JPH07232234A - 鋳型造型設備 - Google Patents

鋳型造型設備

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JPH07232234A
JPH07232234A JP5293994A JP5293994A JPH07232234A JP H07232234 A JPH07232234 A JP H07232234A JP 5293994 A JP5293994 A JP 5293994A JP 5293994 A JP5293994 A JP 5293994A JP H07232234 A JPH07232234 A JP H07232234A
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chiller
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Hideto Terada
秀人 寺田
Yasuo Moribe
康生 森部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷し金を組付けた模型板を用いて鋳型を造型
する鋳型造型設備において、冷し金を自動的に模型板に
組付けることができるようにする。 【構成】 模型板22における冷し金組み付け位置に対
応する位置に冷し金をセットすることができる治具に、
冷し金を手作業でセットし、冷し金搬送装置15の冷し
金クランプ機構でその冷し金をクランプし、冷し金搬送
装置15をもって冷し金を冷し金組み付けステーション
4に搬送し、冷し金搬送装置15によって冷し金を模型
板22に組付け、冷し金を組付けた模型板22をターン
テーブル7をもって鋳型造型ステーション5に搬入し、
模型板22上に鋳枠10を載置し、砂投入装置13をも
って前記鋳枠10内に鋳物砂を投入し、その後、模型板
22とスクイズヘッド23とをもって鋳枠10内の鋳物
砂をスクイズする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷し金を組付けた模型
板を用いて鋳型を造型する設備に関する。
【0002】
【従来技術と課題】従来、冷し金を組付けた模型板を用
いて鋳型を造型する場合、冷し金の模型板への組付け
は、作業者が直接手作業で冷し金を模型板に組付ける方
法によっていた。しかも、その組付け作業は鋳型造型設
備に接近した位置で行なわなければならなかった。その
ため、生産性が悪い上に危険であるなどの問題があっ
た。本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、冷
し金を自動的に模型板に組付けることができる装置を備
えた鋳型造型設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明における鋳型造型設備は、冷し金を組付けた模
型板を用いて鋳型を造型する鋳型造型設備において、冷
し金を模型板に組み付ける冷し金組み付けステーション
と、冷し金クランプ機構値を備え冷し金を所定位置にク
ランプして前記冷し金組み付けステーションに搬送する
冷し金搬送装置と、前記冷し金組み付けステーションに
隣接して配設され前記模型板に鋳枠を載せるとともに鋳
枠内に投入された鋳物砂をスクイズする鋳型造型ステー
ションと、前記模型板を前記冷し金組付けステーション
と前記鋳型造型ステーションとの間を水平旋回移動させ
るターンテーブル装置と、前記冷し金搬送ステーション
と一体的に水平移動可能に配設されて前記鋳型造型ステ
ーションに入出可能なスクイズヘッドと、前記冷し金搬
送装置および前記スクイズヘッドと一体的に水平移動可
能に配設されて前記鋳型造型ステーションに入出可能な
砂投入装置と、を具備したことを特徴とする。
【0004】
【作用】このように構成された設備は、模型板における
冷し金組み付け位置に対応する位置に冷し金をセットす
ることができる治具に所定の冷し金を作業者が手作業で
セットした後、冷し金搬送装置の冷し金クランプ機構を
もってその冷し金をクランプする。次いで、冷し金搬送
装置をもって冷し金を冷し金組み付けステーションに搬
送し、続いて、冷し金搬送装置の冷し金を模型板に組付
ける。次いで、冷し金を組付けた模型板をターンテーブ
ルをもって鋳型造型ステーションに搬入し、続いて、模
型板上に鋳枠を載置する。次いで、砂投入装置をもって
前記鋳枠内に鋳物砂を投入し、続いて、模型板とスクイ
ズヘッドとをもって鋳枠内の鋳物砂をスクイズする。こ
れにより、冷し金を内設した鋳型を造型することができ
る。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例について図面に基づき詳細
に説明する。正面図である図1に示すように、定盤状の
基台1の四隅に支柱2が立設してあり、これら4本の支
柱2の上端間には天井フレーム3が架設してある。ま
た、前記支柱2、2の右外側位置には、冷し金組み付け
ステーション4が構成してあり、支柱2、2間には鋳型
造型ステーション5が構成してある。また、前記冷し金
組み付けステーション4と前記鋳型造型ステーション5
との間に位置する前記支柱2の下部には、ターンテーブ
ル装置6が配設してあり、ターンテーブル装置6におい
てはターンテーブル7が駆動装置(図示せず)をもって
180度づつ間歇的に水平回転可能にされている。
【0006】また、前記鋳型造型ステーション5におけ
る前記基台1上にはスクイズテーブル8が上向きシリン
ダ9を介して昇降可能に配設してあり、同じく鋳型造型
ステーション5における前記ターンテーブル7の上方位
置には鋳枠10が前記支柱2、2の中段位置に装着した
中抜きローラコンベア11をもって入出されるようにな
っている。
【0007】また、前記支柱2、2の上段位置には左右
方向へ延びるフレーム12が支柱2、2の内側に位置し
て装着してあり、フレーム12には、左から順に砂投入
装置13と、スクイズヘッド23を内装した圧縮空気誘
導機構14と、冷し金搬送装置15とが、相互に所要の
間隔をおいて連結されかつ左右方向へ移動可能に装架し
て配設してあり、これら砂投入装置13と圧縮空気誘導
機構14と冷し金搬送装置15とは、フレーム12に枢
支した横向きシリンダ16の伸縮作動により左方または
右方へ移動されて、砂投入装置13および圧縮空気誘導
機構14は鋳型造型ステーション5に対して、また冷し
金搬送装置15は冷し金組み付けステーション4に対し
てそれぞれ入出することができるようになっている。
【0008】また、前記冷し金搬送装置15においては
冷し金をクランプ可能なクランプ機構(図示せず)が下
向きシリンダ17をもって昇降可能に装着してある。ま
た、前記中抜きローラーコンベア11の上方には盛枠1
8が上下動自在に配設してある。また、前記天井フレー
ム3上には、前記鋳枠10内に圧縮空気を吹込み可能な
圧縮空気吹込み装置19が装着してあり、この圧縮空気
吹込み装置19においては、圧力タンク20の底部に圧
縮空気を噴出可能な開閉機構(図示せず)が設けてあ
る。なお、図中21は支柱、22は模型板である。
【0009】次にこのように構成された設備の作動につ
いて説明する。図示するように、砂投入装置13が鋳型
造型ステーション5の左側に位置して図示しない砂供給
装置により砂投入装置13のホッパ内に鋳物砂が供給さ
れ、かつ圧縮空気誘導機構14が鋳型造型ステーション
5に、冷し金搬送装置15が冷し金組み付けステーショ
ン4にそれぞれ位置している。また、鋳型造形ステーシ
ョン5においては、後述する工程と同様して先行して冷
し金が組付けられた模型板22がターンテーブル7上に
載っている。この状態から鋳型を造型するには、まず、
模型板22における冷し金組み付け位置に対応する位置
に冷し金をセットすることができる治具(図示せず)
に、所定の冷し金を作業者が手作業でセットした後、シ
リンダ16を収縮作動して冷し金搬送装置15等を右方
へ移動させ、続いて、冷し金搬送装置15の冷し金クラ
ンプ機構(図示せず)をもってその治具上の冷し金をク
ランプする。
【0010】こうして治具上の冷し金をクランプしてい
る間に、シリンダ9を所定長さ伸長作動してスクイズテ
ーブル8を上昇させ、模型板22上に鋳枠10を、鋳枠
10上に盛枠18をそれぞれ載置し、続いて、砂投入装
置13の鋳物砂を鋳枠10および盛枠18内に投入す
る。次いで、前記シリンダ16を伸長作動して冷し金搬
送装置15等を左方へ移動させ、冷し金搬送装置15を
もって冷し金を冷し金組み付けステーション4に搬送
し、これと同時に、圧縮空気誘導機構14を鋳型造形ス
テーション5に移動させる。次いで、冷し金搬送装置1
5のシリンダ17を伸長作動して冷し金クランプ機構を
下降させ、続いて、冷し金クランプ機構の冷し金へのク
ランプ状態を解いて冷し金を模型板22に組付ける。冷
し金の組付け終了後、シリンダ17を収縮作動して冷し
金クランプ機構を上昇させる。
【0011】こうして冷し金を模型板22に組付けてい
る間に、圧縮空気吹き込み装置19を作動して圧力タン
ク20内の圧縮空気を圧縮空気誘導機構14を介して盛
枠18内に吹き込み、これにより、盛枠18および鋳枠
10内の鋳物砂を圧縮する。次いで、シリンダ9をさら
に伸長作動して模型板22とスクイズヘッド23とをも
って鋳枠10内の鋳物砂をスクイズし、鋳物砂のスクイ
ズ完了後、シリンダ9を収縮作動して模型板22等を下
降させて、鋳枠10を中抜きローラコンベヤ11上に載
せて型抜きを行い、かつ模型板22をターンテーブル7
上に載せる。次いで、ターンテーブル装置6の駆動機構
(図示せず)を駆動してターンテーブル7を180度水
平回転させ、冷し金を組付けた模型板22をターンテー
ブル7をもって鋳型造型ステーション5に搬入する。以
上の操作を繰り返すことにより、冷し金を内設した鋳型
を連続的に造型することができる。
【0012】なお、上記の実施例では鋳枠10内の鋳物
砂をスクイズする前に圧縮空気吹込み装置19により鋳
枠10内の鋳物砂に圧縮空気を吹き込んで圧縮空気で鋳
物砂を圧縮するようにしているが、この行程を省略して
もよく、この場合、圧縮空気吹込み装置19は当然取り
除くことができる。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、冷し金を模型板に組み付ける冷し金組み付けステー
ションと、冷し金クランプ機構値を備え冷し金を所定位
置にクランプして前記冷し金組み付けステーションに搬
送する冷し金搬送装置と、前記冷し金組み付けステーシ
ョンに隣接して配設され前記模型板に鋳枠を載せるとと
もに鋳枠内に投入された鋳物砂をスクイズする鋳型造型
ステーションと、前記模型板を前記冷し金組付けステー
ションと前記鋳型造型ステーションとの間を水平旋回移
動させるターンテーブル装置と、前記冷し金搬送ステー
ションと一体的に水平移動可能に配設されて前記鋳型造
型ステーションに入出可能なスクイズヘッドと、前記冷
し金搬送装置および前記スクイズヘッドと一体的に水平
移動可能に配設されて前記鋳型造型ステーションに入出
可能な砂投入装置と、を具備したから、冷し金搬送装置
を用いることにより冷し金を模型板に自動的にして容易
かつ確実に組付けることができるなどの優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す一部切欠き断面正面
図である。
【符号の説明】
4 冷し金組み付けステーション 5 鋳型造型ステーション 6 ターンテーブル装置 10 鋳枠 13 砂投入装置 15 冷し金搬送装置 22 模型板 23 スクイズヘッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷し金を組付けた模型板を用いて鋳型を
    造型する鋳型造型設備において、冷し金を模型板22に
    組み付ける冷し金組み付けステーション4と、冷し金ク
    ランプ機構を備え冷し金を所定位置にクランプして前記
    冷し金組み付けステーション4に搬送する冷し金搬送装
    置15と、前記冷し金組み付けステーション4に隣接し
    て配設され前記模型板22に鋳枠10を載せるとともに
    鋳枠10内に投入された鋳物砂をスクイズする鋳型造型
    ステーション5と、前記模型板22を前記冷し金組付け
    ステーション4と前記鋳型造型ステーション5との間を
    水平旋回移動させるターンテーブル装置6と、前記冷し
    金搬送装置15と一体的に水平移動可能に配設されて前
    記鋳型造型ステーション5に入出可能なスクイズヘッド
    23と、前記冷し金搬送装置15および前記スクイズヘ
    ッド23と一体的に水平移動可能に配設されて前記鋳型
    造型ステーション5に入出可能な砂投入装置13と、を
    具備したことを特徴とする鋳型造型設備。
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