JP2005104571A - 商品包装体 - Google Patents

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Abstract


【解決手段】主にハリス付き釣針を包装する商品包装体であって、台紙の内部にハリスを巻き付けて台紙の上方の窓部に釣針が取り付けられ、台紙の包装袋には台紙の窓部に蓋部が接着と剥離が可能になるように接着剤が折り返し蓋部と包装袋の表面との接着点に塗布されるよう形成されている商品包装体。
【効果】窓部に配置されている釣針を、折り返し蓋部を剥がすと容易に抜き出すことができ、台紙を包装袋から抜き出さずとも釣針を取り出すことができる。また、折り返し蓋部と包装袋の表面には接着剤が塗布されていることから、折り返し蓋部を繰り返し開閉することができ、包装を開けた後も釣針入れとして使用することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明の商品包装体は商品を包装するもの、主にハリスがついた釣針を包装する商品包装体に関するものであって、包装体の蓋の開閉を容易にでき、釣針などの商品の出し入れにおいて包装袋が引っ掛かって破れない商品包装体に関するものである。
従来の商品包装体、その中でもハリスのついた釣針を包装するための包装体は図11に示すものがあった。図11(a)に示す商品包装体101は複数の釣針102を包装するものであり、台紙107にハリス103を巻き付け、釣針102を台紙107の表面に引っ掛けて配置する。その釣針102が配置された台紙107を包装袋104に入れて包装していた。
しかし、図11(a)、(b)に示すように、この従来例の商品包装体101は包装袋104の後部に取り出し片105が貼着されて密封する形態となっている。
そこで、この包装体101では釣針102を取り出すときに取り出し片105の貼着状態を剥離させて、取り出し口106から台紙107を抜き出して蓋シート108を開けて、釣針102を取り出さなければならなかった。それに、台紙107を包装袋104に入れ直すときなどに釣針102の先に包装袋104が引っ掛かり、包装袋104が破れること等が多かった。
また、台紙107を抜き出した状態で釣針102を取り出すが、そのときに取り出し片105が台紙107に貼り付いたりすることが多く、使用し難いことが多かった。
そのため、取り出しなどの使用が容易でかつ包装袋が破れることがない包装体が望まれていた。
釣針の取り出しを容易にした商品包装体の背景技術には、商品包装用袋にシール蓋を設けたものがあった。
(例えば、特許文献1参照)
この商品包装用袋は、折り畳んだ台紙の内部にハリスがついた釣針を巻き付け、釣針が配置されている箇所の台紙はミシン目線で切り込みがなされており、使用者がミシン目線に沿って台紙の一部を切り離して商品取出窓口を形成して台紙内部の釣針を取り出すことができるものであり、その商品取出窓口を覆うように接着、剥離可能にシール蓋が形成されているものであった。
特開平11−130100号公報(第2−4頁、第1−3図)
この特許文献1にある商品包装用袋も、図11に示す従来技術の釣針の包装袋よりも釣針の取り出しが容易にはなっているが、使用者が台紙にあるミシン目線部分に沿って台紙の一部を切り取らねばならず、簡単な構造からなるものではなかった。このため使用者にとって容易に使用できるものではなく、製造面からも多くの負担を伴うものであった。
しかも釣針の包装体は、釣針が引っ掛かり、包装体が破れるなどの破損をすることが多く、釣針の包装体から釣針を出し入れする場合に、商品の外観としても必ずしも良いものではなかった。
そこで、釣針の針先が包装袋に引っ掛かることなく、釣針の取り出しが容易であり、より簡単な構造なものが望まれていた。
そこで、本発明の商品包装体は、台紙と包装袋からなる商品包装体であって、商品を折り畳んだ台紙の内部に収容し、該商品の主要部を台紙の上部に形成した窓部から露出させるものであり、包装袋は下方に挿入口を開口させ、上部に表面シートもしくは裏面シートのいずれかを延長させて折り返し、その折り返した内部に補強シートを挟み込んだ状態で接合してフック受け部を形成するものであり、その補強シートをフック受け部の接合箇所より下方に延長して、台紙の窓部を覆う蓋部を形成し、該蓋部によって前記商品が露出している台紙の窓部を覆うとともに、蓋部の側縁部と包装袋は切り離し可能に接合し、包装袋の下方の挿入口から台紙を挿入した後、該挿入孔を接合して密閉したことを特徴とするものである。
また、台紙と包装袋からなる商品包装体であって、商品を折り畳んだ台紙の内部に収容し、該商品の主要部を台紙の上部に形成した窓部から露出させるものであり、包装袋は下方に挿入口を開口させ、上部に表面シートもしくは裏面シートのいずれかを延長させて折り返し蓋部を形成するものであり、その折り返し蓋部によって前記商品が露出している台紙の窓部を覆うとともに、折り返し蓋部の側縁部と包装袋は切り離し可能に接合し、包装袋の下方の挿入口から台紙を挿入した後、該挿入孔を接合して密閉したことが好ましい。
また、蓋部若しくは折り返し蓋部は包装袋の表面に対して繰り返し着脱可能な状態に貼着されるよう、蓋部若しくは折り返し蓋部の先端付近の包装袋表面と貼着する面に粘着剤が塗布されており、粘着剤が塗布されている部分には、フィルムが被覆されていることが好ましい。
請求項1、2に記載の発明により、包装袋の折り返し蓋部と包装袋の表面とが接合されている折り返し蓋部の側縁部を切り離すことにより、包装状態から簡単に商品、主にハリス付き釣針を取り出す状態にすることができる。このため、ハリスつき釣針などの商品を取り出すときに、包装袋から台紙を引っ張り出さずに釣針などの商品を取り出せることができる。しかも、従来の商品包装体には図11に示す蓋シートが別途台紙の切込に取り付けられていたが、これを取り付ける必要がなく、簡易な構造による商品包装体を提供できる。
このように、簡単な構造かつ簡単な方法で商品を包装し、商品を取り出すことができる商品包装体を提供することができる。
また、釣針を商品として使用する場合には、包装袋から台紙を取り出すときなどに釣針が引っ掛かって包装袋が破れるということが多かったが、折り返し蓋部により開閉して釣針を取り出すことで、釣針が包装袋に引っ掛かるような、台紙の出し入れなどがなく、包装袋を破れるという包装袋の外観が損なわれることがない。
そして、台紙を包装袋の下側から挿入するために、台紙挿入時に埃などが包装袋内に混入することが激減し、高い商品品質で、外観のよいままに商品を提供することができる。
請求項3に記載の発明により、蓋部、折り返し蓋部が何度も貼着と剥離が可能になるように粘着剤が塗布されていることから、何回も包装袋を開閉して使用することができ、包装袋自体が釣針入れなどの商品を入れる収納体として使用することができる。
しかも、粘着剤の上にフィルムが貼られていることから、包装状態では折り返し蓋部と包装袋表面は貼着されておらず、初めて釣針を取り出すときにフィルムを剥がして折り返し蓋部と包装袋表面とを粘着剤で貼着して閉じるようにしている。このため、あらかじめ粘着剤で包装袋が接着されている場合と異なり、粘着剤が開封するまで劣化することなく何度も貼着と剥離が可能となり、商品包装体を開封後も釣針入れとして何度も使用が可能となる。
本発明の実施の一例を図面に添って説明する。
図1は商品包装体1の全体斜視図であり、図2〜図4は台紙を示しており、図5〜図7は第1実施例にかかる包装袋2を示しており、図8〜図10は第2実施例にかかる包装袋2を示しており、図11は従来技術を示すものである。
本発明の商品包装体1は、図1に示すように包装袋2と台紙3からなるものであり、本実施例においてはハリス4がついた釣針5を被包装商品とする商品包装体1について説明する。
尚、図1では包装袋2の蓋部38を捲り上げた状態で包装体窓部39、台紙窓部14から釣針5が露出した状態を示している。
図2に示すように、台紙3は厚紙状の素材であり、台紙本体6、扉片7、ハリス支持片8、ハリスおり返し片9、補強片10からなるものである。
尚、図2、3は折り畳む状態がわかりやすいように台紙3の裏側から示している。
図2(a)に示すように、中央に台紙本体6があり、台紙本体6の右側に扉片7が形成され、台紙本体6の左側にハリス支持片8が形成されている。そして台紙本体6の下側にハリスおり返し片9が形成され、ハリス支持片8の上側に補強片10が形成されている。
扉片7、ハリス支持片8、ハリスおり返し片9は台紙本体6の左右縁と下縁からそれぞれ連続して形成され、補強片10はハリス支持片8の上縁から連続して形成されており、製造時には厚紙状の素材から台紙3全体をカッティングし、台紙本体6と扉片7、ハリス支持片8、ハリスおり返し片9との間の縁とハリス支持片8と補強片10との間の縁には折り畳みが容易になるように折り畳み線11が形成されるよう製造される。また、図2(a)、(b)に示すように、配置片17が台紙本体6の窓部14に取り付けられる。この配置片17は透明の素材からなり、先端を台紙本体6の切込18に挿入し、両側を台紙窓部14の裏側に嵌め込んで固定されている。この配置片17により釣針5を外部から全体が見れるように配置することができる。
台紙3は扉片7、ハリス支持片8、ハリスおり返し片9、補強片10を折り畳んで形成される。図2(b)に示すように、補強片10を折り畳み線11に沿って下方に折り畳み、ハリスおり返し片9も折り畳み線11に沿って上方に折り畳む。ここで、ハリスおり返し片9はまず中央で山折りに折り畳みながら、ハリスおり返し片9全体を上方に折り畳む。そして図3(a)に示すように、その上からハリス支持片8を台紙本体6に重なるように折り畳み線11に沿って右方に折り畳み、その上から扉片7を台紙本体6とハリス支持片8に重なるように左方に折り畳む。
このとき、図3(b)に示すように、扉片7に形成されている差込部12をハリス支持片8に形成されている切込固定部13に挿入する。この挿入により、図3(c)に示すように、台紙3を折り畳んだ状態で係止される。また、再び台紙3を開けるときには切込固定部13から差込部12を抜けば、台紙3の折り畳み状態が解除され、台紙3に収容している釣針5を巻き付けることなどが可能になる。
ハリス4がついた釣針5を台紙に収容している状態を図4に示している。図4は図面上、台紙3の差込部12と切込固定部13による折り畳んだ状態から開けた状態で台紙3の裏側から示したものとなっているが、通常、台紙3は切込固定部13に差込部12が挿入されて折り畳んで固定されている。
台紙3の台紙本体6の上縁は凹みが形成されて窓部14が形成されており、その窓部14に前述した配置片17が取り付けられている。台紙3を折り畳むときに折り畳んだ補強片10が窓部14の内面側に配置されるようになる。ハリスつき釣針5を台紙に内包するときに凹んだ窓部14に湾曲している釣針5を引っ掛けて支持する。図1に示すように窓部14の配置片17に釣針5を配置することで、釣針5の全体を外部からみることができ、釣針5の針先により台紙3が傷つけられるのを防ぐため、窓部14を補強するために補強片10が配置されている。
釣針5は窓部14にある配置片17に、台紙3の外側から内側にかけて釣針の湾曲している部分を引っ掛けて配置され、釣針5に取り付けられたハリス4は、台紙本体6の切込18から台紙3の内部に通され、ハリス支持片8の通し孔15、15を通して巻き付けて支持される。この通し孔15はハリス支持片8の上方と下方に形成されていてもいいが、ハリス支持片8の四隅に形成されているなど、いずれの位置に形成されていてもよい。通し孔15は2つの孔15、15とその2つの孔の間に切り込みを入れてハリス4を通しやすくし、ハリス支持片8の上側の通し孔15と下側の通し孔15の各々の孔にハリス4を巻き付けて支持している。なお、ハリス通し孔15に結果として通すことになっているが、通常台紙3にハリスを収納する時には、通し孔15の二つの孔の間にある半円状の切り込みにハリス4を掛けていく。このことで結果的に通し孔15にハリスを通すことになっている。
ハリス4は通し孔15に通す前に、台紙本体6の切込18から台紙内部に入れられ、ハリスおり返し片9によりおり返られて通し孔15により固定されている。ハリスおり返し片9は台紙3を折り畳むときに、半分に折り曲げて内方に折り込んでいるが、折り曲げたハリスおり返し片9に棒固定用切込16、16が形成されており、棒固定用切込16、16におり返し棒19が固定され、ハリスおり返し片9の中央にある切欠部20からおり返し棒19が露出している。この露出したおり返し棒19によりハリス4をおり返しているために、ハリス4の抜けがスムーズになっている。
包装袋2について説明する。図5は包装袋2の斜視図であり、図6、図7は包装袋の断面図である。また、図8は第2実施例である。
包装袋2は、前述の実施例に記載されるような、上部に窓部14が配置される台紙3を使用した場合に、包装袋2が傷つき難く、使用し易い商品包装体1となるようなものである。
包装袋2は表面シート31と裏面シート32とを接合して形成されるものである。表面シート31と裏面シート32との接合は両側縁を圧着して接合されている。この表面シート31と裏面シート32はポリエチレン製の薄手の透明シートによって形成されるものである。
図6、図7に示すように、表面シート31と裏面シート32との下端は開口されて、挿入口43が形成されている。この挿入口43から袋状の内部に折り畳んだ台紙3を挿入して、挿入口43を圧着して密閉する。
接合した裏面シート32は折り返し縁33で折り返して下方にフック受け部34を形成している。フック受け部34には略三角形状のフック受け口35が開口されている。フック受け部34は、折り返している裏面シート32の内側に補強部材37を挟み込んでいる。折り返した裏面シート32はフック受け部34の下縁で補強部材37と裏面シート32に圧着して接合し、接合部36が形成されている。
図6の断面図に示すように、接合部36から補強部材37を延長して蓋部38を形成している。この蓋部は接合部36から下方に延長して表面シート31の上部分に被覆している。この補強部材37と延長した蓋部38はポリエチレン製のシートで、表面シート31や裏面シートよりも厚手のシートにより成型されている。
一方、表面シート31は裏面シート32に対して短く形成されており、裏面シート32を折り返した先端が接合部36で接合されているが、この接合部36よりも一定間隔をあけて、下方に表面シート31の上端部が位置するようになっており、この接合部36と表面シート31の上端部との間が包装体窓部39となる。
そして、この包装袋2に台紙3を挿入したときに、台紙上部に形成される台紙窓部14が、包装体窓部39に位置するように形成されている。
補強部材37から延長された蓋部38は包装体窓部39を被覆して、表面シート31の上部まで被覆している。
蓋部38は包装体窓部39を被覆しているが、図7に示すように、蓋部38は表面シート31と裏面シート32の側縁が圧着されているのと同じく、蓋部38の両側縁40、40は表面シート31、裏面シート32との側縁と圧着接合されている。蓋部38の両側縁40、40の圧着は使用時に切り離しがしやすいようにしておくことが好ましい。
蓋部38と表面シート31の上端の被覆する部分には粘着剤41が塗布されている。粘着剤41は蓋部38が表面シート31と接着、剥離を繰り返し行うことができるものであればよく、接着剤を使用しても良い。粘着剤41は全体がフィルム42に覆われており、フィルム42を剥がさないと粘着剤41による接着と剥離ができないようになっている。
このような包装袋2の使用例を示す。
使用者は商品包装体1を手にとり、図1に示すように、蓋部38を捲り挙げる。使用前は、蓋部38の両側縁40、40で圧着されているために蓋部38は包装体窓部39、台紙窓部14を被覆して固定されているが、使用者は圧着されている蓋部38の両側縁40、40を切り離して、蓋部38を捲り上げる。このように蓋部38を捲り上げると包装体窓部39、台紙窓部14から釣針5が露出しており、釣針5を引っ張り出したりすることで釣針5を取り出すことができる。
表面シート31に貼着されているフィルム42を剥がすと、塗布されている粘着剤41があらわれ、この粘着剤41により、蓋部38を再び貼り付けて包装体窓部39、台紙窓部14を被覆することができる。このようにして、何度も蓋部38を開閉することで商品包装体1を何度も開閉できることになり、開封後も釣針入れとして使用することができる。
本発明の第2実施例を図8に示す。
図8に示すように、包装袋2は、第1実施例と同じく表面シート51と裏面シート52の左右両側縁を圧着して形成している。表面シート51は裏面シート52よりも長手方向に短く、台紙3を内部に挿入したときに、台紙窓部14が表面シート51の上端から上方に突出するように形成されている。
図9、図10に示すように、表面シート51と裏面シート52との下端は開口されて、挿入口63が形成されている。この挿入口63から袋状の内部に折り畳んだ台紙3を挿入して、挿入口63を圧着して密閉している。
図9に示すように、裏面シート52は上方向に延長され、上端を折り返し縁53から表面シート51に折り返して折り返し蓋部58が形成されている。折り返し蓋部58は表面シート51の上端から突出した台紙窓部14や表面シート51の上端付近に重って被覆するように形成されている。
接合した裏面シート52は折り返し縁53で折り返してフック受け部54を形成している。フック受け部54には略三角形状のフック受け口55が開口されている。フック受け部54は、折り返している裏面シート52の内側に補強部材57を挟み込んでいる。この補強部材57は厚手のポリエチレン製シートによるものであり、補強部材57を使用することが好ましいが、第2実施例には補強部材57がなくてもよい。折り返した裏面シート52はフック受け部54の下縁で補強部材57と裏面シート52に圧着して接合し、接合部56が形成されている。
図9、図10の断面図に示すように、接合部56から折り返した裏面シート52を延長して折り返し蓋部58を形成している。この折り返し蓋部58は接合部56から下方に延長して表面シート51の上部分に被覆している。
表面シート51は裏面シート52に対して短く形成されており、裏面シート52を折り返した先端が接合部56で接合されているが、この接合部56よりも一定間隔をあけ、下方に表面シート51の上端部が位置するようになっており、この接合部56と表面シート51の上端部との間が包装体窓部59になる。
そして、この包装袋2に台紙3を挿入したときに、台紙上部に形成される台紙窓部14が、包装体窓部59に位置するように形成されている。
つまり、第2実施例は第1実施例と異なり、補強部材を延長するものではなく、裏面シート52を延長させて折り返し蓋部58を形成するものである。この場合、折り返し蓋部58はポリプロピレン製の薄手のシートにより形成されているために、薄手の商品包装体1となり、簡易な商品の包装などに適している。
第1実施例と同じく折り返し蓋部58は包装体窓部59を被覆しているが、折り返し蓋部58の両側縁60、60は表面シート51、裏面シート52と圧着接合されている。折り返し蓋部58の両側縁60、60の圧着は使用時に切り離しがしやすいようにしておくことが好ましい。
折り返し蓋部58と表面シート51の上端の被覆する部分には粘着剤61が塗布されている。粘着剤61は折り返し蓋部58が表面シート51と接着、剥離を繰り返し行うことができるものであればよく、接着剤を使用しても良い。粘着剤61は全体がフィルム62に覆われており、フィルム62を剥がさないと粘着剤61による接着と剥離ができないようになっている。
第2実施例は第1実施例と同じく、商品包装体1を使用する場合は、折り返し蓋部58の両側縁の圧着している部分を切り離すと、折り返し蓋部58は左右両側方と下方が開放されることになり、上方の接合部56を支点に捲ると折り返し蓋部58を開けることができる。折り返し蓋部58を開けるとその位置に台紙3の包装体窓部59、台紙窓部14が配置されており、台紙窓部14に配置される釣針5を抜き出すと、包装袋2から台紙3を抜き出すことなく釣針5を取り出すことができる。
そして、表面シートにある粘着剤61が塗布された部分に覆われているフィルム62を剥がすと、この粘着剤により折り返し蓋部58が剥離、接着が何度も可能になり、折り返し蓋部58を釣針入れとして何度も使用することが可能になる。
図1は本発明の商品包装体の斜視図である。 図2は台紙の折り畳み状態を示す斜視図である。 図3は台紙の折り畳み状態を示す斜視図である。 図4は台紙の内方にハリスつき釣針が巻き付けられている状態を示す斜視図である。 図5は包装袋の斜視図である。 図6は図5のA−A線拡大断面図である。 図7は図5のB−B線拡大断面図である。 図8は第2実施例にかかる包装袋の斜視図である。 図9は図8のC−C線拡大断面図である。 図10は図8のD−D線拡大断面図である。 図11は従来の商品包装体を示す斜視図である。
符号の説明
1…商品包装体、2…包装袋、3…台紙、4…ハリス、5…釣針、6…台紙本体、7…扉片、8…ハリス支持片、9…ハリスおり返し片、10…補強片、11…折り込み線、12…差込部、13…切込固定部、14…台紙窓部、15…通し孔、16…棒固定用切込、17…配置片、18…切込、19…おり返し棒、20…切欠部、
31…表面シート、32…裏面シート、33…おり返し縁、34…フック受け部、35…フック受け口、36…接合部、37…補強部材、38…蓋部、39…包装体窓部、40…側縁、41…粘着剤、42…フィルム、43…挿入口
51…表面シート、52…裏面シート、53…折り返し縁、54…フック受け部、55…フック受け口、56…接合部、57…補強部材、58…折り返し蓋部、59…包装体窓部、60…側縁、61…粘着剤、62…フィルム、63…挿入口
101…商品包装体、102…釣針、103…ハリス、104…包装袋、105…取り出し片、106…取り出し口、107…台紙、108…蓋シート

Claims (3)

  1. 台紙と包装袋からなる商品包装体であって、
    商品を折り畳んだ台紙の内部に収容し、該商品の主要部を台紙の上部に形成した窓部から露出させるものであり、
    包装袋は下方に挿入口を開口させ、上部に表面シートもしくは裏面シートのいずれかを延長させて折り返し、その折り返した内部に補強シートを挟み込んだ状態で接合してフック受け部を形成するものであり、
    その補強シートをフック受け部の接合箇所より下方に延長して、台紙の窓部を覆う蓋部を形成し、
    該蓋部によって前記商品が露出している台紙の窓部を覆うとともに、蓋部の側縁部と包装袋は切り離し可能に接合し、包装袋の下方の挿入口から台紙を挿入した後、該挿入孔を接合して密閉したことを特徴とする商品包装体。
  2. 台紙と包装袋からなる商品包装体であって、
    商品を折り畳んだ台紙の内部に収容し、該商品の主要部を台紙の上部に形成した窓部から露出させるものであり、
    包装袋は下方に挿入口を開口させ、上部に表面シートもしくは裏面シートのいずれかを延長させて折り返し蓋部を形成するものであり、
    その折り返し蓋部によって前記商品が露出している台紙の窓部を覆うとともに、折り返し蓋部の側縁部と包装袋は切り離し可能に接合し、包装袋の下方の挿入口から台紙を挿入した後、該挿入孔を接合して密閉したことを特徴とする商品包装体。
  3. 蓋部若しくは折り返し蓋部は包装袋の表面に対して繰り返し着脱可能な状態に貼着されるよう、蓋部若しくは折り返し蓋部の先端付近の包装袋表面と貼着する面に粘着剤が塗布されており、
    粘着剤が塗布されている部分には、フィルムが被覆されていることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の商品包装体。
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