JPH072309Y2 - 車両用荷台 - Google Patents

車両用荷台

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JPH072309Y2
JPH072309Y2 JP14418288U JP14418288U JPH072309Y2 JP H072309 Y2 JPH072309 Y2 JP H072309Y2 JP 14418288 U JP14418288 U JP 14418288U JP 14418288 U JP14418288 U JP 14418288U JP H072309 Y2 JPH072309 Y2 JP H072309Y2
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JP
Japan
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plate
cargo
moving plate
vehicle
fixed
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JP14418288U
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JPH0264444U (ja
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隆 内田
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、貨物の積み降ろしが容易で、荷崩れがしない
車両用荷台に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種車両用の荷台として、第4図乃至第6図に
示すような実開昭61-141142号公報に開示された考案が
あった。すなわち、1は車両荷室で、そのフロア2にネ
ジ3で固定されたカイド枠部材4の上部板5には、貫通
する複数の保持孔6が縦列状態に形成されており、前記
上部板5の下部に形成された挿通路7に摺動自在に挿入
された操作プレート8の上面には、ころがり支持部材9
を上部板5の保持孔6から上面5aに突出させる突出保持
面10と、ころがり支持部材9を保持孔6内に没入させる
退入保持面11とを交互に連続して形成したものであり、
図中8aは操作プレート8の操作用ハンドルである。
そして、貨物はガイド枠部材4の上部板5に載置される
が、操作プレート8の突出保持面10により、ころがり支
持部材9が上部板5の上面5aから突出しているときに
は、該ころがり支持部材9の転動により貨物は自由に移
動させることが出来る。また、操作プレート8の退入保
持面11により、ころがり支持部材9が上部板5の上面5a
から没入しているときには、貨物は上部板5の上面5aに
接触しているので、不用意に移動しないものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記実開昭61-141142号公報に開示された考案
のものは、操作プレート8の突出保持面10により、ころ
がり支持部材9を上部板5の上面5aから突出させて低摩
擦フロアを実現するのであるが、ころがり支持部材9が
上部板5の上面5aから突出させた分だけ貨物を押上げる
ので、その重量に比例して操作プレート8の操作力が大
きくなる。
また、操作プレート8を押したり引いたりする操作と、
バックドアの開閉操作との2つの操作が必要となり、両
操作は各別に行われるので、例えば、ころがり支持部材
9が上部板5の上面5aから突出して貨物が自由に移動で
きる状態でバックドアを閉めた場合、走行中に貨物が移
動,荷崩れを起こす虞がある。
更に、操作プレート8の退入保持面11に塵埃等が溜まっ
た場合には、ころがり支持部材9が上部板5の上面5aか
ら突出したりして誤動作するおそれがあるとゝもに、こ
ろがり支持部材9がスムーズに転動しない場合には、注
油が必要となり貨物に油の付着するといった諸問題点が
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記の如き従来の問題点を解決するために成
されたもので、貨物の積み降ろしを容易にするとゝも
に、リアゲートの開閉に同期して荷物の下面を押圧する
力を変化させ、荷崩れを行こさないような車両用荷台を
提供するのが目的であり、その要旨は、荷台の床面に移
動プレートと固定プレートとを車両の前後方向に交互に
配列し、固定プレートの側壁に形成した前方向に上昇す
るガイド溝に移動プレートの側壁に取付けた円筒コロを
嵌入するとゝもに、荷台のリアゲートを閉めた時前記移
動プレートの後端に取付けたローラを介して移動プレー
トを前進させ、該移動プレートの滑り止め材を設けた上
面を貨物の床面に押圧するように構成したことを特徴と
する車両用荷台にある。
〔実施例〕
以下、本考案を第1図乃至第3図に示す実施例により詳
細に説明する。なお、第1図は本考案に係る荷台を適用
した車両の要部を示す一部を切除した斜視図、第2図は
同荷台の分解斜視図、第3図(A)(B)(A)′
(B)′は同荷台の動作説明図である。
図面において、1は車両の荷台で、その床面2には、移
動プレート3と固定プレート4とを交互に隣接状態で車
両の前後方向、すなわち走行方向に設置する。この移動
プレート3と固定プレート4とは、いずれもその天面部
3a,4aと左右の側壁部3b,4bとから構成され、荷台1の長
さと同程度の長を有する細長い形状に形成されている。
そして、前記移動プレート3には、その左右の側壁部3b
に長手方向に沿って所定間隔毎に円筒コロ5が回転自在
に装着されているとゝもに、該移動プレート3の後端に
はローラ6が回転自在に取付けられており、更に移動プ
レート3の天面部3aにはゴム等の摩擦係数の大きな滑り
止め材7が設けられている。
一方、前記固定プレート4の左右の側壁部4aには、前記
円筒コロ5と対応する位置に該円筒コロ5が嵌入するガ
イド溝8が形成されているが、このガイド溝8は車両の
走行方向に向かって上昇するような傾斜状に形成されて
いる。そして、前記移動プレート3と固定プレート4と
は、固定プレート4のガイド溝8に移動プレート3の円
筒コロ5が嵌入するように交互に隣接して配置し、固定
プレート4は床面2に固定してある。また、移動プレー
ト3の後端に取付けたローラ6は床面2の後端2aから突
出させている。なお、図中9は床面2の後端2aにヒンジ
10で開閉自在に取付けられたリアゲートである。
〔実施例の作用〕
そこで、第3図の(A)(B)で示すように、レアゲー
ト9が開いている時は、移動プレート3はその自重によ
り円筒コロ5が固定プレート4のガイド溝8の下端部に
位置して床面2上にあり、且つ該移動プレート3のロー
ラ6は床面2の後端2aから突出している。そして、移動
プレート3の滑り止め材7の上面は、固定プレート4の
上面(天面部)4aより低くなっている。したがって、貨
物Fは固定プレート4の上面4aに載置されていることに
なるが、この固定プレート4の上面4aは摩擦係数が小さ
いので、貨物Fの積み降ろしは容易である。
次に、第3図の(A)′、(B)′に示すように、リア
ゲート9を閉めると、該リアゲート9により移動プレー
ト3はローラ6を介して車両の走行方向(前方向)に押
し出されるので、移動プレート3の円筒コロ5は固定プ
レート4のガイド溝8を上昇し、移動プレート3の滑り
止め材7の上面が貨物Fの底面に強く押圧される。従っ
て、貨物Fはこの摩擦係数の大きな滑り止め材7により
移動不能に固定される。この場合、物自体を持ち上げる
のではなく、滑り止め材7が貨物Fの底面に強く押圧さ
れればよいので、貨物Fが幾ら重くてもリアゲート9の
開閉操作力は大きくならないし、また、移動プレート3
の車両走行方向への押動はリアゲート9の回転中心(ヒ
ンジ10)の近傍で行われるので、梃の原理によりリアゲ
ート9の開閉操作力は非常に小さくて済む。
〔考案の効果〕
本考案に係る車両用荷台は、上記のように、荷台の床面
に移動プレートと固定プレートとを車両の前後方向に交
互に配列し、固定プレートの側壁に形成した前方向に上
昇するガイド溝に移動プレートの側壁に取付けた円筒コ
ロを嵌入するとゝもに、荷台のリアゲートを閉めた時前
記移動プレートの後端に取付けたローラを介して移動プ
レートを前進させ、該移動プレートの滑り止め材を設け
た上面を貨物の底面に押圧するように構成したものであ
るから、リアゲートを閉めたときには、移動プレートは
若干持ち上げられることになってその上面が貨物の底面
に強く押圧され、積み込まれた貨物が不用意に移動した
り荷崩れもしない。また、リアゲートを開くとこれと同
期して前記移動プレートが下降するため、貨物の底面と
の押圧力が解除され、貨物Fの積み降ろしが容易に行え
るとゝもに、移動プレートは塵埃の溜まる構造ではない
ので注油の必要もなく、貨物を汚す虞れもないといった
諸効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に係る車両用荷台の要部を示す一部を切
除した斜視図、第2図は同荷台の分解斜視図、第3図
(A)(B)(A)′(B)′は同荷台構造の動作説明
図、第4図は従来の車両荷室用コンベアを装備した自動
車の後部斜視図、第5図は同コンベアの分解斜視図、第
6図は第5図のII−II線断面図である。 1……荷台、2……床面、3……移動プレート、4……
固定プレート、3a,4a……天面部、3b,4b……側壁部、5
……円筒コロ、6……ローラ、7……滑り止め材、8…
…ガイド溝、9……リアゲート、F……貨物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷台の床面に移動プレートと固定プレート
    とを車両の前後方向に交互に配列し、固定プレートの側
    壁に形成した前方向に上昇するガイド溝に移動プレート
    の側壁に取付けた円筒コロを嵌入するとゝもに、荷台の
    リアゲートを閉めた時前記移動プレートの後端に取付け
    たローラを介して移動プレートを前進させ、該移動プレ
    ートの滑り止め材を設けた上面を貨物の底面に押圧する
    ように構成したことを特徴とする車両用荷台。
JP14418288U 1988-11-04 1988-11-04 車両用荷台 Expired - Lifetime JPH072309Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14418288U JPH072309Y2 (ja) 1988-11-04 1988-11-04 車両用荷台

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JP14418288U JPH072309Y2 (ja) 1988-11-04 1988-11-04 車両用荷台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0264444U JPH0264444U (ja) 1990-05-15
JPH072309Y2 true JPH072309Y2 (ja) 1995-01-25

Family

ID=31411660

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JP14418288U Expired - Lifetime JPH072309Y2 (ja) 1988-11-04 1988-11-04 車両用荷台

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5315724B2 (ja) * 2008-03-03 2013-10-16 日産自動車株式会社 荷物室の床面構造
JP7217139B2 (ja) * 2018-12-06 2023-02-02 株式会社メイキコウ 荷物の搬送装置

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JPH0264444U (ja) 1990-05-15

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