JP2001216428A - 労務安全情報の集中管理システム - Google Patents

労務安全情報の集中管理システム

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JP2001216428A
JP2001216428A JP2000181388A JP2000181388A JP2001216428A JP 2001216428 A JP2001216428 A JP 2001216428A JP 2000181388 A JP2000181388 A JP 2000181388A JP 2000181388 A JP2000181388 A JP 2000181388A JP 2001216428 A JP2001216428 A JP 2001216428A
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Hiroshi Motomura
宏 本村
Tomonori Inokoshi
友典 猪腰
Yuji Hirabayashi
裕治 平林
Yoko Kikuraku
洋子 菊楽
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 労務安全情報の共有と有効活用を図り、作業
員の労務安全管理に要する時間の短縮、簡易化、効率化
を図る。 【解決手段】 作業所に設置される作業所端末2、3
と、協力業者に設置される協力業者端末4、5と、これ
らと通信回線6を介して接続され共有して作業員の労務
安全情報として協力業者に関するマスターデータ11、
協力業者別作業員情報に関するデータ13、協力業者が
管理編成する作業チームの施工能力の評価情報や就業先
に関するデータ13、作業所別下請け業者編成情報に関
するデータ12、及び作業所別就労作業員情報に関する
データ12を格納するデータベースサーバ1とを備え、
協力業者端末4、5は、労務安全情報の各データを登録
し、作業所端末2、3は、作業員の新規入場に際しデー
タベースサーバに登録されたデータとの照合を行い、建
設工事の作業所における労務安全情報を管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の協力業者で
編成される複数の作業員が入場して施工される建設工事
の作業所における労務安全情報を管理する労務安全情報
と労務技能レベルや調達時に関連する情報の集中管理シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】作業所
における管理の課題として以下に大別される。 .作業所における労務安全管理業務の効率化に関する
もの .労務調達段階での労務技能レベルの確認に関するも
の まず、について述べる。
【0003】図14は従来の労務安全情報の管理作業の
例を説明するための図、図15及び図16は受入教育ア
ンケートのフォーマットの例を示す図である。建設工事
においては、各作業所における作業員の健康診断、教育
・資格・免許、現住所、家族連絡先、雇用形態等の作業
員情報を把握する目的で、作業員名簿を作成し管理して
いる。そのために図15、図16に示すような作業員情
報を記入する受入教育アンケートが利用される。
【0004】そこで、各作業所側では、新規入場の作業
員に対する管理のために、例えば図14(A)に示すよ
うに新規入場者により受入教育アンケートを記入させ
(ステップS31)、その受入教育アンケートの内容を
予め協力業者から配付された作業員名簿と照合している
(ステップS32)。その際、新規入場者が作業員名簿
に登録されていない場合には、電話やファックスで個別
に未登録者を協力業者に連絡し(ステップS33)、未
登録者の作業員情報を掲載した作業員名簿を協力業者か
ら取得して作業員名簿を作業所側で追加・訂正し照合す
る(ステップS34)。
【0005】また、協力業者側でも、例えば図14
(B)に示すように管理作業員の名簿を作成し(ステッ
プS41)、さらに作業員名簿に労務安全情報を記入す
ると共に(ステップS42)、下請け業者編成表を作成
して(ステップS43)、作業所へ下請け業者編成表と
作業員名簿を提出する(ステップS44)。
【0006】上記のような労務安理情報の管理は、迅速
かつ正確に行われる必要があるが、作業所では、作業員
名簿を協力業者から予め受け取っているにもかかわら
ず、図15、図16に示すような受入教育アンケート用
紙を手で記入させて作業員名簿の情報と照合を行い、ま
た、未登録者の場合には受入教育後の照合作業を電話や
ファックスで個別に行い、さらに、作業員名簿を作業所
側で追加・訂正する作業を行っている。しかも、作業所
で就労する作業チームのランク付けや空き予定等は、個
人単位でしか把握されず、毎日の作業員情報が作業員の
客観的な評価のために利用されていない。そのため、作
業所の管理手間が多くなっている。これらは、施工管理
者である作業所と協力業者の持つ労務安全情報がデジタ
ル情報として有効に活用されていないためである。
【0007】また、労務調達段階では、電話打合せ等に
より作業所に伝えられた工事内容を協力業者側で考慮
し、必要な技能を持つと思われる労務の手配予定に合っ
た例えば図14(B)に示すような労務安全情報の書類
が工事前に作業所へ送られる。しかし、技能の特性など
が十分に伝えられていないため、施工管理段階での労務
者の特性を作業所で把握するのに時間を要している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、労務安全情報の共有と有効活用を
図り、作業員の労務安全管理に要する時間の短縮、簡易
化、効率化を図るものである。
【0009】そのために本発明は、複数の協力業者で編
成される複数の作業員が入場して施工される建設工事の
作業所における労務安全情報を管理する労務安全情報の
集中管理システムであって、作業所に設置される作業所
端末と、協力業者に設置される協力業者端末と、前記作
業所端末及び協力業者端末と通信回線を介して接続され
作業所と協力業者が共有して、作業員の労務安全情報と
して、協力業者に関するマスターデータ、協力業者別作
業員情報に関するデータ、作業所別下請け業者編成情報
に関するデータ、協力業者が管理編成する作業チームの
施工能力の評価情報や就業先に関するデータ、及び作業
所別就労作業員情報に関するデータを格納するデータベ
ースサーバとを格納するデータベースサーバとを備え、
前記協力業者端末は、前記データベースサーバに前記労
務安全情報及び作業チームの就業先に関する各データを
登録し、前記作業所端末は、作業員の新規入場に際し前
記作業員情報の入力を行って前記データベースサーバに
登録されたデータとの照合を行い、作業チームの施工能
力の評価情報の入力を行うことを特徴とするものであ
る。
【0010】また、前記作業所端末は、ICカード読取
手段を有し、作業員が携帯するICカードの読み込みを
行って前記作業員情報の入力を行い、前記協力業者端末
は、前記作業員情報をICカードに記録するICカード
発行手段を有し、前記作業員情報は、作業員の住居・健
康状態・職歴・資格・雇用形態等に関する情報を含み、
前記作業チーム情報は、作業チームの施工能力の評価情
報と就業先の履歴と予定に関する情報を含むことを特徴
とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る労務安全情
報を集中管理システムの実施の形態を示す図であり、1
はデータベースサーバ、2、3は作業所、4、5は協力
業者、6は通信回線、11は協力業者マスターデータフ
ァイル、12は共有労務安全情報データファイル、13
は協力業者別作業員情報データファイル、14はデータ
ファイル設定処理部、15は通信制御部、21、24は
端末装置、22はプリンター、23はICカードリー
ダ、25はICカード発行機を示す。
【0012】図1において、データベースサーバ1は、
作業所2、3及び協力業者4、5が共有し、協力業者に
関するマスターデータを格納する協力業者マスターデー
タファイル11、作業員の労務安全情報として、作業所
別下請け業者編成情報に関するデータ、及び作業所別就
労作業員情報に関するデータを格納する共有労務安全情
報データファイル12、協力業者が管理編成する作業チ
ームの施工能力の評価情報や就業先に関するデータなど
協力業者別作業員情報に関するデータを格納する協力業
者別作業員情報データファイル13を有するものであ
り、これらのデータファイルにデータファイル設定処理
部14、通信制御部15、通信回線6を介して作業所
2、3及び協力業者4、5を接続し、データファイル設
定処理部14に各データファイルの格納情報の更新設定
を行うためのプログラムを有する。各データファイルに
は、作業所2、3及び協力業者4、5が共有する労務安
全情報及び協力業者が活用する労務安全情報を格納す
る。
【0013】作業所2、3は、端末装置21と附属装置
としてプリンタ22、ICカードリーダ23を有し、新
規入場の作業員に対する受入教育アンケートの入力、作
業員の携帯するICカードの読み取り、それらとデータ
ベースサーバ1の共有労務安全情報データファイル12
に格納された作業員情報の照合、作業員名簿の印刷出力
などを行う。協力業者4、5は、端末装置24とICカ
ード発行機25を有し、データベースサーバ1の協力業
者マスターデータファイル11、共有労務安全情報デー
タファイル12、協力業者別作業員情報データファイル
13の格納情報の入力、各作業員のICカードの発行な
どを行う。
【0014】次に、各データファイルの構成、格納情報
について説明する。図2は協力業者マスターデータファ
イルを構成する項目例を示す図、図3は協力業者別作業
員情報データファイルを構成する項目例を示す図、図4
は作業所別下請け業者編成情報データを構成する項目例
を示す図、図5は作業所別就労作業員情報データを構成
する項目例を示す図、図6は作業チームの技能特性及び
職歴情報を構成する項目例を示す図である。
【0015】協力業者マスターデータファイル11は、
それぞれの協力業者が管理するデータファイルであり、
例えば図2に示すように協力業者名の下に、職種、電話
番号、住所、代表者などの各情報を協力業者に関するマ
ータデータとして格納したものである。協力業者別作業
員情報データファイル13は、それぞれの協力業者が管
理する作業員情報の一覧であり、例えば図3に示すよう
に協力業者、氏名IDの下に各作業員の住居・健康状態
・職歴・資格・雇用形態に関する情報を主として協力業
者別作業員情報に関するデータを格納したものであり、
一般的には、1次協力業者が管理する。
【0016】各協力業者、特に1次協力業者は、作業所
と共有労務安全情報データファイル12を共有し、先の
協力業者マスターデータファイル11、協力業者別作業
員情報データファイル13の格納情報に基づき内容をコ
ピーして共有労務安全情報データファイル12を作成す
る。共有労務安全情報データファイル12には、作業所
別下請け業者編成情報に関するデータと作業所別就労作
業員情報に関するデータを格納する。作業所別下請け業
者編成情報は、例えば図4に示すように作業所に労務を
派遣する業者の組織体系を格納し、作業所別就労作業員
情報は、例えば図5に示すように作業所に就労予定の作
業員情報と作業所におけるルールの理解に関する情報
(受入教育アンケートの内容)を格納する。それには、
まず、協力業者が作業所に従事する作業員情報をコピー
して作業所別就労作業員情報に格納し、現場の受入教育
アンケートの段階で現場のルールの理解度等をチェック
する。これらのチェックでは、作業所名称と個人名称に
よってデータベースを検索する。
【0017】作業チームの技能特性及び職歴情報として
は、例えば図6に示すようにチーム名毎に作業チームデ
ータに、職長名、1次業者名等の項目を有し、作業チー
ム職歴に、施工先元請け会社名、施工作業所名作業期
間、評価者、各種評価点の項目を有し、作業チーム予定
に、施工予定元請け会社施工予定作業所名、作業期間、
評価者等の項目を有する。
【0018】次に、本発明に係る労務安全情報の集中管
理システムによる作業の処理手順について述べる。図7
は本発明に係る労務安全情報の集中管理システムの協力
業者端末による一連の処理フローの例を示す図、図8は
本発明に係る労務安全情報の集中管理システムの作業所
端末による一連の処理フローの例を示す図、図9は協力
業者マスターデータ管理編集画面の例を示す図、図10
は作業所別下請け業者編成情報の編集画面の例を示す図
である。
【0019】協力業者端末では、例えば図7に示すよう
にまず、協力業者によって協力業者マスターデータの入
力を行う(ステップS11)。その協力業者マスターデ
ータ管理編集画面の例を示したのが図9である。続けて
協力業者別の作業員情報の入力(ステップS12)、作
業所別下請け業者編成情報として作業所別に派遣する作
業員の所属する組織情報の入力(ステップS13)、作
業所別就労作業員情報として各作業員の労務安全情報の
入力を行う(ステップS14)。それらのうち作業所別
下請け業者編成情報の編集画面の例を示したのが図10
である。
【0020】しかる後、作業員が携帯するICカードの
発行が必要な場合にはICカードを作成して発行し(ス
テップS15〜S16)、作業員情報の未登録通知が作
業所からあった場合には(ステップS17)、データベ
ースサーバに対する未登録の作業員情報の登録を行って
(ステップS18)、作業所へ作業員情報の登録完了を
通知し(ステップS19)、データベースに対して新た
な更新情報があるか否かに応じ(ステップS20)、更
新情報がなければステップS17に戻り、作業員情報の
未登録通知に逐次応答し、更新情報があればステップS
11に戻って、所定の情報の更新を行う。
【0021】これに対し、作業所端末では、例えば図8
に示すように新規入力があれば(ステップS21)、I
Cカードを所持しているか否かに応じ(ステップS2
2)、ICカードを所持していなければ先に説明した受
入教育アンケートに基づく作業員情報の入力を行い(ス
テップS23)、ICカードを所持していればICカー
ドを読み込むことにより作業員情報の入力を行う(ステ
ップS24)。入力された作業員情報をデータベースサ
ーバの作業所別就労作業員情報に格納された作業員情報
との照合に際し、作業員情報が作業所別就労作業員情報
に登録(格納)されていることを確認し、未登録であれ
ば(ステップS25)、自動メールや自動ファックスを
送り、作業員情報の入力を協力業者に要求する(ステッ
プS26)。協力業者による作業員情報の入力完了を待
ち(ステップS27)、作業員情報の照合を行う(ステ
ップS28)。そして、作業員名簿の出力要求があれば
(ステップS29)、作業員名簿を所定の書式で編集し
出力する(ステップS30)。
【0022】図11は協力業者が管理編成する作業チー
ムの施工能力の評価情報や就業先に関するデータの画面
の構成例を示す図、図12は労務情報の共有化による業
務効率化の概念図、図13は業務の流れを説明するため
の図である。
【0023】建設工事における労務情報の利用におい
て、施工前段階では、協力業者が管理する作業チーム単
位の技能レベルや就労予定の確認、緊急連絡先や資格等
を含む作業員情報の確認が必要であり、施工段階では、
出面(何人来たか)、新規入場者、資格証の確認が必要
であり、そして、施工後には、作業チームの評価が必要
である。この作業チームの評価を行うためには、作業チ
ームの施工能力の評価情報や就業先に関するデータもデ
ータベースサーバで管理する必要があり、その画面の構
成例を示したのが図11である。協力業者が管理編成す
る作業チームの施工能力の評価情報や就業先に関するデ
ータは、図11に示すように職種別にその作業チームに
ついて、各作業所における工事長、作業期間、総合点
数、定着率などの既往職歴、評価内容、今後の予定が登
録される。
【0024】作業チームの施工能力の評価情報や就業先
に関するデータを管理することにより、本発明に係る労
務安全情報の集中管理システムでは、労務情報の共有化
により、例えば図12及び図13に示すようにまず、作
業所から協力業者に対し作業員派遣の要請をすると
()、協力業者は、新規就労予定者の資格、所属組織
情報(各個人のID情報や派遣予定期間など)をデータ
ベースサーバへ入力し登録して()、作業員を要請さ
れた作業所へ派遣する()。作業所では、派遣作業員
の入退場及びID情報の自動認識を行うと共にデータベ
ースへの入力を行う()。このとき、作業員の入退場
はIDから認識し、新規入場時にID情報の内容を確認
する。一方、協力業者では、データベースサーバから派
遣者の就労状況の確認(毎日/月間)を行い()、作
業所では、就労状況/有資格者/定着率等の確認を行っ
て()、作業チームの評価内容をデータベースサーバ
に記入する()。
【0025】上記のようにしてデータベースサーバの保
守管理、情報利用料金の課金を行い、評価点数や現場履
歴、空き状況を含む作業チームの情報を参照できるよう
にすることにより、業務効率の効率化を行うことができ
る。
【0026】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、ICカードに作業員情報を記録して
作業所でこれを読み取るようにしたが、ICカードに記
録された作業員情報に付加して入場時に別途情報を入力
して照合を行うようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、複数の協力業者で編成される複数の作業員が
入場して施工される建設工事の作業所における労務安全
情報を管理する労務安全情報の集中管理システムであっ
て、作業所に設置される作業所端末と、協力業者に設置
される協力業者端末と、作業所端末及び協力業者端末と
通信回線を介して接続され、作業所と協力業者が共有し
て、作業員の労務安全情報として協力業者に関するマス
ターデータ、協力業者別作業員情報に関するデータ、作
業所別下請け業者編成情報に関するデータ、協力業者が
管理編成する作業チームの施工能力の評価情報や就業先
に関するデータ、及び作業所別就労作業員情報に関する
データを格納するデータベースサーバとを備え、協力業
者端末は、データベースサーバに労務安全情報の各デー
タを登録し、作業所端末は、作業員の新規入場に際し作
業員情報の入力を行ってデータベースサーバに登録され
たデータとの照合を行うので、作業所における協力業者
への作業員名簿登録、確認手間の簡易化を図ることがで
き、作業所における受入教育時間、新規入場作業員確認
時間を短縮することができる。
【0028】また、作業チーム単位での技能レベルの評
価や派遣予定・履歴の検索、情報交換を迅速且つ客観的
に行うことができるので、協力業者が管理している作業
チームの派遣予定状況や作業履歴、技能レベルを作業所
側で把握でき、作業所が施工後に記入した評価内容が再
利用できる。このように作業チームの評価が公表される
ことにより、協力業者のレベル向上につながり、作業所
の管理がやりやすくなり、協力業者も中長期の手配確認
に利用できる。
【0029】さらに、作業所端末は、ICカード読取手
段を有し、作業員が携帯するICカードの読み込みを行
って作業員情報の入力を行い、協力業者端末は、作業員
情報をICカードに記録するICカード発行手段を有
し、作業員情報は、作業員の住居・健康状態・職歴・資
格・雇用形態等に関する情報を含むので、協力業者の作
業員労務安全情報の管理時間の短縮及び簡易化を図り、
作業所及び協力業者のペーパーレス化、労務安全情報の
有効活用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る労務安全情報を集中管理システ
ムの実施の形態を示す図である。
【図2】 協力業者マスターデータファイルを構成する
項目例を示す図である。
【図3】 協力業者別作業員情報データファイルを構成
する項目例を示す図である。
【図4】 作業所別下請け業者編成情報データを構成す
る項目例を示す図である。
【図5】 作業所別就労作業員情報データを構成する項
目例を示す図である。
【図6】 作業チームの技能特性及び職歴情報を構成す
る項目例を示す図である。
【図7】 本発明に係る労務安全情報の集中管理システ
ムの協力業者端末による一連の処理フローの例を示す図
である。
【図8】 本発明に係る労務安全情報の集中管理システ
ムの作業所端末による一連の処理フローの例を示す図で
ある。
【図9】 協力業者マスターデータ管理編集画面の例を
示す図である。
【図10】 作業所別下請け業者編成情報の編集画面の
例を示す図である。
【図11】 協力業者が管理編成する作業チームの施工
能力の評価情報や就業先に関するデータの画面の構成例
を示す図である。
【図12】 労務情報の共有化による業務効率化の概念
図である。
【図13】 業務の流れを説明するための図である。
【図14】 従来の労務安全情報の管理作業の例を説明
するための図である。
【図15】 受入教育アンケートのフォーマットの例を
示す図である。
【図16】 受入教育アンケートのフォーマットの例を
示す図である。
【符号の説明】
1…データベースサーバ、2、3…作業所、4、5…協
力業者、6…通信回線、11…協力業者マスターデータ
ファイル、12…共有労務安全情報データファイル、1
3…協力業者別作業員情報データファイル、14…デー
タファイル設定処理部、15…通信制御部、21、24
…端末装置、22…プリンター、23…ICカードリー
ダ、25…ICカード発行機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06K 17/00 B (72)発明者 平林 裕治 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 菊楽 洋子 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB05 CC21 CC33 DD00 DD04 DD05 EE23 EE28 FF02 FF03 FF04 FF08 FF09 GG04 GG07 5B058 KA01 KA04 KA11 YA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の協力業者で編成される複数の作業
    員が入場して施工される建設工事の作業所における労務
    安全情報を管理する労務安全情報の集中管理システムで
    あって、作業所に設置される作業所端末と、協力業者に
    設置される協力業者端末と、前記作業所端末及び協力業
    者端末と通信回線を介して接続され作業所と協力業者が
    共有して、作業員の労務安全情報として、協力業者に関
    するマスターデータ、協力業者別作業員情報に関するデ
    ータ、作業所別下請け業者編成情報に関するデータ、協
    力業者が管理編成する作業チームの施工能力の評価情報
    や就業先に関するデータ、及び作業所別就労作業員情報
    に関するデータを格納するデータベースサーバとを備
    え、前記協力業者端末は、前記データベースサーバに前
    記労務安全情報及び作業チームの就業先に関する各デー
    タを登録し、前記作業所端末は、作業員の新規入場に際
    し前記作業員情報の入力を行って前記データベースサー
    バに登録されたデータとの照合を行い、作業チームの施
    工能力の評価情報の入力を行うことを特徴とする労務安
    全情報の集中管理システム。
  2. 【請求項2】 前記作業所端末は、ICカード読取手段
    を有し、作業員が携帯するICカードの読み込みを行っ
    て前記作業員情報の入力を行うことを特徴とする請求項
    1記載の労務安全情報の集中管理システム。
  3. 【請求項3】 前記協力業者端末は、前記作業員情報を
    ICカードに記録するICカード発行手段を有すること
    を特徴とする請求項2記載の労務安全情報の集中管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記作業員情報は、作業員の住居・健康
    状態・職歴・資格・雇用形態等に関する情報を含むこと
    を特徴とする請求項1記載の労務安全情報の集中管理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記作業チーム情報は、作業チームの施
    工能力の評価情報と就業先の履歴と予定に関する情報を
    含むことを特徴とする請求項1記載の労務安全情報の集
    中管理システム。
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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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