出片部分34’とミシン目56を介して連設されている。更に、切除部分52は封緘状態の開封片50の裏面に接着剤により接着されている。
【0031】
このような構成においては、使用開始するために開封片50を除去すると、開封片50と共に切除部分52も引っ張られ、第1壁体26aから除去される。この際、切除部分52はミシン目56により突出片部分34’の下縁と接合されているため、切除部分52が除去されると、突出片部分34’も図7の矢印C方向に引かれることになり、これにより、開封と同時に突出片部分34’が外側に引き出され、突出片34を構成することになる。この構成では、何らかの原因で突出片部分34’が第1壁体26aの他の領域に引っかかった場合等にも、使用者の手を煩わせることなく、確実に突出片部分34’を外側に引き出すことができるという利点がある。
【0032】
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。
【0033】
例えば、上記実施形態では、カッターが蓋体前面壁に取り付けられているが、容器本体の底面壁にカッターが取り付けられた容器であっても本発明は適用可能である。
【0034】
また、突出片は一カ所に限られず、複数箇所に設けてもよい。
【0035】
更に、突出片部分を画成する切り線の形状も略U字状に限られず、V字状、W字状等、種々考えられる。
【0036】
更にまた、本発明による容器により包装される被包装体は、ラップフィルムのみならず、その他の樹脂製フィルムや紙、アルミホイル等としてもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、ラップフィルム等の被包装体の先端部の一部が突出片の存在により本体前面壁から浮き上がった状態となるので、その先端部を容易に把持し引き出すことが可能となる。特に、被包装体の端縁の位置を見つけることが困難な状況や、目の不自由な者にとって、有効となるものである。しかも、突出片は開封により自然に突出し、その状態を維持するため、突出片を押し出す等の手間が不要であり、突出片の表面と本体前面壁の他の領域の表面とが面一になってしまうという弊害も防止される。
【0038】
また、蓋体前面壁にカッターが取り付けられている場合、蓋体前面壁をラップフィルム等の被包装体と共に本体前面壁に押し付ける動作があるため、突出片が元の平坦な状態に戻りやすいが、そのようなタイプの包装用容器に対し、本発明は、前記の突出維持効果を有しているため、特に有効となるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による包装用容器の第1実施形態を示す斜視図であり、開蓋状態を示す図である。
【図2】図1の容器の閉蓋状態を示す斜視図である。
【図3】本体前面壁を展開して示す図1と同様な斜視図である。
【図4】図1の容器の長手方向中央における断面図である。
【図5】本発明による包装用容器の第2実施形態を示す斜視図であり、開蓋状態を示す図である。また、切除部分が除去されていない状態を示す図である。
【図6】図5の容器の閉蓋状態を示す斜視図であり、開封片の一部が除去された状態を示す図である。
【図7】図5の容器の長手方向中央における断面図であり、(a)は開封片除去前、(b)は開封片除去直後を示す図である。
【図8】従来の包装用容器を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,100…包装用容器、12…紙管、14…ラップフィルム(被包装体)、16…容器本体、18…蓋体、20…容器本体の後面壁、22…蓋体の前面壁、24…カッター、26…容器本体の前面壁、26a…第1壁体、26b…第2壁体、32(32a,32b,32c)…切り線、34…突出片、34’…突出片部分、36…凹部、50…開封片、52…切除部分、54,56…ミシン目。

Claims (5)

  1. ロール状に巻かれた被包装体を収納する容器本体と、該容器本体の後面壁の頂縁から回動可能に連設されている蓋体とを備える包装用容器において、
    前記容器本体の前面壁が、前記容器本体の底面壁に一方の長縁が連設された第1壁体と、前記第1壁体の他方の長縁に連設された第2壁体であって、折り曲げられて前記第1壁体の裏面に接着された第2壁体とからなり、
    前記第1壁体に、外側に突出される突出片となる突出片部分を画成する切り線が形成されており、
    前記切り線の両端がそれぞれ前記第1壁体と前記第2壁体との間の折り線まで又は前記折り線を越えて前記第2壁体まで延びており、
    前記蓋体の前記前面壁の先端縁に連設され且つ前記容器本体の前記前面壁に接着される切除可能な開封片を備え、
    閉蓋状態において前記開封片が覆う前記第1壁体の部位であって、前記突出片部分に隣接する部位に、前記開封片に接着され該開封片と共に除去されるようミシン目により画成された切除部分が設けられており、
    前記切除部分が前記突出片部分にミシン目を介して連設されていることを特徴とする、包装用容器。
  2. 前記切り線が略U字状であることを特徴とする請求項1に記載の包装用容器。
  3. 前記突出片部分が、前記容器本体の前記前面壁の長手方向中央部に画成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の包装用容器。
  4. 前記蓋体の前記前面壁の先端縁部に被包装体切断用のカッターが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装用容器。
  5. 前記被包装体が樹脂製フィルムであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の包装用容器。
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