JPH07227393A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH07227393A
JPH07227393A JP4331994A JP4331994A JPH07227393A JP H07227393 A JPH07227393 A JP H07227393A JP 4331994 A JP4331994 A JP 4331994A JP 4331994 A JP4331994 A JP 4331994A JP H07227393 A JPH07227393 A JP H07227393A
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shaft member
diagnostic apparatus
ultrasonic
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Toshikazu Tanaka
俊積 田中
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    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61B8/44Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 バルーンを軸部材に装着する際に、容袋部に
空気が抜ける部位をなくすことにより装着を容易にし、
かつ超音波トランスデューサを配設位置の前後で固定す
ることによりバルーンの形状保持機能を十分に発揮でき
るようにする。 【構成】 バルーン20は可撓性薄膜部材からなる容袋
部20aを有し、この開口側に弾性リングからなる係止
部20bが連設される。容袋部20aの先端部分には、
止着部を構成する弾性突部20cが内方に向けて突出す
る状態に連設される。この超音波診断装置挿入部の先端
硬質部21には、側面部に超音波トランスデューサ22
が装着され、かつトランスデューサ22を装着した部位
より基端側の位置に、バルーン20の係止部20bが嵌
着される外周面に円周状の凹溝23が設けられており、
先端面には取付用凹部24が形設されて、この取付用凹
部24に弾性突部20cを係合、止着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、体内への挿入部等の軸
部材に超音波トランスデューサを装着し、この軸部材に
バルーンを装着してなる超音波診断装置に関するもので
あり、特に容易に装着でき、かつ装着状態では保形性が
良好なバルーンを装着した超音波診断装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置は大別して、患者の体表
皮から超音波パルスを送信するタイプのものと、体内に
挿入して患部近傍の体内壁から超音波パルスを送信する
タイプのものとがある。図10に後者の代表的なものの
構成を示す。図中において、1は本体操作部、2は体腔
内への挿入部をそれぞれ示し、挿入部2は、軸部材から
なり、その本体操作部1への連設側から大半の長さにわ
たる部位は挿入経路に沿って柔軟に曲がるように構成し
た軟性部3であり、この軟性部3の先端側にアングル部
4が、またアングル部4の先端部分には先端硬質部5が
連設されている。超音波トランスデューサ6は、この先
端硬質部5に装着されており、アングル部4は、この先
端硬質部5を所望の方向に向けるためのものである。ま
た、先端硬質部5には、その先端面または側面に照明窓
及び観察窓からなる内視鏡観察機構を備えた超音波内視
鏡として構成したものもある。
【0003】超音波トランスデューサ6による診断方式
として、例えばBモード診断法による場合には所定の範
囲を走査するが、この走査方式としては、メカニカル走
査方式と電子走査方式とがあり、また走査方向として
は、リニア方向の走査やラジアル方向の走査、さらには
セクタ走査等がある。
【0004】以上、いずれの方式で走査するかを問わ
ず、超音波トランスデューサと体腔内壁との間に空気が
介在していると、送受信される超音波信号が著しく減衰
する。そこで、超音波トランスデューサと体内壁との間
に超音波の減衰を抑制するための超音波伝達媒体を介在
させるようにするが、このためにバルーンが用いられ
る。特に、体内壁における粘膜直下の位置の超音波情報
を取得しようとする場合には、超音波トランスデューサ
を体内壁から所定の間隔だけ離間させるが、その間に超
音波伝達媒体を介在させる、所謂スタンドオフ機能を持
たせるためにもバルーンが用いられる。バルーンは、音
響特性に優れた可撓性薄膜部材からなり、超音波トラン
スデューサを覆うように装着されて、内部に脱気水等の
超音波伝達媒体を封入するように構成したものである。
【0005】ここで、バルーンとしては、従来2つのタ
イプのものが用いられている。まず、図11に示したバ
ルーン10は、可撓性薄膜部材を袋状に形成した容袋部
10aに、その開口部に弾性リングからなる係止部10
bを連設してなるものである。このバルーン10は、挿
入部2の先端硬質部5において、超音波トランスデュー
サ6を装着した部位の基端側に円周状の凹溝5aを形成
して、バルーン10の係止部10bをこの凹溝5aに嵌
め込むようにして装着される。ここで、係止部10bは
バルーン10が先端硬質部5から逸脱するのを防止する
ためのものであって、このために係止部10bは自由状
態では凹溝5aより小径となっており、この係止部10
bを押し広げるようにして凹溝5aに嵌め込むことによ
り、当該の部位に止着されるようになる。
【0006】また、図12に示したバルーン11は、可
撓性薄膜部材を筒状に形成してなる筒状部11aの両端
部に弾性リングからなる第1,第2の係止部11b,1
1cを連設するように構成したものである。そして、先
端硬質部5の外周面における超音波トランスデューサ6
の配設部を挟んだ前後の部位には、バルーン11の第
1,第2の係止部11b,11cの自由状態での内径よ
り大きな第1,第2の凹溝5a,5bが円周状に形成さ
れており、バルーン11の第1,第2の係止部11b,
11cは、これら第1,第2の凹溝5a,5bに押し広
げた状態にして嵌め込むことによって、このバルーン1
1の両端が超音波トランスデューサ6の前後の部位に止
着されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した2
つのタイプのバルーンには、それぞれ利点がある反面、
欠点もある。まず、容袋部10aを有する図11のバル
ーン10は、図13に示したバルーン装着用治具12を
用いることによって、容易に先端硬質部5の所定の位置
に装着することができる。
【0008】即ち、このバルーン装着用治具12は筒状
本体13を有し、この筒状本体13の内径は挿入部2に
おける先端硬質部5の外径寸法より大きくなっている。
筒状本体13内にはピストン14が摺動可能に挿嵌され
ており、このピストン14にはロッド15が連設され
て、このロッド15の端部には操作部16が設けられて
いる。筒状本体13の先端部分、即ちロッド15の延出
方向とは反対側の端部は薄肉化されて、その外面側にバ
ルーン10の係止部10bが嵌合される嵌合部17とな
っている。
【0009】以上の構成を有するバルーン装着用治具1
2を用いてバルーン10を先端硬質部5に装着するに当
っては、まずバルーン10の係止部10bを嵌合部17
に嵌合させ、これと共にピストン15をこの嵌合部17
側に近接する位置にまで進入させる。これによって、筒
状本体13はピストン14とバルーン10の容袋部10
aとによって密閉空間が形成される。そこで、操作部1
6を把持して、ロッド15を筒状本体13から引き出す
ように操作すると、ピストン14は筒状本体13の内面
に沿って摺動して、容袋部10aは筒状本体13の内面
に密着する状態にしてこの筒状本体13内に引き込まれ
るようになる。先端硬質部5を、それに設けた凹溝5a
が筒状本体13の先端部近傍位置になるまで押し込ん
で、バルーン10の係止部10bを筒状本体13の嵌合
部17から離脱させれば、この係止部10bを容易に凹
溝5aに嵌合させることができる。
【0010】これに対して、もう一方のタイプのバルー
ン11にあっては、両端が開口した筒状に形成されてい
ることから、前述した治具を用いて先端硬質部5に装着
することはできない。従って、図14に示したように、
まずバルーン11の第1の係止部11bを手指で押し広
げて、先端硬質部5に被せて、しごくようにして凹溝5
aの位置まで移行させて、この凹溝5aに嵌合させ、次
いで第2の係止部11cを同様の手法で凹溝5bに嵌合
させるようにして組み付けなければならない。ここで、
係止部11b,11cは、先端硬質部5から逸脱するこ
となく安定的に固定するには、凹溝5a,5bとの間に
かなりの径差を持たせる必要があり、このために手作業
によるバルーン11の装着は極めて困難であり、またそ
の作業効率が悪いという問題点がある。
【0011】次に、筒状部11aの両端に係止部11
b,11cを設けていることから、バルーン11は、図
12に示されているように、超音波トランスデューサ6
を収容する円環状の超音波伝達媒体の封入室が形成され
るようになり、その保形性、即ち先端硬質部5の周胴部
の全周にわたってほぼ均一な形状となる。これに対し
て、図11のバルーン10にあっては、超音波トランス
デューサ6より基端側は係止されているが、先端側は何
等の規制がなく、従ってこの方向に自由に膨出できるよ
うになっている。バルーン10内には、挿入部2が体内
に挿入された後に超音波伝達媒体が封入されるものであ
り、この超音波伝達媒体の供給を容易にするために、通
常、粘度の低い超音波伝達媒体が用いられることから、
外力や重力等の作用により任意の方向に先端側に膨出変
形することになり、例えばラジアル走査を行う場合等に
おいて、超音波トランスデューサ6から診断すべき部位
までの間隔が超音波トランスデューサ6の回転角位置に
より異なってくるという問題点がある。また、このバル
ーン10によりスタンドオフ層の間隔を制御するのは、
実質的に不可能に近い状態となる。
【0012】要するに、容袋状のバルーンは、先端硬質
部5への装着が容易であるという利点があるのに対し
て、超音波診断時において、バルーンの形状を安定させ
ることができないという問題点がある。これに対して、
筒状のバルーンは先端硬質部5への装着が困難であると
いう欠点があるものの、形状の安定性が得られるという
特徴がある。
【0013】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
で、バルーンの装着が容易で、しかも装着した状態では
形状保持機能を十分に発揮できるようにすることを、そ
の目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、超音波トランスデューサを設けた軸
部材には、この超音波トランスデューサの配設位置より
先端側の位置に取付部を設けると共に、この軸部材に被
装されるバルーンは、弾性リング状の係止部に可撓性薄
膜からなる容袋部を連設してなるものであって、このバ
ルーンの容袋部には、取付部に着脱可能に止着される止
着部を設ける構成としたことをその特徴とするものであ
る。
【0015】
【作用】バルーンを軸部材に被装させるために、図13
に示したバルーン装着用治具を用いるには、容袋部を備
えていなければならない。そこで、バルーンを係止部に
容袋部を連設する形状のものとしている。また、バルー
ンの軸部材への係止部が超音波トランスデューサの基端
側の1箇所であると、保形性が悪くなるが、超音波トラ
ンスデューサを挟んだ両側の位置で係止すると、内部に
超音波伝達媒体を封入しても、その保形性が改善され
る。そこで、バルーンの容袋部に止着部を設けて、この
止着部を軸部材の超音波トランスデューサを配設した部
位の先端側に設けた取付部に止着することにより、バル
ーンの保形性を良好ならしめる。勿論、止着部を設けて
も、容袋部は空気が抜ける部位がないことから、バルー
ン装着用治具を用いて軸部材に装着する際に、容袋部と
ピストンとの間に密閉空間が形成され、この容袋部を筒
状部材の内面に密着させることができる。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。まず、図1及び図2に本発明の第1の実施
例を示す。図1はバルーンの断面図であって、図2はこ
のバルーンを装着した超音波診断装置の軸部材としての
挿入部の先端硬質部の断面図である。
【0017】バルーン20は、可撓性薄膜部材からなる
容袋部20aを有し、この容袋部20aの開口側の部位
には弾性リングからなる係止部20bが連設されてお
り、少なくとも容袋部20aの部位は音響特性の良好な
部材で形成されている。そして、容袋部20aの先端部
分には、止着部を構成する弾性突部20cが内方に向け
て突出する状態に連設されている。この弾性突部20c
は略球形のものであって、その中間部分が最も膨出して
おり、この膨出部分から容袋部20aへの連設側はくび
れた状態となっている。
【0018】バルーン20が装着される超音波診断装置
の挿入部における先端硬質部21には、その側面部に電
子走査を行う超音波トランスデューサ22が装着されて
いる。この超音波トランスデューサ22は多数の超音波
振動子を先端硬質部21の軸線方向に並べるように設け
たものであって、これら超音波振動子を順次駆動するこ
とによって、電子リニア走査または電子コンベックス走
査を行えるようになっている。
【0019】先端硬質部21には、その超音波トランス
デューサ22を装着した部位より基端側の位置の外周面
に円周状の凹溝23が設けられており、バルーン20の
係止部20bは、この凹溝23に嵌着されるようになっ
ている。而して、係止部20bは、その自由状態では、
その内径が凹溝23の溝底の直径より小さくなってお
り、従って係止部20bは凹溝23内に嵌着した時に、
張力が生じた状態に保持され、これによってバルーン2
0が先端硬質部21から脱落しないようになっている。
また、先端硬質部21の先端面には、取付用凹部24が
形設されている。この取付用凹部24は、先端面におけ
る開口部分の口径が、バルーン20に設けた弾性突部2
0cの容袋部20aへの連設側のくびれ部分とほぼ同じ
大きさとなっており、また奥部は弾性突部20cの最突
出部とほぼ同じかまたはそれより大きな空洞部となって
いる。さらに、先端硬質部21における凹溝23の形成
部と超音波トランスデューサ22の装着部との間には、
脱気水等からなる超音波伝達媒体を供給するための流体
供給路25が開口している。
【0020】本実施例は以上のように構成されるもので
あって、この超音波診断装置は体腔内に挿入されて、超
音波診断を行うようになされている。而して、超音波診
断を行うに当っては、予めバルーン20を装着する。こ
のバルーン20は弾性リングからなる係止部20bを設
けた部位のみが開口し、それ以外は弾性突部20cが形
成されているものの、全体が袋状の容袋部20aとなっ
て、空気が抜ける部位がないことから、従来技術におけ
るバルーン10の装着用として用いられる図13のバル
ーン装着用治具12をそのまま使用して、バルーン10
を装着するのと同じ方法で先端硬質部21に被装させ
て、係止部20bをこの先端硬質部21の凹溝23に係
合させることができる。これによって、バルーン20の
先端硬質部21への被装は極めて容易に行える。
【0021】以上のようにしてバルーン20が先端硬質
部21に被装された後に、このバルーン20に設けた止
着部としての弾性突部20cを先端硬質部21の先端面
に設けた取付用凹部24内に嵌入させる。この作業は、
例えば手指で弾性突部20cを取付用凹部24に押し込
むことにより容易に行える。ここで、取付用凹部24の
開口径は弾性突部20cの膨出部分より小さいものであ
るから、この弾性突部20cを嵌入させる際には、この
弾性突部20cが弾性変形し、取付用凹部24内に入り
込むと復元することから、弾性突部20cはこの取付用
凹部24に確実に固定されることになって、バルーン2
0は先端硬質部21から突出する方向への膨出が規制さ
れることになる。
【0022】このようにして先端硬質部21にバルーン
20が装着されて、体腔内に挿入される。超音波診断を
行うべき部位に先端硬質部21が位置すると、流体供給
路25を介して超音波伝達媒体を供給することによっ
て、バルーン20を膨出させる。そして、バルーン20
を体腔内壁に当接させた状態で、超音波トランスデュー
サ22を作動させて、超音波パルスを体内に向けて送信
すると、体内組織の断層部分で、この超音波が反射し、
反射エコーが超音波トランスデューサ22に受信される
から、この受信信号を取り出して所定の信号処理を行う
ことによって、体内における走査部位の超音波画像が得
られる。
【0023】而して、超音波パルスを送信する際に、送
信経路に空気が介在していると、超音波信号の減衰が著
しくなる。バルーン20の可撓性薄膜からなる容袋部2
0aの内部に流体が封入されているから、ある程度の力
で体腔内壁に押し付けると、その全面が密着することに
なって、超音波パルスの送信経路に空気が介在するのを
防止できる。また、体内壁の表層部分の超音波情報を取
得しようとすると、超音波トランスデューサ22を体内
壁から所定の間隔だけ離間させて、所謂この間にスタン
ドオフを持たせなければならない。バルーン20はこの
スタンドオフ機能をも発揮する。
【0024】ここで、内部には超音波伝達媒体が封入さ
れているが、この超音波伝達媒体は流動性があることか
ら、重力等の影響で任意の方向に移動しようとする。こ
のために、超音波パルスの送信経路から空気を排除する
機能のみを発揮させれば良い場合には、バルーン20の
内部に大量の超音波伝達媒体を封入しておけば、この機
能はある程度は発揮させることができる。しかしなが
ら、超音波伝達媒体が自由に移動できるようになってい
ると、超音波トランスデューサ22から体内壁までに距
離を持たせるスタンドオフ機能を正確に発揮させること
は困難となる。超音波伝達媒体の移動を規制しなけれ
ば、正確にスタンドオフ機能を発揮させることができな
い。
【0025】バルーン20は、超音波トランスデューサ
22の基端側では、係止部20bが凹溝23に係合し、
また超音波トランスデューサ22より先端側では、弾性
突部20cが取付用凹部24に係合しているから、バル
ーン20が膨出する方向は、先端硬質部21の周胴部か
ら離間する方向、即ちスタンドオフの方向であって、こ
の先端硬質部21から前方に突出する方向、即ちスタン
ドオフとは無関係な方向には膨出できないようになって
いる。従って、超音波伝達媒体の封入によるバルーン2
0の保形性が良好となり、超音波伝達媒体の封入量に基
づいてスタンドオフ量の制御が可能となる。
【0026】次に、図3及び図4に本発明の第2の実施
例を示す。この実施例においては、超音波診断装置の挿
入部における先端硬質部30には、メカニカルラジアル
走査を行う超音波トランスデューサ31が設けられてい
る。即ち、先端硬質部30は音響特性に優れた樹脂材か
らなり、その内部が中空になったキャップ状に形成され
ている。超音波トランスデューサ31は、遠隔操作によ
って回転駆動するための回転伝達部材32の先端に装着
した回転体33に装着されている。従って、回転体33
を回転させながら、超音波トランスデューサ31により
図4に矢印で示した方向に超音波信号の送受信を行うこ
とができるようになっている。
【0027】この先端硬質部30に装着されるバルーン
34は、容袋部34aの先端における開口側の部位に弾
性リングからなる係止部34bが設けられ、また奥側の
部位には、止着部を構成する弾性リング34cが連設さ
れており、この弾性リング34cの内部は、容袋部34
aと同じ構造の脆弱部34dとなっている。そして、こ
のバルーン34を先端硬質部30に装着した状態で、超
音波トランスデューサ31の配設位置の前後の部位にお
いて固定するために、まずその基端側には円周状の凹溝
35が形設されている。一方、先端硬質部30の先端面
には、取付部として、ねじ孔36が設けられており、こ
のねじ孔36には取付用ねじ37が螺挿されるようにな
っている。取付用ねじ37の頭部37aの軸部37bへ
の連設側の面は平坦面となっており、その外径はバルー
ン34の弾性リング34cの直径より大きくなってい
る。なお、図中38はバルーン34内に超音波伝達媒体
を供給するための流体供給路である。
【0028】以上のように構成されるバルーン34も、
弾性リング34cが設けられているものの、開口してい
るのは、係止部34bを設けた部位だけであるから、や
はりバルーン10を装着する際に用いられるバルーン装
着用治具12を用いて先端硬質部30に被装でき、そし
て係止部34bをこの先端硬質部30の凹溝35に嵌着
できる。この状態では、バルーン34の弾性リング34
cは、先端硬質部30の先端面に、ねじ孔36を囲繞す
るようにして当接した状態となる。そこで、このバルー
ン34の上から、取付用ねじ37をねじ孔36に螺挿す
る。弾性リング34cの内部は脆弱部34dとなってい
るので、取付用ねじ37はこの脆弱部34dを容易に突
き破ってねじ孔36に螺挿できる。しかも、脆弱部34
dの外側には、この脆弱部34dと比較して著しく肉厚
の大きな弾性リング34cが設けられているから、この
脆弱部34dのみが破損することになり、弾性リング3
4cを越えて容袋部34aの部位に破損領域が広がるお
それはない。しかも、取付用ねじ37の頭部37aは弾
性リング34cの直径より大きな外径を有するものであ
るから、この取付用ねじ37を締め付けると、弾性リン
グ34cが弾性変形することになって、バルーン34内
に超音波伝達媒体を封入した時に、破損した脆弱部34
dの部位から超音波伝達媒体が外部に漏出することはな
い。
【0029】このように構成することによっても、バル
ーン34は超音波トランスデューサを挟んだ前後の部位
で固定されるので、超音波伝達媒体を封入した時におけ
る保形性が良好となり、先端硬質部30の周胴部全周に
ほぼ均一な厚みのスタンドオフ層を形成することができ
る。
【0030】このバルーン34を図2に示したタイプの
超音波診断装置に装着する場合には、図5に示したよう
に、その先端硬質部40の先端面に凹部41を形成し、
かつこの凹部41に連なるねじ孔42を形成しておく。
そして、バルーン34を装着して、取付用ねじ37をね
じ孔42に螺挿すると、この取付用ねじ37の頭部37
aは凹部41内に埋入することになるから、先端硬質部
40の先端面は突起のない状態とすることができる。な
お、この場合には、バルーン34の容袋部34aは凹部
41の周縁部で曲げられることから、この周縁部に丸み
を持たせて、破損しないようにするのが好ましい。
【0031】さらに、図6及び図7は、本発明の第3の
実施例を示すものであって、この実施例においては、バ
ルーン50は、容袋部50aの先端における開口側の部
位に弾性リングからなる係止部50bが設けられている
点はバルーン34と同じであるが、容袋部50aの奥側
の部位には、止着部を構成する厚肉の弾性部材50cが
形成されている。この弾性部材50cは、先端硬質部5
1の外径とほぼ同じ大きさのものであって、その中央部
分は薄肉化された脆弱部50dとなっている。このバル
ーン50が装着される先端硬質部51には、前述した各
実施例と同様、係止部50bが嵌着される凹溝52が設
けられると共に、先端面にはねじ孔53が形成されてい
る。そして、このねじ孔53には、頭部54aの外径が
先端硬質部51の外径とほぼ同じか、またはそれより僅
かに小さい寸法となった取付用ねじ54を用いて固定さ
れる。即ち、バルーン50をバルーン装着用治具12を
用いて先端硬質部51に被装させた後に、このバルーン
50の脆弱部50dをねじ孔53に合わせた位置に配置
して、取付用ねじ54の軸部54bで脆弱部50dを突
き破るようにしてねじ孔53に螺挿する。
【0032】以上のように構成することによって、バル
ーン50は先端硬質部51の先端方向には全く膨出でき
ないようになり、従ってその保形性がさらに良好となる
と共に、取付用ねじ54の頭部54aにより広い面積を
持った弾性部材50c全体を押圧するので、バルーン5
0内の気密保持はさらに良好となる。
【0033】さらに、図8は、本発明の第4の実施例を
示すものであって、本実施例においては、先端硬質部6
0には、超音波トランスデューサの配設位置より基端側
の部位に円周状の凹溝61が形成されている点について
は、前述した各実施例と同様である。一方、この先端硬
質部60に装着されるバルーン62は、容袋部62aの
先端における開口側の部位に弾性リングからなる係止部
62bが形成されて、この係止部62bが凹溝61に嵌
入されるようになされている点も同様である。然るに、
先端硬質部60の先端面部60aには、それと一体的
に、または先端硬質部60とは別部材で、この先端硬質
部60の先端面にねじ込み等の手段で連結される取付駒
63が設けられており、この取付駒63の先端面部60
aと対面する側に、取付部として機能する円環状の第2
の凹溝64が形成されている。そして、この第2の凹溝
64は、開口側から溝底に向かうに応じて先端面部60
aから離間する方向に傾斜している。この取付部を構成
する第2の凹溝64に着脱可能に止着されるバルーン6
2側の止着部としては、容袋部62aの先端側近傍の部
位に設けられ、内径が取付駒63の外径より小さい内径
寸法を有する弾性リングからなる第2の係止部62cで
形成される。ここで、この第2の係止部62cにより囲
まれる部位も容袋部62aとなっている。
【0034】このような構成を採用することによって
も、バルーン62は係止部62aを形成した部位だけが
開口しているから、バルーン装着用治具12を用いて先
端硬質部60に被装させて、弾性リングからなる係止部
62bを凹溝61に嵌入させることができる。一方、バ
ルーン装着用治具12によっては、止着部を構成する第
2の係止部62cを取付駒63の第2の凹溝64に装着
させることができないが、この第2の係止部62cは取
付駒63に乗り上げさせて、その厚み分だけ移動させれ
ば、第2の凹溝64に止着されることになるから、それ
を手作業で行ったとしても、格別困難なことではない。
また、第2の凹溝64は傾斜しているので、バルーン6
2内に超音波伝達媒体を封入した時に、容袋部62aの
膨出により第2の係止部62cに引っ張り力が作用した
としても、容易には第2の凹溝64から逸脱することが
ない。このために、自由状態における第2の係止部62
cの内径と取付駒63の外径との径差をあまり大きくす
る必要がなくなるので、この第2の係止部62cの第2
の凹溝64への装着はより容易に行える。
【0035】また、図9は本発明の第5の実施例を示す
ものであって、先端硬質部70に超音波トランスデュー
サの配設位置より基端側に円周状の凹溝71が形成さ
れ、また先端硬質部70に装着されるバルーン72は、
容袋部72aの先端における開口側の部位に係止部72
bが形成されて、この係止部72bが凹溝71に嵌入さ
れており、この点については、前述した各実施例と同様
である。先端硬質部70に設けられる取付部としては、
先端硬質部70の先端側の外周縁部に円環状に形成した
第2の凹溝73からなり、またバルーン72側の止着部
としては、この第2の凹溝73に嵌着される弾性リング
からなる第2の係止部72cで構成されている。なお、
この第2の係止部72cの内部側も容袋部72aが及ん
でいる。ここで、先端硬質部70に形成される凹溝71
及び第2の凹溝73は、この先端硬質部70の軸線と直
交する方向ではなく、基端側の凹溝71は溝底部に向か
うに従って先端側に傾斜し、また先端側の凹溝73は、
これとは反対に、溝底部に向かうに従って基端側に傾斜
するようになっている。
【0036】このように構成することによっても、第4
の実施例で説明したと同様の手法でバルーン72を先端
硬質部70に装着できるようになる。しかも、このバル
ーン72の場合には、第2の係止部72cの内径が、先
端硬質部70の先端部分の最も外径の大きな部分より小
さくなっているが、この第2の係止部72cが最も外径
の大きな部分を越せば、そのまま第2の凹溝73に装着
されることになることから、さらに装着が容易になる。
しかも、バルーン72は第1,第2の係止部72b,7
2cで折り返された状態となるから、このバルーン72
の容袋部72aを膨出させても、これら第1,第2の係
止部72b,72cがそれぞれ凹溝71,第2の凹溝7
3から逸脱する方向に力が作用せず、極めて安定した状
態に保持されるので、第1,第2の係止部72b,72
cによる凹溝71,第2の凹溝73への締め付け力が比
較的弱くしても、それらから逸脱することがない。従っ
て、バルーン72の装着はさらに容易になる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、バルー
ンを軸部材における超音波トランスデューサが設けた部
位の基端側に設けた凹溝に嵌着・固定する係止部と、こ
の係止部に連設した容袋部とから構成し、この容袋部に
は、軸部材の超音波トランスデューサの先端側の位置に
設けた取付部に着脱可能に止着される止着部を形成する
構成としたので、バルーンの軸部材への装着が容易にな
り、かつこのバルーンを装着し、内部に超音波伝達媒体
を封入した時に、この超音波伝達媒体によりバルーンが
軸部材の先端側に膨出することがなくなり、このバルー
ンの形状保持機能を十分に発揮できる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における超音波診断装置
に装着されるバルーンの構成説明図である。
【図2】図1のバルーンを装着した状態の超音波診断装
置の挿入部における先端硬質部の外観図である。
【図3】本発明の第2の実施例における超音波診断装置
に装着されるバルーンの構成説明図である。
【図4】図3のバルーンを装着した状態の超音波診断装
置の挿入部における先端硬質部の断面図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示すバルーンを第1の
実施例における超音波診断装置の挿入部の先端硬質部に
装着した状態を示す要部拡大図である。
【図6】本発明の第3の実施例における超音波診断装置
に装着されるバルーンの構成説明図である。
【図7】図4のバルーンを装着した状態の超音波診断装
置の挿入部における先端硬質部の外観図である。
【図8】本発明の第4の実施例を示すバルーンを装着し
た状態の超音波診断装置の挿入部における先端硬質部の
外観図である。
【図9】本発明の第5の実施例を示すバルーンを装着し
た状態の超音波診断装置の挿入部における先端硬質部の
外観図である。
【図10】超音波診断装置の外観図である。
【図11】袋状バルーンを装着した先端硬質部の構成説
明図である。
【図12】筒状バルーンを装着した先端硬質部の構成説
明図である。
【図13】図11のバルーンの装着用治具の断面図であ
る。
【図14】図12のバルーンの先端硬質部への装着状態
を示す説明図である。
【符号の説明】
12 バルーン装着用治具 13 筒状本体 14 ピストン 17 嵌合部 20,34,50,62,72 バルーン 20a,34a,50a,62a,72a 容袋部 20b,34b,50b,62b,72b 係止部 20c 弾性突部 21,30,40,51,60,70 先端硬質部 22,31 超音波トランスデューサ 23,35,52,61,71 凹溝 24 取付用凹部 34c 弾性リング 34d 脆弱部 36,42,53 ねじ孔 37,54 取付用ねじ 62c,72c 第2の係止部 63 取付駒 63a,73 第2の凹溝
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】さらに、図8は、本発明の第4の実施例を
示すものであって、本実施例においては、先端硬質部6
0には、超音波トランスデューサの配設位置より基端側
の部位に円周状の凹溝61が形成されている点について
は、前述した各実施例と同様である。一方、この先端硬
質部60に装着されるバルーン62は、容袋部62aの
先端における開口側の部位に弾性リングからなる係止部
62bが形成されて、この係止部62bが凹溝61に嵌
入されるようになされている点も同様である。然るに、
先端硬質部60の先端面部60aには、それと一体的
に、または先端硬質部60とは別部材で、この先端硬質
部60の先端面にねじ込み等の手段で連結される取付駒
63が設けられており、この取付駒63の先端面部60
aと対面する側に、取付部として機能する円環状の第2
の凹溝63aが形成されている。そして、この第2の凹
63aは、開口側から溝底に向かうに応じて先端面部
60aから離間する方向に傾斜している。この取付部を
構成する第2の凹溝63aに着脱可能に止着されるバル
ーン62側の止着部としては、容袋部62aの先端側近
傍の部位に設けられ、内径が取付駒63の外径より小さ
い内径寸法を有する弾性リングからなる第2の係止部6
2cで形成される。ここで、この第2の係止部62cに
より囲まれる部位も容袋部62aとなっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】このような構成を採用することによって
も、バルーン62は係止部62aを形成した部位だけが
開口しているから、バルーン装着用治具12を用いて先
端硬質部60に被装させて、弾性リングからなる係止部
62bを凹溝61に嵌入させることができる。一方、バ
ルーン装着用治具12によっては、止着部を構成する第
2の係止部62cを取付駒63の第2の凹溝63aに装
着させることができないが、この第2の係止部62cは
取付駒63に乗り上げさせて、その厚み分だけ移動させ
れば、第2の凹溝63aに止着されることになるから、
それを手作業で行ったとしても、格別困難なことではな
い。また、第2の凹溝63aは傾斜しているので、バル
ーン62内に超音波伝達媒体を封入した時に、容袋部6
2aの膨出により第2の係止部62cに引っ張り力が作
用したとしても、容易には第2の凹溝63aから逸脱す
ることがない。このために、自由状態における第2の係
止部62cの内径と取付駒63の外径との径差をあまり
大きくする必要がなくなるので、この第2の係止部62
cの第2の凹溝63aへの装着はより容易に行える。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸部材に超音波トランスデューサを装着
    し、この軸部材における超音波トランスデューサの装着
    部より基端側の外周面に円周状の凹溝を形成し、この凹
    溝に嵌着・固定される弾性リング状の係止部に可撓性薄
    膜部材からなる容袋部を連設してなるバルーンを装着
    し、このバルーン内に超音波伝達媒体を封入するように
    したものにおいて、前記軸部材には、前記超音波トラン
    スデューサの配設位置より先端側の位置に取付部を設け
    ると共に、前記バルーンの容袋部には、この取付部に着
    脱可能に止着される止着部を設ける構成としたことを特
    徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 前記軸部材に設けた取付部は、この軸部
    材の先端面に開口し、この開口部より奥部側が広くなっ
    た取付凹部であり、前記バルーンの止着部は、この取付
    凹部に嵌合される弾性突部であって、この弾性突部は取
    付凹部の開口部より大きな膨出部を備える構成としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 前記軸部材に設けた取付部は、この軸部
    材の先端に設けたねじ孔と、このねじ孔に螺合されるね
    じで構成され、前記バルーンの止着部は、前記ねじが挿
    通可能で、このねじをねじ孔に螺挿した時に、その頭部
    により前記軸部材の表面に圧接される弾性厚肉部で形成
    したことを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性厚肉部は円環状に形成され、こ
    の円環状に形成した内部には、前記ねじの挿通を容易に
    する薄肉の脆弱部とする構成としたことを特徴とする請
    求項3記載の超音波診断装置。
  5. 【請求項5】 前記弾性厚肉部は円形状に形成したこと
    を特徴とする請求項3記載の超音波診断装置。
  6. 【請求項6】 前記軸部材に設けた取付部は、この軸部
    材の先端部分に設けた円周状の凹溝であり、前記バルー
    ンの止着部は、この凹溝に係合される弾性リングである
    ことを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  7. 【請求項7】 前記凹溝は、その開口側から溝底部に向
    けて先端硬質部の軸線に対して傾斜する傾斜凹溝である
    ことを特徴とする請求項6記載の超音波診断装置。
  8. 【請求項8】 内径が前記軸部材の外径より大きな筒状
    部材からなり、この筒状部材の先端側における外周部に
    前記バルーンの係止部を係合させて、この筒状部材の基
    端側に負圧発生手段を接続して、この負圧発生手段によ
    ってバルーンの容袋部を筒状部材の内面に密着するよう
    に膨出させて、この筒状部材の先端側から軸部材を挿入
    して、バルーンの係止部をこの軸部材の凹溝に係合させ
    た状態に被装させるためのバルーン装着用治具を用いて
    バルーンを軸部材に装着するようにしたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の超音波診断
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006030793A1 (ja) * 2004-09-16 2006-03-23 Olympus Medical Systems Corp. 超音波プローブ
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