JP2542909Y2 - 貨物自動車 - Google Patents
貨物自動車Info
- Publication number
- JP2542909Y2 JP2542909Y2 JP1992011548U JP1154892U JP2542909Y2 JP 2542909 Y2 JP2542909 Y2 JP 2542909Y2 JP 1992011548 U JP1992011548 U JP 1992011548U JP 1154892 U JP1154892 U JP 1154892U JP 2542909 Y2 JP2542909 Y2 JP 2542909Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition plate
- pad
- sliding
- packing box
- sliding portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、貨物自動車に関し、特
に、荷箱の床面に仕切板を有する搬送ベルトが車体の前
後方向に往復自在に装着されてなる荷物搬出入装置を備
えた貨物自動車に関する。
に、荷箱の床面に仕切板を有する搬送ベルトが車体の前
後方向に往復自在に装着されてなる荷物搬出入装置を備
えた貨物自動車に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、車体上に搭載された荷箱の床面に
仕切板を有する搬送ベルトが車体の前後方向に往復自在
に装着されるとともに、仕切板の左右両側に形成された
摺動部が荷箱側面に設けた溝に摺動自在に嵌入されてな
る荷物搬出入装置を備えた貨物自動車が提供されてお
り、上記搬送ベルトを仕切板とともに前後方向に移動さ
せることで、この搬送ベルトに載置された荷物を荷箱に
順次搬入もしくは荷箱から順次搬出するようになされて
いた。
仕切板を有する搬送ベルトが車体の前後方向に往復自在
に装着されるとともに、仕切板の左右両側に形成された
摺動部が荷箱側面に設けた溝に摺動自在に嵌入されてな
る荷物搬出入装置を備えた貨物自動車が提供されてお
り、上記搬送ベルトを仕切板とともに前後方向に移動さ
せることで、この搬送ベルトに載置された荷物を荷箱に
順次搬入もしくは荷箱から順次搬出するようになされて
いた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、仕切板の摺動部を交換する際には、該摺
動部が仕切板と一体に形成されているため、仕切板を荷
箱から取り外す必要があり、このため交換に手間がかか
りメンテナンスに問題があった。
来のものでは、仕切板の摺動部を交換する際には、該摺
動部が仕切板と一体に形成されているため、仕切板を荷
箱から取り外す必要があり、このため交換に手間がかか
りメンテナンスに問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案の貨物自動車は、
仕切板を有する搬送ベルトが車体の前後方向に往復自在
に該車体上に搭載された荷箱の床面に装着されるととも
に、仕切板の左右両側に形成された摺動部が荷箱の側面
に設けた溝に摺動自在に嵌入されてなる荷物搬出入装置
を備えた貨物自動車において、前記仕切板の摺動部が該
仕切板と締結材で着脱自在に設けられるとともに、前記
摺動部にＵ字形のパッドが着脱自在に嵌着され、摺動部
にはこの摺動部に嵌着されたパッドの摺動方向への移動
を阻止するストッパが設けられ、上記パッドが前記溝内
に前記仕切板の前後方向への移動に伴い当該溝内で摺動
自在に挿入されたものである。
仕切板を有する搬送ベルトが車体の前後方向に往復自在
に該車体上に搭載された荷箱の床面に装着されるととも
に、仕切板の左右両側に形成された摺動部が荷箱の側面
に設けた溝に摺動自在に嵌入されてなる荷物搬出入装置
を備えた貨物自動車において、前記仕切板の摺動部が該
仕切板と締結材で着脱自在に設けられるとともに、前記
摺動部にＵ字形のパッドが着脱自在に嵌着され、摺動部
にはこの摺動部に嵌着されたパッドの摺動方向への移動
を阻止するストッパが設けられ、上記パッドが前記溝内
に前記仕切板の前後方向への移動に伴い当該溝内で摺動
自在に挿入されたものである。
【０００５】
【０００６】
【作用】摺動部のパッドを交換する際には、摺動部を仕
切板から分離させてパッドを交換する。
切板から分離させてパッドを交換する。
【０００７】また、パッドはその開口部を摺動部に嵌着
するだけでよく、しかも嵌着時には仕切板の前後方向へ
の移動に伴うパッドの前後への移動をストッパにより阻
止している。
するだけでよく、しかも嵌着時には仕切板の前後方向へ
の移動に伴うパッドの前後への移動をストッパにより阻
止している。
【０００８】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【０００９】図１は、本考案の貨物自動車を示してい
る。
る。
【００１０】図１において、１は車体上に搭載された荷
箱で、荷箱１内に荷物搬出入装置２が装備されている。
箱で、荷箱１内に荷物搬出入装置２が装備されている。
【００１１】荷物搬出入装置２は、荷箱１内を前後方向
に移動可能に設けられた仕切板２１と、一端部が仕切板
２１の下端に連結され、上面が荷物載置面２２ａになさ
れた搬送ベルト２２と、一端部が仕切板２１の下端に連
結されるとともに、他端部が搬送ベルト２２に連結され
たチェーンベルト２３と、このチェーンベルト２３を動
かして仕切板２１を前後方向に往復動させる駆動モータ
２４を備えたもので、駆動モータ２４を駆動させること
により仕切板２１が荷箱１内を往復動するとともに、搬
送ベルト２２も前後方向に移動するようになされてい
る。つまり、搬送ベルト２２の荷物載置面２２ａに載置
された荷物は、仕切板２１および搬送ベルト２２の移動
とともに前後方向に移動し、この前後方向への移動によ
り荷物を荷箱１に順次搬入するか、もしくは荷箱１から
搬出することができる。
に移動可能に設けられた仕切板２１と、一端部が仕切板
２１の下端に連結され、上面が荷物載置面２２ａになさ
れた搬送ベルト２２と、一端部が仕切板２１の下端に連
結されるとともに、他端部が搬送ベルト２２に連結され
たチェーンベルト２３と、このチェーンベルト２３を動
かして仕切板２１を前後方向に往復動させる駆動モータ
２４を備えたもので、駆動モータ２４を駆動させること
により仕切板２１が荷箱１内を往復動するとともに、搬
送ベルト２２も前後方向に移動するようになされてい
る。つまり、搬送ベルト２２の荷物載置面２２ａに載置
された荷物は、仕切板２１および搬送ベルト２２の移動
とともに前後方向に移動し、この前後方向への移動によ
り荷物を荷箱１に順次搬入するか、もしくは荷箱１から
搬出することができる。
【００１２】また、図１においてＡ部で示す前記仕切板
２１の下端両側には、図２乃至図５に示すように、前記
荷箱１の側面に前後方向に形成された溝１１（図４参
照）に摺動自在に嵌挿される摺動部３１を備えた摺動部
材３０が設けられている。
２１の下端両側には、図２乃至図５に示すように、前記
荷箱１の側面に前後方向に形成された溝１１（図４参
照）に摺動自在に嵌挿される摺動部３１を備えた摺動部
材３０が設けられている。
【００１３】摺動部材３０は、仕切板２１にボルト３２
により着脱自在に取り付けられている。
により着脱自在に取り付けられている。
【００１４】また、摺動部３１には、図５に示すよう
に、パッド３５を嵌着するための嵌着部３１ａが３箇所
形成されるとともに、摺動部３１における各嵌着部３１
ａの前後にはストッパ３６がそれぞれ固設されており、
上記嵌着部３１ａに３個のパッド３５が配設されてい
る。このパッド３５は、Ｕ字形に構成されたもので、こ
の開口部を前記嵌着部３１ａに嵌入することで摺動部３
１に嵌着されるとともに、この嵌着状態において、パッ
ド３５はストッパ３６により仕切板２１の前後移動に伴
う摺動方向である前後方向への移動が阻止されている。
に、パッド３５を嵌着するための嵌着部３１ａが３箇所
形成されるとともに、摺動部３１における各嵌着部３１
ａの前後にはストッパ３６がそれぞれ固設されており、
上記嵌着部３１ａに３個のパッド３５が配設されてい
る。このパッド３５は、Ｕ字形に構成されたもので、こ
の開口部を前記嵌着部３１ａに嵌入することで摺動部３
１に嵌着されるとともに、この嵌着状態において、パッ
ド３５はストッパ３６により仕切板２１の前後移動に伴
う摺動方向である前後方向への移動が阻止されている。
【００１５】そして、摺動部３１のパッド３５を交換す
る際には、ボルト３２を取り外すことで摺動部材３０を
仕切板２１から分離させることができるため、従来のよ
うに仕切板２１を荷箱１から外す必要がなく、パッド３
５を簡単に交換できる。
る際には、ボルト３２を取り外すことで摺動部材３０を
仕切板２１から分離させることができるため、従来のよ
うに仕切板２１を荷箱１から外す必要がなく、パッド３
５を簡単に交換できる。
【００１６】また、パッド３５は、その開口部を摺動部
３１に嵌着するだけで簡単に着脱ができ、しかも装着時
にはストッパ３６によりパッド３５の前後方向への移動
を阻止することで安定的に配設される。
３１に嵌着するだけで簡単に着脱ができ、しかも装着時
にはストッパ３６によりパッド３５の前後方向への移動
を阻止することで安定的に配設される。
【００１７】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、摺
動部のパッドを交換する際には、摺動部を仕切板から分
離させることができるため、従来のように仕切板を荷箱
から外して行う必要がなく、パッドを簡単に交換でき
る。
動部のパッドを交換する際には、摺動部を仕切板から分
離させることができるため、従来のように仕切板を荷箱
から外して行う必要がなく、パッドを簡単に交換でき
る。
【００１８】また、パッドは、その開口部を摺動部に嵌
着するだけでよいため簡単に着脱ができ、しかも嵌着時
にはストッパにより摺動方向への移動を阻止することで
安定的に配設されるため、パッドが摺動部に多少緩めに
嵌着されてもこのストッパによって保持することがで
き、高い精度は必要でなくパッドを簡単に作製すること
ができる。さらに、パッドをストッパを介して摺動部に
嵌着するため、このパッドをストッパの部位を除く摺動
部の略全体に配設することができ、これによりパッドを
可能な限り長く確保でき、溝内を円滑に摺動させること
ができる。
着するだけでよいため簡単に着脱ができ、しかも嵌着時
にはストッパにより摺動方向への移動を阻止することで
安定的に配設されるため、パッドが摺動部に多少緩めに
嵌着されてもこのストッパによって保持することがで
き、高い精度は必要でなくパッドを簡単に作製すること
ができる。さらに、パッドをストッパを介して摺動部に
嵌着するため、このパッドをストッパの部位を除く摺動
部の略全体に配設することができ、これによりパッドを
可能な限り長く確保でき、溝内を円滑に摺動させること
ができる。
【図１】本考案に係る貨物自動車の構成を示す斜視図で
ある。
ある。
【図２】仕切板の下部を示す背面図である。
【図３】仕切板の下部を示す側面図である。
【図４】摺動部にパッドが嵌着されていない摺動部材を
示す拡大の背面図である。
示す拡大の背面図である。
【図５】摺動部にパッドが嵌着されていない摺動部材を
示す拡大の側面図である。
示す拡大の側面図である。
１ 荷箱 １１ 溝 ２ 荷物搬出入装置 ２１ 仕切板 ２２ 搬送ベルト ３１ 摺動部 ３２ ボルト（締結材） ３５ パッド ３６ ストッパ
Claims (1)
- 【請求項１】 仕切板を有する搬送ベルトが車体の前後
方向に往復自在に該車体上に搭載された荷箱の床面に装
着されるとともに、仕切板の左右両側に形成された摺動
部が荷箱の側面に設けた溝に摺動自在に嵌入されてなる
荷物搬出入装置を備えた貨物自動車において、 前記仕切板の摺動部が該仕切板と締結材で着脱自在に設
けられるとともに、前記摺動部にＵ字形のパッドが着脱
自在に嵌着され、摺動部にはこの摺動部に嵌着されたパ
ッドの摺動方向への移動を阻止するストッパが設けら
れ、上記パッドが前記溝内に前記仕切板の前後方向への
移動に伴い当該溝内で摺動自在に挿入されたことを特徴
とする貨物自動車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992011548U JP2542909Y2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 貨物自動車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992011548U JP2542909Y2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 貨物自動車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0572562U JPH0572562U (ja) | 1993-10-05 |
| JP2542909Y2 true JP2542909Y2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=11781016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992011548U Expired - Lifetime JP2542909Y2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 貨物自動車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2542909Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102502348B1 (ko) * | 2022-08-02 | 2023-02-23 | 주식회사 스피드플로어 | 차량 적재함의 적재물 이송 바닥 구조 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4354234A (en) * | 1980-10-10 | 1982-10-12 | United Technologies Corporation | Automatic lock-positioning of foldable helicopter blades |
-
1992
- 1992-03-09 JP JP1992011548U patent/JP2542909Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102502348B1 (ko) * | 2022-08-02 | 2023-02-23 | 주식회사 스피드플로어 | 차량 적재함의 적재물 이송 바닥 구조 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0572562U (ja) | 1993-10-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |