JPH07231105A - 可変容量素子 - Google Patents

可変容量素子

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JPH07231105A
JPH07231105A JP4192494A JP4192494A JPH07231105A JP H07231105 A JPH07231105 A JP H07231105A JP 4192494 A JP4192494 A JP 4192494A JP 4192494 A JP4192494 A JP 4192494A JP H07231105 A JPH07231105 A JP H07231105A
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JP
Japan
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junction
variable capacitance
capacitance element
junction layers
parallel
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Application number
JP4192494A
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Inventor
Takeshi Ikeda
毅 池田
Tsutomu Nakanishi
努 中西
Akira Okamoto
明 岡本
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T I F KK
Original Assignee
T I F KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 広範囲にわたって容量を変化させることがで
きる可変容量素子を提供すること。 【構成】 可変容量素子100は、p領域12−1〜1
2−7とn領域14−1〜14−7のそれぞれによって
形成される長尺形状のpn接合層と、隣接するp領域1
2−1〜12−7同士を電気的に接続するMOSスイッ
チとを含んで構成される。このMOSスイッチを順にオ
ン状態とすることにより、pn接合層を順に接続すると
ともに、これらのpn接合層に印加する逆バイアスを可
変に制御することにより、広範囲にわたって容量値の可
変制御が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置等に組み込
まれて、あるいは単体で動作する可変容量素子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の電子技術の発達にともない、電子
回路は各種分野において幅広く用いられており、特に半
導体製造技術の進歩にともなって集積度が飛躍的に向上
したLSI等が一般的になりつつある。
【0003】このようなLSIは半導体基板上に成形さ
れるものであり、それぞれの構成素子は可動部分を有し
ないことが要求され、そのような部品の一つとしてバリ
キャップと称される可変容量ダイオードがある。この可
変容量ダイオードは、半導体のpn接合を逆バイアスで
使用したときの障壁容量を利用するものであり、印加電
圧に反比例して端子間容量が変化する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の可変容量ダイオードは、容量の可変幅が狭いという
問題がある。例えば、東芝社製の型番1SV100を例
にとると、その端子内容量は450〜600pFであ
り、最大に可変した場合であっても容量の変動範囲は5
0%未満に過ぎない。そのため、例えば従来の可変容量
ダイオードを用いて電圧制御型発振器VCOやFM変調
回路を構成した場合には、その周波数可変範囲も狭くな
る。
【0005】そこで、本発明はこのような点に鑑みて創
作されたものであり、その目的は、広範囲にわたって容
量を変化させることができる可変容量素子を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の可変容量素子は、所定形状の複数の
pn接合層と、接続をオン状態にすることにより前記p
n接合層同士を並列接続する複数の半導体スイッチと、
を備え、前記複数の半導体スイッチのそれぞれの接続状
態を順に切り替えることにより並列接続する前記pn接
合層の数を切り替えて、これらのpn接合層により形成
される容量を可変に制御することを特徴とする。
【0007】請求項2の可変容量素子は、所定形状の複
数のpn接合層と、接続をオン状態にすることにより前
記pn接合層同士を並列接続する複数の半導体スイッチ
と、を備え、前記複数の半導体スイッチのそれぞれの接
続状態を順に切り替えることにより並列接続する前記p
n接合層の数を切り替えるとともに、前記pn接合層に
印加する逆バイアス電圧を可変に制御することにより、
前記pn接合層により形成される容量を可変に制御する
ことを特徴とする。
【0008】請求項3の可変容量素子は、請求項1また
は2の可変容量素子において、前記所定形状は長尺形状
であり、長手方向の端部近傍に前記半導体スイッチを設
けることを特徴とする。
【0009】請求項4の可変容量素子は、請求項1また
は2の可変容量素子において、前記所定形状は矩形形状
であり、この矩形形状の少なくとも一辺に沿って前記半
導体スイッチを設けることを特徴とする。
【0010】請求項5の可変容量素子は、請求項1また
は2の可変容量素子において、前記複数のpn接合層の
それぞれは階段状に接合面積が変化しており、並列接続
する前記pn接合層の数を増加させることにより、前記
pn接合層により形成される容量がほぼ等間隔で変化す
ることを特徴とする。
【0011】請求項6の可変容量素子は、請求項1〜5
のいずれかの可変容量素子において、前記半導体スイッ
チは、MOSトランジスタにより形成することを特徴と
する。
【0012】請求項7の可変容量素子は、請求項1〜5
のいずれかの可変容量素子において、前記半導体スイッ
チは、nチャネルMOSトランジスタとpチャネルMO
Sトランジスタとを並列に用いたトランスミッションゲ
ートにより形成することを特徴とする。
【0013】請求項8の可変容量素子は、請求項1〜7
のいずれかの可変容量素子において、前記複数のpn接
合層と前記複数の半導体スイッチのそれぞれを同一の半
導体基板上に形成することを特徴とする。
【0014】請求項9の可変容量素子は、請求項8の可
変容量素子において、前記半導体基板上に前記pn接合
層と前記半導体スイッチのそれぞれを形成した後に、こ
の半導体基板の全表面に化学液相法により絶縁膜を形成
し、この絶縁膜の一部をエッチングあるいはレーザ光照
射によって除去して孔をあけ、その孔を半田で盛り上が
る程度に封じることにより端子付けを行うことを特徴と
する。
【0015】
【作用】請求項1の発明は、複数のpn接合層を有して
おり、複数の半導体スイッチを順にオン状態とすること
により並列接続されたpn接合層の数を変えることがで
き、これらのpn接合層により形成される容量が変化す
るようになっている。
【0016】請求項1の発明によれば、半導体スイッチ
のそれぞれの接続状態を変えることにより並列接続され
たpn接合層の接合面積が階段状に切り替わるため、広
範囲に容量を変化させることができる。
【0017】また、請求項2の発明は、上述した半導体
スイッチの接続状態の切り替えに加え、各pn接合層に
印加する逆バイアス電圧も可変に制御している。したが
って、一つ一つのpn接合層が可変容量ダイオードとし
て機能すると同時に、その接合面積を階段状に変化させ
ることができるため、広範囲にわたって容量を連続的に
変化させることができる。
【0018】また、請求項3の発明は、上述したpn接
合層の形状を長尺形状としたものであり、その長手方向
の端部近傍に半導体スイッチが設けられている。したが
って、半導体スイッチのオン・オフを制御する電極や接
続線を外部に引き出すことが容易であり、配線構造を簡
略化することができる。
【0019】これに対し、請求項4の発明は、pn接合
層の形状を矩形形状としたものであり、その少なくとも
一辺に半導体スイッチが設けられている。したがって、
半導体基板の一部に複数のpn接合層を形成する場合
に、例えば碁盤状にそれらを配置するといったことが可
能となり、実装密度を上げることができる。
【0020】また、請求項5の発明は、上述した複数の
pn接合層のそれぞれの接合面積を階段状に変化させる
ことにより、並列接続するこれらpn接合層の数が増し
たときに、容量をほぼ等間隔で変化させることができ
る。すなわち、半導体スイッチのオン抵抗等によって
は、同一接合面積のpn接合層を順に並列接続していっ
てもその容量が2倍,3倍,…と変化するわけではな
い。したがって、各pn接合層の接合面積を段階状に変
化させることにより、全体の容量がほぼ等間隔に変化す
るようになる。また、このようなpn接合層に逆バイア
スを印加してそれぞれpn接合層による容量を連続的に
変化させた場合には、全体として広範囲にわたって連続
的に容量を変化させることもできる。
【0021】また、請求項6の発明は、上述した半導体
スイッチをMOSトランジスタにより形成している。M
OSトランジスタによってスイッチを構成した場合に
は、オン状態において方向性を有しないことから、特に
交流信号が印加されるpn接合層同士の並列接続に際し
て好都合である。すなわち、並列接続されたpn接合層
はコンデンサとして機能するものであり、これらのp領
域あるいはn領域を介して充放電が繰り返されるため、
方向性のあるスイッチ、例えばバイポーラトランジスタ
を用いたスイッチ等を用いた場合には、並列接続された
p領域同士あるいはn領域同士間におけるキャリアの移
動が妨げられるため、動作に支障を来すことになる。と
ころがMOSトランジスタのスイッチではこのような弊
害がない。
【0022】また、請求項7の発明は、上述した半導体
スイッチをさらに限定し、nチャネルMOSトランジス
タとpチャネルMOSトランジスタとを並列に用いたト
ランスミッションゲートにより形成している。したがっ
て、pn接合層によって形成されるコンデンサにどのよ
うな信号が入力された場合であっても半導体スイッチの
オン抵抗がほぼ等しくなり、安定した素子特性を有する
ことになる。
【0023】また、請求項8の発明は、上述したpn接
合層と半導体スイッチをすべて同一の半導体基板上に形
成している。すなわち、これらはすべて半導体製造技術
を用いて半導体基板上に形成することが可能であり、容
易に大量生産および高密度化が可能となる。
【0024】また、請求項9の発明は、上述した可変容
量素子を半導体基板上に形成した後に化学液相法により
全表面に絶縁膜を形成する。その後、この絶縁膜の一部
にエッチングやレーザ光照射により孔を開け、この孔に
半田を盛ることにより端子付が行われる。したがって、
表面実装型の素子を簡単に製造することができ、表面実
装型とすることにより、この素子の組み付け作業も容易
となる。
【0025】
【実施例】以下、本発明を適用した一実施例の可変容量
素子について、図面を参照して具体的に説明する。
【0026】第1実施例 図1は、本発明を適用した第1実施例の可変容量素子の
平面図である。また、図2は図1に示した可変容量素子
のA−A線拡大断面図、図3は図1のB−B線拡大断面
図、図4は図1のC−C線拡大断面図である。
【0027】これらの図に示すように、本実施例の可変
容量素子100は、ほぼ同一構造を有する長尺形状の7
つのpn接合層を有しており、このうちのn領域同士を
必要に応じてMOSトランジスタのスイッチにより接続
することにより、コンデンサを形成するpn接合の面積
を段階的に変化させるものである。なお、7つのpn接
合層のそれぞれはほぼ同一形状を有しているためその中
の1つについて詳細な説明を行い、相違点についてはそ
の都度説明するものとする。
【0028】長尺形状を有するp領域12−1は、半導
体基板であるn型シリコン基板(n−Si基板)10の
表面近傍に形成されており、そのさらに一部には長尺形
状のn領域14−1が形成されている。これらのp領域
12−1とn領域14−1とによってpn接合層が形成
されており、このpn接合層に可変の逆バイアス電圧を
印加することにより容量が変更可能な可変容量ダイオー
ドとなっている。
【0029】また、n領域14−1の表面には表面電極
16が形成されており、この表面電極16がそれ以外の
n領域14−2〜14−7のそれぞれの表面に形成され
た表面電極16のそれぞれとともに第1の端子電極18
に接続されている。この第1の端子電極18は、pn接
合層をコンデンサとして使用した際に一方の入出力端子
として機能するものである。
【0030】また、p領域12−1の長手方向の両端近
傍の隔たった位置に半導体スイッチの一部を構成するp
領域20−1,26−1が形成されている。一方のp領
域20−1は、上述したpn接合層を形成するp領域1
2−1の一方端側と接続電極22によって接続されてい
る。同様に、他方のp領域26−1は、p領域12−1
の他方端側に接続電極28を介して接続されている。
【0031】本実施例の可変容量素子100は、上述し
た構造を有するpn接合層および2つのp領域20,2
6がほぼ平行して7組配置されており、隣接するp領域
20間をチャネルによって接続することにより、あるい
は隣接するp領域26間をチャネルによって接続するこ
とにより、MOSトランジスタによるスイッチング動作
を行わせる。具体的には、p領域20−1と20−2の
一部に重なるように絶縁層32を挟んで制御電極24−
1が形成されている。したがって、この制御電極24−
1に負の制御電圧を印加することにより、n−Si基板
10表面の対応する位置にpチャネルが現れ、隣接する
p領域20−1と20−2を電気的に接続するようにな
っている。
【0032】同様に、p領域20−2〜20−7のそれ
ぞれの間には制御電極24−2〜24−6のそれぞれが
絶縁層32を挟んで形成されており、負の制御電圧が印
加された制御電極に対応してn−Si基板10の表面近
傍にpチャネルが現れ、隣接するp領域20同士を電気
的に接続するようになっている。また、p領域12の他
方端側に設けられた7つのp領域26−1〜26−7の
それぞれの間にも制御電極30−1〜30−6のそれぞ
れが絶縁層32を介して形成されており、これらの制御
電極30に負の制御電圧を印加することにより、同様な
スイッチング動作が行われるようになっている。
【0033】また、第2の端子電極34,36のそれぞ
れは、中央部分に位置する接続電極22あるいは接続電
極28のそれぞれを外部に延長することにより形成され
ており、これらがpn接合層によりコンデンサを形成し
た場合の他方の入出力端子として機能することになる。
【0034】図5は、可変容量素子100の等価回路を
示す図である。同図において、VC1はp領域12−1
とn領域14−1とにより構成される可変容量ダイオー
ド(バリキャップ)である。同様に、VC2〜VC7の
それぞれは、p領域12−2〜12−7とn領域14−
2〜14−7のそれぞれにより構成される可変容量ダイ
オードである。また、SWa1はp領域20−1,20
−2と絶縁層32を挟んで配置された制御電極24−1
とにより形成されるMOSスイッチである。同様に、S
Wa2〜SWa7のそれぞれは、p領域20−2〜20
−7および絶縁層32を挟んで形成された制御電極24
−2〜24−6のそれぞれにより構成されるMOSスイ
ッチを、SWb1〜SWb7のそれぞれはp領域26−
1〜26−7および絶縁層32を挟んで形成された制御
電極30−1〜30−6のそれぞれによって構成された
MOSスイッチを示している。
【0035】この可変容量素子100を最少の容量で使
用する場合には、図5に示すようにすべてのMOSスイ
ッチをオフ状態に制御する。このような接続状態にした
場合には、第1の端子電極18と第2の端子電極34,
36との間にVC4のみが接続された状態となるため、
p領域12−4とn領域14−4との間の障壁容量のみ
がこれらの端子電極間に現れることになる。なお、この
ときこれらの端子間に印加する逆バイアス電圧を可変に
制御することにより、VC4の容量が所定範囲で変更で
きる点は従来の可変容量ダイオードと同様である。
【0036】このような状態において、次に、SWa3
とSWb3をオン状態に切替える。この切替えは、図1
に示す制御電極24−3と30−3とに負の所定電圧を
印加することにより行われる。このとき、第1および第
2の端子電極間にはVC4およびVC3が並列接続され
たときの容量が現れる。したがって、VC4のみの容量
が端子電極間に現れていたときと比べると大幅に容量が
増すことになる。
【0037】このようにして、VC4に近いMOSスイ
ッチを順にオン状態に切り替えていくことにより、並列
接続されるVC4,VC3,…の数が増すことになるた
め、コンデンサを形成するpn接合層の接合面積も階段
状に増すことになり、2つの端子電極間に現れる容量も
広範囲にわたって階段状に変化する。
【0038】このように、本実施例の可変容量素子10
0は、複数のpn接合層を半導体基板上に形成するとと
もに、これらの間をMOSスイッチにより接続してい
る。そして、これらのMOSスイッチを順にオン状態に
切り替えることにより、並列接続されたpn接合層の個
数を切り替えることができるため、端子電極間に現れる
接合容量を広範囲にわたって階段状に切り替えることが
できる。しかも、それぞれのpn接合層によって形成さ
れる可変容量ダイオードは、印加する逆バイアス電圧を
可変に制御することによりある範囲で容量が変わるた
め、この逆バイアス電圧の制御と上述したMOSスイッ
チの切り替え制御とを組み合わせることにより、広範囲
にしかも連続して容量が制御可能な可変容量素子とする
ことができる。
【0039】なお、それぞれのMOSスイッチは、所定
のオン抵抗を有するため、面積が等しいpn接合層を2
個,3個…と並列接続しても容量が2倍,3倍…と変化
するわけではない。したがって、それぞれのオン抵抗を
考慮して、第1および第2の端子電極18,34,46
から遠ざかるにしたがって、p領域12とn領域14の
面積を階段状に増加させることにより、全体の容量を2
倍,3倍…と変化させることができるようになる。
【0040】図6は、上述した本実施例の可変容量素子
100のスイッチ切り替えに最適な制御回路の一例を示
す図である。図5に等価回路を示した本実施例の可変容
量素子100は、接続状態の切り替えを行うSWを順に
所定のタイミングで切り替える必要がある。
【0041】図6に示す回路は、制御電圧Vc(<0)
を変化させることによりその電圧レベルに応じて順にM
OSスイッチをオン状態に切り替え制御するためのもの
である。同図において、7個の抵抗38〜44は、制御
電圧Vcを分圧するためのものであり、それぞれの分圧
電圧が6個のスイッチングトランジスタ46〜56のそ
れぞれに印加されている。また、それぞれのスイッチン
グトランジスタにはプルダウン抵抗47〜57が接続さ
れており、それぞれのスイッチングトランジスタがオン
状態になったときに外部に所定の電圧が取り出せるよう
になっている。
【0042】上述した回路において、制御電圧Vcが次
第に低下すると(Vcの絶対値が大きくなると)、まず
スイッチングトランジスタ46のみがオンになる。この
とき、プルダウン抵抗47の一方端の電位が下がるた
め、この一方端側に接続された制御電極22−3,30
−3に負の所定電圧が印加され、SWa3,SWb3が
オン状態に切り替わる。さらに制御電圧Vcが低下する
と、次に2番目のスイッチングトランジスタ48もオン
状態になるため、プルダウン抵抗49の一方端に接続さ
れたSWa5,SWb5のそれぞれもオン状態に切り替
わる。このようにして制御電圧Vcがさらに低下するに
つれて、スイッチングトランジスタ50,52,54,
56のそれぞれが順にオン状態に切り替わり、対応する
MOSスイッチがオン状態となる。
【0043】したがって、制御電圧Vcを低下させるこ
とにより、第1および第2の端子電極間に現れる容量が
階段状に増加することになる。しかも、それぞれのpn
接合層に印加する逆バイアス電圧を変えることにより、
階段状に変化していた容量をほぼ全域にわたって広範囲
に連続的に変化させることができることは上述した通り
である。
【0044】図7は、本実施例の可変容量素子の変形例
を示す図である。図1に示した可変容量素子100は、
pn接合層とは別にMOSスイッチを設けたものである
が、pn接合層を形成するp領域12の一部を利用して
MOSスイッチを形成することもできる。すなわち、図
7に示すように、p領域12−1と12−2の一方端と
部分的に重なるように絶縁層32を挟んで制御電極30
−1を形成する。この場合には、p領域12−1,12
−2のそれぞれが図1において示したp領域26−1,
26−2のぞれぞれの機能を形成したものである。
【0045】なお、図7は一部の構成のみを示したもの
であるが、図1において示したMOSスイッチのすべて
に適用できる点はいうまでもない。
【0046】図8は、さらに他の変形例を示す図であ
る。同図に示す可変容量素子は、pn接合層の長手方向
の両端に設けられたMOSスイッチのうちの一方をnチ
ャネルMOSスイッチとし、他方をpチャネルMOSス
イッチとしたものである。すなわち、図8に示すよう
に、n−Si基板10の表面近傍の一部にpウェル60
を形成しておいて、このpウェル60の一部に7つのn
領域62−1〜62−7を形成したものである。各n領
域62−1〜62−7のそれぞれは、図1に示したp領
域26−1〜26−7のそれぞれに対応するものであ
り、制御電極30−1〜30−6のそれぞれの電位をn
領域62およびpウェル60より高く設定することによ
り、pウェル60の表面近傍にnチャネルが形成される
ようになっている。
【0047】このように、pチャネルMOSとnチャネ
ルMOSとを対にしたトランスミッションゲートによっ
てMOSスイッチを形成することにより、pチャネルお
よびnチャネルの一対のMOSスイッチにより常に安定
したオン抵抗が得られ、可変容量素子全体としての特性
も安定する。
【0048】図9は、上述したトランスミッションゲー
トをpn接合層の長手方向の両端近傍に設ける場合の部
分的構成が示されている。すなわち、図8においてpn
接合層を形成していたp領域12−1等の両端側部に図
7の制御電極30−1に相当する制御電極64−1が形
成されており、この制御電極64−1とp領域12−1
および12−2の一方端によってpチャネルMOSスイ
ッチが形成されている。また、これと並列に制御電極3
0−1と2つのn領域62−1および62−2とにより
nチャネルMOSスイッチが形成されている。したがっ
て、図8に示した場合と同様に、これら2つのスイッチ
によってトランスミッションゲートが形成されており、
常に安定した素子特性が得られる。
【0049】図10は、さらに他の変形例を示す図であ
る。同図に示す可変容量素子は、pn接合層を構成する
p領域12およびn領域14のそれぞれを相互に接続す
るためのスイッチを、pn接合層の両側に別けて配置し
たものである。すなわち、n領域14−1〜14−7の
それぞれの一方端を利用してMOSスイッチが形成され
ており、さらに、n領域14−4からは第2の端子電極
36が外部に向け伸びている。また、p領域12−1〜
12−7のそれぞれの端部は、pn接合層とは別に設け
られたpウェル64内のn領域66−1〜66−7のそ
れぞれと接続電極68を介して接続されており、pウェ
ル64内の各n領域66−1〜66−7とそれらの間に
設けられた制御電極24−1〜24−6とにより6つの
nチャネルMOSスイッチが形成されている。
【0050】このように、pn接合層の長手方向の両端
部分にスイッチを設け、このpn接合層の表面部分には
電極等を設けないことにより、n−Si基板10の表面
を他の部品の配線等に利用することができ、部品の高密
度実装化を行う場合に特に有効となる。すなわち、pn
接合層の表面には絶縁層32が形成されているため、さ
らにその表面にプリント配線等を行うことができる。し
かも、7つのpn接合層は長尺形状に形成されているた
め、これらのプリント配線等により磁束が発生した場合
であっても、pn接合層表面における渦電流の発生を最
少限に押さえることができ、プリント配線等を近付けた
場合の弊害を最少限に押さえることが可能となる。
【0051】なお、図10に示した可変容量素子は、p
n接合層を構成するp領域12およびn領域14のそれ
ぞれをMOSトランジスタのスイッチにより相互に接続
する場合を説明したが、いずれか一方側をあらかじめ接
続しておいてもよい。例えば、図10のpウェル64側
のスイッチを省略するとともに各接続電極68を1本の
電極により構成し、さらにこの1本の電極を延長して第
1の端子電極18とすればよい。この場合には、pn接
合層を構成するn領域14の一方端側に設けられたスイ
ッチのみによってpn接合層の並列個数を切り替えるこ
とになり、構造が簡略化される。
【0052】第2実施例 次に、本発明を適用した第2実施例の可変容量素子につ
いて説明する。
【0053】図11は、第2実施例の可変容量素子20
0の構成を示す平面図である。また、図12は、図11
に示した可変容量素子200のA−A線拡大断面図を示
す図である。
【0054】これらの図に示すように、本実施例の可変
容量素子200は、n−Si基板10の表面近傍に設け
られた大きなpウェル70の一部に長尺形状の7つのn
領域72−1〜72−7が形成されている。そして、こ
のn−Si基板10の表面には絶縁層32を挟んで6つ
の長尺形状の制御電極74−1〜74−6が形成されて
いる。
【0055】制御電極74−1は長方形形状を有してお
り、その一方の長辺側が長尺形状を有するn領域66−
1の一部と部分的に重なっており、他方の長辺側がn領
域72−2と部分的に重なっている。したがって、これ
らの制御電極74−1および2つのn領域72−1,7
2−2によりMOSスイッチが形成されている。このよ
うに、n領域72−1〜72−7のそれぞれと制御電極
74−1〜74−6のそれぞれとによって6つのMOS
スイッチが構成されている。
【0056】ところで、上述したpウェル70と各n領
域72−1〜72−7のそれぞれに着目すると、それら
の間にはpn接合層が形成されるため、それぞれのpn
接合層は並行して配置された7つの可変容量ダイオード
として機能することになる。
【0057】したがって、すべてのMOSスイッチがオ
フ状態の場合には、中央部分のn領域72に接続された
第1の端子電極18とpウェル70に接続された第2の
端子電極34との間に、pウェル70とn領域72−4
との間に形成される最少の容量が現れることになる。な
お、このときpn接合層に印加する逆バイアス電圧を可
変に制御することにより、この最少の容量値が可変に制
御できる点はいうまでもない。
【0058】次に、制御電極74−3あるいは74−4
のいずれか一方に正の制御電圧を印加することによりい
ずれかのMOSスイッチがオン状態となる。この状態で
は、n領域72−3あるいは72−5とpウェル70と
の間に形成されるpn接合層が並列接続されることにな
るため、接合面積が増加し、第1および第2の端子電極
18,34間に現れる容量が増加する。
【0059】以下同様にして、n領域72−4に近いM
OSスイッチを順にオン状態に切り替えていくことによ
り、並列接続されるpn接合層の接合面積が階段状に増
加し、容量も増えることになる。しかも、それぞれのp
n接合層は印加する逆バイアス電圧を可変に制御するこ
とによりその容量値が連続的に変化する可変容量ダイオ
ードとして機能するため、このように接続状態を変える
ことにより広範囲にわたって連続的に容量値が変化する
可変容量素子を実現することができる。
【0060】また、本実施例の可変容量素子200は、
図12にその断面を示すように隣接するn領域72の間
にnチャネルが形成されるため、このnチャネルとpウ
ェル70との間にも障壁容量が生じることになる。した
がって、pn接合層の長手方向の端部にMOSスイッチ
を設けた場合に比べて、n−Si基板10の実質的な使
用面積の割合が増加し、同一の容量を得る場合には素子
の小型化が可能であり、素子の高密度実装化も可能とな
る利点がある。
【0061】第3実施例 次に、本発明を適用した第3実施例の可変容量素子につ
いて説明する。本実施例の可変容量素子300は、pn
接合層を正方形あるいは長方形といった矩形形状に形成
した点に特徴がある。そして、その矩形形状の一辺ある
いは二辺を利用してMOSスイッチが形成されている。
【0062】図13は、第3実施例の可変容量素子30
0の構成を示す平面図である。同図において、pn接合
層80−1〜80−6のそれぞれはn−Si基板10の
表面近傍に形成されている。また、それぞれのpn接合
層80−1〜80−6は、一対となるp領域82−1〜
82−6とn領域84−1〜84−6とにより形成され
ている。また、n−Si基板10の表面には絶縁層32
を挟んで6つの制御電極86−1〜86−6が隣接する
n領域84と部分的に重なるように形成されている。こ
の制御電極86−1〜86−6のいずれかに負の制御電
圧を印加することにより、対応するn−Si基板10の
表面近傍にpチャネルが形成されるため、このチャネル
を挟んで形成されているp領域82同士が電気的に接続
されることになる。
【0063】このように、制御電極86−1〜86−6
を順にオン状態に切り替えることにより、すべてのn領
域84−1〜84−6に共通に接続されている第1の端
子電極18と1つのp領域82−1に接続されている第
2の端子電極34との間に現れる容量を階段状に変化さ
せることができる。また、これらのMOSスイッチの切
り替えとともに各pn接合層80に印加する逆バイアス
電圧を可変に制御することにより、全体として広範囲に
わたって連続的に容量値が変化する可変容量素子を実現
することができる。
【0064】その他の実施例 次に、本発明のその他の実施例にかかる可変容量素子に
ついて説明する。
【0065】図14および図15は、化学液相法を用い
て端子付を行う場合の概略を示す図である。図14は図
1のA−A線断面に相当するものであり、図2に対応す
る。また、図15は図1のC−C線断面に相当するもの
であり、図4に相当する。
【0066】図1に示す可変容量素子100の1個分を
含むn−Si基板10を切り離した後に、図14および
図15に示すように、個別に切り離されたチップ(素
子)の全表面に化学液相法により、絶縁膜としてシリコ
ン酸化膜88を形成する。その後、エッチングにより制
御電極24,30および第1,第2の端子電極18,3
4,36上のシリコン酸化膜88を除去して孔を開け、
その孔を半田90で表面に盛り上がる程度に封じる。こ
れにより、突出した半田90をプリント配線基板のラン
ド等と直接接触させることができるので、表面実装に際
して好都合である。
【0067】なお、上述した例では図1に示した可変容
量素子100を例にとり説明したが、第1実施例の他の
可変容量素子や第2あるいは第3実施例の可変容量素子
についても同様である。また、素子表面の保護膜に合成
樹脂等の他の絶縁材料を使用してもよく、保護膜の穿孔
にレーザ光線を利用してもよい。
【0068】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。
【0069】例えば、上述した各実施例の可変容量素子
は、半導体基板上に形成されるため、LSI等の一部と
して形成できることはいうまでもない。この場合は、他
の構成部品と同時に製造することができるため、後工程
における配線処理等が不要になるという利点がある。ま
た、必ずしもLSI等の一部として形成する必要もな
く、個別の部品として製造するようにしてもよい。
【0070】また、上述した第1および第2実施例にお
いては、説明を簡単にするために7つのpn接合層を形
成する場合を例にとり説明したが、必要に応じてpn接
合層の個数を増減させることができる。例えば、容量の
可変範囲を大きく取りたい場合にはpn接合層の数を数
十に増やすだけでよい。
【0071】また、第3実施例においても説明を簡略化
するために6つのpn接合層を形成した場合を例にとり
説明したが、これら矩形形状のpn接合層の数を増減す
ることにより、容量の可変範囲を変えることができる。
特にpn接合層の数を数十個に設定した場合には、それ
らを碁盤状に整列配置すればよく、このように碁盤状に
配置した場合には、半導体基板上の無駄を最少限に押さ
えることができる。
【0072】また、上述した実施例は、n型シリコン基
板上に素子を形成する場合を例にとり説明したが、p型
シリコン基板あるいはGaAs等の他の材料を用いるよ
うにしてもよい。
【0073】
【発明の効果】上述したように請求項1の発明によれ
ば、複数の半導体スイッチを順にオン状態にして並列接
続されたpn接合層の数を変えることにより、これらの
pn接合層により形成される容量が変化するようになっ
ている。したがって、並列接続されたpn接合層の接合
面積が階段状に切り替わるため、広範囲に容量を変化さ
せることができる。
【0074】また、請求項2の発明によれば、上述した
pn接合層の一つ一つが可変容量ダイオードとして機能
するため、素子全体では広範囲にわたって容量を連続的
に変化させることができる。
【0075】また、請求項3の発明によれば、上述した
pn接合層の形状を長尺形状とするとともに、その長手
方向の端部近傍に半導体スイッチが設けられており、電
極や接続線を外部に引き出すことが容易であり、配線が
容易となる。
【0076】また、請求項4の発明によれば、pn接合
層の形状を矩形形状としており、例えば碁盤状にそれら
を配置するといったことが可能となり、実装密度を上げ
ることができる。
【0077】また、請求項5の発明によれば、上述した
複数のpn接合層のそれぞれの接合面積を階段状に変化
させることにより、並列接続するこれらpn接合層の数
が増したときに、容量をほぼ等間隔で変化させることが
できる。
【0078】また、請求項6の発明によれば、上述した
半導体スイッチをMOSトランジスタにより形成してお
り、オン状態において方向性を有しないことから、特に
交流信号が印加されるpn接合層同士の並列接続に際し
て好都合である。
【0079】また、請求項7の発明によれば、上述した
半導体スイッチをnチャネルMOSトランジスタとpチ
ャネルMOSトランジスタとを並列に用いたトランスミ
ッションゲートにより形成しており、安定した素子特性
を有することになる。
【0080】また、請求項8の発明によれば、上述した
pn接合層と半導体スイッチをすべて同一の半導体基板
上に形成しており、容易に大量生産および高密度化が可
能となる。
【0081】また、請求項9の発明によれば、上述した
可変容量素子を半導体基板上に形成した後に化学液相法
により全表面に絶縁膜を形成する。その後、この絶縁膜
の一部にエッチングやレーザ光照射により孔を開け、こ
の孔に半田を盛ることにより端子付が行われる。したが
って、表面実装型の素子を簡単に製造することができ、
表面実装型とすることにより、この素子の組み付け作業
も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施例の可変容量素子の
平面図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】図1のB−B線拡大断面図である。
【図4】図1のC−C線拡大断面図である。
【図5】第1実施例の可変容量素子の等価回路を示す図
である。
【図6】スイッチの切り替え制御を行う回路を示す図で
ある。
【図7】第1実施例の変形例を示す図である。
【図8】第1実施例の他の変形例を示す図である。
【図9】第1実施例の他の変形例を示す図である。
【図10】第1実施例の他の変形例を示す図である。
【図11】本発明を適用した第2実施例の可変容量素子
の平面図である。
【図12】図11のA−A線拡大断面図である。
【図13】本発明を適用した第3実施例の可変容量素子
の平面図である。
【図14】化学液相法を用いて端子付を行う場合の概略
を示す図である。
【図15】化学液相法を用いて端子付を行う場合の概略
を示す図である。
【符号の説明】
10 n−Si基板 12,20,26 p領域 14 n領域 16 表面電極 18 第1の端子電極 22,28 接続電極 24,30 制御電極 32 絶縁層 34,36 第2の端子電極

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定形状の複数のpn接合層と、 接続をオン状態にすることにより前記pn接合層同士を
    並列接続する複数の半導体スイッチと、 を備え、前記複数の半導体スイッチのそれぞれの接続状
    態を順に切り替えることにより並列接続する前記pn接
    合層の数を切り替えて、これらのpn接合層により形成
    される容量を可変に制御することを特徴とする可変容量
    素子。
  2. 【請求項2】 所定形状の複数のpn接合層と、 接続をオン状態にすることにより前記pn接合層同士を
    並列接続する複数の半導体スイッチと、 を備え、前記複数の半導体スイッチのそれぞれの接続状
    態を順に切り替えることにより並列接続する前記pn接
    合層の数を切り替えるとともに、前記pn接合層に印加
    する逆バイアス電圧を可変に制御することにより、前記
    pn接合層により形成される容量を可変に制御すること
    を特徴とする可変容量素子。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記所定形状は長尺形状であり、長手方向の端部近傍に
    前記半導体スイッチを設けることを特徴とする可変容量
    素子。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、 前記所定形状は矩形形状であり、この矩形形状の少なく
    とも一辺に沿って前記半導体スイッチを設けることを特
    徴とする可変容量素子。
  5. 【請求項5】 請求項1または2において、 前記複数のpn接合層のそれぞれは階段状に接合面積が
    変化しており、並列接続する前記pn接合層の数を増加
    させることにより、前記pn接合層により形成される容
    量がほぼ等間隔で変化することを特徴とする可変容量素
    子。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 前記半導体スイッチは、MOSトランジスタにより形成
    することを特徴とする可変容量素子。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 前記半導体スイッチは、nチャネルMOSトランジスタ
    とpチャネルMOSトランジスタとを並列に用いたトラ
    ンスミッションゲートにより形成することを特徴とする
    可変容量素子。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかにおいて、 前記複数のpn接合層と前記複数の半導体スイッチのそ
    れぞれを同一の半導体基板上に形成することを特徴とす
    る可変容量素子。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記半導体基板上に前記pn接合層と前記半導体スイッ
    チのそれぞれを形成した後に、この半導体基板の全表面
    に化学液相法により絶縁膜を形成し、この絶縁膜の一部
    をエッチングあるいはレーザ光照射によって除去して孔
    をあけ、その孔を半田で盛り上がる程度に封じることに
    より端子付けを行うことを特徴とする可変容量素子。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013051864A (ja) * 2011-08-02 2013-03-14 Nagano Japan Radio Co 送電装置および非接触型電力伝送システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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