JP7012397B1 - 人材派遣の管理装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 0007012397000001
【課題】紙の契約書を用いない派遣契約の締結を促し、締結された派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務を管理し得る、派遣労働の管理装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】本発明の人材派遣の管理装置2は、派遣社員の派遣を依頼する派遣依頼情報を派遣先企業から受信する派遣依頼情報受信部211と、派遣を行う派遣契約に関する派遣契約情報を派遣依頼情報に基づいて生成可能な派遣契約情報生成部212と、派遣契約情報に関する派遣先企業の評価に基づいて派遣契約を締結可能な契約書に関する契約書情報を生成可能な契約書情報生成部214と、契約書情報に基づいて派遣された派遣社員が派遣先企業に提供した役務に関する役務評価を受信する役務評価受信部217と、役務評価に基づく役務情報を生成可能な役務情報生成部218と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、人材派遣の管理装置に関する。
人材を必要とする派遣先企業からの依頼に応じて、人材である派遣社員を派遣先企業に派遣する人材派遣が行われている。より多くの派遣社員が派遣されるようになるにつれて、人材派遣に関する管理業務の労力を軽減する要望が高まっている。
人材派遣に関する管理業務の労力を軽減する工夫の一例として、特許文献1は、希望条件情報等を含む求職者情報をデータベースに保持する求職者情報処理手段と、要望条件情報等を含む派遣会社端末から送信された顧客情報をデータベースに保持する顧客情報処理手段と、派遣先企業の要望条件と合致する求職者がデータベースに登録されているか否かを検索し、検索結果を派遣会社端末に送信し、派遣会社端末の表示部に一覧表示する検索手段と、一定期間毎に各人材派遣会社のインセンティブ情報をインセンティブ付与情報に基づき作成し、データベースに格納させるインセンティブ付与手段と、を備えたことを特徴とする人材派遣業務管理装置を開示している。特許文献1の発明によれば、派遣先企業は、要望条件と合致する求職者を検索し得る。
特開2016-12233号公報
ところで、人材派遣は、派遣会社が派遣社員の雇用主となり、派遣会社が派遣社員に派遣先企業での役務の提供を指示する派遣契約、派遣会社が派遣先企業に派遣社員を紹介し、派遣先企業が派遣社員を雇用する派遣契約等の各種の派遣契約に基づいて行われ得る。各種の派遣契約を締結し得るため、派遣会社と派遣先企業との間でこのような派遣契約を締結することは、容易ではない。
派遣契約を締結することが容易ではないため、派遣先企業は、希望する条件と合致する求職者を検索し得たとしても、派遣会社等との間に派遣契約を締結するに至らず、派遣社員の派遣を受けられない場合があり得る。特許文献1の発明は、派遣会社等と派遣先企業との間で派遣契約を締結することを促す点において、さらなる改良の余地がある。
派遣契約は、紙の契約書に基づいて行われ得る。派遣契約が紙の契約書に基づいて行われる場合、より多くの派遣社員が派遣されるにつれて、多大な量の紙を消費し得る。これにより、紙の生産において必要とされる森林資源が消費されるだけでなく、紙の契約書を保管等する労力も多大なものとなり得る。特許文献1の発明は、紙の契約書に関する労力等を軽減する点において、さらなる改良の余地がある。
本発明は、このような考えに基づいてなされたものであり、紙の契約書を用いない派遣契約の締結を促し、締結された派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務を管理し得る、人材派遣の管理装置を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、派遣を行う派遣契約に関する派遣契約情報を派遣先企業から受信した派遣依頼情報に基づいて生成し、生成した派遣契約情報に関する派遣先企業の評価に基づいて派遣契約を締結可能な契約書に関する契約書情報を生成可能とすること等で、上記の目的を達成できることを見出し、本発明を完成させるに至った。具体的に、本発明は以下のものを提供する。
第1の特徴に係る発明は、派遣社員の派遣を依頼する派遣依頼情報を派遣先企業から受信する派遣依頼情報受信部と、前記派遣を行う派遣契約に関する派遣契約情報を前記派遣依頼情報に基づいて生成可能な派遣契約情報生成部と、前記派遣契約情報に関する前記派遣先企業の評価に基づいて前記派遣契約を締結可能な契約書に関する契約書情報を生成可能な契約書情報生成部と、前記契約書情報に基づいて派遣された派遣社員が前記派遣先企業に提供した役務に関する役務評価を受信する役務評価受信部と、前記役務評価に基づく役務情報を生成可能な役務情報生成部と、を備える、人材派遣の管理装置を提供する。
第1の特徴に係る発明によれば、派遣社員の派遣を依頼する派遣依頼情報を派遣先企業から受信し、受信した派遣依頼情報に基づいて派遣契約に関する派遣契約情報を生成できる。派遣会社は、生成された派遣契約情報を用いて、派遣先企業の依頼に応じた派遣契約を派遣先企業に提案できる。
第1の特徴に係る発明によれば、派遣契約情報を用いて派遣契約に関する派遣契約情報が生成されるため、派遣先企業は、生成された派遣契約情報を用いて派遣契約を評価できる。そして、管理装置は、この評価に基づいて派遣契約を締結可能な契約書に関する契約書情報を生成できる。派遣先企業と派遣会社とは、生成された契約書情報を用いて、紙の契約書を用いることなく、人材派遣に関する派遣契約を容易に締結し得る。
第1の特徴に係る発明によれば、契約書情報に基づいて派遣された派遣社員の役務評価を受信し、役務評価に基づく役務情報(例えば、役務評価に基づく勤怠表、役務評価に基づく報酬の請求書等)を生成できる。これにより、紙の契約書を用いない派遣契約の締結を促すだけでなく、締結された派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務をも管理し得る。
したがって、第1の特徴に係る発明によれば、紙の契約書を用いない派遣契約の締結を促し、締結された派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務を管理し得る、人材派遣の管理装置を提供できる。
第2の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明であって、前記派遣契約情報は、前記派遣社員の派遣条件に関する情報を含み、前記管理装置は、前記派遣条件が所定の条件を満たしているか否かを判別可能な派遣条件判別部と、前記判別の結果に基づいて前記契約書情報を前記派遣先企業に提供可能な契約書情報提供部と、をさらに備える、管理装置を提供する。
人材派遣は、労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(単に労働者派遣法とも称する。)、労働基準法、及び最低賃金法等によって例示される人材派遣に関する各種の法令を遵守して行われることが求められる。しかし、法令がしばしば専門的な用語等を用いて書かれているため、人材派遣に関する法令を遵守した派遣契約を締結することは、容易ではない。
法令の遵守に関し、最低賃金法が定める地域別最低賃金は、地域における労働者の生計費の変化等に応じて変更され得る。地域別最低賃金等によって例示される変更され得る法令に関する諸元を含めて法令を遵守した派遣契約を締結することは、容易ではない。
第2の特徴に係る発明によれば、派遣条件判別部により、派遣契約情報に含まれる派遣条件が法令を遵守しているか否かを判別し得る。そして、判別の結果に基づいて、契約書情報を派遣先企業に提供できる。これにより、例えば、法令を遵守していると判別された派遣契約情報に基づく契約書情報のみを派遣先企業に提供すること、及び/又は法令を遵守していないと判別された派遣契約情報に基づく契約書情報について法令を遵守したものに修正するよう促す情報を付与して派遣先企業に提供すること等を行い得る。
すなわち、第2の特徴に係る発明によれば、専門的な用語等を用いて書かれた法令であっても、また、変更され得る諸元がある法令であっても、それらの法令を遵守した派遣契約を締結することを促し得る。
したがって、第2の特徴に係る発明によれば、紙の契約書を用いない派遣契約の締結を促し、締結された派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務を管理し得る、人材派遣の管理装置を提供できる。
第3の特徴に係る発明は、第1又は第2の特徴に係る発明であって、前記役務情報に所定の識別情報を付与した識別情報付役務情報を生成可能な識別情報付役務情報生成部と、前記識別情報付役務情報を受信可能な識別情報付役務情報受信部と、前記識別情報を用いて前記受信した前記識別情報付役務情報が前記管理装置により生成された前記識別情報付役務情報であるか否かを判別可能な識別情報付役務情報判別部と、をさらに備える、管理装置を提供する。
各種役務を提供した期間等を含む職歴、役務の提供に関する勤怠情報、退職及び/又は転職時の状況等によって例示される派遣社員の役務評価は、派遣契約の締結における派遣先企業の判断材料となり得る。これにより、派遣社員が提出する履歴書を用いてこれら役務評価を取得することが行われている。
しかしながら、履歴書は、派遣社員本人が記載するものであるため、派遣契約を締結するたびに、役務評価を履歴書に記載する労力が多大なものとなり得る。また、派遣先企業は、履歴書に記載された役務評価に関する十分な判断材料を得られない場合があり得る。さらに、派遣社員が履歴書に記載しなかった役務評価を派遣先企業が取得することには、困難が生じ得る。
第3の特徴に係る発明によれば、役務情報に所定の識別情報を付与した識別情報付役務情報を生成可能であるため、派遣社員は、履歴書に役務評価を記載する労力を費やすことなく、識別情報付役務情報を用いて派遣先企業に役務評価を提供し得る。これにより、紙の契約書を用いない派遣契約の締結がよりいっそう促される。
第3の特徴に係る発明によれば、識別情報を用いて識別情報付役務情報が管理装置により生成された識別情報付役務情報であるか否かを判別可能であるため、派遣先企業は、管理装置によって生成された識別情報付役務情報であるとの判別に基づき、記載されなかった役務評価がない信頼できる識別情報付役務情報であるとの判断材料を得うる。これにより、紙の契約書を用いない派遣契約の締結がよりいっそう促される。
したがって、第3の特徴に係る発明によれば、紙の契約書を用いない派遣契約の締結を促し、締結された派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務を管理し得る、人材派遣の管理装置を提供できる。
第4の特徴に係る発明は、第1から第3のいずれかの特徴に係る発明であって、前記派遣契約情報生成部は、前記派遣依頼情報と前記役務評価と所定のニューラルネットワークとを用いて前記派遣契約情報を生成可能であり、前記管理装置は、前記役務評価を用いて前記所定のニューラルネットワークに前記派遣契約情報の生成を機械学習させることが可能な機械学習部をさらに備える、管理装置を提供する。
多くの派遣社員を派遣可能な派遣会社において、派遣先企業がこれら多くの派遣社員から所望の派遣社員を探し出すことは、容易ではなく、また、多大な労力を費やし得る。派遣先企業が所望の派遣社員を探し出すことが容易ではないことにより、派遣会社等との間に派遣契約を締結するに至らず、派遣社員の派遣を受けられない場合があり得る。
第4の特徴に係る発明によれば、機械学習を行った所定のニューラルネットワークを用いて派遣契約情報を生成可能であるため、多くの派遣社員を派遣可能な派遣会社であっても、派遣先企業が多くの派遣社員から所望の派遣社員を探し出す多大な労力を費やすことなく、派遣先企業に所望の派遣社員を派遣する派遣契約情報を生成し得る。これにより、紙の契約書を用いない派遣契約の締結がよりいっそう促される。
したがって、第4の特徴に係る発明によれば、紙の契約書を用いない派遣契約の締結を促し、締結された派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務を管理し得る、人材派遣の管理装置を提供できる。
第5の特徴に係る発明は、派遣先企業が利用する端末に、派遣社員の派遣を依頼する派遣依頼情報を外部に送信する派遣依頼情報ステップと、前記派遣依頼情報に基づいて生成された派遣契約情報を前記外部から受信する派遣契約情報受信ステップと、前記派遣契約情報に関する前記派遣先企業の派遣契約情報評価を受信する派遣契約情報評価受信ステップと、前記評価を前記外部に送信する評価送信ステップと、前記評価に基づいて生成された契約書情報を前記外部から受信する契約書情報受信ステップと、前記契約書情報に基づいて派遣された前記派遣社員が前記派遣先企業に提供した役務に関する前記派遣先企業の役務評価を受信する役務評価受信ステップと、前記役務評価を前記外部に送信する役務評価送信ステップと、前記役務評価に基づく役務情報を前記外部から受信する役務情報受信ステップと、を実行させる、プログラムを提供する。
第5の特徴に係る発明によれば、第1の特徴に係る管理装置等の外部に派遣依頼情報を送信し、派遣依頼情報に基づいて生成された派遣契約情報を受信して評価する等して派遣契約を締結し得る。これにより、紙の契約書を用いない派遣契約の締結がよりいっそう促される。
第5の特徴に係る発明によれば、第1の特徴に係る管理装置等の外部に派遣先企業から受信した役務評価を送信し、役務評価に基づく役務情報を受信し得る。これにより、紙の契約書を用いない派遣契約の締結を促すだけでなく、締結された派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務をも管理し得る。
したがって、第5の特徴に係る発明によれば、紙の契約書を用いない派遣契約の締結を促し、締結された派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務を管理し得る、プログラムを提供できる。
第6の特徴に係る発明は、派遣先企業に役務を提供する派遣社員が利用する端末に、前記派遣社員が前記派遣先企業に提供した前記役務に関する役務評価に基づいて生成された役務情報を外部から受信する役務情報受信ステップを実行させ、前記役務情報は、前記役務情報が前記外部において生成された前記役務情報であるか否かを判別可能な所定の識別情報が付与された前記役務情報である、プログラムを提供する。
第6の特徴に係る発明によれば、派遣社員が利用する端末は、第3の特徴に係る管理装置等の外部から役務情報を受信し得る。これにより、派遣社員は、履歴書に役務評価を記載する労力を費やすことなく、識別情報付役務情報を用いて派遣先企業に役務評価を提供し得る。これにより、紙の契約書を用いない派遣契約の締結がよりいっそう促される。
第6の特徴に係る発明によれば、役務情報が外部において生成された役務情報であるか否かを判別可能な所定の識別情報が付与された役務情報であるため、派遣先企業は、派遣社員から提供された役務情報が管理装置によって生成された役務情報であるとの判別に基づき、記載されなかった役務評価がない信頼できる役務情報であるとの判断材料を得うる。これにより、紙の契約書を用いない派遣契約の締結がよりいっそう促される。
したがって、第6の特徴に係る発明によれば、紙の契約書を用いない派遣契約の締結を促し、締結された派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務を管理し得る、プログラムを提供できる。
本発明によれば、紙の契約書を用いない派遣契約の締結を促し、締結された派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務を管理し得る、派遣労働の管理装置を提供できる。
図1は、本実施形態に係る人材派遣管理システム1のハードウェア構成及びソフトウェア構成を示すブロック図である。 図2は、本実施形態に係る派遣依頼情報テーブル231の一例を示す図である。 図3は、本実施形態に係る派遣契約情報テーブル232の一例を示す図である。 図4は、本実施形態に係る契約書情報テーブル233の一例を示す図である。 図5は、本実施形態に係る役務情報テーブル234の一例を示す図である。 図6は、本実施形態に係る派遣契約情報テーブル321の一例を示す図である。 図7は、本実施形態に係る契約書情報テーブル322の一例を示す図である。 図8は、本実施形態に係る役務評価テーブル323の一例を示す図である。 図9は、本実施形態に係る役務情報テーブル324の一例を示す図である。 図10は、本実施形態に係る管理装置2で実行される管理処理の好ましい流れの一例を示すメインフローチャートである。 図11は、本実施形態に係る管理装置2で実行される役務評価処理の好ましい流れの一例を示すフローチャートである。 図12は、本実施形態に係る派遣先企業端末3で実行される派遣依頼処理の好ましい流れの一例を示すメインフローチャートである。 図13は、本実施形態に係る派遣先企業端末3で実行される役務情報処理の好ましい流れの一例を示すフローチャートである。 図14は、本実施形態に係る派遣社員端末4で実行される役務情報取得処理の好ましい流れの一例を示すメインフローチャートである。 図15は、本実施形態に係る人材派遣管理システム1を用いた人材派遣の流れの一例を説明するフローチャートである。 図16は、本実施形態に係る派遣先企業端末3の表示部34に表示された契約書情報の一例を示す図である。 図17は、本実施形態に係る派遣先企業端末3の表示部34における評価項目の登録を可能とする表示の一例を示す図である。 図18は、本実施形態に係る派遣先企業端末3の表示部34に表示された勤怠表の一例を示す図である。 図19は、本実施形態に係る派遣先企業端末3の表示部34に表示された請求書の一例を示す図である。 図20は、本実施形態に係る派遣社員端末4の表示部43に表示された役務情報の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための好適な形態の一例について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
<人材派遣管理システム1>
図1は、本実施形態に係る人材派遣管理システム1(以下、単に「システム1」とも称する。)のハードウェア構成及びソフトウェア構成を示すブロック図である。以下、図1を用いて、本実施形態のシステム1における好適な構成の一例を説明する。
システム1は、管理装置2と、ネットワークNを介して管理装置2と通信可能に接続された派遣先企業端末3とを含んで構成される。
必須の態様ではないが、システム1は、ネットワークNを介して管理装置2と通信可能に接続された派遣社員端末4をさらに含むことが好ましい。派遣社員端末4をさらに含むことにより、派遣社員端末4を利用する派遣社員は、管理装置2から役務情報等を取得し得る。
〔管理装置2〕
管理装置2(以下、単に「装置2」とも称する。)は、少なくとも、制御部21と記憶部23と通信部24とを備える。
[制御部21]
制御部21は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)等を備えるマイクロコンピュータである。
制御部21は、所定のプログラムを読み込み、必要に応じて記憶部23及び/又は通信部24等と協働することで、装置2におけるソフトウェア構成の要素である、派遣依頼情報受信部211、派遣契約情報生成部212、派遣契約情報評価受信部213、契約書情報生成部214、派遣条件判別部215、契約書情報提供部216、役務評価受信部217、役務情報生成部218、識別情報付役務情報生成部219、識別情報付役務情報受信部220、識別情報付役務情報判別部221、及び機械学習部222等を実現する。
制御部21がこれらのソフトウェア構成の要素を実現可能であることにより、装置2は、人材派遣に関する管理処理を実行し得る。装置2で実行される管理処理については、後に図10を用いてより詳細に説明する。
[記憶部23]
記憶部23は、データやファイルが記憶される装置であって、ハードディスク、半導体メモリ、記録媒体、及びメモリカード等によって例示される記憶手段の1以上を用いて実現される、データのストレージ部を有する。
記憶部23は、ネットワークを介してNAS(Network Attached Storage)、SAN(Storage Area Network)、クラウドストレージ、ファイルサーバ及び/又は分散ファイルシステム等の記憶装置又は記憶システムとの接続を可能にする仕組みを有してもよい。
記憶部23には、装置2のマイクロコンピュータで実行される制御プログラム、派遣依頼情報テーブル231、派遣契約情報テーブル232、契約書情報テーブル233、役務情報テーブル234等が記憶されている。
必須の態様ではないが、記憶部23には、後述する派遣依頼情報と役務評価とを用いて派遣契約情報を生成可能であり、機械学習可能な所定のニューラルネットワークが記憶されていることが好ましい。これにより、機械学習可能な所定のニューラルネットワークを用いて派遣契約情報を生成できる。
(派遣依頼情報テーブル231)
図2は、本実施形態に係る派遣依頼情報テーブル231の一例を示す図である。派遣依頼情報テーブル231は、派遣社員の派遣を依頼する派遣依頼情報と該派遣依頼情報を送信した派遣先企業とを関連付けて格納するテーブルである。これにより、装置2は、派遣先企業が利用する派遣先企業端末3が送信した派遣依頼情報を用いて派遣契約情報を生成し得る。
派遣依頼情報テーブル231は、派遣依頼情報を識別可能な派遣依頼情報IDと関連付けて派遣依頼情報を格納することが好ましい。これにより、装置2は、派遣依頼情報IDを用いて派遣依頼情報及び派遣依頼情報と関連付けられた派遣先企業を識別し、格納及び/又は取得し得る。
図2の派遣依頼情報テーブル231には、派遣依頼情報ID「MR0001」により識別される第1派遣依頼情報MR0001、派遣依頼情報ID「MR0002」により識別される第2派遣依頼情報MR0002、派遣依頼情報ID「MR0003」により識別される第3派遣依頼情報MR0003、等が格納されている。
第1派遣依頼情報MR0001は、派遣先企業「A社」と関連付けられており、「介護職、実務経験不問、平日4~5日勤務、夜勤あり、時給1000~円、都区内勤務、交通費支給あり、3~4名」によって特徴づけられる派遣社員の派遣を依頼することに関する情報である。第1派遣依頼情報MR0001が格納されていることにより、装置2は、第1派遣依頼情報MR0001に基づいて都区内で夜勤可能な介護職の派遣社員を派遣する派遣契約情報を生成し得る。
(派遣契約情報テーブル232)
図3は、本実施形態に係る派遣契約情報テーブル232の一例を示す図である。派遣契約情報テーブル232は、派遣を行う派遣契約に関する派遣契約情報を格納するテーブルである。これにより、装置2は、派遣契約情報を派遣先企業端末3へ送信し得る。
派遣契約情報は、派遣契約情報に関する派遣契約によって派遣される派遣社員に関する情報(以下、単に「派遣社員」とも称する。)を含むことが好ましい。これにより、派遣先企業は、派遣される派遣社員に関する情報を用いて派遣契約を評価し得る。
派遣契約情報は、派遣契約情報に関する派遣契約によって派遣される派遣社員の派遣条件に関する情報(以下、単に「派遣条件」とも称する。)を含むことが好ましい。これにより、派遣先企業は、派遣条件に関する情報を用いて派遣契約を評価し得る。また、装置2は、派遣条件が所定の条件(例えば、派遣条件が適法であるか否かの判別に関する条件。)を満たすかどうかを判定し得る。
派遣契約情報テーブル232は、派遣契約情報を識別可能な派遣契約情報IDと関連付けて派遣契約情報を格納することが好ましい。これにより、装置2は、派遣契約情報IDを用いて派遣契約情報及び派遣契約情報と関連付けられた各種情報を識別し、格納及び/又は取得し得る。
派遣契約情報テーブル232は、派遣先企業と関連付けて派遣契約情報を格納することが好ましい。これにより、派遣契約情報を関連付けられた派遣先企業が利用する派遣先企業端末3へ送信することを容易に行い得る。
派遣契約情報テーブル232は、派遣契約情報に関する派遣先企業の評価に関する派遣契約評価情報と関連付けて派遣契約情報を格納することが好ましい。これにより、派遣契約情報に関する派遣先企業の評価に基づいて派遣契約を締結し得る。
図3の派遣契約情報テーブル232には、派遣契約情報ID「MP0001」により識別される第1派遣契約情報MP0001、派遣契約情報ID「MP0002」により識別される第2派遣契約情報MP0002、派遣契約情報ID「MP0003」により識別される第3派遣契約情報MP0003、等が格納されている。
第1派遣契約情報MP0001は、派遣先企業「A社」と関連付けられており、派遣社員「山田 太郎、鈴木 次郎、佐藤 三郎」と派遣条件「平日4日勤務、夜勤週1日以下、時給1000円、交通費支給」とを含む情報である。これにより、派遣先企業であるA社は、夜勤週1日以下で平日4日勤務可能である3名がいることに基づいて第1派遣契約情報MP0001を評価し得る。
また、第1派遣契約情報MP0001は、派遣契約評価情報「週5日勤務をお願いできる人が1-2名いるとありがたいです」と関連付けられている。これにより、装置2は、平日4日ではなく週5日勤務が可能な派遣社員を派遣するよう、派遣契約を生成し得る。
(契約書情報テーブル233)
図4は、本実施形態に係る契約書情報テーブル233の一例を示す図である。契約書情報テーブル233は、派遣契約を締結可能な契約書に関する契約書情報を格納するテーブルである。これにより、装置2は、契約書情報を派遣先企業端末3へ送信し得る。
契約書情報テーブル233は、契約書情報を識別可能な契約書情報IDと関連付けて契約書情報を格納することが好ましい。これにより、装置2は、契約書情報IDを用いて契約書情報及び契約書情報と関連付けられた各種情報を識別し、格納及び/又は取得し得る。
契約書情報は、契約書情報に関する派遣契約によって派遣される派遣社員に関する情報(以下、単に「派遣社員」とも称する。)を含むことが好ましい。これにより、装置2は、派遣される派遣社員に関する情報を含む契約書を生成し得る。
契約書情報は、契約書情報に関する派遣契約によって派遣される派遣社員の派遣条件に関する情報(以下、単に「派遣条件」とも称する。)を含むことが好ましい。これにより、装置2は、派遣条件に関する情報を含む契約書を生成し得る。
契約書情報は、PDF形式(Portable Document Format)のデータである契約書を含むことが好ましい。これにより、ISO 32000によって国際標準化された電子文書ファイル形式であるPDF形式のデータを用いて、紙を用いずに派遣契約を締結し得る。PDF形式のデータである契約書は、パスワードによって保護されたデータであることが好ましい。これにより、パスワードによって契約書を保護し得る。したがって、派遣会社及び/又は派遣先企業は、契約書の改ざん等を心配することなく、紙を用いずに派遣契約を締結し得る。
契約書情報テーブル233は、派遣先企業と関連付けて契約書情報を格納することが好ましい。これにより、契約書情報を関連付けられた派遣先企業が利用する派遣先企業端末3へ契約書情報を送信することを容易に行い得る。
図4の契約書情報テーブル233には、契約書情報ID「MC0001」により識別される第1契約書情報MC0001、契約書情報ID「MC0002」により識別される第2契約書情報MC0002、契約書情報ID「MC0003」により識別される第3契約書情報MC0003、等が格納されている。
第1契約書情報MC0001は、派遣先企業「A社」と関連付けられており、派遣社員「山田 太郎、鈴木 次郎、佐藤 三郎」と派遣条件「平日5日勤務、夜勤週1日以下、時給1000円、交通費支給」とを含む情報である。これにより、上述の派遣社員3名を平日5日勤務等の派遣条件で派遣する派遣契約を締結可能な契約書を生成し得る。
(役務情報テーブル234)
図5は、本実施形態に係る役務情報テーブル234の一例を示す図である。役務情報テーブル234は、派遣先企業と、派遣社員と、該派遣社員が該派遣先企業に提供した役務に関する役務評価と、該役務評価に基づく役務情報と、を関連付けて格納するテーブルである。これにより、装置2は、役務情報を派遣先企業端末3及び/又は派遣社員が利用する派遣社員端末4へ送信し得る。
役務情報は、役務評価に基づく情報であれば特に限定されず、例えば、役務評価に基づいて派遣先企業に請求する対価に関する情報、該対価の請求に用いられる請求書に関する情報、役務評価に基づく派遣社員の勤怠に関する情報(例えば、勤怠表等。)、役務評価に基づく派遣社員の職歴に関する情報等が挙げられる。
役務情報が派遣会社が役務評価に基づいて派遣先企業に請求する対価に関する情報及び/又は該対価の請求に用いられる請求書に関する情報を含むことにより、派遣会社は、紙を用いることなく、該対価を派遣先企業に請求し得る。
役務情報が役務評価に基づく派遣社員の勤怠に関する情報を含むことにより、派遣会社及び/又は派遣先企業は、紙を用いることなく、派遣社員の勤怠を把握し得る。
役務情報が役務評価に基づく派遣社員の職歴に関する情報を含むことにより、派遣社員は、紙を用いることなく、派遣社員自身の職歴を取得し得る。これにより、派遣社員は、例えば、取得した職歴を用いた就業活動等を行い得る。
役務情報テーブル234は、役務情報を識別可能な役務情報IDと関連付けて役務情報を格納することが好ましい。これにより、装置2は、役務情報IDを用いて役務情報及び役務情報と関連付けられた各種情報を識別し、格納及び/又は取得し得る。
役務評価は、派遣社員が該派遣先企業に提供した役務に関する評価であれば特に限定されず、1以上の種類の役務に関する評価を含む評価でよい。役務に関する評価の種類は、特に限定されず、例えば、出勤時間、退勤時間、残業に関する情報、休みに関する情報、勤務態度に関する情報、役務の内容に関する情報、役務を提供した場所に関する情報等が挙げられる。
役務情報テーブル234は、役務に関する評価の種類を派遣先企業端末3に提供可能な役務評価種類情報(図示せず)を格納可能であることが好ましい。役務情報テーブル234が役務評価種類情報を格納可能であることにより、役務評価種類情報を派遣先企業端末3に送信できる。派遣先企業端末3は、受信した役務評価種類情報を用いて、役務評価種類情報が提供する、役務に関する評価の種類に応じた評価を含む役務評価を装置2に送信できる。役務評価種類情報が提供する、役務に関する評価の種類の数は、特に限定されない。役務評価種類情報は、1以上の任意の種類を提供可能でよい。
役務評価種類情報は、役務評価が含むことが望まれる評価の種類のうち必須の種類ではない種類を派遣先企業端末3へさらに提供可能であることが好ましい。これにより、役務評価が含む評価の種類だけでなく、役務評価が含むことが望まれる評価の種類のうち必須の種類ではない種類をも派遣先企業端末3に提供できる。これにより、派遣先企業は、よりいっそう派遣社員が提供する役務を管理し得る。
図5の役務情報テーブル234には、役務情報ID「MS0001」により識別される第1役務情報MS0001、役務情報ID「MS0002」により識別される第2役務情報MS0002、役務情報ID「MS0003」により識別される第3役務情報MS0003、等が格納されている。
第1役務情報MS0001は、派遣先企業「A社」、派遣社員「山田 太郎」、役務評価「4月第1週40時間勤務 夜勤2日」と関連付けられており、役務情報1「請求額:手数料+44000円+交通費1000円」等を含む情報である。これにより、役務情報1を用いて請求書を提供し得る。また、役務評価を用いて4月第1週に40時間勤務し2日間の夜勤があったことを示す勤怠表を生成し得る。
[通信部24]
図1に戻る。通信部24は、装置2をネットワークNに接続して派遣先企業端末3及び派遣社員端末4等の外部の装置と通信可能にする通信部であれば特に限定されず、例えば、携帯電話ネットワークに対応した無線装置、IEEE802.11に準拠したWi-Fi(Wireless Fidelity)対応デバイス、及びイーサネット規格に対応したネットワークカード等が挙げられる。
装置2が通信部24を備えることにより、派遣依頼情報、派遣契約情報に関する評価、役務評価、役務情報の送信に関する役務情報送信指令等を派遣先企業端末3から受信し得る。装置2が通信部24を備えることにより、派遣契約情報、契約書情報、役務情報等を派遣先企業端末3へ送信し得る。
装置2が通信部24を備えることにより、役務情報の送信に関する役務情報送信指令等を派遣社員端末4から受信し得る。装置2が通信部24を備えることにより、役務情報等を派遣社員端末4へ送信し得る。
〔派遣先企業端末3〕
派遣先企業端末3は、少なくとも、制御部31と記憶部32と通信部33と表示部34と入力部35とを備える。
[制御部31]
制御部31は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)等を備えるマイクロコンピュータである。
制御部31は、所定のプログラムを読み込み、必要に応じて記憶部32、通信部33、表示部34、及び/又は入力部35等と協働することで、派遣先企業端末3におけるソフトウェア構成の要素である、派遣依頼情報受信部311、派遣契約情報受信部312、派遣契約情報評価受信部313、評価送信部314、契約書情報受信部315、役務評価受信部316、役務評価送信部317、及び役務情報受信部318等を実現する。
制御部31がこれらのソフトウェア構成の要素を実現可能であることにより、派遣先企業端末3は、人材派遣に関する派遣依頼処理を実行し得る。派遣先企業端末3で実行される派遣依頼処理については、後に図12を用いてより詳細に説明する。
[記憶部32]
記憶部32は、データやファイルが記憶される装置であって、ハードディスク、半導体メモリ、記録媒体、及びメモリカード等によって例示される記憶手段の1以上を用いて実現される、データのストレージ部を有する。
記憶部32は、ネットワークを介してNAS(Network Attached Storage)、SAN(Storage Area Network)、クラウドストレージ、ファイルサーバ及び/又は分散ファイルシステム等の記憶装置又は記憶システムとの接続を可能にする仕組みを有してもよい。
記憶部32には、派遣先企業端末3のマイクロコンピュータで実行される制御プログラム、派遣契約情報テーブル321、契約書情報テーブル322、役務評価テーブル323、役務情報テーブル324等が記憶されている。
(派遣契約情報テーブル321)
図6は、本実施形態に係る派遣契約情報テーブル321の一例を示す図である。派遣契約情報テーブル321は、派遣を行う派遣契約に関する派遣契約情報を格納するテーブルである。これにより、派遣先企業端末3及び/又は派遣先企業端末3の利用者は、派遣契約情報に関する評価を行い得る。
派遣契約情報は、派遣契約情報に関する派遣契約によって派遣される派遣社員に関する情報(以下、単に「派遣社員」とも称する。)を含むことが好ましい。これにより、派遣先企業は、派遣される派遣社員に関する情報を用いて派遣契約を評価し得る。
派遣契約情報は、派遣契約情報に関する派遣契約によって派遣される派遣社員の派遣条件に関する情報(以下、単に「派遣条件」とも称する。)を含むことが好ましい。これにより、派遣先企業は、派遣条件に関する情報を用いて派遣契約を評価し得る。
派遣契約情報テーブル321は、派遣契約情報を識別可能な派遣契約情報IDと関連付けて派遣契約情報を格納することが好ましい。これにより、派遣先企業端末3は、派遣契約情報IDを用いて派遣契約情報及び派遣契約情報と関連付けられた各種情報を識別し、格納及び/又は取得し得る。
派遣契約情報テーブル321は、派遣会社と関連付けて派遣契約情報を格納することが好ましい。これにより、派遣契約情報を関連付けられた派遣会社が利用する装置2へ送信することを容易に行い得る。
派遣契約情報テーブル321は、派遣契約情報に関する派遣先企業の評価に関する派遣契約評価情報と関連付けて派遣契約情報を格納することが好ましい。これにより、派遣契約評価情報を装置2へ送信し得る。
図6の派遣契約情報テーブル321には、派遣契約情報ID「TP0001」により識別される第1派遣契約情報TP0001、派遣契約情報ID「TP0002」により識別される第2派遣契約情報TP0002、派遣契約情報ID「TP0003」により識別される第3派遣契約情報TP0003、等が格納されている。
第1派遣契約情報TP0001は、派遣会社「H社」と関連付けられており、派遣社員「山田 太郎、鈴木 次郎、佐藤 三郎」と派遣条件「平日4日勤務、夜勤週1日以下、時給1000円、交通費支給」とを含む情報である。これにより、派遣先企業端末3及び/又は派遣先企業端末3の利用者は、夜勤週1日以下で平日4日勤務可能である3名がいることに基づいて第1派遣契約情報TP0001を評価し得る。
また、第1派遣契約情報TP0001は、派遣契約評価情報「週5日勤務をお願いできる人が1-2名いるとありがたいです」と関連付けられている。これにより、派遣先企業端末3は、平日4日ではなく週5日勤務が可能な派遣社員を派遣するよう希望する評価を装置2に送信し得る。
(契約書情報テーブル322)
図7は、本実施形態に係る契約書情報テーブル322の一例を示す図である。契約書情報テーブル322は、派遣契約を締結可能な契約書に関する契約書情報を格納するテーブルである。これにより、派遣先企業端末3は、格納された契約書情報を用いて派遣契約を締結し得る。
契約書情報テーブル322は、契約書情報を識別可能な契約書情報IDと関連付けて契約書情報を格納することが好ましい。これにより、派遣先企業端末3は、契約書情報IDを用いて契約書情報及び契約書情報と関連付けられた各種情報を識別し、格納及び/又は取得し得る。
契約書情報は、契約書情報に関する派遣契約によって派遣される派遣社員に関する情報(以下、単に「派遣社員」とも称する。)を含むことが好ましい。これにより、派遣先企業端末3は、派遣される派遣社員に関する情報を含む派遣契約を締結し得る。
契約書情報は、契約書情報に関する派遣契約によって派遣される派遣社員の派遣条件に関する情報(以下、単に「派遣条件」とも称する。)を含むことが好ましい。これにより、派遣先企業端末3は、派遣条件に関する情報を含む派遣契約を締結し得る。
契約書情報は、PDF形式のデータである契約書を含むことが好ましい。これにより、ISO 32000によって国際標準化された電子文書ファイル形式であるPDF形式のデータを用いて、紙を用いずに派遣契約を締結し得る。PDF形式のデータである契約書は、パスワードによって保護されたデータであることが好ましい。これにより、パスワードによって契約書を保護し得る。したがって、派遣会社及び/又は派遣先企業は、契約書の改ざん等を心配することなく、紙を用いずに派遣契約を締結し得る。
契約書情報テーブル322は、派遣会社と関連付けて契約書情報を格納することが好ましい。これにより、契約書情報を関連付けられた派遣会社が利用する装置2へ契約書情報を送信することを容易に行い得る。
図7の契約書情報テーブル322には、契約書情報ID「TC0001」により識別される第1契約書情報TC0001、契約書情報ID「TC0002」により識別される第2契約書情報TC0002、契約書情報ID「TC0003」により識別される第3契約書情報TC0003、等が格納されている。
第1契約書情報TC0001は、派遣会社「H社」と関連付けられており、派遣社員「山田 太郎、鈴木 次郎、佐藤 三郎」と派遣条件「平日5日勤務、夜勤週1日以下、時給1000円、交通費支給」とを含む情報である。これにより、これら派遣社員3名を平日5日勤務等の派遣条件で派遣する派遣契約を締結し得る。
(役務評価テーブル323)
図8は、本実施形態に係る役務評価テーブル323の一例を示す図である。役務評価テーブル323は、派遣会社と、派遣社員と、該派遣社員が派遣先企業に提供した役務に関する役務評価の1以上と、を関連付けて格納するテーブルである。これにより、派遣先企業端末3は、役務評価を装置2へ送信し得る。
役務評価は、派遣社員が派遣先企業に提供した役務に関する評価であれば、特に限定されず、例えば、出勤時間、退勤時間、残業に関する情報、休みに関する情報、勤務態度に関する情報、役務の内容に関する情報、役務を提供した場所に関する情報等が挙げられる。
役務評価テーブル323は、役務評価を識別可能な役務評価IDと関連付けて役務評価を格納することが好ましい。これにより、派遣先企業端末3は、役務評価IDを用いて役務評価を識別し、格納及び/又は取得し得る。
図8の役務評価テーブル323には、役務評価ID「TE0001」により識別される第1役務評価TE0001、役務評価ID「TE0002」により識別される第2役務評価TE0002、役務評価ID「TE0003」により識別される第3役務評価TE0003、等が格納されている。
第1役務評価TE0001は、派遣会社「H社」及び派遣社員「山田 太郎」と関連付けられており、4月1日の22時から4月2日の7時まで勤務したことを示す役務評価1と4月2日の22時から4月3日の7時まで勤務したことを示す役務評価2とを含む情報である。これにより、派遣先企業端末3は、派遣社員「山田 太郎」が4月1日から4月3日まで夜勤を行ったことを含む役務評価を装置2へ送信し得る。
(役務情報テーブル324)
図9は、本実施形態に係る役務情報テーブル324の一例を示す図である。役務情報テーブル324は、派遣会社と、派遣社員と、該派遣社員が派遣先企業に提供した役務に関する役務評価と、該役務評価に基づく役務情報と、を関連付けて格納するテーブルである。これにより、派遣先企業端末3は、役務情報を派遣先企業端末3の利用者に提供し得る。
役務情報は、役務評価に基づく情報であれば特に限定されず、例えば、役務評価に基づいて派遣会社が派遣先企業に請求する対価に関する情報、該対価の請求に用いられる請求書に関する情報、役務評価に基づく派遣社員の勤怠に関する情報(例えば、勤怠表等。)等が挙げられる。
役務情報が役務評価に基づいて派遣会社が派遣先企業に請求する対価に関する情報及び/又は該対価の請求に用いられる請求書に関する情報を含むことにより、派遣先企業は、紙を用いることなく、派遣会社から請求された該対価を派遣会社に支払い得る。
役務情報が役務評価に基づく派遣社員の勤怠に関する情報を含むことにより、派遣会社及び/又は派遣先企業は、紙を用いることなく、派遣社員の勤怠を把握し得る。
役務情報テーブル324は、役務情報を識別可能な役務情報IDと関連付けて役務情報を格納することが好ましい。これにより、派遣先企業端末3は、役務情報IDを用いて役務情報及び役務情報と関連付けられた各種情報を識別し、格納及び/又は取得し得る。
図9の役務情報テーブル324には、役務情報ID「TS0001」により識別される第1役務情報TS0001、役務情報ID「TS0002」により識別される第2役務情報TS0002、役務情報ID「TS0003」により識別される第3役務情報TS0003、等が格納されている。
第1役務情報TS0001は、派遣会社「H社」、派遣社員「山田 太郎」、役務評価「4月第1週40時間勤務 夜勤2日」と関連付けられており、役務情報1「請求額:手数料+44000円+交通費1000円」等を含む情報である。これにより、役務情報1を用いて請求された対価を支払い得る。また、役務評価を用いて4月第1週に40時間勤務し2日間の夜勤があったことを示す勤怠表を生成し得る。
[通信部33]
図1に戻る。通信部33は、派遣先企業端末3をネットワークNに接続して装置2等の外部の装置と通信可能にする通信部であれば特に限定されず、例えば、携帯電話ネットワークに対応した無線装置、IEEE802.11に準拠したWi-Fi(Wireless Fidelity)対応デバイス、及びイーサネット規格に対応したネットワークカード等が挙げられる。
派遣先企業端末3が通信部33を備えることにより、派遣依頼情報、派遣契約情報に関する評価、役務評価、役務情報の送信に関する役務情報送信指令等を装置2へ送信し得る。派遣先企業端末3が通信部33を備えることにより、派遣契約情報、契約書情報、役務情報等を装置2から受信し得る。
[表示部34]
派遣先企業端末3は、派遣契約情報、契約書情報、及び/又は役務情報等を表示可能な表示部34を備えることが好ましい。表示部34の種類は、特に限定されない。表示部34として、例えば、モニタ、タッチパネル、プロジェクタ、外部の装置に派遣契約情報、契約書情報、及び/又は役務情報等を表示させるビデオカード等が挙げられる。
[入力部35]
派遣先企業端末3は、派遣先企業端末3を利用する利用者からの入力を可能とする入力部35を備えることが好ましい。入力部35の種類は、特に限定されない。入力部35として、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、外部の装置から入力を受信する通信デバイス等が挙げられる。
入力部35は、バーコード及び/又は二次元コードを読み取り可能なバーコードリーダ及び/又は二次元コードリーダを含むことが好ましい。これにより、後述する識別情報がバーコード及び/又は二次元コードの態様であっても、識別情報を容易に取得し得る。
〔派遣社員端末4〕
派遣社員端末4は、少なくとも、制御部41と記憶部42と表示部43と通信部と入力部とを備える。
[制御部41]
制御部41は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)等を備えるマイクロコンピュータである。
制御部41は、所定のプログラムを読み込み、必要に応じて記憶部42、表示部43、通信部、及び/又は入力部等と協働することで、派遣社員端末4におけるソフトウェア構成の要素である、役務情報受信部411等を実現する。
制御部41がこれらのソフトウェア構成の要素を実現可能であることにより、派遣社員端末4は、人材派遣に関する役務情報取得処理を実行し得る。派遣社員端末4で実行される役務情報取得処理については、後に図14を用いてより詳細に説明する。
[記憶部42]
記憶部42は、データやファイルが記憶される装置であって、ハードディスク、半導体メモリ、記録媒体、及びメモリカード等によって例示される記憶手段の1以上を用いて実現される、データのストレージ部を有する。
記憶部42は、ネットワークを介してNAS(Network Attached Storage)、SAN(Storage Area Network)、クラウドストレージ、ファイルサーバ及び/又は分散ファイルシステム等の記憶装置又は記憶システムとの接続を可能にする仕組みを有してもよい。
記憶部42には、派遣社員端末4のマイクロコンピュータで実行される制御プログラム、役務情報等が記憶されている。
[表示部43]
派遣社員端末4は、役務情報等を表示可能な表示部(図20の符号43)を備えることが好ましい。表示部43の種類は、特に限定されない。表示部43として、例えば、モニタ、タッチパネル、プロジェクタ、外部の装置に役務情報等を表示させるビデオカード等が挙げられる。
[通信部]
派遣社員端末4は、派遣社員端末4をネットワークNに接続して装置2等の外部の装置と通信可能にする通信部(図示せず)を備える。通信部は、特に限定されず、例えば、携帯電話ネットワークに対応した無線装置、IEEE802.11に準拠したWi-Fi(Wireless Fidelity)対応デバイス、及びイーサネット規格に対応したネットワークカード等が挙げられる。
派遣社員端末4が通信部を備えることにより、役務情報の送信に関する役務情報送信指令等を装置2へ送信し得る。派遣先企業端末3が通信部を備えることにより、役務情報等を装置2から受信し得る。
[入力部]
派遣社員端末4は、派遣先企業端末3を利用する利用者からの入力を可能とする入力部(図示せず)を備えることが好ましい。入力部の種類は、特に限定されない。入力部として、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、外部の装置から入力を受信する通信デバイス等が挙げられる。
[印刷部]
派遣社員端末4は、後述する識別情報付役務情報等を印刷することを可能とする印刷部(図示せず)を備えることが好ましい。印刷部の種類は、特に限定されない。印刷部として、例えば、従来技術のプリンタ、ネットワークNを介して接続された外部のプリンタに識別情報付役務情報等を印刷させることが可能な各種の手段等が挙げられる。
〔ネットワークN〕
ネットワークNの種類は、装置2と派遣先企業端末3、派遣社員端末4等の外部の装置を通信可能にするネットワークであれば特に限定されず、例えば、パーソナルエリアネットワーク、ローカルエリアネットワーク、イントラネット、エクストラネット、インターネット、Wi-Fiネットワーク、携帯電話ネットワーク、あるいはこれらのネットワークを複数組み合わせたネットワーク等が挙げられる。
〔管理装置2で実行される管理処理の流れ〕
図10は、本実施形態に係る管理装置2で実行される管理処理の好ましい流れの一例を示すメインフローチャートである。以下では、図10を用いて管理装置2を用いた管理処理の好ましい流れの一例を説明する。
[ステップS1:派遣依頼情報を受信したか判別]
制御部21は、記憶部23及び通信部24と協働して派遣依頼情報受信部211を実行し、派遣依頼情報を受信したか否かを判別する(ステップS1)。派遣依頼情報を受信したならば、制御部21は、処理をステップS2に移す。派遣依頼情報を受信していないならば、制御部21は、処理をステップS4に移す。
派遣依頼情報を受信したか判別することにより、派遣依頼情報を受信した場合に、派遣契約情報を生成できる。また、派遣依頼情報を受信したか判別することにより、派遣契約情報を受信していない場合に、派遣依頼情報を生成する処理を省ける。
[ステップS2:派遣契約情報を生成]
制御部21は、記憶部23と協働して派遣契約情報生成部212を実行し、ステップS1で受信した派遣依頼情報を用いて派遣契約情報を生成する(ステップS2)。制御部21は、処理をステップS3に移す。派遣契約情報を生成することにより、生成した派遣契約情報を派遣先企業端末3に送信し得る。
必須の態様ではないが、派遣契約情報を生成する処理は、ステップS1で受信した派遣依頼情報と役務情報テーブル234に格納された役務評価と所定のニューラルネットワークとを用いて派遣契約情報を生成する処理を含むことが好ましい。
多くの派遣社員を派遣可能な派遣会社において、派遣先企業がこれら多くの派遣社員から所望の派遣社員を探し出すことは、容易ではなく、また、多大な労力を費やし得る。派遣先企業が所望の派遣社員を探し出すことが容易ではないことにより、派遣会社等との間に派遣契約を締結するに至らず、派遣社員の派遣を受けられない場合があり得る。
所定のニューラルネットワーク等を用いて派遣契約情報を生成する処理を含むことにより、機械学習を行った所定のニューラルネットワークを用いて派遣契約情報を生成可能であるため、多くの派遣社員を派遣可能な派遣会社であっても、派遣先企業が多くの派遣社員から所望の派遣社員を探し出す多大な労力を費やすことなく、派遣先企業に所望の派遣社員を派遣する派遣契約情報を生成し得る。これにより、紙の契約書を用いない派遣契約の締結がよりいっそう促される。
[ステップS3:派遣契約情報を送信]
制御部21は、記憶部23及び通信部24と協働して派遣契約情報生成部212を実行し、ステップS2で生成した派遣契約情報を派遣先企業端末3に送信する(ステップS3)。制御部21は、処理をステップS4に移す。派遣契約情報を送信することにより、ステップS2で生成した派遣契約情報に関する派遣条件が所定の条件を満たす場合に、派遣契約情報を派遣先企業に送信し得る。
[ステップS4:派遣契約評価情報を受信したか判別]
制御部21は、記憶部23及び通信部24と協働して派遣契約情報評価受信部213を実行し、派遣先企業端末3から派遣契約評価情報を受信したか否かを判別する(ステップS4)。派遣契約評価情報を受信したならば、制御部21は、処理をステップS5に移す。派遣契約評価情報を受信していないならば、制御部21は、処理をステップS9に移す。
派遣契約評価情報を受信したか判別することにより、派遣契約評価情報を受信した場合に、契約書情報を生成できる。また、派遣契約評価情報を受信したか判別することにより、派遣契約評価情報を受信していない場合に、契約書情報を生成する処理を省ける。
[ステップS5:契約書情報を生成]
制御部21は、記憶部23及び通信部24と協働して契約書情報生成部214を実行し、ステップS4で受信した派遣契約評価情報を用いて契約書情報を生成する(ステップS5)。制御部21は、処理をステップS6に移す。契約書情報を生成することにより、契約書情報を派遣先企業に送信し得る。
必須の態様ではないが、管理処理は、以下に示すステップS6からステップS7で実行される派遣条件が所定の条件を満たすか判別することに関する処理を含むことが好ましい。
[ステップS6:派遣条件が所定の条件を満たすか判別]
制御部21は、記憶部23及び通信部24と協働して派遣条件判別部215を実行し、派遣条件が所定の条件を満たすか否かを判別する(ステップS6)。派遣条件が所定の条件を満たすならば、制御部21は、処理をステップS8に移す。派遣条件が所定の条件を満たさないならば、制御部21は、処理をステップS7に移す。
所定の条件は、特に限定されず、例えば、派遣契約情報に含まれる派遣条件が法令を遵守しているか否かを判別可能な条件及び派遣契約情報に含まれる派遣条件が当業者における標準的な待遇を反映しているか否かを判別可能な条件等によって例示される派遣条件に関する各種の条件でよい。
人材派遣は、労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(単に労働者派遣法とも称する。)、労働基準法、及び最低賃金法等によって例示される人材派遣に関する各種の法令を遵守して行われることが求められる。しかし、法令がしばしば専門的な用語等を用いて書かれているため、人材派遣に関する法令を遵守した派遣契約を締結することは、容易ではない。
法令の遵守に関し、最低賃金法が定める地域別最低賃金は、地域における労働者の生計費の変化等に応じて変更され得る。地域別最低賃金等によって例示される変更され得る法令に関する諸元を含めて法令を遵守した派遣契約を締結することは、容易ではない。
所定の条件が派遣契約情報に含まれる派遣条件が法令を遵守しているか否かを判別可能な条件であり、派遣条件判別部215を実行して派遣条件が所定の条件を満たすか判別することにより、派遣契約情報に含まれる派遣条件が法令を遵守しているか否かを判別し得る。そして、判別の結果に基づいて、契約書情報を派遣先企業に提供できる。これにより、例えば、法令を遵守していると判別された派遣契約情報に基づく契約書情報のみを派遣先企業に提供すること、及び/又は法令を遵守していないと判別された派遣契約情報に基づく契約書情報について法令を遵守したものに修正するよう促す情報を付与して派遣先企業へ提供すること等を行い得る。
所定の条件が派遣契約情報に含まれる派遣条件が当業者における標準的な待遇を反映しているか否かを判別可能な条件であり、派遣条件判別部215を実行して派遣条件が所定の条件を満たすか判別することにより、派遣契約情報に含まれる派遣条件が当業者における標準的な待遇を反映しているか否かを判別し得る。そして、判別の結果に基づいて、契約書情報を派遣先企業に提供できる。これにより、例えば、標準的な待遇を反映していると判別された派遣契約情報に基づく契約書情報のみを派遣先企業に提供すること、及び/又は標準的な待遇を反映していないと判別された派遣契約情報に基づく契約書情報について標準的な待遇を反映したものに修正するよう促す情報を付与して派遣先企業へ提供すること等を行い得る。
[ステップS7:派遣条件修正を依頼]
制御部21は、記憶部23及び通信部24と協働して契約書情報提供部216を実行し、ステップS2で生成した派遣契約情報に関する派遣条件の修正を依頼する情報を派遣先企業端末3に送信し(ステップS7)、制御部21は、処理をステップS9に移す。派遣条件の修正を依頼することにより、ステップS2で生成した派遣契約情報に関する派遣条件が所定の条件を満たさない場合に、派遣条件の修正を派遣先企業に依頼し得る。
ステップS6からステップS7で実行される派遣条件が所定の条件を満たすか判別することに関する処理により、派遣契約情報に含まれる派遣条件が法令を遵守しているか否か及び/又は派遣条件が当業者における標準的な待遇を反映しているか否か等を判別し得る。そして、判別の結果に基づいて、契約書情報を派遣先企業に提供できる。
これにより、例えば、法令を遵守していると判別された派遣契約情報に基づく契約書情報のみを派遣先企業に提供すること、法令を遵守していないと判別された派遣契約情報に基づく契約書情報について法令を遵守したものに修正するよう促す情報を派遣先企業に提供すること、標準的な待遇を反映していると判別された派遣契約情報に基づく契約書情報のみを派遣先企業に提供すること、及び/又は標準的な待遇を反映していないと判別された派遣契約情報に基づく契約書情報について標準的な待遇を反映したものに修正するよう促す情報を付与して派遣先企業へ提供すること等を行い得る。
[ステップS8:契約書情報を送信]
制御部21は、記憶部23及び通信部24と協働して契約書情報提供部216を実行し、ステップS5で生成した契約書情報を派遣先企業端末3に送信する(ステップS8)。制御部21は、処理をステップS9に移す。
契約書情報を送信することにより、ステップS5で生成した派遣契約情報を派遣先企業に送信し得る。また、管理処理がステップS6からステップS7で実行される派遣条件が所定の条件を満たすか判別することに関する処理を含む場合、判別の結果に基づいて、所定の条件を満たす契約書情報のみを派遣先企業に提供できる。
[ステップS9:役務評価処理を実行]
制御部21は、記憶部23及び通信部24と協働して役務評価受信部217及び役務情報生成部218等を実行し、役務評価を受信し、役務情報を生成する、役務評価処理を実行する(ステップS9)。制御部21は、処理をステップS1に移し、ステップS1からステップS9の処理を繰り返す。ステップS9で実行される役務評価処理は、後に図11を用いてより詳細に説明する。
役務評価処理を実行することにより、契約書情報に基づいて派遣された派遣社員の役務評価を受信し、役務評価に基づく役務情報(例えば、役務評価に基づく勤怠表、役務評価に基づく報酬の請求書等)を生成できる。これにより、紙の契約書を用いない派遣契約の締結を促すだけでなく、締結された派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務をも管理し得る。
必須の態様ではないが、管理処理が所定のニューラルネットワーク等を用いて派遣契約情報を生成する処理を含む場合、制御部21は、記憶部23と協働して機械学習部222を実行し、ステップS9において実行される役務評価処理において受信した役務評価を用いて、記憶部23に格納された所定のニューラルネットワークに派遣契約情報の生成を機械学習させる機械学習処理を実行することが好ましい。
機械学習を行うことにより、より目的に応じたデータを生成可能であることが知られている。機械学習処理を実行することにより、多くの派遣社員から派遣先企業がよりいっそう所望する派遣社員を探し出す所定のニューラルネットワークを得うる。これにより、多くの派遣社員を派遣可能な派遣会社であっても、派遣先企業が多くの派遣社員から所望の派遣社員を探し出す多大な労力を費やすことなく、派遣先企業に所望の派遣社員を派遣する派遣契約情報をステップS2において生成し得る。これにより、紙の契約書を用いない派遣契約の締結がよりいっそう促される。
〔管理装置2で実行される役務評価処理の流れ〕
図11は、本実施形態に係る管理装置2で実行される役務評価処理の好ましい流れの一例を示すフローチャートである。以下では、図11を用いて図10のフローチャートに示すステップS9において実行される役務評価処理の好ましい流れの一例を説明する。
[ステップS11:役務評価を受信したか判別]
制御部21は、記憶部23及び通信部24と協働して役務評価受信部217を実行し、役務評価を受信したか否かを判別する(ステップS11)。役務評価を受信したならば、制御部21は、処理をステップS12に移す。役務評価を受信していないならば、制御部21は、処理をステップS13に移す。
役務評価を受信したか否かを判別することにより、役務評価を受信した場合に役務評価を役務情報テーブル234に格納できる。また、役務評価を受信したか否かを判別することにより、役務評価を受信しない場合に役務評価を格納する処理を省ける。
装置2の役務情報テーブル234が役務評価種類情報を格納可能である場合、役務評価受信部217は、役務評価種類情報を派遣先企業端末3に送信することが好ましい。役務評価受信部217が役務評価種類情報を派遣先企業端末3に送信することにより、派遣先企業端末3は、受信した役務評価種類情報を用いて、役務評価種類情報が提供する、役務に関する評価の種類を含む役務評価を装置2に送信できる。これにより、派遣先企業は、よりいっそう派遣社員が提供する役務を管理し得る。
装置2の役務情報テーブル234が役務評価種類情報を格納可能である場合、役務評価受信部217は、役務に関する評価の種類を派遣先企業端末3から受信し、役務情報テーブル234に格納可能であることが好ましい。これにより、派遣先企業は、役務評価種類情報が所望の種類を含むようにできる。そして、派遣先企業は、役務評価種類情報を用いて、所望の種類の役務評価をよりいっそう容易に送信し得る。これにより、派遣先企業は、よりいっそう派遣社員が提供する役務を管理し得る。
役務評価種類情報が、役務評価が含むことが望まれる評価の種類のうち必須の種類ではない種類を派遣先企業端末3へさらに提供可能である場合、役務評価受信部217は、役務評価が含むことが望まれる評価の種類のうち必須の種類ではない種類を派遣先企業端末3から受信し、役務情報テーブル234に格納可能であることが好ましい。これにより、派遣先企業は、役務評価が含むことが望まれる評価の種類のうち必須の種類ではない種類の評価を役務評価に含めるか検討した上で役務評価に含めることができる。これにより、派遣先企業は、よりいっそう派遣社員が提供する役務を管理し得る。
[ステップS12:役務評価を格納]
制御部21は、記憶部23と協働して役務評価受信部217を実行し、ステップS11で受信した役務評価を役務情報テーブル234に格納する(ステップS12)。制御部21は、処理をステップS13に移す。役務評価を役務情報テーブル234に格納することにより、該役務評価を用いて役務情報を生成し得る。
[ステップS13:役務情報送信指令を受信したか判別]
制御部21は、記憶部23及び通信部24と協働して役務情報生成部218を実行し、派遣先企業端末3及び派遣社員端末4によって例示される外部の装置から役務情報送信指令を受信したか否かを判別する(ステップS13)。役務情報送信指令を受信したならば、制御部21は、処理をステップS14に移す。役務情報送信指令を受信していないならば、制御部21は、処理をステップS17に移す。
役務情報送信指令を受信したか否かを判別することにより、役務情報送信指令を受信した場合に役務情報を送信できる。また、役務情報送信指令を受信したか否かを判別することにより、役務情報送信指令を受信しない場合に役務情報を送信する処理を省ける。
[ステップS14:役務情報を生成]
制御部21は、記憶部23と協働して役務情報生成部218を実行し、ステップS12で役務情報テーブル234に格納した役務評価を用いて役務情報を生成する(ステップS14)。制御部21は、処理をステップS15に移す。役務評価を用いて役務情報を生成することにより、役務情報送信指令を送信した外部の装置に役務評価に基づく役務情報を送信し得る。
ステップS14において生成する役務情報は、役務評価に基づく情報であれば、特に限定されない。役務情報は、例えば、役務評価に基づいて派遣会社が派遣先企業に請求する対価に関する情報、該対価の請求に用いられる請求書に関する情報、役務評価に基づく派遣社員の勤怠に関する情報(例えば、勤怠表等。)、役務評価に基づく派遣社員の職歴に関する情報等が挙げられる。
役務情報が役務評価に基づいて派遣会社が派遣先企業に請求する対価に関する情報及び/又は該対価の請求に用いられる請求書に関する情報を含むことにより、派遣会社は、紙を用いることなく、該対価を派遣先企業に請求し得る。
役務情報が役務評価に基づく派遣社員の勤怠に関する情報を含むことにより、派遣会社及び/又は派遣先企業は、紙を用いることなく、派遣社員の勤怠を把握し得る。
役務情報が役務評価に基づく派遣社員の職歴に関する情報を含むことにより、派遣社員は、紙を用いることなく、派遣社員自身の職歴を取得し得る。これにより、派遣社員は、例えば、取得した職歴を用いた就業活動等を行い得る。
必須の態様ではないが、役務評価処理は、ステップS15で実行される識別情報を付与する処理を含むことが好ましい。
[ステップS15:識別情報を付与]
制御部21は、記憶部23と協働して識別情報付役務情報生成部219を実行し、ステップS14で生成した役務情報に該役務情報が装置2で生成された役務情報であると判別可能にする所定の識別情報を付与する(ステップS15)。制御部21は、処理をステップS16に移す。ステップS15において所定の識別情報を付与することにより、役務情報に所定の識別情報を付与した識別情報付役務情報を生成できる。
各種役務を提供した期間等を含む職歴、役務の提供に関する勤怠情報、退職及び/又は転職時の状況等によって例示される派遣社員の役務評価は、派遣契約の締結における派遣先企業の判断材料となり得る。これにより、派遣社員が提出する履歴書を用いてこれら役務評価を取得することが行われている。
しかしながら、履歴書は、派遣社員本人が記載するものであるため、派遣契約を締結するたびに、役務評価を履歴書に記載する労力が多大なものとなり得る。また、派遣先企業は、履歴書に記載された役務評価に関する十分な判断材料を得られない場合があり得る。さらに、派遣社員が履歴書に記載しなかった役務評価を派遣先企業が取得することには、困難が生じ得る。
ステップS15で実行される処理によって役務情報に所定の識別情報を付与した識別情報付役務情報を生成可能であるため、派遣社員は、履歴書に役務評価を記載する労力を費やすことなく、識別情報付役務情報を用いて派遣先企業に役務評価を提供し得る。これにより、紙の契約書を用いない派遣契約の締結がよりいっそう促される。
識別情報を用いて識別情報付役務情報が管理装置2により生成された識別情報付役務情報であるか否かを判別可能であるため、派遣先企業は、管理装置2によって生成された識別情報付役務情報であるとの判別に基づき、記載されなかった役務評価がない信頼できる識別情報付役務情報であるとの判断材料を得うる。これにより、紙の契約書を用いない派遣契約の締結がよりいっそう促される。
識別情報は、役務情報が装置2で生成された役務情報であると判別可能とする識別情報であれば、特に限定されない。識別情報は、例えば、ブロックチェーン技術、暗号化技術、ハッシュ化技術等によって例示される従来技術の1以上を用いて生成された識別情報でよい。
識別情報がブロックチェーン技術を用いて生成された識別情報であることにより、識別情報が複数の装置を介して提供される場合であっても、識別情報の改ざんを検知し得る。したがって、よりいっそう信頼できる識別情報付役務情報であるとの判断材料を識別情報の利用者に与え得る。
識別情報が暗号化技術を用いて生成された識別情報であることにより、識別情報の改ざんを防ぎ得る。したがって、よりいっそう信頼できる識別情報付役務情報であるとの判断材料を識別情報の利用者に与え得る。
識別情報がハッシュ化技術を用いて生成された識別情報であることにより、識別情報を装置2において照合することを容易とし得る。これにより、識別情報の改ざんを防ぎ得る。したがって、よりいっそう信頼できる識別情報付役務情報であるとの判断材料を識別情報の利用者に与え得る。
識別情報の態様は、特に限定されない。識別情報は、例えば、1以上の数字を含む識別番号、数字、文字及び/又は記号を1以上含む識別符号、バーコード、並びにQRコード(登録商標)等によって例示される二次元コード等の1以上を表示可能な態様の識別情報が挙げられる。
識別情報が1以上の数字を含む識別番号を表示可能な態様の識別情報であることにより、識別情報が付与された識別情報付役務情報を利用する利用者は、テンキー及びキーボード等によって例示される数字を入力可能な各種の手段を用いて識別情報を入力し、装置2に送信し得る。そして、装置2で生成された役務情報であるか否かの判別結果を装置2から受信し得る。したがって、識別情報の利用者は、よりいっそう信頼できる識別情報付役務情報であるとの判断材料をよりいっそう容易に得うる。
識別情報が数字、文字及び/又は記号を1以上含む識別符号を表示可能な態様の識別情報であることにより、識別情報が付与された識別情報付役務情報を利用する利用者は、キーボード等によって例示される数字、文字及び/又は記号を入力可能な各種の手段を用いて識別情報を入力し、装置2に送信し得る。そして、装置2で生成された役務情報であるか否かの判別結果を装置2から受信し得る。したがって、識別情報の利用者は、よりいっそう信頼できる識別情報付役務情報であるとの判断材料をよりいっそう容易に得うる。
識別情報がバーコードを表示可能な態様の識別情報であることにより、識別情報が付与された識別情報付役務情報を利用する利用者は、バーコードリーダ等によって例示されるバーコードを入力可能な各種の手段を用いて識別情報を入力し、装置2に送信し得る。そして、装置2で生成された役務情報であるか否かの判別結果を装置2から受信し得る。したがって、識別情報の利用者は、よりいっそう信頼できる識別情報付役務情報であるとの判断材料をよりいっそう容易に得うる。
識別情報が二次元コードを表示可能な態様の識別情報であることにより、識別情報が付与された識別情報付役務情報を利用する利用者は、二次元コードリーダ等によって例示される二次元コードを入力可能な各種の手段を用いて識別情報を入力し、装置2に送信し得る。そして、装置2で生成された役務情報であるか否かの判別結果を装置2から受信し得る。したがって、識別情報の利用者は、よりいっそう信頼できる識別情報付役務情報であるとの判断材料をよりいっそう容易に得うる。
[ステップS16:役務情報を送信]
制御部21は、記憶部23及び通信部24と協働して役務情報生成部218を実行し、ステップS14で生成された役務情報をステップS13で受信した役務情報送信指令を送信した外部の装置へ送信する(ステップS16)。制御部21は、処理をステップS17に移す。
役務情報を外部の装置へ送信することにより、外部の装置は、受信した役務情報を利用できる。紙の契約書を用いない派遣契約の締結を促すだけでなく、締結された派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務をも管理し得る。
役務処理が識別情報を付与する処理を含む場合、役務情報を送信する処理は、ステップS16において識別情報が付与された識別情報付役務情報を送信する処理を含むことが好ましい。
各種役務を提供した期間等を含む職歴、役務の提供に関する勤怠情報、退職及び/又は転職時の状況等によって例示される派遣社員の役務評価は、派遣契約の締結における派遣先企業の判断材料となり得る。これにより、派遣社員が提出する履歴書を用いてこれら役務評価を取得することが行われている。
しかしながら、履歴書は、派遣社員本人が記載するものであるため、派遣契約を締結するたびに、役務評価を履歴書に記載する労力が多大なものとなり得る。また、派遣先企業は、履歴書に記載された役務評価に関する十分な判断材料を得られない場合があり得る。さらに、派遣社員が履歴書に記載しなかった役務評価を派遣先企業が取得することには、困難が生じ得る。
役務処理が識別情報を付与する処理を含み、ステップS16において識別情報が付与された識別情報付役務情報を送信することにより、派遣社員は、履歴書に役務評価を記載する労力を費やすことなく、識別情報付役務情報を用いて派遣先企業に役務評価を提供し得る。これにより、紙の契約書を用いない派遣契約の締結がよりいっそう促される。
[ステップS17:識別情報付役務情報を受信したか判別]
制御部21は、記憶部23及び通信部24と協働して識別情報付役務情報受信部220を実行し、派遣先企業端末3及び派遣社員端末4によって例示される外部の装置から識別情報付役務情報を受信したか否かを判別する(ステップS17)。識別情報付役務情報を受信したならば、制御部21は、処理をステップS18に移す。識別情報付役務情報を受信していないならば、制御部21は、役務評価処理を終了し、ステップS1からステップS18の処理を繰り返す。
識別情報付役務情報を受信したか否かを判別することにより、識別情報付役務情報を受信した場合に、該役務情報が管理装置2によって生成された識別情報付役務情報であるとの判別結果を派遣先企業端末3へ送信し得る。また、識別情報付役務情報を受信したか否かを判別することにより、識別情報付役務情報を受信しない場合に判別結果を送信する処理を省ける。
[ステップS18:識別情報付役務情報を判別した結果を送信]
制御部21は、記憶部23及び通信部24と協働して識別情報付役務情報判別部221を実行し、ステップS17で受信した識別情報付役務情報を判別し、判別の結果をステップS17で識別情報付役務情報を送信した外部の装置へ送信する(ステップS18)。制御部21は、役務評価処理を終了し、ステップS1からステップS18の処理を繰り返す。
判別の結果を送信することにより、外部の装置は、送信した識別情報付役務情報が管理装置2により生成された識別情報付役務情報であるか否かを判別できる。
識別情報付役務情報を判別する処理は、特に限定されず、例えば、役務情報テーブル234から識別情報によって識別される役務情報を取得することで判別する処理、識別情報に含まれるブロックチェーンを用いて判別する処理、識別情報に含まれる暗号を用いて判別する処理、識別情報に含まれるハッシュを用いて判別する処理等の1以上を含む処理でよい。
識別情報付役務情報を判別する処理が役務情報テーブル234から識別情報によって識別される役務情報を取得することで判別する処理を含むことにより、識別情報付役務情報判別部221は、管理装置2によって生成され、役務情報テーブル234に格納された役務情報であることをよりいっそう確実に判別し得る。これにより、識別情報の改ざんを検知し得る。したがって、よりいっそう信頼できる識別情報付役務情報であるとの判断材料を識別情報の利用者に与え得る。
識別情報付役務情報を判別する処理が役務情報テーブル234から識別情報によって識別される役務情報を取得することで判別する処理を含むことにより、識別情報付役務情報判別部221は、管理装置2によって生成され、役務情報テーブル234に格納された役務情報であることをよりいっそう確実に判別し得る。これにより、識別情報の改ざんを検知し得る。したがって、よりいっそう信頼できる識別情報付役務情報であるとの判断材料を識別情報の利用者に与え得る。
識別情報付役務情報を判別する処理が役務情報テーブル234から識別情報によって識別される役務情報を取得することで判別する処理を含むことにより、識別情報付役務情報判別部221は、管理装置2によって生成され、役務情報テーブル234に格納された役務情報であることをよりいっそう確実に判別し得る。これにより、識別情報の改ざんを検知し得る。したがって、よりいっそう信頼できる識別情報付役務情報であるとの判断材料を識別情報の利用者に与え得る。
〔派遣先企業端末3で実行される派遣依頼処理の流れ〕
図12は、本実施形態に係る派遣先企業端末3で実行される派遣依頼処理の好ましい流れの一例を示すメインフローチャートである。以下では、図12を用いて派遣先企業端末3を用いた派遣依頼処理の好ましい流れの一例を説明する。
[ステップS21:派遣依頼情報を受信したか判別]
制御部31は、記憶部32及び入力部35と協働して派遣依頼情報受信部311を実行し、派遣先企業端末3の利用者から派遣依頼情報を受信したか否かを判別する(ステップS21)。派遣依頼情報を受信したならば、制御部31は、処理をステップS22に移す。派遣依頼情報を受信していないならば、制御部31は、処理をステップS23に移す。派遣依頼情報を受信したか判別することにより、受信した派遣依頼情報を装置2へ送信し得る。
[ステップS22:派遣依頼情報を送信]
制御部31は、記憶部32及び通信部33と協働して派遣依頼情報受信部311を実行し、ステップS21で受信した派遣依頼情報を装置2へ送信する(ステップS22)。制御部31は、処理をステップS23に移す。派遣依頼情報を装置2へ送信することにより、装置2は、派遣依頼情報を受信し、派遣契約情報を生成し得る。
[ステップS23:派遣契約情報を受信したか判別]
制御部31は、記憶部32及び通信部33と協働して派遣契約情報受信部312を実行し、装置2から派遣契約情報を受信したか否かを判別する(ステップS23)。派遣契約情報を受信したならば、制御部31は、処理をステップS24に移す。派遣契約情報を受信していないならば、制御部31は、処理をステップS25に移す。派遣契約情報を受信したか判別することにより、受信した派遣契約情報を表示し得る。
[ステップS24:派遣契約情報を表示]
制御部31は、記憶部32及び表示部34と協働して派遣契約情報受信部312を実行し、ステップS23で受信した派遣契約情報を表示部34に表示する(ステップS24)。制御部31は、処理をステップS25に移す。派遣契約情報を表示部34に表示することにより、派遣先企業端末3の利用者は、派遣契約情報を評価し得る。
[ステップS25:派遣契約評価情報を受信したか判別]
制御部31は、記憶部32及び入力部35と協働して派遣契約評価情報受信部313を実行し、派遣先企業端末3の利用者から派遣契約評価情報を受信したか否かを判別する(ステップS25)。派遣契約評価情報を受信したならば、制御部31は、処理をステップS26に移す。派遣契約評価情報を受信していないならば、制御部31は、処理をステップS27に移す。派遣契約評価情報を受信したか判別することにより、受信した派遣契約評価情報を装置2へ送信し得る。
[ステップS26:派遣契約評価情報を送信]
制御部31は、記憶部32及び通信部33と協働して評価送信部314を実行し、ステップS25で受信した派遣契約評価情報を装置2へ送信する(ステップS26)。制御部31は、処理をステップS23に移す。派遣契約評価情報を装置2へ送信することにより、装置2は、派遣契約評価情報を受信し、契約書情報を生成し得る。
[ステップS27:契約書情報を受信したか判別]
制御部31は、記憶部32及び通信部33と協働して契約書情報受信部315を実行し、装置2から契約書情報を受信したか否かを判別する(ステップS27)。契約書情報を受信したならば、制御部31は、処理をステップS28に移す。契約書情報を受信していないならば、制御部31は、処理をステップS29に移す。契約書情報を受信したか判別することにより、受信した契約書情報を表示し得る。
[ステップS28:契約書情報を表示]
制御部31は、記憶部32及び表示部34と協働して契約書情報受信部315を実行し、ステップS27で受信した契約書情報を表示部34に表示する(ステップS28)。制御部31は、処理をステップS29に移す。契約書情報を表示部34に表示することにより、派遣先企業端末3の利用者は、契約書情報を用いて派遣契約を締結し得る。
[ステップS29:役務情報処理を実行]
制御部31は、記憶部32、通信部33、表示部34、及び入力部35と協働して役務評価受信部316及び役務評価送信部317等を実行し、役務評価を受信し、役務評価を送信する、役務情報処理を実行する(ステップS29)。制御部31は、処理をステップS21に移し、ステップS21からステップS29の処理を繰り返す。ステップS29で実行される役務評価処理は、後に図13を用いてより詳細に説明する。
役務情報処理を実行することにより、契約書情報に基づいて派遣された派遣社員の役務評価を受信し、装置2へ送信できる。これにより、紙の契約書を用いない派遣契約の締結を促すだけでなく、締結された派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務をも管理し得る。
〔派遣先企業端末3で実行される役務情報処理の流れ〕
図13は、本実施形態に係る派遣先企業端末3で実行される役務情報処理の好ましい流れの一例を示すフローチャートである。以下では、図13を用いて図12のフローチャートに示すステップS29において実行される役務情報処理の好ましい流れの一例を説明する。
[ステップS31:役務評価を受信したか判別]
制御部31は、記憶部32及び入力部35と協働して役務評価受信部316を実行し、派遣先企業端末3を利用する利用者から役務評価を受信したか否かを判別する(ステップS31)。役務評価を受信したならば、制御部31は、処理をステップS32に移す。役務評価を受信していないならば、制御部31は、処理をステップS33に移す。
役務評価を受信したか否かを判別することにより、役務評価を受信した場合に役務評価を装置2へ送信できる。また、役務評価を受信したか否かを判別することにより、役務評価を受信しない場合に役務評価を送信する処理を省ける。
必須の態様ではないが、役務評価受信部316は、派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務に関する評価の種類(以下、単に「評価項目」とも称する。)を装置2に登録する処理を実行可能であることが好ましい。これにより、装置2は、登録した評価項目を派遣先企業端末3に提供できる。したがって、派遣先企業は、提供された評価項目を用いて該役務を評価し得る。
役務評価受信部316が評価項目を装置2に登録する処理を実行可能である場合、ステップS31で実行される処理は、装置2から評価項目を受信し、表示部34に表示する処理を含むことが好ましい。これにより、派遣先企業は、表示された評価項目を用いて該役務を評価し得る。
[ステップS32:役務評価を送信]
制御部31は、記憶部32及び通信部33と協働して役務評価送信部317を実行し、ステップS31で受信した役務評価を装置2へ送信する(ステップS32)。制御部31は、処理をステップS33に移す。役務評価を装置2へ送信することにより、装置2は、役務評価を受信し、役務情報を生成し得る。
[ステップS33:役務情報送信指示を受信したか判別]
制御部31は、記憶部32及び入力部35と協働して役務情報受信部318を実行し、派遣先企業端末3を利用する利用者から役務情報の送信を指示する役務情報送信指示を受信したか否かを判別する(ステップS33)。役務情報送信指示を受信したならば、制御部31は、処理をステップS34に移す。役務情報送信指示を受信していないならば、制御部31は、処理をステップS35に移す。
役務情報送信指示を受信したか否かを判別することにより、役務情報送信指示を受信した場合に役務情報送信指令を装置2へ送信できる。また、役務情報送信指示を受信したか否かを判別することにより、役務情報送信指示を受信しない場合に役務情報送信指令を送信する処理を省ける。
[ステップS34:役務情報送信指令を送信]
制御部31は、記憶部32及び通信部33と協働して役務情報受信部318を実行し、役務情報の送信を装置2に指令する役務情報送信指令を装置2へ送信する(ステップS34)。制御部31は、処理をステップS33に移す。役務情報送信指令を装置2へ送信することにより、装置2は、派遣先企業端末3へ役務情報を送信し得る。
[ステップS35:役務情報を受信したか判別]
制御部31は、記憶部32、通信部33、及び入力部35と協働して役務情報受信部318を実行し、役務情報を受信したか否かを判別する(ステップS35)。役務情報を受信したならば、制御部31は、処理をステップS36に移す。役務情報を受信していないならば、制御部31は、役務情報処理を終了し、ステップS21からステップS38の処理を繰り返す。役務情報を受信したか否かを判別する処理は、特に限定されない。
役務情報を受信したか否かを判別することにより、役務情報を受信した場合に役務情報を表示できる。また、役務情報を受信したか否かを判別することにより、役務情報を受信しない場合に役務情報を表示する処理を省ける。
役務情報を受信したか否かを判別する処理は、装置2から役務情報を受信したか否かを判別する処理を含むことが好ましい。これにより、装置2が送信した役務情報を受信し得る。
役務情報を受信したか否かを判別する処理は、役務情報が外部において生成された役務情報であるか否かを判別可能な識別情報が付与された識別情報付役務情報を、派遣先企業端末3を利用する利用者から入力部35を介して受信したか否かを判別する処理を含むことが好ましい。これにより、派遣先企業端末3を利用する利用者が送信した識別情報付役務情報を、入力部35を介して受信し得る。
必須の態様ではないが、ステップS35で実行される処理が派遣先企業端末3を利用する利用者から識別情報付役務情報を受信したか否かを判別する処理を含む場合、役務情報処理は、ステップS36及びステップS37で実行される識別情報付役務情報を判別する処理を含むことが好ましい。
[ステップS36:識別情報付役務情報を送信]
制御部31は、記憶部32及び通信部33と協働して役務情報受信部318を実行し、ステップS35で受信した役務情報のうち、識別情報付役務情報を装置2へ送信する(ステップS36)。制御部31は、処理をステップS37に移す。識別情報付役務情報を装置2へ送信することにより、装置2は、該識別情報付役務情報が外部において生成された役務情報であるか否かを判別し、判別の結果を派遣先企業端末3へ送信し得る。
[ステップS37:未受信の判別結果があるか判別]
制御部31は、記憶部32及び通信部33と協働して役務情報受信部318を実行し、装置2から送信された判別結果があれば受信し、ステップS36で送信した識別情報付役務情報のうち判別結果が未受信である識別情報付役務情報があるか否かを判別する(ステップS37)。判別結果が未受信である識別情報付役務情報があれば、制御部31は、処理をステップS37に移す。判別結果が未受信である識別情報付役務情報がなければ、制御部31は、処理をステップS38に移す。
ステップS37で実行される処理により、装置2から送信された判別結果があれば受信し、判別結果が未受信である識別情報付役務情報がある場合に、該判別結果の受信を待機できる。また、ステップS37で実行される処理により、判別結果が未受信である識別情報付役務情報がない場合に役務情報等を表示できる。
[ステップS38:役務情報等を表示]
制御部31は、記憶部32及び表示部34と協働して役務情報受信部318を実行し、ステップS35で受信した役務情報等を表示部34に表示する(ステップS38)。制御部31は、役務情報処理を終了し、ステップS21からステップS38の処理を繰り返す。役務情報等を表示部34に表示することにより、派遣先企業端末3の利用者は、締結された派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務をも管理し得る。
役務情報処理がステップS36及びステップS37で実行される識別情報付役務情報を判別する処理を含む場合、役務情報等を表示部34に表示する処理は、ステップS37で受信した判別結果を表示する処理を含むことが好ましい。
役務情報等を表示部34に表示する処理がステップS37で受信した判別結果を表示する処理を含むことにより、派遣先企業端末3の利用者は、識別情報付役務情報が管理装置2により生成された識別情報付役務情報であるか否かを判別し得る。したがって、派遣先企業は、管理装置2によって生成された識別情報付役務情報であるとの判別に基づき、記載されなかった役務評価がない信頼できる識別情報付役務情報であるとの判断材料を得うる。これにより、紙の契約書を用いない派遣契約の締結がよりいっそう促される。
〔派遣社員端末4で実行される役務情報取得処理の流れ〕
図14は、本実施形態に係る派遣社員端末4で実行される役務情報取得処理の好ましい流れの一例を示すメインフローチャートである。
[ステップS41:役務情報送信指示を受信したか判別]
制御部41は、記憶部42及び入力部と協働して役務情報受信部411を実行し、派遣社員端末4を利用する派遣社員から役務情報の送信を指示する役務情報送信指示を受信したか否かを判別する(ステップS41)。役務情報送信指示を受信したならば、制御部41は、処理をステップS42に移す。役務情報送信指示を受信していないならば、制御部41は、処理をステップS43に移す。
役務情報送信指示を受信したか否かを判別することにより、役務情報送信指示を受信した場合に役務情報送信指令を装置2へ送信できる。また、役務情報送信指示を受信したか否かを判別することにより、役務情報送信指示を受信しない場合に役務情報送信指令を送信する処理を省ける。
[ステップS42:役務情報送信指令を送信]
制御部41は、記憶部42及び通信部と協働して役務情報受信部411を実行し、役務情報の送信を装置2に指令する役務情報送信指令を装置2へ送信する(ステップS42)。制御部41は、処理をステップS43に移す。役務情報送信指令を装置2へ送信することにより、装置2は、派遣社員端末4へ役務情報を送信し得る。
[ステップS43:役務情報を受信したか判別]
制御部41は、記憶部42、及び通信部と協働して役務情報受信部411を実行し、役務情報を装置2から受信したか否かを判別する(ステップS43)。役務情報を受信したならば、制御部41は、処理をステップS43に移す。役務情報を受信していないならば、制御部41は、役務情報取得処理を終了し、ステップS41からステップS44の処理を繰り返す。
役務情報を受信したか否かを判別することにより、役務情報を受信した場合に役務情報を表示できる。また、役務情報を受信したか否かを判別することにより、役務情報を受信しない場合に役務情報を表示する処理を省ける。
ステップS43で受信する役務情報は、役務情報が装置2において生成された役務情報であるか否かを判別可能な識別情報が付与された識別情報付役務情報であることが好ましい。役務情報が識別情報付役務情報であることにより、派遣社員は、派遣先企業端末3を利用する派遣先企業に識別情報付役務情報を提示し得る。派遣先企業は、管理装置2によって生成された識別情報付役務情報であるとの判別に基づき、記載されなかった役務評価がない信頼できる識別情報付役務情報であるとの判断材料を得うる。これにより、紙の契約書を用いない派遣契約の締結がよりいっそう促される。
[ステップS44:役務情報を表示]
制御部41は、記憶部42及び表示部43と協働して役務情報受信部411を実行し、ステップS43で受信した役務情報を表示部43に表示する(ステップS44)。制御部41は、役務情報処理を終了し、ステップS41からステップS44の処理を繰り返す。役務情報等を表示部43に表示することにより、派遣社員は、派遣先企業端末3を利用する派遣先企業に役務情報を提供し得る。
各種役務を提供した期間等を含む職歴、役務の提供に関する勤怠情報、退職及び/又は転職時の状況等によって例示される派遣社員の役務評価は、派遣契約の締結における派遣先企業の判断材料となり得る。これにより、派遣社員が提出する履歴書を用いてこれら役務評価を取得することが行われている。
しかしながら、履歴書は、派遣社員本人が記載するものであるため、派遣契約を締結するたびに、役務評価を履歴書に記載する労力が多大なものとなり得る。また、派遣先企業は、履歴書に記載された役務評価に関する十分な判断材料を得られない場合があり得る。さらに、派遣社員が履歴書に記載しなかった役務評価を派遣先企業が取得することには、困難が生じ得る。
役務情報等を表示部43に表示することにより、派遣社員は、履歴書に役務評価を記載する労力を費やすことなく、表示部43に表示された役務情報を用いて派遣先企業に役務評価を提供し得る。これにより、紙の契約書を用いない派遣契約の締結がよりいっそう促される。
役務情報が識別情報付役務情報である場合、派遣先企業は、識別情報を用いて識別情報付役務情報が管理装置2により生成された識別情報付役務情報であるか否かを判別し得る。したがって、派遣先企業は、管理装置2によって生成された識別情報付役務情報であるとの判別に基づき、記載されなかった役務評価がない信頼できる識別情報付役務情報であるとの判断材料を得うる。これにより、紙の契約書を用いない派遣契約の締結がよりいっそう促される。
<人材派遣管理システム1の使用例>
図15は、本実施形態に係る人材派遣管理システム1を用いた人材派遣の流れの一例を説明するフローチャートである。以下、必要に応じて図15を用い、本実施形態に係る人材派遣管理システム1の使用例を説明する。
以下では、管理装置2を利用する派遣会社及び/又は該派遣会社に関する利用者を単に「派遣会社」と称し、派遣先企業端末3を利用する派遣先企業及び/又は該派遣先企業に関する利用者を単に「派遣先企業」と称し、派遣社員端末4を利用する派遣社員を単に「派遣社員」と称する。
〔派遣契約管理〕
まず、実施形態に係る人材派遣管理システム1を用いた人材派遣のうち、派遣契約を管理する派遣契約管理の流れについて説明する。
[人材派遣を依頼]
派遣先企業は、派遣先企業端末3を用いて夜勤を含む週4-5日程度の勤務が可能な介護職員3-4名の派遣を依頼する派遣依頼情報を入力し、装置2に派遣依頼情報を送信する(図12のステップS22)。装置2は、派遣先企業端末3から派遣依頼情報を受信し、派遣依頼情報テーブル231に格納する(図2の派遣依頼情報ID「MR0001」)。
[派遣契約のベース案を受信]
管理装置2は、派遣契約のベース案を示す派遣契約情報を生成し(図3の派遣契約情報ID「MP0001」)、派遣先企業端末3へ送信する(図10のステップS3)。派遣先企業端末3は、該派遣契約情報を受信し、表示部34に表示する。
[派遣契約のベース案を評価]
派遣先企業は、表示部34に表示された派遣契約情報を評価し、派遣先企業端末3を介して該評価に基づく派遣契約評価情報を装置2へ送信する(図12のステップS26)。装置2は、派遣先企業端末3から該派遣契約評価情報を受信する。
[派遣契約の契約書を受信]
装置2は、受信した派遣契約評価情報に基づいて契約書情報を生成し(図4の契約書情報ID「MC0001」)、派遣先企業端末3へ契約書情報を送信する(図10のステップS8)。派遣先企業端末3は、契約書情報を受信し、表示部34に表示する(図12のステップS28)。
図16は、本実施形態に係る派遣先企業端末3の表示部34に表示された契約書情報の一例を示す図である。図16の表示部34に表示された契約書情報は、図3の派遣契約情報ID「MP0001」によって識別される第1派遣契約情報に基づいて生成された図4の契約書情報ID「MC0001」によって識別される第1契約書情報である。
装置2から契約書情報を受信することにより、派遣先企業であるA社は、表示部34に表示された第1契約書情報に基づいて派遣会社と派遣契約を締結し得る。
〔派遣契約管理〕
図15に戻る。続いて、実施形態に係る人材派遣管理システム1を用いた人材派遣のうち、派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務に関する評価を管理する評価管理の流れについて説明する。
[評価項目の登録]
派遣先企業は、派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務に関する評価の種類(以下、単に「評価項目」とも称する。)を装置2に登録する。
図17は、本実施形態に係る派遣先企業端末3の表示部34における評価項目の登録を可能とする表示の一例を示す図である。図17に示す表示は、評価項目に関する名称を登録することを可能とする評価項目名称登録領域34A、評価項目に関する説明を登録することを可能とする評価項目説明登録領域34B、評価項目が必須であるか否かを登録することを可能とする評価項目必要性登録領域34C、及び評価項目に関する評価の基準を登録することを可能とする評価項目基準登録領域34Dを有する。
図17に示す表示が評価項目名称登録領域34Aを含むことにより、装置2は、役務情報テーブル234に評価項目を格納できる。そして、装置2は、評価項目を派遣先企業端末3に送信できる。したがって、派遣先企業は、派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務を、該評価項目を用いて評価し得る。
図17に示す例では、評価項目名称登録領域34Aを用いて評価項目名称「無断欠勤」を登録できる。したがって、派遣先企業は、評価項目名称「無断欠勤」を用いて、派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務における無断欠勤を評価し得る。
図17に示す表示が評価項目説明登録領域34Bを含むことにより、装置2は、役務情報テーブル234に評価項目に関する説明を格納できる。そして、装置2は、評価項目に関する説明を派遣先企業端末3に送信できる。したがって、派遣先企業は、派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務を、該説明を用いて評価し得る。
図17に示す例では、評価項目説明登録領域34Bを用いて説明「無断欠勤の有無による評価」を登録できる。したがって、派遣先企業は、説明「無断欠勤の有無による評価」を用いて、派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務において無断欠勤の有無があったか否かを評価し得る。
図17に示す表示が評価項目必要性登録領域34Cを含むことにより、装置2は、評価項目が必須であるか否かを格納できる。そして、装置2は、評価項目が必須であるか否かを派遣先企業端末3に送信できる。したがって、派遣先企業は、必須である評価項目について評価することと、必須でない評価項目について必要に応じて評価することとを両立し得る。
図17に示す例では、評価項目必要性登録領域34Cが含む評価項目必須登録領域34C1を用いて評価項目が必須であることを登録できる。また、評価項目必要性登録領域34Cが含む評価項目任意登録領域34C1を用いて評価項目が必須でないことを登録できる。したがって、派遣先企業は、登録された情報を用いて、必須である評価項目について評価し、必須でない評価項目について必要に応じて評価し得る。
図17に示す表示が評価項目基準登録領域34Dを含むことにより、装置2は、役務情報テーブル234に評価項目に関する評価の基準を格納できる。そして、装置2は、評価項目に関する評価の基準を派遣先企業端末3に送信できる。したがって、派遣先企業は、派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務を、該基準を用いて評価し得る。
図17に示す例では、評価項目基準登録領域34Dが含む第1評価項目基準登録領域34Dを用いて第1評価項目基準「無断欠勤あり」を登録できる。したがって、派遣先企業は、第1評価項目基準「無断欠勤あり」を用いて、派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務において無断欠勤があった場合に第1評価項目基準と対応する「0点」であると評価し得る。
図17に示す例では、評価項目基準登録領域34Dが含む第2評価項目基準登録領域34Dを用いて第2評価項目基準「無断欠勤なし」を登録できる。したがって、派遣先企業は、第2評価項目基準「無断欠勤なし」を用いて、派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務において無断欠勤がなかった場合に第2評価項目基準と対応する「1点」であると評価し得る。
[役務を評価]
図15に戻る。派遣先企業端末3は、登録された評価項目を受信し、表示部34に表示する。派遣先企業は、表示部34に表示された評価項目を用い、派遣社員が派遣契約に基づいて4月1日の夜から4月2日の朝へかけて提供した役務を評価し、派遣先企業端末3に入力する。派遣先企業端末3は、入力された役務評価を役務評価テーブル323に格納する(図8の役務評価ID「TE0001」)。そして派遣先企業端末3は、該派遣評価を装置2に送信する(図13のステップS32)。装置2は、派遣先企業端末3から派遣評価を受信し、役務情報テーブル234に格納する(図11のステップS12)。
[派遣先企業端末3を用いて役務情報を取得]
派遣先企業は、派遣先企業端末3を用いて派遣社員「山田 太郎」の勤怠表を表示可能な役務情報を送信するよう装置2に指令する役務情報送信指令と請求書を表示可能な役務情報を送信するよう装置2に指令する役務情報送信指令とを装置2へ送信する(図13のステップS34)。装置2は、勤怠表を表示可能な役務情報と請求書を表示可能な役務情報とを派遣先企業端末3へ送信する(図11のステップS16)。派遣先企業端末3は、これらの役務情報を受信し、表示部34に表示する(図13のステップS38)。
図18は、本実施形態に係る派遣先企業端末3の表示部34に表示された勤怠表の一例を示す図である。派遣社員「山田 太郎」の勤怠表を表示可能な役務情報を送信するよう装置2に指令する役務情報送信指令を装置2へ送信することにより、図18に示す表示部34は、派遣社員「山田 太郎」の勤怠表を表示できる。
図19は、本実施形態に係る派遣先企業端末3の表示部34に表示された請求書の一例を示す図である。請求書を表示可能な役務情報を送信するよう装置2に指令する役務情報送信指令を装置2へ送信することにより、図19に示す表示部34は、派遣会社である「H社」から請求された派遣費用に関する請求書を表示できる。
派遣先企業端末3を用いて役務情報を取得可能であることにより、紙の契約書を用いない派遣契約の締結を促すだけでなく、締結された派遣契約に基づいて派遣社員が提供する役務をも管理し得る。
[派遣先企業端末3を用いて役務情報を取得]
図15に戻る。派遣社員「山田 太郎」は、派遣社員端末4を用いて職歴表を表示可能な役務情報を送信するよう装置2に指令する役務情報送信指令を装置2へ送信する(図15のステップS42)。装置2は、派遣社員「山田 太郎」の職歴表を表示可能であり、該役務情報が装置2によって生成されたものであることを判別可能な識別情報を含む役務情報を該派遣社員端末4へ送信する(図11のステップS16)。該派遣社員端末4は、役務情報を受信し、表示部43に表示する(図15のステップS44)。
図20は、本実施形態に係る派遣社員端末4の表示部43に表示された役務情報の一例を示す図である。職歴表を表示可能な役務情報を送信するよう装置2に指令する役務情報送信指令を装置2へ送信することにより、図20に示す表示部43は、役務情報MSを含む職歴表を表示できる。
役務情報MSを含む職歴表を表示部43に表示することにより、派遣社員は、職歴表を派遣先企業に提供できる。また、派遣社員は、職歴表を印刷する等して、派遣先企業に提供することもできる。
派遣社員が職歴表を派遣先企業に提供できることにより、派遣社員は、履歴書に役務評価を記載する労力を費やすことなく、識別情報付役務情報を用いて派遣先企業に役務評価を提供し得る。これにより、紙の契約書を用いない派遣契約の締結がよりいっそう促される。
受信した役務情報は、役務情報が装置2によって生成されたものであることを判別可能な第1識別情報ID1及び第2識別情報ID2を含む。派遣社員端末4は、数字、文字、及び符号の1以上を含む識別符号を表示可能な第1識別情報ID1を用いて、表示部43に第1識別情報ID1を表示する。また、派遣社員端末4は、二次元コードを表示可能な第2識別情報ID2を用いて、表示部43に第2識別情報ID2を表示する。
第1識別情報ID1を表示することにより、派遣先企業は、キーボード等によって例示される数字、文字及び/又は記号を入力可能な各種の手段を用いて識別情報を入力し、装置2に送信し得る。そして、装置2で生成された役務情報であるか否かの判別結果を装置2から受信し得る。したがって、派遣先企業は、よりいっそう信頼できる識別情報付役務情報であるとの判断材料をよりいっそう容易に得うる。
第2識別情報ID2を表示することにより、派遣先企業は、二次元コードリーダ等によって例示される二次元コードを入力可能な各種の手段を用いて識別情報を入力し、装置2に送信し得る。そして、装置2で生成された役務情報であるか否かの判別結果を装置2から受信し得る。したがって、派遣先企業は、よりいっそう信頼できる識別情報付役務情報であるとの判断材料をよりいっそう容易に得うる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したものに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
また、上述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。
1 人材派遣管理システム
2 管理装置
21 制御部
211 派遣依頼情報受信部
212 派遣契約情報生成部
213 派遣契約情報評価受信部
214 契約書情報生成部
215 派遣条件判別部
216 契約書情報提供部
217 役務評価受信部
218 役務情報生成部
219 識別情報付役務情報生成部
220 識別情報付役務情報受信部
221 識別情報付役務情報判別部
222 機械学習部
23 記憶部
231 派遣依頼情報テーブル
232 派遣契約情報テーブル
233 契約書情報テーブル
234 役務情報テーブル
24 通信部
3 派遣先企業端末
31 制御部
311 派遣依頼情報受信部
312 派遣契約情報受信部
313 派遣契約情報評価受信部
314 評価送信部
315 契約書情報受信部
316 役務評価受信部
317 役務評価送信部
318 役務情報受信部
32 記憶部
321 派遣契約情報テーブル
322 契約書情報テーブル
323 役務評価テーブル
324 役務情報テーブル
33 通信部
34 表示部
34A 評価項目名称登録領域
34B 評価項目説明登録領域
34C 評価項目必要性登録領域
34D 評価項目基準登録領域
35 入力部
4 派遣社員端末
41 制御部
411 役務情報受信部
42 記憶部
43 表示部
ID1 第1識別情報
ID2 第2識別情報
MS 役務情報
N ネットワーク

Claims (4)

  1. 派遣社員の派遣を依頼する派遣依頼情報を派遣先企業から受信する派遣依頼情報受信部と、
    前記派遣を行う派遣契約に関する派遣契約情報を前記派遣依頼情報に基づいて生成可能な派遣契約情報生成部と、
    生成された前記派遣契約情報を前記派遣先企業へ送信する派遣契約情報送信部と、
    前記派遣契約情報を受信した前記派遣先企業から前記派遣社員の派遣条件に関する情報を用いた派遣契約の評価を受信する派遣契約情報評価受信部と、
    前記派遣契約情報に関する前記派遣先企業の評価に基づいて前記派遣契約を締結可能な契約書に関する契約書情報を生成可能な契約書情報生成部と、
    前記契約書情報に基づいて派遣された前記派遣社員が前記派遣先企業に提供した役務に関する役務評価を、前記派遣先企業から受信する役務評価受信部と、
    前記役務評価に基づく役務情報を生成可能な役務情報生成部と、
    を備え
    前記派遣先企業から受信する前記派遣契約情報に含まれる前記派遣社員の派遣条件が、人材派遣に関する法令を遵守しているか否かを判別可能な派遣条件判別部と、
    前記派遣契約情報に含まれる前記派遣社員の派遣条件が前記人材派遣に関する法令を遵守していないと判別されると、前記派遣条件の修正依頼を前記派遣先企業に送信する契約書情報提供部と、
    をさらに備える、人材派遣の管理装置。
  2. 前記人材派遣に関する法令は、労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律、労働基準法及び最低賃金法を含む、請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記役務情報に所定の識別情報を付与した識別情報付役務情報を生成可能な識別情報付役務情報生成部と、
    前記識別情報付役務情報を受信可能な識別情報付役務情報受信部と、
    前記識別情報を用いて前記受信した前記識別情報付役務情報が、前記識別情報付役務情報生成部により生成されたものであるか否かを判別可能な識別情報付役務情報判別部と、
    をさらに備える、請求項1又は2に記載の管理装置。
  4. 前記派遣契約情報生成部は、前記派遣依頼情報と前記役務評価と所定のニューラルネットワークとを用いて前記派遣契約情報を生成可能であり
    記役務評価を用いて前記所定のニューラルネットワークに前記派遣契約情報の生成を機械学習させることが可能な機械学習部をさらに備える、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の管理装置。
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