JPH06286512A - 産業車両の座席装置 - Google Patents
産業車両の座席装置Info
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- JPH06286512A JPH06286512A JP5094890A JP9489093A JPH06286512A JP H06286512 A JPH06286512 A JP H06286512A JP 5094890 A JP5094890 A JP 5094890A JP 9489093 A JP9489093 A JP 9489093A JP H06286512 A JPH06286512 A JP H06286512A
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- B62D25/08—Front or rear portions
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- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/04—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
- B60N2/10—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable tiltable
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/24—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
- B60N2/30—Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats
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- B60N2/304—Cushion movements by rotation only
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- B60N2/3065—Cushion movements by composed movement in a longitudinal-vertical plane
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- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジンフードを後方に回動する際、座席シ
ートがヘッドガードの天井部またはボンベに当たること
がないし、また、座席シートの回動操作が簡単になる産
業車両の座席装置を提供することである。 【構成】 運転席3の上方にヘッドガード5を有すると
共に、運転席3の後方にボンベ6を有する産業車両にお
いて、後方に回動可能なエンジンフード7の上面部にス
ライド機構9を設け、このスライド機構9に、このスラ
イド機構9の上側レール11の前部に前端部を枢支して
座席シート10を設け、この座席シート10の水平部位
10aに孔(一方の係合部)21を設け、前記エンジン
フード7に支持ロッド23を回動可能に取り付け、支持
ロッド23の先端部にに前記孔21に係脱可能に係合す
るフック部(他方の係合部)24を設けたものである。
ートがヘッドガードの天井部またはボンベに当たること
がないし、また、座席シートの回動操作が簡単になる産
業車両の座席装置を提供することである。 【構成】 運転席3の上方にヘッドガード5を有すると
共に、運転席3の後方にボンベ6を有する産業車両にお
いて、後方に回動可能なエンジンフード7の上面部にス
ライド機構9を設け、このスライド機構9に、このスラ
イド機構9の上側レール11の前部に前端部を枢支して
座席シート10を設け、この座席シート10の水平部位
10aに孔(一方の係合部)21を設け、前記エンジン
フード7に支持ロッド23を回動可能に取り付け、支持
ロッド23の先端部にに前記孔21に係脱可能に係合す
るフック部(他方の係合部)24を設けたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LPGのボンベを後部
に搭載したフォークリフトのような産業車両の座席装置
に関するものである。
に搭載したフォークリフトのような産業車両の座席装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フォークリフトは車体1の前端部にフォ
ーク機構部2、車体1の前部に運転席3を、さらに車体
1の後部にバランスウエイト4をそれぞれ備えており、
運転席3の上方にはヘッドガード5が設けてあり、バラ
ンスウエイト3の上部にはLPGのボンベ6が設置して
ある。そして、前記ヘッドガード5の後部の支柱5aは
左右に位置しているために、左右の支柱5aの間は空い
ていてこの部分を後述する座席シートが通過できるよう
にしてある。
ーク機構部2、車体1の前部に運転席3を、さらに車体
1の後部にバランスウエイト4をそれぞれ備えており、
運転席3の上方にはヘッドガード5が設けてあり、バラ
ンスウエイト3の上部にはLPGのボンベ6が設置して
ある。そして、前記ヘッドガード5の後部の支柱5aは
左右に位置しているために、左右の支柱5aの間は空い
ていてこの部分を後述する座席シートが通過できるよう
にしてある。
【0003】そして、前記運転席3の座席シート10は
エンジンフード7上に設けてある。すなわち、図4
(1)に示すようにエンジンフード7はその後端部でヒ
ンジ部(図示せず)により車体1側に取り付けてあっ
て、このヒンジ部の支軸(図示せず)を支点に後方に回
動し得るものであり、エンジンの点検時等に便利になさ
れている。そして、前記エンジンフード7の上面部に前
記座席シート10が、その前端部を回動支点にして設け
てある。そして、前記エンジンフード7を後方に回動し
てエンジン等を点検する際、作業者40が片手で座席シ
ート10を支えながらエンジンフード7を回動させ、座
席シート10を前記ヘッドガード5の天井部5aとボン
ベ6と間に通していた。
エンジンフード7上に設けてある。すなわち、図4
(1)に示すようにエンジンフード7はその後端部でヒ
ンジ部(図示せず)により車体1側に取り付けてあっ
て、このヒンジ部の支軸(図示せず)を支点に後方に回
動し得るものであり、エンジンの点検時等に便利になさ
れている。そして、前記エンジンフード7の上面部に前
記座席シート10が、その前端部を回動支点にして設け
てある。そして、前記エンジンフード7を後方に回動し
てエンジン等を点検する際、作業者40が片手で座席シ
ート10を支えながらエンジンフード7を回動させ、座
席シート10を前記ヘッドガード5の天井部5aとボン
ベ6と間に通していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の産業車両の座席装置にあっては、前記エンジンフー
ド7を後方に回動する際、作業者40が片手で座席シー
ト10を支えながらエンジンフード7を回動させ、座席
シート10を前記ヘッドガード5の天井部5bとボンベ
6との間に通しており、作業者が両手を使用する必要が
あって、その操作が複雑になり、また、座席シート10
がヘッドガード5の天井部5bまたはボンベ5に当たっ
て、これらを破損する虞があった。
来の産業車両の座席装置にあっては、前記エンジンフー
ド7を後方に回動する際、作業者40が片手で座席シー
ト10を支えながらエンジンフード7を回動させ、座席
シート10を前記ヘッドガード5の天井部5bとボンベ
6との間に通しており、作業者が両手を使用する必要が
あって、その操作が複雑になり、また、座席シート10
がヘッドガード5の天井部5bまたはボンベ5に当たっ
て、これらを破損する虞があった。
【0005】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、座席シート
が前後のいずれのスライド位置にあっても、エンジンフ
ードを後方に回動する際、座席シートがヘッドガードの
天井部またはボンベに当たることがないし、また、座席
シートの回動操作が簡単になる産業車両の座席装置を提
供することにある。
たものであって、その目的とするところは、座席シート
が前後のいずれのスライド位置にあっても、エンジンフ
ードを後方に回動する際、座席シートがヘッドガードの
天井部またはボンベに当たることがないし、また、座席
シートの回動操作が簡単になる産業車両の座席装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、運転席の上方にヘッドガードを有する
と共に、運転席の後方に障害物を有する産業車両におい
て、後方に回動可能なエンジンフードの上面部に、この
上面部に設置されたスライド機構の可動側部材に前端部
を枢支して座席シートを設け、前記座席シートの水平部
位に一方の係合部を設け、前記エンジンフードに支持ロ
ッドを回動可能に取り付け、支持ロッドの先端部に一方
の係合部に係脱可能に係合する他方の係合部を設けたこ
とを特徴とする。
めに、本発明は、運転席の上方にヘッドガードを有する
と共に、運転席の後方に障害物を有する産業車両におい
て、後方に回動可能なエンジンフードの上面部に、この
上面部に設置されたスライド機構の可動側部材に前端部
を枢支して座席シートを設け、前記座席シートの水平部
位に一方の係合部を設け、前記エンジンフードに支持ロ
ッドを回動可能に取り付け、支持ロッドの先端部に一方
の係合部に係脱可能に係合する他方の係合部を設けたこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】かかる構成により、前記座席シートをスライド
機構を介して後方に移動した、いわゆるスライド位置が
Rモスト時には、まず、座席シートを枢支部を支点に前
方に回動して、前記支持ロッドの他方の係合部を一方の
係合部に係合し、この状態で、前記エンジンフードを後
方に回動すると、前記座席シートは支持ロッドに支えら
れた状態で、前記ヘッドガードの天井部に干渉すること
なく通過して前記障害物の上方に位置する。このRモス
ト時には、前記座席シートのシートバック傾き角度Θが
大きいために、この座席シートの後端部が障害物に接触
することがない。
機構を介して後方に移動した、いわゆるスライド位置が
Rモスト時には、まず、座席シートを枢支部を支点に前
方に回動して、前記支持ロッドの他方の係合部を一方の
係合部に係合し、この状態で、前記エンジンフードを後
方に回動すると、前記座席シートは支持ロッドに支えら
れた状態で、前記ヘッドガードの天井部に干渉すること
なく通過して前記障害物の上方に位置する。このRモス
ト時には、前記座席シートのシートバック傾き角度Θが
大きいために、この座席シートの後端部が障害物に接触
することがない。
【0008】また、前記座席シートをスライド機構を介
して前方に移動した、いわゆるスライド位置がFモスト
時には、まず、座席シートを枢支部を支点に前方に回動
して、前記支持ロッドの他方の係合部を一方の係合部に
係合する。この状態で、前記エンジンフードを後方に回
動すると、前記座席シートは支持ロッドに支えられた状
態で、前記ヘッドガードのヘッドガードの天井部に接触
することなく前記障害物の上方に位置する。このFモス
ト時には、前記座席シートのシートバック傾き角度Θが
Rモスト時に比較して小さいために、この座席シートの
上端部がヘッドガードの天井部に接触することがない。
して前方に移動した、いわゆるスライド位置がFモスト
時には、まず、座席シートを枢支部を支点に前方に回動
して、前記支持ロッドの他方の係合部を一方の係合部に
係合する。この状態で、前記エンジンフードを後方に回
動すると、前記座席シートは支持ロッドに支えられた状
態で、前記ヘッドガードのヘッドガードの天井部に接触
することなく前記障害物の上方に位置する。このFモス
ト時には、前記座席シートのシートバック傾き角度Θが
Rモスト時に比較して小さいために、この座席シートの
上端部がヘッドガードの天井部に接触することがない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明に係わる座席装置を備えたフォー
リフトの側面図、図2は本発明に係わるフォーリフトの
座席装置であって、スライド位置がRモスト時の側面
図、図3は本発明に係わるフォーリフトの座席装置であ
って、スライド位置がFモスト時の側面図である。な
お、従来例の構成部材と同じ構成部材には同じ符号を付
して説明を省略する。
明する。図1は本発明に係わる座席装置を備えたフォー
リフトの側面図、図2は本発明に係わるフォーリフトの
座席装置であって、スライド位置がRモスト時の側面
図、図3は本発明に係わるフォーリフトの座席装置であ
って、スライド位置がFモスト時の側面図である。な
お、従来例の構成部材と同じ構成部材には同じ符号を付
して説明を省略する。
【0010】運転席3の座席シート10はエンジンフー
ド7上に設けてある。すなわち、エンジンフード7はそ
の後端部でヒンジ部材8により車体1側に取り付けてあ
って、このヒンジ部8の支軸8aを支点に後方に回動し
得るものであり、エンジンの点検時等に便利になされて
いる。そして、前記エンジンフード7の上面部7aには
スライド機構9を介して前記座席シート10が設けてあ
る。
ド7上に設けてある。すなわち、エンジンフード7はそ
の後端部でヒンジ部材8により車体1側に取り付けてあ
って、このヒンジ部8の支軸8aを支点に後方に回動し
得るものであり、エンジンの点検時等に便利になされて
いる。そして、前記エンジンフード7の上面部7aには
スライド機構9を介して前記座席シート10が設けてあ
る。
【0011】スライド機構9は、前記エンジンフード7
の上面部7aに固着された下側レール11とこの下側レ
ール11に前後方向に摺動可能に設けられた可動側部材
である上側レール12とを有しており、上側レール12
の前端部にはヒンジブラケット13が固着してある。
の上面部7aに固着された下側レール11とこの下側レ
ール11に前後方向に摺動可能に設けられた可動側部材
である上側レール12とを有しており、上側レール12
の前端部にはヒンジブラケット13が固着してある。
【0012】前記座席シート10はシートクッション1
4とシートバック15とを有し、シートクッション14
はシートフレーム16の水平部位16aに、シートバッ
ク15はシートフレーム16の縦部位16bにそれぞれ
取り付けてある。そして、シートフレーム16の水平部
位16aの前端部にはヒンジブラケット17が固着して
あり、このヒンジブラケット17が前記上側レール12
の前端部のヒンジブラケット13に支軸17aにより回
動可能に取り付けてあり、この支軸17aを支点に座席
シート10は前方に回動できるものである。
4とシートバック15とを有し、シートクッション14
はシートフレーム16の水平部位16aに、シートバッ
ク15はシートフレーム16の縦部位16bにそれぞれ
取り付けてある。そして、シートフレーム16の水平部
位16aの前端部にはヒンジブラケット17が固着して
あり、このヒンジブラケット17が前記上側レール12
の前端部のヒンジブラケット13に支軸17aにより回
動可能に取り付けてあり、この支軸17aを支点に座席
シート10は前方に回動できるものである。
【0013】また、前記シートフレーム16の水平部位
16aの中間部にはプレート18が固着してあり、この
プレート18に孔21が設けてあり、この孔21は挿入
孔部19と係合孔部20とを連ねて形成してあって、こ
れらで一方の係合部を構成している。
16aの中間部にはプレート18が固着してあり、この
プレート18に孔21が設けてあり、この孔21は挿入
孔部19と係合孔部20とを連ねて形成してあって、こ
れらで一方の係合部を構成している。
【0014】また、前記エンジンフード7の上面部7a
には、スライド機構9の下側レール11の外方に位置さ
せて支持ブラケット22が固着してあり、支持ブラケッ
ト22に支持ロッド23の基部が回動可能に取り付けて
あり、支持ロッド23の先端部には他方の係合部である
フック部24が設けてある。
には、スライド機構9の下側レール11の外方に位置さ
せて支持ブラケット22が固着してあり、支持ブラケッ
ト22に支持ロッド23の基部が回動可能に取り付けて
あり、支持ロッド23の先端部には他方の係合部である
フック部24が設けてある。
【0015】次に、上記のように構成された産業車両の
座席装置の作動を説明する。前記座席シート10が図2
に示すようにスライド機構9を介して後方に移動した、
いわゆるスライド位置がRモスト時には、まず、座席シ
ート10を前記支軸17aを支点に図2のイに示すよう
に前方に回動して、前記支持ロッド23の先端部のフッ
ク部24を前記孔21の挿入孔部19から係合孔部20
に挿入して、この係合孔部20に回転可能に係合する。
座席装置の作動を説明する。前記座席シート10が図2
に示すようにスライド機構9を介して後方に移動した、
いわゆるスライド位置がRモスト時には、まず、座席シ
ート10を前記支軸17aを支点に図2のイに示すよう
に前方に回動して、前記支持ロッド23の先端部のフッ
ク部24を前記孔21の挿入孔部19から係合孔部20
に挿入して、この係合孔部20に回転可能に係合する。
【0016】この状態で、前記エンジンフード7をヒン
ジ部8の支軸8aを支点にして図2のロに示すように後
方に回動すると、前記座席シート10はその後部が支持
ロッド23に支えられた状態で、前記ヘッドガード5の
後部の左右の支柱5aの間を、天井部5bに干渉するこ
となく通過して障害物であるボンベ6の上方に位置す
る。このRモスト時には、前記座席シート10のシート
バック傾き角度Θが大きいために、この座席シート10
の後端部がボンベ6に接触することがない。
ジ部8の支軸8aを支点にして図2のロに示すように後
方に回動すると、前記座席シート10はその後部が支持
ロッド23に支えられた状態で、前記ヘッドガード5の
後部の左右の支柱5aの間を、天井部5bに干渉するこ
となく通過して障害物であるボンベ6の上方に位置す
る。このRモスト時には、前記座席シート10のシート
バック傾き角度Θが大きいために、この座席シート10
の後端部がボンベ6に接触することがない。
【0017】また、前記座席シート10が図3に示すよ
うにスライド機構9を介して前方に移動した、いわゆる
スライド位置がFモスト時には、まず、座席シート10
を前記支軸17aを支点に図3のイに示すように前方に
回動して、前記支持ロッド23の先端部のフック部24
を前記孔21の挿入孔部19から係合孔部20に挿入し
て、この係合孔部20に回転可能に係合する。
うにスライド機構9を介して前方に移動した、いわゆる
スライド位置がFモスト時には、まず、座席シート10
を前記支軸17aを支点に図3のイに示すように前方に
回動して、前記支持ロッド23の先端部のフック部24
を前記孔21の挿入孔部19から係合孔部20に挿入し
て、この係合孔部20に回転可能に係合する。
【0018】この状態で、前記エンジンフード7をヒン
ジ部8の支軸8aを支点にして図3のロに示すように後
方に回動すると、前記座席シート10はその後部が支持
ロッド23に支えられた状態で、前記ヘッドガード5の
後部の左右の支柱5aの間を通過してヘッドガード5の
天井部5bに接触することなく前記ボンベ6の上方に位
置する。このFモスト時には、前記座席シート10のシ
ートバック傾き角度ΘがRモスト時に比較して小さいた
めに、この座席シート10がヘッドガード5の天井部5
bに接触することがない。
ジ部8の支軸8aを支点にして図3のロに示すように後
方に回動すると、前記座席シート10はその後部が支持
ロッド23に支えられた状態で、前記ヘッドガード5の
後部の左右の支柱5aの間を通過してヘッドガード5の
天井部5bに接触することなく前記ボンベ6の上方に位
置する。このFモスト時には、前記座席シート10のシ
ートバック傾き角度ΘがRモスト時に比較して小さいた
めに、この座席シート10がヘッドガード5の天井部5
bに接触することがない。
【0019】したがって、上記した実施例にあっては、
座席シート10が、前後のいずれのスライド位置にあっ
ても、前記エンジンフード7を後方に回動する際、座席
シート10はヘッドガード5の天井部5bまたはボンベ
6に当たることはなく、これらを破損する虞がない。ま
た、作業者が片手で座席シート10を支えることなくエ
ンジンフード7を回動させることができ、座席シート1
0の回動操作が簡単になる。
座席シート10が、前後のいずれのスライド位置にあっ
ても、前記エンジンフード7を後方に回動する際、座席
シート10はヘッドガード5の天井部5bまたはボンベ
6に当たることはなく、これらを破損する虞がない。ま
た、作業者が片手で座席シート10を支えることなくエ
ンジンフード7を回動させることができ、座席シート1
0の回動操作が簡単になる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、運転席
の上方にヘッドガードを有すると共に、運転席の後方に
障害物を有する産業車両において、後方に回動可能なエ
ンジンフードの上面部に、この上面部に設置されたスラ
イド機構の可動側部材に前端部を枢支して座席シートを
設け、前記座席シートの水平部位に一方の係合部を設
け、前記エンジンフードに支持ロッドを回動可能に取り
付け、支持ロッドの先端部に一方の係合部に係脱可能に
係合する他方の係合部を設けたから、前記座席シートを
スライド機構を介して後方に移動した、いわゆるスライ
ド位置がRモスト時には、まず、座席シートを枢支部を
支点に前方に回動して、前記支持ロッドの他方の係合部
を一方の係合部に係合し、この状態で、前記エンジンフ
ードを後方に回動すると、前記座席シートは支持ロッド
に支えられた状態で、前記ヘッドガードの天井部に干渉
することなく通過して前記障害物の上方に位置する。こ
のRモスト時には、前記座席シートのシートバック傾き
角度Θが大きいために、この座席シートの後端部が障害
物に接触することがない。
の上方にヘッドガードを有すると共に、運転席の後方に
障害物を有する産業車両において、後方に回動可能なエ
ンジンフードの上面部に、この上面部に設置されたスラ
イド機構の可動側部材に前端部を枢支して座席シートを
設け、前記座席シートの水平部位に一方の係合部を設
け、前記エンジンフードに支持ロッドを回動可能に取り
付け、支持ロッドの先端部に一方の係合部に係脱可能に
係合する他方の係合部を設けたから、前記座席シートを
スライド機構を介して後方に移動した、いわゆるスライ
ド位置がRモスト時には、まず、座席シートを枢支部を
支点に前方に回動して、前記支持ロッドの他方の係合部
を一方の係合部に係合し、この状態で、前記エンジンフ
ードを後方に回動すると、前記座席シートは支持ロッド
に支えられた状態で、前記ヘッドガードの天井部に干渉
することなく通過して前記障害物の上方に位置する。こ
のRモスト時には、前記座席シートのシートバック傾き
角度Θが大きいために、この座席シートの後端部が障害
物に接触することがない。
【0021】また、前記座席シート3をスライド機構を
介して前方に移動した、いわゆるスライド位置がFモス
ト時には、まず、座席シートを枢支部を支点に前方に回
動して、前記支持ロッドの他方の係合部を一方の係合部
に係合する。この状態で、前記エンジンフードを後方に
回動すると、前記座席シートは支持ロッドに支えられた
状態で、前記ヘッドガードのヘッドガードの天井部に接
触することなく前記障害物の上方に位置する。このFモ
スト時には、前記座席シートのシートバック傾き角度Θ
がRモスト時に比較して小さいために、この座席シート
の上端部がヘッドガードの天井部に接触することがな
い。
介して前方に移動した、いわゆるスライド位置がFモス
ト時には、まず、座席シートを枢支部を支点に前方に回
動して、前記支持ロッドの他方の係合部を一方の係合部
に係合する。この状態で、前記エンジンフードを後方に
回動すると、前記座席シートは支持ロッドに支えられた
状態で、前記ヘッドガードのヘッドガードの天井部に接
触することなく前記障害物の上方に位置する。このFモ
スト時には、前記座席シートのシートバック傾き角度Θ
がRモスト時に比較して小さいために、この座席シート
の上端部がヘッドガードの天井部に接触することがな
い。
【0022】上記のように、本発明にあっては、座席シ
ートが、前後のいずれのスライド位置にあっても、前記
エンジンフードを後方に回動する際、座席シートはヘッ
ドガードの天井部または障害物に当たることはなく、こ
れらを破損する虞がない。また、作業者が片手で座席シ
ートを支えることなくエンジンフードを回動させること
ができ、座席シートの回動操作が簡単になる。
ートが、前後のいずれのスライド位置にあっても、前記
エンジンフードを後方に回動する際、座席シートはヘッ
ドガードの天井部または障害物に当たることはなく、こ
れらを破損する虞がない。また、作業者が片手で座席シ
ートを支えることなくエンジンフードを回動させること
ができ、座席シートの回動操作が簡単になる。
【図1】本発明に係わる座席装置を備えたフォークリフ
トの側面図である。
トの側面図である。
【図2】本発明に係わるフォークリフトの座席装置であ
って、スライド位置がRモスト時の側面図である。
って、スライド位置がRモスト時の側面図である。
【図3】本発明に係わるフォークリフトの座席装置であ
って、スライド位置がFモスト時の側面図である。
って、スライド位置がFモスト時の側面図である。
【図4】(1)は従来の座席装置を備えたフォークリフ
トの側面図である。(2)は同座席装置を備えたフォー
クリフトにおいて、エンジンフードを後方に回動させた
状態の側面図である。
トの側面図である。(2)は同座席装置を備えたフォー
クリフトにおいて、エンジンフードを後方に回動させた
状態の側面図である。
3 運転席 5 ヘッドガード 6 ボンベ(障害物) 7 エンジンフード 9 スライド機構 10 座席シート 11 上側レール 21 孔(一方の係合部) 23 支持ロッド 24 フック部(他方の係合部)
Claims (1)
- 【請求項1】 運転席の上方にヘッドガードを有すると
共に、運転席の後方に障害物を有する産業車両におい
て、後方に回動可能なエンジンフードの上面部に、この
上面部に設置されたスライド機構の可動側部材に前端部
を枢支して座席シートを設け、前記座席シートの水平部
位に一方の係合部を設け、前記エンジンフードに支持ロ
ッドを回動可能に取り付け、支持ロッドの先端部に、一
方の係合部に係脱可能に係合する他方の係合部を設けた
ことを特徴とする産業車両の座席装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5094890A JP2645792B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 産業車両の座席装置 |
US08/207,154 US5524721A (en) | 1993-03-31 | 1994-03-08 | Seat arrangement of industrial vehicle |
AU57918/94A AU655133B2 (en) | 1993-03-31 | 1994-03-17 | Seat arrangement of industrial vehicle |
ES09400617A ES2112696B1 (es) | 1993-03-31 | 1994-03-22 | Dispositivo de asiento de vehiculo industrial. |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5094890A JP2645792B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 産業車両の座席装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06286512A true JPH06286512A (ja) | 1994-10-11 |
JP2645792B2 JP2645792B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=14122642
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP5094890A Expired - Lifetime JP2645792B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 産業車両の座席装置 |
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Country | Link |
---|---|
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-
1993
- 1993-03-31 JP JP5094890A patent/JP2645792B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-03-08 US US08/207,154 patent/US5524721A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-03-17 AU AU57918/94A patent/AU655133B2/en not_active Ceased
- 1994-03-22 ES ES09400617A patent/ES2112696B1/es not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
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AU5791894A (en) | 1994-10-06 |
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AU655133B2 (en) | 1994-12-01 |
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---|---|---|---|
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