JPH0722754A - ランドグリッドアレイ及びその製造方法 - Google Patents
ランドグリッドアレイ及びその製造方法Info
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- JPH0722754A JPH0722754A JP5188942A JP18894293A JPH0722754A JP H0722754 A JPH0722754 A JP H0722754A JP 5188942 A JP5188942 A JP 5188942A JP 18894293 A JP18894293 A JP 18894293A JP H0722754 A JPH0722754 A JP H0722754A
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- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Abstract
ッドアレイ及びその製造方法を提供すること。 【構成】 絶縁基板7の表側面に設けた電子部品搭載部
70と,電子部品搭載部70の外周に設けた樹脂絶縁層
1とよりなる。絶縁基板7には,その裏面側に設けた実
装用パッド58に電気的に接続したバイアホール75
と,その表側面に設けられバイアホール75と電気的に
接続した下部パターン56とを設ける。樹脂絶縁層1に
はパターン用孔部15を設ける。パターン用孔部15に
は,下部パターン56に電気的に接続した上部パターン
53を設けている。上部パターン53は電子部品搭載部
70の周囲に設けたボンディングパッド51に電気的に
接続されている。
Description
るランドグリッドアレイ及びその製造方法に関する。
18,図19に示すごとく,電子部品を搭載するための
電子部品搭載部90と,他のランドグリッドアレイの上
に実装するための実装用パッド59(図19)とを有す
るものがある。上記電子部品搭載部90は,図18に示
すごとく,絶縁基板9の表側面に設けられ,その周囲に
はボンディングパッド51及び配線パターン52が形成
されている。上記ボンディングパッド51は,電子部品
搭載部90に搭載された電子部品とワイヤーによりボン
ディングされる。
示すごとく,絶縁基板9の裏側面の内方部に設けられ,
各実装用パッド59からは配線パターン57が外方に延
設されている。そして,絶縁基板9の表側面及び裏側面
に設けられた上記配線パターン52,57は,絶縁基板
9の外周部に形成された貫通スルーホール95により電
気的に接続されている。
リッドアレイにおいては,絶縁基板9の外周部には貫通
スルーホール95が,絶縁基板9の内方部にはボンディ
ングパッド51や実装用パッド59が形成されている。
そのため,絶縁基板9の内方部と外周部との間は,多数
の配線パターン52,57により占められ,高面積が必
要とされる。従って,絶縁基板9には,他の回路,部品
等を高密度に実装することが困難である。
搭載部90付近の内方部に設けることが考えられる。し
かし,絶縁基板9の内方部には,多数の配線パターン5
2が密集している。そのため,貫通スルーホール95を
設けようとすると,その貫通スルーホール,及びランド
によって,多くの面積が取られてしまい,高密度配線が
阻害される。本発明はかかる従来の問題点に鑑み,高密
度実装化を図ることができるランドグリッドアレイ及び
その製造方法を提供しようとするものである。
の表側面に設けた電子部品搭載部と,該電子部品搭載部
の外周に設けた樹脂絶縁層とよりなると共に,上記絶縁
基板には,その裏面側に設けた実装用パッドに電気的に
接続したバイアホールと,その表側面に設けられ上記バ
イアホールと電気的に接続した下部パターンとを設け,
また,上記樹脂絶縁層にはパターン用孔部を設け,かつ
該パターン用孔部には上記下部パターンに電気的に接続
した上部パターンを設けてなり,かつ上記上部パターン
は電子部品搭載部の周囲に設けたボンディングパッドに
電気的に接続されていることを特徴とするランドグリッ
ドアレイにある。
縁基板の表側面にパターン用孔部を穿設した樹脂絶縁層
を設けたこと,該樹脂絶縁層の表側面には上記パターン
用孔部の内部も含めて上部パターンを形成したこと,及
び絶縁基板の表側面には上記パターン用孔部の内部に形
成された上部パターンと接続する下部パターンを形成し
たことである。
及びパターン用孔部の内部に形成されている上部パター
ンは,パターン用孔部の下端において,絶縁基板に設け
られた下部パターンと接続している。上記パターン用孔
部は,樹脂絶縁層の内方部又は外周部の任意な位置に形
成される。上記下部パターンは,絶縁基板の表側面及び
バイアホールの内部に形成されている。また,下部パタ
ーンは,絶縁基板に穿設されたバイアホールを介して,
実装用パッドと電気的に接続している。また,下部パタ
ーンは,絶縁基板の裏側面にも形成することができる。
上が好ましい。50μm未満の場合では,樹脂絶縁層に
パターン用孔部を貫通させて形成することが困難であ
る。上記バイアホールの口径は,200〜400μmが
好ましい。
ては,絶縁基板にバイアホールを穿設する孔明け工程
と,上記バイアホールも含めて絶縁基板の表面全体に金
属メッキ膜を形成した後,絶縁基板の表側面に下部パタ
ーンを形成する下部パターン形成工程と,上記絶縁基板
の表側面に感光性樹脂を塗布して該感光性樹脂を上記バ
イアホール内に埋め込むと共に絶縁基板の表側面に感光
性樹脂の上層を形成する塗布工程と,上記感光性樹脂に
光照射を行って,パターン用孔部を有する樹脂絶縁層を
形成するパターン用孔部形成工程と,上記パターン用孔
部の内部及び樹脂絶縁層の表側面に,上記下部パターン
に連結する上部パターン及びボンディングパッドを形成
する上面パターン形成工程とよりなることを特徴とする
ランドグリッドアレイの製造方法がある。
に塗布する感光性樹脂は,パターン用孔部の内部にも充
填される。上記感光性樹脂としては,エポキシアクリル
系樹脂等を用いる。
パターン用孔部の所定の箇所をマスクして,他のパター
ン用孔部の表側面に光照射し,その後現像,エッチング
を行う。これにより,感光性樹脂の光照射した部分が硬
化して樹脂絶縁層となる。そして,マスクした部分の感
光性樹脂は,エッチングにより絶縁基板の表側面から除
去され,パターン用孔部が形成される。
ては,絶縁基板にはバイアホールを,樹脂絶縁層にはパ
ターン用孔部を別々に形成しておき,上記バイアホール
及びパターン用孔部を上部パターンと下部パターンとに
より電気的に接続している。そのため,パターン用孔部
は,バイアホールの形成位置に拘束されることなく,樹
脂絶縁層の任意の箇所に形成することができる。また,
逆に,バイアホールは,パターン用孔部の形成位置に拘
束されず,絶縁基板の任意の箇所にも形成することがで
きる。従って,基板面積を拡大せずに,パターン用孔部
及びバイアホールを設けることができる。
外周部にかけて,配線パターンを延設することなく,ラ
ンドグリッドアレイの上面から下面までの電気的導通を
図ることができる。そのため,ランドグリッドアレイの
高密度実装化を図ることができる。また,上記製造方法
によれば,上記のごとき優れたランドグリッドアレイを
製造することができる。本発明によれば,高密度実装化
を図ることができるランドグリッドアレイ及びその製造
方法を提供することができる。
図11を用いて説明する。上記ランドグリッドアレイ
は,図1〜図3に示すごとく,絶縁基板7の表側面に設
けた電子部品搭載部70と,該電子部品搭載部70の外
周に設けた樹脂絶縁層1とよりなる。
成されている。絶縁基板7の表側面及びバイアホール7
5の内部には,下部パターン56が形成されている。ま
た,絶縁基板7の裏側面には,上記下部パターン56と
導通した実装用パッド58が形成されている。上記下部
パターン56は,上記上部パターン53とパターン用孔
部15の下端において,上部パターン53と接続してい
る。
5と上部パターン53とを有する。上記上部パターン5
3は,樹脂絶縁層1の表側面及びパターン用孔部15の
内部に形成されている。上記上部パターン53は,電子
部品搭載部70の周囲に設けたボンディングパッド51
に電気的に接続されている。電子部品搭載部70には,
電子部品3が搭載されている。該電子部品3は,ワイヤ
ー30により,ボンディングパッド51と電気的に接続
している。
の内方部又は外周部の任意な位置に形成される。上記パ
ターン用孔部15の口径は,50〜300μmである。
上記バイアホール75の口径は,200〜400μmで
ある。
法について,図4〜図11を用いて説明する。まず,孔
明け工程において,図4に示すごとく,絶縁基板7にバ
イアホール75を穿設する。次いで,下部パターン形成
工程において,図5に示すごとく,上記バイアホール7
5も含めて絶縁基板7の表面全体に金属メッキ膜5を形
成する。該金属メッキ5としては,銅メッキを用いる。
次いで,図6に示すごとく,下部パターン56を形成す
る。
表側面に感光性樹脂を塗布して,該感光性樹脂を上記バ
イアホール内に埋め込むと共に絶縁基板の表側面に感光
性樹脂の上層を形成する。上記感光性樹脂としては,エ
ポキシアクリル系樹脂等を用いる。
て,感光性樹脂の表側面におけるパターン用孔部及び電
子部品搭載部の部分をマスクして,他の部分の表側面に
光照射し,その後現像,エッチングを行う。これによ
り,図7に示すごとく,感光性樹脂の光照射した部分が
硬化して樹脂絶縁層1となる。そして,マスクした部分
の感光性樹脂は,エッチングにより絶縁基板7の表側面
から除去され,パターン用孔部15が形成される。
8に示すごとく,上記パターン用孔部15の内部及び樹
脂絶縁層1の表側面に,上部パターン53及びボンディ
ングパッド51を形成する。次に,図9に示すごとく,
絶縁基板7の裏側面における,実装用パッドの形成部分
以外の金属メッキを除去する。次いで,図10に示すご
とく,絶縁基板7の裏側面全体に金メッキ膜8を施し,
その後,図11に示すごとく,実装用パッド形成部分以
外の金メッキ膜8を除去して,実装用パッド58を形成
する。これにより,ランドグリッドアレイが得られる。
本例においては,絶縁基板7にはバイアホール75を,
樹脂絶縁層1にはパターン用孔部15を形成しておき,
上記バイアホール75及びパターン用孔部15を上部パ
ターン53と下部パターン56とにより電気的に接続し
ている。
ホール75の形成位置に拘束されることなく,樹脂絶縁
層1の至る箇所に形成することができる。また,逆に,
バイアホール75は,パターン用孔部15の形成位置に
拘束されず,絶縁基板7の至る箇所にも形成することが
できる。
用孔部15及びバイアホール75を設けることができ
る。また,従来のように,絶縁基板7の内方部から外周
部にかけて配線パターンを延設することなく,ランドグ
リッドアレイの上面から下面までの電気的導通を図るこ
とができる。そのため,ランドグリッドアレイの高密度
実装化を図ることができる。
3に示すごとく,絶縁基板7の裏側面にも下部パターン
56が形成されている。該下部パターン56は,実装用
パッド58と接続している。また,電子部品搭載部70
は,図12に示すごとく,樹脂絶縁層1の上面に設けて
ある。前記実施例1における電子部品搭載部70は樹脂
絶縁層1を凹状に形成して設けてある(図1)。その他
は,実施例1のランドグリッドアレイの構造と同様であ
る。
方法について,図14〜図17を用いて説明する。ま
ず,孔明け工程において,図14に示すごとく,絶縁基
板7にバイアホール75を穿設する。次に,下部パター
ン形成工程において,図15に示すごとく,バイアホー
ル75も含めて絶縁基板7の表面全体に金属メッキ5を
形成した後,図16に示すごとく,下部パターン56を
形成する。
面に感光性樹脂を形成するとともに,バイアホール75
の内部にも感光性樹脂を充填する。次いで,図17に示
すごとく,パターン用孔部形成工程において,上記感光
性樹脂の所望の箇所に光照射して,パターン用孔部15
を有する樹脂絶縁層1を得る。
ターン用孔部15の内部及び樹脂絶縁層1の表側面に上
部パターン53を形成する。また,樹脂絶縁層1の表側
面に,電子部品搭載部13及びボンディングパッド51
を形成する。これにより,ランドグリッドアレイが得ら
れる。その他は,実施例1と同様である。
1のようにバイアホール75の周囲(図3)ではなく,
これより離れた位置に下部パターン56を介して設けた
(図13)ものである。このように,実装用パッド58
の位置はバイアホール75の周囲であっても,離れた位
置でも良く,また両者を任意に組み合わせて実装用パッ
ドの位置を設計することができる。本例においても,実
施例1と同様の効果が得られる。
示す製造工程説明図。
図。
を示す製造工程説明図。
らみた斜視図。
らみた斜視図。
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁基板と,該絶縁基板の表側面に設け
た電子部品搭載部と,該電子部品搭載部の外周に設けた
樹脂絶縁層とよりなると共に, 上記絶縁基板には,その裏面側に設けた実装用パッドに
電気的に接続したバイアホールと,その表側面に設けら
れ上記バイアホールと電気的に接続した下部パターンと
を設け, また,上記樹脂絶縁層にはパターン用孔部を設け,かつ
該パターン用孔部には上記下部パターンに電気的に接続
した上部パターンを設けてなり,かつ上記上部パターン
は電子部品搭載部の周囲に設けたボンディングパッドに
電気的に接続されていることを特徴とするランドグリッ
ドアレイ。 - 【請求項2】 絶縁基板にバイアホールを穿設する孔明
け工程と, 上記バイアホールも含めて絶縁基板の表面全体に金属メ
ッキ膜を形成した後,絶縁基板の表側面に下部パターン
を形成する下部パターン形成工程と, 上記絶縁基板の表側面に感光性樹脂を塗布して該感光性
樹脂を上記バイアホール内に埋め込むと共に絶縁基板の
表側面に感光性樹脂の上層を形成する塗布工程と, 上記感光性樹脂に光照射を行って,パターン用孔部を有
する樹脂絶縁層を形成するパターン用孔部形成工程と, 上記パターン用孔部の内部及び樹脂絶縁層の表側面に,
上記下部パターンに連結する上部パターン及びボンディ
ングパッドを形成する上面パターン形成工程とよりなる
ことを特徴とするランドグリッドアレイの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18894293A JP3223653B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | ランドグリッドアレイ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18894293A JP3223653B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | ランドグリッドアレイ及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0722754A true JPH0722754A (ja) | 1995-01-24 |
JP3223653B2 JP3223653B2 (ja) | 2001-10-29 |
Family
ID=16232611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18894293A Expired - Lifetime JP3223653B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | ランドグリッドアレイ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3223653B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01236656A (ja) * | 1988-03-16 | 1989-09-21 | Rohm Co Ltd | 半導体装置 |
JPH08264956A (ja) * | 1995-03-23 | 1996-10-11 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 電気的接続構造 |
US6427325B1 (en) | 1998-09-01 | 2002-08-06 | International Business Machines Corporation | Flowable compositions and use in filling vias and plated through-holes |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18894293A patent/JP3223653B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01236656A (ja) * | 1988-03-16 | 1989-09-21 | Rohm Co Ltd | 半導体装置 |
JPH08264956A (ja) * | 1995-03-23 | 1996-10-11 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 電気的接続構造 |
US6427325B1 (en) | 1998-09-01 | 2002-08-06 | International Business Machines Corporation | Flowable compositions and use in filling vias and plated through-holes |
US6794040B2 (en) | 1998-09-01 | 2004-09-21 | International Business Machines Corporation | Flowable compositions and use in filling vias and plated through-holes |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3223653B2 (ja) | 2001-10-29 |
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