JP3120623U - ファスナー付き包装袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】プラスチックフィルム製の包装袋において、開封後も密閉性よく開口部を繰り返し開閉することができ、内容物が少なくなっても取り出しやすさを維持することで、少量ずつ使用する内容物を保存するのに好適で、使い勝手のよい包装袋を提供する。
【解決手段】開口部の密閉手段として対向した線状の凸部と凹部とが嵌合する構造のファスナーを備え、かつ内容物が少なくなった時に底部を折り曲げて巻き上げた状態を保持する手段として、予め粘着シートを袋の表面に備えているか、あるいは、側方の熱シール部にスリット穴と該スリット穴に係合する係止部とを備えていることを特徴とする包装袋である。
【選択図】図1
【解決手段】開口部の密閉手段として対向した線状の凸部と凹部とが嵌合する構造のファスナーを備え、かつ内容物が少なくなった時に底部を折り曲げて巻き上げた状態を保持する手段として、予め粘着シートを袋の表面に備えているか、あるいは、側方の熱シール部にスリット穴と該スリット穴に係合する係止部とを備えていることを特徴とする包装袋である。
【選択図】図1
Description
本考案は、商品を内包するプラスチックフィルム製の包装袋に関するものである。
従来、少量ずつ使用する食品、例えば粉末飲料や乾物などの包装は、風味を保ち湿気を防ぐために蓋付きの瓶や缶が使用されてきた。しかし近年、使用後の廃棄処理の問題や、製造および流通コストの観点などから、嵩張らず軽量なプラスチックフィルム製の袋体が包装として多く使用されるようになっている。これらの包装袋でも、手軽に繰り返し密閉できれば、一度で使い切らないものの保存に便利である。
袋体の開封されている開口部を再度密閉する手段として特許文献1および特許文献2が示されているが、いずれの方法も開口側の巻き込み部分のために余分な高さが必要となり、開口からの深さが大きくなってしまうため内容物を取り出しにくくなる。また粘着シートは引き剥がす必要があるため、あまり強力な粘着力を与えられない上に、貼り付け、引き剥がしを何度も行うと粘着力が低下してしまう問題もあり、開閉を繰り返し行う包装袋の密閉手段として適しているとはいえない。
一方、開口部に対向した線状の凸部と凹部とが嵌合する構造のファスナーを備えた袋が知られており、簡単な操作で密閉性よく繰り返し開閉できるため、内容物を少量ずつ使用しながら保存できる包装袋として好適である。また、特許文献3および特許文献4に示されるようなガセット付きの袋形状にも応用できるようになっており、粉末飲料や菓子、乾物や調味料など多彩な商品の包装に適用されている。
実登3092182号公報
実登3050730号公報
特開2003−104388号公報
特開2002−114238号公報
しかし、前述のように繰り返し開閉しながら保存するのに便利なファスナー付き包装袋であるが、内容物が少なくなった際には開口から内容物までの距離が離れてしまい、スプーンや指先が届かず取り出しにくくなってしまう。このような場合、開口が小さく手を差し入れられない時は、包装袋を傾けて内容物を開口側へ寄せ集めようとするが、柔軟な袋体であるため壁面の形状が安定せず作業しにくいという問題がある。また、開口が大きい場合でも、手を深く差し入れると袋の内面に付着した内容物で手や袖口を汚してしまうという問題がある。
従来、ファスナー付き包装袋において内容物を取り出しやすくする方法は、開口を大きくとれるようにする工夫はなされてきたが、内容物の残量までを考慮した袋の深さに着目した改良はなされてこなかった。
本考案はかかる事情を鑑みて、開封後も密閉性よく開口部を繰り返し開閉することができ、内容物が少なくなっても取り出しやすさを維持することで、少量ずつ使用する内容物を保存するのに好適で、使い勝手のよい包装袋を提供することにある。
本考案の包装袋は、開口部の密閉手段として対向した線状の凸部と凹部とが嵌合する構造のファスナーを備え、かつ内容物が少なくなった時に底部を折り曲げて巻き上げた状態を保持する手段を備えていることを特徴とするものである。
請求項1は前記、底部を巻き上げた状態を保持する手段として、予め粘着シートを袋の表面に備えているものであり、請求項2は前記、底部を巻き上げた状態を保持する手段として、側方の熱シール部にスリット穴と該スリット穴に係合する係止部とを備えているものである。
本考案の包装袋によれば、ファスナーによる密閉手段と、底部を巻き上げた状態を保持する手段とを併せて備えていることにより、他の器具を使うことなく繰り返し密閉性よく開閉することができ、かつ内容物が少なくなっても、開口から内容物までの距離を小さくすることで内容物の取り出しやすさを維持することができるため、少量ずつ使用する内容物を保存するのに好適で、使い勝手のよい包装袋を提供することができる。
また、本考案の包装袋によれば、内容物が少なくなった時に底部を巻き上げた状態を保持することで外形が小さくなり、取り扱い及び収納がしやすくなるという利点もある。
本考案の包装袋は、袋本体がプラスチックを基材とするフィルムを重ね合わせ、端部を熱シールして形成されるものであり、一辺が未シールの状態で内容物を充填し、熱シールで密閉することにより商品の包装となる。単純な方形の周囲をシールしたものの他、側部や底部にガセットを入れて容量を増したものなどがある。これらの袋本体の形状は既知のものであり、また本考案の包装袋では何れの形状にも適用できることから、ここでの詳細な説明は省略する。
図1は本考案の実施例1の初期状態を示した正面図であり、図2は図1中の断面A−Aを示す。袋本体10の上辺が開口側であり、シール部11の内側にファスナー20が設けられている。ファスナー20は、互いに嵌合する線状の凸部と凹部とをもつテープであり、それぞれ袋本体10の対向する内面に熱溶着されている。
粘着シート30は表裏両面が粘着層になっており、一面を剥離シート31に覆われた状態で袋本体10の表面に貼り付けられている。
剥離シート31は、取り扱い中、不用意に剥がれないように、袋本体10の変形に追従できる柔軟性と粘着シート30への粘着力とを備えていることが望ましい。
また、剥離シート31を剥がし取った後でも粘着シート30の位置がわかりやすいように、粘着シート30自身が着色されているか、もしくは袋本体に粘着シート30の位置を示す目印が印刷されていることが望ましい。
袋本体10の正面または背面には、内容物が少なくなったとき底部を巻き上げることを促すように折り曲げ位置を示す印刷がされている。図では折り曲げ線13を例示しているが、これは包装デザインに合わせて色や模様などによる表示でもよく、折り曲げ位置が認識できるものであればよい。
本包装袋を使用する場合、まず開口部のノッチ12を起点としてシール部11とファスナー20との間で袋本体10を切り裂いて開封する。ファスナー20の嵌合を解離させることで内容物40を取り出すことができ、押圧して再度嵌合させることで繰り返し密閉保存することができる。
図3(a)に示すように、内容物40が少なくなってスプーン50や指先が届かず取り出しにくくなった場合、一旦ファスナー20を閉じたまま包装袋を逆さまにして、内容物40を開口側に寄せておき、図3(b)に示すように袋本体10の底部を折り曲げて巻き上げる。そして粘着シート30の剥離シート31を剥がし取って巻き上げ部14と貼り合わせることで、袋を底上げした状態に保持することができる。
この状態であれば、開口からスプーン50や指先を差し入れても内容物40に届くため取り出しやすくなり、また外形が小さくなるため収納しやすくなる。
この時、図4に示すように横ガセット15を設けた袋であれば、巻き上げ部14が底面となるように形を整えることで袋の自立性を持たせることができる。
粘着シート30のサイズおよび貼り付け位置は、袋の形状やサイズに応じて最適となるように、適宜設定することができる。また、大きな袋では図5に示すように、複数個所に粘着シート30を設けておき、内容物の残量に応じて段階的に底部を巻き上げるようにしてもよい。
図6は本考案の実施例2の初期状態を示した正面図であり、図7は図6中の断面B−Bを示す。袋本体10およびファスナー20の構成は実施例1と同様である。
粘着シート35は片面が粘着層になっており、1つの例では図7(a)のように一部が剥離シート36に覆われた状態で袋本体10の表面に貼り付けられている。
また、袋本体10の表面が滑らかで、強度的に剥離や破れの問題がない場合は、図7(b)のように剥離シートを使わずに粘着シート35を直接貼り付けておき、使用時に一旦剥がして再度貼り付けるようにすることもできる。この場合は、一旦剥がすときの手がかりとなるように、粘着シート35の一端には非粘着部35−aを設けることが望ましい。
本包装袋を使用する場合、実施例1と同様に開封、取り出し、再密閉が可能であり、内容物40が少なくなった場合も同様に底部を巻き上げ、図8に示すように粘着シート35により巻き上げ部14を貼り合わせることで、袋を底上げした状態に保持することができる。
本実施例においても、粘着シート35のサイズおよび貼り付け位置は、袋の形状やサイズに応じて、適宜設定することができる。また、前記実施例1の場合と同じように袋に自立性を持たせたり、複数個所に粘着シート35を設けておき段階的に底部を巻き上げるようにしたりすることができる。
図9は本考案の実施例3の初期状態を示した正面図である。開口部のファスナー20の構成は実施例1および実施例2と同様である。
袋本体10は側方の熱シール部にスリット穴16と係止部17とを備えている。スリット穴16は、袋本体10の底部の幅よりも左右方向外側に位置するように設けられており、穴端部は応力集中による亀裂が進行しないように、丸みを付けた形状となっている。
係止部17は、袋本体10の底部を巻き上げたとき、前記スリット穴16と対向する位置に設けられており、スリット穴16に差し込んだとき容易に抜けないように引っ掛かり部をもった形状となっている。
本包装袋を使用する場合、実施例1および実施例2と同様に開封、取り出し、再密閉が可能であり、内容物が少なくなった場合は、図10に示すように底部を巻き上げ、スリット穴16に係止部17の引っ掛かり部を一旦折り畳んで差し込み、再度展開して係合することで、袋を底上げした状態に保持することができる。
10 袋本体
11 シール部
12 ノッチ
13 折り曲げ線
14 巻き上げ部
15 横ガセット
16 スリット穴
17 係止部
20 ファスナー
30 粘着シート
31 剥離シート
11 シール部
12 ノッチ
13 折り曲げ線
14 巻き上げ部
15 横ガセット
16 スリット穴
17 係止部
20 ファスナー
30 粘着シート
31 剥離シート
Claims (2)
- プラスチックを基材とするフィルムを重ね合わせて端部を熱シールして形成される袋体であり、開口部の密閉手段として対向した線状の凸部と凹部とが嵌合する構造のファスナーを備え、かつ内容物が少なくなった時に底部を折り曲げて巻き上げた状態を保持する手段として、予め粘着シートを袋の表面に備えていることを特徴とする包装袋
- プラスチックを基材とするフィルムを重ね合わせて端部を熱シールして形成される袋体であり、開口部の密閉手段として対向した線状の凸部と凹部とが嵌合する構造のファスナーを備え、かつ内容物が少なくなった時に底部を折り曲げて巻き上げた状態を保持する手段として、側方の熱シール部にスリット穴と該スリット穴に係合する係止部とを備えていることを特徴とする包装袋
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|---|---|---|---|
| JP2006000583U JP3120623U (ja) | 2006-02-01 | 2006-02-01 | ファスナー付き包装袋 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2006000583U JP3120623U (ja) | 2006-02-01 | 2006-02-01 | ファスナー付き包装袋 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018523614A (ja) * | 2015-08-21 | 2018-08-23 | エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド | 直立プラスチック製保存袋 |
| CN109229826A (zh) * | 2018-08-22 | 2019-01-18 | 德清尚邑塑料制品有限公司 | 一种用于包装袋的新型骨条结构以及包装袋 |
| JP2020121803A (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-13 | 株式会社メルカリ | 梱包材 |
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2006
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| CN109229826B (zh) * | 2018-08-22 | 2024-02-27 | 德清尚邑塑料制品有限公司 | 一种用于包装袋的骨条结构以及包装袋 |
| JP2020121803A (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-13 | 株式会社メルカリ | 梱包材 |
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