JPH07232588A - テント付きポップアップルーフ - Google Patents

テント付きポップアップルーフ

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JPH07232588A
JPH07232588A JP4989294A JP4989294A JPH07232588A JP H07232588 A JPH07232588 A JP H07232588A JP 4989294 A JP4989294 A JP 4989294A JP 4989294 A JP4989294 A JP 4989294A JP H07232588 A JPH07232588 A JP H07232588A
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JP
Japan
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roof
pop
tent
rods
panel
Prior art date
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JP4989294A
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English (en)
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JP3004527B2 (ja
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Hideo Ogura
秀夫 小倉
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡便かつ単純にテントを収納し得るように構
成されたテント付きポップアップルーフを提供する。 【構成】 車体の固定ルーフに形成された開口を開閉す
るべく一端縁が固定ルーフにヒンジ結合されたポップア
ップルーフパネル及び開放状態の同パネルと開口との隙
間を塞ぐように設けられたテントを有する。ルーフパネ
ルの開閉端側の内面に一端が連結され、かつ固定ルーフ
の外面に他端が連結されると共に、その中間部が車体内
側へのみ曲折可能な左右一対の第1ロッド6、第1ロッ
ドの左右の曲折点間を連結した第2ロッド8、及び固定
ルーフとの枢着端側に一端が連結され、かつ第1ロッド
の曲折点に他端が連結されると共に、その中間部が車体
内側へのみ曲折可能な左右一対の第3ロッド9を有し、
ルーフを閉じると、第1、第3ロッドが車体内側へ曲折
してテントが車体内側へ折り畳まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャンピングカーなど
に設けられるテント付きのポップアップルーフに関し、
特に閉じ操作を簡略化するべく改善されたテント付きポ
ップアップルーフに関するものである。
【0002】
【従来の技術】キャンピングカーなどに於て、車体の固
定ルーフに開口部を設けると共に、この開口部を跳ね上
げ式のポップアップルーフパネルで開閉自在にすること
により、キャビンスペースを上方へ拡大し得るようにし
た構成が知られている。このような構成のポップアップ
式ルーフに於ては、開放状態のポップアップルーフパネ
ルと固定ルーフとの間の隙間が、テントなどで塞がれる
ことが一般的である(実開平4−128934号公報参
照)。
【0003】さて、従来のポップアップ式ルーフに於て
は、閉じる際のテントの収納は、専ら手作業で行われて
いた。つまり、ポップアップルーフパネルを開いた状態
ではテントは張られた状態にあるが、ポップアップルー
フパネルを徐々に閉じて(下げて)いくと、テントも徐
々にたるんでくる。従って、そのたるみがポップアップ
ルーフパネルの外にはみ出さないようにする必要がある
が、従来は、テントを車内側へ手で引き込みながらポッ
プアップルーフパネルを閉じる作業を行っていた。しか
もポップアップルーフパネルを完全に閉じた後に、車内
へ垂れ下がった状態になっているテントを手で巻き上げ
た上で、ベルトなどで締め付けて固定する必要があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この作業は、下降する
ポップアップルーフパネルを片手で支えつつ、たるんだ
テントを車内側へ引き込まねばならないうえ、閉じきっ
てしまう直前にポップアップルーフパネルと固定ルーフ
間にテントが挟まれていないことを車外から確認する必
要があるため、きわめて厄介であった。
【0005】本発明は、このような従来の不都合を改善
するべく案出されたものであり、その主な目的は、ポッ
プアップルーフパネルを閉じる際の操作手順がこれまで
繁雑であった点を改善し、簡便かつ単純にテントを収納
し得るように構成されたテント付きポップアップルーフ
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、車体の固定ルーフに形成された開口と、該
開口を開閉するべく一端縁が固定ルーフにヒンジ結合さ
れたポップアップルーフパネルと、開放状態のポップア
ップルーフパネルと開口との間の隙間を塞ぐように設け
られたテントとを有するテント付きポップアップルーフ
の構成を、ポップアップルーフパネルの開閉端側の内面
に一端が連結され、かつ固定ルーフの外面に他端が連結
されると共に、その中間部が車体内側へのみ曲折可能な
左右一対の第1ロッドと、該一対の第1ロッドの左右の
曲折点間を連結した状態で少なくともその一部がテント
の前面部分に固定された第2ロッドと、ポップアップル
ーフの固定ルーフとの枢着端側に一端が連結され、かつ
第1ロッドの曲折点に他端が連結されると共に、その中
間部が車体内側へのみ曲折可能であって少なくともその
一部がテントの側方部分に固定された左右一対の第3ロ
ッドとを有し、当該ポップアップルーフが閉じる時に第
1並びに第3ロッドが共に車体内側へ曲折することによ
ってテントが車体内側へ折り畳まれるようにしてなるも
のとすることによって達成される。
【0007】
【作用】このような構成によれば、ポップアップルーフ
パネルの閉じ動作に伴って第1並びに第3ロッドが車体
内側へ曲折するので、これによってテントが自動的に車
体内側へ引き込まれる。
【0008】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明に基づき構成されたポップ
アップ式ルーフを示している。このポップアップ式ルー
フ1は、車体の固定ルーフ2に形成された開口3と、こ
の開口3の一方の内縁に沿って設けられたヒンジ(図示
せず)を介して固定ルーフ2に一端縁が結合されたポッ
プアップルーフパネル4と、このポップアップルーフパ
ネル4と固定ルーフ2の開口3との間の隙間を塞ぐよう
に設けられたテント5a・5bとを備えている。
【0010】ポップアップルーフパネル4の開閉端側の
内面と固定ルーフ2の外面との間に於ける左右位置に
は、その中間部が車体内側へのみ曲折可能な第1ロッド
6の各端が、それぞれ揺動自在に連結されている。そし
てこれら左右の第1ロッド6の関節(曲折点)7間は、
テントの前面部5aに縫い込まれるようにして固定され
た第2ロッド8にて互いに連結されている。
【0011】ポップアップルーフパネル4の固定ルーフ
2との枢着端側と第1ロッド6の関節7との間は、その
中間部が車体内側へのみ曲折可能な第3ロッド9で相互
に連結されている。この第3ロッド9も、その関節(曲
折点)10を挟んだ両側部分が、テント5bの側面部に
縫い込まれるようにして固定されている。
【0012】第1ロッド6及び第3ロッド9は、共に2
つの部分をリンク結合してなっており、一杯に伸ばした
状態でその関節7・10が幾分車体内側へ折れ曲がった
状態となるようにその相対回動角度範囲が定められてお
り、これにより、ポップアップルーフパネル4を閉じる
際に、必ず内向きに曲折するようになっている。なお、
関節7・10に捩りばねを組み込むなどして折れ曲がる
向きを規制するようにしても良い。
【0013】次に上記実施例の操作要領について説明す
る。ポップアップルーフパネル4は、図示されないガス
ダンパや着脱自在なステーで開状態を保持し得るように
されているので、閉じる際には、先ずこれを解除してポ
ップアップルーフパネル4を車内側へ引き込む。
【0014】第1ロッド6並びに第3ロッド9は前記し
たように、テント5a・5bが張り切った状態で共に各
関節7・10が完全に伸びきってはおらず、また外向き
には曲がらないように規制されているので、ポップアッ
プルーフパネル4が下降するに従って、必然的に車内方
向へ折れ曲がっていく。これと連動して第2ロッド8
は、テントの前面部5aを車内側へと折り込んでいく。
【0015】この前面部5aと同様に側面部5bに於て
も、テントの車内側への折り込みが行われる。この場
合、第1ロッド6の関節7の内向き移動によって第2ロ
ッド8が押されると、第3ロッド9の関節10も車内側
へ折れ曲がり、テントの側面部5bを車内側へ折り込ん
でいく。
【0016】以上の動作によってテント5a・5bは車
内側へ完全に折り畳まれる。
【0017】
【発明の効果】このように本発明によれば、ロッドにて
テントが自動的に引き込まれるので、従来要していた繁
雑な一連の折り畳み作業から解放され、かつ確実にテン
トを車内側へ収納し得る。従って、ポップアップルーフ
パネルの外周縁と固定ルーフとの間にテントを挟み込ん
でシール不良をきたしたり、閉じ状態が不完全となって
ロックの作動不良を起こしたりすることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたキャンピングカーのルーフ
部分を示す要部斜視図。
【符号の説明】
1 ポップアップ式ルーフ 2 固定ルーフ 3 開口 4 ポップアップルーフパネル 5a・5b テント 6 第1ロッド 7 関節 8 第2ロッド 9 第3ロッド 10 関節

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の固定ルーフに形成された開口と、
    該開口を開閉するべく固定ルーフに一端縁がヒンジ結合
    されたポップアップルーフパネルと、開放状態のポップ
    アップルーフパネルと開口との間の隙間を塞ぐように設
    けられたテントとを有するテント付きポップアップルー
    フであって、 前記ポップアップルーフパネルの開閉端側の内面に一端
    が連結され、かつ前記固定ルーフの外面に他端が連結さ
    れると共に、その中間部が車体内側へのみ曲折可能な左
    右一対の第1ロッドと、 該一対の第1ロッドの左右の曲折点間を連結した状態で
    少なくともその一部がテントの前面部分に固定された第
    2ロッドと、 前記ポップアップルーフの前記固定ルーフとの枢着端側
    に一端が連結され、かつ前記第1ロッドの曲折点に他端
    が連結されると共に、その中間部が車体内側へのみ曲折
    可能であって少なくともその一部がテントの側方部分に
    固定された左右一対の第3ロッドとを有し、 当該ポップアップルーフが閉じる時に前記第1並びに第
    3ロッドが共に車体内側へ曲折することによって前記テ
    ントが車体内側へ折り畳まれるようにしてなることを特
    徴とするテント付きポップアップルーフ。
JP6049892A 1994-02-22 1994-02-22 テント付きポップアップルーフ Expired - Fee Related JP3004527B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016128291A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 本田技研工業株式会社 車両
US11840857B1 (en) * 2022-12-20 2023-12-12 Hardsider, Inc. Popup camper

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016128291A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 本田技研工業株式会社 車両
US11840857B1 (en) * 2022-12-20 2023-12-12 Hardsider, Inc. Popup camper
US11988006B1 (en) * 2022-12-20 2024-05-21 Hardsider, Inc. Popup camper

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