JPH07229294A - 建築現場作業管理システム - Google Patents
建築現場作業管理システムInfo
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- JPH07229294A JPH07229294A JP15872894A JP15872894A JPH07229294A JP H07229294 A JPH07229294 A JP H07229294A JP 15872894 A JP15872894 A JP 15872894A JP 15872894 A JP15872894 A JP 15872894A JP H07229294 A JPH07229294 A JP H07229294A
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- construction
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Abstract
(57)【要約】
【目的】作業現場での工事の進捗状況を正確かつリアル
タイムに管理できる建築現場作業管理システムを提供す
る。 【構成】建築現場に設置され、公衆電話回線3に接続さ
れるバーコードリーダ1を有する電話機2と、作業情報
に対応したバーコードが印刷された作業ブック30と、
公衆電話回線3を通じて電話機2と接続されるととも
に、作業ブック30に印刷された作業情報をデータべー
ス6に保持するホストコンピュータ4とを備え、建築現
場の作業者が自らの作業進捗状況を作業ブック30の中
から選択し、その選択した作業情報に付されたバーコー
ドをバーコードリーダ1によって読み取らせ、ホストコ
ンピュータ4に送出することにより、この送られてきた
作業情報に基づいてホストコンピュータ4側にて建築現
場の作業進捗状況を管理する。
タイムに管理できる建築現場作業管理システムを提供す
る。 【構成】建築現場に設置され、公衆電話回線3に接続さ
れるバーコードリーダ1を有する電話機2と、作業情報
に対応したバーコードが印刷された作業ブック30と、
公衆電話回線3を通じて電話機2と接続されるととも
に、作業ブック30に印刷された作業情報をデータべー
ス6に保持するホストコンピュータ4とを備え、建築現
場の作業者が自らの作業進捗状況を作業ブック30の中
から選択し、その選択した作業情報に付されたバーコー
ドをバーコードリーダ1によって読み取らせ、ホストコ
ンピュータ4に送出することにより、この送られてきた
作業情報に基づいてホストコンピュータ4側にて建築現
場の作業進捗状況を管理する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築現場に用意された
作業ブックに印刷された作業情報に基づいて、建築現場
の作業進捗状況を管理する建築現場作業管理システムに
関する。
作業ブックに印刷された作業情報に基づいて、建築現場
の作業進捗状況を管理する建築現場作業管理システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】建築現場では、基礎工事から始まって据
付工事、木工工事、クロス工事、電気工事、水道工事、
ガス工事、内装設備等の各種工事が行われる。これらの
工事はかならずしも順番に行われるわけではなく、作業
の進み具合によって複数の工事が重複して行われる場合
もあることから、これら工事の進捗管理が作業効率の向
上を図るうえでの重要な課題となっている。また、これ
らの工事に携わる多数の現場作業者も建築現場に入退邸
することから、このような多数の現場作業者の管理も重
要である。
付工事、木工工事、クロス工事、電気工事、水道工事、
ガス工事、内装設備等の各種工事が行われる。これらの
工事はかならずしも順番に行われるわけではなく、作業
の進み具合によって複数の工事が重複して行われる場合
もあることから、これら工事の進捗管理が作業効率の向
上を図るうえでの重要な課題となっている。また、これ
らの工事に携わる多数の現場作業者も建築現場に入退邸
することから、このような多数の現場作業者の管理も重
要である。
【0003】そして、このような現場工事の進捗管理や
現場作業者の管理等は、通常現場監督が行っており、ま
た本社や業者等への管理状況の連絡も通常は現場監督が
行っている。
現場作業者の管理等は、通常現場監督が行っており、ま
た本社や業者等への管理状況の連絡も通常は現場監督が
行っている。
【0004】この場合、本社や業者等への連絡方法とし
て、従来は現場監督等が近くの公衆電話ボックスから電
話をかけて連絡する方法が一般に行われている。近くに
公衆電話ボックスがないような建築現場では、特開平1
−94161号公報に記載されているように、無線会話
装置を携帯し、この無線会話装置によって無線連絡する
といった方法が提案されている。また、最寄りの事務所
に設置されているファクシミリ装置によって連絡すると
いった方法も考えられている。
て、従来は現場監督等が近くの公衆電話ボックスから電
話をかけて連絡する方法が一般に行われている。近くに
公衆電話ボックスがないような建築現場では、特開平1
−94161号公報に記載されているように、無線会話
装置を携帯し、この無線会話装置によって無線連絡する
といった方法が提案されている。また、最寄りの事務所
に設置されているファクシミリ装置によって連絡すると
いった方法も考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
の場合も現場監督という特定の人間による連絡であり、
また現場監督は一つの建築現場だけを受け持っているわ
けではなく、複数の建築現場を受け持っており、これら
の建築現場を巡回しなから各現場の作業進行状況を監視
している。そのため、各建築現場の管理状況(工事の進
捗状況や現場作業者の入退邸の状況)の連絡は、定期的
(例えば、1日の作業終了時等)にまとめて行わざるを
得ず、本社等では各建築現場の管理状況をリアルタイム
に把握できないといった問題があった。このことは、現
場監督がいないときにどこかの建築現場でトラブルが発
生した場合に、即座に対応できないといった不具合を生
じる。
の場合も現場監督という特定の人間による連絡であり、
また現場監督は一つの建築現場だけを受け持っているわ
けではなく、複数の建築現場を受け持っており、これら
の建築現場を巡回しなから各現場の作業進行状況を監視
している。そのため、各建築現場の管理状況(工事の進
捗状況や現場作業者の入退邸の状況)の連絡は、定期的
(例えば、1日の作業終了時等)にまとめて行わざるを
得ず、本社等では各建築現場の管理状況をリアルタイム
に把握できないといった問題があった。このことは、現
場監督がいないときにどこかの建築現場でトラブルが発
生した場合に、即座に対応できないといった不具合を生
じる。
【0006】また、管理状況の連絡は、電話連絡や無線
連絡、あるいはファクシミリ装置による連絡であるた
め、報告者側の連絡ミスや連絡忘れ、また聞取側の聞き
取りミスや聞き取った内容の忘却等により、かならずし
も正確に連絡できるとは限らない。また、正確に連絡さ
れても、これをコンピュータに入力する際に誤って入力
するといったミスも発生しやすい。
連絡、あるいはファクシミリ装置による連絡であるた
め、報告者側の連絡ミスや連絡忘れ、また聞取側の聞き
取りミスや聞き取った内容の忘却等により、かならずし
も正確に連絡できるとは限らない。また、正確に連絡さ
れても、これをコンピュータに入力する際に誤って入力
するといったミスも発生しやすい。
【0007】本発明はこのような問題点を解決すべく創
案されたもので、その目的は、作業現場での工事の進捗
状況を正確かつリアルタイムに管理できる建築現場作業
管理システムを提供することにある。
案されたもので、その目的は、作業現場での工事の進捗
状況を正確かつリアルタイムに管理できる建築現場作業
管理システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の本発明の建築現場作業管理システムは、
建築現場に設置され、電話回線に接続される情報リーダ
装置を有する端末機と、建築現場に用意され、作業情報
に対応した情報コードが付与された情報コード媒体と、
管理部所に設置され、電話回線を通じて前記端末機と接
続されるとともに、前記作業情報をデータべースに保持
するホストコンピュータとを備え、建築現場の作業者が
作業進捗状況を前記情報コード媒体の中から選択し、そ
の選択した作業情報に付された情報コードを前記情報リ
ーダ装置によって読み取らせ、公衆電話回線を通じて前
記ホストコンピュータに送出することにより、この送ら
れてきた作業情報に基づいて前記ホストコンピュータに
より建築現場の作業進捗状況を管理するものである。
め、請求項1の本発明の建築現場作業管理システムは、
建築現場に設置され、電話回線に接続される情報リーダ
装置を有する端末機と、建築現場に用意され、作業情報
に対応した情報コードが付与された情報コード媒体と、
管理部所に設置され、電話回線を通じて前記端末機と接
続されるとともに、前記作業情報をデータべースに保持
するホストコンピュータとを備え、建築現場の作業者が
作業進捗状況を前記情報コード媒体の中から選択し、そ
の選択した作業情報に付された情報コードを前記情報リ
ーダ装置によって読み取らせ、公衆電話回線を通じて前
記ホストコンピュータに送出することにより、この送ら
れてきた作業情報に基づいて前記ホストコンピュータに
より建築現場の作業進捗状況を管理するものである。
【0009】本発明に用いる情報コード媒体とは、バー
コードが印刷された本、バーコード表、バーコードカー
ド等、磁気コードが付与された磁気カード、情報が孔と
して穿設されたカード、情報が凹凸として設けられたカ
ード等であり、これらによって、建築現場の基礎工事、
木工工事、仕上がり状況等の作業内容や作業者等の作業
情報が表される。
コードが印刷された本、バーコード表、バーコードカー
ド等、磁気コードが付与された磁気カード、情報が孔と
して穿設されたカード、情報が凹凸として設けられたカ
ード等であり、これらによって、建築現場の基礎工事、
木工工事、仕上がり状況等の作業内容や作業者等の作業
情報が表される。
【0010】請求項2の本発明の建築現場作業管理シス
テムは、建築現場に設置され、電話回線に接続されるバ
ーコードリーダを有する端末機と、建築現場に用意さ
れ、作業情報に対応したバーコードが印刷されたバーコ
ード表と、管理部所に設置され、電話回線を通じて前記
端末機と接続されるとともに、前記作業情報をデータべ
ースに保持するホストコンピュータとを備え、建築現場
の作業者が作業進捗状況を前記バーコード表の中から選
択し、その選択した作業情報に付されたバーコードを前
記バーコードリーダによって読み取らせ、電話回線を通
じて前記ホストコンピュータに送出することにより、こ
の送られてきた作業情報に基づいて前記ホストコンピュ
ータにより建築現場の作業進捗状況を管理するものであ
る。
テムは、建築現場に設置され、電話回線に接続されるバ
ーコードリーダを有する端末機と、建築現場に用意さ
れ、作業情報に対応したバーコードが印刷されたバーコ
ード表と、管理部所に設置され、電話回線を通じて前記
端末機と接続されるとともに、前記作業情報をデータべ
ースに保持するホストコンピュータとを備え、建築現場
の作業者が作業進捗状況を前記バーコード表の中から選
択し、その選択した作業情報に付されたバーコードを前
記バーコードリーダによって読み取らせ、電話回線を通
じて前記ホストコンピュータに送出することにより、こ
の送られてきた作業情報に基づいて前記ホストコンピュ
ータにより建築現場の作業進捗状況を管理するものであ
る。
【0011】請求項3の本発明の建築現場作業管理シス
テムは、建築現場に設置され、電話回線に接続される磁
気コードリーダを有する端末機と、建築現場に用意さ
れ、作業情報に対応した磁気コードが付与された磁気コ
ード媒体と、管理部所に設置され、電話回線を通じて前
記端末機と接続されるとともに、前記作業情報をデータ
べースに保持するホストコンピュータとを備え、建築現
場の作業者が作業進捗状況を前記磁気コード媒体の中か
ら選択し、その選択した作業情報に付された磁気コード
を前記磁気コードリーダによって読み取らせ、電話回線
を通じて前記ホストコンピュータに送出することによ
り、この送られてきた作業情報に基づいて前記ホストコ
ンピュータにより建築現場の作業進捗状況を管理するも
のである。
テムは、建築現場に設置され、電話回線に接続される磁
気コードリーダを有する端末機と、建築現場に用意さ
れ、作業情報に対応した磁気コードが付与された磁気コ
ード媒体と、管理部所に設置され、電話回線を通じて前
記端末機と接続されるとともに、前記作業情報をデータ
べースに保持するホストコンピュータとを備え、建築現
場の作業者が作業進捗状況を前記磁気コード媒体の中か
ら選択し、その選択した作業情報に付された磁気コード
を前記磁気コードリーダによって読み取らせ、電話回線
を通じて前記ホストコンピュータに送出することによ
り、この送られてきた作業情報に基づいて前記ホストコ
ンピュータにより建築現場の作業進捗状況を管理するも
のである。
【0012】
【作用】現場作業者は、建築現場に入るときに、これか
ら行う作業を示す作業情報を情報コード媒体より選択
し、その選択した作業情報に付された情報コードを、情
報リーダ装置により読み取らせてから建築現場に入る。
この情報リーダ装置で読み取られたデータは、電話回線
を通じて管理部所に設置されたホストコンピュータに入
力され、データとして保持される。
ら行う作業を示す作業情報を情報コード媒体より選択
し、その選択した作業情報に付された情報コードを、情
報リーダ装置により読み取らせてから建築現場に入る。
この情報リーダ装置で読み取られたデータは、電話回線
を通じて管理部所に設置されたホストコンピュータに入
力され、データとして保持される。
【0013】これにより、管理部所では、これから建築
現場で行われる作業内容、作業人員等をリアルタイムに
かつ正確に管理することが可能となる。
現場で行われる作業内容、作業人員等をリアルタイムに
かつ正確に管理することが可能となる。
【0014】また、現場作業者は、一つの作業を終了し
たときや現場から帰るときにも、それまでの作業内容を
示す作業情報を情報コード媒体より選択し、その選択し
た作業情報に付された情報コードを、情報リーダ装置に
より読み取らせてから建築現場を離れる。この情報リー
ダ装置で読み取られたデータは、電話回線を通じて管理
部所に設置されたホストコンピュータに入力され、デー
タとして保持される。
たときや現場から帰るときにも、それまでの作業内容を
示す作業情報を情報コード媒体より選択し、その選択し
た作業情報に付された情報コードを、情報リーダ装置に
より読み取らせてから建築現場を離れる。この情報リー
ダ装置で読み取られたデータは、電話回線を通じて管理
部所に設置されたホストコンピュータに入力され、デー
タとして保持される。
【0015】これにより、管理部所では、それまでに建
築現場で行われた作業内容、作業人員等をリアルタイム
にかつ正確に管理することが可能となる。
築現場で行われた作業内容、作業人員等をリアルタイム
にかつ正確に管理することが可能となる。
【0016】請求項2の発明では、現場作業者は、建築
現場に入るときに、これから行う作業や作業者等を示す
作業情報をバーコード表より選択し、電話機に設けられ
たバーコードリーダにより読み取らせてから建築現場に
入る。このバーコードで読み取られたデータは、電話回
線を通じて管理部所に設置されたホストコンピュータに
入力され、データとして保持される。これにより、管理
部所では、これから建築現場で行われる作業内容をリア
ルタイムにかつ正確に管理することが可能となる。
現場に入るときに、これから行う作業や作業者等を示す
作業情報をバーコード表より選択し、電話機に設けられ
たバーコードリーダにより読み取らせてから建築現場に
入る。このバーコードで読み取られたデータは、電話回
線を通じて管理部所に設置されたホストコンピュータに
入力され、データとして保持される。これにより、管理
部所では、これから建築現場で行われる作業内容をリア
ルタイムにかつ正確に管理することが可能となる。
【0017】また、現場作業者は、一つの作業を終了し
たときや現場から帰るときにも、それまでの作業内容、
作業者等を示す作業情報をバーコード表より選択し、電
話機に設けられたバーコードリーダにより読み取らせて
から建築現場を離れる。このバーコードで読み取られた
データは、電話回線を通じて管理部所に設置されたホス
トコンピュータに入力され、データとして保持される。
これにより、管理部所では、それまでに建築現場で行わ
れた作業内容をリアルタイムにかつ正確に管理すること
が可能となる。
たときや現場から帰るときにも、それまでの作業内容、
作業者等を示す作業情報をバーコード表より選択し、電
話機に設けられたバーコードリーダにより読み取らせて
から建築現場を離れる。このバーコードで読み取られた
データは、電話回線を通じて管理部所に設置されたホス
トコンピュータに入力され、データとして保持される。
これにより、管理部所では、それまでに建築現場で行わ
れた作業内容をリアルタイムにかつ正確に管理すること
が可能となる。
【0018】請求項3の発明では、請求項2のバーコー
ドとバーコードリーダとが、磁気コードと磁気コードリ
ーダとに換わるだけで、請求項2の発明と同様の作用と
なる。
ドとバーコードリーダとが、磁気コードと磁気コードリ
ーダとに換わるだけで、請求項2の発明と同様の作用と
なる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0020】図1は、本発明の建築現場作業管理システ
ムの電気的構成を示すブロック図である。
ムの電気的構成を示すブロック図である。
【0021】同図において、建築現場にはバーコードリ
ーダ1を備えた電話機2が設置されており、この電話機
2は、公衆電話回線3を通じて管理部所(建築事業所
等)に設置されたホストコンピュータ4の邸別データ作
成部5に接続されている。また、邸別データ作成部5に
は、建築現場の詳細な作業内容や建築作業に携わる多数
の現場作業者のそれぞれをデータ化して記憶したデータ
ベース6が双方向に接続されている。また、邸別データ
作成部5の出力は、邸別工事進捗状況や現場作業者の建
築現場への入退邸の実績を一覧表にして記憶する邸別デ
ータ記憶部7に導かれており、邸別データ記憶部7の出
力は、CRT等の表示画面やキーボード9等を備えた表
示部8に導かれている。また、邸別データ記憶部7に
は、建築現場の作業予定を入力する予定入力部10の出
力が導かれた構成となっている。なお、図示は省略して
いるが、ホストコンピュータ4と各業者事務所に設置さ
れた端末コンピュータ11とを電話回線3aを通じて接
続することにより、邸別データ記憶部7に記憶された各
種データを、必要に応じて協力業者に提供することが可
能である。
ーダ1を備えた電話機2が設置されており、この電話機
2は、公衆電話回線3を通じて管理部所(建築事業所
等)に設置されたホストコンピュータ4の邸別データ作
成部5に接続されている。また、邸別データ作成部5に
は、建築現場の詳細な作業内容や建築作業に携わる多数
の現場作業者のそれぞれをデータ化して記憶したデータ
ベース6が双方向に接続されている。また、邸別データ
作成部5の出力は、邸別工事進捗状況や現場作業者の建
築現場への入退邸の実績を一覧表にして記憶する邸別デ
ータ記憶部7に導かれており、邸別データ記憶部7の出
力は、CRT等の表示画面やキーボード9等を備えた表
示部8に導かれている。また、邸別データ記憶部7に
は、建築現場の作業予定を入力する予定入力部10の出
力が導かれた構成となっている。なお、図示は省略して
いるが、ホストコンピュータ4と各業者事務所に設置さ
れた端末コンピュータ11とを電話回線3aを通じて接
続することにより、邸別データ記憶部7に記憶された各
種データを、必要に応じて協力業者に提供することが可
能である。
【0022】また、現場作業者には、それぞれ毎に付与
された識別番号がバーコードとして印刷された個人カー
ド20が配布されており、現場作業者は、建築現場の入
邸時及び退邸時に、バーコードリーダ1によって配布さ
れた個人カード20の読み取りを行う。また、建築現場
には、基礎から施工完了までの全ての作業情報がバーコ
ードに対応させて印刷された作業ブック(バーコード
表)30が用意されている。尚、個人カード20の内容
を、作業ブック30に盛り込んでおいてもよい。
された識別番号がバーコードとして印刷された個人カー
ド20が配布されており、現場作業者は、建築現場の入
邸時及び退邸時に、バーコードリーダ1によって配布さ
れた個人カード20の読み取りを行う。また、建築現場
には、基礎から施工完了までの全ての作業情報がバーコ
ードに対応させて印刷された作業ブック(バーコード
表)30が用意されている。尚、個人カード20の内容
を、作業ブック30に盛り込んでおいてもよい。
【0023】現場作業者は、入邸時に、所持している個
人カード20の識別番号をバーコードリーダ1によって
読み取らせるとともに、作業ブック30から自己の行う
作業内容を選択し、その選択した作業内容を示す作業情
報をバーコードリーダ1によって読み取らせる。また、
入邸中、必要な作業が終了する度に、その作業終了を示
す作業情報を作業ブック30から選択し、その選択した
作業情報をバーコードリーダ1によって読み取らせる。
また、退邸時に、個人カード20の識別番号をバーコー
ドリーダ1によって読み取らせるとともに、作業ブック
30から自己が退邸時までに行った作業内容を選択し、
その選択した作業内容を示す作業情報をバーコードリー
ダ1によって読み取らせる。
人カード20の識別番号をバーコードリーダ1によって
読み取らせるとともに、作業ブック30から自己の行う
作業内容を選択し、その選択した作業内容を示す作業情
報をバーコードリーダ1によって読み取らせる。また、
入邸中、必要な作業が終了する度に、その作業終了を示
す作業情報を作業ブック30から選択し、その選択した
作業情報をバーコードリーダ1によって読み取らせる。
また、退邸時に、個人カード20の識別番号をバーコー
ドリーダ1によって読み取らせるとともに、作業ブック
30から自己が退邸時までに行った作業内容を選択し、
その選択した作業内容を示す作業情報をバーコードリー
ダ1によって読み取らせる。
【0024】図2は、建築現場に設置されるバーコード
リーダ1を備えた電話機2の外観を示している。
リーダ1を備えた電話機2の外観を示している。
【0025】この電話機2は、バーコードリーダ1を備
えているこから、電話機としての通常の機能キー(テン
キーやフック、リダイヤル等の各種機能キー)の他、バ
ーコードリーダ1の使用時に用いられる入邸キー2a、
退邸キー2b、連絡キー2c、オンラインキー2d等の
機能キーを備えている。また、これらに対応した表示ラ
ンプ2aa〜2ddやその内容を表示するためのLCD
等からなる表示部2e等を備えている。
えているこから、電話機としての通常の機能キー(テン
キーやフック、リダイヤル等の各種機能キー)の他、バ
ーコードリーダ1の使用時に用いられる入邸キー2a、
退邸キー2b、連絡キー2c、オンラインキー2d等の
機能キーを備えている。また、これらに対応した表示ラ
ンプ2aa〜2ddやその内容を表示するためのLCD
等からなる表示部2e等を備えている。
【0026】図3は、建築現場に用意される作業ブック
30の一例を示している。
30の一例を示している。
【0027】この作業ブック30は、基礎工事から始ま
って据付工事、木工工事、クロス工事、電気工事、水道
工事、ガス工事、内装設備工事等の各種工事の施工完了
までの全ての作業情報を、バーコードに対応させて印刷
したものである。図3は、そのうちの木工工事の作業情
報の一例を示している。
って据付工事、木工工事、クロス工事、電気工事、水道
工事、ガス工事、内装設備工事等の各種工事の施工完了
までの全ての作業情報を、バーコードに対応させて印刷
したものである。図3は、そのうちの木工工事の作業情
報の一例を示している。
【0028】すなわち、木工工事では、片方の頁の作業
コード欄31に一次大工工事を示すバーコード、及び仕
上工事を示すバーコードが印刷されており、その右横の
進捗状況欄32には、1階の作業完了を示す(1F完
了)、2階の作業完了を示す(2F完了)、和室に堀ご
たつを設ける場合を考慮した(堀ごたつ完了)、サニタ
リーの据え付け完了を示す(サニタリー完了)、及び仕
上工事の完了を示す(仕上工事完了)の各バーコードが
印刷されている。また、さらにその右横の進捗状況欄3
3には、主に退邸時に使用する作業の残り日数を示す
(残5日)〜(残1日)、一次工事の完了を示す(一次
工事完了)の各バーコードが印刷されている。なお、ホ
ストコンピュータ4に時計を内蔵しておけば、現場作業
者の入退邸の時刻を知ることができる。
コード欄31に一次大工工事を示すバーコード、及び仕
上工事を示すバーコードが印刷されており、その右横の
進捗状況欄32には、1階の作業完了を示す(1F完
了)、2階の作業完了を示す(2F完了)、和室に堀ご
たつを設ける場合を考慮した(堀ごたつ完了)、サニタ
リーの据え付け完了を示す(サニタリー完了)、及び仕
上工事の完了を示す(仕上工事完了)の各バーコードが
印刷されている。また、さらにその右横の進捗状況欄3
3には、主に退邸時に使用する作業の残り日数を示す
(残5日)〜(残1日)、一次工事の完了を示す(一次
工事完了)の各バーコードが印刷されている。なお、ホ
ストコンピュータ4に時計を内蔵しておけば、現場作業
者の入退邸の時刻を知ることができる。
【0029】また、もう片方の頁の作業コード欄34に
は、追加又は仕様変更された箇所の工事であることを示
す(追加・仕様変更工事)、手直し作業であることを示
す(手直し)、その他の作業であることを示す(その
他)、検査の立ち合いであることを示す(検査立合い)
の各バーコードが印刷されている。また、その右横の進
捗状況欄35には、追加又は仕様変更された箇所の工事
の完了であることを示す(追加・仕様変更工事完了)、
手直し作業の完了を示す(手直し完了)、その他の作業
の完了を示す(その他完了)の各バーコードが印刷され
ている。また、さらにその右横の連絡欄36には、仕様
が分からない場合の(仕様不明)、部材の不足や不良が
ある場合の(部材不足・不良等)、クレームが発生した
場合の(クレーム発生)、電気配線等の逃げ工事が必要
である場合の(電気逃げ工事必要)、水道配管等の逃げ
工事が必要である場合の(水道逃げ工事必要)、ガス配
管等の逃げ工事が必要である場合の(ガス逃げ工事必
要)、和室畳の寸法取りが可能となったことを示す(和
室畳寸取り可能)、及び退邸を示す各バーコードが印刷
されている。
は、追加又は仕様変更された箇所の工事であることを示
す(追加・仕様変更工事)、手直し作業であることを示
す(手直し)、その他の作業であることを示す(その
他)、検査の立ち合いであることを示す(検査立合い)
の各バーコードが印刷されている。また、その右横の進
捗状況欄35には、追加又は仕様変更された箇所の工事
の完了であることを示す(追加・仕様変更工事完了)、
手直し作業の完了を示す(手直し完了)、その他の作業
の完了を示す(その他完了)の各バーコードが印刷され
ている。また、さらにその右横の連絡欄36には、仕様
が分からない場合の(仕様不明)、部材の不足や不良が
ある場合の(部材不足・不良等)、クレームが発生した
場合の(クレーム発生)、電気配線等の逃げ工事が必要
である場合の(電気逃げ工事必要)、水道配管等の逃げ
工事が必要である場合の(水道逃げ工事必要)、ガス配
管等の逃げ工事が必要である場合の(ガス逃げ工事必
要)、和室畳の寸法取りが可能となったことを示す(和
室畳寸取り可能)、及び退邸を示す各バーコードが印刷
されている。
【0030】図4は、各現場作業者に配布される個人カ
ード20の一例を示している。
ード20の一例を示している。
【0031】この個人カード20は、銀行のキャッシュ
カード等とほぼ同様のカード形状であって、その表面に
氏名等の記載欄21とともに、その個人に付与された識
別番号22がバーコードとして印刷されたものである。
カード等とほぼ同様のカード形状であって、その表面に
氏名等の記載欄21とともに、その個人に付与された識
別番号22がバーコードとして印刷されたものである。
【0032】また、図5は、作業ブック30の他の実施
例である個人作業カード23を示している。
例である個人作業カード23を示している。
【0033】この個人作業カード23は、折り畳み式に
なっており、折り畳んだ状態では、厚みを除いて図4に
示した個人カード20とほぼ同形状となり、携帯できる
ようになっている。そして、その表面には、個人カード
20と同様、氏名等の記載欄24と識別番号25を示す
バーコードとが印刷されている。また、この個人作業カ
ード23を広げた状態の表と裏の印刷内容が図5に示さ
れており、本実施例では、木工工事を担当する現場作業
者に配布される個人作業カードとなっている。そのた
め、図5に示す個人作業カード23の各見開き頁には、
図3に示した作業ブック30の内容と同じ内容の作業情
報が印刷されている。
なっており、折り畳んだ状態では、厚みを除いて図4に
示した個人カード20とほぼ同形状となり、携帯できる
ようになっている。そして、その表面には、個人カード
20と同様、氏名等の記載欄24と識別番号25を示す
バーコードとが印刷されている。また、この個人作業カ
ード23を広げた状態の表と裏の印刷内容が図5に示さ
れており、本実施例では、木工工事を担当する現場作業
者に配布される個人作業カードとなっている。そのた
め、図5に示す個人作業カード23の各見開き頁には、
図3に示した作業ブック30の内容と同じ内容の作業情
報が印刷されている。
【0034】つまり、この個人作業カード23は、作業
ブック30の内容をも備えた構成となっており、バーコ
ードリーダ1による作業情報の読み取りを、この個人作
業カード23のみで行えるようになっている。従って、
個人作業カード23の使用者は、作業情報の読み取り
を、個人作業カード23又は作業ブック30のいずれか
で行えばよいことになる。
ブック30の内容をも備えた構成となっており、バーコ
ードリーダ1による作業情報の読み取りを、この個人作
業カード23のみで行えるようになっている。従って、
個人作業カード23の使用者は、作業情報の読み取り
を、個人作業カード23又は作業ブック30のいずれか
で行えばよいことになる。
【0035】一方、データベース6には、各現場作業者
に配布された個人カード20の識別番号、及び作業ブッ
ク30に印刷された全ての作業情報が、それぞれのバー
コードに対応させて格納されている。
に配布された個人カード20の識別番号、及び作業ブッ
ク30に印刷された全ての作業情報が、それぞれのバー
コードに対応させて格納されている。
【0036】そのため、邸別データ作成部5では、公衆
電話回線3を通じて送られてくる各種バーコード情報に
基づき、データベース6を検索して該当する作業情報を
読み出し、この情報を邸別データ記憶部7に記憶されて
いる邸別ファイルの該当欄に順次記入する。
電話回線3を通じて送られてくる各種バーコード情報に
基づき、データベース6を検索して該当する作業情報を
読み出し、この情報を邸別データ記憶部7に記憶されて
いる邸別ファイルの該当欄に順次記入する。
【0037】図6は、邸別データ記憶部7に格納されて
いる邸別ファイルの一例を示している。
いる邸別ファイルの一例を示している。
【0038】この邸別ファイルは、カレンダー欄51、
施工から完成までの各工事の予定を記入する予定欄5
2、予定欄52に記入された各種工事の予定に対する工
事実績を記入する実績欄53によって構成されている。
施工から完成までの各工事の予定を記入する予定欄5
2、予定欄52に記入された各種工事の予定に対する工
事実績を記入する実績欄53によって構成されている。
【0039】カレンダー欄51は、その上段が月、中段
と下段とが日を表しており、月日は同欄の左から右へと
経過し、例えば同欄の左端は8月30日、右端は10月
8日となっている。そして、予定欄52には、このカレ
ンダー欄51に対応させて工事予定が記入され、これに
対する実績が実績欄53に順次記入されることになる。
と下段とが日を表しており、月日は同欄の左から右へと
経過し、例えば同欄の左端は8月30日、右端は10月
8日となっている。そして、予定欄52には、このカレ
ンダー欄51に対応させて工事予定が記入され、これに
対する実績が実績欄53に順次記入されることになる。
【0040】次に、上記構成の建築現場作業管理システ
ムの動作について説明する。
ムの動作について説明する。
【0041】本システムを立ち上げた状態では、邸別フ
ァイルにはこのカレンダー欄51のみが記入されてい
る。
ァイルにはこのカレンダー欄51のみが記入されてい
る。
【0042】この状態において、オペレータは、予め作
成された該当邸の建築計画表に従い、予定入力部10よ
り各工事の予定日を入力する。図6の予定欄52には、
このようにして入力された各工事の予定日が記入されて
いる。
成された該当邸の建築計画表に従い、予定入力部10よ
り各工事の予定日を入力する。図6の予定欄52には、
このようにして入力された各工事の予定日が記入されて
いる。
【0043】ここで、予定欄52に記入されている各記
号については、“C”は基礎のナマコン立ち上がり、
“キ”は基礎、“S”は据付工事、“D”は大工工事を
それぞれ示し、“<”は各工事の完了予定日、“>”は
各工事の開始予定日を示している。すなわち、“<キ”
は基礎工事の完了予定日、“D>”は大工工事の開始予
定日を示している。
号については、“C”は基礎のナマコン立ち上がり、
“キ”は基礎、“S”は据付工事、“D”は大工工事を
それぞれ示し、“<”は各工事の完了予定日、“>”は
各工事の開始予定日を示している。すなわち、“<キ”
は基礎工事の完了予定日、“D>”は大工工事の開始予
定日を示している。
【0044】このようにして予定日を記入した後、本シ
ステムを稼働する。
ステムを稼働する。
【0045】すなわち、基礎のナマコン立ち上げ日であ
る8月30日以降、予定欄52に記入された工事予定に
従って、該当する工事を担当する各現場作業者が順次建
築現場に入邸し、担当する工事を行うことになる。
る8月30日以降、予定欄52に記入された工事予定に
従って、該当する工事を担当する各現場作業者が順次建
築現場に入邸し、担当する工事を行うことになる。
【0046】以下に、各現場作業者の入邸時から退邸時
までにおける本システムの操作について具体的に説明す
る。
までにおける本システムの操作について具体的に説明す
る。
【0047】すなわち、現場作業者は、建築現場に入邸
するときに、電話機2の入邸キー2aを押してから個人
カード20(又は個人作業カード23)の識別番号をバ
ーコードリーダ1によって読み込ませ、次に作業ブック
30(又は個人作業カード23)の作業コード(例え
ば、図3に示す作業コード欄31の一次大工工事を示す
作業コード)を読み込ませてオンラインキー2dを押
す。これにより、誰が、何時、どの工事で建築現場に入
邸したかを示す情報が公衆電話回線3を通じてホストコ
ンピュータ4の邸別データ作成部5に送出される。
するときに、電話機2の入邸キー2aを押してから個人
カード20(又は個人作業カード23)の識別番号をバ
ーコードリーダ1によって読み込ませ、次に作業ブック
30(又は個人作業カード23)の作業コード(例え
ば、図3に示す作業コード欄31の一次大工工事を示す
作業コード)を読み込ませてオンラインキー2dを押
す。これにより、誰が、何時、どの工事で建築現場に入
邸したかを示す情報が公衆電話回線3を通じてホストコ
ンピュータ4の邸別データ作成部5に送出される。
【0048】邸別データ作成部5では、公衆電話回線3
を通じて送られてくるこれらの情報に基づき、データベ
ース6を検索して該当する作業情報等を読み出し、この
情報を邸別データ記憶部7に記憶されている邸別ファイ
ルの実績欄53に記入する。
を通じて送られてくるこれらの情報に基づき、データベ
ース6を検索して該当する作業情報等を読み出し、この
情報を邸別データ記憶部7に記憶されている邸別ファイ
ルの実績欄53に記入する。
【0049】また、現場作業者は、建築現場を退邸する
ときに、電話機2の退邸キー2bを押してから個人カー
ド20(又は個人作業カード23)の識別番号をバーコ
ードリーダ1によって読み込ませ、次に作業ブック30
(又は個人作業カード23)の作業コード(例えば、図
3に示す進捗状況欄33の(残2日)のバーコード)を
読み込ませてオンラインキー2dを押す。これにより、
一次大工工事が後2日で完了する旨の情報が公衆電話回
線3を通じてホストコンピュータ4の邸別データ作成部
5に送出される。
ときに、電話機2の退邸キー2bを押してから個人カー
ド20(又は個人作業カード23)の識別番号をバーコ
ードリーダ1によって読み込ませ、次に作業ブック30
(又は個人作業カード23)の作業コード(例えば、図
3に示す進捗状況欄33の(残2日)のバーコード)を
読み込ませてオンラインキー2dを押す。これにより、
一次大工工事が後2日で完了する旨の情報が公衆電話回
線3を通じてホストコンピュータ4の邸別データ作成部
5に送出される。
【0050】邸別データ作成部5では、公衆電話回線3
を通じて送られてくるこれらの情報に基づき、データベ
ース6を検索して該当する作業情報等を読み出し、この
情報を邸別データ記憶部7に記憶されている邸別ファイ
ルの実績欄53に記入する。
を通じて送られてくるこれらの情報に基づき、データベ
ース6を検索して該当する作業情報等を読み出し、この
情報を邸別データ記憶部7に記憶されている邸別ファイ
ルの実績欄53に記入する。
【0051】また、建築現場での作業中にトラブルが発
生した場合(例えば、部材の不足、不良がある場合、仕
様が分からない場合、クレームが発生した場合、雨天で
作業を中止する場合等)には、現場作業者は、電話機2
の連絡キー2cを押してから、次に作業ブック30(又
は個人作業カード23)の連絡欄35に記入された該当
トラブル(例えば、部材の不良、不足等)を読み込ませ
てオンラインキー2dを押す。これにより、トラブルの
内容を示す情報が公衆電話回線3を通じてホストコンピ
ュータ4の邸別データ作成部5に送出される。
生した場合(例えば、部材の不足、不良がある場合、仕
様が分からない場合、クレームが発生した場合、雨天で
作業を中止する場合等)には、現場作業者は、電話機2
の連絡キー2cを押してから、次に作業ブック30(又
は個人作業カード23)の連絡欄35に記入された該当
トラブル(例えば、部材の不良、不足等)を読み込ませ
てオンラインキー2dを押す。これにより、トラブルの
内容を示す情報が公衆電話回線3を通じてホストコンピ
ュータ4の邸別データ作成部5に送出される。
【0052】邸別データ作成部5では、公衆電話回線3
を通じて送られてくるこれらの情報に基づき、データベ
ース6を検索して該当する作業情報等を読み出し、この
情報を邸別データ記憶部7に記憶されている邸別ファイ
ルの実績欄53に記入する。また、邸別データ作成部5
では、この場合には、図示は省略しているが管理部所の
トラブル発生ランプ等を点灯して、その部所にいる担当
者に即座に知らせるとともに、その内容を表示部8の画
面に表示し、また必要に応じて図示しないプリンタより
プリントアウトする。これにより、担当者は、そのトラ
ブルに対して適切な処置を迅速に行うことができる。つ
まり、現場監督等がいなくても、建築現場の現場作業者
に対して適切な指示を迅速に与えることができる。
を通じて送られてくるこれらの情報に基づき、データベ
ース6を検索して該当する作業情報等を読み出し、この
情報を邸別データ記憶部7に記憶されている邸別ファイ
ルの実績欄53に記入する。また、邸別データ作成部5
では、この場合には、図示は省略しているが管理部所の
トラブル発生ランプ等を点灯して、その部所にいる担当
者に即座に知らせるとともに、その内容を表示部8の画
面に表示し、また必要に応じて図示しないプリンタより
プリントアウトする。これにより、担当者は、そのトラ
ブルに対して適切な処置を迅速に行うことができる。つ
まり、現場監督等がいなくても、建築現場の現場作業者
に対して適切な指示を迅速に与えることができる。
【0053】以上のような操作を、建築現場に入退邸す
る現場作業者の入邸時、入邸中及び退廷時において適宜
行うことにより、ホストコンピュータ4の邸別データ記
憶部7には、邸別の工事進捗情報がリアルタイムに記入
されることになる。
る現場作業者の入邸時、入邸中及び退廷時において適宜
行うことにより、ホストコンピュータ4の邸別データ記
憶部7には、邸別の工事進捗情報がリアルタイムに記入
されることになる。
【0054】図6に示す実績欄53には、このようにし
て入力された工事実績が記入されている。ここで、実績
欄53に記入されている各記号について説明する。
て入力された工事実績が記入されている。ここで、実績
欄53に記入されている各記号について説明する。
【0055】例えば、9月1日の実績欄53aについて
見ると、上段の“キ3”は9月1日に基礎工事に3人が
入邸したことを示し、中段の“♯C”は基礎のナマコン
立ち上がり部打設が完了したことを示し、下段の
“〔3”は型枠を3日後に外すことを示している。ま
た、9月4日の実績欄53aの中段の“〔〕”は、2日
後に型枠を外したことを示している。
見ると、上段の“キ3”は9月1日に基礎工事に3人が
入邸したことを示し、中段の“♯C”は基礎のナマコン
立ち上がり部打設が完了したことを示し、下段の
“〔3”は型枠を3日後に外すことを示している。ま
た、9月4日の実績欄53aの中段の“〔〕”は、2日
後に型枠を外したことを示している。
【0056】また、9月7日の実績欄53aの中段の
“完”は、上段の“キ3”で示されるように、3人はい
った基礎工事がその日で完了したことを示している。す
なわち、この“完”と予定欄52の基礎完了予定日を示
す“<キ”とが同じ日で一致していることから、基礎工
事が予定通り完了したことが分かるようになっている。
“完”は、上段の“キ3”で示されるように、3人はい
った基礎工事がその日で完了したことを示している。す
なわち、この“完”と予定欄52の基礎完了予定日を示
す“<キ”とが同じ日で一致していることから、基礎工
事が予定通り完了したことが分かるようになっている。
【0057】なお、その他の記号については、“M”は
監督の入邸、“W”は水道工事、“ヤ”は屋根の工事、
“G”はガス工事、“E”は電気工事、“T”は畳の工
事、“S”は据え付け工事、“ユ”は風呂釜の工事をそ
れぞれ示している。また、9月20日の実績欄53aの
中段の“+1”は、上段の“ヤ2”で示される屋根の工
事があと1日で終わるという予定報告を示しており、こ
の工事の完了が9月21日の実績欄53dの中段に
“完”として示されている(実績欄53dの上段の“ヤ
1”より、この日も屋根工事に現場作業者が一人入邸し
たことを示している)。また、10月3日の実績欄53
bの中段の☆印は可能を意味し、この場合には、上段の
“T”で示される畳の寸法取りが可能であることを示し
ている。
監督の入邸、“W”は水道工事、“ヤ”は屋根の工事、
“G”はガス工事、“E”は電気工事、“T”は畳の工
事、“S”は据え付け工事、“ユ”は風呂釜の工事をそ
れぞれ示している。また、9月20日の実績欄53aの
中段の“+1”は、上段の“ヤ2”で示される屋根の工
事があと1日で終わるという予定報告を示しており、こ
の工事の完了が9月21日の実績欄53dの中段に
“完”として示されている(実績欄53dの上段の“ヤ
1”より、この日も屋根工事に現場作業者が一人入邸し
たことを示している)。また、10月3日の実績欄53
bの中段の☆印は可能を意味し、この場合には、上段の
“T”で示される畳の寸法取りが可能であることを示し
ている。
【0058】その他の記号については、ここでは説明を
省略するが、いずれも住宅建築に必要な工事を記号化し
て示したものである。
省略するが、いずれも住宅建築に必要な工事を記号化し
て示したものである。
【0059】また、邸別データ記憶部7には、建築現場
に入退邸した各工事の現場作業者の詳細を示すファイル
が邸別ファイルと関連付けられて記憶されている。
に入退邸した各工事の現場作業者の詳細を示すファイル
が邸別ファイルと関連付けられて記憶されている。
【0060】図7は、建築現場に入退邸した現場作業者
の1日の実績レポートを示している。すなわち、左欄6
1には、各現場作業者に付与された個人コードと個人名
(図中△により示す)とが記入され、中央の欄62に
は、入邸時刻と退邸時刻及び通算時間が記入され、右欄
63には、職種、作業の各コードが2桁でそれぞれ記入
されている。ただし、図には、その横に職種と作業内容
とが文字により示されている。また、左欄61の下段の
欄64には、右欄63の内容に加えてその進捗状況を示
すコードが2桁で記入されている。だだし、図には、そ
の横に職種と進捗状況とが文字により示されている。
の1日の実績レポートを示している。すなわち、左欄6
1には、各現場作業者に付与された個人コードと個人名
(図中△により示す)とが記入され、中央の欄62に
は、入邸時刻と退邸時刻及び通算時間が記入され、右欄
63には、職種、作業の各コードが2桁でそれぞれ記入
されている。ただし、図には、その横に職種と作業内容
とが文字により示されている。また、左欄61の下段の
欄64には、右欄63の内容に加えてその進捗状況を示
すコードが2桁で記入されている。だだし、図には、そ
の横に職種と進捗状況とが文字により示されている。
【0061】邸別データ記憶部7には、以上のような各
種データが、工事の進捗状況に応じて順次記入され、蓄
えられることになる。
種データが、工事の進捗状況に応じて順次記入され、蓄
えられることになる。
【0062】一方、表示部8では、この邸別データ記憶
部7に記憶された各種データを読み出して、使用者のニ
ーズにあった様々な表示を行うことができる。
部7に記憶された各種データを読み出して、使用者のニ
ーズにあった様々な表示を行うことができる。
【0063】つまり、キーボード9の操作により、図6
に示す各邸の工事進捗状況詳細一覧表や、図7に示す現
場作業者の入退邸の実績レポートを表示することが可能
である。その他には、必要に応じて図8に示す邸別工事
進捗状況一覧表や、図9に示す業者別工事工程表等の表
示が可能である。図9に示す表については、電話回線3
aを通じて各協力業者の端末コンピュータ11にも送出
されるデータである。また、トラブルが発生した場合に
は、図10に示すトラブル表が表示され、またプリント
アウトされる。
に示す各邸の工事進捗状況詳細一覧表や、図7に示す現
場作業者の入退邸の実績レポートを表示することが可能
である。その他には、必要に応じて図8に示す邸別工事
進捗状況一覧表や、図9に示す業者別工事工程表等の表
示が可能である。図9に示す表については、電話回線3
aを通じて各協力業者の端末コンピュータ11にも送出
されるデータである。また、トラブルが発生した場合に
は、図10に示すトラブル表が表示され、またプリント
アウトされる。
【0064】図8に示す表において、各邸の上段に記入
された日付は、原則としてその工事の着工日を示し、下
段に記入された日付は、その職種の工事が完了した日を
示す。また、上段に記入された日付のうち、下段が空白
となっている部分(クロス、木仕、清掃等の欄)に記入
された日付は、全てその工事の着工予定日を示してい
る。
された日付は、原則としてその工事の着工日を示し、下
段に記入された日付は、その職種の工事が完了した日を
示す。また、上段に記入された日付のうち、下段が空白
となっている部分(クロス、木仕、清掃等の欄)に記入
された日付は、全てその工事の着工予定日を示してい
る。
【0065】また、下段に●印又は○印が記入された部
分の上段の日付は着工実績日を示しており、その下段の
●印は、今日現在入邸した実績(すなわち、今日現在そ
の職種の現場作業者が入邸したこと)を示している。ま
た、下段の○印は、今日は入邸していないが過去に入邸
した実績があることを示している。そして、各○、●印
の横に付されている数字は、入邸回数を示している。例
えば、邸名欄71の木工欄を見ると、木工という作業で
9月26日に現場作業者が入邸し、今日現在入邸中で通
算して12日間現場に来ていることを示している。
分の上段の日付は着工実績日を示しており、その下段の
●印は、今日現在入邸した実績(すなわち、今日現在そ
の職種の現場作業者が入邸したこと)を示している。ま
た、下段の○印は、今日は入邸していないが過去に入邸
した実績があることを示している。そして、各○、●印
の横に付されている数字は、入邸回数を示している。例
えば、邸名欄71の木工欄を見ると、木工という作業で
9月26日に現場作業者が入邸し、今日現在入邸中で通
算して12日間現場に来ていることを示している。
【0066】また、★印は、その上段の予定日に対して
何日遅れているかを示すもので、その横に付された数字
は通算の遅れている日数を示している。例えば、邸名欄
71のクロス欄で見ると、10月7日の予定日を含めて
2日作業が遅れていることを示している。
何日遅れているかを示すもので、その横に付された数字
は通算の遅れている日数を示している。例えば、邸名欄
71のクロス欄で見ると、10月7日の予定日を含めて
2日作業が遅れていることを示している。
【0067】また、☆印は、その上段の予定日に対して
もうすでに入邸できる状態になったことを示すもので、
その横に付された数字は入邸可能時からの経過日数を示
している。例えば、邸名欄72の木仕欄で見ると、10
月12日の予定日に対してすでに入邸可能であって、そ
の報告が10月8日(報告のあった日を含むことから1
日は当日を示す)にあったことを示している。
もうすでに入邸できる状態になったことを示すもので、
その横に付された数字は入邸可能時からの経過日数を示
している。例えば、邸名欄72の木仕欄で見ると、10
月12日の予定日に対してすでに入邸可能であって、そ
の報告が10月8日(報告のあった日を含むことから1
日は当日を示す)にあったことを示している。
【0068】なお、設仕欄(電気、水道、ガス、釜の設
備仕様欄)73については、その上段に記入されている
日付は器具取り付け完了予定日を示している。
備仕様欄)73については、その上段に記入されている
日付は器具取り付け完了予定日を示している。
【0069】図9に示す表において、各邸欄81,82
・・・83には、その邸の施工主の住所、氏名、現場監
督の氏名、設計者の氏名、入邸した各工事担当者(現場
作業者)の氏名、及び建物の概要(床面積、ユニット数
等)が記載されている。
・・・83には、その邸の施工主の住所、氏名、現場監
督の氏名、設計者の氏名、入邸した各工事担当者(現場
作業者)の氏名、及び建物の概要(床面積、ユニット数
等)が記載されている。
【0070】また、各邸欄81,82・・・83の上段
91はカレンダー欄となっており、1,2,3の各数字
は各々10日,20日,30日を示している。また、こ
のカレンダー欄のすぐ下の中段92に記入されている記
号は、その邸の予定計画であって、“S”は据え付け、
“ヤ”は屋根工事、“ク”はクロス貼り、“D”は大工
工事、“シ”は大工仕上げ、“セ”は設備仕上げ、
“ソ”は掃除、“M”は監督検査、“Y”は社内検査を
それぞれ示している。また、下段93には中段92に記
入された予定計画に対する作業実績が記入されており、
ここに記入されている記号の意味は、図6の予定欄52
及び実績欄53に記入されている記号の意味と同じであ
る。
91はカレンダー欄となっており、1,2,3の各数字
は各々10日,20日,30日を示している。また、こ
のカレンダー欄のすぐ下の中段92に記入されている記
号は、その邸の予定計画であって、“S”は据え付け、
“ヤ”は屋根工事、“ク”はクロス貼り、“D”は大工
工事、“シ”は大工仕上げ、“セ”は設備仕上げ、
“ソ”は掃除、“M”は監督検査、“Y”は社内検査を
それぞれ示している。また、下段93には中段92に記
入された予定計画に対する作業実績が記入されており、
ここに記入されている記号の意味は、図6の予定欄52
及び実績欄53に記入されている記号の意味と同じであ
る。
【0071】この図9に示す表から、次のようなことが
分かる。例えば、邸欄81の建築現場に木工工事として
入邸したC氏、D氏は、3月26日に木工工事を完了
し、2日あいてから、3月28日に邸欄83の建築現場
に木工工事として入邸したことが分かる。
分かる。例えば、邸欄81の建築現場に木工工事として
入邸したC氏、D氏は、3月26日に木工工事を完了
し、2日あいてから、3月28日に邸欄83の建築現場
に木工工事として入邸したことが分かる。
【0072】このように、図9に示す表及び図7に示す
実績レポート等から、各現場作業者の各建築現場の入退
邸の事実や時刻、及び仕事の状況等が的確に把握でき
る。そのため、各現場作業者毎の効率の良い仕事管理等
が可能となるものである。
実績レポート等から、各現場作業者の各建築現場の入退
邸の事実や時刻、及び仕事の状況等が的確に把握でき
る。そのため、各現場作業者毎の効率の良い仕事管理等
が可能となるものである。
【0073】また、図10に示すトラブル表には、トラ
ブル内容、職種、発生日時、監督名、邸名等が記入され
てプリントアウトされることから、ホストコンピュータ
4の設置された事業所の担当者がこのトラブル表を見て
即座に対応できるものである。
ブル内容、職種、発生日時、監督名、邸名等が記入され
てプリントアウトされることから、ホストコンピュータ
4の設置された事業所の担当者がこのトラブル表を見て
即座に対応できるものである。
【0074】以上、本発明を、情報コードをバーコード
とし、情報コード媒体をバーコード表とし、情報リーダ
装置をバーコードリーダとした実施例で説明したが、こ
れらを磁気コードと磁気カードと磁気コードリーダとし
ても、同様なものとなる。また、孔、凹凸などを情報と
して設けたカード等を用いても同様なものとなる。この
ように、本発明の具体的な構成は実施例に限られるもの
ではなく、本発明を逸脱しない範囲における設計変更な
どがあっても、本発明に含まれる。
とし、情報コード媒体をバーコード表とし、情報リーダ
装置をバーコードリーダとした実施例で説明したが、こ
れらを磁気コードと磁気カードと磁気コードリーダとし
ても、同様なものとなる。また、孔、凹凸などを情報と
して設けたカード等を用いても同様なものとなる。この
ように、本発明の具体的な構成は実施例に限られるもの
ではなく、本発明を逸脱しない範囲における設計変更な
どがあっても、本発明に含まれる。
【0075】
【発明の効果】本発明の建築現場作業管理システムは、
建築現場の作業者が、作業進捗状況を情報コード媒体の
中から選択し、その選択した作業情報に付された情報コ
ードを情報リーダ装置によって読み取らせ、電話回線を
通じてホストコンピュータに送出するようにしたので、
建築現場における作業の進捗を正確、迅速かつリアルタ
イムに管理することができる。また、情報コードが付与
された情報コード媒体と情報リーダ装置によってコンピ
ュータに入力するので、データの入力ミスがないといっ
た効果を奏する。また、請求項2のように、バーコード
表とバーコードリーダーを用いたり、請求項3のよう
に、磁気カード等の磁気コード媒体と磁気コードリーダ
を用いると、建築現場における作業情報の取扱いが非常
に簡単で便利なものとなる。
建築現場の作業者が、作業進捗状況を情報コード媒体の
中から選択し、その選択した作業情報に付された情報コ
ードを情報リーダ装置によって読み取らせ、電話回線を
通じてホストコンピュータに送出するようにしたので、
建築現場における作業の進捗を正確、迅速かつリアルタ
イムに管理することができる。また、情報コードが付与
された情報コード媒体と情報リーダ装置によってコンピ
ュータに入力するので、データの入力ミスがないといっ
た効果を奏する。また、請求項2のように、バーコード
表とバーコードリーダーを用いたり、請求項3のよう
に、磁気カード等の磁気コード媒体と磁気コードリーダ
を用いると、建築現場における作業情報の取扱いが非常
に簡単で便利なものとなる。
【図1】本発明の建築現場作業管理システムの電気的構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】バーコードリーダを備えた電話機の外観図であ
る。
る。
【図3】建築現場に用意される作業ブック(情報コード
媒体)の内容の一例を示す図である。
媒体)の内容の一例を示す図である。
【図4】個人カード(情報コード媒体)の一例を示す図
である。
である。
【図5】個人カードの他の実施例を示す図である。
【図6】邸別データ記憶部に格納されている邸別ファイ
ル(工事進捗状況詳細一覧表)の一例を示す図である。
ル(工事進捗状況詳細一覧表)の一例を示す図である。
【図7】現場作業者の入退邸の実績レポートの一例を示
す図である。
す図である。
【図8】邸別工事進捗状況一覧表の一例を示す図であ
る。
る。
【図9】業者別工事工程表の一例を示す図である。
【図10】トラブル表の一例を示す図である。
1 バーコードリーダ 2 電話機 3 公衆電話回線 3a 電話回線 4 ホストコンピュータ 5 邸別データ作成部 6 データベース 7 邸別データ記憶部 8 表示部 11 端末コンピュータ 20,23 個人カード(情報コード媒体) 30 作業ブック(情報コード媒体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 尚信 神奈川県横浜市神奈川区菅田町1548−56 (72)発明者 七原 史郎 大阪市阿倍野区阿倍野筋4−23−6 (72)発明者 泥 昌伸 兵庫県神戸市東灘区御影中町1−12−20 (72)発明者 崎山 眞一 兵庫県尼崎市東難波町2−4−10 (72)発明者 川原 蒸 和歌山県橋本市城山台3−13−12
Claims (3)
- 【請求項1】 建築現場に設置され、電話回線に接続さ
れる情報リーダ装置を有する端末機と、 建築現場に用意され、作業情報に対応した情報コードが
付与された情報コード媒体と、 管理部所に設置され、電話回線を通じて前記端末機と接
続されるとともに、前記作業情報をデータべースに保持
するホストコンピュータとを備え、 建築現場の作業者が作業進捗状況を前記情報コード媒体
の中から選択し、その選択した作業情報に付された情報
コードを前記情報リーダ装置によって読み取らせ、電話
回線を通じて前記ホストコンピュータに送出することに
より、この送られてきた作業情報に基づいて前記ホスト
コンピュータにより建築現場の作業進捗状況を管理する
ことを特徴とする建築現場作業管理システム。 - 【請求項2】 建築現場に設置され、電話回線に接続さ
れるバーコードリーダを有する端末機と、 建築現場に用意され、作業情報に対応したバーコードが
印刷されたバーコード表と、 管理部所に設置され、電話回線を通じて前記端末機と接
続されるとともに、前記作業情報をデータべースに保持
するホストコンピュータとを備え、 建築現場の作業者が作業進捗状況を前記バーコード表の
中から選択し、その選択した作業情報に付されたバーコ
ードを前記バーコードリーダによって読み取らせ、電話
回線を通じて前記ホストコンピュータに送出することに
より、この送られてきた作業情報に基づいて前記ホスト
コンピュータにより建築現場の作業進捗状況を管理する
ことを特徴とする建築現場作業管理システム。 - 【請求項3】 建築現場に設置され、電話回線に接続さ
れる磁気コードリーダを有する端末機と、 建築現場に用意され、作業情報に対応した磁気コードが
付与された磁気コード媒体と、 管理部所に設置され、電話回線を通じて前記端末機と接
続されるとともに、前記作業情報をデータべースに保持
するホストコンピュータとを備え、 建築現場の作業者が作業進捗状況を前記磁気コード媒体
の中から選択し、その選択した作業情報に付された磁気
コードを前記磁気コードリーダによって読み取らせ、電
話回線を通じて前記ホストコンピュータに送出すること
により、この送られてきた作業情報に基づいて前記ホス
トコンピュータにより建築現場の作業進捗状況を管理す
ることを特徴とする建築現場作業管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15872894A JPH07229294A (ja) | 1993-12-21 | 1994-07-11 | 建築現場作業管理システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32220293 | 1993-12-21 | ||
JP5-322202 | 1993-12-21 | ||
JP15872894A JPH07229294A (ja) | 1993-12-21 | 1994-07-11 | 建築現場作業管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07229294A true JPH07229294A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=26485758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15872894A Pending JPH07229294A (ja) | 1993-12-21 | 1994-07-11 | 建築現場作業管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07229294A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09212249A (ja) * | 1996-01-30 | 1997-08-15 | Toshiba Butsuryu Kk | データ処理装置 |
EP1149686A3 (en) * | 2000-04-26 | 2002-02-13 | Glynwed Pipe Systems Limited | Improvements in and relating to fusion control systems |
-
1994
- 1994-07-11 JP JP15872894A patent/JPH07229294A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09212249A (ja) * | 1996-01-30 | 1997-08-15 | Toshiba Butsuryu Kk | データ処理装置 |
EP1149686A3 (en) * | 2000-04-26 | 2002-02-13 | Glynwed Pipe Systems Limited | Improvements in and relating to fusion control systems |
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