JPH0722850U - リヤクオータートリムの収納構造 - Google Patents

リヤクオータートリムの収納構造

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JPH0722850U
JPH0722850U JP5734793U JP5734793U JPH0722850U JP H0722850 U JPH0722850 U JP H0722850U JP 5734793 U JP5734793 U JP 5734793U JP 5734793 U JP5734793 U JP 5734793U JP H0722850 U JPH0722850 U JP H0722850U
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changer
luggage compartment
lid
rear quarter
quarter trim
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仁 宮崎
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Isuzu Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷物による破損又は荷室の積載空間及び外観
性を損ねることなく、CDチェンジャーを安全に収納
し、更にCDチェンジャー固定後の凹陥部内の余剰空間
を有効に利用しようとするものである。 【構成】 リヤクオータートリムの一部において、荷室
内に開口する凹陥部を形成すると共に、上記凹陥部の開
口前面に対して、上記凹陥部内にCDチェンジャーを固
定した後に形成される上部の空間内に収容される収納部
を有するリッドを脱着自在に取り付けてなるものとする
ことで、CDチェンジャーの凹陥部内の設置によって荷
室内の外観性や積載空間の低下、更には荷物による破損
を防止でき、またリッドの装着によりCDチェンジャー
は隠されるので盗難等を防げことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両後部の荷室を構成するリヤクオータートリムに形成される収 納構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車室内での音響装置として、カセットデッキに代わってコンパクトディ スク(CD)が多く採用されるようになると共に、走行中のコンパクトディスク の煩雑な交換作業を不要とすべく、複数のコンパクトディスクを収納するCDチ ェンジャーが装着されるようになり、このCDチェンジャーを車室内に取り付け るときは、乗員の着席空間を阻害しないように荷室内に取り付けられるものが一 般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のものにおいて、CDチェンジャーを荷室内に取り付けるに あたっては、CDチェンジャー自体の容積が大きいことから、荷室内の積載空間 を減少させてしまう上、荷室内に積載した荷物が走行中に発生する振動により移 動した場合、移動する荷物によりCDチェンジャーを損傷させてしまったり、ワ ゴンタイプの車両においては、荷室自体が外部から容易に見ることができるので 盗難に会い易い欠点がある。
【0004】 そのため、車両の後部の荷室を構成するリヤクオータートリム内において、外 方に向けて突出し、荷室内に開口してなる凹陥部を形成して、この凹陥部内にC Dチェンジャーを収納してなることが提案されているが、確かに荷室にCDチェ ンジャーを固定しても、荷室自体の積載空間は減少せず、また荷室内に積載する 荷物によりCDチェンジャーに対して破損を負わせる危険は少ないが、上記リヤ クオータートリム内に形成される凹陥部は、あらゆるCDチェンジャーに対して 対応することができるように大きくせざるを得なくなり、その結果のリヤクオー タートリム内に形成される凹陥部においてはデッドスペースが生じ易く、小物入 れ等の収納空間の特に少ないワゴンタイプの車両においては問題となるものであ る。
【0005】 また、リヤクオータートリム内に形成される凹陥部においては、その前面に上 記凹陥部を閉塞するリッド等が設けられていないため、CDチェンジャー自体は 容易に盗難に会い易い上、荷室に積載する荷物によっては上記凹陥部内に固定さ れるCDチェンジャーであっても、荷物の衝突による破損の危険性は免れ得ない ものとなる欠点がある。
【0006】 そこで、この考案は上記従来のものの有する欠点を改善するものであり、簡単 な構造により、荷室内の積載空間を減らすことなく、安全にCDチェンジャーを 収納すると共に、小物等の収納空間を得ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そのために、車両後部の荷室を構成するリヤクオータートリムの一部に、外方 に向けて突出し、荷室内に開口する凹陥部を形成すると共に、上記凹陥部の前面 に対して、内方に向けて保持される収納部を有するリッドを脱着自在に取り付け てなるものである。
【0008】
【作用】
上記構成を具えるので、CDチェンジャーを設置するに当たっては、車両後部 の荷室を構成するリヤクオータートリムの一部に外方に向い突出し、荷室内に開 口するように形成されると共に、その開口前面においてリッドを脱着自在に取り 付けてなる凹陥部内に固定することで、荷室内の積載空間の減少や荷室内に積載 する荷物によるCDチェンジャーの破損を防止することができ、更にリヤクオー タートリムの一部に外方に向い突出し、荷室内に開口するように形成される凹陥 部の前面に脱着自在に取り付けられる前記リッドを装着することによって、リヤ クオータートリムに形成される凹陥部内に固定されるCDチェンジャーは、リッ ドにより隠されることとなるので、荷室内の外観性を向上させ、盗難をも確実に 防止することができる。
【0009】 そして、リヤクオータートリムの一部に外方に向い突出し、荷室内に開口する ように形成される凹陥部の開口前面に脱着自在に取り付けられたリッドの内方に は収納部が設けられているので、CDチェンジャーの設置に当たっての汎用性を 確保する点から、一般に大きく形成される凹陥部内の空間を、小物などの収納空 間として有効に利用することができると共に、収納部自体もリッドの内方に一体 に設けられているので、CDチェンジャーのマガジンラックを交換する際にも、 リッドを取り外すことにより、容易に行うことができる。
【0010】
【実施例】
この考案を図に示す実施例により更に説明する。(1)は、この考案の実施例 を具える車両後部の荷室であり、この車両後部の荷室(1)は、荷物を載置する フロアパネル(2)とタイヤハウス(3)と共に一体に成形されるリヤクオータ ートリム(4)から構成されるものである。
【0011】 そして、この車両後部の荷室(1)を構成するリヤクオータートリム(4)の 一部において、外方に向い突出し、荷室内に開口する凹陥部(5)を形成すると 共に、上記凹陥部(5)の開口前面に対して、内方に向けて保持される収納部( 7)を有するリッド(6)を脱着自在に取り付けてなるものである。
【0012】 この考案は以上の構成を具えるので、CDチェンジャー(8)を設置するに当 たっては、車両後部の荷室(1)を構成するリヤクオータートリム(4)の一部 において、外方に向い突出し、荷室(1)内に開口するように形成すると共に、 その開口前面においてリッド(6)を脱着自在に取り付けてなる凹陥部(5)内 に固定することで、荷室(1)内の積載空間の減少や荷室(1)内に積載する荷 物によるCDチェンジャー(8)の直接の破損を防止することができる。
【0013】 更に、リヤクオータートリム(4)の一部に外方に向い突出し、荷室(1)内 に開口するように形成される凹陥部(5)の開口前面に脱着自在に取り付けられ る前記リッド(6)を装着することによって、リヤクオータートリム(4)に形 成される凹陥部(5)内に固定されるCDチェンジャー(8)は、リッド(6) により隠されることとなるので、よりCDチェンジャー(8)の破損を装着した リッド(6)により防止することができると共に、荷室(1)内の外観性を向上 させ、CDチェンジャー(8)の盗難をも確実に防止することができる。
【0014】 そして、リヤクオータートリム(4)の一部に外方に向い突出し、荷室(1) 内に開口するように形成される凹陥部(5)の開口前面に脱着自在に取り付けら れたリッド(6)の内方には収納部(7)が設けられているので、CDチェンジ ャー(8)の設置に当たっての汎用性を確保する点から、一般に大きく形成され るリヤクオータートリム(4)の凹陥部(5)内の余分な空間を、小物などの収 納空間として有効に利用することができると共に、収納部(7)自体もリッド( 6)の内方に一体に設けられているので、CDチェンジャー(8)のマガジンラ ック(9)を交換する際にも、リッド(6)を凹陥部(5)の開口前面から取り 外すことにより、このリッド(6)と共に凹陥部(5)外へ除かれてしまうもの となり、上記CDチェンジャー(8)のマガジンラック(9)の交換を容易に行 うことができる。
【0015】 なお、リヤクオータートリム(4)の凹陥部(5)の開口前面に取り付けられ るリッド(6)の装着は、リッド(6)の下端の凹端縁片(10)を上記凹陥部 (5)下部の係止長孔(12)に掛止すると共に、リッド(6)の上部のロック (11)を、凹陥部(5)の上部の係止孔(13)に係合させることにより行っ てなるものであり、リッド(6)を取り外す際には、リッド(6)の上部のロッ ク(11)と凹陥部(5)の上部の係止孔(13)との係合を解いた後、リッド (6)の他端の凹端縁片(10)を上記凹陥部(5)の係止長孔(12)より引 き抜くことにより取り外すことができる。
【0016】
【考案の効果】
以上のとおり、リヤクオータートリムに、外方に向い突出し、荷室内に開口す るように凹陥部を形成すると共に、上記凹陥部の前面に、その内方に収納部を有 するリッドを脱着自在に取り付けることによって、荷室の外観性の低下や積載空 間の減少を防止しつつ、盗難にあい易いCDチェンジャーを保護し、更にはCD チェンジャーの設置により生じる余剰空間を小物入れとして有効に活用すること ができる優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を具える荷室の拡大斜視図で
ある。
【図2】図1の要部分解斜視図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【符号の説明】 1 車両後部の荷室 2 フロアパネル 3 タイヤハウス 4 リヤクオータートリム 5 凹陥部 6 リッド 7 収納部 8 CDチェンジャー 9 マガジンラック 10 凹端縁片 11 ロック 12 係止長孔 13 係止孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両後部の荷室を構成するリヤクオータ
    ートリムの一部に、外方に向けて突出し、荷室内に開口
    する凹陥部を形成すると共に、上記凹陥部の開口前面に
    対して、内方に向けて保持される収納部を有するリッド
    を脱着自在に取り付けてなるリヤクオータートリムの収
    納構造。
JP1993057347U 1993-09-30 1993-09-30 リヤクオータートリムの収納構造 Expired - Lifetime JP2603538Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993057347U JP2603538Y2 (ja) 1993-09-30 1993-09-30 リヤクオータートリムの収納構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993057347U JP2603538Y2 (ja) 1993-09-30 1993-09-30 リヤクオータートリムの収納構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0722850U true JPH0722850U (ja) 1995-04-25
JP2603538Y2 JP2603538Y2 (ja) 2000-03-15

Family

ID=13053046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993057347U Expired - Lifetime JP2603538Y2 (ja) 1993-09-30 1993-09-30 リヤクオータートリムの収納構造

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JP (1) JP2603538Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112288A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Kasai Kogyo Co Ltd 車両用内装トリム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007112288A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Kasai Kogyo Co Ltd 車両用内装トリム

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JP2603538Y2 (ja) 2000-03-15

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