JP4132970B2 - 包装用容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロール状に巻かれた被包装体、例えばラップフィルムに代表される樹脂製フィルムや紙、アルミホイル等を包装するための包装用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から種々の型式のラップフィルムを包装するための容器が知られているが、その多くは厚紙製であり、ロール状に巻かれたラップフィルムを収納する容器本体と、この容器本体に一体的に設けられた蓋体とから構成されている。また、一般に、容器から引き出されたラップフィルムを切断するためのカッターが蓋体の前面壁の下縁部又は容器本体の前面壁の下縁部の裏面に取り付けられている。
【0003】
この種の容器を用いる場合、蓋体を持ち上げてラップフィルムの先端部を露出させる。そして、フィルム先端部を指で摘んで引き出した後、蓋体を閉じ、カッターにより、引き出したラップフィルムを切断するのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来一般のラップフィルム包装用容器では、ラップフィルムを強く引っ張ると、ロール状のラップフィルムが容器本体から飛び出す場合があった。
【0005】
また、ラップフィルムを引き出す際、ラップフィルムは容器本体の前面壁の頂縁部に接しながら引き出されるが、いわゆる線接触の状態となるため、引出しに力を要するという問題点がある。
【0006】
そこで、従来においては、例えば特許第2944418号公報に記載されているような容器が提案され、製造されている。図6に示すように、前記公報に記載の容器1は、容器本体2の前面壁3の頂縁部から容器本体2の内部に延びる押え板4を備えるものである。
【0007】
この押え板4は、容器本体2の上部開口部5を部分的に覆うため、ロール状ラップフィルム6の飛出しを抑制することができる。また、ラップフィルム6は押え板4の上面に接しながら引き出されるため、面接触となり、引出し力の低減に寄与する。
【0008】
しかしながら、図6に示す容器1では、押え板4を前面壁3の頂縁部に連設させたものであるため、前面壁3が1枚構成となり、その結果、前面壁3が脆弱で、へこみ易いという問題がある。特に、カッター7が蓋体前面壁8の下縁部裏面又は容器本体の前面壁3の下縁部の裏面に取り付けられている容器1の場合、蓋体前面壁8と容器本体2の前面壁3とを押さえ付けた状態でラップフィルム6を切断するので、容器本体2の前面壁8が早期に変形してしまい、ラップフィルム6が切断しにくくなってしまう。
【0009】
また、押え板4の自由端縁がロール状ラップフィルム6の表面に接するため、ラップフィルム6を引き出す際、押え板4が図6の矢印方向に移動してしまい、ラップフィルム6が押え板4の上面に接しない状態となることがある(図6の二点鎖線参照)。これでは、引出し力の低減という所期の効果が得られない。
【0010】
そこで、本発明の主目的は、ラップフィルム等の被包装体の引出しを容易に行うことのできると共に、ロール状被包装体の容器本体からの飛出しを抑制することができる包装用容器を提供することにある。
【0011】
また、本発明の別の目的は、容器本体の前面壁の変形を防止することのできる包装用容器を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ロール状に巻かれた被包装体を収納する容器本体と、該容器本体の本体後面壁の頂縁部に連設されている蓋体とを備える包装用容器において、容器本体の本体前面壁の頂縁部に連設され且つ本体前面壁の裏面に接するよう折り返された補強板と、補強板の、本体前面壁の頂縁部とは反対側の縁部で折れ線を介し連設され且つ本体後面壁の側に延びる押え板であって、容器本体に収納されたロール状被包装体を押さえるようになっている押え板と、押え板の、補強板とは反対側の縁部で折れ線を介し連設され且つ本体前面壁の側に延びる滑り板と、を備えたことを特徴としている。
【0013】
かかる構成においては、押え板がロール状被包装体の飛出しを抑制することができる。また、滑り板の上面を被包装体を滑動して引き出されることになるので、引出しが容易となる。更に、補強板が本体前面壁の裏面側に配されることにより、本体前面壁が補強される。なお、補強板を本体前面壁に接着することで、その補強効果が向上する。
【0014】
また、容器本体の本体側面壁に、ロール状被包装体の開口端部に挿入される支持片を設けることが好ましい。これによって、ロール状被包装体の容器本体からの飛出しをより確実に防止することができる。
【0015】
支持片は、本体側面壁を少なくとも二重として、その本体側面壁の内側の部分に形成することが好ましい。通常、支持片は本体側面壁の一部を折り曲げて形成するため、本体側面壁に穴が形成されるが、本体側面壁を二重構造として、その内側部分のみに支持片を形成することとすれば、本体側面壁の外側部分で支持片形成による穴を塞ぐことができる。
【0016】
また、カッターが本体前面壁の下縁部裏面又は蓋体前面壁の下縁部裏面に取り付けられている場合、本発明は特に有効となる。すなわち、被包装体を切断する際、蓋体を閉じ、蓋体前面壁を指で押さえるため、本体前面壁もその力で早期に変形するおそれがあるが、補強板、そして押え板及び滑り板の存在により、本体前面壁の変形を抑制ないしは防止することができる。
【0017】
また、使用開始前にあっては、蓋体前面壁の下縁部には開封片がミシン目等の切取り線を介して連設され、接着剤により本体前面壁に局部的に固定され、これにより包装用容器の封緘がなされるが、この状態で、滑り板は本体前面壁と、蓋体前面壁及び開封片との間に配置されるようにすることが好ましい。包装用容器にロール状の被包装体を装填する場合、滑り板の存在はその装填を妨げる要因となり得るため、滑り板を本体前面壁の外側に配置し、蓋体前面壁及び開封片と本体前面壁との間で挟持させておくのがよいのである。かかる場合、開封片を切除して蓋体を容器本体から持ち上げれば、補強板、押え板及び滑り板の材料の有する弾性力により、滑り板は容器本体の内側へと移動し、請求項1に記載の位置状態となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書において「上」と「下」なる語は図面に示す位置状態での上、下を言うものとする。
【0019】
図1〜図4は、本発明に従ったラップフィルム包装用の容器を示す図であり、図1は開蓋状態の斜視図、図2は閉蓋状態の斜視図、図3は封緘状態の断面図、図4は使用時の断面図である。図示の容器10は、1枚の厚紙、好ましくは坪量270〜600g/m2のコートボール紙から作られており、円筒状の紙管12にロール状に巻き付けられたラップフィルム14を収納するための容器本体16と、この容器本体16に一体的に連設された蓋体18とから構成されている。閉蓋状態の容器10の全体形状は略直方体形状をなす。なお、ロール状となっているラップフィルム14の部分を特にロール状フィルム14Rと称することとする。
【0020】
典型的なロール状フィルム14R、すなわち外径約40mm、肉厚約1mm、長さ約380mmの紙管12に巻き付けられた幅300mm、長さ20mのラップフィルム14を包装する容器10は、一般的に、長さ約310mm、幅約46mm、高さ約46mmの外形寸法を有するが、手の小さな女性や子供の使用を考慮した場合、更に小型化してもよい。
【0021】
容器本体16は、矩形の本体底面壁20と、この本体底面壁20の各長縁部から垂直上方に延びる本体前面壁22及び本体後面部24と、本体底面壁20の各短縁部から垂直上方に延び且つ本体前面壁22及び本体後面壁24の対向端部間を連結する本体側面壁26,26とを備えている。また、容器本体16の上部は、ラップフィルム14を引き出すための開口部28として開放されている。
【0022】
蓋体18は、本体後面壁24の頂縁部から連続して延び且つ容器本体16の開口部28を実質的に覆う矩形の蓋体頂面壁30と、この蓋体頂面壁30の各短縁部から垂直に容器本体16側に延びる蓋体側面壁32,32と、蓋体頂面壁30の前側の長縁部から垂直に延び且つ蓋体側面壁32,32の前側端部間を連結する蓋体前面壁34とを備えている。蓋体頂面壁30と本体後面壁24との間の折り線36をヒンジとして蓋体18は回動され、蓋体頂面壁30により容器本体16の開口部28が閉じられた場合、蓋体前面壁34及び蓋体側面壁32,32はそれぞれ本体前面壁22及び本体側面壁26,26の外面上に重なり合うようになっている。
【0023】
更に、使用する前においては、図3に示すように、蓋体前面壁34の下縁部にミシン目等の切取り線35を介して開封片37が連設されている。開封片37は接着剤により本体前面壁22と局部的に固定されているが、使用者は使用するに先立って、切取り線35に沿って開封片37を剥がし、ロール状フィルム14Rからラップフィルム14を引き出すことで、図1、図2及び図4の状態になる。
【0024】
蓋体前面壁34の縁部の裏面には、引き出されたラップフィルム14を切断するためのカッター38が取り付けられている。図示実施形態においては、蓋体前面壁34の先端縁はV字状をなし、その形状に合わせてカッター38もV字状のものが用いられている。このようなV字状カッター38を採用した容器10の場合、図2に示すように、右手でフィルム先端部を把持し、左手の親指を蓋体前面壁34の中央部にあてがった状態で容器10を左手で握り、容器10を前側、すなわち矢印Aの方向にひねるのが、最も効率的なラップフィルム14の切断方法となる。
【0025】
また、本体前面壁22の表面には、ラップフィルム14の巻戻りを防止するための粘着層40が設けられている。粘着層40は、ラップフィルム14の切断直後にフィルム先端部を剥離可能に保持することができるよう、閉蓋状態では蓋体前面壁34により覆われる位置に形成されている。図示実施形態の容器10では、蓋体前面壁34の中央部を押さえながらラップフィルム14を切断するため、粘着層40は、少なくとも、本体前面壁22の中央部に設けることが好ましい。
【0026】
図4に明示するように、本実施形態では、本体前面壁22の頂縁部には、本体前面壁22を補強するための補強板42が連設されている。この補強板42は、容器本体16の内側に折り曲げられ、好ましくは本体前面壁22の裏面(容器本体16の内側となる面)に接着されている。補強板42の幅(高さ)は、本体前面壁22の高さの1/4〜1/2程度とされている。
【0027】
補強板42の下縁部には押え板44が連設されており、その自由縁部が本体後面壁24に向くように、そしてやや上方に向くように補強板42の下縁部から折り返されている。押え板44は、ロール状フィルム14Rが容器本体16から飛び出さないよう機能するものであり、その幅は適宜定められるが、図示実施形態では補強板42の幅と同程度とされている。
【0028】
押え板44の自由縁部からは更に滑り板46が連続して延びている。この滑り板46は押え板44の自由縁部から本体前面壁22の頂縁部に向けて折り返されている。滑り板46の上面は、ロール状フィルム14Rから引き出されたラップフィルム14を支え、面で接することで滑りを良好なものとするものである。滑り板46の幅は適宜定められるものであるが、少なくとも、図4に示すように、滑り板46の自由縁部が本体前面壁22の頂縁部に接した状態で補強板42、押え板44及び滑り板46により形成される三角柱が、容器本体16の内部へのロール状フィルム14Rの配置を妨げないことが必須となる。
【0029】
滑り板46は、本実施形態に係る容器10を使用する前の封緘状態においては、好適には、図3に示すように、本体前面壁22と蓋体前面壁34との間に置かれる。この状態では、押え板44は補強板42に重ねられ、容器本体10の内部空間は広く開放される。一般に、ロール状フィルム14Rを容器10に装填する場合、容器10は図3に示す如く開封片37が本体前面壁22に接着された状態となっているが、一方の本体側面壁26と蓋体側面壁32は開放されたままにあるので、そこからロール状フィルム14Rがその長手方向に沿って挿入される。このような典型的な装填方法による場合、滑り板46が容器本体12の内部に存在すると、ロール状フィルム14Rの妨げとなってしまうが、図3に示すように滑り板46を本体前面壁22の外側に配置すれば、ロール状フィルム14Rの装填を容易に行うことができる。
【0030】
そして、容器10を使用するに先立って、使用者は蓋体前面壁34の下縁部に切取り線35を介して連設されている開封片37を剥がす。剥がすことによって、それまでは蓋体前面壁34と本体前面壁22との間に配置されていた滑り板46は蓋体前面壁34から押さえ付けられて本体前面壁22と蓋体前面壁34との間で挟持されていたものの、開封片37を剥がすことで押さえ付ける力がなくなるので、滑り板46、押え板44及び補強板42を構成する材料の有する弾性力により、図4に示す状態になる。すなわち、滑り板46は容器本体16の開口面に自動的に移動し、且つ、開口面にほぼ平行な状態となる。
【0031】
更に、容器本体16の本体側面壁26からは容器本体16の内側に突出する紙管支持片48が設けられている。この紙管支持片48は、ロール状フィルム14が容器本体16に装着された状態では、紙管12の開口端部に挿入されるようになっている。
【0032】
上述した容器10について、その展開図である図5に沿って更に詳細に説明する。
【0033】
図5において、矩形部分20aは本体底面壁20を構成し、この部分20aの長縁部に連続する部分24aは本体後面壁24となる。また、部分20aの他方の長縁部に連続する部分22aは本体前面壁22を構成する。部分24a及び部分22aは、それぞれ、折り線50,52で部分20aに対して約90度折り曲げられる。
【0034】
部分22aに続く部分42a、部分44a、そして部分46aはそれぞれ補強板42、押え板44、滑り板46となるものである。部分42aは部分22aの裏面側に接するよう、折り線54に沿って約180度折り返され、部分22aと部分42aとは互いに接着される。部分44aは部分42aに対して、部分42aの折曲げ方向とは逆の方向に、折り線56に沿って折り曲げられ、更に同方向に部分46aは部分44aに対して折り線58に沿って折り曲げられる。押え板44と滑り板46との間は相互に容易に回動し得るよう、また、押え板44は補強板42に対して容易に回動し得るよう、折り線56,58はミシン目としておくことが好適である。
【0035】
また、部分20aの各短縁部に連続するほぼ正方形の部分26a、部分24aの各短縁部に連続する部分26b、及び、部分22aの各短縁部に連続する部分26cは、本体側面壁26を構成する。図5に示すように、これらの部分26a,26b,26cは折り線62,64,66で約90度折り曲げられ、容器本体10の内側から部分26b、部分26c、部分26aの順で配列されると共に、互いに接着剤により接着される。
【0036】
また、部分26bの一部には折り線66に沿って折り曲げられる部分48aを有している。この部分48aは紙管支持片48となる。
【0037】
ここで、紙管支持片48の外側には部分26c及び26aが配置されるため、完成した容器本体16の本体側面壁26には穴が形成されることはないことに留意されたい。従来から本体側面壁に紙管支持片を形成する手段が考えられているが、それらはいずれも、容器を使用する際に使用者が本体側面壁を押して、本体側面壁の一部を内側に折り曲げるものである。従って、本体側面壁に穴が形成され、ゴミ等の侵入が懸念される。これに対し、本実施形態では、本体側面壁26には穴が形成されないため、ゴミ等の侵入の問題は全くない。なお、ロール状フィルム14Rを容器10内に装着するには、一方の本体側面部24の部分26a、26b、26cは開いておき、そこからロール状フィルム14Rを容器10内に入れ、最後に部分26b,26c,26aを閉じるという手順を採ればよい。
【0038】
一方、部分24aから折り線36を介して連設する部分30aは蓋体頂面壁30となり、更に部分24aとは反対側に位置する部分30aの長縁部からは、蓋体前面壁34を構成する部分34aが延びている。部分34aは折り線68で部分30aに対して約90度折り曲げられる。また、部分30aの各短縁部に続く部分32a及び部分34aの各短縁部の一部に続く部分32bは、蓋体側面壁32を構成するものである。これらの部分32a,32bは折り線70,72で約90度折り曲げられ、部分32bを内側にした状態で互いに接着される。
【0039】
なお、二点鎖線で示す符号37aの部分は開封片37となる部分であり、部分22aの表面に局所的に接着される。
【0040】
また、容器10の作製を容易にするためには、押し型を用いて前記の折り線を凹部状としたり、所定の深さの切込みを折り線に入れたりするのが好ましい。
【0041】
次に、上記構成において、ラップフィルム14を引き出して切断する場合の容器10の作用について説明する。
【0042】
なお、ラップフィルム14を引き出す前の状態は、ラップフィルム14が切断された直後の状態とする。この状態は閉蓋されており、ラップフィルム14の先端部は本体前面壁22と蓋体前面壁34との間に配置されている。
【0043】
この状態でラップフィルム14を引き出す場合、図4に示すように、蓋体18を若干持ち上げ、ラップフィルム14の端縁を摘み、所望の長さを引き出せばよい。
【0044】
この際、ロール状フィルム14Rから巻きほどかれるラップフィルム14は滑り板46の上面を滑っていく。すなわち、ラップフィルム14は容器10に対して面接触となるため、局部的に大きな摩擦や強い力を受けることがなく、円滑に且つ小さな力でラップフィルム14を引き出すことができる。
【0045】
また、紙管支持片48によりロール状フィルム14Rの中心軸線が容器本体16の長手方向中心軸線とほぼ同軸に維持されるため、ロール状フィルム14Rの容器本体16内でのガタツキが少なく、ラップフィルム14と滑り板46との接触状態は安定する。これによっても、ラップフィルム14の安定した引出しが可能となる。
【0046】
また、ロール状フィルム14Rが、ラップフィルム14の引出しに伴って矢印Bの方向に回転し、滑り板46を本体前面壁22に重ねる方向に移動させようとするが、押え板44の存在により、滑り板46は本体前面壁22とロール状フィル14Rとの間で斜めの状態を維持することができる。図6に示す従来の容器1では、ラップフィルム6の引出しに伴って、押え板(滑り板)4が倒れてしまい(図6の二点鎖線参照)、その機能を失うおそれがあることに比較して、本実施形態の構成ではそのような不具合は生じない。
【0047】
更に、ラップフィルム14を勢いよく引き出した場合には、ロール状フィルム14Rが容器本体16の開口部28から飛び出すおそれがあるが、押え板44と滑り板46との存在により、ロール状フィルム14Rは容器本体16内に保持される。勿論、本実施形態では紙管支持片48が設けられているため、ラップフィルム14の飛出しは殆ど生じることはない。
【0048】
ラップフィルム14を所望の長さだけ引き出したならば、図2に示すように、蓋体18をしっかりと閉じ、容器10を持っている手の親指で蓋体前面壁34の中央部を押さえ、容器10を前方にひねってカッター38によりラップフィルム14を切断するのである。
【0049】
この際、本体前面壁22にも親指からの大きな力が作用するが、本体前面壁22は補強板42により補強されているので、本体前面壁22が早期に変形してしまうことはない。加えて、本体前面壁22が蓋体前面壁34からの力をしっかりと支承するため、蓋体前面壁34の中央部を押して使用するV字状のカッター38に特に有効である。更に、本体前面壁22の剛性が向上していることから、切断されたラップフィルム14の先端部は粘着層40に押し付けられて確実に粘着され、ラップフィルム14のロール状フィルム14Rへの巻戻りを防止することができる。
【0050】
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。
【0051】
例えば、上記実施形態では、カッターが蓋体前面壁に取り付けられているが、本体側にカッターが取り付けられた容器であっても本発明は適用可能である。特に、本体前面壁の下縁部裏面にカッターが取り付けられている場合には、ラップフィルムを切断する際に蓋体前面壁を押さえるため、本体前面壁が補強される本発明の構成は有効となる。
【0052】
また、カッターの形状はV字状が好ましいが、直線状、凸形弧状、凹形弧状、台形突形状等の公知のものが用いられる。
【0053】
更に、本発明による容器により包装される被包装体は、ラップフィルムのみならず、その他の樹脂製フィルムや紙、アルミホイル等としてもよい。
【0054】
また、補強板、押え板及び滑り板は容器のほぼ全長にわたり延びているが、一部若しくは不連続なものとしてもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、ラップフィルム等の被包装体の引出しに力がかからず、容易に被包装体を引き出すことができる。
【0056】
また、本体前面壁が補強板により補強されるため、本体前面壁の変形が防止される。従って、本体前面壁の変形による不具合、例えばカッターから被包装体が後退して切断が困難となる、或いは、粘着層に被包装体が粘着せず巻き戻ってしまう等の不具合が防止される。
【0057】
更に、押え板と滑り板とは容器本体の上部開口部を遮る位置に配置されるので、被包装体の容器本体からの飛び出しが防止ないしは抑制される、という効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるラップフィルム包装用容器の一実施形態を示す斜視図であり、開蓋状態を示す図である。
【図2】本発明によるラップフィルム包装用容器の一実施形態を示す斜視図であり、閉蓋状態を示す図である。
【図3】図1及び図2に示す容器の断面図であり、開封前の状態を示す図である。
【図4】図1及び図2に示す容器の断面図であり、使用状態を示す図である。
【図5】図1及び図2に示す容器の展開図である。
【図6】従来の容器の断面図である。
【符号の説明】
10…容器、12…紙管、14…ラップフィルム、14R…ロール状フィルム、16…容器本体、18…蓋体、22…本体前面壁、24…本体後面壁、28…開口部、34…蓋体前面壁、37…開封片、38…カッター、40…粘着層、42…補強板、44…押え板、46…滑り板、48…紙管支持片。

Claims (6)

  1. ロール状に巻かれた被包装体を収納する容器本体と、該容器本体の本体後面壁の頂縁部に連設されている蓋体とを備える包装用容器において、
    前記容器本体の本体前面壁の頂縁部に連設され且つ前記本体前面壁の裏面に接するよう折り返された補強板と、
    前記補強板の、前記本体前面壁の頂縁部とは反対側の縁部で折れ線を介し連設され且つ前記本体後面壁の側に延びる押え板であって、前記容器本体に収納された前記ロール状に巻かれた被包装体を押さえるようになっている前記押え板と、
    前記押え板の、前記補強板とは反対側の縁部で折れ線を介し連設され且つ前記本体前面壁の側に延びる滑り板と
    を備え、
    前記蓋体が、前記本体後面壁の頂縁部に折れ線を介し連設され且つ前記容器本体の開口部を実質的に覆う矩形の蓋体頂面壁と、前記蓋体頂面壁の各短縁部から略垂直に延びる蓋体側面壁と、前記蓋体頂面壁の、前記本体後面壁の前記頂縁部とは反対側の縁部に折れ線を介し連設されている蓋体前面壁からなり、
    前記蓋体前面壁の下縁部に切取り線を介して連設され、接着剤により本体前面壁に局部的に固定される開封片を備え、開封前においては、前記滑り板が前記本体前面壁と、前記蓋体前面壁及び前記開封片との間に置かれるようになっていることを特徴とする、包装用容器。
  2. 前記本体前面壁と前記補強板とが互いに接着されている請求項1に記載の包装用容器。
  3. 前記容器本体の本体側面壁に、前記ロール状に巻かれた被包装体の開口端部に挿入される支持片が設けられている請求項1又は2に記載の包装用容器。
  4. 前記本体側面壁は少なくとも二重となっており、前記支持片は前記本体側面壁の内側の部分に形成されている請求項3に記載の包装用容器。
  5. カッターが前記本体前面壁の下縁部裏面に取り付けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の包装用容器。
  6. カッターが前記蓋体前面壁の下縁部裏面に取り付けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の包装用容器。
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