JP2001211517A - 配電線作業ロボット - Google Patents

配電線作業ロボット

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JP2001211517A
JP2001211517A JP2000011803A JP2000011803A JP2001211517A JP 2001211517 A JP2001211517 A JP 2001211517A JP 2000011803 A JP2000011803 A JP 2000011803A JP 2000011803 A JP2000011803 A JP 2000011803A JP 2001211517 A JP2001211517 A JP 2001211517A
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working
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Pending
Application number
JP2000011803A
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English (en)
Inventor
Yusuke Hirano
祐輔 平野
Shinji Harada
慎次 原田
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配電線作業の作業効率を向上することができ
る配電線作業ロボットを提供する。 【解決手段】 作業車両1に、伸縮可能なブーム2を搭
載するとともに、ブームの先端に旋回ベース3を旋回可
能に取付け、旋回ベース3の上に、作業ロボット等を搭
載した作業部4を設けて構成した配電線作業ロボットに
おいて、旋回ベース3と作業部4とを分離するととも
に、作業部4に支持ベース4aを設け、旋回ベース3と
支持ベース4aとの間に、一方のベース3に球面ジョイ
ント6aと他方のベース4aにユニバーサルジョイント
6bを介してベースに取り付けられた3組の能動的な能
動リンク6と、球面ジョイント6aと同じベース3上に
ユニバーサルジョイント7aで結合され、受動的に動作
する1組の受動リンク7とからなるパラレルリンク機構
5を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配電線の切断、接
続などの作業を行う配電線作業ロボットに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、配電線作業ロボットは、図1およ
び図2に示すように、作業車両1に、伸縮可能な約15
mの多段、多軸のブーム2を搭載するとともに、前記ブ
ーム2の先端にモータ、ギアを内蔵した旋回ベース3を
取付け、前記旋回ベース3の上に、実際作業を行う作業
ロボット、ウィンチ、監視カメラ、各種センサ、作業に
使用する工具や材料を置くテーブル、制御装置等を搭載
した作業部4を設けて構成し、図示しない架空配電線の
作業ポイントへのアプローチは、地上の前記作業車両1
上で、前記ブームを動作させて行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術においては、次のような問題があった。 (1) 前記ブームを制御して動作させるための調整に時間
がかかる。 (2) 調整を行ってもブームの動作を正確に制御すること
が困難で、作業点へのアプローチのやり直しに時間がか
かる。 (3) 作業中にベースの微妙な動作ができず、そのため作
業がやりづらく、また、作業領域が限定される。 本発明は、このような問題を解消するためになされたも
ので、配電線作業の作業効率を向上することができる配
電線作業ロボットを提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、作業車両に、伸縮可能なブームを搭載す
るとともに、前記ブームの先端に旋回ベースを旋回可能
に取付け、前記旋回ベースの上に、作業ロボット等を搭
載した作業部を設けて構成した配電線作業ロボットにお
いて、前記旋回ベースと作業部とを分離するとともに、
前記作業部に支持ベースを設け、前記旋回ベースと支持
ベースとの間に、一方のベースに球面ジョイントと他方
のベースにユニバーサルジョイントを介してベースに取
り付けられた3組の能動的な能動リンクと、前記球面ジ
ョイントと同じベース上にユニバーサルジョイントで結
合され、受動的に動作する1組の直動機構とからなるパ
ラレルリンク機構を設けるようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図1は、本発明の実施例における配電線
作業ロボットのベース部を示す側面図である。本発明
は、前記ブーム2上の旋回ベース3と作業部4の構造
を、次のようにしたものである。すなわち、旋回ベース
3と、作業ロボット等が取り付けられた作業部4とを分
離するとともに、前記作業部4に支持ベース4aを設
け、両ベース3、4a間をパラレルリンク機構5で連結
するようにしたものである。前記パラレルリンク機構5
は、3自由度をもった球面ジョイント6aと、2自由度
のユニバーサルジョイント6bと、油圧シリンダで駆動
され、直動のガイド6c等で支持された能動的な直動ユ
ニット6cからなる三組の能動リンク6と、ユニバーサ
ルジョイント7aと、受動的に動作する直動のガイド7
bからなる一組の受動リンク7とからなっている。この
とき、各ジョイントは、リンク6では、旋回ベース3側
にユニバーサルジョイント6bを取付けるとともに、作
業部ベース部4側に球面ジョイント6aを取付け、リン
ク7では、旋回ベース3側にユニバーサルジョイント7
aを取り付けるようにしている。次に、実施例での作業
ポイントへのアプローチ方法について説明する。まず、
前記ブーム2を動作させて、作業ポイントである配電線
付近まで作業部4を上昇させる。この状態でアプローチ
させ、ラフな位置決めを行う。次にパラレルリンク機構
5のリンク6を動作させて、作業のための正確な位置ま
で作業部4をアプローチさせる。この場合、前記パラレ
ルリンク機構5は3自由度であるため、作業部4の制御
は、位置までしかできず、姿勢の制御は、作業ロボット
等の動作によって行うようにしている。なお、作業中に
支持ベース4aの作業位置を少し変えるような場合につ
いても、リンク6を動作させれば容易に変更することが
できる。前記実施例では3自由度のパラレルリンク機構
5としたが、たとえば、スチュワートブラケットホーム
と呼ばれる6自由度のパラレルリンク機構を用いれば、
作業部4の位置だけでなく、姿勢まで制御することも可
能である。また、油圧駆動に代えて電気駆動にするよう
にしてもよい。
【0006】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ブ
ームによるアプローチに比べてアプローチ精度がよく、
ブームの動作によらず、作業ポイントに精度良く、か
つ、自由度が高くアプローチできるため、ブームの高度
な動作性能や動作性の調整が不要となり、作業性が大き
く向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における配電線作業ロボットの
作業部を示す側面図である。
【図2】配電線作業ロボットの全体を示す側面図であ
る。
【図3】従来の配電線作業ロボットの作業部を示す側面
図である。
【符号の説明】
1 作業車両、 2 ブーム、 3 旋回ベース、 4 作業部、 4a 支持ベース、 5 パラレルリンク機構、 6 能動リンク、 6a 球面ジョイント、 6b ユニバーサルジョイント、 6c 直動ユニット 7 受動リンク 7a ユニバーサルジョイント、 7b ガイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業車両1に、伸縮可能なブーム2を搭
    載するとともに、前記ブーム2の先端に旋回ベース3を
    旋回可能に取付け、前記旋回ベース3の上に、作業ロボ
    ット等を搭載した作業部を設けて構成した配電線作業ロ
    ボットにおいて、 前記旋回ベースと作業部とを分離するとともに、前記作
    業部に支持ベースを設け、前記旋回ベースと支持ベース
    との間に、一方のベースに球面軸受と他方のベースにユ
    ニバーサルジョイントを介してベースに取り付けられた
    3組の能動的な能動リンクと、前記球面軸受と同じベー
    ス上にユニバーサルジョイントで結合され、受動的に動
    作する1組の受動リンクとからなるパラレルリンク機構
    を設けたことを特徴とする配電線作業ロボット。
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