JPH07232364A - 表示装置を備えた射出成形機 - Google Patents
表示装置を備えた射出成形機Info
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- JPH07232364A JPH07232364A JP6049977A JP4997794A JPH07232364A JP H07232364 A JPH07232364 A JP H07232364A JP 6049977 A JP6049977 A JP 6049977A JP 4997794 A JP4997794 A JP 4997794A JP H07232364 A JPH07232364 A JP H07232364A
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/03—Injection moulding apparatus
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1774—Display units or mountings therefor; Switch cabinets
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/76—Measuring, controlling or regulating
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C2037/906—Measuring, controlling or regulating using visualisation means or linked accessories, e.g. screens, printers
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S425/00—Plastic article or earthenware shaping or treating: apparatus
- Y10S425/045—Safety
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置全体のスペースをとらず、また、使用勝
手の良い表示装置を備えた射出成形機を提供する。 【構成】 横方向に型締ユニット２と射出ユニット３が
配置される射出成形機において、射出ユニット２を囲む
射出側ゲート３１に表示装置６を設け、表示装置６をそ
の射出側ゲート３１の開閉とともに移動可能とする構
成、あるいは、横方向に型締ユニット２と射出ユニット
３が配置される射出成形機において、型締ユニット２を
囲む型締側ゲート２１に表示装置６を設ける構成とす
る。
手の良い表示装置を備えた射出成形機を提供する。 【構成】 横方向に型締ユニット２と射出ユニット３が
配置される射出成形機において、射出ユニット２を囲む
射出側ゲート３１に表示装置６を設け、表示装置６をそ
の射出側ゲート３１の開閉とともに移動可能とする構
成、あるいは、横方向に型締ユニット２と射出ユニット
３が配置される射出成形機において、型締ユニット２を
囲む型締側ゲート２１に表示装置６を設ける構成とす
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、機械の動作状態等のデ
ータを表示する表示装置を備えた射出成形機に関する。
ータを表示する表示装置を備えた射出成形機に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＮＣ装置を用いる電動式射出成形機では
ＣＲＴ等の表示装置の画面を介して、運転に関する種々
のデータの設定作業、動作状態の把握と監視、さらにア
ラームの伝達までが行われる。また、表示装置は画面を
見ながらの設定に便利なように手動入力装置（ＭＤＩ）
を備えている。したがって、射出成形機において表示装
置は重要であるとともに使い勝手の良さが要求されてい
る。射出成形機における従来の表示装置としては、例え
ば、スタンドタイプ、内蔵タイプ、ペンダントタイプ等
が知られている。スタンドタイプの表示装置は床面上に
自立させたスタンドの頂部に表示部分を載置し固定した
ものであり、内蔵タイプの表示装置は射出成形機のベー
ス内の空間に表示部分を格納できるようにしたものであ
り、また、ペンダントタイプは例えば特開昭６３−１０
７５３４号公報に開示されているように水平に回動自在
としたアームの先端部に表示部分を吊り下げる構造のも
のであり、不必要時には射出成形機の上部空間に退避さ
せておき、使用時には引き出すことができる構造となっ
ている。
ＣＲＴ等の表示装置の画面を介して、運転に関する種々
のデータの設定作業、動作状態の把握と監視、さらにア
ラームの伝達までが行われる。また、表示装置は画面を
見ながらの設定に便利なように手動入力装置（ＭＤＩ）
を備えている。したがって、射出成形機において表示装
置は重要であるとともに使い勝手の良さが要求されてい
る。射出成形機における従来の表示装置としては、例え
ば、スタンドタイプ、内蔵タイプ、ペンダントタイプ等
が知られている。スタンドタイプの表示装置は床面上に
自立させたスタンドの頂部に表示部分を載置し固定した
ものであり、内蔵タイプの表示装置は射出成形機のベー
ス内の空間に表示部分を格納できるようにしたものであ
り、また、ペンダントタイプは例えば特開昭６３−１０
７５３４号公報に開示されているように水平に回動自在
としたアームの先端部に表示部分を吊り下げる構造のも
のであり、不必要時には射出成形機の上部空間に退避さ
せておき、使用時には引き出すことができる構造となっ
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
射出成形機における表示装置には次のような問題点を有
している。例えば、スタンドタイプの表示装置では、表
示装置が射出成形機の周辺に張り出し常に床面上に存在
するため、装置全体のスペースを要するとともに、作業
者の移動や部材の搬送の邪魔になるという問題点があ
る。ペンダントタイプの表示装置では、射出成形機から
外部に突出する構造であるため装置全体のスペースの点
で問題があり、また、表示部分を吊り下げる構造である
ためその上下寸法分だけ回動アームを高く配置しなけれ
ばならないとともに、該回動アームは先端に重量のある
表示部分を片持ち梁的に支えるためあまり長くできず、
使用位置と退避位置間に充分な移動距離を得ることが困
難であり、また、回動時に表示部分が射出成形機側の部
材との衝突を避ける上から、結果的に画面が作業者の正
面を向いた目線より高い位置となり、データ設定時等に
おいてほぼ正面を向いた目線位置あるいはそれより低い
位置にある射出成形機側の操作盤から画面への視線移動
に不便であって、表示装置の使用勝手の上からも問題が
ある。
射出成形機における表示装置には次のような問題点を有
している。例えば、スタンドタイプの表示装置では、表
示装置が射出成形機の周辺に張り出し常に床面上に存在
するため、装置全体のスペースを要するとともに、作業
者の移動や部材の搬送の邪魔になるという問題点があ
る。ペンダントタイプの表示装置では、射出成形機から
外部に突出する構造であるため装置全体のスペースの点
で問題があり、また、表示部分を吊り下げる構造である
ためその上下寸法分だけ回動アームを高く配置しなけれ
ばならないとともに、該回動アームは先端に重量のある
表示部分を片持ち梁的に支えるためあまり長くできず、
使用位置と退避位置間に充分な移動距離を得ることが困
難であり、また、回動時に表示部分が射出成形機側の部
材との衝突を避ける上から、結果的に画面が作業者の正
面を向いた目線より高い位置となり、データ設定時等に
おいてほぼ正面を向いた目線位置あるいはそれより低い
位置にある射出成形機側の操作盤から画面への視線移動
に不便であって、表示装置の使用勝手の上からも問題が
ある。
【０００４】内蔵タイプの表示装置では、表示部は射出
成形機のベース側に設置されているため、データ設定時
等においてほぼ正面を向いたときの目線より低い位置に
あって表示画面と成形部との間に高さの違いがあるた
め、動作状態の把握や監視に不便である。なお、固定盤
カバー内に内蔵させることもできるが、固定盤カバーは
通常その幅が狭く形成されており、設置できる表示装置
の大きさに限りがあり小型の表示装置に限られる。表示
装置は、表示情報の増大や複雑化に対応するために大型
化が要望をされている。そこで、この要望に答えるため
にに固定盤カバーの幅を広く設計することにより、大型
の表示装置を設ける構成も考えられる。しかしながら、
この構造について検討した結果、このような構成の場合
には、スクリュー交換時にシリンダアセンブリを回動さ
せて射出カバーから取り出すために、射出ユニットを後
退させる後退距離を大きくしなくてはならず、また、射
出成形機の装置が要するスペースも大きくなるという欠
点が生じることが判明した。そこで、本発明は前記した
従来の問題点を解決して、装置全体のスペースをとら
ず、また、使用勝手の良い表示装置を備えた射出成形機
を提供することを目的とする。
成形機のベース側に設置されているため、データ設定時
等においてほぼ正面を向いたときの目線より低い位置に
あって表示画面と成形部との間に高さの違いがあるた
め、動作状態の把握や監視に不便である。なお、固定盤
カバー内に内蔵させることもできるが、固定盤カバーは
通常その幅が狭く形成されており、設置できる表示装置
の大きさに限りがあり小型の表示装置に限られる。表示
装置は、表示情報の増大や複雑化に対応するために大型
化が要望をされている。そこで、この要望に答えるため
にに固定盤カバーの幅を広く設計することにより、大型
の表示装置を設ける構成も考えられる。しかしながら、
この構造について検討した結果、このような構成の場合
には、スクリュー交換時にシリンダアセンブリを回動さ
せて射出カバーから取り出すために、射出ユニットを後
退させる後退距離を大きくしなくてはならず、また、射
出成形機の装置が要するスペースも大きくなるという欠
点が生じることが判明した。そこで、本発明は前記した
従来の問題点を解決して、装置全体のスペースをとら
ず、また、使用勝手の良い表示装置を備えた射出成形機
を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、横方向に型締
ユニットと射出ユニットが配置される射出成形機におい
て、射出ユニットを囲む射出側ゲートに表示装置を設
け、その表示装置を射出側ゲートの開閉とともに移動可
能とすることにより、前記目的を達成するものである。
また、本発明は、横方向に型締ユニットと射出ユニット
が配置される射出成形機において、型締ユニットを囲む
型締側ゲートに表示装置を設けることにより、前記目的
を達成するものである。本発明の表示装置は少なくとも
表示画面を有し、その表示画面とともに入力手段を設け
ることができ、該表示画面は射出成形機の動作に関する
種々の情報を表示する機能を有し、例えば、ＣＲＴ，液
晶表示装置，プラズマディスプレイ等の表示手段を用い
ることができる。そして、表示装置は射出側ゲート上に
おいて型締ユニット側に配置することができ、また、型
締側ゲート上において射出ユニット側に配置することが
できる。
ユニットと射出ユニットが配置される射出成形機におい
て、射出ユニットを囲む射出側ゲートに表示装置を設
け、その表示装置を射出側ゲートの開閉とともに移動可
能とすることにより、前記目的を達成するものである。
また、本発明は、横方向に型締ユニットと射出ユニット
が配置される射出成形機において、型締ユニットを囲む
型締側ゲートに表示装置を設けることにより、前記目的
を達成するものである。本発明の表示装置は少なくとも
表示画面を有し、その表示画面とともに入力手段を設け
ることができ、該表示画面は射出成形機の動作に関する
種々の情報を表示する機能を有し、例えば、ＣＲＴ，液
晶表示装置，プラズマディスプレイ等の表示手段を用い
ることができる。そして、表示装置は射出側ゲート上に
おいて型締ユニット側に配置することができ、また、型
締側ゲート上において射出ユニット側に配置することが
できる。
【０００６】
【作用】本発明によれば、横方向に型締ユニットと射出
ユニットが配置される射出成形機において、表示装置を
射出ユニットを囲む射出側ゲートに設ける。そして、例
えば、射出側ゲートを開放した場合には、表示装置は射
出側ゲートとともに型締側ゲートから離れる方向に移動
し、射出ユニットのシリンダアセンブリの回動が可能と
なり、スクリュー交換等の作業を行うことができる。ま
た、逆に、射出側ゲートを閉鎖する場合には、表示装置
は射出側ゲートとともに型締側ゲート側に移動し、その
表示画面は射出側ゲートおよび型締側ゲートの窓と隣接
した位置に配置されることになる。また、本発明によれ
ば、横方向に型締ユニットと射出ユニットが配置される
射出成形機において、表示装置を射出ユニットを囲む型
締側ゲートに設ける。そして、例えば、射出側ゲートを
開放した場合には、射出側ゲートのみが型締側ゲートか
ら離れる方向に移動して表示装置は型締側ゲート側に止
まって、射出ユニットのシリンダアセンブリの回動が可
能となり、スクリュー交換等の作業を行うことができ
る。また、逆に、射出側ゲートを閉鎖する場合には、射
出側ゲートの窓は表示画面に近づき、表示画面、射出側
ゲート、および型締側ゲートの窓は隣接した位置に配置
されることになる。これにより、表示装置の使用時にお
いて表示装置を移動する機構を設けることなく、表示装
置を射出側ゲートの移動にかかわらず射出成形機の射出
側ゲートと型締側ゲートの近傍に配置することができ、
該ゲートに形成された窓を通しての射出成形機の動作確
認と、表示装置による射出成形機の動作状態を示す情報
確認とを容易に行うことができる。
ユニットが配置される射出成形機において、表示装置を
射出ユニットを囲む射出側ゲートに設ける。そして、例
えば、射出側ゲートを開放した場合には、表示装置は射
出側ゲートとともに型締側ゲートから離れる方向に移動
し、射出ユニットのシリンダアセンブリの回動が可能と
なり、スクリュー交換等の作業を行うことができる。ま
た、逆に、射出側ゲートを閉鎖する場合には、表示装置
は射出側ゲートとともに型締側ゲート側に移動し、その
表示画面は射出側ゲートおよび型締側ゲートの窓と隣接
した位置に配置されることになる。また、本発明によれ
ば、横方向に型締ユニットと射出ユニットが配置される
射出成形機において、表示装置を射出ユニットを囲む型
締側ゲートに設ける。そして、例えば、射出側ゲートを
開放した場合には、射出側ゲートのみが型締側ゲートか
ら離れる方向に移動して表示装置は型締側ゲート側に止
まって、射出ユニットのシリンダアセンブリの回動が可
能となり、スクリュー交換等の作業を行うことができ
る。また、逆に、射出側ゲートを閉鎖する場合には、射
出側ゲートの窓は表示画面に近づき、表示画面、射出側
ゲート、および型締側ゲートの窓は隣接した位置に配置
されることになる。これにより、表示装置の使用時にお
いて表示装置を移動する機構を設けることなく、表示装
置を射出側ゲートの移動にかかわらず射出成形機の射出
側ゲートと型締側ゲートの近傍に配置することができ、
該ゲートに形成された窓を通しての射出成形機の動作確
認と、表示装置による射出成形機の動作状態を示す情報
確認とを容易に行うことができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照しながら詳
細に説明するが、本発明は実施例に限定されるものでは
ない。 （本発明の実施例１の構成）図１は、本発明の表示装置
を備えた射出成形機の実施例１の全体正面図である。図
１において、射出成形機１は型鋼材を縦横に組み合わせ
て溶接して形成される枠体のベース４、カバーその付属
構造、およびパネル６で構成され、上枠の上面に型締ユ
ニット２と射出ユニット３を横方向に配置して構成さ
れ、下枠の下面にはレベル調整可能な支持構造物が取り
付けられている。型締ユニット２は、金型を取り付ける
部分であってベース４に対して固定的に配置されるもの
であり、この型締ユニット２を作業者から隔離するため
にカバー２２が設置されており、このカバー２２により
型締側ゲート２１が構成されている。図１に示す構成に
おいては、金型を取り付けた部分に窓２４を備えたカバ
ー２２が型締ユニット２全体に装着されている。このカ
バー２２は、例えば上辺と下辺にローラーコロを備え、
下辺のローラーコロがベース４の下枠の上面に固定され
たレール上に載置され、上辺のローラーコロが上レール
に案内されて装着されている。そして、このカバー２２
は前記のローラーコロとレールによって、型締側ゲート
２１とその前方（射出側ゲートと反対側）の間を移動す
ることができる。また、パネル６は、ベース４の枠内部
を遮蔽するものであって、板金加工等により形成され、
ベースの縦枠等にヒンジで開閉可能に取り付けられてい
る。
細に説明するが、本発明は実施例に限定されるものでは
ない。 （本発明の実施例１の構成）図１は、本発明の表示装置
を備えた射出成形機の実施例１の全体正面図である。図
１において、射出成形機１は型鋼材を縦横に組み合わせ
て溶接して形成される枠体のベース４、カバーその付属
構造、およびパネル６で構成され、上枠の上面に型締ユ
ニット２と射出ユニット３を横方向に配置して構成さ
れ、下枠の下面にはレベル調整可能な支持構造物が取り
付けられている。型締ユニット２は、金型を取り付ける
部分であってベース４に対して固定的に配置されるもの
であり、この型締ユニット２を作業者から隔離するため
にカバー２２が設置されており、このカバー２２により
型締側ゲート２１が構成されている。図１に示す構成に
おいては、金型を取り付けた部分に窓２４を備えたカバ
ー２２が型締ユニット２全体に装着されている。このカ
バー２２は、例えば上辺と下辺にローラーコロを備え、
下辺のローラーコロがベース４の下枠の上面に固定され
たレール上に載置され、上辺のローラーコロが上レール
に案内されて装着されている。そして、このカバー２２
は前記のローラーコロとレールによって、型締側ゲート
２１とその前方（射出側ゲートと反対側）の間を移動す
ることができる。また、パネル６は、ベース４の枠内部
を遮蔽するものであって、板金加工等により形成され、
ベースの縦枠等にヒンジで開閉可能に取り付けられてい
る。
【０００８】射出ユニット３は、金型に樹脂をパージン
グするユニットであり、前方にシリンダアセンブリとそ
の基部にホッパーを備え、フロントプレート、可動プレ
ート、およびリアプレートなどからなる機構部の全体
に、この射出ユニット３を作業者から隔離するためにカ
バー３２が設置されており、このカバー３２により射出
側ゲート３１が構成され、エクストルーダーベース３３
を介してベース４に載置されている。エクストルーダー
ベース３３は射出ユニット３をノズルタッチおよびその
解除のために前後方向へ移動できるようにするととも
に、ベース４に設置されたスィーベル軸を中心として水
平方向に回動可能とするものである。このスィーベル軸
はピボット軸により構成することができる。カバー３２
は、射出ユニット３のシリンダアセンブリ等の機構部分
に窓３４を備えており、射出ユニット３全体に装着され
ている。このカバー３２は、前記カバー２２と同様の構
造とすることができ、例えば上辺と下辺にローラーコロ
を備え、下辺のローラーコロがベース４の下枠の上面に
固定されたレール上に載置され、上辺のローラーコロが
上レールに案内されて装着されている。そして、このカ
バー３２は前記のローラーコロとレールによって、射出
側ゲート３１とその後方の間を移動することができる。
窓３４は、カバー３２の正面部分に透明部材で遮蔽して
形成され、その形状は任意とすることができるが、図示
するように表示装置６の側部を含めて、例えばＬ字状に
形成することにより窓の面積を大きく採ることができ
る。
グするユニットであり、前方にシリンダアセンブリとそ
の基部にホッパーを備え、フロントプレート、可動プレ
ート、およびリアプレートなどからなる機構部の全体
に、この射出ユニット３を作業者から隔離するためにカ
バー３２が設置されており、このカバー３２により射出
側ゲート３１が構成され、エクストルーダーベース３３
を介してベース４に載置されている。エクストルーダー
ベース３３は射出ユニット３をノズルタッチおよびその
解除のために前後方向へ移動できるようにするととも
に、ベース４に設置されたスィーベル軸を中心として水
平方向に回動可能とするものである。このスィーベル軸
はピボット軸により構成することができる。カバー３２
は、射出ユニット３のシリンダアセンブリ等の機構部分
に窓３４を備えており、射出ユニット３全体に装着され
ている。このカバー３２は、前記カバー２２と同様の構
造とすることができ、例えば上辺と下辺にローラーコロ
を備え、下辺のローラーコロがベース４の下枠の上面に
固定されたレール上に載置され、上辺のローラーコロが
上レールに案内されて装着されている。そして、このカ
バー３２は前記のローラーコロとレールによって、射出
側ゲート３１とその後方の間を移動することができる。
窓３４は、カバー３２の正面部分に透明部材で遮蔽して
形成され、その形状は任意とすることができるが、図示
するように表示装置６の側部を含めて、例えばＬ字状に
形成することにより窓の面積を大きく採ることができ
る。
【０００９】型締側ゲート２１と射出側ゲート３１の間
であって、型締側ゲート２１の後部（射出ユニット３
側）の正面には固定盤カバー５が配置されている。固定
盤カバー５には、操作盤５１等の操作部分が設けられて
いる。また、操作盤５１は、射出成形機の動作上の種々
の操作を入力することができる部分であり、例えば、射
出成形機の起動、停止、非常停止を行うとともに、射出
成形機の作動を手動、半自動および自動に切り替え、手
動動作の操作では射出成形機を構成する各部の作動を個
別に正逆方向へ操作できるようになっている。例えば、
金型交換の後のダイハイト調整作業では、前記表示装置
６から得られる移動速度、非常停止あるいはアラームな
どの情報を得ながら手動ボタン、ダイハイトボタン、リ
アプラテンの前後進ボタン等によるボタンの操作を行
う。また、本発明の表示装置を備えた射出成形機では表
示装置を備えている。この表示装置は、射出成形機の動
作状態を示す情報を表示する部分であり、例えば、金型
交換の後のダイハイト調整作業では、移動速度、非常停
止あるいはアラームなどの情報を表示する。また、この
表示装置としては、例えばＣＲＴ、液晶表示装置、プラ
ズマディスプレイ等の表示装置を用いることができる。
これらの表示装置の内、ＣＲＴを用いた場合には解像度
の点で好ましく、また液晶表示装置、プラズマディスプ
レイを用いた場合には薄型とすることができるためスペ
ースの点で有利である。
であって、型締側ゲート２１の後部（射出ユニット３
側）の正面には固定盤カバー５が配置されている。固定
盤カバー５には、操作盤５１等の操作部分が設けられて
いる。また、操作盤５１は、射出成形機の動作上の種々
の操作を入力することができる部分であり、例えば、射
出成形機の起動、停止、非常停止を行うとともに、射出
成形機の作動を手動、半自動および自動に切り替え、手
動動作の操作では射出成形機を構成する各部の作動を個
別に正逆方向へ操作できるようになっている。例えば、
金型交換の後のダイハイト調整作業では、前記表示装置
６から得られる移動速度、非常停止あるいはアラームな
どの情報を得ながら手動ボタン、ダイハイトボタン、リ
アプラテンの前後進ボタン等によるボタンの操作を行
う。また、本発明の表示装置を備えた射出成形機では表
示装置を備えている。この表示装置は、射出成形機の動
作状態を示す情報を表示する部分であり、例えば、金型
交換の後のダイハイト調整作業では、移動速度、非常停
止あるいはアラームなどの情報を表示する。また、この
表示装置としては、例えばＣＲＴ、液晶表示装置、プラ
ズマディスプレイ等の表示装置を用いることができる。
これらの表示装置の内、ＣＲＴを用いた場合には解像度
の点で好ましく、また液晶表示装置、プラズマディスプ
レイを用いた場合には薄型とすることができるためスペ
ースの点で有利である。
【００１０】本発明の射出成形機の表示装置は、射出成
形機１のゲートの正面部分に、その表示面が正面方向を
向くように設置されるものであり、本発明の実施例１で
は図１に示すように射出側ゲート側に取り付けられ、表
示装置６により表している。以下、実施例１の表示装置
６について説明する。実施例１の表示装置６は、少なく
とも表示画面６１を備えるとともに入力キー６２を設け
ることができる。図１では、表示画面６１と入力キー６
２を隣接して設けた例を示しており、表示画面６１と入
力キー６２を射出側ゲート３１のカバー３２上の一部で
型締側ゲート２１側に配置する例を示している。また、
図では、表示画面６１と入力キー６２をカバー３２の上
方側に配置している。この表示画面６１の射出側ゲート
３１のカバー３２における配置位置は任意とすることが
できるが、図示するようにカバー３２の上方で型締側ゲ
ート２１側とする配置により、表示画面を使用者の視線
の高さに合わせ、また、型締側ゲート２１側の窓２４に
近接した位置として型締ユニット２と表示画面の確認を
容易とする効果がある。また、図１に示す例では、表示
画面６１と入力キー６２の配置関係において、表示画面
６１を固定盤カバー５側に配置し入力キー６２を固定盤
カバー５側と反対側とする横方向配置とする場合を示し
ているが、表示画面６１と入力キー６２とを入れ換えた
配置位置とすることもできる。前者の配置位置では表示
画面６１を型締側ゲート２１側の窓２４に近接した位置
とすることにより、表示画面の監視と窓を通しての観察
とが容易となる効果があり、後者の場合には入力キー６
２を固定盤カバー５の操作盤５１に近接した位置によ
り、入力操作が容易となるという効果がある。
形機１のゲートの正面部分に、その表示面が正面方向を
向くように設置されるものであり、本発明の実施例１で
は図１に示すように射出側ゲート側に取り付けられ、表
示装置６により表している。以下、実施例１の表示装置
６について説明する。実施例１の表示装置６は、少なく
とも表示画面６１を備えるとともに入力キー６２を設け
ることができる。図１では、表示画面６１と入力キー６
２を隣接して設けた例を示しており、表示画面６１と入
力キー６２を射出側ゲート３１のカバー３２上の一部で
型締側ゲート２１側に配置する例を示している。また、
図では、表示画面６１と入力キー６２をカバー３２の上
方側に配置している。この表示画面６１の射出側ゲート
３１のカバー３２における配置位置は任意とすることが
できるが、図示するようにカバー３２の上方で型締側ゲ
ート２１側とする配置により、表示画面を使用者の視線
の高さに合わせ、また、型締側ゲート２１側の窓２４に
近接した位置として型締ユニット２と表示画面の確認を
容易とする効果がある。また、図１に示す例では、表示
画面６１と入力キー６２の配置関係において、表示画面
６１を固定盤カバー５側に配置し入力キー６２を固定盤
カバー５側と反対側とする横方向配置とする場合を示し
ているが、表示画面６１と入力キー６２とを入れ換えた
配置位置とすることもできる。前者の配置位置では表示
画面６１を型締側ゲート２１側の窓２４に近接した位置
とすることにより、表示画面の監視と窓を通しての観察
とが容易となる効果があり、後者の場合には入力キー６
２を固定盤カバー５の操作盤５１に近接した位置によ
り、入力操作が容易となるという効果がある。
【００１１】さらに、表示画面６１と入力キー６２を縦
方向に並べて配置することもできる。この場合には、射
出側ゲート３１の窓３４の縦方向の長さを充分にとるこ
とができる。また、図１の例では、入力キー６２を表示
画面６１と隣接させた例を示しているが、入力キー６２
をカバー３２の正面部分において表示画面６１と分離し
た状態で配置することもできる。入力キー６２と表示画
面６１と隣接させる場合には表示画面６１を見ながらの
キー入力が容易となるという効果があり、また、入力キ
ー６２と表示画面６１と分離させる場合には、窓３４の
配置の自由度が増して射出ユニット３の状態の観察が容
易となるという効果がある。なお、射出側ゲート３１の
カバー３２上の窓３４は、表示画面６１および入力キー
６２により一部縮小されることになるが、該表示画面６
１と入力キー６２と窓３４の配置関係を射出ユニット３
の視野が得られるよう工夫することは、前記した種々の
配置構成により充分可能である。
方向に並べて配置することもできる。この場合には、射
出側ゲート３１の窓３４の縦方向の長さを充分にとるこ
とができる。また、図１の例では、入力キー６２を表示
画面６１と隣接させた例を示しているが、入力キー６２
をカバー３２の正面部分において表示画面６１と分離し
た状態で配置することもできる。入力キー６２と表示画
面６１と隣接させる場合には表示画面６１を見ながらの
キー入力が容易となるという効果があり、また、入力キ
ー６２と表示画面６１と分離させる場合には、窓３４の
配置の自由度が増して射出ユニット３の状態の観察が容
易となるという効果がある。なお、射出側ゲート３１の
カバー３２上の窓３４は、表示画面６１および入力キー
６２により一部縮小されることになるが、該表示画面６
１と入力キー６２と窓３４の配置関係を射出ユニット３
の視野が得られるよう工夫することは、前記した種々の
配置構成により充分可能である。
【００１２】（本発明の実施例１の作用）次に、本発明
の表示装置を備えた射出成形機の実施例の作用につい
て、図２，図３を用いて説明する。図２は本発明の表示
装置を備えた射出成形機の実施例１の射出側ゲートを開
放した状態を示す斜視図であり、図３は同場合の平面図
である。図２，図３において、射出側ゲート３１を形成
するカバー３２は、その下辺の下枠に設置されたローラ
ーコロをベース４の上面に固定されたレール上に載置
し、上辺のローラーコロを上レールに装着して案内とす
ることにより、スライド可能に支持している。また、該
カバー３２内の射出ユニット３内においては、樹脂を射
出成形機永田に供給するシリンダアセンブリ３５がエク
ストルーダーベース３３を介してベース４に載置されて
いる。前記図１のカバー３２が閉じた状態から、カバー
３２に設置された取っ手を引くことによる手動、あるい
は図示しない自動機構による自動によって、カバー３２
を型締側ゲート２１側および固定盤カバー５から離れる
方向に前記レールの案内に従って移動させると、図２あ
るいは図３に示すようにカバー３２が開放される。カバ
ー３２の開放により射出側ゲート３１内に収納されてい
るシリンダアセンブリ３５があらわれる。ここで、エク
ストルーダーベース３３は射出ユニット３をノズルタッ
チおよびその解除のために前後方向へ移動できるように
するとともに、ベース４に設置されたスィーベル軸を中
心として水平方向に回動可能とするものである。
の表示装置を備えた射出成形機の実施例の作用につい
て、図２，図３を用いて説明する。図２は本発明の表示
装置を備えた射出成形機の実施例１の射出側ゲートを開
放した状態を示す斜視図であり、図３は同場合の平面図
である。図２，図３において、射出側ゲート３１を形成
するカバー３２は、その下辺の下枠に設置されたローラ
ーコロをベース４の上面に固定されたレール上に載置
し、上辺のローラーコロを上レールに装着して案内とす
ることにより、スライド可能に支持している。また、該
カバー３２内の射出ユニット３内においては、樹脂を射
出成形機永田に供給するシリンダアセンブリ３５がエク
ストルーダーベース３３を介してベース４に載置されて
いる。前記図１のカバー３２が閉じた状態から、カバー
３２に設置された取っ手を引くことによる手動、あるい
は図示しない自動機構による自動によって、カバー３２
を型締側ゲート２１側および固定盤カバー５から離れる
方向に前記レールの案内に従って移動させると、図２あ
るいは図３に示すようにカバー３２が開放される。カバ
ー３２の開放により射出側ゲート３１内に収納されてい
るシリンダアセンブリ３５があらわれる。ここで、エク
ストルーダーベース３３は射出ユニット３をノズルタッ
チおよびその解除のために前後方向へ移動できるように
するとともに、ベース４に設置されたスィーベル軸を中
心として水平方向に回動可能とするものである。
【００１３】例えば、スィーベル時等において、カバー
３２を開放し、図中のシリンダアセンブリ３４を型締側
ゲート２１から離れる方向に移動させると、カバー３２
のあった位置に開放された空間が形成される。そして、
シリンダアセンブリ３４を矢印に示す方向に回動させて
該空間部分に位置させると、少なくともその先端部分が
射出側ゲート３１側から射出成形機１の手前側に引き出
された状態となり、スクリュー交換が可能となる。スク
リュー交換されたシリンダアセンブリ３４は、前記と逆
にシリンダアセンブリ３４を回動させて射出側ゲート３
１内に収納し、型締側ゲート２１側に移動させる。そし
て、カバー３２を型締側ゲート２１側に移動させて、射
出側ゲート３１を閉じた状態とする。カバー３２上に取
り付けられた表示装置６は、このカバー３２の移動とと
もに移動する。なお、図３においては、カバー３２が開
放した状態を実線で示し、閉じた状態を破線で示してい
る。したがって、カバー３２が開放しているときには表
示装置６は型締側ゲート２１から離れているが、通常こ
のカバー開放時には表示装置６を使用する場合は少な
く、実際の使用に支障は生じない。これにより、表示装
置６はカバー３２のスライドとともに移動するため、表
示装置６のみを移動させるための機構を別個に用意する
必要がなく、装置全体を小型とすることが可能となる。
また、表示装置６を所望の位置に固定するめの機構も不
要である。
３２を開放し、図中のシリンダアセンブリ３４を型締側
ゲート２１から離れる方向に移動させると、カバー３２
のあった位置に開放された空間が形成される。そして、
シリンダアセンブリ３４を矢印に示す方向に回動させて
該空間部分に位置させると、少なくともその先端部分が
射出側ゲート３１側から射出成形機１の手前側に引き出
された状態となり、スクリュー交換が可能となる。スク
リュー交換されたシリンダアセンブリ３４は、前記と逆
にシリンダアセンブリ３４を回動させて射出側ゲート３
１内に収納し、型締側ゲート２１側に移動させる。そし
て、カバー３２を型締側ゲート２１側に移動させて、射
出側ゲート３１を閉じた状態とする。カバー３２上に取
り付けられた表示装置６は、このカバー３２の移動とと
もに移動する。なお、図３においては、カバー３２が開
放した状態を実線で示し、閉じた状態を破線で示してい
る。したがって、カバー３２が開放しているときには表
示装置６は型締側ゲート２１から離れているが、通常こ
のカバー開放時には表示装置６を使用する場合は少な
く、実際の使用に支障は生じない。これにより、表示装
置６はカバー３２のスライドとともに移動するため、表
示装置６のみを移動させるための機構を別個に用意する
必要がなく、装置全体を小型とすることが可能となる。
また、表示装置６を所望の位置に固定するめの機構も不
要である。
【００１４】（本発明の実施例２の構成）図４は、本発
明の表示装置を備えた射出成形機の実施例２の全体正面
図である。図４に示す本発明の実施例２の構成は、型締
ユニット２側の型締側ゲート２１の構成と射出ユニット
３側の射出側ゲート３１の構成において表示装置の構成
の点で相違し、その他の構成の点では前記実施例１と同
様であるため、以下では前記実施例１と相違する表示装
置の構成について主に説明し、その他の部分については
説明を省略する。本発明の実施例２の射出成形機１は、
前記実施例１と同様にベース４上に横方向に配置される
型締ユニット２と射出ユニット３と固定盤カバー５とか
ら構成され、それぞれの構成は表示装置６の構成を除い
てほぼ実施例１と同様である。
明の表示装置を備えた射出成形機の実施例２の全体正面
図である。図４に示す本発明の実施例２の構成は、型締
ユニット２側の型締側ゲート２１の構成と射出ユニット
３側の射出側ゲート３１の構成において表示装置の構成
の点で相違し、その他の構成の点では前記実施例１と同
様であるため、以下では前記実施例１と相違する表示装
置の構成について主に説明し、その他の部分については
説明を省略する。本発明の実施例２の射出成形機１は、
前記実施例１と同様にベース４上に横方向に配置される
型締ユニット２と射出ユニット３と固定盤カバー５とか
ら構成され、それぞれの構成は表示装置６の構成を除い
てほぼ実施例１と同様である。
【００１５】本発明の実施例２も前記実施例１と同様に
表示装置を備えており、その表示装置６は射出成形機の
動作状態を示す情報を表示する部分であり、例えば、金
型交換の後のダイハイト調整作業では、移動速度、非常
停止あるいはアラームなどの情報を表示する。また、こ
の表示装置としては、例えばＣＲＴ、液晶表示装置、プ
ラズマディスプレイ等の表示装置を用いることができ
る。これらの表示装置の内、ＣＲＴを用いた場合には解
像度の点で好ましく、また液晶表示装置、プラズマディ
スプレイを用いた場合には薄型とすることができるため
スペースの点で有利である。本発明の射出成形機の表示
装置６は、射出成形機１のゲートの正面部分に、その表
示面が正面方向を向くように設置されるものであり、本
発明の実施例２では図４に示すように型締側ゲート側に
取り付けられている。以下、実施例２の表示装置７につ
いて説明する。
表示装置を備えており、その表示装置６は射出成形機の
動作状態を示す情報を表示する部分であり、例えば、金
型交換の後のダイハイト調整作業では、移動速度、非常
停止あるいはアラームなどの情報を表示する。また、こ
の表示装置としては、例えばＣＲＴ、液晶表示装置、プ
ラズマディスプレイ等の表示装置を用いることができ
る。これらの表示装置の内、ＣＲＴを用いた場合には解
像度の点で好ましく、また液晶表示装置、プラズマディ
スプレイを用いた場合には薄型とすることができるため
スペースの点で有利である。本発明の射出成形機の表示
装置６は、射出成形機１のゲートの正面部分に、その表
示面が正面方向を向くように設置されるものであり、本
発明の実施例２では図４に示すように型締側ゲート側に
取り付けられている。以下、実施例２の表示装置７につ
いて説明する。
【００１６】実施例２の表示装置７は、少なくとも表示
画面７１を備えるとともに入力キー７２を設けることが
できる。図４では、表示画面７１と入力キー７２を隣接
して設けた例を示しており、表示画面７１と入力キー７
２を型締側ゲート２１のカバー２２上の一部で射出側ゲ
ート３１側に配置する例を示している。また、図では、
表示画面７１と入力キー７２をカバー２２の上方側に配
置している。この表示画面７１の型締側ゲート２１のカ
バー２２における配置位置は任意とすることができる
が、図示するようにカバー２２の上方で射出側ゲート３
１側とすることにより、表示画面を使用者の視線の高さ
に合わせ、また、射出側ゲート３１側の窓３４に近接し
た位置として射出ユニット３と表示画面の確認を容易と
する効果がある。また、図４に示す例では、表示画面７
１と入力キー７２の配置関係において、表示画面７１を
固定盤カバー５側と反対側の横方向配置とし、入力キー
７２を固定盤カバー５側に配置とする場合を示している
が、表示画面７１と入力キー７２とを入れ換えた配置位
置とすることもできる。前者の配置位置には入力キー７
２を固定盤カバー５の操作盤５１に近接した位置とする
ことができ、後者の場合には表示画面７１を射出側ゲー
ト３１側の窓３４に近接した位置とすることができる。
さらに、表示画面７１と入力キー７２を縦方向に並べて
配置することもできる。この場合には、型締側ゲート２
１の窓２４の縦方向の長さを充分にとることができる。
画面７１を備えるとともに入力キー７２を設けることが
できる。図４では、表示画面７１と入力キー７２を隣接
して設けた例を示しており、表示画面７１と入力キー７
２を型締側ゲート２１のカバー２２上の一部で射出側ゲ
ート３１側に配置する例を示している。また、図では、
表示画面７１と入力キー７２をカバー２２の上方側に配
置している。この表示画面７１の型締側ゲート２１のカ
バー２２における配置位置は任意とすることができる
が、図示するようにカバー２２の上方で射出側ゲート３
１側とすることにより、表示画面を使用者の視線の高さ
に合わせ、また、射出側ゲート３１側の窓３４に近接し
た位置として射出ユニット３と表示画面の確認を容易と
する効果がある。また、図４に示す例では、表示画面７
１と入力キー７２の配置関係において、表示画面７１を
固定盤カバー５側と反対側の横方向配置とし、入力キー
７２を固定盤カバー５側に配置とする場合を示している
が、表示画面７１と入力キー７２とを入れ換えた配置位
置とすることもできる。前者の配置位置には入力キー７
２を固定盤カバー５の操作盤５１に近接した位置とする
ことができ、後者の場合には表示画面７１を射出側ゲー
ト３１側の窓３４に近接した位置とすることができる。
さらに、表示画面７１と入力キー７２を縦方向に並べて
配置することもできる。この場合には、型締側ゲート２
１の窓２４の縦方向の長さを充分にとることができる。
【００１７】また、図４の例では、入力キー７２を表示
画面７１と隣接させた例を示しているが、入力キー７２
をカバー２２の正面部分において表示画面７１と分離し
た状態で配置することもできる。入力キー７２と表示画
面７１と隣接させる場合には表示画面７１を見ながらの
キー入力が容易となるという効果があり、また、入力キ
ー７２と表示画面７１と分離させる場合には、窓２４の
配置の自由度が増して型締ユニット２の状態の観察が容
易となるという効果がある。なお、型締側ゲート２１の
カバー２２上の窓２４は、表示画面７１および入力キー
７２により一部縮小されることになるが、該表示画面７
１と入力キー７２と窓２４の配置関係を型締ユニット２
の視野が得られるよう工夫することは、前記した種々の
配置構成により充分可能である。
画面７１と隣接させた例を示しているが、入力キー７２
をカバー２２の正面部分において表示画面７１と分離し
た状態で配置することもできる。入力キー７２と表示画
面７１と隣接させる場合には表示画面７１を見ながらの
キー入力が容易となるという効果があり、また、入力キ
ー７２と表示画面７１と分離させる場合には、窓２４の
配置の自由度が増して型締ユニット２の状態の観察が容
易となるという効果がある。なお、型締側ゲート２１の
カバー２２上の窓２４は、表示画面７１および入力キー
７２により一部縮小されることになるが、該表示画面７
１と入力キー７２と窓２４の配置関係を型締ユニット２
の視野が得られるよう工夫することは、前記した種々の
配置構成により充分可能である。
【００１８】（本発明の実施例２の作用）次に、本発明
の表示装置を備えた射出成形機の実施例の作用につい
て、図５，図６を用いて説明する。図５は本発明の表示
装置を備えた射出成形機の実施例２の射出側ゲートを開
放した状態を示す斜視図であり、図６は同場合の平面図
である。図５，図６において、射出側ゲート３１のカバ
ー３２の動作、およびシリンダアセンブリ３４の動作は
前記実施例１と同様であるため、以下、該射出側ゲート
のカバー等の動作について、簡略して説明する。カバー
３２に設けられた取っ手を用いた手動、あるいは図示し
ない機構による自動操作によってカバー３２を水平方向
に型締側ゲート２１と反対側に移動すると、カバー３２
は図４に示す閉じた状態から図５に示す開放された状態
となる。
の表示装置を備えた射出成形機の実施例の作用につい
て、図５，図６を用いて説明する。図５は本発明の表示
装置を備えた射出成形機の実施例２の射出側ゲートを開
放した状態を示す斜視図であり、図６は同場合の平面図
である。図５，図６において、射出側ゲート３１のカバ
ー３２の動作、およびシリンダアセンブリ３４の動作は
前記実施例１と同様であるため、以下、該射出側ゲート
のカバー等の動作について、簡略して説明する。カバー
３２に設けられた取っ手を用いた手動、あるいは図示し
ない機構による自動操作によってカバー３２を水平方向
に型締側ゲート２１と反対側に移動すると、カバー３２
は図４に示す閉じた状態から図５に示す開放された状態
となる。
【００１９】このカバー３２の開放により射出側ゲート
３１内に収納されているシリンダアセンブリ３５があら
われ、エクストルーダーベース３３の作用により射出ユ
ニット３はノズルタッチおよびその解除のために前後方
向へ移動できる位置とし、ベース４に設置されたスィー
ベル軸を中心として水平方向に回動可能とする。例え
ば、スィーベル時等において、カバー３２を開放し、図
中のシリンダアセンブリ３５を型締側ゲート２１から離
れる方向に移動させることにより形成された空間に、シ
リンダアセンブリ３５を矢印に示す方向に回動させるこ
とにより位置させて少なくともその先端部分が射出側ゲ
ート３１側から射出成形機１の手前側に引き出された状
態とし、スクリュー交換可能な状態とする。
３１内に収納されているシリンダアセンブリ３５があら
われ、エクストルーダーベース３３の作用により射出ユ
ニット３はノズルタッチおよびその解除のために前後方
向へ移動できる位置とし、ベース４に設置されたスィー
ベル軸を中心として水平方向に回動可能とする。例え
ば、スィーベル時等において、カバー３２を開放し、図
中のシリンダアセンブリ３５を型締側ゲート２１から離
れる方向に移動させることにより形成された空間に、シ
リンダアセンブリ３５を矢印に示す方向に回動させるこ
とにより位置させて少なくともその先端部分が射出側ゲ
ート３１側から射出成形機１の手前側に引き出された状
態とし、スクリュー交換可能な状態とする。
【００２０】スクリュー交換されたシリンダアセンブリ
３５は、前記と逆にシリンダアセンブリ３５を回動させ
て射出側ゲート３１内に収納し、型締側ゲート２１側に
移動させ、カバー３２を型締側ゲート２１側に移動させ
て射出側ゲート３１を閉じる。この場合、表示装置７
は、型締側ゲート２１のカバー２２側に設置されている
ため、射出側ゲート３１のカバー３２の移動に無関係で
ある。なお、図５，図６においては、カバー３２が開放
した状態を実線で示し、閉じた状態を破線で示してい
る。したがって、カバー３２の開閉にかかわらず表示装
置７は型締側ゲート２１側にあり、スクリュー交換等の
作業時でも表示画面を正面に向けたまま同一の位置に固
定しておくことができ、射出成形機の使用に支障は生じ
ない。
３５は、前記と逆にシリンダアセンブリ３５を回動させ
て射出側ゲート３１内に収納し、型締側ゲート２１側に
移動させ、カバー３２を型締側ゲート２１側に移動させ
て射出側ゲート３１を閉じる。この場合、表示装置７
は、型締側ゲート２１のカバー２２側に設置されている
ため、射出側ゲート３１のカバー３２の移動に無関係で
ある。なお、図５，図６においては、カバー３２が開放
した状態を実線で示し、閉じた状態を破線で示してい
る。したがって、カバー３２の開閉にかかわらず表示装
置７は型締側ゲート２１側にあり、スクリュー交換等の
作業時でも表示画面を正面に向けたまま同一の位置に固
定しておくことができ、射出成形機の使用に支障は生じ
ない。
【００２１】これにより、表示装置を移動させるための
機構を用意する必要がなく、装置全体を小型とすること
が可能となる。また、表示装置を固定するめの機構も不
要である。
機構を用意する必要がなく、装置全体を小型とすること
が可能となる。また、表示装置を固定するめの機構も不
要である。
【００２２】以上、前記実施例１，２によって説明した
ように、本発明の表示装置を備えた射出成形機によれ
ば、大型の表示画面を有する表示装置であっても、その
設置位置を型締側ゲート、あるいは射出側ゲートのゲー
トのカバー上に設置することができ、両ゲートと表示画
面の同時の観察および監視が可能となり、また、スクリ
ュー変換等の作業において、シリンダアセンブリの回動
時であってもそのシリンダアセンブリの移動に支障をき
たさず、また、表示装置を移動し固定する機構を格別必
要とすることなく表示装置を設置することができる。な
お、前記実施例においては、型締側ゲートと射出側ゲー
トとの間に固定盤カバーを配置した構成例を示している
が、本発明はこの構成に限定されるものではなく、固定
盤カバーの有無、および位置を任意とすることができ
る。
ように、本発明の表示装置を備えた射出成形機によれ
ば、大型の表示画面を有する表示装置であっても、その
設置位置を型締側ゲート、あるいは射出側ゲートのゲー
トのカバー上に設置することができ、両ゲートと表示画
面の同時の観察および監視が可能となり、また、スクリ
ュー変換等の作業において、シリンダアセンブリの回動
時であってもそのシリンダアセンブリの移動に支障をき
たさず、また、表示装置を移動し固定する機構を格別必
要とすることなく表示装置を設置することができる。な
お、前記実施例においては、型締側ゲートと射出側ゲー
トとの間に固定盤カバーを配置した構成例を示している
が、本発明はこの構成に限定されるものではなく、固定
盤カバーの有無、および位置を任意とすることができ
る。
【００２３】（本発明の実施態様）ゲートへの表示装置
の取付けの一実施態様としては、表示装置を射出側ゲー
トのカバー上に設置することができる。ゲートへの表示
装置の取付けの別の実施態様としては、表示装置を型締
側ゲートのカバー上に設置することができる。また、本
発明の表示装置の射出側ゲートのカバー上における取付
け位置の一実施態様としては、表示装置を型締側ゲート
側への配置とすることができ、他の実施態様としては、
表示装置の型締側ゲート側と反対側への配置とすること
ができる。さらに、本発明の表示装置の型締側ゲートの
カバー上における取付け位置の一実施態様としては、表
示装置を射出側ゲート側への配置とし、他の実施態様と
しては、表示装置の射出側ゲート側と反対側への配置と
する。また、他の実施態様としては、表示装置の入力手
段とを隣接配置とし、他の実施態様としては、表示装置
の入力手段とを分離配置とする。
の取付けの一実施態様としては、表示装置を射出側ゲー
トのカバー上に設置することができる。ゲートへの表示
装置の取付けの別の実施態様としては、表示装置を型締
側ゲートのカバー上に設置することができる。また、本
発明の表示装置の射出側ゲートのカバー上における取付
け位置の一実施態様としては、表示装置を型締側ゲート
側への配置とすることができ、他の実施態様としては、
表示装置の型締側ゲート側と反対側への配置とすること
ができる。さらに、本発明の表示装置の型締側ゲートの
カバー上における取付け位置の一実施態様としては、表
示装置を射出側ゲート側への配置とし、他の実施態様と
しては、表示装置の射出側ゲート側と反対側への配置と
する。また、他の実施態様としては、表示装置の入力手
段とを隣接配置とし、他の実施態様としては、表示装置
の入力手段とを分離配置とする。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装置全体のスペースをとらず、また、使用勝手の良い表
示装置を備えた射出成形機を提供することができる。
装置全体のスペースをとらず、また、使用勝手の良い表
示装置を備えた射出成形機を提供することができる。
【図１】本発明の表示装置を備えた射出成形機の実施例
１の全体正面図である。
１の全体正面図である。
【図２】本発明の表示装置を備えた射出成形機の実施例
１の射出側ゲートを開放した状態を示す斜視図である。
１の射出側ゲートを開放した状態を示す斜視図である。
【図３】本発明の表示装置を備えた射出成形機の同場合
の平面図である。
の平面図である。
【図４】本発明の表示装置を備えた射出成形機の実施例
２の全体正面図である。
２の全体正面図である。
【図５】本発明の表示装置を備えた射出成形機の実施例
２の射出側ゲートを開放した状態を示す斜視図である。
２の射出側ゲートを開放した状態を示す斜視図である。
【図６】本発明の表示装置を備えた射出成形機の同場合
の平面図である。
の平面図である。
１ 射出成形機 ２ 型締ユニット ３ 射出ユニット ４ ベース ５ 固定盤カバー ６，７ 表示装置 ２１ 型締側ゲート ２２，３２ カバー ２４，３４ 窓 ３１ 射出側ゲート ５１ 操作盤 ６１，７１ 表示画面 ６２，７２ 入力キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 妃呂子 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内 (72)発明者 伊藤 進 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内
Claims (6)
- 【請求項１】 横方向に型締ユニットと射出ユニットが
配置される射出成形機において、前記射出ユニットを囲
む射出側ゲートに表示装置を設け、該表示装置を射出側
ゲートの開閉とともに移動可能としたことを特徴とする
表示装置を備えた射出成形機。 - 【請求項２】 横方向に型締ユニットと射出ユニットが
配置される射出成形機において、前記型締ユニットを囲
む型締側ゲートに表示装置を設けたことを特徴とする表
示装置を備えた射出成形機。 - 【請求項３】 前記表示装置は表示画面を具備する請求
項１，又は２記載の表示装置を備えた射出成形機。 - 【請求項４】 前記表示装置は表示画面と入力手段とか
らなる請求項１，又は２記載の表示装置を備えた射出成
形機。 - 【請求項５】 前記表示装置は射出側ゲート上において
型締ユニット側に配置される請求項１，３，又は４記載
の表示装置を備えた射出成形機。 - 【請求項６】 前記表示装置は型締側ゲート上において
射出ユニット側に配置される請求項２，３，又は４記載
の表示装置を備えた射出成形機。
Priority Applications (6)
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| JP6049977A JPH07232364A (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 表示装置を備えた射出成形機 |
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| JP6049977A JPH07232364A (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 表示装置を備えた射出成形機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030422 |