JPH07225987A - カセットテープのテープ巻取装置 - Google Patents

カセットテープのテープ巻取装置

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Publication number
JPH07225987A
JPH07225987A JP6033222A JP3322294A JPH07225987A JP H07225987 A JPH07225987 A JP H07225987A JP 6033222 A JP6033222 A JP 6033222A JP 3322294 A JP3322294 A JP 3322294A JP H07225987 A JPH07225987 A JP H07225987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
gear
tape
roll
mainspring
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6033222A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Shimozato
陽一 下里
Shinichi Azuma
真一 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sega Corp
Original Assignee
Sega Enterprises Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sega Enterprises Ltd filed Critical Sega Enterprises Ltd
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Publication of JPH07225987A publication Critical patent/JPH07225987A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手動により簡単にテープの巻き取りを行うこ
とができるカセットテープのテープ巻取装置を供する。 【構成】 一方の側壁外面に沿ってカセットテープを装
着できる筐体11と、筐体11の当該側壁より外側へ突出し
前記カセットテープの左右の巻取リングに嵌合する前後
一対の駆動巻取軸14および被駆動巻取軸15と、筐体11の
下壁より一部を突出させたロール13と、ロール13の回転
トルクをゼンマイ30の巻き上げに伝達するゼンマイ巻上
手段と、ゼンマイ30の回転トルクを一方向クラッチ34を
介して駆動巻取軸14の回転に伝達する巻取軸駆動手段
と、駆動巻取軸14の回転を禁止するする禁止手段37と、
禁止手段37の駆動巻取軸14の回転の禁止を解除する解除
手段18とを備えたカセットテープのテープ巻取装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープレコーダに使用
されるカセットテープのテープを巻き取る巻取装置に関
する。
【0002】
【従来技術】従来カセットテープのテープ巻き取りは、
テープレコーダにセットして電動で巻き取っていた。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしテープの巻き取りは、
相当程度電力を消費するものなので、携帯用のテープレ
コーダでは巻き取りに電池を消耗して肝心の再生や録音
時に電力が不足する等の不具合が生じることがある。ま
たテープレコーダを使用中はテープの巻き取りはできな
い。
【0004】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的とする処は手動により簡単にテープの巻き取り
を行うことができるカセットテープの巻取装置を供する
点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、本発明は、一方の側壁外面に沿ってカセ
ットテープを装着できる筐体と、前記筐体の当該側壁よ
り外側へ突出し前記カセットテープの左右の巻取リング
に嵌合する前後一対の駆動巻取軸および被駆動巻取軸
と、筐体の下壁より一部を突出させたロールと、前記ロ
ールの回転トルクをゼンマイの巻き上げに伝達するゼン
マイ巻上手段と、前記ゼンマイの回転トルクを一方向ク
ラッチを介して前記駆動巻取軸の回転に伝達する巻取軸
駆動手段と、前記駆動巻取軸の回転を禁止するする禁止
手段と、前記禁止手段の前記駆動巻取軸の回転の禁止を
解除する解除手段とを備えたカセットテープのテープ巻
取装置とした。
【0006】カセットテープを装着した筐体を持って、
平面上にロールを接して移動させロールを回転させると
ゼンマイ巻上手段がゼンマイを巻き上げ、禁止手段の駆
動巻取軸の回転の禁止を解除手段により解除すると、巻
き上げられたゼンマイの回転トルクは巻取軸駆動手段に
より駆動巻取軸に伝達され駆動巻取軸に嵌合されたカセ
ットテープのテープを巻き取ることができる。
【0007】したがって使用者は筐体を平面上で移動し
解除手段を作動させる動作を繰り返すことでカセットテ
ープのテープを簡単に巻き取ることができ、電力を必要
としない。
【0008】前記ゼンマイ巻上手段は前記ロールの回転
を一方向クラッチを介して前記ゼンマイの巻き上げに伝
達するようにすることで、筐体を前後に往復動させても
往動でゼンマイを巻き上げ、復動はゼンマイに影響しな
いようにすることができ、使い易くすることができる。
【0009】前記筐体の下壁より一部突出された前記ロ
ールのほか相前後して回転自在に支持されたロールを一
部下壁より突出させることで、前後のロールが平面に接
して筐体を支持するので、平面上で筐体を安定して移動
させてゼンマイを巻き上げることができ、使い易くでき
る。
【0010】
【実施例】以下図1ないし図3に図示した本発明の一実
施例について説明する。図1はカセットテープ1および
同実施例のカセットテープ巻取装置10の斜視図である。
カセットテープ1は、通常の市販のカセットテープであ
り、左右一対の巻取リング2,3があり、一方の巻取リ
ング2に巻かれたテープはカセット角部のガイドロール
4へ向かいガイドロール4からカセット底面を他方角部
のガイドロール5へ掛け渡され、ガイドロール5から他
方の巻取リング3に巻き込まれている。
【0011】カセットテープ巻取装置10は、カセットテ
ープ1より大きめの偏平矩形の筐体11を有し、同筐体11
の下壁11aから前後一対のロール12,13がその一部を突
出させている。ロール12,13は、周面が摩擦抵抗が大き
いゴム製で、一方のロール12は単純に回転自在に軸支さ
れたフリーロールであり、他方のロール13は後記するゼ
ンマイの巻き上げに用いられる。
【0012】筐体11の一方の側壁11bには、カセットテ
ープ1の左右の巻取リング2,3に対応して一対の巻取
軸14,15が前後に並んで突出しており、一方の巻取軸14
は回転力を有する駆動巻取軸であり、他方の巻取軸15は
単に回転自在に軸支された被駆動巻取軸である。筐体11
の該側壁11bの下部前後の角部にL字状の支持片16,17
が突設され、カセットテープ1の下側左右の角を嵌合支
持できるようになっている。
【0013】筐体11の他方の側壁11cは平坦で、中央上
部に横長のスイッチ18が若干突出している。本カセット
テープ巻取装置10は以上のような外観をしていて、カセ
ットテープ1を筐体11の側壁11bに沿わせ支持片16,17
に嵌合支持させると、前後の巻取軸14,15にカセットテ
ープ1の巻取リング2,3が嵌合して簡単に装着され
る。
【0014】このカセットテープ巻取装置10の構造を図
2および図3に基づき以下説明する。図2は筐体11の側
壁11bを切欠いた側面図であり、図3は筐体11の上壁を
切欠いた平面図である。
【0015】前記ロール12はその回転中心軸20が左右側
壁11b,11cの軸受け21に両端を支持されて回転自在に
設けられ、他方のロール13も回転中心軸22が側壁11b,
11cの軸受け23に両端を回転自在に支持されており、回
転軸22にはギア24が嵌着されている。このギア24に噛み
合う大径のギア25が回転中心軸26を支持されて設けられ
ている。
【0016】筐体11内の中央上部にはゼンマイ30が配設
されており、中心のゼンマイ巻上軸31は一方向クラッチ
32を介してギア33に連結しており、ギア33は前記ギア25
と噛み合っている。
【0017】またゼンマイ30の巻上軸31は他方の側で一
方向クラッチ34を介してギア35に連結しており、前記駆
動巻取軸14の回転軸14aに嵌着されたギア36が前記ギア
35に噛み合っている。ギア35の上部において噛み合い可
能な係止爪37が前記スイッチ18と連結棒38によって一体
に連結されており、係止爪37と側壁11bとの間にバネ39
が介装されて係止爪37をスイッチ18とともに図3におい
て矢印と反対方向に付勢していて、この付勢力による移
動を連結棒38に設けられたストッパー40が側壁11cに当
接して停止させている。
【0018】通常スイッチ18が押されない状態では、図
3に示すように係止爪37がギア35の上部に掛かり歯に係
止してギア35の回転を禁止しているが、スイッチ18が矢
印方向に押されると一体に係止爪37がバネ39に抗して移
動しギア35との係止を外しギア35の回転禁止を解除する
ことができる。またスイッチ18を押すのを止めるとバネ
39により係止爪37は元の位置に戻り、ギア35に係止して
ギア35の回転を禁止する。
【0019】本実施例のカセットテープ巻取装置10は以
上のような構造をしている。カセットテープ1のテープ
を巻き取るときは、まずカセットテープ1をカセットテ
ープ巻取装置10の筐体11の側壁11bに装着し、テーブル
等の平面上をロール12,13を着けて図1において矢印で
示す方向に移動してロール13を回転させると、ロール13
と一体に回転するギア24が噛み合うギア25を回転させ、
ギア25の回転はギア33を回転させ、ギア33の回転は一方
向クラッチ32を介してゼンマイ巻上軸31を回転させてゼ
ンマイ30を巻き上げていく。
【0020】ゼンマイを巻きほぐす方向へのゼンマイ巻
上軸31の回転は一方向クラッチ34を介してギア35に伝達
されるが、ギア35は前記した係止爪37によって回転を禁
止されているので、ゼンマイ巻上軸31はゼンマイ巻き上
げ方向にのみ回転してゼンマイ30を巻き上げていく。
【0021】なおギア33とゼンマイ30との間には一方向
クラッチ32が介在するので、ロール13は反対方向には自
由に回転できるので、筐体11を前記矢印方向ばかりでな
く、反対方向にも移動することができる。ただし反対方
向の移動ではゼンマイ30を巻き上げることはできない。
しかし筐体11を往復動させることで、徐々にゼンマイ30
を巻き上げていくことができ作業もし易い。
【0022】こうしてゼンマイ30を巻き上げたのち適当
な時点で、スイッチ18を押すと、ギア35とともにゼンマ
イ巻上軸31の回転を禁止していた係止爪37が移動して回
転を自由にするので、巻き上げられたゼンマイ30の回転
トルクがギア35の回転に解放されてギア35を回転させ、
ギア35の回転はこれと噛み合うギア36を回転させ、よっ
てギア36と一体の駆動巻取軸14が回転してカセットテー
プ1の巻取リング2を回転させてテープを巻き取ること
ができる。
【0023】ゼンマイ30の力が無くなると、スイッチ18
を押すのを止め筐体11を往復動させてゼンマイ30を巻き
上げてスイッチ18を押せば、再度カセットテープ1のテ
ープを巻き取ることができる。
【0024】以上のように筐体11の移動により一旦ゼン
マイ30に回転トルクを蓄えこの回転トルクをカセットテ
ープ1のテープ巻き取りに解放するので、円滑にテープ
を巻き取ることができる。手動によるのでカセットテー
プ1のテープ巻き取りに電力を必要とせず携帯用のテー
プレコーダの電池の消耗を軽減することができる。また
別のカセットテープをテープレコーダで使用中に他方の
カセットテープ1のテープを巻き取っておくことができ
便利である。
【0025】前後のロール12,13が平面に接して筐体11
を支持するので、安定した姿勢で筐体11を往復動させる
ことができ使い易い。
【0026】
【発明の効果】本発明は、カセットテープを装着した筐
体を持って、平面上にロールを接して移動させロールを
回転させると、ゼンマイ巻上手段がゼンマイを巻き上
げ、禁止手段の駆動巻取軸の回転の禁止を解除手段によ
り解除すると、巻き上げられたゼンマイの回転トルクは
巻取軸駆動手段により駆動巻取軸に伝達され駆動巻取軸
に嵌合されたカセットテープのテープを巻き取ることが
できる。
【0027】したがって使用者は筐体を平面上で移動し
解除手段を作動させる動作を繰り返すことでカセットテ
ープのテープを簡単にかつ円滑に巻き取ることができ、
電力を必要とせず、テープレコーダの電池の消耗を軽減
できる。
【0028】第2の発明によれば、ゼンマイ巻上手段に
おいてロールの回転を一方向クラッチを介してゼンマイ
の巻き上げに伝達するようにすることで、筐体を前後に
往復動させても往動でゼンマイを巻き上げ、復動はゼン
マイに影響しないようにすることができ、使いやすくす
ることができる。
【0029】第3の発明によれば、筐体の下壁より一部
突出されたロールのほか相前後して回転自在に支持され
たロールを一部下壁より突出させることで、前後のロー
ルが平面に接して筐体を支持するので、平面上で筐体を
安定して移動でき使い易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のカセットテープ巻取装
置およびカセットテープの斜視図である。
【図2】同カセットテープ巻取装置の筐体の一部を切欠
いた側面図である。
【図3】同カセットテープ巻取装置の筐体の一部を切欠
いた平面図である。
【符号の説明】
1…カセットテープ、2…巻取リング、3,4…ガイド
ロール、10…カセットテープ巻取装置、11…筐体、12,
13…ロール、14…駆動巻取軸、15…被駆動巻取軸、16,
17…支持片、18…スイッチ、20…回転軸、21…軸受け、
22…回転軸、23…軸受け、24,25…ギア、26…回転中心
軸、30…ゼンマイ、31…ゼンマイ巻上軸、32…一方向ク
ラッチ、33…ギア、34…一方向クラッチ、35,36…ギ
ア、37…係止爪、38…連結棒、39…バネ、40…ストッパ
ー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の側壁外面に沿ってカセットテープ
    を装着できる筐体と、 前記筐体の当該側壁より外側へ突出し前記カセットテー
    プの左右の巻取リングに嵌合する前後一対の駆動巻取軸
    および被駆動巻取軸と、 筐体の下壁より一部を突出させたロールと、 前記ロールの回転トルクをゼンマイの巻き上げに伝達す
    るゼンマイ巻上手段と、 前記ゼンマイの回転トルクを一方向クラッチを介して前
    記駆動巻取軸の回転に伝達する巻取軸駆動手段と、 前記駆動巻取軸の回転を禁止するする禁止手段と、 前記禁止手段の前記駆動巻取軸の回転の禁止を解除する
    解除手段とを備えたことを特徴とするカセットテープの
    テープ巻取装置。
  2. 【請求項2】 前記ゼンマイ巻上手段は前記ロールの回
    転を一方向クラッチを介して前記ゼンマイの巻き上げに
    伝達することを特徴とする請求項1記載のカセットテー
    プのテープ巻取装置。
  3. 【請求項3】 前記筐体の下壁より一部突出された前記
    ロールのほか相前後して回転自在に支持されたロールを
    一部下壁より突出させたことを特徴とする請求項1また
    は2記載のカセットテープのテープ巻取装置。
JP6033222A 1994-02-07 1994-02-07 カセットテープのテープ巻取装置 Withdrawn JPH07225987A (ja)

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JP6033222A JPH07225987A (ja) 1994-02-07 1994-02-07 カセットテープのテープ巻取装置

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JP6033222A JPH07225987A (ja) 1994-02-07 1994-02-07 カセットテープのテープ巻取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07225987A true JPH07225987A (ja) 1995-08-22

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ID=12380428

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6033222A Withdrawn JPH07225987A (ja) 1994-02-07 1994-02-07 カセットテープのテープ巻取装置

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JP (1) JPH07225987A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100508974B1 (ko) * 1999-12-18 2005-08-17 주식회사 케이티 도로정보를 이용한 전자지도 구축 시스템 및 그 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100508974B1 (ko) * 1999-12-18 2005-08-17 주식회사 케이티 도로정보를 이용한 전자지도 구축 시스템 및 그 방법

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010508