JP2005335772A - パウチ状容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 上部コーナー部に注出口部を設けた容器本体と、容器本体に折曲げ可能として連設された保持帯を具備したパウチ状容器であって、内容液充填後に、保持帯を容器本体に巻き付け、係止手段を介して接合させたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
上記特許文献1、2記載のスタンディングパウチは、移し替え始めで、内容物が充満している場合には、保持用の穴を保持していても容器が揺れ、移し替え時に注出口が詰め替え対象となる容器口部から外れ、内容物を周辺にこぼすという問題があった。
また、注出口近辺で、壁面フィルムが折曲がって、注出できなくなるという問題があった。
図1において、Aはスタンディングパウチの容器本体、Bは容器本体Aに設けられた注出口部、Cは容器本体Aに設けられた保持帯である。
両側の切欠部18の間は、内容物を充填する開口19となっている。
パウチ状容器は、二枚の壁面フィルム1a、1bと底部フィルム4の各シール部を、従来のように、ヒートシールまたは接着剤による接着などの方法によりシールして形成される。
容器本体Aに連設された保持帯Cの開口19から内容物が充填され、充填後に保持帯Cの開口19をシールし密封する。
次いで、保持帯Cの係止部17を、容器本体Aの胴部シール部2に設けられたスリット9に嵌挿し、切欠部18をスリット9端部に係止させることにより、保持帯Cがスリット9に係止される。
注出口11の開口状態が安定しているため、内容物を小出しに注出する際でも、最後まで所望の方向に注出できる。
また、折り目部の形状、折曲げの方向は、上記実施例の形状、方向に限定されない。
本実施例は、第1実施例の保持帯と該保持帯を保持するスリットの構成を変更したもので、第1実施例と同様の構成については、同一の符号をもって図示し、相違点を中心に説明する。
保持帯Caは、表裏二枚の壁面フィルム1a、1bより形成された容器本体Aの上部に折り目凹部14と折り目凸部15を介して連設された保持帯部16a、16bで形成されている。
パウチ状容器は、第1実施例同様に、各シール部が、ヒートシールまたは接着剤による接着などの方法によりシールして形成される。
容器本体Aに連設された保持帯Caの開口21から内容物が充填され、充填後に開口21をシールし密封する。
次いで、保持帯Caのリング部22を容器本体Aの胴部シール部2に設けられたスリット9aに嵌挿し、係止部23によりスリット9a端部に係止され、保持帯Caがスリット9aに係止される。
容器本体Aを傾けていくと、注出口11より内容物が注出される。
また、保持帯Caにリング部22を設けているため、リング部22内に手指を差込み、持ち運びが便利となり、また、リング部22内にフックを入れることによって、商品の展示にも役立たせることができる。
本実施例は、第1実施例の保持帯に形成された係止部と、それを係止するスリットをなくし、代わりに接着部を設けたもので、第1実施例と同一の構成については、同一の符号をもって図示し、詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明する。
保持帯Cbは、表裏二枚の壁面フィルム1a、1bより形成された容器本体Aの上部に折り目凹部14と折り目凸部15を介して連設された保持帯部16a、16bから形成され、その側部外周は、胴部シール部3と側部シール部8によりシールされ、内容物充填後に上端の開口21aがシールされる。
パウチ状容器は、第1実施例同様に、各シール部をヒートシールまたは接着剤による接着などの方法によりシールして形成される。
容器本体Aに連設された保持帯Cbの開口21aから内容物が充填され、充填後に開口21aをシールして密封する。
次いで、保持帯Cbの接着部30の接着剤層31を、図8に示すように、壁面フィルム1aの所定の位置に貼着させ係止する。
容器本体Aを傾けていくと、注出口11より内容物が注出される。
注出口11の開口状態が安定しているため、内容物を小出しに注出する際でも最後まで所望の方向に注出できる。
上記実施例では、保持帯Cbを壁面フィルム1aの所定の位置に貼着したが、図9に示すように、保持帯Cbを、容器本体Aの注出口側の胴部シール部2を表側の壁面フィルム1a側に折曲げ、それを巻き込んで、裏側の壁面フィルム1bの所定の位置に貼着してもよい。
また、この場合は、上記実施例よりも、容器の形状保形性が高くなり、開口状態の安定がよくなる。
また、接着部の剥離フィルム32表面に、接着部30の使い方などを文字や図画などで描くことができる。
さらに、接着部を容器本体側に設けてもよい。
本実施例は、第3実施例の接着部を接着シートに変えたのもので、第3実施例と同様の構成については、同一の符号をもって図示し、相違点を中心に説明する。
保持帯Ccは、図10、11、12に示すように、表裏二枚の壁面フィルム1a、1bより形成された容器本体Aの上部に折り目凹部14と折り目凸部15を介して連設された保持帯部16a、16bから形成され、その側部外周は、胴部シール部3と側部シール部8によりシールされ、上端縁は、内容物充填後にシールされる開口21aとなっている。
接着シート40は、図11に示すように、接着剤41によって貼着した剛性のある紙、または合成樹脂製の剛性フィルム42と、該剛性フィルム42の表面に塗布された接着剤43の層、および接着剤43を保護する剥離フィルム44とからなっている。
パウチ状容器は、第1実施例同様、周縁部の各シール部がヒートシール、または接着剤による接着などの方法によりシールして形成される。
容器本体Aに連設された保持帯Ccの上方から内容物が充填され、充填後に開口21aをシールして密封する。
容器本体Aを傾けていくと、注出口11より内容物が注出される。
本実施例は、パウチ容器と接着フィルムを別体とし、容器本体Aに保持帯Cdを巻き付け、接着フィルムで保持帯Cdを容器本体Aに接着するようにしたものである。
容器本体Aと保持帯Cdの構造は、第3実施例における構造と同一であり、前記各実施例と同様に、容器本体Aに内容物が充填された後に、開口21aがシールされる。
B 注出口部
C、Ca、Cb、Cc、Cd 保持帯
1a,b 壁面フィルム
2、3 胴部シール部
4 底部フィルム
5 底部シール部
6、18 切欠部
7 注出口部シール部
8 側部シール部
9、9a スリット
10 切取部
11 注出口
12 切断ライン
13 補助リブ
14 折り目凹部
15 折り目凸部
16a,b 保持帯部
17 係止部
19、21、21a 開口
20 係止部シール部
22 リング部
23 係止部
30 接着部
31、52 接着剤層
32 剥離フィルム
40 接着シート
41、43 接着剤
42 剛性フィルム
44、53 剥離フィルム
50 接着フィルム
51 フィルム
Claims (5)
- 上部コーナー部に注出口部を設けた容器本体と、容器本体に折曲げ可能として連設された保持帯を具備したパウチ状容器であって、
内容液充填後に、保持帯を容器本体に巻き付け、係止手段を介して接合させたことを特徴とするパウチ状容器。 - 係止手段が、保持帯の上端に設けられた係止部と、容器本体の注出口部側の胴部シール部に刻設させたスリットであることを特徴とする請求項1記載のパウチ状容器。
- 保持帯の上部に設けられた係止部が、リング部となっていることを特徴とする請求項2記載のパウチ状容器。
- 係止手段が、保持帯、または容器本体に設けられた剥離フィルムを貼着した接着剤層であることを特徴とする請求項1記載のパウチ状容器。
- 係止手段が、保持帯と容器本体を接着する接着フィルムであることを特徴とする請求項1記載のパウチ状容器。
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JP2004158425A JP2005335772A (ja) | 2004-05-27 | 2004-05-27 | パウチ状容器 |
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