JP2565366B2 - シェル中子の多数個取り方法 - Google Patents

シェル中子の多数個取り方法

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JP2565366B2
JP2565366B2 JP63037716A JP3771688A JP2565366B2 JP 2565366 B2 JP2565366 B2 JP 2565366B2 JP 63037716 A JP63037716 A JP 63037716A JP 3771688 A JP3771688 A JP 3771688A JP 2565366 B2 JP2565366 B2 JP 2565366B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシェル中子の多数個取り方法に関し、特に中
空中子及び/又は中実中子等からなる多数のシェル中子
をブロー成形後に相互に連結保持したまま同時に取り出
す方法に関する。
〔従来技術〕
一般に、鋳造品の中空部を形成するシェル中子を造型
する方法として、加熱した成形型のブロー口からレジン
サンドを吹込んで中子を造型する所謂ブロー成形方法が
用いられるが、従来同じシェル中子を数多く造型する場
合や比較的小さな数種類の単品のシェル中子を効率良く
造型する方法として、上記成形型に複数の独立した中子
成形キャビティを設けることによって複数個のシェル中
子を一度に個別的に造型する方法が知られている。尚、
複数のシェル中子は成形型から個別的に取出さなければ
ならない。
一方、シェル中子の造型形態により大別すると、成形
型の中子成形キャビティ内にレジンサンドを完全に充填
して中実状のシェル中子を造型するものと、成形型の一
部をなすマンドレルを介してシェル中子内部に空洞部を
形成して中空状のシェル中子を造型するものとがあり、
中実状のシェル中子には一般にエジェクト機構により離
型され、また中空状のシェル中子は造型して離型後のマ
ンドレルに外嵌状に残るため、前者と後者では取出し方
法が異なっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のシェル中子の造型では複数の中子を一度に造型
することが出来るものの個々の中子は相互に独立した中
子成形キャビティで造型されるため、個々の中子を成形
型から離型するときの相互の位置関係を保持させること
が出来ないことから、これら複数の中子を造型装置から
同時に一括して取出すことが困難で、個々の中子を主に
人手により取出すことになる。
この場合、中子の取出しに要する時間が長くなって造
型のサイクルタイムが長くなること、中子の取出し作業
を自動化することが難しいこと、などの問題がある。特
にシェル中子を多数個同時に造型する場合には、成形型
も複数化しエジェクト機構を組込めないことも多いの
で、上記中子の取出し作業の負担が多くなる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係るシェル中子の多数個取り方法は、中空中
子及び/又は中実中子からなる多数の中子をブロー成形
により同時に成形して多数個取りする方法において、複
数の中子成形キャビティ同士を接続部成形キャビティで
相互に連結してなり且つ各中子成形キャビティにブロー
口を形成してなる成形型を用い、上記夫々のブロー口か
ら各中子成形キャビティ内へ中子材料を供給してブロー
成形し、複数の保持ピンを有する連結保持具の各保持ピ
ンを対応するブロー口内の成形品部分に夫々刺し込み、
上記接続部成形キャビティにより成形された接続部で相
互に連結された複数の中子を、上記連結保持具を介して
同時に取出すものである。
〔作用〕
本発明に係るシェル中子の多数個取り方法において
は、接続部成形キャビティで相互に連結された中子成形
キャビティ内へ夫々のブロー口から中子材料を供給して
ブロー成形した後、連結保持具の各保持ピンを夫々のブ
ロー口内の成形品部分に刺し込んでから成形型を開き、
連結保持具を介して各中子を同時に取出す。
従って、各中子は保持ピン及び接続部で相互に連結さ
れたまま取出すことが出来る。
〔発明の効果〕
本発明に係るシェル中子の多数個取り方法において
は、以上説明したように、成形型に接続部形成形キャビ
ティを形成し、連結保持具の保持ピンを夫々のブロー口
に刺し込むという簡単な方法で複数の中子を連結保持し
たまま成形型から一体的に取出すことが出来るので、取
出作業の効率がよく、取出作業時間を短縮出来、中子造
型のサイクルタイムを短縮できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
尚、図中前後左右方向を図示のように定義して説明す
る。
本実施例は、第1図〜第3図に示すように、本発明を
自動車のセンタデフのデフキャリアを鋳造する際に用い
られる2組のシェル中子50・50a及びシェル中子51・51a
〜51cを中子造型装置により多数個取りするのに適用し
たもので、先ずシェル中子の多数個取り方法に供する中
子造型装置について説明する。
中子造型装置は、ブローイングマシン1と、これに夫
々装着される左右1対の割型2L・2R(但し、割型2Lにつ
いては第3図参照)からなる成形型2及びマンドレルユ
ニット3及びブローヘッド4とから構成されている。
ブローイングマシン1は、マシンベース5aとその後部
左右両側部から立設された門型のコラム5bとを備え、マ
シンベース5aには成形型2とマンドレルユニット3を装
着するための取付ユニット6を、またコラム5bにはレジ
ンサンド(中子材料)Sを成形型へ吹込むためのブロー
ユニット7を配設してなる。
取付ユニット6はマシンベース5a上の台車9上に設け
られ、割型2L・2Rを対向状に装着する取付盤10L・10R
と、台車9の左右両側部に配設され各取付盤10L・10Rを
前後1対のガイドロッド12を介して左右方向に水平に開
閉駆動する各油圧シリンダ11L・11Rと、各取付盤10L・1
0R間中央下部の台車9上に配設され図示外の油圧シリン
ダで上下方向に駆動され後述のマンドレルブロック22を
載置してマンドレルブロック22を昇降駆動するマンドレ
ル昇降プレート13とを備えている。また、上記各取付盤
10L・10Rには割型2L,2Rを加熱するガスバーナプレート
が設けられている。上記台車9は油圧シリンダ8により
マシンベース5aの前部の搬出位置Xとマシンベース5aの
中央部のブロー位置Yとに亙って前後方向に移動させて
位置切換自在となっている。
ブローユニット7は、コラム5b上に設けられレジンサ
ンドSが供給されるサンドホッパ14と、サンドホッパ14
の下部に下方に向って連設され圧縮エアタンク15からエ
アパイプ15aを介して供給される圧縮エアを受けてレジ
ンサンドSを下方に吹出させる円筒状のサンドレザーバ
16とからなり、上記サントホッパ14とサンドレザーバ16
間にはレジンサンドSの供給を制御するスライドゲート
(図示略)等が介設されている。
上記サンドレザーバ16の下端部にはブローヘッド4を
装着する接続部16aが設けられ、ブローヘッド4はその
接続部4aが接続部16aにボルトナット等を介して装着さ
れる。
また、サンドレザーバ16下方のマシンベース5aの中央
下部には台車9の下面と当接して台車9を上方へ持上げ
駆動するため、即ちブロー時にサンドレザーバ16に装着
されたブローヘッド4の吹出口4bへ取付盤10L・10Rに装
着された成形型2上面を当接させるための昇降プレート
17が配設され、昇降プレート17は図示外の油圧シリンダ
により上下に昇降駆動される。
上記ブローイングマシン1は、シェル中子の造型に広
く用いられる公知のものなので、各部の詳細な説明は省
略する。
成形型2は、左右の割型2L・2Rからなり、割型2L・2R
は夫々が上下1対の分割型2La・2Lb(第3図参照)及び
分割型2Ra・2Rbからなる2ピース構造で、さらに各割型
2L・2Rはその前後の側壁面に連結された1対の取付ブラ
ケット18を介して各取付盤10L・10Rに装着される構造
で、またマンドレルユニット3は台車9のマンドレル昇
降プレート13上に載置され、上下に昇降駆動されるマン
ドレルブロック22と、略平板状のマンドレルサポート23
を有するスタンド状のサポート台24とを備え、サポート
台24は台車9の中央部で且つ上記割型2L・2Rの下部にマ
ンドレル昇降プレート13上に載置されるマンドレルブロ
ック22に対して外嵌状に装着される構造となっている。
成形型2の相互に対向する金型面にはキャリアを鋳造
する際に使用するシェル中子50・50a及びシェル中子51
・51a.51b・51cを同時に成形するキャビティ20・20a及
びキャビティ21・21a・21b・21cが設けられ、キャビテ
ィ20・21で形成される各シェル中子50・51はその内部に
空洞部を有する中空中子となり、また各キャビティ20a
・21a〜21cで成形されるシェル中子は中実中子となる。
即ち、上記マンドレルブロック22の上部にはマンドレ
ル昇降プレート13で持上げると割型2L・2Rのキャビティ
20・21内に挿入されてシェル中子50・51の空洞部を形成
するマンドレル25・25が夫々立設され、各マンドレル25
は夫々が上下2分割のマンドレル本体部25aとマンドレ
ル基部25bとからなり、各マンドレル25内には上下に棒
状のヒータ27・28が夫々装着され、マンドレル25を加熱
する構造となっている。
また、各マンドレル25のマンドレル基部25bはサポー
ト台24のマンドレルサポート23の中央部に設けられた嵌
合突部23aのガイド孔26内に夫々挿通され、ガイド孔26
内で摺動自在となっている。マンドレルサポート23の上
面はその全面に亙って左右の割型2L・2Rの下面に当接可
能で且つ嵌合突部23aは割型2L・2Rが係合するとこれら
に嵌合される構造となっている。
更に、成形型2上面の各割型2L・2Rの割面には、各キ
ャビティ20・20a・21・21a〜21cから上方へ開端するブ
ロー口30・30a・31・31a〜31cが夫々形成され、ブロー
ヘッド4の吹出口4bから吹出されるレジンサンドSは各
ブロー口30・30a・31・31a〜31cを介して各キャビティ2
0・20a・21・21a〜21cへ供給されるようになっている。
以上のように構成された中子造型装置において、上記
各キャビティ20・20a・21・21a〜21cにより成形される
各シェル中子50・50a・51・51a〜51cを連結したまま同
時に成形型2から取出すために、上記成形型2に接続部
成形キャビティ33・34・35・36をまたブローイングマシ
ン1に連結保持機構32を夫々設けた構造となっている。
各接続部成形キャビティ33〜36は上記キャビティ20・
20a間とキャビティ21・21a間とキャビティ21・21c間を
夫々連結する細かいキャビティで、これら接続部成形キ
ャビティ33〜36により夫々接続部43〜46を形成して、ブ
ロー成形後にシェル中子50とシェル中子50aを接続部43
で、シェル中子51・51a・51b・51cを接続部43〜46で夫
々連続させるものである。
連結保持機構32は、上記各ブロー口30・30a・31・31a
〜31cに対応し且つ各ブロー口30・30a・31・31a〜31cに
刺し込み可能な6本の保持ピン61をプレート状の連結板
62下面に直列状に突設してなる連結保持具60をエアシリ
ンダ63が略水平姿勢のまま上下駆動可能に構成したもの
で、連結板62の上面中央部にはブラケット64が固着さ
れ、ブラケット64は2個のリンクプレート65・66を介し
て左右方向の支軸回りに回動自在に連結され、リンクプ
レート66の他端部はコラム5bの上部中央の前端下面に回
動自在に連結され、各リンクプレート65・66の連結部に
はエアシリンダ63のロッド63aの先端部が回動自在に連
結され、エアシリンダ63の他端部はコラム5bの上部中央
の前面に回動自在に連結されている。従って、エアシリ
ンダ63を駆動することにより、連結保持具60は搬出位置
Xにおいて上下に水平に駆動され、下方に向けて駆動さ
れるとき各保持ピン61が成形型2のブロー口30・30a・3
1・31a〜31cの成形品部分に刺し込まれる構造となって
いる。
次に、本実施例のシェル中子の多数個取り方法につい
て説明する。
第1工程において、ブロー成形にあたり、ブローイン
グマシン1の油圧シリンダ8を駆動して台車9を搬出位
置Xへ移動させた取付ユニット6へ成形型2及びマンド
レルユニット3を夫々装着し、またサンドレザーバ16の
接続部16aにはブローヘッド4を装着する。また、この
時には連結保持機構32のエアシリンダ63を駆動して連結
保持具60を上方位置へ移動させておく。
第2工程において、油圧シリンダ11L・11Rを駆動して
成形型2の割型2L・2Rを係合させ、さらにマンドレル昇
降プレート13を上方へ駆動して各マンドレル25を各キャ
ビティ50・51内へ挿入させる。
第3工程において、油圧シリンダ8を駆動して台車9
をブロー位置Yに移動させた後、昇降プレート17を上方
へ駆動して、成形型2の上面がブローヘッド4の吹出口
4bに当接する位置まで台車9を持上げ駆動する。
第4工程において、取付盤10L・10Rのガスバーナプレ
ートを作動させ、各割型2L・2Rを加熱するとともに、ヒ
ータ27・28を作動させて各マンドレル25を加熱する。こ
の状態でスライドゲートを開き圧縮エアタンクからエア
パイプ15aを介してサンドレザーバ16へ圧縮エアを供給
しサンドホッパ14内のレジンサンドSをサンドホッパ14
からサンドレザーバ16内へ供給してさらにブローヘッド
4の吹出口4bから吹き出させてブロー成形を開始する。
吹出口4bから吹き出されるレジンサンドSは成形型2の
各ブロー口30・30a・31・31a〜31cから各キャビティ20
・20a・21・21a〜21c及び接続部成形キャビティ33〜36
へ供給充填され、さらにブロー口30・30a・31・31a〜31
c内にも充填される。
第5工程において、スライドゲートを閉じるとともに
圧縮エアの供給を停止させ、各キャビティ20・20a・21
・21a〜21cと各接続部成形キャビティ33〜36とブロー口
30・30a・31・31a〜31c内に亙って充填されたレジンサ
ンドSの硬化前、昇降プレート17を下降後油圧シリンダ
8を駆動して台車9を搬出位置Xへ移動させ、エアシリ
ンダ63を下方に駆動させて連結保持具60の各保持ピン61
をブロー口30・30a・31・31a〜31c内の成形品部分に刺
し込む。このように各保持ピン61はレジンサンドSの硬
化前に刺し込むため、刺し込みが容易となって所定深さ
に刺し込まれ、各中子の保持が確実となる。
第6工程において、レジンサンドSが完全に硬化した
のち、油圧シリンダ11L・11Rを駆動して割型2L・2Rを型
開きする。この時、各キャビティ20・20a・21・21a〜21
cにより成形されたシェル中子50・50a及びシェル中子51
・51a〜51cは、各キャビティ33及び各接続部成形キャビ
ティ34〜36により成形された接続部43及び接続部44〜46
で夫々が連結されているので、中実中子のシェル中子50
a及びシェル中子51a〜51cは各マンドレル25に外嵌状に
成形された中空中子50・51に連結した状態で割型2L・2R
から離型する。さらに、各シェル中子50・50a・51・51a
〜51cは連結保持具60の各保持ピン61により連結保持さ
れている。
第7工程において、マンドレル昇降プレート13を下降
駆動して各シェル中子50・51を離型する。この時各シェ
ル中子50・51はマンドレルサポート23上に載置された状
態に残る。
第8工程において、各シェル中子50・50a及びシェル
中子51・51a〜51cを連結したまま保持ピン61より抜き取
った後、第2工程から各工程を繰返し行なう。
従って、本実施例のシェル中子多数個取り方法によれ
ば、以上説明したように、接続部成形キャビティ33〜36
を有する成形型2及び連結保持機構32を用いる簡単な方
法により中空中子と中実中子とからなる2組のシェル中
子50・50a及びシェル中子51・51a〜51cを同時にしかも
一体的に連結した状態で取り出すことが出来るので、繰
返し行われるブロー成形時において、成形品の取出効率
が向上し、中子造型装置の稼働率を上げることが出来
る。
しかも、連結保持具60をロボットや専用の自動装置に
装備することも可能で、中子取出しの自動化を図ること
も出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に係るもので、第1図は成形型分
解図示した状態の中子造型装置の全体斜視図、第2図は
ブロー成形後に各中子を取り出すときの状態における成
形型の割面の縦断側面図、第3図は第2図III−III線縦
断面図である。 2……成形型、20・20a・21・21a〜21c……キャビテ
ィ、30・30a・31・31a〜31c……ブロー口、33・34・35
・36……接続部成形キャビティ、43・44・45・46……接
続部、50・50a・51・51a〜51c……シェル中子、60……
連結保持具、61……保持ピン、62……連結板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空中子及び/又は中実中子からなる多数
    の中子をブロー成形により同時に成形して多数個取りす
    る方法において、 複数の中子成形キャビティ同士を接続部成形キャビティ
    で相互に連結してなり且つ各中子成形キャビティにブロ
    ー口を形成してなる成形型を用い、 上記夫々のブロー口から各中子成形キャビティ内へ中子
    材料を供給してブロー成形し、 複数の保持ピンを有する連結保持具の各保持ピンを対応
    するブロー口内の成形品部分に夫々刺し込み、 上記接続部成形キャビティにより成形された接続部で相
    互に連結された複数の中子を、上記連結保持具を介して
    同時に取出すことを特徴とするシェル中子の多数個取り
    方法。
JP63037716A 1988-02-18 1988-02-18 シェル中子の多数個取り方法 Expired - Lifetime JP2565366B2 (ja)

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