JPH07229523A - 自動変速機用湿式多板クラッチ - Google Patents

自動変速機用湿式多板クラッチ

Info

Publication number
JPH07229523A
JPH07229523A JP2122294A JP2122294A JPH07229523A JP H07229523 A JPH07229523 A JP H07229523A JP 2122294 A JP2122294 A JP 2122294A JP 2122294 A JP2122294 A JP 2122294A JP H07229523 A JPH07229523 A JP H07229523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
plate
plates
pressure
automatic transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2122294A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidemichi Kazama
秀通 風間
Toshihiro Imoto
敏博 井元
Kazuhide Tomata
一秀 遠又
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamakawa Industrial Co Ltd
Original Assignee
Yamakawa Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamakawa Industrial Co Ltd filed Critical Yamakawa Industrial Co Ltd
Priority to JP2122294A priority Critical patent/JPH07229523A/ja
Publication of JPH07229523A publication Critical patent/JPH07229523A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加圧板側を冷却液(潤滑油)によって効果的
に冷却し、延命を図ることのできる自動変速機用湿式多
板クラッチまたはブレーキを提供する。 【構成】 相対回転可能な同心状の外筒(13,14)
および内筒(35,36)と、外筒部の内周部および内
筒部の外周部に交互に対向配置され、回転軸と平行する
方向に摺動可能な加圧板(15)および被加圧板(3
7)からなる複数のクラッチ板と、クラッチ板の圧接・
解放にかかわるピストン部材(19)とを有し、加圧板
(15)を対向面同士を接合させた2枚の板で形成する
と共に、その対向面(15A)に冷却液通路(15B)
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機用湿式多板
クラッチまたはブレーキに関し、詳しくは、互いに圧接
状態または解放状態に離接可能な摩擦材付被加圧板と加
圧板とが交互配置される自動変速機用の湿式多板クラッ
チまたはブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】遊星歯車装置を用いた自動変速機におい
ては、遊星歯車装置を構成する3つの回転要素のうちの
任意の一つの回転要素の回転を拘束することにより、所
望の変速段を達成するようにしている。このため、各回
転要素にはそれぞれクラッチやブレーキ等の摩擦係合要
素が付設されており、これら摩擦係合要素の係合状態を
車両の運転状態に応じて切り換えることにより、所望の
変速段が自動的に達成されるように構成されている。
【0003】従来、摩擦係合要素として一般的に用いら
れているのは、湿式多板クラッチあるいは湿式多板ブレ
ーキが最も多く、このような従来の自動変速機用湿式多
板クラッチまたはブレーキの一例を図4に示す。本明細
書においてはクラッチはブレーキを含む概念で用いる。
【0004】すなわち、回転駆動される入力軸101に
は、複数枚の加圧板102を内周にスプライン嵌合した
クラッチドラム103が一体的に接合されている。ま
た、入力軸101に対して相対回転自在に嵌合された中
空の出力軸104には、加圧板102と交互に重なり合
う摩擦材付きの被加圧板(以下でクラッチディスクとい
う)105を外周にスプライン嵌合したクラッチハブ1
06が一体的に接合されている。120はその摩擦材
(フェーシング)であり、フェーシング120はセルロ
ーズ,硅藻土,フェノール樹脂等の混合物によって形成
されており、弾性を具えている。前記クラッチドラム1
03の基端側(図中、右端側)には、図中、右端に位置
する加圧板102に当接し得る押圧部107を突設した
ピストン108が摺動自在に嵌合されており、さらに、
当該クラッチドラム103の先端部には、止め環109
が一体的に嵌着されていて、この止め環109と図中、
左端に位置するクラッチディスク105との間のクラッ
チドラム103の内周には、環状のリテーニングプレー
ト110が装着されている。
【0005】112はピストン108をクラッチハブ1
06とは逆側に付勢する戻しばね111の一端側を受け
る環状のばね受け板である。
【0006】このように構成された湿式多板クラッチに
おいては、入力軸101に形成された油路113から、
クラッチドラム103とピストン108との間に形成さ
れた油圧室114に圧油が供給されると、戻しばね11
1のばね力に抗してピストン108がクラッチハブ10
6に沿った方向側に押し出される。そして、止め環10
9により図中、左側への移動が拘束されたリテーニング
プレート110に加圧板102とクラッチディスク10
5とが押し付けられ、これらの加圧板102とクラッチ
ディスク105のフェーシングプレート120とが摩擦
力を介して圧接することにより、入力軸101の回転力
が出力軸104に伝達される。
【0007】逆に、油圧室114の圧油の圧力が低下す
ると、戻しばね111のばね力によってピストン108
がクラッチドラム103の基端側に押し戻される。そし
て、加圧板102とクラッチディスク105のフェーシ
ング120との間の摩擦力が低下する結果、入力軸10
1の回転力が出力軸104に伝達されず、クラッチドラ
ム103が空回り状態となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように構成された自動変速機用湿式多板クラッチま
たはブレーキでは、その解放状態でクラッチドラム10
3とクラッチハブ106とが通常の場合異速で回転して
いるが、係合状態すなわち、締結状態とするために油圧
室114に圧油が供給されるとピストン108により加
圧板102と被加圧板(クラッチディスク)105の摩
擦材(フェーシング)120とが摺接しつつ、リテーニ
ングプレート110を介して止め輪109に向けて偏倚
され、クラッチ締結の状態で同速となり、入力軸101
と出力軸104とが一体となって回転する。なお、上記
の摺接から完全クラッチ締結状態となるまでに要する時
間は通常僅か0.4秒ないし1秒ばかりであるが、その
間、加圧板102とこれに接するクラッチディスク10
5のフェーシング120との間では数百度Cという高温
となる。特に中間部位の多板クラッチが600℃迄温度
上昇し、最も高温となる。リテーニングプレート110
は熱容量が大きいため260℃迄しか温度上昇せず、ま
たピストンの押圧部18に接する加圧板15は150℃
迄しか温度上昇しない。そのために、運転中、大負荷の
の変速による締結・解放が繰返して行われると多板クラ
ッチ機構の中間部位を主体に焼付き、特にヒートスポッ
トと称される局部的高温高圧による焼付きやクラッチデ
ィスク105側の劣化によって変速機能が損われる虞が
あった。
【0009】ただし、かかる変速機においては、クラッ
チハブ106に設けられている孔(不図示)から潤滑油
が遠心力の作用で加圧板102およびクラッチディスク
105に供給される。そして、クラッチディスク105
に形成されているオイル溝を通過する際に双方の摩擦面
を冷却し、さらにクラッチドラム103に穿設されてい
る不図示の排出孔を介して外に排出されるように構成さ
れている。
【0010】しかし、クラッチディスク105にはその
両面にフェーシング120が貼設されており、フェーシ
ング120は先にも述べたようにセルローズや硅藻土,
フェノール樹脂などの混合による弾性体であるために、
圧縮によって変形されたフェーシング120がオイル溝
に入り込み易く、塞がれ勝ちになる。そこで、オイル溝
を通過し、摩擦面を冷却する筈のオイルの大半が多板ク
ラッチ機構の外側、つまりリテーニングプレート110
の外側およびピストン108の押圧部107側に逃げて
しまい、高温にさらされる摩擦面が効果的に冷却されな
いという問題があった。
【0011】本発明の目的は、上述したような従来の問
題の解決を図り、加圧板側を潤滑油によって効果的に冷
却することで、耐久性の向上を図ることのできる自動変
速機用湿式多板クラッチまたはブレーキを提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、相対回転可能な同心状の外筒および内
筒と、前記外筒の内周部および前記内筒の外周部に交互
に対向配置され、それぞれ回転軸と平行する方向に摺動
可能な加圧板および表面に摩擦材を有する被加圧板から
なる複数対のクラッチ板と、前記外筒と内筒との間に配
設され、前記クラッチ板の圧接・解放にかかわるピスト
ン部材とを有し、前記クラッチ板に冷却液が供給される
自動変速機用湿式多板クラッチにおいて、前記複数対の
クラッチ板のうち、少なくとも中央に位置する前記加圧
板を対向面同士が接合する2枚の板材で形成し、その対
向する接合面に冷却液通路を設けたことを特徴とするも
のである。
【0013】
【作用】本発明によれば、2枚の板の接合からなる加圧
板のうち少なくとも複数のクラッチ板の少なくとも中央
に位置する加圧板を対向面同士が接合する2枚の板材で
形成し、その対向面に冷却液通路を設けたことにより、
この冷却液通路に導かれる冷却液を介して加圧板と被加
圧板の摩擦材との間に発生する摩擦熱を放熱させること
ができ、クラッチ板の延命を図ることができる。
【0014】
【実施例】以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳
細かつ具体的に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例を示す。ここで、
11は図示しないトルクコンバータを介して機関に接続
する変速機入力軸であり、入力軸11のドラム取付段部
12には、筒状をなすクラッチドラム(外筒)13が電
子ビーム溶接等により一体的に接合されている。このク
ラッチドラム13の先端部内周には、スプライン部14
が形成されており、このスプライン部14には複数枚の
環状をなすプレート(加圧板)15および厚肉のリテー
ニングプレート16のそれぞれ外周側が摺動自在にスプ
ライン嵌合されている。さらに、スプライン部14の先
端部には、スプライン部14から加圧板15およびリテ
ーニングプレート16の抜け外れを防止する止め環17
が一体的に嵌着され、図中、左端に位置するリテーニン
グプレート16の外周側端面がこの止め環17に当接し
得るようになっている。
【0016】図中、右端に位置する加圧板15の内周側
端面と対向する位置に押圧部18が突設されているピス
トン19は、その外周側がクラッチドラム13の基端側
に形成されたピストン嵌合部20の内周にシールリング
21を介して摺動自在に嵌合されると共にその内周側が
変速機入力軸11の外周面にシールリング22を介して
摺動自在に嵌合されている。また、クラッチドラム13
の端板部23には、ピストン19の一端面に当接し得る
ストッパ24が突設されると共に、このストッパ24に
よってピストン19の軸方向の動作が規制される。ま
た、クラッチドラム13とピストン19との間には油圧
室25が形成されている。
【0017】26はこのの油圧室25に臨む入力軸11
側に穿設されている連通穴であり、油圧室25には、図
示しない油圧源からの圧油が給排される。また、上述し
たピストン19を間に挟んで前記ストッパ24と反対側
の変速機入力軸11の外周には、止め環28を介して環
状のばね受け板29が装着されており、このばね受け板
29と前記ピストン19との間に、ピストン19をスト
ッパ24側に向けて付勢する戻しばね30が介装されて
いる。
【0018】一方、中空の出力軸34には、クラッチド
ラム13のスプライン部14と対向する部位にスプライ
ン部35を外周に有するスプライン筒36が電子ビーム
溶接等により一体的に接合されていて、このスプライン
筒(内筒)36のスプライン部35には、上述した加圧
板15と交互に重なり合う複数枚の環状をなすプレート
(クラッチディスク)37の内周側が摺動自在にスプラ
イン嵌合されている。そしてこれらクラッチディスク
(被加圧板)37の両端面には、それぞれセルローズを
主体とする摩擦材(フェーシング)38が貼着されてい
る。
【0019】また、40は特殊逆止弁であり、油圧室2
5に油圧が供給され、ピストン19の押圧部18により
加圧板15とクラッチディスク37のフェーシング38
とが交互に圧接状態に保たれるクラッチ締結時にあって
は逆止弁として機能する。また、油圧室25の油圧が減
圧されるクラッチ解放の過程では遠心力によってその球
弁体43が変位し、弁通路41と球弁体43との間にす
き間通路が形成されることによりオイル(潤滑油)がす
き間通路を介して多板クラッチ側に排出される。
【0020】ところで本発明による加圧板15は、2枚
のプレス打抜加工による金属板で円環状に形成されてい
て、図2の(A)に示す実施例のように打抜き時に生じ
るだれのある方の面(以下で接合面という)15A同士
を重ね合わせるようにすると共に、この接合面15Aの
少なくとも一方に図2の(B)に示すような切込溝15
Bが形成してある。従って、だれの無い方の面15Cが
クラッチディスク37のフェーシング38に摺接する。
なお、上記の切込溝15Bはクラッチディスク37の回
転に伴って生じる遠心力を利用して導かれる冷却液(潤
滑油)により効率良くクラッチディスク37を冷却する
ために設けられるものであり、できるだけ熱伝導面積が
広く得られるようにすると共に潤滑油が遠心力により外
方に放散されるように刻設されることが望ましい。
【0021】図3の(A),(B)および(C)は他の
実施例による接合面に形成される溝の形態を示すもの
で、その(A)は加圧板15の接合面15Aに放射状切
込溝15Dを設けた例であり、また、その(B)は接合
面15Aに格子状切込溝15Eを設けた例、さらにま
た、その(C)は接合面15Aに単数ないし複数のスパ
イラル状切込溝15Fを設けた例をそれぞれ示す。な
お、このような切込溝15B〜15Fは2枚からなる加
圧板15の少なくともいずれか一方の接合面15Aに設
けられるもので、双方の接合面15Aに対向させる形で
もよく、また、溝の形成位置を異ならせてもよい。さら
には接合面15Aのうち、一方と他方とに異なる形態の
切込溝を形成しても良く、要は上述したように、接合面
15A,15A同士間で広い伝熱面積が確保でき、かつ
加圧板15に回転中心側から外方に向けて作用する遠心
力により潤滑油が導かれ易いように形成される限りどの
ように構成してもよいことは勿論である。
【0022】なお、切込溝15B〜15Fの幅としては
0.3〜2.0m/m程度が好ましく、その深さの方は
2枚からなる加圧板15の個々の厚さを配慮した上で設
定されればよい。
【0023】さらに、上述の実施例では全ての加圧板1
5を2枚の金属板で構成するようにしたが、これは少な
くとも中央に配置される加圧板のみを2枚の金属板で構
成しその接合面に溝を形成するようにしてもよい。中央
にあれば最も高温になる部分の熱の分散が効率的に行わ
れるからである。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、相対回転可能な同心状の外筒および内筒と、前記外
筒の内周部および前記内筒の外周部に交互に対向配置さ
れ、それぞれ回転軸と平行する方向に摺動可能な加圧板
および表面に摩擦材を有する被加圧板からなる複数対の
クラッチ板と、前記外筒と内筒との間に配設され、前記
クラッチ板の圧接・解放にかかわるピストン部材とを有
し、前記クラッチ板に冷却液が供給される自動変速機用
湿式多板クラッチにおいて、前記複数対のクラッチ板の
うち、少なくとも中央に位置する前記加圧板を対向面同
士が接合する2枚の板材で形成し、その対向する接合面
に冷却液通路を設けたので、互いに摺接ないし圧接する
加圧板と被加圧板とにおいて、従来、潤滑による冷却が
不足気味であった複数対のクラッチ板のうち少なくとも
中央部分に位置する加圧板に潤滑油が供給され、効率良
く冷却されることで、加圧板と被加圧板の摩擦材との間
に形成される摩擦面の昇温を抑制することができ、フェ
ーシングの劣化や摩擦面の焼付きを防止することができ
る。
【0025】また、切込溝の形成によって、加圧板の剛
性を低め、弾性的に機能させることで、摩擦材(フェー
シング)あるいは被加圧板自体に接触する加圧板の接触
面を相手方の面にならわせるようにすることができ、こ
れによって局部的に押圧力が集中することで発生し勝ち
な焼付き、殊にヒートスポットの発生防止に貢献でき
る。なお、実施例としては、摩擦材(フェーシング)が
設けられている湿式多板クラッチの場合について述べた
が、本発明はフェーシングが設けられず、加圧板が被加
圧板に形成された摩擦面に直接摺接ないし圧接する形態
のクラッチまたはブレーキにも広く適用できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動変速機用湿式多板クラッチの
構成例を示す断面図である。
【図2】本発明にかかる多板クラッチの構成を部分断面
図(A)およびその加圧板接合面の平面図(B)で示す
説明図である。
【図3】本発明の他の実施例による加圧板接合面を
(A),(B)および(C)の3例で示す説明図であ
る。
【図4】従来例の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
11 変速機入力軸 12 ドラム取付段部 13 クラッチドラム 14 スプライン部 15 加圧板 15A 接合面 15B〜15F 切込溝 16 リテーニングプレート 17 止め環 18 押圧部 19 ピストン 20 ピストン嵌合部 21,22 シールリング 23 端板部 24 ストッパ 25 油圧室 26 連通穴 27 油穴 28 止め環 29 ばね受け板 30 戻しばね 31 リング装着段部 32 補強リング 34 出力軸 37 クラッチディスク(被加圧板) 38 フェーシング(摩擦材) 40 特殊逆止弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対回転可能な同心状の外筒および内筒
    と、 前記外筒の内周部および前記内筒の外周部に交互に対向
    配置され、それぞれ回転軸と平行する方向に摺動可能な
    加圧板および表面に摩擦材を有する被加圧板からなる複
    数対のクラッチ板と、 前記外筒と内筒との間に配設され、前記クラッチ板の圧
    接・解放にかかわるピストン部材とを有し、前記クラッ
    チ板に冷却液が供給される自動変速機用湿式多板クラッ
    チにおいて、 前記複数対のクラッチ板のうち、少なくとも中央に位置
    する前記加圧板を対向面同士が接合する2枚の板材で形
    成し、その対向する接合面に冷却液通路を設けたことを
    特徴とする自動変速機用湿式多板クラッチ。
  2. 【請求項2】 前記冷却液は潤滑油であり、前記冷却液
    通路は前記内筒の側から前記外筒の側に向けて前記潤滑
    油を遠心力により導く溝に構成されることを特徴とする
    請求項1に記載の自動変速機用湿式多板クラッチ。
JP2122294A 1994-02-18 1994-02-18 自動変速機用湿式多板クラッチ Pending JPH07229523A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2122294A JPH07229523A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 自動変速機用湿式多板クラッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2122294A JPH07229523A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 自動変速機用湿式多板クラッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07229523A true JPH07229523A (ja) 1995-08-29

Family

ID=12048999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2122294A Pending JPH07229523A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 自動変速機用湿式多板クラッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07229523A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003206951A (ja) * 2002-01-16 2003-07-25 Kikuchi Co Ltd クラッチ装置
KR101137583B1 (ko) * 2010-02-17 2012-04-19 동양물산기업 주식회사 유압 습식 브레이크
US8286773B2 (en) 2008-08-19 2012-10-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Frictional engagement apparatus
KR20180051783A (ko) * 2016-11-09 2018-05-17 국민대학교산학협력단 드래그토크 저감용 웨이브형 습식클러치 마찰패드 및 이를 구비한 습식 다판 클러치
CN114198429A (zh) * 2021-12-13 2022-03-18 潍坊华源汽车部件有限公司 一种带液冷装置的安全离合器

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003206951A (ja) * 2002-01-16 2003-07-25 Kikuchi Co Ltd クラッチ装置
US8286773B2 (en) 2008-08-19 2012-10-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Frictional engagement apparatus
KR101137583B1 (ko) * 2010-02-17 2012-04-19 동양물산기업 주식회사 유압 습식 브레이크
KR20180051783A (ko) * 2016-11-09 2018-05-17 국민대학교산학협력단 드래그토크 저감용 웨이브형 습식클러치 마찰패드 및 이를 구비한 습식 다판 클러치
KR101870349B1 (ko) * 2016-11-09 2018-06-22 국민대학교산학협력단 드래그토크 저감용 웨이브형 습식클러치 마찰패드 및 이를 구비한 습식 다판 클러치
CN114198429A (zh) * 2021-12-13 2022-03-18 潍坊华源汽车部件有限公司 一种带液冷装置的安全离合器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4770920B2 (ja) ウェーブスプリングの挟持構造および摩擦係合装置
EP0797016B1 (en) Multi-plate clutch mechanism
GB2424048A (en) Planetary pinion carrier with overrunning brake having rockers
JP2017503132A (ja) 車両の変速機用摩擦型シフト要素
JPS6237523A (ja) 連続可変変速機の起動クラツチ組立体
JP4108241B2 (ja) 摩擦係合装置
JPH10184723A (ja) ウエ−ブスプリング付き油圧クラッチ装置
JP2001032854A (ja) 多板クラッチ及び多板クラッチのコアプレートの製造方法
JPH07229523A (ja) 自動変速機用湿式多板クラッチ
US6237727B1 (en) Wet type multi-plate friction engaging apparatus
KR100427665B1 (ko) 자동 변속기용 다판 클러치
JPH1030645A (ja) 多板クラッチ
JPH01279123A (ja) 多板クラッチ
JPH07145827A (ja) 自動変速機用湿式多板クラッチまたはブレーキ
JP2005249050A (ja) 自動変速機における湿式多板クラッチ
JPS6160291B2 (ja)
JP3752561B2 (ja) 多板クラッチ構造
JPS6325225B2 (ja)
JP2005249106A (ja) 自動変速機における湿式多板クラッチ
JP3128387B2 (ja) 湿式多板摩擦係合装置
JPH07139561A (ja) 自動変速機用湿式多板クラッチまたはブレーキ
JP3005155B2 (ja) クラッチ押圧組立体
KR0168284B1 (ko) 다판 클러치
JPH07145828A (ja) 自動変速機用湿式多板クラッチまたはブレーキ
JP2004011836A (ja) 湿式摩擦部材