JPH07232109A - 噴霧器 - Google Patents
噴霧器Info
- Publication number
- JPH07232109A JPH07232109A JP6027755A JP2775594A JPH07232109A JP H07232109 A JPH07232109 A JP H07232109A JP 6027755 A JP6027755 A JP 6027755A JP 2775594 A JP2775594 A JP 2775594A JP H07232109 A JPH07232109 A JP H07232109A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- nozzle cover
- sprayer
- piece
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/0005—Components or details
- B05B11/0027—Means for neutralising the actuation of the sprayer ; Means for preventing access to the sprayer actuation means
- B05B11/0032—Manually actuated means located downstream the discharge nozzle for closing or covering it, e.g. shutters
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1042—Components or details
- B05B11/1052—Actuation means
- B05B11/1056—Actuation means comprising rotatable or articulated levers
- B05B11/1057—Triggers, i.e. actuation means consisting of a single lever having one end rotating or pivoting around an axis or a hinge fixedly attached to the container, and another end directly actuated by the user
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 噴霧器本体の組付け凹部内に滴下内容液が溜
まるのを防止すると共に係止機能部分に弾力を付与する
ことを技術的課題とし、ノズルカバーの良好で確実な開
閉動作を得ることにある。 【構成】 噴霧器本体１のノズル口５を開口した先端部
に形成した組付け凹部６に、ノズル口５を開閉するノズ
ルカバー１２を蝶番結合し、ノズルカバー１２が係止す
る組付け凹部６の下端部に位置する下壁部分に切欠き溝
１１を設けることにより、ノズル口５から滴下した内容
液を流下させると共に、組付け凹部６の下端部の適度な
弾性変形を可能とした。
まるのを防止すると共に係止機能部分に弾力を付与する
ことを技術的課題とし、ノズルカバーの良好で確実な開
閉動作を得ることにある。 【構成】 噴霧器本体１のノズル口５を開口した先端部
に形成した組付け凹部６に、ノズル口５を開閉するノズ
ルカバー１２を蝶番結合し、ノズルカバー１２が係止す
る組付け凹部６の下端部に位置する下壁部分に切欠き溝
１１を設けることにより、ノズル口５から滴下した内容
液を流下させると共に、組付け凹部６の下端部の適度な
弾性変形を可能とした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、壜体等の容器に組付け
られ、容器に収納された内容液を噴霧注出する噴霧器に
関するものである。
られ、容器に収納された内容液を噴霧注出する噴霧器に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の噴霧器は、洗剤、殺虫剤等の内
容液を収納した容器に取付けられた状態のまま取り扱わ
れるものであるため、不必要時に、内容液を噴霧注出す
るためのレバーを不要に動かしてしまい、噴霧注出され
た内容液により、周囲を汚したり、人体への付着により
炎症等の不都合を生じる危険があった。
容液を収納した容器に取付けられた状態のまま取り扱わ
れるものであるため、不必要時に、内容液を噴霧注出す
るためのレバーを不要に動かしてしまい、噴霧注出され
た内容液により、周囲を汚したり、人体への付着により
炎症等の不都合を生じる危険があった。
【０００３】この危険を解消する従来技術としては、噴
霧器本体のノズル口を開口したノズルヘッドの先端にノ
ズルカバーを蝶番結合またはヒンジ結合し、噴霧器の不
使用時には、ノズル口をノズルカバーで閉鎖するものが
知られている。
霧器本体のノズル口を開口したノズルヘッドの先端にノ
ズルカバーを蝶番結合またはヒンジ結合し、噴霧器の不
使用時には、ノズル口をノズルカバーで閉鎖するものが
知られている。
【０００４】この従来技術の内、噴霧器本体に対してノ
ズルカバーを一体にヒンジ結合するものは、内部にポン
プ機能部分とか噴霧される液体の通路部分とかを有する
ことにより、構造が複雑となっている噴霧器本体の構造
をさらに複雑にし、かつヒンジの持っている弾性復帰力
による姿勢の不安定さを取り去るため、専用の係止手段
および係止操作を必要とすると云う極めて不利な条件を
持っている。
ズルカバーを一体にヒンジ結合するものは、内部にポン
プ機能部分とか噴霧される液体の通路部分とかを有する
ことにより、構造が複雑となっている噴霧器本体の構造
をさらに複雑にし、かつヒンジの持っている弾性復帰力
による姿勢の不安定さを取り去るため、専用の係止手段
および係止操作を必要とすると云う極めて不利な条件を
持っている。
【０００５】これに対して、噴霧器本体に対してノズル
カバーを蝶番結合するものは、ノズルカバーが単品とし
て成形されるので、噴霧器本体の構造を複雑にする恐れ
が全くなく、また噴霧器本体とノズルカバーと蝶番結合
部分に必然的に発生する摺動抵抗により、噴霧器本体に
対するノズルカバーの開閉回動姿勢を任意にかつ好適に
支持することができるので、良好な開閉操作を得ること
ができると云う利点を持っている。
カバーを蝶番結合するものは、ノズルカバーが単品とし
て成形されるので、噴霧器本体の構造を複雑にする恐れ
が全くなく、また噴霧器本体とノズルカバーと蝶番結合
部分に必然的に発生する摺動抵抗により、噴霧器本体に
対するノズルカバーの開閉回動姿勢を任意にかつ好適に
支持することができるので、良好な開閉操作を得ること
ができると云う利点を持っている。
【０００６】この噴霧器本体に対してノズルカバーを蝶
番結合したものは、噴霧器本体のノズルヘッドの先端に
設けた組付け凹部にノズルカバーを嵌め込み式に組付
け、ノズルカバーの上端部を組付け凹部の上部に蝶番結
合し、ノズルカバーの下端部を組付け凹部の下部に係止
させ、この係止により組付け凹部内に位置しているノズ
ル口の閉鎖をノズルカバーにより達成維持する構成とな
っている。
番結合したものは、噴霧器本体のノズルヘッドの先端に
設けた組付け凹部にノズルカバーを嵌め込み式に組付
け、ノズルカバーの上端部を組付け凹部の上部に蝶番結
合し、ノズルカバーの下端部を組付け凹部の下部に係止
させ、この係止により組付け凹部内に位置しているノズ
ル口の閉鎖をノズルカバーにより達成維持する構成とな
っている。
【０００７】このように、ノズルカバーを噴霧器本体の
組付け凹部に嵌め込み式に蝶番結合することにより、ノ
ズルカバーによるノズル口の閉鎖を安定して達成するこ
とができると共に、このノズルカバーの閉鎖姿勢をノズ
ルカバーの下端部での係止により達成することにより、
ノズルカバーによるノズル口の強力で確実な閉鎖を達成
できると云う利点を発揮している。
組付け凹部に嵌め込み式に蝶番結合することにより、ノ
ズルカバーによるノズル口の閉鎖を安定して達成するこ
とができると共に、このノズルカバーの閉鎖姿勢をノズ
ルカバーの下端部での係止により達成することにより、
ノズルカバーによるノズル口の強力で確実な閉鎖を達成
できると云う利点を発揮している。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術にあっては、ノズル口が組付け凹部内に引っ
込んだ状態で位置しているので、噴霧注出動作中、ノズ
ル口から滴下した内容液の一部が、組付け凹部の下壁部
分上に溜まって、この組付け凹部内を汚したり、乾燥固
化して、噴霧器本体に対するノズルカバーの係止機能を
劣化させて、ノズルカバーによるノズル口の閉鎖を不完
全にすると云う問題があった。
た従来技術にあっては、ノズル口が組付け凹部内に引っ
込んだ状態で位置しているので、噴霧注出動作中、ノズ
ル口から滴下した内容液の一部が、組付け凹部の下壁部
分上に溜まって、この組付け凹部内を汚したり、乾燥固
化して、噴霧器本体に対するノズルカバーの係止機能を
劣化させて、ノズルカバーによるノズル口の閉鎖を不完
全にすると云う問題があった。
【０００９】また、ノズルカバーの閉鎖姿勢を保持する
係止手段は、組付け凹部の下壁部分の一部にノズルカバ
ーの一部が嵌入する欠部を設け、この欠部の側壁面に乗
り越えて係止する係止片および係止孔を設けて構成され
るのであるが、係止手段の乗り越えは、係止手段の局部
的な弾性変形により達成する構成となっているので、係
止機能部分の早期の磨耗または永久変位の発生が激し
く、短期間の内に係止機能が喪失する場合があると云う
問題があった。
係止手段は、組付け凹部の下壁部分の一部にノズルカバ
ーの一部が嵌入する欠部を設け、この欠部の側壁面に乗
り越えて係止する係止片および係止孔を設けて構成され
るのであるが、係止手段の乗り越えは、係止手段の局部
的な弾性変形により達成する構成となっているので、係
止機能部分の早期の磨耗または永久変位の発生が激し
く、短期間の内に係止機能が喪失する場合があると云う
問題があった。
【００１０】そこで、本発明は、上記した従来技術にお
ける問題点を解消すべく創案されたもので、噴霧器本体
の組付け凹部内に滴下内容液が溜まるのを防止すると共
に、係止機能部分に充分な弾力を付与することを技術的
課題とし、もってノズルカバーの良好で確実な開閉動作
を得ることを目的とする。
ける問題点を解消すべく創案されたもので、噴霧器本体
の組付け凹部内に滴下内容液が溜まるのを防止すると共
に、係止機能部分に充分な弾力を付与することを技術的
課題とし、もってノズルカバーの良好で確実な開閉動作
を得ることを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
る本発明の手段は、噴霧器本体のノズル口を開口したノ
ズルヘッドの先端部に組付け凹部を形成し、この組付け
凹部に、上端部を蝶番結合すると共に下端部を着脱自在
に係止させるノズルカバーにより、噴霧器本体のノズル
口を開閉する噴霧器に関するものであること、噴霧器本
体の組付け凹部の下壁部分を形成し、閉姿勢のノズルカ
バーが当接する突き当たり壁片に、液体の流下が自在な
切欠き溝を設けること、にある。
る本発明の手段は、噴霧器本体のノズル口を開口したノ
ズルヘッドの先端部に組付け凹部を形成し、この組付け
凹部に、上端部を蝶番結合すると共に下端部を着脱自在
に係止させるノズルカバーにより、噴霧器本体のノズル
口を開閉する噴霧器に関するものであること、噴霧器本
体の組付け凹部の下壁部分を形成し、閉姿勢のノズルカ
バーが当接する突き当たり壁片に、液体の流下が自在な
切欠き溝を設けること、にある。
【００１２】噴霧器本体に設けたノズルカバーとの係止
部である係止孔を、噴霧器本体の組付け凹部を形成する
両側壁片内側の、突き当たり壁片に近接した箇所に対向
形成するのが良い。
部である係止孔を、噴霧器本体の組付け凹部を形成する
両側壁片内側の、突き当たり壁片に近接した箇所に対向
形成するのが良い。
【００１３】
【作用】噴霧器本体の組付け凹部の上部に上端部を蝶番
結合したノズルカバーは、上方に回動することにより、
噴霧器本体のノズル口を開放し、下方に回動して組付け
凹部内に嵌まり込んで、下端部を組付け凹部の下部に係
止させることにより、ノズル口の閉鎖を達成する。
結合したノズルカバーは、上方に回動することにより、
噴霧器本体のノズル口を開放し、下方に回動して組付け
凹部内に嵌まり込んで、下端部を組付け凹部の下部に係
止させることにより、ノズル口の閉鎖を達成する。
【００１４】組付け凹部の下壁部分である突き当たり壁
片は、ノズルカバーによるノズル口の閉鎖が達成された
ノズルカバーの位置、すなわちノズルカバーの下端部が
組付け凹部の下部に係止したノズルカバーの位置で、ノ
ズルカバーに突き当たり、それ以上のノズルカバーの閉
鎖方向への回動変位を阻止し、もって必要以上の押圧力
がノズルカバーからノズル口に作用して、噴霧機能が劣
化することがないようにしている。
片は、ノズルカバーによるノズル口の閉鎖が達成された
ノズルカバーの位置、すなわちノズルカバーの下端部が
組付け凹部の下部に係止したノズルカバーの位置で、ノ
ズルカバーに突き当たり、それ以上のノズルカバーの閉
鎖方向への回動変位を阻止し、もって必要以上の押圧力
がノズルカバーからノズル口に作用して、噴霧機能が劣
化することがないようにしている。
【００１５】このノズルカバーの閉鎖方向への回動限位
置を規制する突き当たり壁片には、液体の流下が自在な
切欠き溝が形成されているので、噴霧動作中にノズル口
から内容液の一部が滴下しても、この滴下した内容液
は、この切欠き溝を通って組付け凹部外に流出し、組付
け凹部内に溜まることがなく、このため組付け凹部内に
溜まった内容液による汚れの発生とか、組付け凹部内に
溜まった内容液の乾燥固化により、ノズルカバーの閉鎖
姿勢を保持する係止機能が劣化すると云う不都合の発生
は皆無となる。
置を規制する突き当たり壁片には、液体の流下が自在な
切欠き溝が形成されているので、噴霧動作中にノズル口
から内容液の一部が滴下しても、この滴下した内容液
は、この切欠き溝を通って組付け凹部外に流出し、組付
け凹部内に溜まることがなく、このため組付け凹部内に
溜まった内容液による汚れの発生とか、組付け凹部内に
溜まった内容液の乾燥固化により、ノズルカバーの閉鎖
姿勢を保持する係止機能が劣化すると云う不都合の発生
は皆無となる。
【００１６】また、切欠き溝は、組付け凹部の下壁部分
を構成する突き当たり壁片に、この突き当たり壁片の一
部を切り欠いて割り溝状に形成されているので、組付け
凹部を形成している筒状部分が、この切欠き溝で開放さ
れた状態となり、これにより組付け凹部を形成している
壁部分の下部分、すなわち両側壁片の下端部は、切欠き
溝の溝幅を増減させる方向に弾性変形し易い状態とな
る。
を構成する突き当たり壁片に、この突き当たり壁片の一
部を切り欠いて割り溝状に形成されているので、組付け
凹部を形成している筒状部分が、この切欠き溝で開放さ
れた状態となり、これにより組付け凹部を形成している
壁部分の下部分、すなわち両側壁片の下端部は、切欠き
溝の溝幅を増減させる方向に弾性変形し易い状態とな
る。
【００１７】それゆえ、突き当たり壁片に近接した両側
壁片下端部の内側箇所に、係止部である係止孔を対向形
成することにより、噴霧器本体側の係止部とノズルカバ
ー側の係止部とが係止する際に、噴霧器本体側の係止部
を形成している両側壁片の下端部が適正に弾性変形し、
両係止部の係止および係止解除を無理なく達成させるこ
とになる。
壁片下端部の内側箇所に、係止部である係止孔を対向形
成することにより、噴霧器本体側の係止部とノズルカバ
ー側の係止部とが係止する際に、噴霧器本体側の係止部
を形成している両側壁片の下端部が適正に弾性変形し、
両係止部の係止および係止解除を無理なく達成させるこ
とになる。
【００１８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照しな
がら説明する。図１は、本発明の一実施例を容器２０に
組付けた状態を示すもので、噴霧器本体１の先端に設け
たノズルヘッド２にノズルカバー１２を蝶番結合して構
成されており、取付けキャップ１９により容器２０の口
部に螺合組付けされている。
がら説明する。図１は、本発明の一実施例を容器２０に
組付けた状態を示すもので、噴霧器本体１の先端に設け
たノズルヘッド２にノズルカバー１２を蝶番結合して構
成されており、取付けキャップ１９により容器２０の口
部に螺合組付けされている。
【００１９】容器２０に収納した内容液の噴霧は、レバ
ー１８の操作により、噴霧器本体１に内蔵したポンプを
作動させて、容器２０内から吸い上げた内容液をノズル
口５に圧送し、このノズル口５から勢い良く噴出させる
ことにより、霧化させて噴射する。
ー１８の操作により、噴霧器本体１に内蔵したポンプを
作動させて、容器２０内から吸い上げた内容液をノズル
口５に圧送し、このノズル口５から勢い良く噴出させる
ことにより、霧化させて噴射する。
【００２０】（以下、図２参照）ノズル口５は、ノズル
ヘッド２に一体成形されたノズル３の通路内に嵌め込み
組付けされたノズル片４に形成されており、このノズル
３が位置するノズルヘッド２の先端部には、上方および
前方に開放した組付け凹部６が形成され、この組付け凹
部６により、ノズル３の両側には、ノズル３よりも前方
に突出した側壁片７が形成されている。
ヘッド２に一体成形されたノズル３の通路内に嵌め込み
組付けされたノズル片４に形成されており、このノズル
３が位置するノズルヘッド２の先端部には、上方および
前方に開放した組付け凹部６が形成され、この組付け凹
部６により、ノズル３の両側には、ノズル３よりも前方
に突出した側壁片７が形成されている。
【００２１】ノズル３よりも上位に位置する両側壁片７
の上端部内側には、相互に対向して軸孔８が開設され、
またノズル３よりも下位に位置する両側壁片７の下端部
内側には、相互に対向して係止孔９が開設されている。
の上端部内側には、相互に対向して軸孔８が開設され、
またノズル３よりも下位に位置する両側壁片７の下端部
内側には、相互に対向して係止孔９が開設されている。
【００２２】ノズル３は円筒形状（図３参照）をしてお
り、また組付け凹部７の下部には、ノズルカバー１２の
閉鎖限位置を規制する突き当たり壁片１０が設けられ、
さらにノズルヘッド２の先端部下面は、ノズルカバー１
２の一部が下方に突出するように切欠いた形状となって
いる。
り、また組付け凹部７の下部には、ノズルカバー１２の
閉鎖限位置を規制する突き当たり壁片１０が設けられ、
さらにノズルヘッド２の先端部下面は、ノズルカバー１
２の一部が下方に突出するように切欠いた形状となって
いる。
【００２３】ノズルカバー１２は、組付け凹部６に嵌入
する平板状の本体板１３の上端部両側面に、軸孔８に嵌
合して蝶番結合する軸片を突設すると共に、本体板１３
の下端部両側面に係止孔９に係止する係止片１６を突設
し、本体板１３の後面中央部分に、保護筒片１５とシー
ル片１４とを突設して構成されている。
する平板状の本体板１３の上端部両側面に、軸孔８に嵌
合して蝶番結合する軸片を突設すると共に、本体板１３
の下端部両側面に係止孔９に係止する係止片１６を突設
し、本体板１３の後面中央部分に、保護筒片１５とシー
ル片１４とを突設して構成されている。
【００２４】係止片１６は、本体板１３の幅狭となって
下方に延出した指掛け片１７部分に設けられており、こ
の指掛け片１７の下端部は、ノズルヘッド２の下方に突
出して、指先の引っ掛かりが容易となっている。
下方に延出した指掛け片１７部分に設けられており、こ
の指掛け片１７の下端部は、ノズルヘッド２の下方に突
出して、指先の引っ掛かりが容易となっている。
【００２５】突き当たり壁片１０には、この突き当たり
壁片１０の全高さ範囲にわたって、および突き当たり壁
片１０の半分以上の幅範囲にわたって切欠き溝１１が割
り溝状に設けられており、この切欠き溝１１により、組
付け凹部６は下方に開放された状態となっている。
壁片１０の全高さ範囲にわたって、および突き当たり壁
片１０の半分以上の幅範囲にわたって切欠き溝１１が割
り溝状に設けられており、この切欠き溝１１により、組
付け凹部６は下方に開放された状態となっている。
【００２６】シール片１４は、係止片１６が係止孔９に
係合する直前でノズル口５周囲のノズル片４の前面に当
接する突出高さに成形されており、これにより係止片１
６が係止孔９に係止した閉鎖状態では、このシール片１
４がノズル片４前面に比較的強い力で押圧されるように
し、もってシール片１４によるノズル口５の密閉を確実
にしており、保護筒片１５は、シール片１４のノズル片
４前面への密接を正確に達成するため、ノズル３に外嵌
してシール片１４のノズル片４への当接をガイドする。
係合する直前でノズル口５周囲のノズル片４の前面に当
接する突出高さに成形されており、これにより係止片１
６が係止孔９に係止した閉鎖状態では、このシール片１
４がノズル片４前面に比較的強い力で押圧されるように
し、もってシール片１４によるノズル口５の密閉を確実
にしており、保護筒片１５は、シール片１４のノズル片
４前面への密接を正確に達成するため、ノズル３に外嵌
してシール片１４のノズル片４への当接をガイドする。
【００２７】係止孔９は、切欠き溝１１を設けた突き当
たり壁片１０に近接した両側壁片７内側箇所に設けられ
ているので、両側壁片７の比較的弾性変形し易い部分に
位置することになり、係止片１６との係止動作時に適当
に弾性変位することになる。
たり壁片１０に近接した両側壁片７内側箇所に設けられ
ているので、両側壁片７の比較的弾性変形し易い部分に
位置することになり、係止片１６との係止動作時に適当
に弾性変位することになる。
【００２８】
【発明の効果】本発明は、上記した構成となっているの
で、以下に示す効果を奏する。切欠き溝を設けることに
より、ノズル口を内部に位置させた組付け凹部を下方に
開放することになり、これにより噴霧中にノズル口から
滴下した内容液の一部を、切欠き溝を通して組付け凹部
外に流下させ、組付け凹部内に溜めることがなく、滴下
内容液が組付け凹部内に溜まって、組付け凹部内を汚す
とか、組付け凹部内下部に溜まった内容液が乾燥固化し
て、ノズルカバーによるノズル口の閉鎖機能が低下する
のを防止することができ、もって噴霧器を衛生的にかつ
良好に使用することができる。
で、以下に示す効果を奏する。切欠き溝を設けることに
より、ノズル口を内部に位置させた組付け凹部を下方に
開放することになり、これにより噴霧中にノズル口から
滴下した内容液の一部を、切欠き溝を通して組付け凹部
外に流下させ、組付け凹部内に溜めることがなく、滴下
内容液が組付け凹部内に溜まって、組付け凹部内を汚す
とか、組付け凹部内下部に溜まった内容液が乾燥固化し
て、ノズルカバーによるノズル口の閉鎖機能が低下する
のを防止することができ、もって噴霧器を衛生的にかつ
良好に使用することができる。
【００２９】切欠き溝を形成することにより、噴霧器本
体に形成された係止部が形成される両側壁片部分の弾性
変形をし易くすることができ、これにより噴霧器本体と
ノズルカバーとの係止の着脱動作が無理なく円滑に達成
でき、もって噴霧器本体に対するノズルカバーの係止操
作を安全にかつ良好に達成できる。
体に形成された係止部が形成される両側壁片部分の弾性
変形をし易くすることができ、これにより噴霧器本体と
ノズルカバーとの係止の着脱動作が無理なく円滑に達成
でき、もって噴霧器本体に対するノズルカバーの係止操
作を安全にかつ良好に達成できる。
【図１】本発明の一実施例を容器に組付けた状態を示す
全体側面図。
全体側面図。
【図２】図１に示した実施例の噴霧器本体の要部を縦断
破断した拡大縦断側面図。
破断した拡大縦断側面図。
【図３】図１に示した実施例のノズルヘッド前面部分を
示す要部拡大正面図。
示す要部拡大正面図。
１ ； 噴霧器本体 ２ ； ノズルヘッド ３ ； ノズル ４ ； ノズル片 ５ ； ノズル口 ６ ； 組付け凹部 ７ ； 側壁片 ８ ； 軸孔 ９ ； 係止孔 １０； 突き当たり壁片 １１； 切欠き溝 １２； ノズルカバー １３； 本体板 １４； シール片 １５； 保護筒片 １６； 係止片 １７； 指掛け片 １８； レバー １９； 取付けキャップ ２０； 容器
Claims (2)
- 【請求項１】 噴霧器本体(1) のノズル口(5) を開口し
たノズルヘッド(2)の先端部に組付け凹部(6) を形成
し、該組付け凹部(6) に、上端部を蝶番結合すると共に
下端部を着脱自在に係止させるノズルカバー(12)によ
り、前記ノズル口(5) を開閉する噴霧器において、前記
組付け凹部(6) の下壁部分を形成し、閉姿勢の前記ノズ
ルカバー(12)が当接する突き当たり壁片(10)に、液体の
流下が自在な切欠き溝(11)を設けた噴霧器。 - 【請求項２】 噴霧器本体(1) に設けたノズルカバー(1
2)との係止部である係止孔(9) を、組付け凹部(6) を形
成する両側壁片(7) 内側の、突き当たり壁片(10)に近接
した箇所に対向形成した請求項１に記載の噴霧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02775594A JP3543142B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 噴霧器 |
Applications Claiming Priority (1)
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