JPH1118227A - 配電作業用操作棒のバランス支持装置 - Google Patents

配電作業用操作棒のバランス支持装置

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JPH1118227A
JPH1118227A JP18058497A JP18058497A JPH1118227A JP H1118227 A JPH1118227 A JP H1118227A JP 18058497 A JP18058497 A JP 18058497A JP 18058497 A JP18058497 A JP 18058497A JP H1118227 A JPH1118227 A JP H1118227A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配電作業の操作棒を扱う作業者の負担を軽減
するバランス支持装置であり、特にバランス支持装置に
操作棒を取り付ける作業を簡単にするとともに、操作棒
の傾斜角度の初期設定を簡便に行えるようにする。 【解決手段】 先端部を上下方向揺動可能としつつ配電
作業用操作棒36を傾動可能に取り付けるバランス支持
アーム24を有している。バランス支持アーム24には
前記配電作業用操作棒の荷重により前記バランス支持ア
ームに作用する回転モーメントに応じた反対方向の回転
モーメントを発生させるバランス力発生手段38を備え
る。バランス支持アームの先端部に前記操作棒を取り付
ける操作棒装着マウント56を設け、この装着マウント
を操作棒36の収容溝61を有する下部マウント62と
当該下部マウントに収容された操作棒を前記溝に固定保
持させる押えカバー64とにより形成する。押えカバー
を下部マウントに対して締付バックル70によりワンタ
ッチ装着可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配電作業に用いら
れる工具等を操作する操作棒を任意の姿勢でバランス支
持する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電力用架線ケーブルの工事を行う場合、
高所作業車両に搭載したバケットに作業者が乗り込んで
ケーブルの切断や接続等を行っている。そして、近年
は、工事現場周囲の家庭や病院、工場などへの影響を考
慮し、送電をしている状態、いわゆる活線状態で工事が
行われるようになっている。この活線状態の工事におい
ては、長尺の絶縁体からなるホットスティックと称する
操作棒の先端に工具を取り付け、操作棒の基端部に設け
た操作ハンドルなどを操作してケーブルの絶縁被覆を剥
いだり、ケーブルの接続等を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の操作
棒は、工具の駆動源などを内蔵させているため、5〜6
kg程度の重量を有する。しかも、長尺の操作棒の先端
に3〜10kg程度の重量を有する工具を装着するた
め、作業者は約10kg以上のものを支持しながら工具
の操作を行う必要があり、長時間の作業が困難であるば
かりでなく、操作棒先端の工具を作業目的に適した所定
の動作を行わせることも容易でない。特に、操作棒を傾
斜させた状態で作業する場合、先端に重い工具が取り付
けてあるため、操作棒を所定の角度に維持することが極
めて困難となる。このため、作業者の操作棒を支持する
負担を軽減し、作業を容易に行うことができるような装
置の開発が望まれていた。
【0004】本発明は、上記の要請に鑑みてなされても
ので、作業者の負担を軽減し、作業能率を向上できる配
電作業用操作棒のバランス支持装置を提供するととも
に、特に配電作業用操作棒を任意の姿勢に初期設定でき
るようにすることで、作業体勢を作業者に適合させるこ
とが可能なバランス支持装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る配電作業用操作棒のバランス支持装置
は、先端部を上下方向揺動可能としつつ配電作業用操作
棒を傾動可能に取り付けるバランス支持アームを有し、
このバランス支持アームには前記配電作業用操作棒の荷
重により前記バランス支持アームに作用する回転モーメ
ントに応じた反対方向の回転モーメントを発生させるバ
ランス力発生手段を備え、作業者が乗込む作業バケット
への装着部を有する装置であって、前記バランス支持ア
ームの先端部に前記操作棒を取り付ける操作棒装着マウ
ントを設け、この装着マウントを操作棒の収容溝を有す
る下部マウントと当該下部マウントに収容された操作棒
を前記溝に固定保持させる押えカバーとにより形成し、
押えカバーを下部マウントに対して締付バックルにより
ワンタッチ装着可能とした。
【0006】また、この場合において、前記バランス支
持アームの先端部には屈曲動作可能な傾転支持部を設
け、この傾転支持部の先端部に前記操作棒装着マウント
を取り付けるようにすればよい。更に、前記操作棒装着
マウントは前記傾転支持部に対して交差角度を可変とす
ればよい。これは前記操作棒装着マウントを前記傾転支
持部に対して交差角度を可変にピン結合しておき、前記
マウントと傾転支持部側との間には位置決め孔を有する
プレートと前記位置決め孔に挿入してマウントの設定角
度を保持する固定ピンとからなる位置決め機構を備える
ようにすることで実現できる。
【0007】
【作用】上記構成によれば、操作棒が装着されて荷重が
加わったバランス支持アームには負荷に応じたバランス
支持力を発生させるために、作業者は操作棒の重量を感
じることなく操作して配電作業を実施できるが、このバ
ランス支持装置は、特にバランス支持アームの先端側に
操作棒を取り付けるに際し、装着マウントを下部マウン
トと押えカバーにより構成し、操作棒を溝に収容してこ
れを押え固定するようにしているため、非常に簡便に操
作棒の取り付け作業を行うことができる。また、装着マ
ウントをバランス支持アームの先端に立設した傾転支持
部の上端に取り付け、傾斜設定ができるようになってい
るため、作業者は作業形態に応じて操作棒を最適の姿勢
に当初から設定することができる。これにより作業体勢
が最初から充分になり、作業性を一段と向上させること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る配電作業用
操作棒のバランス支持装置の具体的実施の形態を図面を
参照して詳細に説明する。図1は実施形態のバランス支
持装置10の使用状態を示し、図2は平面図、図3は側
面図を示している。これらに図示されているように、当
該バランス支持装置10は、高所作業車両のバケット1
2に取り付けるためのフック部14を有していて、この
フック部14をバケット12の上端縁に係合装着するこ
とより、バケット12に取り付けられる。フック部14
には、バケット12の内面に沿って上下方向に配置可能
な昇降レール16が一体的に備えられ、この昇降レール
16に嵌合させた昇降ブロック18が上下方向に移動さ
せることができるようになっている。昇降ブロック18
はガススプリング20に連結され、ほぼ一定の力で位置
移動できるようになっており、作業バケット12の底部
側に移動させることによりバランス支持装置10をバケ
ット内部に格納することができ、バケット開口側に上昇
移動することによりバランス支持装置10を作業状態に
配置させることができるようになっている。
【0009】昇降ブロック18の上部には旋回アーム2
2の基端部が枢着され、この旋回アーム22の先端に詳
細を後述するバランス支持アーム24を旋回支持するよ
うにしている。すなわち、昇降ブロック18の上面部に
垂直軸回りに水平回転できるように旋回アーム22が取
り付けられており、この旋回アーム22は水平方向に延
長されて昇降ブロック18を中心として回転可能となっ
ている。昇降ブロック18は作業バケット12の壁面部
に装着されており、この装着状態において旋回アーム2
2の先端回転軌跡が、図2に示されているように、バケ
ット12の外部に達するようにその長さが設定されてい
る。また、旋回アーム22の先端部に前記バランス支持
アーム24を枢着しており、したがって、旋回アーム2
2を昇降ブロック18との連結部を中心として旋回可能
とされているとともに、旋回アーム22に取り付けたバ
ランス支持アーム24も旋回アーム22の先端部を中心
としてを水平回転可能とされている。これにより、旋回
アーム22とバランス支持アーム24とは多関節アーム
構造とされ、各アーム先端の回転軌跡は図2に示すよう
になり、回転軌跡の範囲内で任意の位置移動をなすこと
ができる。したがって、バランス支持アーム24をバケ
ット12の外部に大きく繰り出すことができる。
【0010】ここで、バランス支持アーム24は垂直平
面に沿って先端部を上下揺動させることができるように
構成され、実施形態では平行リンク機構により構成して
いる。この詳細を図4に示す。図示のように、バランス
支持アーム24は等長の主リンク26と補助リンク28
とを平行に配置し、その両端部を同様に短尺で等長の先
端リンク30、基端リンク32によって連結した4節回
転リンク機構として形成されている。基端リンク32に
は旋回アーム22との回転連結部となる差込みピン34
が下方に突出させており、これを旋回アーム22の先端
部に差込んでピン結合するようになっている。
【0011】また、上記バランス支持アーム24は、そ
の先端部側にて配電作業用の操作棒(ホットスティッ
ク)36を支持するようになっているが、この荷重をバ
ランス支持するために、バランス力発生手段を備えてい
る。この実施形態ではバランス力発生手段をガススプリ
ング38によって構成している。すなわち、前記主リン
ク26の下方には、バランス支持アーム24に作用する
荷重を支持するような反対回転モーメントを発生させる
ガススプリング38が横方向に沿って配設してある。こ
のガススプリング38は、主リンク32と平行にその下
部位置に配置してあって、バランス支持アーム24の先
端部が荷重により下降しようとした場合に反対方向の回
転モーメントを生じるように取り付けられている。
【0012】この実施形態においては、バランス支持ア
ーム24の先端が荷重により下降すると、主リンク26
が水平状態から下向きに回転し、主リンク26の長手方
向の特定位置と基端リンク32との距離が短くなる。そ
こで、主リンク26の途中に設けたビーム40と基端リ
ンク32との間にガススプリング38を配置し、荷重に
よる主リンク26の下向き回転力に対向する力を発生さ
せるようにしている。これにより、操作棒36の装着に
よる荷重とバランスする反対荷重を発生させられ、作業
者は操作棒36の重量を感知することなく操作ができる
のである。
【0013】なお、上記ガススプリング38は主リンク
26との距離dを可変としており、ガススプリング38
の両端部分をビーム40と基端リンク32とに対して滑
動可能としている。ガススプリング38の位置は主リン
ク26を利用した平行リンク機構を利用した調整機構に
よって変更でき、基端リンク32に取り付けた回転ノブ
42を操作することで簡単に調整できる。従って、バラ
ンス支持アーム24の先端部に作用する荷重が変化した
としても、上記の間隔dを変化させることにより、ガス
スプリング38の出力を変化させることなく、主リンク
26に作用する負荷(荷重)に見合ったバランス力を発
生させることができる。
【0014】上記バランス支持アーム24の先端部に
は、図5に示すように、操作棒36を傾転操作し得るよ
うにした傾転支持部44が設けられている。バランス支
持アーム24の先端部に先端リンク30と一体にされた
取付ブロック46が設けられており、これにバランス支
持アーム24と直交して立設状態となるように棒状の傾
転支持部44の下端が装着され、軸心回りに回転自在に
なっている。傾転支持部44は下部シャフト48と上部
シャフト50とを水平ピン52により連結して水平ピン
回りに屈曲可能とされ、かつ上下シャフト間を第2のバ
ランス力発生手段としてのガススプリング54により連
結した構成となっている。したがって、ガススプリング
54は、操作棒36を傾転操作することによって上部シ
ャフト50が水平ピン52を中心として傾斜した場合
に、これによって生じる水平ピン52回りの回転モーメ
ントの増加に見合った反力を発生させ、バランス支持す
るようになっている。
【0015】上記傾転支持部44の上部シャフト50の
上端部分に操作棒36の装着マウント56が設けられて
いる。装着マウント56は操作棒の装着作業が簡単にで
き、かつ初期設定角度(操作棒36の傾斜角度)を任意
に設定できるように構成されている。この具体的構成を
図5〜図8に示す。
【0016】まず、上部シャフト50の上端部に、L字
状となるように配置されて水平ブラケット58が固定さ
れている。この水平ブラケット58の上面に装着マウン
ト56が搭載されるとともに、ブラケット58の側方延
長端部に設けられた回転支点ピン60を中心として前記
装着マウント56が揺動できるように取り付けられてい
る。装着マウント56は操作棒36の収容溝61が形成
された下部マウント62と、当該下部マウント62にヒ
ンジ結合され、溝を覆うことができる押えカバー64と
から構成されている。押えカバー64の開閉操作側には
下部マウント62に設けられた係合ピン66に係止でき
る係合リング68を有する締付バックル70が取り付け
られ、締付バックル70の操作により押えカバー64を
下部マウント62に締め付け固定させるようにしてい
る。これにより収容された操作棒36をワンタッチで装
着できるものとなっている。押えカバー64には下部マ
ウント62の収容溝内の操作棒36を押える一対の調整
ねじ72が設けられ、この調整ねじ72には操作棒36
の側面に直接当たるパッド74を取り付けて押え込みを
可能としている。
【0017】下部マウント62と押えカバー64により
構成されている装着マウント56は上述したように水平
ブラケット58の回転支点ピン60に枢着されており、
図5の矢印Aに示したように装着マウント56の角度を
水平状態から垂直状態までの範囲で初期設定できるよう
にしている。このため前記下部マウント62の下面には
扇状に形成された位置決めプレート76が設けられてい
る。位置決めプレート76の円弧部分に対面して、前記
水平ブラケット58側には固定ピン78が前記プレート
76の盤面に向けて突出するように取り付けられてい
る。位置決めプレート76には前記固定ピン78の位置
に沿った円弧線に沿って90度の角度範囲にわたって一
定間隔で複数の位置決め孔80が穿設され、これに前記
固定ピン78を差込むことで装着マウント56の角度位
置を初期設定できるようになっている。この初期角度の
設定時には装着マウント56を回転支点ピン60回りに
回転させる必要があるため、装着マウント56の側端面
に引き起こし棒82を設けている。
【0018】このように構成された配電作業用操作棒の
バランス支持装置10では、高所作業車の作業バケット
12の開口縁にフック部14を係合させてバケットに組
み付けられる。フック部14には一体に昇降レール16
が設けられ、これを昇降するけられる。フック部14に
は一体に昇降レール16が設けられ、これを昇降するブ
ロック18が装着されている。昇降ブロック18を支持
しているガススプリング20を開放することにより昇降
ブロック18をレール上端に移動させることができ、こ
れにより操作棒バランス支持装置10が操作可能とな
る。
【0019】昇降ブロック18を基点として水平旋回可
能な先端部の傾転支持部44における装着マウント56
に操作棒36を取り付けるが、これは押えカバー64を
開き、操作棒26を下部マウント62の溝に収容し、押
えカバー64で溝開口を施蓋し、締付バックル70を締
付操作することで簡単装着できる。そして、作業姿勢に
合わせて操作棒36の傾斜角度を設定するが、これは装
着マウント56を回転支点ピン60を中心として回転
し、所望の角度位置で固定ピン78を位置決めプレート
76の位置決め孔80に差込むことで簡単に設定でき
る。
【0020】このように操作棒36を所定の角度に設定
した後は、作業車はバケット12内で傾転支持部44を
手動で操作し、操作棒36の先端に取り付けた工具によ
り配電作業を行う。このとき、操作棒36の位置は前記
昇降ブロック18を基点として、多関節アーム構造とな
っている旋回アーム22、バランス支持アーム24が任
意に水平回転できるので(図2参照)、作業範囲が極め
て大きくなる。また、昇降ブロック18の上面が作業バ
ケット12の開口面より臨まれるため、その上面に装着
している旋回アーム22の先端軌跡が作業バケット12
の外部まで達し、これに更に連結されているバランス支
持アーム24は先端部が上下方向に揺動可能であるが、
この揺動が障害物なく行われるため、作業バケット12
から繰り出し旋回した状態で操作棒36の任意の上下動
作に充分に追随させたバランス支持を行わせることがで
きる。また、作業の終了に伴ってバランス支持装置10
を収容する場合には、操作棒36をワンタッチで外し、
旋回アーム22とバランス支持アーム24をそれらの回
転節で回転して折り畳み状態とすることで、作業バケッ
ト12の内部空間に入り込める大きさにすることができ
る。そして昇降ブロック18を下降させることで、装置
全体を作業バケット12内に収容することが可能となっ
ている。
【0021】操作棒36およびこれを支持している傾転
支持部44の荷重によるバランス支持は、平行リンク機
構により形成されているバランス支持アーム24に付帯
している第1のガススプリング38により、操作棒36
の傾転操作による荷重変動は傾転支持部44に付帯して
いる第2のガススプリング54により行われる。これら
のバランス荷重の発生は実施形態ではガススプリングに
よって行っているが、任意の荷重発生手段を用いること
ができ、油圧シリンダ、エアシリンダ、油圧モータなど
適宜手段を用いればよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
先端部を上下方向揺動可能としつつ配電作業用操作棒を
傾動可能に取り付けるバランス支持アームを有し、この
バランス支持アームには前記配電作業用操作棒の荷重に
より前記バランス支持アームに作用する回転モーメント
に応じた反対方向の回転モーメントを発生させるバラン
ス力発生手段を備え、作業者が乗込む作業バケットへの
装着部を有する装置であって、前記バランス支持アーム
の先端部に前記操作棒を取り付ける操作棒装着マウント
を設け、この装着マウントを操作棒の収容溝を有する下
部マウントと当該下部マウントに収容された操作棒を前
記溝に固定保持させる押えカバーとにより形成し、押え
カバーを下部マウントに対して締付バックルによりワン
タッチ装着可能としたので、操作棒の装着を極めて簡易
に行うことができる。また、バランス支持アームの先端
部には屈曲動作可能な傾転支持部を設け、この傾転支持
部の先端部に前記操作棒装着マウントを取り付け、マウ
ントの傾斜角度を任意に設定できるようにすることで、
操作棒の向きを当初から設定することができ、作業状況
に応じた操作棒の向きを当初から設定して作業を迅速に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るバランス支持装置の使用状態の
正面図である。
【図2】同装置の平面図である。
【図3】同装置の側面図である。
【図4】同装置のバランス支持アームの断面構成図であ
る。
【図5】同装置の傾転支持部の断面構成図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】装着マウントの断面図である。
【図8】水平ブラケット部分の平面図である。
【符号の説明】
10 バランス支持装置 12 作業バケット 14 フック部 16 昇降レール 18 昇降ブロック 20 ガススプリング(昇降用) 22 旋回アーム 24 バランス支持アーム 26 主リンク 28 補助リンク 30 先端リンク 32 基端リンク 34 差込みピン 36 操作棒 38 ガススプリング(第1バランス力発生手
段) 40 ビーム 42 回転ノブ 44 傾転支持部 46 取付ブロック 48 下部シャフト 50 上部シャフト 52 水平ピン 54 ガススプリング(第2バランス力発生手
段) 56 装着マウント 58 水平ブラケット 60 回転支点ピン 61 操作棒収容溝 62 下部マウント 64 押えカバー 66 係合ピン 68 係合リング 70 締付バックル 72 調整ねじ 74 パッド 76 位置決めプレート 78 固定ピン 80 位置決め孔 82 引き起こし棒

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部を上下方向揺動可能としつつ配電
    作業用操作棒を傾動可能に取り付けるバランス支持アー
    ムを有し、このバランス支持アームには前記配電作業用
    操作棒の荷重により前記バランス支持アームに作用する
    回転モーメントに応じた反対方向の回転モーメントを発
    生させるバランス力発生手段を備え、作業者が乗込む作
    業バケットへの装着部を有する装置であって、 前記バランス支持アームの先端部に前記操作棒を取り付
    ける操作棒装着マウントを設け、この装着マウントを操
    作棒の収容溝を有する下部マウントと当該下部マウント
    に収容された操作棒を前記溝に固定保持させる押えカバ
    ーとにより形成し、押えカバーを下部マウントに対して
    締付バックルによりワンタッチ装着可能としたことを特
    徴とする配電作業用操作棒のバランス支持装置。
  2. 【請求項2】 前記バランス支持アームの先端部には屈
    曲動作可能な傾転支持部を設け、この傾転支持部の先端
    部に前記操作棒装着マウントを取り付けたことを特徴と
    する請求項1に記載の配電作業用操作棒のバランス支持
    装置。
  3. 【請求項3】 前記操作棒装着マウントは前記傾転支持
    部に対して交差角度を可変としてなることを特徴とする
    請求項2に記載の配電作業用操作棒のバランス支持装
    置。
  4. 【請求項4】 前記操作棒装着マウントは前記傾転支持
    部に対して交差角度を可変にピン結合され、前記マウン
    トと傾転支持部側との間には位置決め孔を有するプレー
    トと前記位置決め孔に挿入してマウントの設定角度を保
    持する固定ピンとからなる位置決め機構を備えたことを
    特徴とする請求項2に記載の配電作業用操作棒のバラン
    ス支持装置。
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