JP2777853B2 - 表示兼手動入力装置を備えた機械装置 - Google Patents
表示兼手動入力装置を備えた機械装置Info
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- JP2777853B2 JP2777853B2 JP4195934A JP19593492A JP2777853B2 JP 2777853 B2 JP2777853 B2 JP 2777853B2 JP 4195934 A JP4195934 A JP 4195934A JP 19593492 A JP19593492 A JP 19593492A JP 2777853 B2 JP2777853 B2 JP 2777853B2
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1774—Display units or mountings therefor; Switch cabinets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/0009—Energy-transferring means or control lines for movable machine parts; Control panels or boxes; Control parts
- B23Q1/0045—Control panels or boxes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
- Manipulator (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、射出成形機、一般産
業機械、ロボット機械、工作機械等の機械装置における
表示兼手動入力装置の構造に関する。
業機械、ロボット機械、工作機械等の機械装置における
表示兼手動入力装置の構造に関する。
【0002】
【従来技術】射出成形機、一般産業機械、ロボット機
械、工作機械等における制御装置では、必要なデータの
入力や作動状態の把握にCRT、LCDなどのディスプ
レイ装置とキーボード等の入力装置を一体化した表示兼
手動入力装置を用いる。表示兼入力装置には、スタンド
型やペンダント型に加え、水平回動式のものが提案され
ている(特開平4−128023号公報)。
械、工作機械等における制御装置では、必要なデータの
入力や作動状態の把握にCRT、LCDなどのディスプ
レイ装置とキーボード等の入力装置を一体化した表示兼
手動入力装置を用いる。表示兼入力装置には、スタンド
型やペンダント型に加え、水平回動式のものが提案され
ている(特開平4−128023号公報)。
【0003】水平回動式のものは、操作時には手元の操
作位置に引き寄せて操作しやすく、他の場合には、作業
の邪魔にならない標準位置に退避させておくことができ
るので便利であるが、表示兼手動装置の上下位置および
姿勢は一定であり、使用しにくいことがある。
作位置に引き寄せて操作しやすく、他の場合には、作業
の邪魔にならない標準位置に退避させておくことができ
るので便利であるが、表示兼手動装置の上下位置および
姿勢は一定であり、使用しにくいことがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、射出成形
機、一般産業機械、ロボット機械、工作機械等の機械装
置に水平回動式に配置されると共に、上下位置と姿勢を
調整できる表示兼手動入力装置の構造の提供を課題とす
る。
機、一般産業機械、ロボット機械、工作機械等の機械装
置に水平回動式に配置されると共に、上下位置と姿勢を
調整できる表示兼手動入力装置の構造の提供を課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】機械装置に垂直軸と支持
アームを用いて表示兼手動入力装置を取り付ける。支持
アームを主アームと補助アームとで構成する。主アーム
は、機械装置に沿った縦方向の縦部分と機械装置を横断
する方向の横部分を有するL字形であり、横部分を断面
において上方に開口したチャンネル状に形成してある。
補助アームは上下に間隔をおいて配置した2本のリンク
とこれらの先端側を上下方向で回動可能に結合した連結
板23及び上下リンクの上下回動の任意の位置を維持す
る位置維持手段からなる。
アームを用いて表示兼手動入力装置を取り付ける。支持
アームを主アームと補助アームとで構成する。主アーム
は、機械装置に沿った縦方向の縦部分と機械装置を横断
する方向の横部分を有するL字形であり、横部分を断面
において上方に開口したチャンネル状に形成してある。
補助アームは上下に間隔をおいて配置した2本のリンク
とこれらの先端側を上下方向で回動可能に結合した連結
板23及び上下リンクの上下回動の任意の位置を維持す
る位置維持手段からなる。
【0006】これらを次のように組み付ける。垂直軸を
機械装置の背面に固定し、垂直軸の頂部に主アームの基
端を取り付けて、主アームが機械装置の上部でほぼ水平
に回動できるようにする。主アームの横部分に補助アー
ムの上下リンクをチャンネル溝内にはめ込むと共にこれ
らの基端を上下方向で回動可能に取り付ける。そして、
補助アーム先端の連結板に表示兼手動入力装置をほぼ正
面を向けて取り付ける。
機械装置の背面に固定し、垂直軸の頂部に主アームの基
端を取り付けて、主アームが機械装置の上部でほぼ水平
に回動できるようにする。主アームの横部分に補助アー
ムの上下リンクをチャンネル溝内にはめ込むと共にこれ
らの基端を上下方向で回動可能に取り付ける。そして、
補助アーム先端の連結板に表示兼手動入力装置をほぼ正
面を向けて取り付ける。
【0007】次の構成を採用することがある。補助アー
ムにおける上下のリンクを、補助アームを上方へ回動す
ると先端に取り付けた表示兼手動入力装置の正面が俯く
方向に変位し、下方へ回動すると逆に仰向く方向に変位
するように、長さと配置を定めた構成。上方へ移動した
表示兼手動入力装置の下縁を主アームの先端部に係合し
て支持できると共に、補助アームの先端部を主アームに
支持させて表示兼手動入力装置を下方位置に維持する構
成。
ムにおける上下のリンクを、補助アームを上方へ回動す
ると先端に取り付けた表示兼手動入力装置の正面が俯く
方向に変位し、下方へ回動すると逆に仰向く方向に変位
するように、長さと配置を定めた構成。上方へ移動した
表示兼手動入力装置の下縁を主アームの先端部に係合し
て支持できると共に、補助アームの先端部を主アームに
支持させて表示兼手動入力装置を下方位置に維持する構
成。
【0008】
【作用】主アームが縦部分と横部分を有するL字形で、
横部分がチャンネル状の断面を備えた構造は、表示兼手
動入力装置の荷重を強力に支持し、支持アームがたわむ
等の支障を回避することができる。表示兼手動入力装置
を先端に取付けた補助アームが、回動位置を位置決めで
きるようにして上下回動可能に軸支された構成は、作業
者に対して表示兼手動入力装置の上下位置を調整可能と
する。
横部分がチャンネル状の断面を備えた構造は、表示兼手
動入力装置の荷重を強力に支持し、支持アームがたわむ
等の支障を回避することができる。表示兼手動入力装置
を先端に取付けた補助アームが、回動位置を位置決めで
きるようにして上下回動可能に軸支された構成は、作業
者に対して表示兼手動入力装置の上下位置を調整可能と
する。
【0009】表示兼手動入力装置が補助アームの先端に
表示入力面の俯仰角度を調整可能に取付けられた構成
は、作業者に対し表示兼手動入力装置の表示面を最適な
方向に向けることを可能とする。上方へ移動した表示兼
手動入力装置の下縁を主アームにおける横部分の先端に
係合して支持できるようにした構成及び表示兼手動入力
装置を下方へ移動してその際の補助アームを主アームの
横部分で支持できるようにした構成は、それぞれの状態
において表示兼手動入力装置を安定に支持し、表示面を
見やすく、また、下方位置での入力作業を行い易くす
る。
表示入力面の俯仰角度を調整可能に取付けられた構成
は、作業者に対し表示兼手動入力装置の表示面を最適な
方向に向けることを可能とする。上方へ移動した表示兼
手動入力装置の下縁を主アームにおける横部分の先端に
係合して支持できるようにした構成及び表示兼手動入力
装置を下方へ移動してその際の補助アームを主アームの
横部分で支持できるようにした構成は、それぞれの状態
において表示兼手動入力装置を安定に支持し、表示面を
見やすく、また、下方位置での入力作業を行い易くす
る。
【0010】
【実施の形態】表示兼手動入力装置は射出成形機、一般
産業機械、ロボット機械、工作機械等の機械装置に用い
られる。図1、図2は、第1の実施形態として射出成形
機に表示兼手動入力装置を取り付けた場合である。射出
成形機1は、ベース2上に型締めユニット3と射出ユニ
ット4を対向して備え、従来と同様の構成と機能を有し
ている。なお、本明細書において型締めユニット3と射
出ユニット4が対向する方向を前後方向又は縦方向と称
し、これに直交する方向を横方向と称することにする。
産業機械、ロボット機械、工作機械等の機械装置に用い
られる。図1、図2は、第1の実施形態として射出成形
機に表示兼手動入力装置を取り付けた場合である。射出
成形機1は、ベース2上に型締めユニット3と射出ユニ
ット4を対向して備え、従来と同様の構成と機能を有し
ている。なお、本明細書において型締めユニット3と射
出ユニット4が対向する方向を前後方向又は縦方向と称
し、これに直交する方向を横方向と称することにする。
【0011】型締めユニット3のプラテン等はカバーに
覆われて図では見えておらず、符号5はゲートドアであ
り、前後方向へのスライド移動によって開閉することが
できる。符号6は操作盤であり、固定プラテンのカバー
に設けられている。操作盤6は射出成形機1の手動操作
や電源のON・OFFあるいは非常停止等を操作するた
めのものである。
覆われて図では見えておらず、符号5はゲートドアであ
り、前後方向へのスライド移動によって開閉することが
できる。符号6は操作盤であり、固定プラテンのカバー
に設けられている。操作盤6は射出成形機1の手動操作
や電源のON・OFFあるいは非常停止等を操作するた
めのものである。
【0012】射出ユニット4は、上面が平らなカバー7
で覆われ、前面から型締めユニット3に向けてシリンダ
アセンブリ8が突出している。図は、ノズルタッチの状
態にあって、シリンダアセンブリ先端のノズルは型締め
ユニット3の後面に突出して形成されたパージシールド
9の内部に突入しており、図で見えていない。
で覆われ、前面から型締めユニット3に向けてシリンダ
アセンブリ8が突出している。図は、ノズルタッチの状
態にあって、シリンダアセンブリ先端のノズルは型締め
ユニット3の後面に突出して形成されたパージシールド
9の内部に突入しており、図で見えていない。
【0013】射出成形機1は、射出ユニット4の背面に
取り付けた垂直軸14と支持アーム10を用いて表示兼
手動入力装置11を取り付けている。垂直軸14は剛性
の高い丸パイプで構成してあり、表示兼手動入力装置1
1は入力用のキーボードとLCD画面を備えている。支
持アーム10は主アーム12と補助アーム13とからな
る。主アーム12はL字形で、射出成形機1の長手方向
に沿った縦方向の縦部分22aと射出ユニット4を横断
する方向の横部分22bとからなる。主アーム12は全
体が剛性の高い角パイプ等で構成されているが、そのう
ち横部分22bは断面において上方に開口したチャンネ
ル状に形成してある。
取り付けた垂直軸14と支持アーム10を用いて表示兼
手動入力装置11を取り付けている。垂直軸14は剛性
の高い丸パイプで構成してあり、表示兼手動入力装置1
1は入力用のキーボードとLCD画面を備えている。支
持アーム10は主アーム12と補助アーム13とからな
る。主アーム12はL字形で、射出成形機1の長手方向
に沿った縦方向の縦部分22aと射出ユニット4を横断
する方向の横部分22bとからなる。主アーム12は全
体が剛性の高い角パイプ等で構成されているが、そのう
ち横部分22bは断面において上方に開口したチャンネ
ル状に形成してある。
【0014】補助アーム13は上下に間隔をおいて配置
したリンク15,16とこれらの先端側をそれぞれの軸
20,21で上下方向へ回動可能に結合した連結板23
及び上下リンク15,16の上下回動の任意の位置を維
持するための平衡スプリング25からなる。そして、垂
直軸14を射出ユニット4の背面に固定し、垂直軸14
の頂部に主アーム12の基端、すなわち、縦部分22a
の基部を回動可能に取り付ける。これにより、主アーム
12は全体が射出ユニット4の上部をほぼ水平に回動す
ることができる。なお、垂直軸14は射出ユニット4を
回動するためのスィベル用ピボット軸の前方に位置して
いる。
したリンク15,16とこれらの先端側をそれぞれの軸
20,21で上下方向へ回動可能に結合した連結板23
及び上下リンク15,16の上下回動の任意の位置を維
持するための平衡スプリング25からなる。そして、垂
直軸14を射出ユニット4の背面に固定し、垂直軸14
の頂部に主アーム12の基端、すなわち、縦部分22a
の基部を回動可能に取り付ける。これにより、主アーム
12は全体が射出ユニット4の上部をほぼ水平に回動す
ることができる。なお、垂直軸14は射出ユニット4を
回動するためのスィベル用ピボット軸の前方に位置して
いる。
【0015】ついで、主アーム12の横部分22bに補
助アーム13における上下リンク15,16の基部を上
下に間隔を取った軸17,18でそれぞれ回動可能に取
り付ける。このとき、下リンク15,16の基部はチャ
ンネルの両壁間に挟まれる形で軸支される。これにより
上下のリンク15,16は連結板23と共に平行リンク
機構またはこれに類似の構成となり、リンク15,16
が上下に回動されると連結板23の正面に対する傾斜角
度が変化する。つまり、補助アーム13における上下の
リンク15,16は、補助アーム13を上方へ回動する
と先端に取り付けた表示兼手動入力装置の正面が俯く方
向に変位し、下方へ回動すると逆に仰向く方向に変位す
るように、長さと配置を定めて取り付けてある。
助アーム13における上下リンク15,16の基部を上
下に間隔を取った軸17,18でそれぞれ回動可能に取
り付ける。このとき、下リンク15,16の基部はチャ
ンネルの両壁間に挟まれる形で軸支される。これにより
上下のリンク15,16は連結板23と共に平行リンク
機構またはこれに類似の構成となり、リンク15,16
が上下に回動されると連結板23の正面に対する傾斜角
度が変化する。つまり、補助アーム13における上下の
リンク15,16は、補助アーム13を上方へ回動する
と先端に取り付けた表示兼手動入力装置の正面が俯く方
向に変位し、下方へ回動すると逆に仰向く方向に変位す
るように、長さと配置を定めて取り付けてある。
【0016】また、上下のリンク15,16を下方へ移
動するとこれらのリンク15,16が主アーム12の横
部材22bのチャンネル溝内に嵌まり込み、最も下の位
置では主アーム12の横部分22bに接触してこれに支
持される。上下のリンク15,16を取り付けている4
個の軸のうち対角線位置にある軸17,21を利用して
平衡スプリング25を取り付けてある。このスプリング
25は、補助アーム13の先端部に取り付ける表示兼手
動入力装置11の重量と均衡する弾力を有した位置維持
手段である。連結板23に表示兼手動入力装置側の部材
19を結合して補助アーム13に表示兼手動入力装置1
1を取り付けるケース24をその正面がほぼ正面を向く
ようにして取り付ける。
動するとこれらのリンク15,16が主アーム12の横
部材22bのチャンネル溝内に嵌まり込み、最も下の位
置では主アーム12の横部分22bに接触してこれに支
持される。上下のリンク15,16を取り付けている4
個の軸のうち対角線位置にある軸17,21を利用して
平衡スプリング25を取り付けてある。このスプリング
25は、補助アーム13の先端部に取り付ける表示兼手
動入力装置11の重量と均衡する弾力を有した位置維持
手段である。連結板23に表示兼手動入力装置側の部材
19を結合して補助アーム13に表示兼手動入力装置1
1を取り付けるケース24をその正面がほぼ正面を向く
ようにして取り付ける。
【0017】この実施例では主アーム12における横部
分22bの先端部とケース24の下縁との間にケース係
合機構28(図6)を備えている。ケース係合機構28
は、ケース24の背面側下部に形成された凹部29と横
部分22bの先端部に軸30により回動自在に軸支され
た係合駒31およびこれに一端を固定した操作レバー3
2で構成され、上方に移動されたケース24の下部を横
部分22bで支持するようになっている。
分22bの先端部とケース24の下縁との間にケース係
合機構28(図6)を備えている。ケース係合機構28
は、ケース24の背面側下部に形成された凹部29と横
部分22bの先端部に軸30により回動自在に軸支され
た係合駒31およびこれに一端を固定した操作レバー3
2で構成され、上方に移動されたケース24の下部を横
部分22bで支持するようになっている。
【0018】表示兼手動入力装置11はケース24の下
縁にヒンジ26で上下回動可能に取付けられ(図7)、
上方に回動して上縁をケース24にビス止めすることで
使用位置に装着される。表示兼手動入力装置11の正面
には、LCD画面とデータ入力用のキーボードが一体に
設けられ、正面の下部には手掛け部27が設けられてい
る。
縁にヒンジ26で上下回動可能に取付けられ(図7)、
上方に回動して上縁をケース24にビス止めすることで
使用位置に装着される。表示兼手動入力装置11の正面
には、LCD画面とデータ入力用のキーボードが一体に
設けられ、正面の下部には手掛け部27が設けられてい
る。
【0019】表示兼手動入力装置11に対する配線は、
ベース2下部の制御装置収納位置から垂直軸14、主ア
ーム12、下リンク16の内部を貫通し、取付け部23
をへてケース24の内部に入り、表示兼摺動入力装置1
1の背面から接続される。これにより、配線が外部に露
出せず、邪魔になったり、切断されたりすることがな
い。
ベース2下部の制御装置収納位置から垂直軸14、主ア
ーム12、下リンク16の内部を貫通し、取付け部23
をへてケース24の内部に入り、表示兼摺動入力装置1
1の背面から接続される。これにより、配線が外部に露
出せず、邪魔になったり、切断されたりすることがな
い。
【0020】射出成形機1が成形作動にある時、表示兼
手動入力装置11は図1に実線で示すように、射出ユニ
ット4のカバー7の上部で正面側である標準位置に配置
されているが、射出成形機1を手動操作する時には、図
1に破線で示す操作位置とされる。この操作は表示兼手
動入力装置11の手掛け部27を持って行われる。ま
た、表示兼手動入力装置11は標準位置においても操作
位置においても補助アーム13によって上下に移動させ
ることができ、また、それぞれの個所で位置決めするこ
とができる(図3、図4、図5)。
手動入力装置11は図1に実線で示すように、射出ユニ
ット4のカバー7の上部で正面側である標準位置に配置
されているが、射出成形機1を手動操作する時には、図
1に破線で示す操作位置とされる。この操作は表示兼手
動入力装置11の手掛け部27を持って行われる。ま
た、表示兼手動入力装置11は標準位置においても操作
位置においても補助アーム13によって上下に移動させ
ることができ、また、それぞれの個所で位置決めするこ
とができる(図3、図4、図5)。
【0022】標準位置にある時、表示兼手動入力装置1
1は上方位置とされて、下部を主アーム12の横部分2
2bに支持され、その状態がケース係合機構28により
維持されている。これにより、射出成形作動中の振動に
よっても表示兼手動入力装置11が下方に変位してくる
ことがない。したがって、この状態で射出ユニット4の
上部を水平に回動して移動することができる。
1は上方位置とされて、下部を主アーム12の横部分2
2bに支持され、その状態がケース係合機構28により
維持されている。これにより、射出成形作動中の振動に
よっても表示兼手動入力装置11が下方に変位してくる
ことがない。したがって、この状態で射出ユニット4の
上部を水平に回動して移動することができる。
【0023】操作位置にある時、表示兼手動入力装置1
1は上方位置のままでも良いが、射出成形機1の操作盤
6を操作するとき作業者は、型締めユニット3と射出ユ
ニット4の対向個所の正面で屈み込みLCDに表示され
るデータの変化を監視しながら作業をすることが多いの
で、通常、ケース係合機構28を解除して表示兼手動入
力装置11が下方位置とされる(図5)。下方位置で
は、補助アーム13が主アーム12の横部分22bのチ
ャンネル空間に嵌まり込み、かつ、これに支持される。
なお、表示兼手動入力装置の重量を平衡スプリング25
で均衡させることで、表示兼手動入力装置11の上下移
動は軽く、また、任意の位置で停止させることができ
る。
1は上方位置のままでも良いが、射出成形機1の操作盤
6を操作するとき作業者は、型締めユニット3と射出ユ
ニット4の対向個所の正面で屈み込みLCDに表示され
るデータの変化を監視しながら作業をすることが多いの
で、通常、ケース係合機構28を解除して表示兼手動入
力装置11が下方位置とされる(図5)。下方位置で
は、補助アーム13が主アーム12の横部分22bのチ
ャンネル空間に嵌まり込み、かつ、これに支持される。
なお、表示兼手動入力装置の重量を平衡スプリング25
で均衡させることで、表示兼手動入力装置11の上下移
動は軽く、また、任意の位置で停止させることができ
る。
【0024】補助アーム13が上下に回動すると上下の
リンク15,16の長さと回動点(軸)の配置によっ
て、表示兼手動入力装置11の表示入力面が少し下を向
くように回動され、下方位置では逆に、表示入力面が少
し上を向くように回動して画面の姿勢が自動的に調整さ
れる(図3の実線位置と破線位置)。すなわち、この構
成によって、表示兼手動入力装置11における表示入力
面の俯仰角度が調整される。
リンク15,16の長さと回動点(軸)の配置によっ
て、表示兼手動入力装置11の表示入力面が少し下を向
くように回動され、下方位置では逆に、表示入力面が少
し上を向くように回動して画面の姿勢が自動的に調整さ
れる(図3の実線位置と破線位置)。すなわち、この構
成によって、表示兼手動入力装置11における表示入力
面の俯仰角度が調整される。
【0025】これにより、標準位置では、LCDが上方
にあって、しかも若干下向き加減となるので、成形作動
時には普通の立ち姿勢でいることが多い作業者に取りL
CD画面を見やすい。さらに、金型交換やパージングの
後あるいはシリンダアセンブリ8の交換作業の後など、
射出成形機1を手動操作する時は、表示兼手動入力装置
11が操作位置にあって低く位置し、LCD画面が若干
上向き加減となっているので見やすい。
にあって、しかも若干下向き加減となるので、成形作動
時には普通の立ち姿勢でいることが多い作業者に取りL
CD画面を見やすい。さらに、金型交換やパージングの
後あるいはシリンダアセンブリ8の交換作業の後など、
射出成形機1を手動操作する時は、表示兼手動入力装置
11が操作位置にあって低く位置し、LCD画面が若干
上向き加減となっているので見やすい。
【0026】シリンダアセンブリの交換時には射出ユニ
ットが後方に移動した後、エクストルーダーベースとの
間に設けたピボット軸を中心に回動して、ノズルを正面
側に回動させる(スィベル)が、前記の垂直軸14はピ
ボットより前方に位置しているので回動された射出ユニ
ット4が垂直軸と衝突するということはない。
ットが後方に移動した後、エクストルーダーベースとの
間に設けたピボット軸を中心に回動して、ノズルを正面
側に回動させる(スィベル)が、前記の垂直軸14はピ
ボットより前方に位置しているので回動された射出ユニ
ット4が垂直軸と衝突するということはない。
【0027】以上は、実施例であり、表示兼手動入力装
置が取り付く構造は射出成形機や粉末成形機以外の一般
産業機械、ロボット機械、工作機械等でも良く、本願発
明は図示された具体的構成に限定されない。表示装置は
LCDに限らず、CRT、プラズマディスプレイ等の場
合もある。
置が取り付く構造は射出成形機や粉末成形機以外の一般
産業機械、ロボット機械、工作機械等でも良く、本願発
明は図示された具体的構成に限定されない。表示装置は
LCDに限らず、CRT、プラズマディスプレイ等の場
合もある。
【0028】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、頑丈に
構成した主アーム、特にその横部分で表示兼手動入力装
置の荷重を支持し、表示兼手動入力装置の位置や姿勢を
安定して維持することができる。表示兼手動入力装置を
標準位置と操作位置へ簡単に配置することができ、作業
性が良い。表示兼手動入力装置の荷重は頑丈な主アーム
で支持し、上下移動や姿勢の調整等をこのアーム上に構
成する別の機構で行えるので、補助アーム等の構造を精
密なものとし、また、細かな調整が可能となる。
構成した主アーム、特にその横部分で表示兼手動入力装
置の荷重を支持し、表示兼手動入力装置の位置や姿勢を
安定して維持することができる。表示兼手動入力装置を
標準位置と操作位置へ簡単に配置することができ、作業
性が良い。表示兼手動入力装置の荷重は頑丈な主アーム
で支持し、上下移動や姿勢の調整等をこのアーム上に構
成する別の機構で行えるので、補助アーム等の構造を精
密なものとし、また、細かな調整が可能となる。
【0029】請求項2に記載の構成によれば、表示兼手
動入力装置の画面が標準位置、操作位置のそれぞれで作
業者の位置、姿勢に適合するように俯き、あるいは仰向
くので、装置の稼働状態を監視するときに見やすく、ま
た、必要なパラメータやデータを入力するときに作業し
やすい。請求項3に記載の構成によれば、表示兼手動入
力装置を標準位置および操作位置の双方において安定に
維持することができる。
動入力装置の画面が標準位置、操作位置のそれぞれで作
業者の位置、姿勢に適合するように俯き、あるいは仰向
くので、装置の稼働状態を監視するときに見やすく、ま
た、必要なパラメータやデータを入力するときに作業し
やすい。請求項3に記載の構成によれば、表示兼手動入
力装置を標準位置および操作位置の双方において安定に
維持することができる。
【図1】平面図
【図2】正面図
【図3】側面図
【図4】主要部の側面図
【図5】主要部の側面図(他の状態)
【図6】要部の側面図(一部断面)
【図7】主要部の側面図
1 射出成形機 2 ベース 3 型締めユニット 4 射出ユニット 5 ゲートドア 6 操作盤 7 カバー 8 シリンダアセンブリ 9 パージシールド 10 支持アーム 11 表示兼手動入力装置 12 主アーム 13 補助アーム 14 垂直軸 15 上リンク 16 下リンク 17 軸 18 軸 19 表示兼手動装置側部材 20 軸 21 軸 22a 主アームの縦部分 22b 主アームの横部分 23 取付け部 24 ケース 25 平衡スプリング 26 ヒンジ 27 手掛け部 28 ケース係合機構 29 凹部 30 軸 31 係合駒 32 操作レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B25J 13/06 B23Q 17/00 B29C 45/17
Claims (3)
- 【請求項1】 機械装置に垂直軸14と支持アーム10
を用いて表示兼手動入力装置11を取り付けた構造であ
って、支持アーム10は主アーム12と補助アーム13
とからなり、主アーム12は、機械装置に沿った縦方向
の縦部分と機械装置を横断する方向の横部分22bとか
らなるL字形で、横部分22bが断面において上方に開
口したチャンネル状に形成してあり、補助アーム13は
上下に間隔をおいて配置したリンク15,16とこれら
の先端側を上下方向で回動可能に結合した連結板23及
び上下リンク15,16の上下回動の任意の位置を維持
する位置維持手段からなり、垂直軸14を機械装置の背
面に固定し、垂直軸14の頂部に主アーム12の基端を
主アーム12が機械装置の上部をほぼ水平に回動するよ
うに取付け、主アーム12の横部分に補助アーム13の
上下リンク15,16をチャンネル溝内にはめ込むと共
にこれらの基端を上下方向で回動可能に取り付け、連結
板23に表示兼手動入力装置11をほぼ正面を向けて取
り付けてあることを特徴とした機械装置。 - 【請求項2】 補助アーム13における上下のリンク1
5,16は、補助アーム13を上方へ回動すると先端に
取り付けた表示兼手動入力装置の正面が俯く方向に変位
し、下方へ回動すると逆に仰向く方向に変位するよう
に、長さと配置を定めてあることを特徴とした請求項1
に記載の機械装置。 - 【請求項3】 上方へ移動した表示兼手動入力装置の下
縁を主アーム12における横部分22の先端部に係合し
て支持できると共に、補助アーム13の先端部を主アー
ムに支持させて表示兼手動入力装置を下方位置に維持で
きることを特徴とした請求項1または2に記載の機械装
置。
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---|---|---|---|
JP4195934A JP2777853B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 表示兼手動入力装置を備えた機械装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4195934A JP2777853B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 表示兼手動入力装置を備えた機械装置 |
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---|---|
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-
1992
- 1992-06-30 JP JP4195934A patent/JP2777853B2/ja not_active Expired - Fee Related
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