JPH0722583U - 電気部品取付け構造 - Google Patents

電気部品取付け構造

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JPH0722583U
JPH0722583U JP5152293U JP5152293U JPH0722583U JP H0722583 U JPH0722583 U JP H0722583U JP 5152293 U JP5152293 U JP 5152293U JP 5152293 U JP5152293 U JP 5152293U JP H0722583 U JPH0722583 U JP H0722583U
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JP
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knob
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opening
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mounting structure
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正光 石黒
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部からケース内への異物の侵入を防止す
る。 【構成】 つまみ17が往復動する範囲で操作面14a
に開口21を形成し、その開口21内につまみ17を位
置させる。操作面14aと垂直方向から見て開口21を
塞ぎ、つまみ17の内面と摺動接触する受板22をケー
ス12内に固定し、その受板22と操作面板14との間
から、つまみ17に連結した連結部24をつまみ17の
往復動方向と直角方向に突出させ、その連結部24に電
気部品13の操作レバー15を連結する。操作面14a
と垂直な面に開口する間隙25からは異物は侵入しずら
い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はスライドスイッチやスライドボリュームなどの往復動操作される電 気部品のケースへの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の電気部品の従来の取付け構造を図3A,Bに示す。なお、図3Bは図 3AのCC断面を示したものである。 プリント基板11の部品実装面側にケース12が被され、プリント基板11に 実装された例えばスライドボリュームなどの往復動操作される電気部品13がこ のケース12内に収容される。ケース12は例えば底面が開口とされた高さ方向 に偏平な直方体状のものであり、その開口部にプリント基板11が取付け固定さ れる。ケース12のプリント基板11と対向する部分は操作面板14とされ、そ の外側面は操作面14aとされる。電気部品13より操作レバー15がこの操作 面14a側に突出され、その先端部が操作面板14に形成されたスリット16を 挿通して操作面14a上に突出し、その突出端に操作面14aに設けられたつま み17が連結される。このつまみ17を操作面14aに沿って往復動させること により、ケース12内に収容された電気部品13を操作することができる。なお 、図3はつまみ17が往復動する範囲において、操作面14aに凹部18が形成 され、その凹部18内につまみ17が位置されている例を示したものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の電気部品取付け構造においては、電気部品13より操作面14 a側に突出した操作レバー15をそのまま操作面14a上に突出させ、かつその 移動を自在とすべく、操作面14aに対して垂直方向に貫通するスリット16が 形成されていた。
【0004】 従って、このスリット16から異物がケース12内に侵入しやすく、侵入した 異物によってプリント基板11や電気部品13の動作不良や故障が発生する恐れ があるものとなっていた。なお、操作面14aに存在するこのようなスリット1 6は外観的にも見栄えの悪いものとなっていた。 この考案の目的は従来の欠点を除去し、外部から異物がケース内に侵入しずら く、同時に外観的にも見栄えのよい電気部品取付け構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案はケースの操作面につまみが設けられ、ケース内に電気部品が配され 、その電気部品より操作レバーが操作面側に突出し、その操作レバーにつまみが 連結され、つまみを操作面に沿って往復動させて電気部品を操作する電気部品取 付け構造において、つまみが往復動する範囲で操作面に開口を形成し、その開口 内につまみを位置させ、操作面と垂直方向から見て開口を塞ぎ、つまみの内面と 摺動接触する受板をケース内に固定し、その受板と、ケースの操作面板との間か ら、つまみに連結した連結部を上記往復動方向と直角方向に突出させ、その連結 部に操作レバーを連結したものである。
【0006】
【作用】
上記のように構成されたこの考案では、操作面を垂直方向に貫通するスリット は不要となる。
【0007】
【実施例】
この考案の一実施例を図1A,Bに示す。なお、図3A,Bに示した従来の電 気部品取付け構造と対応する部分については同一符号を付し、その説明を省略す る。 この考案では、つまみ17が往復動する範囲で、ケース12の操作面14aに 開口21が形成され、この開口21内につまみ17が位置される。操作面板14 を貫通する開口21はこの例では矩形状とされている。
【0008】 操作面14aと垂直方向から見て、開口21を塞ぐように受板22がケース1 2内に設けられる。矩形状の受板22の一板面の各辺にはリブ22a〜22d( リブ22dは隠れて見えない)が突設されており、つまみ17の往復動方向に平 行な一方のリブ22aを除く他のリブ22b〜22dの各突出端面が操作面板1 4に当接されて例えばねじ止めなどの方法により固定される。
【0009】 つまみ17は往復動によりその内面がこの受板22と摺動接触する。この例で はつまみ17の操作性を向上すべく、つまみ17のリブ22c側の底面側角部及 びリブ22a側の底面端部に球状突起23a,23bをそれぞれ設けて摺動摩擦 の低減を図っている。 つまみ17にはその往復動方向と直角方向に受板22のリブ22a側に突出し た連結部24が連結されている。連結部24は操作面板14と受板22のリブ2 2aの突出端面との間に形成されたつまみ17の往復動方向に伸長する間隙25 を通って、リブ22aの外側に突出延長されており、その先端部がプリント基板 11上の、つまみ17の真下の位置から外れた位置に実装された電気部品13よ り操作面14a側に突出した操作レバー15に連結される。連結部24はつまみ 17と一体に形成することができる。
【0010】 この例ではつまみ17の往復動により連結部24が往復動する範囲において、 操作面板14の内側面を切欠いて段部26を設けており、この段部26の形成に より切欠かれた部分に間隙25が位置するようにしている。これにより、受板2 2のリブ22aの高さを他のリブ22b〜22dと同一高さとして間隙25を形 成できるようにしている。また、リブ22aを開口21よりやや遠ざかった操作 面板14によって隠れる位置に位置させることにより、間隙25の位置を開口2 1より奥まった位置としている。このようにリブ22aを設けることにより、外 部からケース12内に異物がさらに侵入しにくいものとなる。
【0011】 段部26の底面26a及び側面26bと対向する連結部24の各面にも図1B に示すように球状突起23c,23dをそれぞれ設ければ、つまみ17の摺動操 作性をさらに向上させることができる。 上述した構成により、従来操作面14a上に操作レバー15を突出させるべく 、操作面14aを垂直方向に貫通して設けられていたスリットは不要となり、よ ってケース12内に異物が侵入しずらいものとなる。
【0012】 図2はこの考案の他の実施例を示したものであり、つまみ17の両側部にその 往復動方向に平行な溝27をそれぞれ形成し、これら溝27と係合する一対のガ イド用リブ28を操作面板14の内側面に設けたものである。この構成によれば 、つまみ17の往復動がガイド用リブ28により案内されるため、そのガタツキ を防止することができる。また、連結部24側の操作面板14と受板22との間 隙25は、このガイド用リブ28及び受板22のリブ22aによってラビリンス 構造とされるため、外部からケース12内へ異物が極めて侵入しずらいものとな る。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案は受板22とケース12の操作面板14との間 隙25を挿通する連結部24を介して、つまみ17とケース12内に配された電 気部品13の操作レバー15とを連結し、つまみ17による電気部品13の操作 を行えるようにしたものであり、つまみ17と操作レバー15とを連結するため に従来ケース12に設けていた操作面14aを垂直方向に貫通するスリット16 (図3参照)は不要となる。従って、このスリット16からケース12内に異物 が侵入するという従来の問題を解消することができ、かつこの考案における間隙 25は操作面14aと垂直な面内にその開口を有するものとなるため、異物がケ ース12内に侵入しずらく、よって異物の侵入によるプリント基板11や電気部 品13の動作不良や故障を防止することができる。
【0014】 操作面14aが垂直方向に配される場合には、開口21の間隙25が位置する 側を上方にすれば、異物が極めて侵入しずらいものとなる。また、図2に示した ように、間隙25をラビリンス構造とすれば、異物の侵入をほぼ完全に防止する ことができる。 なお、この考案の構成によれば、間隙25は操作面14a側から見えにくいた め、外観的にも見栄えのよい電気部品取付け構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはこの考案による電気部品取付け構造の一実
施例を示す斜視図、BはそのCC断面拡大図。
【図2】この考案による電気部品取付け構造の他の実施
例を示す断面図。
【図3】Aは従来の電気部品取付け構造を示す斜視図、
BはそのCC断面拡大図。
【符号の説明】
12 ケース 13 電気部品 14 操作面板 14a 操作面 15 操作レバー 17 つまみ 21 開口 22 受板 24 連結部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの操作面につまみが設けられ、上
    記ケース内に電気部品が配され、その電気部品より操作
    レバーが上記操作面側に突出し、その操作レバーに上記
    つまみが連結され、上記つまみを上記操作面に沿って往
    復動させて上記電気部品を操作する電気部品取付け構造
    において、 上記つまみが往復動する範囲で上記操作面に開口が形成
    され、その開口内に上記つまみが位置され、 上記操作面と垂直方向から見て上記開口を塞ぎ、上記つ
    まみの内面と摺動接触する受板が上記ケース内に固定さ
    れ、 その受板と、上記ケースの操作面板との間から、上記つ
    まみに連結した連結部が上記往復動方向と直角方向に突
    出し、その連結部に上記操作レバーが連結されているこ
    とを特徴とする電気部品取付け構造。
JP5152293U 1993-09-22 1993-09-22 電気部品取付け構造 Expired - Lifetime JP2540236Y2 (ja)

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JP5152293U JP2540236Y2 (ja) 1993-09-22 1993-09-22 電気部品取付け構造

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JPH0722583U true JPH0722583U (ja) 1995-04-21
JP2540236Y2 JP2540236Y2 (ja) 1997-07-02

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007116783A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Yazaki Corp 配索装置及び当該配索装置の取付構造
WO2008107953A1 (ja) * 2007-03-02 2008-09-12 Pioneer Corporation 表示装置の電源スイッチ
JP2011228251A (ja) * 2010-03-29 2011-11-10 Shin Etsu Polymer Co Ltd 多方向操作部材およびそれを備える電子機器

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JP2011228251A (ja) * 2010-03-29 2011-11-10 Shin Etsu Polymer Co Ltd 多方向操作部材およびそれを備える電子機器

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JP2540236Y2 (ja) 1997-07-02

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