JP2016128291A - 車両 - Google Patents

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教一 横内
Kyoichi Yokouchi
教一 横内
時雄 廣西
Tokio Hironishi
時雄 廣西
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Abstract

【課題】可動ルーフを有していつつも、安価である車両を提供すること。【解決手段】車両(20)は、車体(21)の固定ルーフ(32)に形成されている上下貫通した開口(31)と、該開口(31)を上下方向に開閉可能な可動ルーフ(33)と、開いた状態の該可動ルーフ(33)の周縁と開口(31)の周縁との間の隙間を塞ぐための巻き取り可能なカバーとを備えている。可動ルーフ(33)のなかの車室側の面には、可動ルーフ(33)を開閉するときに把持することが可能な把持部(35b)が設けられている。一端部を車体(21)に固定されるとともに、巻き取られたカバー(34)の少なくとも一部を把持部(35b)に掛け止め可能なカバー固定部材(36)を有している。【選択図】図2

Description

本発明は、上下方向に開閉可能な可動ルーフを有している車両に関する。
固定ルーフに対して、上下方向に開閉可能な可動ルーフを有している車両が知られている。一般的に、可動ルーフには、開いた状態の可動ルーフの周縁と固定パネルとの間の隙間を塞ぐためにカバーが取り付けられている。このような車両に関する従来技術として、特許文献1に開示される技術がある。
特許文献1に示されるような、車両のカバーは、複数の板状のカバー部材によって構成されている。互いに連結されたカバー部材の一端は、可動ルーフに取り付けられている。これにより、可動ルーフを上昇させると、これに連結されたカバー部材が持ち上げられる。さらに可動ルーフを上昇させると、持ち上げられたカバー部材に連結されたカバー部材が持ち上げられる。これにより、可動ルーフの周縁と固定パネルとの間の隙間を塞ぐことができる。
ところで、特許文献1に示されるカバーが採用された車両によれば、カバーの構成が複雑であり、部品点数が多いことにより、車両が高価になる虞がある。
特許第2711325号公報
本発明は、可動ルーフを有していつつも、安価である車両の提供を課題とする。
請求項1による発明によれば、車体の固定ルーフに形成されている上下貫通した開口と、該開口を上下方向に開閉可能な可動ルーフと、開いた状態の該可動ルーフの周縁と前記開口の周縁との間の隙間を塞ぐための巻き取り可能なカバーとを備えた車両において、
前記可動ルーフを開閉するときに把持することが可能に、前記可動ルーフのなかの車室側の面に設けられた把持部と、
一端部を前記車体に固定されるとともに、巻き取られた前記カバーの少なくとも一部を前記把持部に掛け止め可能なカバー固定部材とを有していることを特徴とする車両が提供される。
請求項2に記載のごとく、好ましくは、前記把持部は、前記開口の前後方向略中央に位置している。
請求項1に係る発明では、カバーは、巻き取り可能な素材によって構成されている。加えて、可動ルーフに把持部が設けられていると共に、巻き取られたカバーを把持部に掛け止め可能なカバー固定部材が車体に取り付けられている。可動ルーフを下降させて開口を閉じた場合には、作業者は、カバーを巻き取る。次に、カバー固定部材によって、巻き取られたカバーを把持部に固定する。多くの場合、可動ルーフには、可動ルーフを操作するための把持部が設けられている。把持部を利用してカバーを固定するため、必要な部品数が少なくてすむ。加えて、カバーを巻き取る構成とするため、カバーの構成が容易である。部品点数が少なく、構造が簡単であるため、カバーを安価に製造することができる。これにより、可動ルーフを有していつつも、安価である車両を提供することができる。
請求項2に係る発明では、把持部は、開口の前後方向略中央に位置している。前後方向の偏りをなくすことにより、巻き取られたカバーが垂れ下がることを抑制できる。巻き取り状態における車室内の意匠性を高めることができる。
本発明の実施例による車両の斜視図である。 図1に示されたトレーラーの左側壁部が取り外された状態の斜視図である。 図1に示されたトレーラーの上部の車幅方向に沿った断面図である。 図3に示されたグラブレールの斜視図である。 図3に示されたサイドライニング及びベルトの斜視図である。 図3に示された可動ルーフの閉じ状態について説明する図である。 図3に示されたカバーの巻き上げ状態について説明する図である。 図7に示されたカバーの収納状態について説明する図である。 図8に示されたカバーの収納状態における車室について説明する斜視図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、説明中、左右とは車両の乗員を基準として左右、前後とは車両の進行方向を基準として前後を指す。また、図中Frは前、Rrは後、Leは乗員から見て左、Riは乗員から見て右、Upは上、Dnは下を示している。
<実施例>
図1を参照する。図1には、キャンピングカー10が示されている。キャンピングカー10は、自走可能なトラクター11に、トレーラー20(車両20)が連結されてなる。トレーラー20は、トラクター11によって牽引される。以下、トレーラー20を例に本発明について説明する。
図2を参照する。トレーラー20の車体21は、フロアパネル22と、このフロアパネル22の両側端から立ち上げられている左右の側壁部23(右の側壁部23のみが示されている)と、これらの左右の側壁部23の前端に亘って立ち上げられている前壁部24と、これらの左右の側壁部23及び前壁部24の上部を覆っているルーフ30と、からなる。
前壁部24の上端から前方に向かって、折りたたみ式のベッド等が収納される収納室Stが形成されている。トレーラー20の後端には、後部開口が形成され、この後部開口を開閉可能にテールゲート26が設けられている。
トレーラー20の車室Viは、フロアパネル22、前壁部24、左右の側壁部23、テールゲート26、ルーフ30によって囲われている。
ルーフ30は、中央に略矩形状の開口31が形成されている固定ルーフ32と、この固定ルーフ32の開口31を開閉可能な可動ルーフ33と、この可動ルーフ33の周縁と開口31の周縁との間の隙間を塞ぐためのカバー34と、を有している。
図2には、開口31を開放している状態の可動ルーフ33が示されている。固定ルーフ32は、車体21の上部に固定されており、動かない。可動ルーフ33は、固定ルーフ32の開口31を閉じている状態から上に持ち上げられることにより、開口31を開放状態にする。可動ルーフ33を上昇及び下降させるための機構は、周知の機構が採用される。可動ルーフ33の上昇及び下降は、手動によって行われる。即ち、アクチュエータ等の電気的手段を用いない。
図3を参照する。図3には、ルーフ30の右端部が後方から見た状態の断面によって示されている。なお、ルーフ30の左端部の構成も同様である。図3から図8までにおいて、右端部の説明を左端部の説明に読み替えることができるため、右端部についてのみ詳細に説明し、左端部についての詳細な説明は省略する。
カバー34の上端部34aは、可動ルーフ33に固定され、カバー34の下端部34bは、固定ルーフ32のライニング32aに固定されている。
図4を併せて参照する。可動ルーフ33のなかの、前後方向略中央且つ車幅端部には、略U字状のグラブレール35が固定されている。グラブレール35は、可動ルーフ33を上下動させる際に、作業者によって掴まれる部品である。即ち、作業者は、グラブレール35を掴んで、可動ルーフ33を上下動させる。
グラブレール35は、可動ルーフ33に対して回転可能に取り付けられている脚部35a,35aと、これらの脚部35a,35aを接続していると共に作業者が掴むための把持部35bと、からなる。
把持部35bは、脚部35a,35aに取り付けられたコイルばねによって、可動ルーフ33に向かって付勢されている。通常時において、把持部35bは、可動ルーフ33の下面の近傍に位置している。このとき、把持部35bは、脚部35a,35aよりも車幅中央側に位置している。即ち、把持部35bは、車幅中央に向かって、且つ、可動ルーフ33に向かって付勢されている。
図3及び図5を参照する。ライニング32aには、カバー固定部材36の一端が固定されている。カバー固定部材36は、可動ルーフ33が開口31を閉じている状態において、巻き取られたカバー34を可動ルーフ33の近傍に固定するための部材である。
カバー固定部材36は、一端部がライニング32aに固定されている帯状の本体36aと、この本体36aに共に固定され互いに嵌合可能な第1及び第2のホック36b,36cと、からなる。本体36aが車体21から垂れ下がっている状態において、第1及び第2のホック36b,36cは、本体36aの車外側の面に、共に固定されている。図6以降において、可動ルーフ33を下降させた場合における、カバー34の収納について説明する。
図6を参照する。可動ルーフ33を下降させようとする作業者は、把持部35bを掴んで、下に向かって力を加える。これにより、可動ルーフ33を下降させる。可動ルーフ33が下降すると、カバー34が車室Vi内に垂れ下がる。
図7を参照する。作業者は、カバー34を巻き上げる。次に、作業者は、巻き上げられたカバー34の下方に、カバー固定部材36の本体36aを通す。次に、把持部35bの上方にカバー固定部材36の本体36aを通して、第1及び第2のホック36b,36cを互いに嵌合させる。
図8及び図9を参照する。把持部35b,35bに加わっている付勢力により、巻き上げられたカバー34は、可動ルーフ33の近傍に収納される。
本発明によれば、以下の効果を得ることができる。
図9を参照する。カバー34は、巻き取り可能な素材によって構成されている。加えて、可動ルーフ33に把持部35b,35bが設けられていると共に、巻き取られたカバー34を把持部35b,35bに掛け止め可能なカバー固定部材36,36が車体21に取り付けられている。可動ルーフ33を下降させて開口31を閉じた場合には、作業者は、カバー34を巻き取る。次に、カバー固定部材36,36によって、巻き取られたカバー34を把持部35b,35bに固定する。多くの場合、手動の可動ルーフ33には、可動ルーフ33を操作するための把持部35b,35bが設けられている。把持部35b,35bを利用してカバー34を固定するため、必要な部品数が少なくてすむ。加えて、カバー34を巻き取る構成とするため、カバー34の構成が容易である。部品点数が少なく、構造が簡単であるため、カバー34を安価に製造することができる。これにより、可動ルーフ33を有していつつも、安価であるトレーラー20を提供することができる。
さらに、把持部35b,35bは、開口31の前後方向略中央に位置している。前後方向の偏りをなくすことにより、巻き取られたカバー34が垂れ下がることを抑制できる。巻き取り状態における車室Vi内の意匠性を高めることができる。
さらに、把持部35b,35bは、可動ルーフ33に向かって付勢されている。把持部35b,35bに掛け止められたカバー34を、より、可動ルーフ33に近接させて収納することができる。これにより、車室Vi内の意匠性が高まると共に有効に活用することのできるスペースを広く確保することができる。
尚、本発明による車両は、自走不能なトレーラー20を例に説明したが、自走可能な車両であっても適用可能であり、これらの形式のものに限られるものではない。即ち、本発明の作用及び効果を奏する限りにおいて、本発明は、実施例に限定されるものではない。
本発明の車両は、キャンピングカーのトレーラーに好適である。
20…トレーラー(車両)
21…車体
31…開口
32…固定ルーフ
33…可動ルーフ
34…カバー
35b…把持部
36…カバー固定部材

Claims (2)

  1. 車体の固定ルーフに形成されている上下貫通した開口と、該開口を上下方向に開閉可能な可動ルーフと、開いた状態の該可動ルーフの周縁と前記開口の周縁との間の隙間を塞ぐための巻き取り可能なカバーとを備えた車両において、
    前記可動ルーフを開閉するときに把持することが可能に、前記可動ルーフのなかの車室側の面に設けられた把持部と、
    一端部を前記車体に固定されるとともに、巻き取られた前記カバーの少なくとも一部を前記把持部に掛け止め可能なカバー固定部材とを有していることを特徴とする車両。
  2. 前記把持部は、前記開口の前後方向略中央に位置していることを特徴とする車両。
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