JPH07228399A - 記録紙の巻きぐせ除去機構 - Google Patents

記録紙の巻きぐせ除去機構

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JPH07228399A
JPH07228399A JP6021115A JP2111594A JPH07228399A JP H07228399 A JPH07228399 A JP H07228399A JP 6021115 A JP6021115 A JP 6021115A JP 2111594 A JP2111594 A JP 2111594A JP H07228399 A JPH07228399 A JP H07228399A
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JP
Japan
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curl
recording paper
pressure
removing mechanism
roller
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Application number
JP6021115A
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English (en)
Inventor
Satoshi Soma
諭 相馬
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻きぐせの強弱を判定し巻きぐせの強い記録
紙から巻きぐせを除去し、また記録紙の巻きぐせが正常
に除去されないことを検知し、異常を外部に通知し、か
つ作動時の負荷を抑制する。 【構成】 ガイド板21は、平坦なガイド面21aから矯正
部21bを突出させ、矯正部21bは、搬送方向との直交断面
においてガイド面21aから山形に突出し、かつ搬送方向
において幅及び高さが漸次拡大するV字形に形成されて
いる。一対の加圧コロ23は、ロール紙Pを矯正部21bに
圧接させるとともに、ロール紙Pを搬送する。このこと
により、ロール紙Pには搬送方向に延在する折りぐせが
つけられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録紙としてロール紙
を使用するファクシミリ装置等の印字装置に適用され、
搬送路において記録紙の巻きぐせを除去する記録紙の巻
きぐせ除去機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置において記録紙として
使用されるロール紙は、巻芯に近い部分で強い巻きぐせ
がついてカールしやすい状態になっている。このため、
ロール紙の終端に近い部分は、ファクシミリ装置の搬送
路においてカールしてジャム等による記録紙詰まりを発
生させやすく、さらに排紙トレーに排紙された後にカー
ルして排紙トレー上から落下しやすい。これらのことに
より、装置の信頼性が低下し、さらに印字記録紙が紛失
する可能性が高くなる。
【0003】上記の問題を解決するため、従来、ファク
シミリ装置においては、巻きぐせ除去ローラによって記
録紙を加圧挾持して、巻きぐせと逆方向に強制カールさ
せて記録紙の巻きぐせを除去する巻きぐせ除去機構を備
えたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の巻きぐせ除去機構は、巻きぐせの強弱を
検知する手段を備えていないために、巻きぐせが弱い記
録紙も逆方向にカールさせて記録紙に逆方向の巻きぐせ
をつけてしまうことがある。また、このような巻きぐせ
除去機構は、記録紙を加圧挾持したローラを回転させる
構造のため、作動時の負荷が大きくなるので、大容量の
駆動モータが必要になり、かつ構成部品の寿命を低下さ
せる恐れがある。
【0005】さらに、従来の巻きぐせ除去機構では、何
らかの異常により記録紙から巻きぐせを正常に除去して
いない場合でも、異常を外部に通知する手段を備えてい
ないために、オペレータが巻きぐせ除去機構の異常に気
付かず迅速な対処ができない、さらに巻きぐせが除去さ
れないことにより、搬送路における記録紙ジャムや、排
紙トレーに排紙された記録紙の落下が多発するという問
題がある。
【0006】本発明の目的は、巻きぐせの強弱を判定し
巻きぐせの強い記録紙から巻きぐせを除去し、また記録
紙の巻きぐせが正常に除去されないことを検知し、異常
を外部に通知する手段を備えた作動時の負荷が小さい記
録紙の巻きぐせ除去機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の第1の手段は、印字装置の搬送路に配置さ
れ搬送方向でカールするように巻きぐせがついた記録紙
から巻きぐせを除去する記録紙の巻きぐせ除去機構にお
いて、山形に突出して搬送方向に延在する矯正部が形成
されたガイド板と、前記ガイド板上の記録紙を前記矯正
部に加圧する加圧手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】さらに、第2の手段は、前記矯正部を、記
録紙の搬送方向において幅及び高さが漸次拡大するV字
形に形成し、前記加圧手段が、記録紙の幅方向において
前記矯正部の両側で記録紙を前記ガイド板とともに加圧
挾持し前記搬送方向に回転する一対の加圧コロを備えた
ことを特徴とする。
【0009】さらに、第3の手段は、前記加圧手段が、
加圧フレームと、この加圧フレームを付勢力によって前
記加圧コロの支持軸から離間させる離間位置に保持する
フレーム保持スプリングと、励磁時に前記フレーム保持
スプリングの付勢力に抗して前記加圧フレームを加圧位
置に吸引する電磁石と、加圧フレームによって支持され
前記加圧位置で加圧コロの支持軸を前記ガイド板方向に
付勢する加圧スプリングとを備えたことを特徴とする。
【0010】さらに、第4の手段は、記録紙搬送路にお
いて前記ガイド板の上流側に配置され記録紙の位置を検
知する位置センサ及びこの位置センサから出力された位
置検知信号に連動して記録紙の非拘束端でのカール量を
検知するカール量センサを備えたことを特徴とする。
【0011】さらに、第5の手段は、前記カール量セン
サによって検知された前記カール量を予め設定された基
準値と比較し、カール量が前記基準値以上の場合、巻き
ぐせ除去信号を出力する巻きぐせ判定部と、前記巻きぐ
せ除去信号の出力に対応して前記電磁石を励磁させて基
準値以上のカール量が検知された記録紙を前記加圧ロー
ル及び前記ガイド板によって加圧挾持させる電磁石制御
部とを備えたことを特徴とする。
【0012】さらに、第6の手段は、前記加圧フレーム
が前記加圧位置に移動したことを検知してコロ加圧検知
信号を出力する加圧検知センサと、前記コロ加圧検知信
号の入力時に前記加圧コロを回転させる駆動モータのト
ルクを変化させるトルク設定部とを備えたことを特徴と
する。
【0013】さらに、第7の手段は、前記トルク設定部
が、前記コロ加圧検知信号の入力時にステッピングモー
タによって構成された前記駆動モータに供給される駆動
電流を変化させることを特徴とする。
【0014】さらに、第8の手段は、前記電磁石の励磁
時に前記加圧検知センサが前記コロ加圧検知信号の非出
力状態を維持した場合、前記加圧コロによる記録紙に対
する加圧が異常であることを判断する制御部を備えたこ
とを特徴とする。
【0015】さらに、第9の手段は、前記制御部が加圧
異常を判断した場合、巻きぐせ除去機構が異常であるこ
とを外部に表示又は通知する通知部を備えたことを特徴
とする。
【0016】さらに、第10の手段は、前記通知部を、前
記制御部からの加圧異常信号を受けて点滅状態を変化さ
せる異常表示ランプによって構成したことを特徴とす
る。
【0017】さらに、第11の手段は、前記通知部を、前
記制御部からの加圧異常信号を受けて警告音を発生する
音声出力部及びあらかじめ設定された異常メッセージを
画面上に表示する液晶表示器によって構成したことを特
徴とする。
【0018】さらに、第12の手段は、前記制御部が加圧
異常を判断した場合、印字装置を制御しあらかじめ設定
されたフォーマットで記録紙に異常メッセージを印字さ
せることを特徴とする。
【0019】
【作用】上記の第1の手段によれば、山形に突出して搬
送方向に延在する矯正部が形成されたガイド板と、ガイ
ド板上の記録紙を矯正部に加圧する加圧手段とによっ
て、記録紙に巻きぐせと略直交する折りぐせがつけられ
る。
【0020】さらに、第2の手段よれば、記録紙の搬送
方向において幅及び高さが漸次拡大するV字形に形成さ
れた矯正部と、記録紙の幅方向において矯正部の両側で
記録紙をガイド板とともに加圧挾持し搬送方向に回転す
る一対の加圧コロとによって、搬送方向に移動するとと
もに記録紙に巻きぐせと略直交する折りぐせがつけられ
る。
【0021】さらに、第3の手段によれば、加圧フレー
ムと、この加圧フレームを付勢力によって加圧コロの支
持軸から離間させる離間位置に保持するフレーム保持ス
プリングと、励磁時に前記フレーム保持スプリングの付
勢力に抗して加圧フレームを加圧位置に吸引する電磁石
と、加圧フレームによって支持され加圧位置で支持軸を
ガイド板方向に付勢する加圧スプリングとによって、電
磁石が励磁した場合、加圧コロが記録紙を加圧可能な加
圧位置に保持され、かつ電磁石が励磁していない場合、
加圧コロがガイド板から離間する離間位置に保持され
る。
【0022】さらに、第4の手段によれば、記録紙搬送
路においてガイド板の上流側に配置され記録紙の位置を
検知する位置センサ及びこの位置センサから出力された
位置検知信号に連動して記録紙の非拘束端でのカール量
を検知するカール量センサとによって、記録紙についた
巻きぐせの強弱を判断できる。
【0023】さらに、第5の手段によれば、カール量セ
ンサによって検知されたカール量を予め設定された基準
値と比較し、カール量が前記基準値以上の場合、巻きぐ
せ除去信号を出力する巻きぐせ判定部と、巻きぐせ除去
信号の出力に対応して電磁石を励磁させて基準値以上の
カール量が検知された記録紙を加圧ロール及びガイド板
によって加圧挾持させる電磁石制御部とによって、記録
紙に設定強度以上の巻きぐせがついている場合にのみ、
記録紙が加圧ロール及びガイド板によって加圧挾持され
る。
【0024】さらに、第6の手段によれば、加圧フレー
ムが加圧位置に移動したことを検知してコロ加圧検知信
号を出力する加圧検知センサと、コロ加圧検知信号の入
力時に駆動モータのトルクを変化させるトルク設定部と
によって、加圧コロによる負荷の増加に対応させて駆動
モータのトルクが増加するように設定できる。
【0025】さらに、第7の手段によれば、コロ加圧検
知信号の入力時にステッピングモータによって構成され
た駆動モータに供給される駆動電流を変化させるトルク
設定部によって、駆動モータのトルクを簡単な制御で変
化させることができる。
【0026】さらに、第8の手段によれば、電磁石の励
磁時に加圧検知センサがコロ加圧検知信号の非出力状態
を維持した場合、加圧コロによる記録紙に対する加圧が
異常であることを判断する制御部によって、記録紙から
巻きぐせが正常に除去されていないことが判断される。
【0027】さらに、第9の手段によれば、制御部が加
圧異常を判断した場合、巻きぐせ除去機構が異常である
ことを外部に通知する通知部によって、装置外部から巻
きぐせ除去機構の異常を確認することが可能になる。
【0028】さらに、第10の手段によれば、制御部から
の加圧異常信号を受けて点滅状態を変化させる異常表示
ランプによって、異常表示ランプが巻きぐせ除去機構の
異常を装置外部に表示する。
【0029】さらに、第11の手段によれば、制御部から
の加圧異常信号を受けて警告音を発生する音声出力部及
びあらかじめ設定された異常メッセージを画面上に表示
する液晶表示器によって、巻きぐせ除去機構の異常が音
声及び画面上の異常表示によって装置外部に表示され
る。
【0030】さらに、第12の手段によれば、加圧異常を
判断した場合、印字装置を制御してあらかじめ設定され
たフォーマットで記録紙に異常メッセージを印字させる
制御部によって、巻きぐせ除去機構の異常を示す異常表
示が記録紙に印字される。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0032】図2は本発明の巻きぐせ除去機構の一実施
例を備えたファクシミリ装置を示す構成図である。
【0033】1はロール紙Pを巻芯1aに巻き取った記
録紙ロール、2は記録紙ロール1の外周に圧接して延出
されたロール紙Pに張力を発生させるテンショナ、3は
記録紙ロール1から延出されたロール紙Pを検知する記
録紙センサ、4及び5はロール紙Pを印字位置にガイド
するターンローラ、6は画像情報に基づいてロール紙P
に印字する印字ヘッド、7は印字ヘッド6に対向してロ
ール紙Pの背面を支持するプラテンローラ、8はロール
紙Pを切断するカッタユニット、9はカッタユニット8
によって切断されたロール紙Pの先端を検知する記録紙
位置センサ、10はロール紙Pを搬送する搬送ローラ対、
12はロール紙Pを排紙する排紙ローラ対、13は排紙ロー
ラ対12によって排紙されたロール紙Pが載置される排紙
トレーである。
【0034】また、20はロール紙Pの搬送路に配置され
てカッタユニット8によって切断されたロール紙Pの巻
きぐせを除去する巻きぐせ除去機構である。
【0035】図1は本実施例の巻きぐせ除去機構を示す
斜視図である。
【0036】21は平坦なガイド面21aから矯正部21bを突
出させたガイド板、矯正部21bは、搬送方向との直交断
面においてガイド面21aから山形に突出し、かつ搬送方
向において幅及び高さが漸次拡大するV字形に形成され
ている。
【0037】22はガイド面21aにおいて矯正部21bの手前
に配置されたカール量センサ、23は支持軸24に支持され
た一対の加圧コロ、25は支持軸24を軸支する軸受、26は
支持軸24の一端に固定されたプーリ、27はプーリ26及び
図示を省略した駆動モータ側のプーリに巻き掛けられた
ベルト、28は鉄等の磁性体によって形成された加圧フレ
ーム、29は加圧フレーム28を図示を省略した装置のメイ
ンフレームに連結して支持軸24に対する離間方向(矢印
A方向)に付勢するフレーム保持スプリング、30は加圧
フレーム28に支持された一対の加圧スプリングであり、
加圧スプリング30の先端部にはメタルベアリング31が固
定されている。また、32は加圧フレーム28の端部にそれ
ぞれ対向する一対の電磁石、33は加圧フレーム28の一端
部に埋設された加圧検知センサである。
【0038】図3及び図4は本実施例の巻きぐせ除去機
構の動作説明図である。
【0039】図3は加圧フレーム28が加圧位置に保持さ
れている状態を示しており、また図4は加圧フレーム28
のガイド板21が離間位置に保持されている状態を示して
いる。
【0040】電磁石制御部41は、後述するシステム制御
部からの作動信号に対応させて電磁石32に励磁電圧を印
加する。電磁石32は、励磁時にフレーム保持スプリング
29の付勢力に抗して加圧フレーム28を図3に示す加圧位
置に吸着する。このとき、加圧スプリング30は、メタル
べアリング31を支持軸24に弾接させて支持軸24をガイド
板21方向(矢印B方向)に付勢する。また、電磁石32が励
磁されていない場合、加圧フレーム28は、フレーム保持
スプリング29によって図4に示す離間位置に保持され、
メタルべアリング31を支持軸24から離間させる。
【0041】ここで、軸受25は、図示を省略したコイル
スプリング等の弾性部材を介して装置のメインフレーム
に固定されている。支持軸24は、加圧フレーム28が加圧
位置に移動し加圧スプリング30によって付勢されている
場合、加圧コロ23をガイド面21aに圧接させ、また加圧
フレーム28が離間位置に保持され加圧スプリング30が離
間している場合、加圧コロ23をガイド板21から離間させ
る。
【0042】また、加圧検知センサ33は、加圧位置で加
圧フレーム28と電磁石32との接触圧を検知して電磁石制
御部41にコロ加圧検知信号を出力する。
【0043】図5及び図6は本実施例の巻きぐせ除去機
構におけるカール量センサの動作説明図である。
【0044】ガイド板21において矯正部21bの手前に配
置されたカール量センサ22は、超音波センサによって構
成され対向位置にあるロール紙Pに超音波を発射し、ロ
ール紙Pによって反射された超音波が帰還したことを検
知する。
【0045】また、カール量センサ制御部42は、記録紙
位置センサ9からの先端位置検知信号によってロール紙
Pの先端位置をトラッキングし、ロール紙P先端がカー
ル量センサ22の対向位置から所定距離搬送されたタイミ
ングでカール量センサ22を起動させる。そして、カール
量センサ制御部42は、超音波の帰還時間によってカール
量センサ22からロール紙Pの先端部付近までの距離Lを
算出する。このとき、ロール紙Pの先端部付近が非拘束
状態に保持されているため、カール量センサ22からロー
ル紙Pの先端部付近までの距離Lがロール紙Pの巻きぐ
せの強弱に略比例することになる。
【0046】巻きぐせ判定部43は、前記カール量センサ
制御部42が算出したロール紙Pまで距離Lを予め設定さ
れた基準値LRと比較し、図6に示すように距離Lが基
準値LRより小さい場合、後述するシステム制御部に巻
きぐせ除去信号を出力し、また図5に示すように距離L
が基準値LRより大きい場合、次の信号入力まで待機す
る。
【0047】次に、図7及び図8に基づいてロール紙P
に対する巻きぐせの除去プロセスを説明する。図7は巻
きぐせ除去機構を通過しているロール紙を示す斜視図、
図8は巻きぐせ除去機構通過前後及び装置排紙後のロー
ル紙を示す斜視図である。
【0048】ロール紙Pは、巻きぐせ除去前には図8
(A)に示すように搬送ローラ対10等によって拘束されて
いない場合、搬送方向(矢印C方向)においてカールする
ような巻きぐせがついている。
【0049】このようなロール紙Pを加圧コロ23によっ
てガイド板21上で矯正部21bに加圧するとともに、矯正
部21bに摺動させながら搬送することにより、図8(B)に
示すようにロール紙Pには、搬送方向に延在する折りぐ
せがつけられる。このような折りぐせがつけられたロー
ル紙Pは、巻きぐせに対して抵抗力を有し挫屈しないか
ぎりカールしない。さらに、折りぐせがつけられたロー
ル紙Pは、搬送途中に搬送ローラ対10や排紙ローラ対12
によって加圧挾持されるので、排紙時には折りぐせも略
除去され、図8(C)に示すように略フラットな形状にな
って排紙トレー13上に排紙される。
【0050】以上説明したように、巻きぐせがついたロ
ール紙Pが巻きぐせ除去機構20を通過することにより、
搬送途中にカールすることが防止されるので、搬送路に
ロール紙Pが詰まることを防止でき、かつ略フラットに
なって排紙トレー13上に排紙されるので、排紙トレー13
でロール紙Pが丸まって落下することを防止できる。
【0051】また、巻きぐせ除去機構20は、ロール紙P
をガイド板21に摺接させて巻きぐせを除去する構造のた
め、作動時の負荷が小さく、小容量の駆動モータ(図示
省略)によって加圧コロ23を駆動回転させることが可能
になり、かつ構成部品の消耗も抑制される。
【0052】図9は本実施例の巻きぐせ除去機構が適用
されたファクシミリ装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0053】51はファクシミリ装置及び巻きぐせ除去機
構20を制御するCPU(中央処理装置)、52は装置の制御
プログラムやRAMフラグ格納領域の制御をするための
情報を記憶したROM(リードオンリーメモリ)、53は巻
きぐせ除去機構20を作動させるための基準値LRやカー
ル量センサ22の出力値等を格納するRAM(ランダムア
クセスメモリ)、54は、記録紙センサ3,記録紙位置セ
ンサ9,カール量センサ22及び加圧検知センサ33からの
検知信号をCPU51に対して入力処理し、CPU51から
の信号に対応して周辺機器を制御するためのI/O制御
LSI(大規模集積回路)、55は、カッタユニット8及び
電磁石32に駆動電流を供給し、またステッピングモータ
34に直流の駆動電流を供給するるとともに、CPU51か
らのトルク設定信号に対応して駆動電流を変化させるド
ライバである。前記ステッピングモータ34は、巻きぐせ
除去機構20の加圧コロ23を回転させるとともにファクシ
ミリ装置の搬送ローラ対10や排紙ローラ対12等の搬送系
全体を駆動する。
【0054】56はオペポート57を制御するためのオペポ
ートコントローラLSI、57はLED(発光ダイオード)
59及びLCD(液晶表示器)58を備えたオペポート、60は
巻きぐせ除去機構20の異常時に警告音を発生するブザー
である。
【0055】図10は図9に示すCPUに設定された機能
を示すブロック図である。
【0056】40はシステム全体を制御するシステム制御
部、41は、電磁石32を励磁状態又は非励磁状態に制御
し、かつ加圧検知センサ33からのコロ加圧検知信号が入
力する電磁石制御部、42は記録紙位置センサ9及びカー
ル量センサ22からの検知信号が入力するカール量センサ
制御部、43はカール量センサ制御部42から巻きぐせの強
弱に対応する距離Lが入力する巻きぐせ判定部、44はス
テッピングモータ34への電流値を設定するトルク設定
部、45は印字ヘッド6を画像情報に対応させて駆動する
印字ヘッド制御部である。これらのシステム制御部40,
電磁石制御部41,カール量センサ制御部,巻きぐせ判定
部43,トルク設定部44及び印字ヘッド制御部45は、CP
U51内部においてそれぞれ設定されている。
【0057】また、61はオペポート57のLCD58及びL
ED59とブザー60とによって構成された通知部、62はR
OM52によって構成された基準値記憶部、63はRAM53
によって構成された情報格納部である。
【0058】図11乃至図14は本実施例の巻きぐせ除去機
構を備えたファクシミリ装置の印字動作を示すフローチ
ャートであり、図11乃至図14によって連続した1つの印
字動作を示している。
【0059】システム動作信号の入力により(S1)、C
PU51はステッピングモータ駆動信号をドライバ55に出
力して(S2)、ステッピングモータ34を駆動開始させる
(S3)。このことにより、ロール紙Pの給紙が開始され
る(S4)。CPU51は、印字ヘッド6に書込み信号を出
力し(S5)、印字ヘッド6は、書込み信号の入力ととも
に画像情報に対応する画像をロール紙Pに印字する(S
6)。
【0060】次に、CPU51は、記録紙位置センサ9か
ら設定時間以内に先端位置検知信号が出力されなかった
場合(S7でノーの場合)、エラー処理を実行し(S8)、例
えばLCD58によって印字ヘッド6付近における記録紙
詰まりに対応するメッセージを表示させる。また、記録
紙位置センサ9から設定時間以内に先端位置検知信号が
出力された場合(S7でイエスの場合)、カール量センサ
起動信号を出力して(S9)、カール量センサ22によって
ロール紙Pまでの距離Lを測定する(S10)。
【0061】このとき、距離Lが基準値LRより大きい
場合に(S11でノーの場合)、CPU51は、ロール紙Pに
対する巻きぐせ除去のステップを実行させないでステッ
プS23にジャンプし、また距離Lが基準値LR以下の場
合に(S11でイエスの場合)、励磁信号をドライバ55に出
力する(S12)。励磁信号が入力したドライバ55は励磁電
流を電磁石32に供給し(S13)、電磁石32は、加圧フレー
ム28を下降させ加圧コロ23をガイド面21aに圧接させる
(S14)。
【0062】CPU51は、加圧検知センサ33がコロ圧検
知信号を出力しない場合(S15でノーの場合)、巻きぐせ
除去機構異常処理を実行する(S16)。巻きぐせ除去機構
異常処理によってLCD58が図15に示すメッセージを表
示するとともに、ブザー60が警告音を発生し(S17)、さ
らにRAM53に設定された異常メッセージプリントアウ
トフラグがオンする(S18)。また、CPU51は、加圧検
知センサ33がコロ圧検知信号を出力した場合(S15でイ
エスの場合)、LED点灯信号をオペポート57に出力し
(S19)、巻きぐせ除去機構20が正常動作していることを
表示するためLED59を点灯させ(S20)、かつドライバ
55にトルク設定信号を出力して(S21)、加圧コロ23によ
る負荷の増加に対応させてステッピングモータ34のトル
クを増加させる(S22)。このことにより、ステッピング
モータ34に供給する駆動電流を最適化できて消費電力を
抑制でき、さらに負荷変動によるステッピングモータ34
の速度変化を防止できるので、ロール紙Pの搬送速度が
変化することによる画質低下を防止できる。
【0063】CPU51は、画像情報に対応する印字が完
了したならば、書込み信号の出力を中止して(S23)、印
字ヘッド6の印字を停止させる(S24)。さらに、一旦、
ステッピングモータ34を停止させ(S25)、カッタ作動信
号を出力して(S26)、カッタユニット8によってロール
紙Pを切断する(S27)。
【0064】切断完了後、CPU51は、ステッピングモ
ータ駆動信号を再び出力して(S28)ステッピングモータ
34を駆動させ(S29)、ロール紙Pを排紙方向に搬送する
(S30)。このとき、CPU51は、加圧検知センサ33から
のコロ加圧検知信号によって巻きぐせ除去機構20が正常
動作していることを確認する(S31)。コロ加圧検知信号
がオンしていない場合(S31でノーの場合)にはステップ
S40にジャンプし、またコロ加圧検知信号が正常にオン
している場合(S31でイエスの場合)、記録紙位置センサ
9が所定時間以内にオフするかを監視する(S32)。
【0065】CPU51は、所定時間以内に記録紙位置セ
ンサ9がオフしない場合(S32でノーの場合)、ステップ
S8と同様なエラー処理を実行し(S33)、また所定時間
以内に記録紙位置センサ9がオフした場合(S32でイエ
スの場合)、カール量センサ起動信号を出力中止し(S3
4)、カール量センサ22によるロール紙Pまでの距離測定
を終了させ(S35)、さらに励磁信号の出力を中止する
(S36)。励磁信号の出力中止により、加圧フレーム28
は、電磁石32から離間して上昇し(S37)、加圧コロ23も
ガイド面21aから離間する。CPU51は、トルク設定信
号を出力し(S38)、負荷の低下に対応させてステッピン
グモータ34のトルクを初期値に戻す(S39)。そして、ロ
ール紙Pが排紙トレー13に排紙された後にステッピング
モータ駆動信号の出力を中止する(S40)。
【0066】上記したロール紙Pに対する印字動作の完
了後、CPU51は、異常メッセージプリントアウトフラ
グのオン/オフをチェックし(S41)、異常メッセージプ
リントアウトフラグがオフの場合(S41でノーの場合)に
はすべての動作完了させ、また異常メッセージプリント
アウトフラグがオンの場合(S41でイエスの場合)、異常
メッセージプリントアウト処理を実行する(S42)。この
とき、ステッピングモータ34を駆動させ(S43)、ROM
52にあらかじめ記憶されたフォーマット及び画像情報に
基づいてロール紙Pに図16に示す異常メッセージを印字
させる(S44)。異常メッセージが印字されたロール紙P
が排紙された後に(S45)、CPU51は、ステッピングモ
ータ34を停止させ(S46)、さらにLCD58によって図15
に示すメッセージを表示させるとともにブザー60によっ
て警告音を発生させ(S47)、オペポート57からのリセッ
ト信号の入力、あるいは所定時経過後にLCD58に示す
メッセージを消去し、かつブザー60の警告音を停止させ
る(S48)。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の手
段によれば、記録紙に巻きぐせと略直交する折りぐせが
つけられることにより、記録紙が巻きぐせによってカー
ルすることを防止できる。
【0068】さらに、第2の手段よれば、搬送方向に移
動するとともに記録紙に巻きぐせと略直交する折りぐせ
がつけられることにより、搬送を継続させながら記録紙
に折りぐせをつけることができ、また構成が簡単なので
巻きぐせ除去機構のコストを低下させることが可能にな
る。
【0069】さらに、第3の手段によれば、電磁石が励
磁した場合、加圧コロが記録紙を加圧可能な加圧位置に
保持され、かつ電磁石が励磁していない場合、加圧コロ
がガイド板から離間する離間位置に保持されることによ
り、加圧コロを簡単に加圧位置及び離間位置に移動させ
ることが可能になるので、記録紙に対する巻きぐせ除去
を簡単に中止することができる。
【0070】さらに、第4の手段によれば、記録紙につ
いた巻きぐせの強弱を判断できることにより、記録紙に
ついた巻きぐせの強弱に対応させて、巻きぐせの強い記
録紙だけから選択的に巻きぐせを除去できる。
【0071】さらに、第5の手段によれば、記録紙に設
定強度以上の巻きぐせがついている場合にのみ、記録紙
が加圧ロール及びガイド板によって加圧挾持されること
により、設定強度以上の巻きぐせがついている記録紙だ
けから選択的に巻きぐせを除去できるので、巻きぐせの
弱い記録紙に対して不必要な巻きぐせ除去を実行するこ
とを防止できる。
【0072】さらに、第6の手段によれば、加圧コロに
よる負荷の増加に対応させて駆動モータのトルクが増加
するように設定できることにより、加圧コロによる負荷
の増加によって駆動モータの回転速度が変化することを
防止でき、例えば、駆動モータが加圧コロとともに印字
装置の搬送系を駆動する構成の場合、搬送速度の変動に
よる印字品質の低下を防止できる。
【0073】さらに、第7の手段によれば、簡単な制御
によって駆動モータのトルクを変化させることができる
ことにより、加圧コロによる負荷の増加によって駆動モ
ータの回転速度が変化することを防止できる。
【0074】さらに、第8の手段によれば、記録紙から
巻きぐせが正常に除去されていないことが判断されるこ
とにより、ユーザに対して巻きぐせ除去機構の異常を通
知又は表示することが可能になるので、巻きぐせ除去機
構の異常に迅速に対応することが可能になる。
【0075】さらに、第9の手段によれば、制御部が加
圧異常を判断した場合、装置外部から巻きぐせ除去機構
の異常を確認することが可能になることにより、ユーザ
が通知部によって巻きぐせ除去機構の異常を確認できる
ので、巻きぐせ除去機構の異常に迅速に対応することが
可能になる。
【0076】さらに、第10の手段によれば、異常表示ラ
ンプが巻きぐせ除去機構の異常を装置外部に表示するこ
とにより、ユーザが異常表示ランプによって巻きぐせ除
去機構の異常を確認できる。
【0077】さらに、第11の手段によれば、巻きぐせ除
去機構の異常が警告音及び画面上の異常表示よって装置
外部に通知されることにより、ユーザがブザーの警告音
又は液晶表示器の画面に表示された異常メッセージによ
って巻きぐせ除去機構の異常を確認できる。
【0078】さらに、第12の手段によれば、巻きぐせ除
去機構の異常を示す異常表示が記録紙に印字されること
により、ユーザが表示部の記録紙に印字された異常メッ
セージによって巻きぐせ除去機構の異常を確認でき、ま
た巻きぐせ除去機構の異常の履歴が記録紙によって保管
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の巻きぐせ除去機構の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】本実施例の巻きぐせ除去機構を備えたファクシ
ミリ装置を示す構成図である。
【図3】本実施例の巻きぐせ除去機構の動作説明図であ
る。
【図4】本実施例の巻きぐせ除去機構の動作説明図であ
る。
【図5】本実施例の巻きぐせ除去機構におけるカール量
センサの動作説明図である。
【図6】本実施例の巻きぐせ除去機構におけるカール量
センサの動作説明図である。
【図7】本実施例の巻きぐせ除去機構を通過しているロ
ール紙を示す斜視図である。
【図8】本実施例の巻きぐせ除去機構通過前後及び装置
排紙後のロール紙を示す斜視図である。
【図9】本実施例の巻きぐせ除去機構が適用されたファ
クシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【図10】図9に示すCPUに設定された機能を示すブ
ロック図である。
【図11】本実施例の巻きぐせ除去機構を備えたファク
シミリ装置の印字動作を示すフローチャートである。
【図12】本実施例の巻きぐせ除去機構を備えたファク
シミリ装置の印字動作を示すフローチャートである。
【図13】本実施例の巻きぐせ除去機構を備えたファク
シミリ装置の印字動作を示すフローチャートである。
【図14】本実施例の巻きぐせ除去機構を備えたファク
シミリ装置の印字動作を示すフローチャートである。
【図15】本実施例において巻きぐせ除去機構異常処理
によりLCDに示されるメッセージの一例である。
【図16】本実施例において巻きぐせ除去機構異常処理
によりロール紙に印字される異常メッセージの一例であ
る。
【符号の説明】
1…記録紙ロール、 6…印字ヘッド、 9…記録紙位
置センサ、 20…巻きぐせ除去機構、 21…ガイド板、
21a…ガイド面、 21b…矯正部、 22…カール量セン
サ、 23…加圧コロ、 24…支持軸、 28…加圧フレー
ム、 29…フレーム保持スプリング、 30…加圧スプリ
ング、 32…電磁石、 33…加圧検知センサ、 41…電
磁石制御部、 42…カール量センサ制御部、 43…巻き
ぐせ判定部、 44…印字ヘッド制御部、 51…CPU
(中央処理装置)、 58…LCD(液晶表示器)、 59…L
ED(発光ダイオード)、 60…ブザー、 61…通知部。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字装置の搬送路に配置され搬送方向で
    カールするように巻きぐせがついた記録紙から巻きぐせ
    を除去する記録紙の巻きぐせ除去機構において、山形に
    突出して搬送方向に延在する矯正部が形成されたガイド
    板と、前記ガイド板上の記録紙を前記矯正部に加圧する
    加圧手段とを備えたことを特徴とする記録紙の巻きぐせ
    除去機構。
  2. 【請求項2】 前記矯正部を、記録紙の搬送方向におい
    て幅及び高さが漸次拡大するV字形に形成し、前記加圧
    手段が、記録紙の幅方向において前記矯正部の両側で記
    録紙を前記ガイド板とともに加圧挾持し前記搬送方向に
    回転する一対の加圧コロを備えたことを特徴とする請求
    項1記載の記録紙の巻きぐせ除去機構。
  3. 【請求項3】 前記加圧手段が、加圧フレームと、この
    加圧フレームを付勢力によって前記加圧コロの支持軸か
    ら離間させる離間位置に保持するフレーム保持スプリン
    グと、励磁時に前記フレーム保持スプリングの付勢力に
    抗して前記加圧フレームを加圧位置に吸引する電磁石
    と、加圧フレームによって支持され前記加圧位置で加圧
    コロの支持軸を前記ガイド板方向に付勢する加圧スプリ
    ングとを備えたことを特徴とする請求項2記載の記録紙
    の巻きぐせ除去機構。
  4. 【請求項4】 記録紙搬送路において前記ガイド板の上
    流側に配置され記録紙の位置を検知する位置センサ及び
    この位置センサから出力された位置検知信号に連動して
    記録紙の非拘束端でのカール量を検知するカール量セン
    サを備えたことを特徴とする請求項1,2又は3記載の
    記録紙の巻きぐせ除去機構。
  5. 【請求項5】 前記カール量センサによって検知された
    前記カール量を予め設定された基準値と比較し、カール
    量が前記基準値以上の場合、巻きぐせ除去信号を出力す
    る巻きぐせ判定部と、前記巻きぐせ除去信号の出力に対
    応して前記電磁石を励磁させて基準値以上のカール量が
    検知された記録紙を前記加圧ロール及び前記ガイド板に
    よって加圧挾持させる電磁石制御部とを備えたことを特
    徴とする請求項4記載の記録紙の巻きぐせ除去機構。
  6. 【請求項6】 前記加圧フレームが前記加圧位置に移動
    したことを検知してコロ加圧検知信号を出力する加圧検
    知センサと、前記コロ加圧検知信号の入力時に前記加圧
    コロを回転させる駆動モータのトルクを変化させるトル
    ク設定部とを備えたことを特徴とする請求項3,4又は
    5記載の記録紙の巻きぐせ除去機構。
  7. 【請求項7】 前記トルク設定部が、前記コロ加圧検知
    信号の入力時にステッピングモータによって構成された
    前記駆動モータに供給される駆動電流を変化させること
    を特徴とする請求項6記載の記録紙の巻きぐせ除去機
    構。
  8. 【請求項8】 前記電磁石の励磁時に前記加圧検知セン
    サが前記コロ加圧検知信号の非出力状態を維持した場
    合、前記加圧コロによる記録紙に対する加圧が異常であ
    ると判断する制御部を備えたことを特徴とする請求項6
    又は7記載の記録紙の巻きぐせ除去機構。
  9. 【請求項9】 前記制御部が加圧異常を判断した場合、
    巻きぐせ除去機構が異常であることを外部に表示又は通
    知する通知部を備えたことを特徴とする請求項8記載の
    記録紙の巻きぐせ除去機構。
  10. 【請求項10】 前記通知部を、前記制御部からの加圧
    異常信号を受けて点滅状態を変化させる異常表示ランプ
    によって構成したことを特徴とする請求項9記載の記録
    紙の巻きぐせ除去機構。
  11. 【請求項11】 前記通知部を、前記制御部からの加圧
    異常信号を受けて警告音を発生する警告音出力部及びあ
    らかじめ設定された異常メッセージを画面上に表示する
    液晶表示器によって構成したことを特徴とする請求項9
    記載の記録紙の巻きぐせ除去機構。
  12. 【請求項12】 前記制御部が加圧異常を判断した場
    合、印字装置を制御しあらかじめ設定されたフォーマッ
    トで記録紙に異常メッセージを印字させることを特徴と
    する請求項8,9,10又は11記載の記録紙の巻きぐせ除
    去機構。
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Cited By (7)

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