JP5280145B2 - 開閉体構造 - Google Patents

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本発明は、建物の開口部を遮蔽するよう建物の支持体に固定した開閉体構造、とくに窓枠自体または窓枠の外側で建物外壁に固定した支持体に保持する、ルーバーユニットに関する。
このようなルーバーユニットとしては、ルーバーの各羽根をブラインドのように開閉する機構を設けたものがある。(例えば、特許文献1参照。)
特開2008−144445号公報
しかし、ルーバーの羽根を開閉する操作機構は構造が複雑であり、ルーバーの羽根を開放状態にしたとしても、羽根自体が存在しているため視界を遮られることは否めず、視界を遮られることなく開放感を味わう、または一斉換気するよう窓を全開にすることは不可能である。
また、ルーバーのような隙間を有するものではなく、単に開口部を開閉可能に遮蔽する比較的重量のある開閉体の場合、手動で開閉するのは大きな労力を必要とする。
したがって、本発明の目的は、重量のある開閉体を容易に開閉することができる開閉体構造、とくに羽根を固定式とし、かつ折り畳み開放可能にし、窓を全開状態にすることが可能なルーバーユニットを得るにある。
この目的を達成するため、本発明は、建物の開口部を遮蔽するよう建物の支持体に固定した開閉体構造において、
前記開閉体を、上下または左右の開閉体ハーフにより構成し、各開閉体ハーフは、各開閉体ハーフにおける突き合わせ端部相互を、水平または垂直の回動軸線の周りに相対回動可能にヒンジ連結し、
一方の開閉体ハーフにおける前記突き合わせ端部とは反対側の支持端部を前記支持体に回動可能にヒンジ連結し、
他方の開閉体ハーフにおける前記突き合わせ端部とは反対側端部にそれぞれ設けた1対の摺動ピンを、前記支持体に設けた1対の案内レールに、それぞれ摺動可能に案内し、前記開閉体ユニットを「く」の字状に折り畳んで前記開閉体を開閉可能にし、
前記開閉体が閉鎖状態であるとき、最小長さの収縮状態をとる少なくとも1個のガスダンパにおける一方の端部を、前記一方の開閉体ハーフの前記回動軸線に沿う折り畳みラインに直交する方向に延在する前記支持体の部分に、前記一方の開閉体ハーフにおける突き合わせ端部の近傍位置における第1支点でブラケットを介して、回動可能に連結し、
前記ガスダンパにおける他方の端部を、前記一方の開閉体ハーフに、前記第1支点よりも前記支持端部に近接する位置の第2支点で回動可能に連結し、
前記他方の開閉体ハーフに手動で開閉を補助するための操作グリップ手段を設け、
前記操作グリップ手段を操作して開閉体を開放するとき、前記ガスダンパが伸長して前記一方の開閉体ハーフを折り畳み方向に押圧して開放の補助を行い、前記他方の開閉体ハーフにおける前記摺動ピンが前記第1支点を通過して、ガスダンパが自然最大伸長量となる折り畳み状態に達し、
外力により前記自然最大伸長量以上にごく僅かな量ガスダンパを強制伸長させるとき、他方の開閉体ハーフが前記開口部の平面に対して90゜の角度をなす死点折り畳み状態になり、この後、前記摺動ピンは案内レールの終点ストッパに向かって自動的に摺動しつつ、前記折り畳みラインは、初期位置の方向に僅かに戻り、前記他方の開閉体ハーフが前記開口部の平面に対して90゜以下の角度をなし、終点ストッパにおける最終折り畳み位置に自動的にロックされるよう構成した
ことを特徴とする
上述の目的を達成するため、本発明開閉体は、窓枠自体または窓枠の外側で建物外壁に固定した支持体に保持する、ルーバーユニットとし、ルーバーユニットを、上下または左右の2個のユニットハーフにより構成し、各ユニットハーフは、1対の羽根連結部材およびこれら羽根連結部材に連結した一連のルーバー羽根を有するものとし、各ユニットハーフにおける前記羽根連結部材の突き合わせ端部相互を、水平または垂直の回動軸線の周りに相対回動可能にヒンジ連結し、
一方のユニットハーフにおける前記羽根連結部材の前記突き合わせ端部とは反対側の支持端部を前記支持体に回動可能にヒンジ連結し、
他方のユニットハーフにおける前記羽根連結部材の前記突き合わせ端部とは反対側端部にそれぞれ設けた1対の摺動ピンを、前記支持体に設けた1対の案内レールに、それぞれ摺動可能に案内し、前記ルーバーユニットを「く」の字状に折り畳んでルーバーユニットを開閉可能にし、
前記ルーバーユニットが閉鎖状態であるとき、最小長さの収縮状態をとる少なくとも1個のガスダンパにおける一方の端部を、前記一方のユニットハーフの前記回動軸線に沿う折り畳みラインに直交する方向に延在する前記支持体の部分に、前記一方のユニットハーフにおける羽根連結部材の突き合わせ端部の近傍における位置の第1支点でブラケットを介して、回動可能に連結し、
前記ガスダンパにおける他方の端部を、前記一方のユニットハーフの羽根連結部材に、前記第1支点よりも前記羽根連結部材の前記支持端部に近接する位置の第2支点で回動可能に連結し、
前記他方のユニットハーフに手動で開閉を補助するための操作グリップ手段を設け、
前記操作グリップ手段を操作してルーバーユニットを開放するとき、前記ガスダンパが伸長して前記一方のユニットハーフを折り畳み方向に押圧して開放の補助を行い、前記他方のユニットハーフにおける前記摺動ピンが前記第1支点を通過して、ガスダンパが自然最大伸長量となる状態に達し、
外力により前記自然最大伸長量以上にごく僅かな量ガスダンパを強制伸長させるとき、前記他方のユニットハーフが前記窓面または外壁面に対して90゜の角度をなす死点折り畳み状態になり、この後、前記摺動ピンは案内レールの終点ストッパに向かって自動的に摺動しつつ、前記折り畳みラインは、初期位置の方向に僅かに戻り、前記他方のユニットハーフが前記窓面または外壁面に対して90゜以下の角度をなし、終点ストッパにおける最終折り畳み位置に自動的にロックされるよう構成した
ことを特徴とする。
本発明によれば、操作グリップ手段を手で持ち、または操作グリップ手段に操作棒のフックを引っ掛けて開閉体またはルーバーユニットを開放するとき、ガスダンパによる伸長力の補助の下で、それほど力を加えることなく、最終折り畳み位置まで開放することができる。したがって、各ルーバー羽根の開閉機構および開閉調整は不要となる。
本発明の好適な実施の形態においては、ガスダンパを、左右または上下に1対設ける。さらに、ガスダンパは、防水カバー手段を有するものとする。このカバー手段としては、蛇腹式ゴムブーツとすることもできるが、好適には、ガスダンパのダンパシリンダおよびダンパピストンのそれぞれを防水スリーブでカバーし、前記第1支点および第2支点で回動可能に連結する各端部を防水端部キャップでカバーする。また、好適には、摺動ピンは、転動ローラを有するものとする。
図1〜図5は、窓枠自体または窓枠の外側で建物外壁に固定した支持体10(10A,10B)に保持する、本発明によるルーバーユニット1の閉鎖状態から開放状態にいたる各段階を示す図面である。
図1(a)は平面図、(b)は窓の内側から見た正面図、(c)は(b)におけるA−A線上の断面図、(d)は、図1(b)におけるB−B線上の断面図である。
図示の実施例では、開閉体としてのルーバーユニット1を、上下2個のユニットハーフ2,3により構成し、各ユニットハーフ2,3は、それぞれ1対の羽根連結部材4およびこれら羽根連結部材に連結した一連のルーバー羽根5を有するものとし、各ユニットハーフ2,3における羽根連結部材4の突き合わせ端部2A,3A相互を、水平の回動軸線の周りに相対回動可能にヒンジ連結する。しかし、本発明は、これに限定するものではなく、左右2個のユニットハーフにより構成し、これらユニットハーフ2,3を垂直の回動軸線の周りに回動可能にヒンジ連結することもできる。
ルーバーユニット1が閉鎖状態から開放状態に移行するとき、ユニットハーフ2,3相互がなす角度は、図1の180゜から徐々に減少し、図示の実施例では図5の22.8゜まで減少する。図示の実施例では、このルーバーユニット1に隣接させて設けた、非開閉式の固定ルーバーユニット1Aをも示す。
上方のユニットハーフ2における羽根連結部材4の突き合わせ端部2Aとは反対側の支持端部2Bを支持体10Aに、回動軸10aの周りに回動可能にヒンジ連結し、下方のユニットハーフ3における羽根連結部材4の突き合わせ端部3Aとは反対側端部3Bに、ブラケット3Cを介してそれぞれ設けた1対の摺動ピン6を、支持体10の部分10Bに設けた1対の案内レール11(とくに、図1(d)参照)に、それぞれ摺動可能に案内し、ルーバーユニット1を「く」の字状に折り畳んでルーバーユニットを開閉可能にする。摺動ピン6は、案内レールに沿って転動する転動ローラを有するものとすると好適である。
ルーバーユニット1が閉鎖状態であるとき、最小長さ(Lmin )よりも若干長い(Lmin +δ)状態をとるガスダンパ7における一方の端部7Aを、上方のユニットハーフ2の水平な回動軸線に沿う折り畳みラインに直交する方向に延在する支持体10の部分10Bに、上方のユニットハーフ2における羽根連結部材4の突き合わせ端部2Aの近傍における位置、図示の実施例では突き合わせ端部2Aから反対側端部2Bの方向に僅かに寄った位置の第1支点8でブラケット7Cを介して、回動可能に連結する。
また、ガスダンパ7における他方の端部7Bを、上方方のユニットハーフ2の羽根連結部材4に、第1支点8よりも羽根連結部材4の支持端部2Bに近接する位置の第2支点9で回動可能に連結する。
下方のユニットハーフ3には、手動で開閉を補助するための操作グリップ手段12を設ける。さらに、図示の実施例では、下方のユニットハーフ3の遊端3Bに設けた上述のブラケット3Cも、この操作グリップ手段12の一部として構成し、図示しない操作棒のフックを引っ掛けてルーバーユニット1を持ち上げるようにする。
この操作グリップ手段12を操作してルーバーユニット1を開放するとき、ガスダンパ7が伸長して(Lmin +Δ)、上方のユニットハーフ2を折り畳み方向に押圧して開放の補助を行う(図2参照)。
この後、下方のユニットハーフ3における摺動ピン6が第1支点8を通過して、ガスダンパが自然最大伸長量(Lmax)となる状態に達する(図3参照)。
つぎに、外力により自然最大伸長量以上にごく僅かな量(Lmax +α)ガスダンパを強制伸長させると(例えば、αは2〜3mm)、下方のユニットハーフ3が窓面または外壁面に対して90゜の角度をなす死点折り畳み状態になる(図4参照)。外力によるこの僅かな量αの伸びは、ガスダンパ自体の伸びおよび/またはガスダンパ7を上方のユニットハーフ2に第1支点8で固定するL字状ブラケット7Cの撓みが受け持つ。
この状態を過ぎた後、摺動ピン6は案内レール11の終点ストッパ13に向かって自動的に摺動しつつ、折り畳みラインは、初期位置の方向に僅かに戻り、ガスダンパの長さが自然最大伸長量よりも僅かに短くなり(Lmax −β)、下方のユニットハーフ3が窓面または外壁面に対して90゜以下の角度をなし、終点ストッパ13における最終折り畳み位置(ユニットハーフ2,3がなす角度が最小となる状態)に自動的にロックされる。
図6は、図1のルーバーユニット1を開けた直後、またはルーバーユニット1を閉める直前の状態を示す。この状態では、ガスダンパ7は、最小長さ(Lmin )よりも若干長い長さ(Lmin +γ)であり、第1支点8と、ユニットハーフ2の支持端部2Bにおける回動軸10aとを結ぶ中立(死点)ラインに対して、第2支点9が、図6で見て右側の位置をとる。この状態から、第2支点9が中立(死点)ラインに一致するとき、ガスダンパ7は、最小長さ(Lmin )となり、第2支点9が中立(死点)ラインに一致するポイント(死点)を越えて左側に移行することにより、ガスダンパ7が最小長さ(Lmin )よりも若干長い(Lmin +δ)となる図1の閉鎖状態にロックされる。
図示の実施例では、ガスダンパ7を片側だけに設けたが、両側1対設けることができる。さらに、図示の実施例において、ガスダンパ7は、ダンパシリンダおよびダンパピストンのそれぞれを防水防塵スリーブでカバーし、第1支点8および第2支点9で回動可能に連結する各端部7A,7Bを防水防塵端部キャップ14でカバーする。防水防塵スリーブは、プラスチック製または防錆処理をした金属製とすることができる。
本発明開閉体構造またはルーバーユニットは、建造物における開口部または壁面、とくに窓の多い壁面を有する建物にルーバーを外装する、または窓自体に装着するのに利用できる。
窓枠自体または窓枠の外側で建物外壁に固定した支持体に保持する、本発明による開閉体構造であるルーバーユニットの実施例における閉鎖状態を示し、(a)は平面図、(b)は窓の内側から見た正面図、(c)は(b)におけるA−A線上の断面図、(d)は、図1(b)におけるB−B線上の断面図である。 本発明による開閉体構造であるルーバーユニットの実施例における半開き状態を示す、図1(b)におけるA−A線上の断面図である。 本発明による開閉体構造であるルーバーユニットの実施例におけるガスダンパが自然最大伸長量となる状態を示す、図1(b)におけるA−A線上の断面図である。 本発明による開閉体構造であるルーバーユニットの実施例におけるガスダンパを外力により自然最大伸長量以上に強制伸長させて、下方のユニットハーフが窓面または外壁面に対して90゜の角度をなす死点折り畳み状態を示す、図1(b)におけるA−A線上の断面図である。 本発明による開閉体構造であるルーバーユニットの実施例における死点越え最終折り畳み(ロック)状態を示す、図1(b)におけるA−A線上の断面図である。 本発明による開閉体構造であるルーバーユニットの実施例における死点越え初期開放状態を示す、図1(b)におけるA−A線上の断面図である。
符号の説明
1 ルーバーユニット
2 上方ユニットハーフ
2A 突き合わせ端部
2B 支持端部
3 下方ユニットハーフ
3A 突き合わせ端部
3B 反対側端部
3C ブラケット
4 羽根連結部材
5 ルーバー羽根
6 摺動ピン
7 ガスダンパ
7A ガスダンパ端部
7B ガスダンパ端部
7C ブラケット
8 第1支点
9 第2支点
10 支持体
10A 支持体
10a 回動軸
10B 支持体
11 案内レール
12 操作グリップ手段
13 終点ストッパ
14 防水防塵端部キャップ

Claims (6)

  1. 建物の開口部を遮蔽するよう建物の支持体に固定した開閉体構造において、
    前記開閉体を、上下または左右の開閉体ハーフにより構成し、各開閉体ハーフは、各開閉体ハーフにおける突き合わせ端部相互を、水平または垂直の回動軸線の周りに相対回動可能にヒンジ連結し、
    一方の開閉体ハーフにおける前記突き合わせ端部とは反対側の支持端部を前記支持体に回動可能にヒンジ連結し、
    他方の開閉体ハーフにおける前記突き合わせ端部とは反対側端部にそれぞれ設けた1対の摺動ピンを、前記支持体に設けた1対の案内レールに、それぞれ摺動可能に案内し、前記開閉体ユニットを「く」の字状に折り畳んで前記開閉体を開閉可能にし、
    前記開閉体が閉鎖状態であるとき、最小長さの収縮状態をとる少なくとも1個のガスダンパにおける一方の端部を、前記一方の開閉体ハーフの前記回動軸線に沿う折り畳みラインに直交する方向に延在する前記支持体の部分に、前記一方の開閉体ハーフにおける突き合わせ端部の近傍位置における第1支点でブラケットを介して、回動可能に連結し、
    前記ガスダンパにおける他方の端部を、前記一方の開閉体ハーフに、前記第1支点よりも前記支持端部に近接する位置の第2支点で回動可能に連結し、
    前記他方の開閉体ハーフに手動で開閉を補助するための操作グリップ手段を設け、
    前記操作グリップ手段を操作して開閉体を開放するとき、前記ガスダンパが伸長して前記一方の開閉体ハーフを折り畳み方向に押圧して開放の補助を行い、前記他方の開閉体ハーフにおける前記摺動ピンが前記第1支点を通過して、ガスダンパが自然最大伸長量となる折り畳み状態に達し、
    外力により前記自然最大伸長量以上にごく僅かな量ガスダンパを強制伸長させるとき、他方の開閉体ハーフが前記開口部の平面に対して90゜の角度をなす死点折り畳み状態になり、この後、前記摺動ピンは案内レールの終点ストッパに向かって自動的に摺動しつつ、前記折り畳みラインは、初期位置の方向に僅かに戻り、前記他方の開閉体ハーフが前記開口部の平面に対して90゜以下の角度をなし、終点ストッパにおける最終折り畳み位置に自動的にロックされるよう構成した
    ことを特徴とする開閉体構造。
  2. 請求項1記載の開閉体構造において、前記開閉体は、窓枠自体または窓枠の外側で建物外壁に固定した支持体に保持する、ルーバーユニットとし、
    ルーバーユニットを、上下または左右の2個のユニットハーフにより構成し、各ユニットハーフは、1対の羽根連結部材およびこれら羽根連結部材に連結した一連のルーバー羽根を有するものとし、各ユニットハーフにおける前記羽根連結部材の突き合わせ端部相互を、水平または垂直の回動軸線の周りに相対回動可能にヒンジ連結し、
    一方のユニットハーフにおける前記羽根連結部材の前記突き合わせ端部とは反対側の支持端部を前記支持体に回動可能にヒンジ連結し、
    他方のユニットハーフにおける前記羽根連結部材の前記突き合わせ端部とは反対側端部にそれぞれ設けた1対の摺動ピンを、前記支持体に設けた1対の案内レールに、それぞれ摺動可能に案内し、前記ルーバーユニットを「く」の字状に折り畳んでルーバーユニットを開閉可能にし、
    前記ルーバーユニットが閉鎖状態であるとき、最小長さの収縮状態をとる少なくとも1個のガスダンパにおける一方の端部を、前記一方のユニットハーフの前記回動軸線に沿う折り畳みラインに直交する方向に延在する前記支持体の部分に、前記一方のユニットハーフにおける羽根連結部材の突き合わせ端部の近傍における位置の第1支点でブラケットを介して、回動可能に連結し、
    前記ガスダンパにおける他方の端部を、前記一方のユニットハーフの羽根連結部材に、前記第1支点よりも前記羽根連結部材の前記支持端部に近接する位置の第2支点で回動可能に連結し、
    前記他方のユニットハーフに手動で開閉を補助するための操作グリップ手段を設け、
    前記操作グリップ手段を操作してルーバーユニットを開放するとき、前記ガスダンパが伸長して前記一方のユニットハーフを折り畳み方向に押圧して開放の補助を行い、前記他方のユニットハーフにおける前記摺動ピンが前記第1支点を通過して、ガスダンパが自然最大伸長量となる折り畳み状態に達し、
    外力により前記自然最大伸長量以上にごく僅かな量ガスダンパを強制伸長させるとき、他方のユニットハーフが窓面または外壁面に対して90゜の角度をなす死点折り畳み状態になり、この後、前記摺動ピンは案内レールの終点ストッパに向かって自動的に摺動しつつ、前記折り畳みラインは、初期位置の方向に僅かに戻り、前記他方のユニットハーフが前記窓面または外壁面に対して90゜以下の角度をなし、終点ストッパにおける最終折り畳み位置に自動的にロックされるよう構成した
    ことを特徴とする開閉体構造。
  3. 前記ガスダンパを、左右または上下に1対設けた請求項1または2記載の開閉体構造。
  4. 前記ガスダンパは、防水カバー手段を有するものとした請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の開閉体構造。
  5. 前記ガスダンパのダンパシリンダおよびダンパピストンのそれぞれを防水スリーブでカバーし、前記第1支点および第2支点で回動可能に連結する各端部を防水端部キャップでカバーした請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の開閉体構造。
  6. 前記摺動ピンは、案内レールに沿って転動する転動ローラを有するものとした請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の開閉体構造。
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