JP6734326B2 - 射出成形機 - Google Patents

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Description

本発明は、成形品を成形する射出成形機に関する。
下記特許文献1には、固定プラテンに表示装置および入力装置が取り付けられている射出成形機が開示されている。
特開2018−079485号公報
上記特許文献1の技術では、射出成形機の稼働中に生じる振動が、表示装置や入力装置といった電子機器に伝達されると、電子機器内の電子部品に負荷がかかる問題があった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、電子機器に伝達される振動を抑制することができる射出成形機を提供することを目的とする。
本発明の態様は、成形品を成形する射出成形機であって、電子機器と、前記電子機器を成形機本体に対して支持する支持機構と、を備え、前記支持機構は、前記電子機器に取り付けられた第1ブラケットと、前記成形機本体に取り付けられた第2ブラケットと、前記第1ブラケットと前記第2ブラケットとの間に設けられ、前記第2ブラケットに対して、前記第1ブラケットを金型の開閉方向に移動可能に支持するスライダと、を有する。
本発明によれば、電子機器に伝達される振動を抑制することができる。
射出成形機の模式図である。 フレームに取り付けられた表示装置を表面側から見た斜視図である。 フレームに取り付けられた表示装置を背面側から見た斜視図である。 固定プラテンに取り付けられた表示装置および操作盤を正面側から見た斜視図である。 固定プラテンに取り付けられた表示装置および操作盤を背面側から見た斜視図である。 上側スライダの拡大斜視図である。 下側スライダの拡大斜視図である。 操作盤に対する表示装置の取り付け構造を説明する模式図である。 フレームに取り付けられた表示装置を背面側から見た斜視図である。 表示装置および支持機構を側面から見た図である。 表示装置および支持機構を側面から見た図であって、表示装置を傾け可能な範囲を示す図である。 フレームに取り付けられた表示装置を背面側から見た斜視図である。 射出成形機の模式図である。
〔第1の実施の形態〕
[射出成形機の構成]
図1は射出成形機10の模式図である。射出成形機10は、成形機本体12、および、成形機本体12に取り付けられた表示装置14を有する。成形機本体12は、金型を開閉させる型締部16、および、金型内に樹脂材料を射出する射出部18を有している。型締部16および射出部18は、機台20上に設置されている。型締部16の金型が開閉する空間は、ユーザにより金型の開閉方向に開閉可能な安全扉22により覆われている。表示装置14は、機台20に設置されたフレーム24に取り付けられている。
[支持機構の構成]
図2はフレーム24に取り付けられた表示装置14を表面側から見た斜視図である。図3はフレーム24に取り付けられた表示装置14を背面側から見た斜視図である。表示装置14は、支持機構26を介してフレーム24に取り付けられている。
支持機構26は、表示装置14に取り付けられた第1ブラケット28、フレーム24に取り付けられた第2ブラケット30、および、第1ブラケット28と第2ブラケット30との間に設けられたスライダ32を有している。
スライダ32は、第1ブラケット28に取り付けられたキャリッジ34、および、第2ブラケット30に取り付けられたレール36を有している。レール36は、金型の開閉方向と平行に延びて設けられている。キャリッジ34は、レール36を跨ぐように設けられている。これにより、第1ブラケット28は、スライダ32によって、第2ブラケット30に対して金型の開閉方向に相対的に移動可能に支持される。レール36の両端の位置にはストッパ38が設けられている。第1ブラケット28は、ストッパ38によって、第2ブラケット30に対する移動範囲が規制される。つまり、表示装置14は、スライダ32によって、成形機本体12に対して、金型の開閉方向の所定範囲内において相対的に移動可能に支持されている。
第1ブラケット28が表示装置14に取り付けられる部分には、ヒンジ40が設けられている。表示装置14は、ヒンジ40によって、第1ブラケット28に対して金型の開閉方向に延びる軸を中心に回動可能に支持されている。これにより、表示装置14は、支持機構26によって金型の開閉方向に延びる軸を中心に回動可能となる。
[作用効果]
射出成形機10の稼働中に生じる振動が、表示装置14に伝達されると、表示装置14内の電子部品に負荷がかかる問題があった。
そこで、本実施の形態では、スライダ32を有する支持機構26により、表示装置14を成形機本体12に対して金型の開閉方向に相対的に移動可能に支持するようにした。これにより、表示装置14へ伝達される振動を抑制することが可能となり、表示装置14内の電子部品にかかる負荷を低減することができる。
また、本実施の形態では、支持機構26のスライダ32に、第2ブラケット30に対する第1ブラケット28の移動範囲を規制するストッパ38を設けた。これにより、表示装置14の脱落を防止することができる。
また、本実施の形態では、第1ブラケット28に対して表示装置14を、金型の開閉方向に延びる軸を中心に回動可能に支持するヒンジ40を設けた。これにより、ユーザは、表示装置14をユーザが見やすい角度に傾けることができる。
〔第2の実施の形態〕
第1の実施の形態では、表示装置14が成形機本体12のフレーム24に取り付けられていたが、第2の実施の形態では、表示装置14とともに操作盤42が成形機本体12の固定プラテン44に取り付けられている。また、第2の実施の形態は、第1の実施の形態に対して支持機構26の構成が異なる。その他の射出成形機10の構成については、第1の実施の形態と同じである。
[支持機構の構成]
図4は、固定プラテン44に取り付けられた表示装置14および操作盤42を正面側から見た斜視図である。図5は、固定プラテン44に取り付けられた表示装置14および操作盤42を背面側から見た斜視図である。
支持機構26は、操作盤42の重力方向上側に取り付けられた第1上側ブラケット46、操作盤42の重力方向下側に取り付けられた第1下側ブラケット48、固定プラテン44の重力方向上側に取り付けられた第2上側ブラケット50、および、固定プラテン44の重力方向下側に取り付けられた第2下側ブラケット52を有している。さらに、支持機構26は、第1上側ブラケット46と第2上側ブラケット50との間に設けられた上側スライダ54、および、第1下側ブラケット48と第2下側ブラケット52との間に設けられた下側スライダ56を有している。
図6は上側スライダ54の拡大斜視図である。上側スライダ54は、第2上側ブラケット50の貫通孔内に圧入されたローラブッシュ58、ローラブッシュ58に挿入されるとともに第1上側ブラケット46に支持されるシャフト60、および、シャフト60が挿入されるとともにローラブッシュ58と第1上側ブラケット46との間に配置されるゴムクッション62を有している。
ローラブッシュ58に挿入されているシャフト60は、金型の開閉方向に移動可能に設けられている。これにより、第1上側ブラケット46は、上側スライダ54によって、第2上側ブラケット50に対して、金型の開閉方向に相対的に移動可能に支持される。また、第1上側ブラケット46およびシャフト60は、第2上側ブラケット50およびゴムクッション62によって、第2上側ブラケット50に対する移動範囲が規制される。
図7は下側スライダ56の拡大斜視図である。下側スライダ56は、第1下側ブラケット48に取り付けられた前後支持ローラ64、第1下側ブラケット48に取り付けられた縦支持ローラ66、および、第2下側ブラケット52に取り付けられた下側レール68を有している。前後支持ローラ64は略重力方向に延びる軸を中心に回転可能に設けられている。縦支持ローラ66は、操作盤42の背面に対して略垂直方向に延びる軸を中心に回転可能に設けられている。下側レール68は、金型の開閉方向と平行に延びて設けられている。前後支持ローラ64は、下側レール68の重力方向下側に延びる側面に接触し、操作盤42の正面から背面に向かう方向(前後方向)の荷重を受ける。縦支持ローラ66は、下側レール68の操作盤42の背面に対して垂直方向に延びる側面に接触して、操作盤42の重力方向(縦方向)の荷重を受ける。これにより、第1下側ブラケット48は、下側スライダ56によって、第2下側ブラケット52に対して、金型の開閉方向に相対的に移動可能に支持される。
上述のように、第1上側ブラケット46は、上側スライダ54によって、第2上側ブラケット50に対して金型の開閉方向に相対的に移動可能に支持され、第1下側ブラケット48は、下側スライダ56によって、第2下側ブラケット52に対して金型の開閉方向に相対的に移動可能に支持される。また、第1上側ブラケット46は、第2上側ブラケット50およびゴムクッション62によって、第2上側ブラケット50に対する移動範囲が規制される。つまり、表示装置14は、上側スライダ54および下側スライダ56によって、成形機本体12に対して、金型の開閉方向の所定範囲において相対的に移動可能に支持されている。
図8は操作盤42に対する表示装置14の取り付け構造を説明する模式図である。操作盤42は、上面に取り付け軸70を有している。表示装置14の下面には図示しない軸挿入孔が形成されており、この軸挿入孔に取り付け軸70が挿入されることにより、操作盤42に表示装置14が取り付けられる。表示装置14は、操作盤42に対して、取り付け軸70の軸を中心に回動可能に支持されている。
[作用効果]
本実施の形態では、支持機構26により操作盤42とともに表示装置14を成形機本体12に対して支持するようにした。これにより、電子機器である表示装置14および操作盤42へ伝達される振動を抑制することが可能となり、表示装置14および操作盤42内の電子部品にかかる負荷を低減することができる。
また、本実施の形態では、表示装置14を、操作盤42に対して取り付け軸70を中心に回動可能に設けた。これにより、ユーザは、表示装置14をユーザが見やすい角度に回動させることができる。
〔第3の実施の形態〕
第3の実施の形態は、第1の実施の形態に対して支持機構26の構成が異なる。その他の射出成形機10の構成については、第1の実施の形態と同じである。
[支持機構の構成]
図9は、フレーム24に取り付けられた表示装置14を背面側から見た斜視図である。図10は、表示装置14および支持機構26を側面から見た図である。図11は、表示装置14および支持機構26を側面から見た図であって、表示装置14を傾け可能な範囲を示す図である。
支持機構26は、表示装置14に取り付けられた第1ブラケット28、フレーム24に取り付けられた第2ブラケット30、第1ブラケット28と第2ブラケット30との間であって、重力方向において上側に設けられた上側スライダ72、および、下側に設けられた下側スライダ74を有している。
上側スライダ72は、第1ブラケット28に取り付けられたキャリッジ76、第2ブラケット30の上面に取り付けられたシャフトブラケット78、および、シャフトブラケット78に取り付けられたシャフト80を有している。
シャフト80は、シャフトブラケット78を介して第2ブラケット30の上面に取り付けられており、金型の開閉方向と平行に延びて設けられている。キャリッジ76には、シャフト80が挿入されており、シャフト80に対して金型の開閉方向に移動可能であるとともに、シャフト80を中心に回動可能に設けられている。これにより、第1ブラケット28は、上側スライダ72によって、第2ブラケット30に対して金型の開閉方向に相対的に移動可能であるとともに、第2ブラケット30に対して回動可能に支持される。シャフト80の両端には、ストッパ82、および、ストッパ82に取り付けられたゴムクッション84が設けられている。第1ブラケット28は、ストッパ82およびゴムクッション84によって移動範囲が規制されている。
下側スライダ74は、第1ブラケット28に取り付けられた前後支持ローラ86、および、第2ブラケット30の下面に取り付けられた下側レール88を有している。前後支持ローラ86は略重力方向に延びる軸を中心に回転可能に設けられている。下側レール88は、金型の開閉方向と平行に延びて設けられている。前後支持ローラ86は、下側レール88の重力方向下側に延びる側面に接触して、表示装置14の正面から背面に向かう方向(前後方向)の荷重を受ける。これにより、第1ブラケット28は、第2ブラケット30に対して金型の開閉方向に相対的に移動可能に支持される。
上述のように、第1ブラケット28は、上側スライダ72および下側スライダ74によって、第2ブラケット30に対して金型の開閉方向に相対的に移動可能に支持される。また、第1ブラケット28は、ストッパ82によって、第2ブラケット30に対する移動範囲が規制される。つまり、表示装置14は、上側スライダ72および下側スライダ74によって、成形機本体12に対して、金型の開閉方向の所定範囲において相対的に移動可能に支持されている。
下側レール88には、表示装置14の正面から背面に向かう方向に長い形状の長孔90が形成されている(図10)。長孔90には、ボルト92が貫通し、ボルト92は第2ブラケット30の下面に螺合されている。
上述のように、第1ブラケット28は、上側スライダ72によって、第2ブラケット30に対して回動可能に支持されている。つまり、表示装置14は、上側スライダ72によって、成形機本体12に対して回動可能に支持されている。ユーザがボルト92を緩めて、表示装置14を回動させて傾きを調整した後に、ボルト92を締めることにより、表示装置14を任意の傾きで第2ブラケット30に固定することができる(図11)。なお、ボルト92に限らず、表示装置14を任意の傾きで第2ブラケット30に固定することができる部材であれば特に限定しない。ボルト92は、締結部を構成する。
第1ブラケット28が表示装置14に取り付けられる部分には、ヒンジ94が設けられている。表示装置14は、ヒンジ94によって、第1ブラケット28に対して重力方向に延びる軸を中心に回動可能に支持されている。これにより、表示装置14は、支持機構26によって重力方向に延びる軸を中心に回動可能となる。
[作用効果]
本実施の形態では、表示装置14が、上側スライダ72によって、成形機本体12に対して、金型の開閉方向の所定範囲内において相対的に移動可能に支持されるとともに、金型の開閉方向に延びる軸を中心に回動可能に支持される。さらに、表示装置14が、下側スライダ74のボルト92によって、表示装置14を任意の傾きで固定する。これにより、ユーザは、表示装置14をユーザが見やすい角度に傾けることができる。
〔変形例1〕
上記の実施の形態の支持機構26に限らず、以下に説明する支持機構26を用いてもよい。支持機構26以外の射出成形機10の構成については、第1の実施の形態と同じである。
[支持機構の構成]
図12はフレーム24に取り付けられた表示装置14を背面側から見た斜視図である。表示装置14は、支持機構26を介してフレーム24に取り付けられている。
支持機構26は、表示装置14に取り付けられた第1ブラケット28、フレーム24に取り付けられた第2ブラケット30、第1ブラケット28と第2ブラケット30との間であって、重力方向において上側に設けられた上側スライダ95、および、下側に設けられた下側スライダ96を有している。
上側スライダ95は、第1ブラケット28に取り付けられた前後支持ローラ98、縦支持ローラ100、および、第2ブラケット30の上面に取り付けられた上側レール102を有している。前後支持ローラ98は略重力方向に延びる軸を中心に回転可能に設けられている。縦支持ローラ100は、表示装置14の背面に対して略垂直方向に延びる軸を中心に回転可能に設けられている。上側レール102は、金型の開閉方向と平行に延びて設けられている。
前後支持ローラ98は、上側レール102の重力方向上側に延びる側面に接触して表示装置14の正面から背面に向かう方向(前後方向)の荷重を受ける。縦支持ローラ100は、第2ブラケット30の上面に当接して、重力方向(縦方向)の荷重を受ける。これにより、第1ブラケット28は、上側スライダ95によって、第2ブラケット30に対して金型の開閉方向に相対的に移動可能に支持される。また、上側レール102の両端の位置にはストッパ108が設けられている。これにより、第1ブラケット28は、ストッパ108によって、第2ブラケット30に対する移動範囲が規制される。
下側スライダ96は、第1ブラケット28に取り付けられた前後支持ローラ104、および、第2ブラケット30の下面に取り付けられた下側レール106を有している。前後支持ローラ104は、略重力方向に延びる軸を中心に回転可能に設けられている。下側レール106は、金型の開閉方向と平行に延びて設けられている。前後支持ローラ104は、下側レール106の重力方向下側に延びる側面に接触して、表示装置14の正面から背面に向かう方向(前後方向)の荷重を受ける。これにより、第1ブラケット28は、下側スライダ96によって、第2ブラケット30に対して金型の開閉方向に相対的に移動可能に支持される。
上述のように、第1ブラケット28は、上側スライダ95および下側スライダ96によって、第2ブラケット30に対して金型の開閉方向に相対的に移動可能に支持される。また、第1ブラケット28は、ストッパ108によって、第2ブラケット30に対する移動範囲が規制される。つまり、表示装置14は、上側スライダ95および下側スライダ96によって、成形機本体12に対して、金型の開閉方向の所定範囲において相対的に移動可能に支持されている。
第1ブラケット28が表示装置14に取り付けられる部分には、ヒンジ110が設けられている。表示装置14は、ヒンジ110によって、第1ブラケット28に対して重力方向に延びる軸を中心に回動可能に支持されている。これにより、表示装置14は、支持機構26によって重力方向に延びる軸を中心に回動可能となる。
[変形例2]
第1の実施の形態および第3の実施の形態では、表示装置14が支持機構26によって成形機本体12に取り付けられているが、操作盤42が支持機構26によって成形機本体12に取り付けられるようにしてもよいし、表示装置14と操作盤42の両方が支持機構26によって成形機本体12に取り付けられるようにしてもよい。
また、第2の実施の形態の支持機構26を用いて、表示装置14のみが成形機本体12に取り付けられるようにしてもよいし、操作盤42のみが成形機本体12に取り付けられるようにしてもよい。
[変形例3]
図13は射出成形機10の模式図である。第1の実施の形態および第3の実施の形態では、表示装置14が成形機本体12のフレーム24に取り付けられ、第2の実施の形態では、表示装置14が成形機本体12の固定プラテン44に取り付けられている。
これに対して、図13に示されるように、表示装置14が安全扉22に取り付けられるようにしてもよい。表示装置14が安全扉22に取り付けられる場合の支持機構26は、第1の実施の形態〜第3の実施の形態の支持機構26のいずれを使用するようにしてもよい。また、安全扉22に操作盤42が取り付けられるようにしてもよい。安全扉22自体も金型の開閉方向に開閉可能であるため、表示装置14や操作盤42へ伝達される振動をさらに抑制することが可能となり、表示装置14や操作盤42内の電子部品にかかる負荷を低減することができる。なお、安全扉22は、型締部16を覆うものに限らず、射出部18を覆うものであってもよい。
[変形例4]
第1の実施の形態のレール36、第2の実施の形態のシャフト60および下側レール68、第3の実施の形態のシャフト80および下側レール88、変形例1の上側レール102および下側レール106は、金型の開閉方向と平行に延びて設けられていた。これに対し、各レールや各シャフトは、金型の開閉方向に対して傾いて設けられていてもよい。
〔実施の形態から得られる技術的思想〕
上記実施の形態から把握しうる技術的思想について、以下に記載する。
成形品を成形する射出成形機(10)であって、電子機器(14)と、前記電子機器を成形機本体(12)に対して支持する支持機構(26)と、を備え、前記支持機構は、前記電子機器に取り付けられた第1ブラケット(28)と、前記成形機本体に取り付けられた第2ブラケット(30)と、前記第1ブラケットと前記第2ブラケットとの間に設けられ、前記第2ブラケットに対して、前記第1ブラケットを金型の開閉方向に移動可能に支持するスライダ(32)と、を有する。これにより、電子機器へ伝達される振動を抑制することが可能となり、電子機器内の電子部品にかかる負荷を低減することができる。
上記の射出成形機であって、前記スライダは、前記第1ブラケットの移動範囲を規制するストッパ(38)を有してもよい。これにより、電子機器の脱落を防止することができる。
上記の射出成形機であって、第1ブラケットは、前記電子機器を、重力方向または前記金型の開閉方向に延びる軸を中心に回動可能に支持するヒンジ(40)を有してもよい。これにより、ユーザは、電子機器を任意の角度に傾けることができる。
上記の射出成形機であって、前記スライダは、重力方向に離間して2本設けられ、上側の前記スライダ(72)は、前記第2ブラケット側に取り付けられた円柱状のシャフト(80)と、前記第1ブラケット側に取り付けられ、前記シャフトに対して、前記シャフトの軸方向に相対的に移動可能であるとともに、前記シャフトの軸を中心に相対的に回動可能に設けられたキャリッジ(76)と、を有し、下側の前記スライダは、前記電子機器を前記第1ブラケットとともに、前記シャフトの軸を中心に回動させた任意の位置で、前記電子機器を前記第2ブラケットに固定する締結部(92)を有してもよい。これにより、ユーザは、電子機器を任意の角度に傾けることができる。
上記の射出成形機であって、前記電子機器は、前記射出成形機に関する情報を表示する表示装置(14)、および、ユーザにより操作される操作盤(42)の少なくとも一方であってもよい。電子機器である表示装置および操作盤へ伝達される振動を抑制することが可能となり、表示装置および操作盤内の電子部品にかかる負荷を低減することができる。
上記の射出成形機であって、前記成形機本体は、型締部(16)および射出部(18)の少なくとも一方を覆い、前記金型の開閉方向に開閉可能に設けられた安全扉(22)を有し、前記電子機器は、前記安全扉に取り付けられていてもよい。これにより、電子機器へ伝達される振動をさらに抑制することが可能となり、電子機器内の電子部品にかかる負荷を低減することができる。
10…射出成形機 12…成形機本体
14…表示装置 22…安全扉
26…支持機構 28…第1ブラケット
30…第2ブラケット 32、72…スライダ
38…ストッパ 40…ヒンジ
42…操作盤 76…キャリッジ
80…シャフト

Claims (4)

  1. 成形品を成形する射出成形機であって、
    電子機器と、
    前記電子機器を成形機本体に対して支持する支持機構と、
    を備え、
    前記支持機構は、
    前記電子機器に取り付けられた第1ブラケットと、
    前記成形機本体に取り付けられた第2ブラケットと、
    前記第1ブラケットと前記第2ブラケットとの間に設けられ、前記第2ブラケットに対
    して、前記第1ブラケットを金型の開閉方向に移動可能に支持するスライダと、
    を有し、
    前記スライダは、前記第1ブラケットの移動範囲を規制するストッパを有し、
    前記スライダは、重力方向に離間して2本設けられ、
    上側の前記スライダは、
    前記第2ブラケット側に取り付けられた円柱状のシャフトと、
    前記第1ブラケット側に取り付けられ、前記シャフトに対して、前記シャフトの軸方向
    に相対的に移動可能であるとともに、前記シャフトの軸を中心に相対的に回動可能に設け
    られたキャリッジと、
    を有し、
    下側の前記スライダは、前記電子機器を前記第1ブラケットとともに、前記シャフトの
    軸を中心に回動させた任意の位置で、前記電子機器を前記第2ブラケットに固定する締結
    部を有する、射出成形機。
  2. 請求項1に記載の射出成形機であって、
    前記第1ブラケットは、前記電子機器を、重力方向または前記金型の開閉方向に延びる
    軸を中心に回動可能に支持するヒンジを有する、射出成形機。
  3. 請求項1または2に記載の射出成形機であって、
    前記電子機器は、前記射出成形機に関する情報を表示する表示装置、および、ユーザに
    より操作される操作盤の少なくとも一方である、射出成形機。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の射出成形機であって、
    前記成形機本体は、型締部および射出部の少なくとも一方を覆い、前記金型の開閉方向
    に開閉可能に設けられた安全扉を有し、
    前記電子機器は、前記安全扉に取り付けられている、射出成形機。
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