JP2602863Y2 - 自動車用リレーブロックとリレーカバーの嵌合ガイド構造 - Google Patents

自動車用リレーブロックとリレーカバーの嵌合ガイド構造

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JP2602863Y2
JP2602863Y2 JP1993026291U JP2629193U JP2602863Y2 JP 2602863 Y2 JP2602863 Y2 JP 2602863Y2 JP 1993026291 U JP1993026291 U JP 1993026291U JP 2629193 U JP2629193 U JP 2629193U JP 2602863 Y2 JP2602863 Y2 JP 2602863Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車用リレーブロッ
クとリレーカバーの嵌合ガイド構造に関し、詳しくは、
リレーブロックの下部をリレーカバーの上端開口より挿
入して、リレーブロックをリレーカバーに容易に嵌合固
定できるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用ワイヤハーネスに使用されるリ
レー・ヒューズ等を収容するリレーブロックは、防塵、
防水性および見栄え或いはメンテナンス性等の理由によ
り、リレーカバー内に嵌合して用いられている。
【0003】即ち、図4に示すように、略四角筒状のリ
レーカバー1内にリレーブロック2を嵌合する場合、リ
レーカバー1の上端開口1aから、リレーブロック2を
底面2a側から嵌合するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、リレー
カバー1の内面1bとリレーブロック2の外面2bとの
間の隙間tを広くすると(例えばt=5mm)、嵌合作業
は容易になるが、リレーカバー1の外形寸法Tが大きく
なる。一方、車両スペース上の制約から上記隙間tを広
くとれないときには(例えばt=1mm)、リレーカバー
1が僅かに変形しただけでもリレーブロック2の嵌合作
業は困難になる。
【0005】本考案は上記問題を解消するためになされ
たもので、リレーブロックの嵌合作業性が向上する自動
車用リレーブロックとリレーカバーの嵌合ガイド構造を
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、自動車用ワイヤハーネスに用いるリレー
ブロックを、その底面側からリレーカバーの上端開口に
挿入するものにおいて、上記リレーブロックの底面に、
リレーブロックの両側外面に沿ってそれぞれ下方へ突出
する一対のガイドリブを設け、これらガイドリブの外面
はリレーブロックの外面より突出させずに同一線上に位
置させ、かつ、各ガイドリブの外面下部にリレーブロッ
クの内方側に向かうアール面若しくはカット面をそれぞ
れ形成し、さらに、これらガイドリブの下端位置を同一
高さにすると共にリレーブロックの最下端に位置させ、
これらガイドリブの外面を上記リレーカバーの内面に摺
接させて挿入する構成としていることを特徴とする自動
車用リレーブロックとリレーカバーの嵌合ガイド構造を
提供している。
【0007】上記一対のガイドリブは、リレーブロック
の両側外面において対向配置していることが好ましい。
【0008】上記ガイドリブの一方は、リレーブロック
の外面に沿う底面のうち最も下方へ突出した部位の底面
より突出させており、このように位置決めして設けたガ
イドリブに対して、他方のガイドリブを対向位置の底面
より突出させて形成している。尚、ガイドリブの設置位
置は上記した位置決め方法以外に、長辺側の対向する両
側外面の略中央部に設けてもよい。
【0009】
【作用】本考案によれば、リレーブロックの底面にガイ
ドリブを設け、このガイドリブの外面下部にアール面若
しくはカット面を形成することにより、リレーブロック
を底面側からリレーカバー内に嵌合する際、アール面若
しくはカット面のガイドにより、ガイドリブをリレーカ
バーの上端開口にスムーズに挿入でき、次いで、ガイド
リブのガイドにより、リレーブロックがリレーカバー内
にスムーズに嵌合できるようになって、嵌合作業性が向
上する。
【0010】また、一対のガイドリブは対向した位置に
同一高さに突出させているため、リレーブロックをリレ
ーカバーへ挿入する時、リレーブロックに傾きが発生し
にくく、リレーブロックの底面が水平に保持されながら
リレーカバーに挿入されることからも、嵌合作業をより
スムーズに行うことができる。
【0011】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例により詳細に説
明する。なお、図4の従来技術と同一構成・作用の箇所
は同一番号を付して詳細な説明は省略する。
【0012】図2及び図3に示すように、略四角筒状の
リレーカバー1の内面1b,1b’とリレーブロック2
の外面2b,2b’との間のそれぞれの隙間tは、車両
スペース上の制約から広くとれない場合を想定して、本
実施例では1mmに設定している。上記リレーカバー1に
は、ワイヤハーネスに接続されたリレーブロック2を上
端開口1aから嵌合して収容している。
【0013】上記リレーブロック2の底面2aには、長
手方向の略中間位置で、幅方向の両側外面2b,2b’
に沿ってそれぞれ下方へ同一長さで突出する一対のガイ
ドリブ2c,2c’を一体的に設ける。上記一方のガイ
ドリブ2cは外面2bに沿う底面2aのうちで最も下方
へ突出している部分2a’から突設しており、よって、
ガイドリブ2cの突出量Hを少なくしている。他方のガ
イドリブ2c’は上記ガイドリブ2cと対向する位置に
設けており、よって、ガイドリブ2c’の突出量はガイ
ドリブ2cより大きい。
【0014】尚、リレーブロック2の外面2bに沿う底
面のうち、最も下方へ突出した部分2a’が長手方向の
略中央部に位置しているため、上記底面部分2a’より
ガイドリブ2cを突設し、対向位置にガイドリブ2c’
を設けているが、ガイドリブは必ずしも最も下方へ突出
した部分に設ける必要はない。例えば、最も下方へ突出
した底面が中央部に位置しない場合には、中央部の底面
からガイドリブを突設しても良いし、また、リレーブロ
ック2の底面2aの長手方向に所定のピッチで複数箇所
に設けても良い。
【0015】上記リレーブロック2の各ガイドリブ2
c,2c’の外面下部には、リレーブロック2の内方側
に向かうアール面2d,2d’をそれぞれ形成してい
る。なお、アール面2d,2d’に代えて、カット面で
あっても良い。
【0016】上記構成のガイドリブ2c,2c’をリレ
ーブロック2に設けているため、リレーブロック2をリ
レーカバー1内に嵌合する際には、図1に示すように、
まず、リレーブロック2の底面2a側のガイドリブ2
c,2c’をリレーカバー1の上端開口1aに挿入す
る。この挿入時、ガイドリブ2c,2c’にアール面2
d,2d’を形成しているので、隙間tが狭くても、ま
た、リレーカバー1が変形していても、このアール面2
d,2d’のガイドにより、ガイドリブ2c,2c’を
上端開口1aにスムーズに挿入することができる。
【0017】次いで、リレーカバー1の上端開口1aに
挿入されたガイドリブ2c,2c’のガイドにより、図
2に示すように、リレーブロック2がリレーカバー1内
にスムーズに嵌合できるようになる。
【0018】このように、リレーブロック2の底面2a
にガイドリブ2c,2c’を追加するだけで、リレーブ
ロック2の嵌合作業性が大幅に向上する。また、上記隙
間tが狭くてもよいので、リレーカバー1の外形寸法T
を小さくでき、コンパクトに構成できる。
【0019】
【考案の効果】以上の説明より明らかなように、本考案
は、リレーブロックの底面に対向してガイドリブを突設
すると共に、これらガイドリブの外面下部にアール面若
しくはカット面を形成しているため、リレーブロックを
底面側からリレーカバー内に嵌合する際、アール面若し
くはカット面のガイドにより、ガイドリブをリレーカバ
ーの上端開口にスムーズに挿入でき、次いで、ガイドリ
ブのガイドにより、リレーブロックがリレーカバー内に
スムーズに嵌合できるようになる。
【0020】よって、リレーカバーの内面とリレーブロ
ックの外面との間の隙間が狭くても、また、リレーカバ
ーが変形していても、リレーブロックの嵌合作業が容易
に行え、嵌合作業性が向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のリレーブロックの嵌合作業中の断面
図である。
【図2】 図1の嵌合完了時の断面図である。
【図3】 図2の平面図である。
【図4】 従来のリレーブロックの嵌合作業中の断面図
である。
【符号の説明】
1 リレーカバー 1a 上端開口 1b,1b’ 内面 2 リレーブロック 2a 底面 2b,2b’ 外面 2c,2c’ ガイドリブ 2d,2d’ アール面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用ワイヤハーネスに用いるリレー
    ブロックを、その底面側からリレーカバーの上端開口に
    挿入するものにおいて、上記リレーブロックの底面に、
    リレーブロックの両側外面に沿ってそれぞれ下方へ突出
    する一対のガイドリブを設け、これらガイドリブの外面
    はリレーブロックの外面より突出させずに同一線上に位
    置させ、かつ、各ガイドリブの外面下部にリレーブロッ
    クの内方側に向かうアール面若しくはカット面をそれぞ
    れ形成し、さらに、これらガイドリブの下端位置を同一
    高さにすると共にリレーブロックの最下端に位置させ、
    これらガイドリブの外面を上記リレーカバーの内面に摺
    接させて挿入する構成としていることを特徴とする自動
    車用リレーブロックとリレーカバーの嵌合ガイド構造。
JP1993026291U 1993-05-20 1993-05-20 自動車用リレーブロックとリレーカバーの嵌合ガイド構造 Expired - Fee Related JP2602863Y2 (ja)

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JPH0683503U JPH0683503U (ja) 1994-11-29
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JPH0686198B2 (ja) * 1989-05-11 1994-11-02 日本電装株式会社 自動車用リバース警報ブザー装置

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