JPH07230854A - ケースのコネクタ取付構造 - Google Patents

ケースのコネクタ取付構造

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Publication number
JPH07230854A
JPH07230854A JP2025994A JP2025994A JPH07230854A JP H07230854 A JPH07230854 A JP H07230854A JP 2025994 A JP2025994 A JP 2025994A JP 2025994 A JP2025994 A JP 2025994A JP H07230854 A JPH07230854 A JP H07230854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral wall
case
lower case
connector
upper case
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2025994A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Ito
裕和 伊藤
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケースのコネクタ取付部を補強すると共に、
破損が発生しないケースのコネクタ取付け構造を提供す
る。 【構成】 コネクタ取付部11bを設けたロアケース1
1の周壁11aの内面に、アッパーケース12の周壁1
2aの外面を被せて、ロアケース11のT字状の係合部
11cの縦軸部11dにアッパーケース12の切欠き1
2bを被せ方向から嵌入させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケースのコネクタ取付
構造に関し、詳しくは、ケースのコネクタ取付部を補強
すると共に、破損が発生しないようにするものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用ワイヤーハーネスを種々の電装
品に分岐接続するのに用いられる電気接続箱、例えば、
ジョイントボックスJ/Bは、図3に示すように、ロア
ケース1にアッパーケース2を被せて、ケース内部への
浸水及び塵埃の侵入等を防止すると共に、ケース内部に
収容する電装品の保護を図っている。
【0003】上記ジョイントボックスJ/Bでは、アッ
パーケース2の周壁2aの外面とロアケース1の周壁1
aの外面とに、一連のレール突起状のコネクタ取付部2
b,1bをそれぞれ設け、該コネクタ取付部2b,1b
に、コネクタ3のレール溝3aを上方から嵌入して、ジ
ョイントボックスJ/Bにコネクタ3を外付けできるよ
うになっている。(実公平4−24624号公報参照)
【0004】上記のように、アッパーケース2とロアケ
ース1にコネクタ取付部2b,1bをそれぞれ設けたの
は、アッパーケース2のみにコネクタ取付け部2bを設
けた場合、コネクタ3のワイヤーハーネスW/Hに引っ
張り力Pが作用したとき、アッパーケース2の周壁2a
が外方に変形して破損したり、他の部分への悪影響を防
止するためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
コネクタ取付部2b,1bは、各ケース2,1の周壁2
a,1aの外面に設けられるから、成形時や組付け時
に、折れ、割れ、欠け等の破損が発生して、不良品にな
りやすいという問題がある。また、ケース2および1の
周壁に設けると、コネクタ取付時、少しでもずれるとコ
ネクタが入りずらくなる問題がある。
【0006】本発明は上記問題を解消するためになされ
たもので、ケースのコネクタ取付部を補強すると共に、
破損が発生しないケースのコネクタ取付構造を提供する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、請求項1で、ロアケースの周壁外面にコ
ネクタ取付部を突設すると共に、該コネクタ取付部と対
向する位置のロアケースの周壁内面より、断面T字形状
の係合部を突設する一方、アッパーケースの周壁外面を
上記ロアケースの周壁内面に被せて組み付けるように
し、該アッパーケースの周壁に、ロアケースに被せた時
に上記断面T字形状の係合部の縦軸部に、被せ方向から
嵌入する切欠きを設けたことを特徴とするケースのコネ
クタ取付構造を提供するものである。
【0008】上記コネクタ取付部は、取り付けるコネク
タの大きさに応じて、ロアケースの周壁上端より突出さ
せても良い。(請求項2) また、アッパーケースに設ける切欠きは、周壁の下端か
らの深さに設定し、アッパーケースの上壁の肉厚よりも
大きな寸法を残すように設定し、ロアケース周壁を外方
に変形しにくくしている。
【0009】
【作用】請求項1の本発明によれば、コネクタ取付部を
設けたロアケースの周壁の内面に、アッパーケースの周
壁の外面を被せ、その際、ロアケースの係合部の縦軸部
にアッパーケースの切欠きを被せ方向から嵌入する。よ
って、アッパーケースの周壁は、ロアケースの周壁と係
合部の横軸部との間に挟持された構成となる。これによ
り、コネクタ取付部にコネクタを取り付け、該コネクタ
により引っ張り力が作用した時、ロアケースの周壁が外
方に変形しようとしても、ロアケースより突設した係合
部の縦軸部にアッパーケースの周壁の切欠きが嵌入して
いるので、ロアケースの周壁が外方に変形しにくくな
り、該周壁が破損したりせず、他の部分への悪影響も防
止できる。さらに、係合部は、ケースの周壁の内面に設
けるから、成形時や組付け時に、折れ、割れ、欠け等の
破損が発生しなくなる。
【0010】また、請求項2の構成として、コネクタ取
付部をアッパーケース側まて突出させて大型とすると、
大型のコネクタを安定して取り付けることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。図1に示すように、電気接続箱であるジョイン
トボックスJ/Bは、四角箱状の合成樹脂製ロアケース
11と、四角箱状の合成樹脂製アッパーケース12とを
有し、上記ロアケース11の周壁11aの内面に、アッ
パーケース12の周壁12aの外面を上方から被せるよ
うになっている。
【0012】上記ロアケース11の周壁11aの外面の
適所には、コネクタ3のレール溝3a(図3参照)を上
方から嵌入するレール突起状のコネクタ取付部11bが
設けられている。なお、図1の右側のコネクタ取付部1
1bは、周壁11aの上端までの高さであるが、図1の
左側のコネクタ取付部11bは、周壁11aの上端より
も高く設定している。このコネクタ取付部11bの高さ
は、コネクタ3の大きさに対応するレール溝3aの高さ
に応じて適宜に設定される。
【0013】一方、上記ロアケース11の周壁11aの
内面には、上記ロアケース11の各コネクタ取付部11
bを設けた位置に対応して、被せ方向Cから見た断面が
T字状の係合部11cを設ける。該係合部11cは、図
2にも示すように、周壁11aから内方に突出した縦軸
部11dと、該縦軸部11dの先端から両側方に突出し
た横軸部11eとからなる。
【0014】上記アッパーケース12の周壁12aに
は、上記ロアケース11に被せたとき、上記係合部11
cの縦軸部11dに被せ方向から嵌入する切欠き12b
を設けている。該切欠き12bにより、アッパーケース
12をロアケース11に深く被せることができる。該切
欠き12bは、周壁12aの下端からの深さをt2に設
定し、アッパーケース12の上壁12cの肉厚よりも厚
い深さt1の周壁12aを残すことにより、周壁12a
が外方に変形しにくくしている。
【0015】上記構成としているため、ロアケース11
の周壁11aの内面に、アッパーケース12の周壁12
aの外面を上方から被せると、ロアケース11の係合部
11cの縦軸部1dにアッパーケース12の切欠き12
bが被せ方向Cから嵌入する。アッパーケース12の周
壁12aの外面はロアケース11の周壁11aの内面に
当接すると共に、係合部11cとの係合位置では、周壁
12aの内面は横軸部11eと当接する。即ち、アッパ
ーケース12の周壁12aは寸法設定によりロアケース
11の周壁11aと当接して密嵌すると共に、係合部1
1cにより周壁12aが周壁11aと当接するように保
持される。
【0016】このように組み立てたロアケース11とア
ッパーケース12からなるケースに対して、ロアケース
11のコネクタ取付部11bにコネクタ3が取付けられ
る。上記ケースに取り付けたコネクタ3によりコネクタ
取付部11bに引っ張り力Pが作用した場合、ロアケー
ス11の周壁11aが外方に変形しようとする。
【0017】このとき、周壁11aの係合部11cの縦
軸部11dにアッパーケース12の周壁12aの切欠き
12bが嵌入しているから、アッパーケース12の周壁
12aで、ロアケース11の周壁11aが外方に変形し
ようとするのが阻止され、ロアケース11の周壁11a
が外方に変形しにくくなる。したがって、ロアケース1
1の周壁11aが破損したりせず、他の部分への悪影響
も防止できるようになる。
【0018】また、ロアケース11のコネクタ取付部1
1bに対応して係合部11cを設けているので、該係合
部11cにより、コネクタ取付け部11bが補強される
ことになる。さらに、ロアケース11の係合部11c
は、周壁11aの内面に設けているから、成形時や組付
け時に、折れ、割れ、欠け等の破損が発生しなくなり、
不良品が減少して歩留りが向上する。
【0019】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のケースのコネクタ取付構造は、コネクタ取付部を設け
たロアケースの周壁の内面に、アッパーケースの周壁の
外面を被せたとき、ロアケースの係合部の縦軸部にアッ
パーケースの切欠きが被せ方向から嵌入するようにした
から、ケースに取り付けたコネクタから、ケースのコネ
クタ取付部に引っ張り力が作用して、ロアケースの周壁
が外方に変形しようとしても、ロアケースの係合部の縦
軸部にアッパーケースの周壁の切欠きが嵌入しているの
で、ロアケースの周壁が外方に変形しにくくなり、周壁
が破損したりせず、他の部分への悪影響も防止できるよ
うになる。
【0020】また、係合部は、コネクタ取付部に対応し
て設けているので、該係合部でコネクタ取付部が補強さ
れるようになる。さらに、係合部は、ケースの周壁の内
面に設けているから、成形時や組付け時に、折れ、割
れ、欠け等の破損が発生しなくなって、ケースの良品の
歩留りが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のジョイントボックスの斜視図であ
る。
【図2】 (A)は図1のA矢視部分の平面図、(B)
は図1のB−B線断面図である。
【図3】 従来のジョイントボックスの斜視図である。
【符号の説明】
11 ロアケース 11a 周壁 11b コネクタ取付部 11c 係合部 11d 首部 12 アッパーケース 12a 周壁 12b 切欠き

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロアケースの周壁外面にコネクタ取付部
    を突設すると共に、該コネクタ取付部と対向する位置の
    ロアケースの周壁内面より、断面T字形状の係合部を突
    設する一方、 アッパーケースの周壁外面を上記ロアケースの周壁内面
    に被せて組み付けるようにし、該アッパーケースの周壁
    に、ロアケースに被せた時に上記断面T字形状の係合部
    の縦軸部に、被せ方向から嵌入する切欠きを設けたこと
    を特徴とするケースのコネクタ取付構造。
  2. 【請求項2】 上記コネクタ取付部はロアケースの周壁
    上端より突出させている請求項1に記載のケースのコネ
    クタ取付構造。
JP2025994A 1994-02-17 1994-02-17 ケースのコネクタ取付構造 Withdrawn JPH07230854A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2025994A JPH07230854A (ja) 1994-02-17 1994-02-17 ケースのコネクタ取付構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2025994A JPH07230854A (ja) 1994-02-17 1994-02-17 ケースのコネクタ取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07230854A true JPH07230854A (ja) 1995-08-29

Family

ID=12022210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2025994A Withdrawn JPH07230854A (ja) 1994-02-17 1994-02-17 ケースのコネクタ取付構造

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JP (1) JPH07230854A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100444470C (zh) * 2003-04-15 2008-12-17 日本压着端子制造株式会社 增强用部件、带该部件的连接器、电气部件与基板的连接构造
US8410361B2 (en) 2009-06-02 2013-04-02 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Electrical junction box

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CN100444470C (zh) * 2003-04-15 2008-12-17 日本压着端子制造株式会社 增强用部件、带该部件的连接器、电气部件与基板的连接构造
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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010508