JP5280145B2 - 開閉体構造 - Google Patents
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Description
また、ルーバーのような隙間を有するものではなく、単に開口部を開閉可能に遮蔽する比較的重量のある開閉体の場合、手動で開閉するのは大きな労力を必要とする。
前記開閉体を、上下または左右の開閉体ハーフにより構成し、各開閉体ハーフは、各開閉体ハーフにおける突き合わせ端部相互を、水平または垂直の回動軸線の周りに相対回動可能にヒンジ連結し、
一方の開閉体ハーフにおける前記突き合わせ端部とは反対側の支持端部を前記支持体に回動可能にヒンジ連結し、
他方の開閉体ハーフにおける前記突き合わせ端部とは反対側端部にそれぞれ設けた1対の摺動ピンを、前記支持体に設けた1対の案内レールに、それぞれ摺動可能に案内し、前記開閉体ユニットを「く」の字状に折り畳んで前記開閉体を開閉可能にし、
前記開閉体が閉鎖状態であるとき、最小長さの収縮状態をとる少なくとも1個のガスダンパにおける一方の端部を、前記一方の開閉体ハーフの前記回動軸線に沿う折り畳みラインに直交する方向に延在する前記支持体の部分に、前記一方の開閉体ハーフにおける突き合わせ端部の近傍位置における第1支点でブラケットを介して、回動可能に連結し、
前記ガスダンパにおける他方の端部を、前記一方の開閉体ハーフに、前記第1支点よりも前記支持端部に近接する位置の第2支点で回動可能に連結し、
前記他方の開閉体ハーフに手動で開閉を補助するための操作グリップ手段を設け、
前記操作グリップ手段を操作して開閉体を開放するとき、前記ガスダンパが伸長して前記一方の開閉体ハーフを折り畳み方向に押圧して開放の補助を行い、前記他方の開閉体ハーフにおける前記摺動ピンが前記第1支点を通過して、ガスダンパが自然最大伸長量となる折り畳み状態に達し、
外力により前記自然最大伸長量以上にごく僅かな量ガスダンパを強制伸長させるとき、他方の開閉体ハーフが前記開口部の平面に対して90゜の角度をなす死点折り畳み状態になり、この後、前記摺動ピンは案内レールの終点ストッパに向かって自動的に摺動しつつ、前記折り畳みラインは、初期位置の方向に僅かに戻り、前記他方の開閉体ハーフが前記開口部の平面に対して90゜以下の角度をなし、終点ストッパにおける最終折り畳み位置に自動的にロックされるよう構成した
ことを特徴とする
一方のユニットハーフにおける前記羽根連結部材の前記突き合わせ端部とは反対側の支持端部を前記支持体に回動可能にヒンジ連結し、
他方のユニットハーフにおける前記羽根連結部材の前記突き合わせ端部とは反対側端部にそれぞれ設けた1対の摺動ピンを、前記支持体に設けた1対の案内レールに、それぞれ摺動可能に案内し、前記ルーバーユニットを「く」の字状に折り畳んでルーバーユニットを開閉可能にし、
前記ルーバーユニットが閉鎖状態であるとき、最小長さの収縮状態をとる少なくとも1個のガスダンパにおける一方の端部を、前記一方のユニットハーフの前記回動軸線に沿う折り畳みラインに直交する方向に延在する前記支持体の部分に、前記一方のユニットハーフにおける羽根連結部材の突き合わせ端部の近傍における位置の第1支点でブラケットを介して、回動可能に連結し、
前記ガスダンパにおける他方の端部を、前記一方のユニットハーフの羽根連結部材に、前記第1支点よりも前記羽根連結部材の前記支持端部に近接する位置の第2支点で回動可能に連結し、
前記他方のユニットハーフに手動で開閉を補助するための操作グリップ手段を設け、
前記操作グリップ手段を操作してルーバーユニットを開放するとき、前記ガスダンパが伸長して前記一方のユニットハーフを折り畳み方向に押圧して開放の補助を行い、前記他方のユニットハーフにおける前記摺動ピンが前記第1支点を通過して、ガスダンパが自然最大伸長量となる状態に達し、
外力により前記自然最大伸長量以上にごく僅かな量ガスダンパを強制伸長させるとき、前記他方のユニットハーフが前記窓面または外壁面に対して90゜の角度をなす死点折り畳み状態になり、この後、前記摺動ピンは案内レールの終点ストッパに向かって自動的に摺動しつつ、前記折り畳みラインは、初期位置の方向に僅かに戻り、前記他方のユニットハーフが前記窓面または外壁面に対して90゜以下の角度をなし、終点ストッパにおける最終折り畳み位置に自動的にロックされるよう構成した
ことを特徴とする。
図1(a)は平面図、(b)は窓の内側から見た正面図、(c)は(b)におけるA−A線上の断面図、(d)は、図1(b)におけるB−B線上の断面図である。
また、ガスダンパ7における他方の端部7Bを、上方方のユニットハーフ2の羽根連結部材4に、第1支点8よりも羽根連結部材4の支持端部2Bに近接する位置の第2支点9で回動可能に連結する。
2 上方ユニットハーフ
2A 突き合わせ端部
2B 支持端部
3 下方ユニットハーフ
3A 突き合わせ端部
3B 反対側端部
3C ブラケット
4 羽根連結部材
5 ルーバー羽根
6 摺動ピン
7 ガスダンパ
7A ガスダンパ端部
7B ガスダンパ端部
7C ブラケット
8 第1支点
9 第2支点
10 支持体
10A 支持体
10a 回動軸
10B 支持体
11 案内レール
12 操作グリップ手段
13 終点ストッパ
14 防水防塵端部キャップ
Claims (6)
- 建物の開口部を遮蔽するよう建物の支持体に固定した開閉体構造において、
前記開閉体を、上下または左右の開閉体ハーフにより構成し、各開閉体ハーフは、各開閉体ハーフにおける突き合わせ端部相互を、水平または垂直の回動軸線の周りに相対回動可能にヒンジ連結し、
一方の開閉体ハーフにおける前記突き合わせ端部とは反対側の支持端部を前記支持体に回動可能にヒンジ連結し、
他方の開閉体ハーフにおける前記突き合わせ端部とは反対側端部にそれぞれ設けた1対の摺動ピンを、前記支持体に設けた1対の案内レールに、それぞれ摺動可能に案内し、前記開閉体ユニットを「く」の字状に折り畳んで前記開閉体を開閉可能にし、
前記開閉体が閉鎖状態であるとき、最小長さの収縮状態をとる少なくとも1個のガスダンパにおける一方の端部を、前記一方の開閉体ハーフの前記回動軸線に沿う折り畳みラインに直交する方向に延在する前記支持体の部分に、前記一方の開閉体ハーフにおける突き合わせ端部の近傍位置における第1支点でブラケットを介して、回動可能に連結し、
前記ガスダンパにおける他方の端部を、前記一方の開閉体ハーフに、前記第1支点よりも前記支持端部に近接する位置の第2支点で回動可能に連結し、
前記他方の開閉体ハーフに手動で開閉を補助するための操作グリップ手段を設け、
前記操作グリップ手段を操作して開閉体を開放するとき、前記ガスダンパが伸長して前記一方の開閉体ハーフを折り畳み方向に押圧して開放の補助を行い、前記他方の開閉体ハーフにおける前記摺動ピンが前記第1支点を通過して、ガスダンパが自然最大伸長量となる折り畳み状態に達し、
外力により前記自然最大伸長量以上にごく僅かな量ガスダンパを強制伸長させるとき、他方の開閉体ハーフが前記開口部の平面に対して90゜の角度をなす死点折り畳み状態になり、この後、前記摺動ピンは案内レールの終点ストッパに向かって自動的に摺動しつつ、前記折り畳みラインは、初期位置の方向に僅かに戻り、前記他方の開閉体ハーフが前記開口部の平面に対して90゜以下の角度をなし、終点ストッパにおける最終折り畳み位置に自動的にロックされるよう構成した
ことを特徴とする開閉体構造。 - 請求項1記載の開閉体構造において、前記開閉体は、窓枠自体または窓枠の外側で建物外壁に固定した支持体に保持する、ルーバーユニットとし、
ルーバーユニットを、上下または左右の2個のユニットハーフにより構成し、各ユニットハーフは、1対の羽根連結部材およびこれら羽根連結部材に連結した一連のルーバー羽根を有するものとし、各ユニットハーフにおける前記羽根連結部材の突き合わせ端部相互を、水平または垂直の回動軸線の周りに相対回動可能にヒンジ連結し、
一方のユニットハーフにおける前記羽根連結部材の前記突き合わせ端部とは反対側の支持端部を前記支持体に回動可能にヒンジ連結し、
他方のユニットハーフにおける前記羽根連結部材の前記突き合わせ端部とは反対側端部にそれぞれ設けた1対の摺動ピンを、前記支持体に設けた1対の案内レールに、それぞれ摺動可能に案内し、前記ルーバーユニットを「く」の字状に折り畳んでルーバーユニットを開閉可能にし、
前記ルーバーユニットが閉鎖状態であるとき、最小長さの収縮状態をとる少なくとも1個のガスダンパにおける一方の端部を、前記一方のユニットハーフの前記回動軸線に沿う折り畳みラインに直交する方向に延在する前記支持体の部分に、前記一方のユニットハーフにおける羽根連結部材の突き合わせ端部の近傍における位置の第1支点でブラケットを介して、回動可能に連結し、
前記ガスダンパにおける他方の端部を、前記一方のユニットハーフの羽根連結部材に、前記第1支点よりも前記羽根連結部材の前記支持端部に近接する位置の第2支点で回動可能に連結し、
前記他方のユニットハーフに手動で開閉を補助するための操作グリップ手段を設け、
前記操作グリップ手段を操作してルーバーユニットを開放するとき、前記ガスダンパが伸長して前記一方のユニットハーフを折り畳み方向に押圧して開放の補助を行い、前記他方のユニットハーフにおける前記摺動ピンが前記第1支点を通過して、ガスダンパが自然最大伸長量となる折り畳み状態に達し、
外力により前記自然最大伸長量以上にごく僅かな量ガスダンパを強制伸長させるとき、他方のユニットハーフが窓面または外壁面に対して90゜の角度をなす死点折り畳み状態になり、この後、前記摺動ピンは案内レールの終点ストッパに向かって自動的に摺動しつつ、前記折り畳みラインは、初期位置の方向に僅かに戻り、前記他方のユニットハーフが前記窓面または外壁面に対して90゜以下の角度をなし、終点ストッパにおける最終折り畳み位置に自動的にロックされるよう構成した
ことを特徴とする開閉体構造。 - 前記ガスダンパを、左右または上下に1対設けた請求項1または2記載の開閉体構造。
- 前記ガスダンパは、防水カバー手段を有するものとした請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の開閉体構造。
- 前記ガスダンパのダンパシリンダおよびダンパピストンのそれぞれを防水スリーブでカバーし、前記第1支点および第2支点で回動可能に連結する各端部を防水端部キャップでカバーした請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の開閉体構造。
- 前記摺動ピンは、案内レールに沿って転動する転動ローラを有するものとした請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の開閉体構造。
Priority Applications (1)
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JP2008263943A JP5280145B2 (ja) | 2008-10-10 | 2008-10-10 | 開閉体構造 |
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Publications (2)
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JP2010090658A JP2010090658A (ja) | 2010-04-22 |
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JP2008263943A Active JP5280145B2 (ja) | 2008-10-10 | 2008-10-10 | 開閉体構造 |
Country Status (1)
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Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS63308146A (ja) * | 1987-06-09 | 1988-12-15 | 株式会社 建鋼社 | 折たたみ鎧戸 |
JP2002115447A (ja) * | 2000-10-06 | 2002-04-19 | Sekisui House Ltd | 建物の窓構造 |
-
2008
- 2008-10-10 JP JP2008263943A patent/JP5280145B2/ja active Active
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