JPH0231218Y2 - - Google Patents

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JPH0231218Y2
JPH0231218Y2 JP18311684U JP18311684U JPH0231218Y2 JP H0231218 Y2 JPH0231218 Y2 JP H0231218Y2 JP 18311684 U JP18311684 U JP 18311684U JP 18311684 U JP18311684 U JP 18311684U JP H0231218 Y2 JPH0231218 Y2 JP H0231218Y2
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station
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turntable
flask
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はターンテーブル式4ステーシヨン型鋳
型造型機に関し、更に詳しくは、上下鋳型の造型
から抜枠鋳型の送り出しの間にガス抜き孔を自動
的に穿設する鋳型造型機に関する。
(従来技術) 水平回転するテーブルの外周部に造型領域、第
1中子設定領域、第2中子設定領域、型合せ及び
枠分離領域の4ステーシヨンを設けて無枠鋳型を
連続的に造型する装置は公知である(例えば特公
昭51−26291号)。ところで、上型と下型とを組み
合せて成る鋳型に注湯する場合、鋳型内で発生す
るガスを大気へ逃がすため、予め上型に複数個の
ガス抜き孔を穿設しておく必要があるが、上記造
型機には従来、ガス抜き孔を自動的に穿設する装
置は備えられておらず、作業者が鋳型にガス針を
刺したり、あるいはマツチプレートにガス針を立
てたりしている。しかし前者の方法は作業効率が
悪く、また鋳造工場の機械化、無人化を目指す時
代のすう勢にも反する。後者の方法はスクイズ
時、ガス針に妨げられて鋳物砂が十分に締らず、
またマツチプレートが歪んで成型不良が生ずると
いう難点を有する。
(考案の目的) 本考案は上記のような事情に鑑みてなされたも
ので、ターンテーブル式4ステーシヨン型鋳型造
型機に上型用ガス抜き孔の穿設装置を装備するこ
とを目的とする。
(考案の構成) 以下、本考案を実施例に基づき詳細に説明する
と、第1図はターンテーブル式4ステーシヨン型
造型機を示し、基礎フレーム1上にはターンテー
ブル2が回転軸3を介して水平回転可能に配設さ
れている。前記ターンテーブル2は、前記回転軸
3に巻装された回転胴4と、該回転胴4の上段及
び下段からそれぞれ四方へ放射状に伸びると共
に、上下に相対応するフオーク状のアーム5,6
とから成つており、該上段側アーム5の各々の先
端には上鋳枠7が、また該下段側アーム6の各々
の先端には下鋳枠8が、それぞれ持ち上げ可能に
載置されている。前記ターンテーブル2の外周部
には第2図に示す如く、上下鋳型を造型する第1
ステーシヨンA、ガス抜き孔を穿設する第2ステ
ーシヨンB、中子をセツトする第3ステーシヨン
C、型合せ及び枠分離をする第4ステーシヨンD
が設けられており、該ターンテーブル2は図示し
ない駆動手段により矢印イの方向に回転する共
に、該各ステーシヨンA,B,C,Dで停止する
ように設計されている。第1図において、前記タ
ーンテーブル2の上方には、天井フレーム9が前
記基礎フレーム1上の4隅に立設された支柱11
により支持されて配設されている。
第1図の右側アーム5,6の先端部が前記第2
ステーシヨンBであり、前記上鋳枠7の上方に
は、ガス抜き孔穿設装置12が前記天井フレーム
9に固定されて配設されている。第1図の中央手
前側が前記第3ステーシヨンCであり、向う側が
前記第1ステーシヨンAである。なお13は前記
第1ステーシヨンAで鋳枠に鋳物砂を供給するホ
ツパである。第1図の左側アーム5,6の先端部
が前記第4ステーシヨンDであり、前記上鋳枠7
の上方には、鋳型を鋳枠から分離させるための押
出しプレート14が前記天井フレーム9に固定さ
れて配設されている。前記押出しプレート14の
左方には下向きのシリンダ15が前記天井フレー
ム9に固定されて配設されており、該シリンダ1
5のピストンロツド16の先端にはL字型の鋳型
合せテーブル17が固着されていて、該テーブル
17は前記シリンダ15の伸縮作動により、前記
上段側アーム5の上方位置と前記下段側アーム6
の下方位置との間を、該両アーム5,6の先端の
フオーク部空間を貫通して昇降するように設計さ
れている。
前記ガス抜き孔穿設装置12において、21は
前記天井フレーム9にチヤンネル部材20を介し
て上向きに固着されたシリンダであり、該シリン
ダ21のピストンロツド22の先端には方形の連
結ベース23が固着されている。前記チヤンネル
部材20には、前記シリンダ21を取り囲む形で
4ケのガイド筒24が固着されており、該ガイド
筒24の各々にはガイドロツド25が上下に摺動
可能に挿嵌されている。前記ガイドロツド25の
上端は前記連結ベース23に固着しており、その
下端は前記シリンダ21のヘツド側(ピストンロ
ツドの出ていない側)に配設された上端を開口し
た箱体26と固着していて、該箱体26は該シリ
ンダ21の伸長作動により上昇し、該シリンダ2
1の短縮作動により下降するように設計されてい
る。
前記箱体6の底板の下面にはエアードリル27
及び湯口ブロー管28の取付座29が複数個、適
当な間隔を置いて配設されており、該取付座29
の適宜のものには前記エアードリル27及び湯口
ブロー管28が取り付けられていて、前記シリン
ダ21の短縮作動により、該エアードリル27が
前記上鋳枠7内に所定深さだけ挿入されると共
に、該湯口ブロー管28が該上鋳枠7の上端面に
接近するように設計されている。
前記エアードリル27及び湯口ブロー管28は
導管31を介して図示されない圧縮空気源と連通
接続している。
(考案の作用) 上記のように構成されたターンテーブル式4ス
テーシヨン型鋳型造型機において、第1ステーシ
ヨンAで造型作業を行つた後、図示しない駆動手
段によりターンテーブル2を90゜右回転させると、
その中に図示しない上型を保持した上鋳枠7と、
その中に図示しない下型を保持した下鋳枠8が、
それぞれ上段側アーム5及び下段側アーム6に載
置されて第2ステーシヨンBに至る。なおこの
時、ガス抜き孔穿設装置12のシリンダ21は伸
長状態にある。ここで図示しない圧縮空気源を開
放した上、前記シリンダ21を短縮作動させる
と、エアードリル27が回転しながら下降し、そ
の先端が前記上型内部へ所定深さだけ挿入される
と共に、湯口ブロー管28が圧縮空気を噴出しな
がら下降し、その先端が該上型の湯口部に接近す
る。次に前記シリンダ21を伸長作動させ、前記
エアードリル27及び湯口ブロー管28を引き上
げ、その後圧縮空気源を閉じる。これにより前記
上型に複数個のガス抜き孔が穿設されると共に、
湯口部付近の付着砂が除去される。上記ガス抜き
孔穿設作業の完了後、前記ターンテーブル2を
90゜右回転させると、前記上下鋳枠7,8は第3
ステーシヨンCに至り、これと同時に前記第2ス
テーシヨンBには前記第1ステーシヨンAから鋳
型を保持した新たな上下鋳枠7,8が回動され
る。前記第3ステーシヨンCで下型に中子をセツ
トした後、前記ターンテーブル2を再び90゜右回
転させると、前記上下鋳枠7,8は第4ステーシ
ヨンDに至り、これと同時に前記第3ステーシヨ
ンC及び第2ステーシヨンBにも各々の前ステー
シヨンから上下鋳枠7,8が回動される。
前記第4ステーシヨンDでは鋳型合せテーブル
17がシリンダ15によつて上昇し、前記下鋳枠
8と上鋳枠7とが合わされて更に上昇し、鋳型上
面が上部に設けられた押出しプレート14と当接
すると、該鋳型合せテーブル17上に設けられた
図示しないストリツパーピンが上昇し、前記両鋳
枠7,8と鋳型とが分離される。次に前記鋳型合
せテーブル17を下降させると、前記上鋳枠7が
前記上段側アーム5に、前記下鋳枠8が前記下段
側アーム6にそれぞれ係止され、鋳型だけが該テ
ーブル17上に載置されて下降する。この後、前
記鋳型は適宜の手段により機外へ搬出される。上
記型合せ及び枠分離作業の完了後、前記ターンテ
ーブル2を90゜右回転させると、前記空の上下鋳
枠7,8は前記第1ステーシヨンAに戻り、新た
な鋳型の造型に供されると共に、前記第4、第
3、第2各ステーシヨンD,C,Bにも各々の前
ステーシヨンからの上下鋳枠7,8が回動され
る。以上の諸作業を1サイクルとして、以後同じ
工程がくり返されるものである。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案はター
ンテーブル式4ステーシヨン型鋳型造型機の第2
ステーシヨンに上型用ガス抜き孔の自動穿設装置
を配設し、第1ステーシヨンで造型され、該第2
ステーシヨンへ回動されて来た上型に複数個のガ
ス抜き孔を自動的に穿設すると共に、該上型の湯
口部を清掃せんとするものである。
従つて本考案によれば、従来の人手による孔明
け作業に較べて作業効率が大巾に向上する。また
本考案はマツチプレートにガス針を立てるもので
はないから、スクイズに支障を来たしたり、マツ
チプレートが歪んだりする心配はない。更に本考
案は回転するドリルを鋳型中へ挿入するものであ
るため、ドリルの挿入に要する押圧力は小さくて
済み、その結果、穿設装置の大型化が避けられる
と共に、孔明け作業中に鋳型が鋳枠から抜け落ち
る恐れもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る鋳型造型機の一部切欠き
正面図、第2図はターンテーブルの概略平面図、
第3図は第1図のX−X線における横断面図であ
る。 2:ターンテーブル、5,6:アーム、7:上
鋳枠、8:下鋳枠、21:シリンダ、23:連結
ベース、24:ガイド筒、25:ガイドロツド、
26:箱体、27:エアードリル、28:湯口ブ
ロー管、29:取付座、31:導管、回転胴4、
A:第1ステーシヨン、B:第2ステーシヨン、
C:第3ステーシヨン、D:第4ステーシヨン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 90度づつ水平回転可能に立設された回転胴4
    と、該回転胴4の上段及び下段に取り付けられて
    四方へ放射状に延びると共に上下に相対するアー
    ム5,6とから成るターンテーブル2における該
    アーム5,6の各停止位置に、上下鋳型を造型す
    る第1ステーシヨンA、ガス抜き孔を穿設する第
    2ステーシヨンB、中子をセツトする第3ステー
    シヨンC及び型合せ・枠分離をする第4ステーシ
    ヨンDを順次構成し、前記第2ステーシヨンBに
    は、前記アーム5を介して該第2ステーシヨンB
    へ回動される上鋳枠7の上方に位置して、ガス抜
    き孔穿設用のエアードリル27を昇降可能に配設
    したことを特徴とするターンテーブル式4ステー
    シヨン型鋳型造型機。
JP18311684U 1984-11-30 1984-11-30 Expired JPH0231218Y2 (ja)

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JPS6197344U JPS6197344U (ja) 1986-06-23
JPH0231218Y2 true JPH0231218Y2 (ja) 1990-08-23

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