JPH07230725A - ワイヤーハーネス組立図板 - Google Patents

ワイヤーハーネス組立図板

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JPH07230725A
JPH07230725A JP6019592A JP1959294A JPH07230725A JP H07230725 A JPH07230725 A JP H07230725A JP 6019592 A JP6019592 A JP 6019592A JP 1959294 A JP1959294 A JP 1959294A JP H07230725 A JPH07230725 A JP H07230725A
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JP
Japan
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wire harness
drawing board
assembly drawing
mounting plate
wiring
Prior art date
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Application number
JP6019592A
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English (en)
Inventor
Kazunori Nakagawa
和紀 中川
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ワイヤーハーネス組立図板において、ワイヤー
ハーネスの形態に大幅な変更があっても再利用可能して
汎用性を持たせること。 【構成】枠材51〜54を組み合わせて枠体50を組み
立てる。次に、枠材51〜54で囲まれた領域を覆うよ
う、枠体50の上方から原寸図70を貼り付ける。そし
て、原寸図70上で原寸図70に示されたワイヤーハー
ネスの形態に合わせて取付板81〜83を配置して、ワ
イヤーハーネスの形態に適合した骨組みを作成する。つ
づいて、取付板81〜83の上方から一枚目の原寸図7
0と同一の原寸図100を貼り付ける。原寸図100に
従う所定の位置において、各取付板81〜83の長孔8
11〜831に布線治具111〜115を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤーハーネスを組
み立てる際に用いられるワイヤーハーネス組立図板に関
する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤーハーネスの中でも、特に自動車
用のワイヤーハーネスは、所定長さの多数の電線が集束
され、各電線の両端部には端子が取り付けられて、各端
子がコネクタへ挿入されてなるものであり、柔軟性があ
って形態的には細長く、自動車に用いられる種々の電装
品が配線されるため、複雑に枝分かれした構造を有して
いるのが特徴である。
【0003】通常、自動車用のワイヤーハーネスは、組
立図板上で組み立てられる。この組立図板には、ワイヤ
ーハーネスの形態を示した原寸図が貼られている。ここ
で、組立図板上でのワイヤーハーネス組立作業について
簡単に説明する。一般には、図4に示すように、図板1
1上に原寸図12を貼り付け、原寸図12に描かれてい
るワイヤーハーネスの最終形態に対応して分岐部、端末
部等に治具孔(図示せず。)を開け、この治具孔に布線
治具13,14を植立し、組立図板10が作成される。
そして、組立図板10上で、所定長さに調尺切断された
電線を、それぞれ、所定の布線治具13,14に配線し
て、目的に応じた枝形状の電線束を形成することで、量
産品のワイハーハーネスの組み立てが達成される。
【0004】また、たまにはワイヤーハーネスを量産す
る前の試作時においては、図5に示すように、図板21
上に原寸図22を貼り付け、原寸図22に描かれている
ワイヤーハーネスの最終形態に対応して分岐部、端末部
等に釘23を打ち、組立図板20が作成されることがあ
る。そして、組立図板10上で、所定長さに調尺切断さ
れた電線を、それぞれ、所定の釘13に配線して、目的
に応じた枝形状の電線束を形成することで、試作品のワ
イハーハーネスの組み立てが達成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示す組立図板10を試作時に作り、その組立図板10で
試作用ワイヤーハーネスを作成した後、そのワイヤーハ
ーネスをそのまま量産時に使用しようとしても使用でき
ないことがある。なぜなら、試作時と量産時ではワイヤ
ーハーネスの形態に多少の変更があることが多いからで
ある。そこで、新たな組立図板10を作成しなければな
らない。具体的には、組立図板10に新たに布線治具1
3,14を植立するための治具孔を開けなければならな
い。つまり、組立図板10を再利用できない。そのた
め、汎用性に欠けるのが実情である。また、少量しか作
られないワイヤーハーネスのために組立図板を作りなお
さなければならないので、費用の無駄となり生産効率が
悪くなっている。
【0006】また、図5に示す試作時に使用される組立
図板20では、最初の試作段階では電線長に余裕を持た
せて配線されるが、試作が進むにつれて製品に合わせて
電線長を短くして配線されるのが実情である。そのた
め、試作の最終段階においてが、電線長に余裕がなくな
り、電線を引っ張ると釘23が図板21から抜けたりす
る。よって、正確な布線やクランプ等の外装部品の取り
付けが正確にできないことがある。
【0007】そこで、ワイヤーハーネスの形態に多少の
変更があっても組立図板を再利用可能とし、汎用性及び
作業性に優れたワイヤーハーネス組立図板が、例えば特
開平5−62542号公報で提案されている。この公開
公報で開示されている組立図板30は、図6に示すよう
に、上方に開口したT形溝31を格子状に設けた平板3
2上に、ケーブル33の長さ方向の途中位置を支持する
複数の支持台34を、組み立てるワイヤーハーネスの配
線形状に応じて配置する。そして、支持台34の長孔3
5に直方体状で中央部に雌ねじ36を設けたブロック3
7をボルト38によって取り付ける。このブロック37
がT形溝31の内部に挿入されることにより、ボルト3
8と雌ねじ36との締結を緩めた状態で支持台34のT
形溝31に沿っての直線移動及び長孔35による位置の
微調整が可能となり、又ボルト38と雌ねじ36とを締
結するとにより平板32上の任意の位置に支持台34を
固定することが可能な構成になっている。
【0008】したがって、上記先行技術に係る組立図板
30は、ワイヤーハーネスの形態に多少の変更があって
も容易に対処できる。しかしながら、組立図板30には
多くの部品が取り付けられているため、高価であるばか
りか、組立図板30自体の重量も重くなっている。その
ため、組立図板30をワイヤーハーネスの組立ラインの
軌道上で搬送する際に、がたつきが生じ、布線作業を正
確に行えない等の問題がある。
【0009】本発明は、上記技術的課題に鑑みなされた
もので、主として試作時に正確に布線や外装部品の取り
付けが行うことができ、ワイヤーハーネスの形態に変更
があっても再利用可能とした汎用性のあるワイヤーハー
ネス組立図板の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明請求項1によるワイヤーハーネス組立図板は、
複数の枠材を組み合わせて組立図板の外郭形状に形成さ
れた枠体と、上記枠体で囲まれた領域内に予め定める状
態で配置された、長孔を有する取付板と、上記枠体で囲
まれた領域に貼られ、ワイヤーハーネスの形態を示した
原寸図と、上記原寸図に従う所定の位置において、上記
取付板の長孔に取り付けられた布線治具とを含むもので
ある。
【0011】請求項2によるワイヤーハーネス組立図板
は、請求項1記載のワイヤーハーネス組立図板におい
て、上記原寸図が上記取付板の上から貼られていること
を特徴とする。請求項3によるワイヤーハーネス組立図
板は、請求項1記載のワイヤーハーネス組立図板におい
て、原寸図が上記枠体に貼られ、その上に上記取付板が
配置され、さらにその上から上記原寸図が貼られている
ことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記請求項1のワイヤーハーネス組立図板で
は、複数の枠材を組み合わせて枠体を組立図板の外郭形
状に形成した後、この枠体で囲まれた領域内に取付板を
予め定める状態で配置するだけで、ワイヤーハーネスの
形態に合致した骨組みが形成される。そのため、ワイヤ
ーハーネスの形態に大幅な変更があっても、取付板を組
み換えるだけで容易に対処できる。このように、ワイヤ
ーハーネスのどうのような形態の変化にも対処可能であ
る結果、汎用性が多いに増す。
【0013】また、取付板には長孔が設けられているの
で、布線治具を任意の位置に取り付けることができる。
そのため、ワイヤーハーネスの形態に多少の変更があっ
た場合にも、原寸図に従って布線治具の固定位置を変更
するだけで簡単に対処でき、この点においても汎用性が
ある。さらに、従来のように布線治具を植立させるため
の治具孔を図板に開けることなく、ワイヤーハーネスの
形態の変化に対処できるので、試作品のように少量のワ
イヤーハーネスを作る際に用い、かつ、組立図板を再利
用できる。
【0014】請求項2のワイヤーハーネス組立図板で
は、原寸図が取付板の上から貼られているので、布線治
具を正確な位置に配置固定でき、後の布線作業もし易く
なる。そのため、正確な布線や外装部品を正確に取り付
けることができる。請求項3のワイヤーハーネス組立図
板では、原寸図が枠体に貼られ、その上に取付板が配置
され、さらにその上からもう一枚の原寸図が貼られてい
る。このように、2枚の原寸図を使用しているので、組
立図板を正確かつ容易に作成することができ、試作及び
量産時に関係なく正確に布線や外装部品の取り付けが行
うことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づき
説明する。図2は、本発明の一実施例に係るワイヤーハ
ーネス組立図板の構成を示す斜視図、図3は同じくワイ
ヤーハーネス組立図板の断面図である。なお、図1は、
組立図板の構成を明確に示すため原寸図を省略して現し
ている。
【0016】本実施例のワイヤーハーネス組立図板40
は、ワイヤーハーネスを組み立てる際に使用されるもの
であって、図2に示すように、4枚の枠材51,52,
53,54を組み合わせて組立図板40の外郭形状に合
わせて四角形枠状に形成された枠体50が備えられてい
る。各枠材51〜54は、所定長さの一般に市販されて
いるL字アングルであって、その長手方向に沿って複数
の長孔511,521,531,541が開けられてい
る。そして、各枠材51〜54の両端を組み合わせ、各
枠材51〜54の両端の長孔511〜541のねじ部材
61,62,63,64を挿通して固定することによっ
て、枠体50が構成されている。
【0017】枠体50上には、図3に示すように、枠材
51〜54で囲まれた領域を覆うように原寸図70が貼
られている。この原寸図70には、ワイヤーハーネスの
形態が示されている。このように、枠体50上に原寸図
70を貼るのは、後述する取付板81〜83をより正確
にワイヤーハーネスの形態に適合させて配置させるため
である。
【0018】そして、枠体51〜54で囲まれた領域内
には、図2に示すように、原寸図70に示されたワイヤ
ーハーネスの形態に合わせて例えば3枚の取付板81,
82,83が配置されている。各取付板81〜83は、
平板であって、その長手方向に沿って各取付板81〜8
3の全長と略一致する長孔811,821,831が開
けられている。このように、取付板81〜83に長孔8
11〜831を設けているのは、後述する布線治具11
1〜115を任意の位置に自由に取り付けることができ
るようにするためである。具体的には、第1の取付板8
1は、ワイヤーハーネスの幹線に沿って左右の枠材8
1,82間に略真っ直ぐに橋渡しされ、枠材51,52
の長孔511,521にねじ部材91,92を挿通して
固定されている。第2の取付板82は、第1の取付板8
1に交差するようにワイヤーハーネスの枝線に沿って上
下の枠材83,84間に斜めに橋渡しされ、枠材53,
54の長孔531,541にねじ部材93,94を挿通
して固定されている。第3の取付板83は、第2の取付
板82よりも左側において、第1の取付板81に交差す
るようにワイヤーハーネスの枝線に沿って上下の枠材5
3,54間に略真っ直ぐに橋渡しされ、上枠材53の長
孔531及び第1の取付板81と第3の取付板とが交差
した部分の長孔811,831にねじ部材95,96を
挿通して固定されている。なお、第2及び第3の取付板
82,83は、一端を第一の取付板81に固定し、第1
の取付板から分岐させて他端を枠材に固定するようにし
てもよい。また、寸法の短い取付板を使用した場合に
は、一端を第1の取付板に固定し、他端を自由状態とし
てもよい。また、取付板の数は3枚に限られず、ワイヤ
ーハーネスの形態に合わせて増減される。
【0019】さらに、図3に示すように、取付板81〜
83の上からワイヤーハーネスの形態を示した原寸図1
00が貼られている。このように、取付板81〜83上
にさらに原寸図100を貼るのは、後述する布線治具1
11〜115をより正確に配置固定するためである。そ
して、この原寸図100に従う所定の位置において、各
取付板81〜83の長孔811〜831に布線治具11
1,112,113,114,115が取り付けられて
いる。布線治具111〜114は、ワイヤーハーネスを
受け止めるためのU字治具であって、布線治具115
は、クランプ等の外装部品をワイヤーハーネスに取り付
けるためのクランプ治具である。なお、これら治具は、
ワイヤーハーネスの形態に合わせて種々取り付けられ
る。具体的には、布線治具111は、第1の取付板81
の左側端部において長孔811に挿通して固定されてい
る。布線治具112は、第1の取付板81の右側端部に
おいて長孔811に挿通して固定されている。布線治具
113は、第1の取付板81と第2の取付板82と交差
した部分の長孔811、821に挿通して固定されてい
る。布線治具114は、第2の取付板82の上枠材53
側端部において長孔821に挿通して固定されている。
布線治具115は、第3の取付板83の上枠材53側に
おいて長孔831に挿通して固定されている。
【0020】図1は、ワイヤーハーネス組立図板の組立
手順を示す図である。まず、図1(a)に示すように、
枠材51〜54を組み合わせて枠体50を組み立てる。
具体的には、各枠材51〜54の両端を組み合わせ、各
枠材51〜54の両端の長孔511〜541のねじ部材
61,62,63,64を挿通して固定する。次に、図
1(b)に示すように、枠材51〜54で囲まれた領域
を覆うよう、枠体50の上方から原寸図70を貼り付け
る。
【0021】そして、図1(c)に示すように、原寸図
70上で原寸図70に示されたワイヤーハーネスの形態
に合わせて取付板81〜83を配置する。具体的には、
第1の取付板81を、ワイヤーハーネスの幹線に沿って
左右の枠材81,82間に略真っ直ぐに橋渡し、枠材5
1,52の長孔511,521にねじ部材91,92を
挿通して固定する。次に、第2の取付板82を、第1の
取付板81に交差するようにワイヤーハーネスの枝線に
沿って上下の枠材83,84間に斜めに橋渡し、枠材5
3,54の長孔531,541にねじ部材93,94を
挿通して固定する。さらに、第3の取付板83を、第2
の取付板82よりも左側において、第1の取付板81に
交差するようにワイヤーハーネスの枝線に沿って上下の
枠材53,54間に略真っ直ぐに橋渡し、上枠材53の
長孔531及び第1の取付板81と第3の取付板とが交
差した部分の長孔811,831に挿通して固定する。
【0022】上記のようにしてワイヤーハーネスの形態
に適合した骨組みができあがると、図1(d)に示すよ
うに、取付板81〜83の上方から一枚目の原寸図70
と同一の原寸図100を貼り付ける。最後に、図1
(e)に示すように、原寸図100に従う所定の位置に
おいて、各取付板81〜83の長孔811〜831に布
線治具111〜115を取り付けることにより、組立図
板40の組み立てが達成される。具体的には、布線治具
111を、第1の取付板81の左側端部において長孔8
11に挿通して固定する。布線治具112を、第1の取
付板81の右側端部において長孔811に挿通して固定
する。布線治具113を、第1の取付板81と第2の取
付板82と交差した部分の長孔811、821に挿通し
て固定する。布線治具114を、第2の取付板82の上
枠材53側端部において長孔821に挿通して固定す
る。布線治具115を、第3の取付板83の上枠材53
側において長孔831に挿通して固定する。
【0023】上記組立図板40では、枠体50を組み立
た後、枠体50の上方から原寸図70を貼り付け、この
原寸図70上で原寸図70に示されたワイヤーハーネス
の形態に合わせて取付板81〜83を配置することで、
ワイヤーハーネスの形態に適合した骨組みが形成され
る。そのため、ワイヤーハーネスの形態に大幅な変更が
あった場合にも、従来のように布線治具を植立させるた
めの治具孔を図板に開けることなく、原寸図70に従っ
て取付板81〜83を組み換えるだけで容易に対処でき
る。このように、ワイヤーハーネスのどうのような形態
の変化にも対応可能である結果、汎用性が多いに増すこ
とになる。
【0024】また、取付板81〜83には、その長手方
向に沿って長孔811〜831が設けらているので、布
線治具111〜115を取付板81〜83上で任意の位
置に固定することができる。そのため、ワイヤーハーネ
スの形態に多少の変更があった場合にも、原寸図100
に従って布線治具111〜115の固定位置を変更する
だけで簡単に対応でき、この点においても汎用性があ
る。
【0025】さらに、従来のように布線治具を植立させ
るための治具孔を図板に開けることなく、ワイヤーハー
ネスの形態の変更に対処できるので、試作品のように少
量のワイヤーハーネスを作る際に用い、かつ、組立図板
40を再利用できる。さらにまた、2枚の原寸図70及
び100を使用しているので、組立図板40を正確かつ
容易に作成することができ、試作及び量産時に関係なく
正確に布線や外装部品の取り付けが行うことができる。
【0026】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で多くの修正及び変更を
加え得ることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明請
求項1のワイヤーハーネス組立図板によると、複数の枠
材を組み合わせて枠体を組立図板の外郭形状に形成した
後、この枠体で囲まれた領域内に取付板を予め定める状
態で配置するだけで、ワイヤーハーネスの形態に合致し
た骨組みが形成されるため、ワイヤーハーネスの形態に
大幅な変更があっても、取付板を組み換えるだけで容易
に対処でき、ワイヤーハーネスのどうのような形態の変
化にも対処可能である結果、汎用性が多いに増す。
【0028】また、取付板には長孔が設けられているの
で、布線治具を任意の位置に取り付けることができるた
め、ワイヤーハーネスの形態に多少の変更があった場合
にも、原寸図に従って布線治具の固定位置を変更するだ
けで簡単に対処でき、この点においても汎用性がある。
さらに、従来のように布線治具を植立させるための治具
孔を図板に開けることなく、ワイヤーハーネスの形態の
変化に対処できるので、試作品のように少量のワイヤー
ハーネスを作る際に用い、かつ、組立図板を再利用でき
る。
【0029】請求項2のワイヤーハーネス組立図板で
は、原寸図が取付板の上方から貼られているので、布線
治具を正確な位置に配置固定でき、後の布線作業もし易
くなる結果、正確な布線や外装部品を正確に取り付ける
ことができる。請求項3のワイヤーハーネス組立図板で
は、2枚の原寸図を使用しているので、組立図板を正確
かつ容易に作成することができ、試作及び量産時に関係
なく正確に布線や外装部品の取り付けが行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るワイヤーハネス組立図
板の組立手順を示す図である。
【図2】ワイヤーハーネス組立図板の構成を示す斜視図
である。
【図3】同じくワイヤーハーネス組立図板の断面図であ
る。
【図4】従来の一般的なワイヤーハーネス組立図板の構
成を示す斜視図である。
【図5】従来の試作用のワイヤーハーネス組立図板の構
成を示す斜視図である。
【図6】先行技術に係るワイヤーハーネス組立図板の構
成を示す斜視図である。
【符号の説明】
50 枠体 51〜54 枠材 70,100 原寸図 81〜83 取付板 811〜831 長孔 111〜115 布線治具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の枠材を組み合わせて組立図板の外郭
    形状に形成された枠体と、 上記枠体で囲まれた領域内に予め定める状態で配置され
    た、長孔を有する取付板と、 上記枠体で囲まれた領域に貼られ、ワイヤーハーネスの
    形態を示した原寸図と、 上記原寸図に従う所定の位置において、上記取付板の長
    孔に取り付けられた布線治具とを含むことを特徴とする
    ワイヤーハーネス組立図板。
  2. 【請求項2】請求項1記載のワイヤーハーネス組立図板
    において、 上記原寸図が上記取付板の上から貼られていることを特
    徴とする。
  3. 【請求項3】請求項1記載のワイヤーハーネス組立図板
    において、 原寸図が上記枠体に貼られ、その上に上記取付板が配置
    され、さらにその上から原寸図が貼られていることを特
    徴とする。
JP6019592A 1994-02-16 1994-02-16 ワイヤーハーネス組立図板 Pending JPH07230725A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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