JP2535484Y2 - 噴霧栓 - Google Patents

噴霧栓

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JP2535484Y2
JP2535484Y2 JP1990067454U JP6745490U JP2535484Y2 JP 2535484 Y2 JP2535484 Y2 JP 2535484Y2 JP 1990067454 U JP1990067454 U JP 1990067454U JP 6745490 U JP6745490 U JP 6745490U JP 2535484 Y2 JP2535484 Y2 JP 2535484Y2
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stopper
locking projection
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Inventor
邦夫 山根
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釜屋化学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、化粧水等の溶液が収納された容器の口部に
取り付けられ、ノズル頭部を上下させることにより、収
納された内容液を噴霧する噴霧栓に関し、詳しくは不用
意な噴出を防止する機能を備えた噴霧栓に関する。
<従来の技術> 従来、この種の内容液の不用意な噴出を防止する噴霧
栓としては、実公昭63−33646号に示される考案があっ
た。この考案は、第5図に示すように縦割溝15を設けた
筒体部14の後方に膨出部16を突出形成して成る阻止体17
を用い、該阻止体17を第6図に示すようにノズル頭部
1′下方の導管10′に係合させ、上昇限にあるノズル頭
部1′の下端と、容器3′の口部に螺合したキャップ18
の上端との間に挿入することにより、該ノズル頭部の不
用意な下降移動を阻止するようにしたものであった。
<考案が解決しようとする課題> 上述した従来の噴霧栓は、使用者の手元に渡る以前に
おける不要な噴霧動作の発生を防止することを主な目的
としており、使用者の手元に渡った後にも利用すること
は可能であるが、使用の際、一々別部材である阻止体を
付け外ししなくてはならず、煩わしく、また阻止体を紛
失する恐れもあり、殆ど利用されていないのが現状であ
り、一度使用者の手に渡り、使用を開始した後は、誤っ
て内容液を噴出させてしまうとい問題点を依然として有
していた。
本考案は、上記従来の問題点を解決し、輸送、陳列等
の際はもとより、使用者の手元に渡った後においても内
容液の不用意な噴出を容易に防止し得る機能を噴霧栓に
付加するものである。
<課題を解決する為の手段> 本考案では、容器の口部に略円筒形の本体が装着され
ると共に、この口部から突出した導管の上端にノズル頭
部が組み付けられ、このノズル頭部が前記本体内に出没
する方向に駆動されることにより、内容駅の噴霧動作が
なされるようにした噴霧栓において、本体の外周壁の上
部所定位置を切欠し、ここにノズル頭部の下端と当接す
る係止突起が内方突設されたストッパーを縦方向に回動
自在に枢着し、このストッパーの下端には係止突部を設
け、この係止突部と対向した本体側には、この係止突部
と係合し、ストッパーを作動位置と解除位置のいずれか
に係止保持するための凹所を設けることにより、上記従
来の問題点を解決した。
<作用> 噴霧栓の略筒形の本体は、導管の先端に組み付けられ
たノズル頭部とでこの導管を外部から視認不可に覆うと
共に、このノズル頭部を上下動可能にその下端外周を覆
うものである。また、この本体の外周壁に枢着されたス
トッパーは、常時はその内方に突設された係止突起がノ
ズル頭部の下端に位置し、該ノズル頭部の下降を阻止す
るように作用し、使用時は回動されることにより、該係
止突起を後退させ、ノズル頭部の下降を妨げないように
するものである。
また、ストッパー下方の本体側に設けられた凹所は、
ストッパー下降の係止突部と係合し、このストッパーを
作動位置と解除位置のいずれかに係止保持するように作
用する。
<実施例> 以下、図面に示す実施例に基づき本考案を詳細に説明
する。
第3図は噴霧栓を容器に取り付けた状態の背面図、第
4図はその上面図であり、図中符号1はノズル頭部、2
は噴霧栓の本体、3は容器を示す。該本体2は、第1図
の縦断面図に示すようにその内周壁12が容器3の口部11
に螺合することにより、該容器3上に取り付けられ、
又、上記ノズル頭部1は該本体2から上方に導出された
導管10上に固定され、該本体2に対して上下動可能に保
持されている。
4は本考案の要部であるストッパーを示し、枢軸5に
より本体2の外周壁13上部の所定位置に形成された切欠
部分に回動自在に取り付けられている。第2図はその要
部拡大図である。図示したように該ストッパー4の上端
寄りには係止突起6が内方突設され、その下端には係止
突部7が設けられている。又、本体2には該係止突部7
が係合する凹所8が設けられ、該凹所8内には該係止突
部7と同様の係止突部9がその底面中央部に突設されて
いる。
本考案の噴霧栓は、以上の構成を有している。
次に上記構成を有する本考案の噴霧栓の作動について
述べると、まず常時はストッパー4が第2図に実線で示
す作動位置にあり、誤ってノズル頭部1に下方押動する
力が作用してもその後部下端がストッパー4内方の係止
突起6に当接し、その下降は阻止され、内容液の噴出は
防止される。そして使用の際は、まずストッパー4の下
方を押圧し、第2図に鎖線で示すように係止突起6がノ
ズル頭部1の下方より後退した解除位置まで該ストッパ
ー4を枢軸5を中心に回動させ、その後、該ノズル頭部
1を下方押圧すれば良く、このことで従来と同様に容器
3内に収納された化粧液等の内容液は、導管10より吸い
上げられて図示しないノズルより外部に噴霧され、使用
に供される。
尚、この時、ストッパー4はその下端の係止突部7が
本体2側の係止突部9と係合しているので不用意に回動
して、使用時のノズル頭部1の上下動作を妨げることは
ない。
そして使用後は、ストッパー4の上端寄りを押圧して
回動し、内方の係止突起6がノズル頭部1の下端に位置
する作動阻止状態に該ストッパー4を復帰させれば良
く、このことでノズル頭部の下降が阻止され、上述した
ように内容液の噴霧は防止される。
以上のように本考案の噴霧栓では、ストッパーの上端
寄り、あるいは下端寄りを押圧し、回動させると、スト
ッパーはその下端に設けられた係止突部が本体側の凹所
内に設けられた係止突部を乗り越えることにより、作動
位置と解除位置のいずれかに容易に切り換えられ、この
ことにより不使用時の内溶液の噴霧が確実に防止される
ものである。
尚、本実施例ではストッパーを背面側に設けた例を示
したが、ストッパーはノズル頭部の下降を防止し得れば
良く、本体外周の何れの箇所に設ける事としても良い。
又、ストッパー自体も使用しやすい形状であれば良く、
容器の大きさや形状に応じて適宜変更し得るものであ
る。
<考案の効果> 以上の通り、本考案の噴霧栓は、本体の外周上部に枢
着されたストッパーを回動させるのみで、ノズル頭部の
下降を阻止し、内容液の噴出を防止することとしたの
で、輸送時や陳列時はもとより、利用者の手元に渡った
後においても不用意に内容液が噴出することが防止さ
れ、漏出による内容液の損失や周囲の汚損、或は不注意
により噴出液が目などに入るという事故の発生が、極め
て容易に未然防止されるという従来には見られない優れ
た効果を奏する。
また、本考案の噴霧栓は、導管を外部から視認不可に
覆い、またストッパーも本体の外周壁に面一に設けられ
ているので、その外観が極めて良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は、本考案の実施例を示し、 第1図は、容器に組付けた状態の縦断面図、 第2図は、同上、要部拡大図、 第3図は、同上、背面図、 第4図は、同上、上面図である。 第5図乃至第6図は、従来例を示し、 第5図は、阻止体の斜視図、 第6図は、使用状態の側面図である。 1……ノズル頭部、2……本体 3……容器、4……ストッパー 5……枢軸、6……係止突起 7,9……係止突部、8……凹所

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器の口部に略円筒形の本体が装着される
    と共に、この口部から突出した導管の上端にノズル頭部
    が組み付けられ、このノズル頭部が前記本体内に出没す
    る方向に駆動されることにより、内容液の噴霧動作がな
    されるようにした噴霧栓において、 上記本体の外周壁の上部所定位置が切欠され、ここにノ
    ズル頭部の下端と当接する係止突起が内方突設されたス
    トッパーが縦方向に回動自在に枢着され、このストッパ
    ーの下端には係止突部が設けられ、この係止突部と対向
    した本体側には、この係止突部と係合し、ストッパーを
    作動位置と解除位置のいずれかに係止保持するための凹
    所が設けられたことを特徴とする噴霧栓。
JP1990067454U 1990-06-25 1990-06-25 噴霧栓 Expired - Fee Related JP2535484Y2 (ja)

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JPH0426054U JPH0426054U (ja) 1992-03-02
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