JPH072271Y2 - 自動車用バイザー - Google Patents

自動車用バイザー

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JPH072271Y2
JPH072271Y2 JP1988088725U JP8872588U JPH072271Y2 JP H072271 Y2 JPH072271 Y2 JP H072271Y2 JP 1988088725 U JP1988088725 U JP 1988088725U JP 8872588 U JP8872588 U JP 8872588U JP H072271 Y2 JPH072271 Y2 JP H072271Y2
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JP
Japan
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window frame
visor
mounting
eaves
rubber magnet
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JP1988088725U
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JPH0210116U (ja
Inventor
慎一 田村
Original Assignee
田村プラスチック製品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、自動車の窓枠に装着される自動車用バイザー
(以下単にバイザーと称する)であって、装着時におけ
る位置決め、及び仮り止め作業の能率が高く、更に取付
け強度にも優れたバイザーに関する。
ロ 従来技術 上記バイザーは、庇体の上端縁を窓枠へ当接させたり、
庇体の上縁に延設した鍔部を窓枠内へ嵌め入れたりし、
その上で、結合部材を利用して窓枠に固定させている。
そして固定する方法としては、例えば実開昭62−76719
号公報の如く、金具を用いてバイザーを取付ける技術が
知られている。
ハ 考案が解決しようとする課題 従来のバイザーは、点在する金具によって取付けられる
ため、取付け面が窓枠に全面密着しないので、ぐらつい
て不安感があった。
又バイザーを取付ける際、点在する全ての金具の位置を
正確に合わせることは、不可能に近かった。
そこで両面テープを利用した技術(実開昭62−72764号
公報)を考案したが、この技術では一回で窓枠へピッタ
リと当接させられず、取付け位置に少しでもずれがある
と、やり直しするため剥がさなければならない。
更に両面接着テープの接着力は強く剥しにくい上、一旦
剥がすと接着力が損なわれ、再度接着しても充分な接着
力が得られない。
このため作業は熟練と細心の注意を必要とし、非常に効
率の悪いものであった。
ニ 課題を解決するための手段 本考案は、上記の問題点を解決し、取付けが容易で、而
も、取付けた後はがたついたり、外れたりしない自動車
用バイザーを提供するものであって、その構成は、への
字状の庇体とその上縁に沿って一体形成された鍔部から
なり庇体の鍔部連設際に金属取付け孔を穿設した本体
と、鍔部の窓枠取付面へ一体的に貼着せしめたシート状
のゴム磁石と、前記金具取付け孔を利用して前記本体を
窓枠へ螺着する取付け金具とから成り、前記ゴム磁石が
鍔部から突出状に貼着されていると共に、前記取付け金
具が、庇体内側に当接可能でネジ孔が刻設された当接面
と窓枠のガラス挿入溝に嵌合する嵌合部とを設けられて
成ることにある。
ホ 作用 バイザーは、本体の鍔部に一体的に貼着されたシート状
ゴム磁石をあてがって、窓枠に仮止めされる。ゴム磁石
は弾性を有しているため剥し易く、脱着して何度でも位
置修正することができる。脱着強度が高過ぎたり、低過
ぎたりして不適当な場合は、ゴム磁石のシート厚みを適
宜変更して、調整することができる。
正しい位置に仮止めされたバイザーは、取付け金具によ
って、更に強固に窓枠に固着される。取付け金具はバイ
ザーの庇体に穿設されたボルト挿通孔の位置に合わせ
て、その嵌合部が窓枠のガラス挿入溝に嵌合される。そ
して当接面が庇体の内側に当接された状態で、ボルト挿
通孔を挿通したボルトによってバイザー本体と螺着され
る。
このため嵌合部は、しっかりとガラス挿入溝に密着さ
れ、当接面は面で庇体を固定するため、バイザーの取付
け強度は高く、外れたりしない。
又、取付け金具の当接面にはネジ孔が刻設されているの
で、ナット等を用いる必要がなく、バイザー本体との螺
着は容易である。
上記のように取付けられたバイザーは、ゴム磁石が鍔部
から突出状に貼着されているため、その弾性を有効に作
用させることができる。従って走行時に自動車が振動し
ても、ゴム磁石が緩衝材として働き、衝撃を吸収するた
め、がらついたりしないし、取付け位置がずれたりしな
い。
ヘ 実施例 本考案に係るバイザーの実施例を、図面に基づいて説明
する。
図面は、4ドアタイプの乗用車に取付けるべく形成され
た左部前側用のバイザーを示したもので、バイザーは本
体1と、その本体1を窓枠へ固定する結合部材である取
付け金具2とから構成されている。本体1は取付ける窓
枠の外側縁に適合するへの字形状で、断面が湾曲した庇
体3とその庇体3の上縁に沿って設けられた鍔部4とか
ら成る。庇体3は、鍔部4を垂直にした場合、垂直より
30度程外方へ傾斜しており、鍔部4は、庇体3の後端側
縁にまで廻り込むように延設されている。そして鍔部4
の窓枠当接面は、前記窓枠に密着すべく、窓枠の外表面
に相当するドアフレームに合致したフラット面になって
おり、その窓枠当接面に薄板状のゴム磁石5が貼着され
ている。庇体3の先端、後端及び中央部付近の各鍔部連
設際には、前記取付け金具2をボルト6で固定するため
のボルト挿通穴7が穿設されている。又本体1の傾斜先
端縁にも前記鍔部3が延設されており、その延設された
鍔部尖端には、ドアミラー装着用の三角バッチ面とドア
フレームとの間に差し込む差し込み舌片8が突設されて
いる。取付け金具2は金属製帯状板体から、ガラスラン
9aが取り外されたガラス挿入溝9の内面へピッタリと嵌
め込まれる嵌合部2aと、庇体3の裏面へ密着状に当接す
る当接面2bとを、一体に折り曲げ形成したもので、当接
面2bにはネジ孔10が形成されている。
このように形成されたバイザーを窓枠へ装着するには、
先ず本体1の鍔部4をドアフレーム11のバイザー取付け
部へあてがって磁力により貼着させる。そして取付け位
置がずれていたり、姿勢が傾いていたら、ずらしたり一
旦剥がして貼り直すなどして修正する。このようにして
仮止めが終ったら、ガラスラン9aを取り外したガラス挿
入溝9へ取付け金具2の嵌合部2aを嵌め入れて当接面2b
を庇体3の裏面へ当てがい、ボルト挿通孔7とネジ孔10
とを合致させてそのボルト挿通孔7へボルト6を挿通す
ると共にネジ孔10へ螺合させて締め付ける。ガスラン9a
は作業をする前に予め取り外しておき、作業終了後に嵌
め戻す。
このようにすれば、バイザーは、金具の締着力に磁石の
接着力が加わって強固に装着されるのである。よって乱
暴な開閉操作をしても脱落の虞れはない。
上記実施例のバイザーは、鍔部の窓枠当接側を磁石面と
するためにゴム磁石を貼着しており、ゴム特有の可撓性
によって密着性が良く、又切断が容易であるから、前も
って鍔部の形状に形成しておかなくても、貼着後に不要
部分を切除することもできる。
尚、取付け金具は金属に限定されるものではない。
ト 効果 本考案に係るバイザーは、鍔部に貼着されたゴム磁石に
よって窓枠に一体的に密着するものであるので、仮止め
の際の着脱が容易であり、何度でも位置調整をすること
ができるし、ゴム磁石のシート厚みを変更して脱着強度
を調整することもできるので、仮止めの作業性は抜群で
ある。
又取付けの際、両面テープ等の利用を必要としないの
で、取付後の状態がシンプルであり、美観に優れてい
る。
更に、鍔部に貼着されるゴム磁石が緩衝材として作用す
るので、走行中に自動車が振動しても、がたついたりし
ないし、取付け位置がずれたりしないため、摩擦や衝撃
による窓枠表面の損傷を防止することができる。
而も、窓枠のガラス溝に嵌合し庇体と当接する取付け金
具を利用して要所が螺着されるので、取付け強度は高
く、走行時に庇体内で風が捲いたりする場合でも、バイ
ザーは決して外れたりしない。
更にバイザー上部は、窓枠に密着したゴム磁石によって
シールされているので、取付け金具が雨等によって錆び
る心配がなく、バイザーの窓枠への頑丈な固着を長期間
保証できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るバイザーを示したもので、第1図は
バイザーの斜視図、第2図は取付けけ説明図、第3図は
装着状態を示す断面説明図である。 1……本体、2……取付け金具、2a……嵌合部、2b……
当接面、3……庇体、4……鍔部、5……ゴム磁石、6
……ボルト、7……ボルト挿通孔、8……差し込み舌
片、9……ガラス挿入溝、9a……ガラスラン、10……ネ
ジ孔、11……ドアフレーム、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車ドアの窓枠の外側面に装着するバイ
    ザーであって、への字状の庇体とその上縁に沿って一体
    形成された鍔部からなり庇体の鍔部連設際に金属取付け
    孔を穿設した本体と、鍔部の窓枠取付面へ一体的に貼着
    せしめたシート状のゴム磁石と、前記金具取付け孔を利
    用して前記本体を窓枠に螺着する取付け金具とから成
    り、前記ゴム磁石が鍔部から突出状に貼着されていると
    共に、前記取付け金具が、庇体内側に当接可能でネジ孔
    が刻設された当接面と窓枠のガラス挿入溝に嵌合する嵌
    合部とを設けられて成ることを特徴とする自動車用バイ
    ザー。
JP1988088725U 1988-07-04 1988-07-04 自動車用バイザー Expired - Lifetime JPH072271Y2 (ja)

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JP1988088725U JPH072271Y2 (ja) 1988-07-04 1988-07-04 自動車用バイザー

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JP1988088725U JPH072271Y2 (ja) 1988-07-04 1988-07-04 自動車用バイザー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0210116U JPH0210116U (ja) 1990-01-23
JPH072271Y2 true JPH072271Y2 (ja) 1995-01-25

Family

ID=31313286

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JP1988088725U Expired - Lifetime JPH072271Y2 (ja) 1988-07-04 1988-07-04 自動車用バイザー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002326514A (ja) * 2001-05-07 2002-11-12 Kyoichi Murata 自動車用ドアバイザー
JP4601863B2 (ja) * 2001-06-11 2010-12-22 村田 和也 自動車用ドアバイザー
JP4880710B2 (ja) * 2009-02-13 2012-02-22 関東自動車工業株式会社 車両用サンシェードフックの取付け構造

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